JPH0422709A - 多段式冷却ファン - Google Patents

多段式冷却ファン

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JPH0422709A
JPH0422709A JP12409890A JP12409890A JPH0422709A JP H0422709 A JPH0422709 A JP H0422709A JP 12409890 A JP12409890 A JP 12409890A JP 12409890 A JP12409890 A JP 12409890A JP H0422709 A JPH0422709 A JP H0422709A
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JP
Japan
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cooling fan
main
cooling
fan
air
Prior art date
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Pending
Application number
JP12409890A
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English (en)
Inventor
Katsuo Nagao
長尾 活雄
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は車両、産業機械等の動力源に付設する冷却装置
の多段式冷却ファンに関する。
(従来の技術〕 従来の冷却ファンの斜視図を第7図にエンジン冷却ファ
ンとしての使用例を第8図にそれぞれ示す。即ち、主熱
交換器31とエンジン33の間に冷却ファン30を装着
し、エンジン出力をクランク軸37、クランクプーリ3
8、ファンヘルド39、およびファンプーリ40を介し
て、伝達し、回転する。このようにして冷却ファン30
が回転することによって冷却風をエンジンカバー34の
開口部である冷却風吸入口35より吸入し、側熱交換器
32、主熱交換器3工、を通過させ、冷却ファン30に
よりエンジン33後方へ吐出させ、さらにエンジンカバ
ー34の冷却風排気口36より外部へ吐出させる。
冷却風が主熱交換器31、側熱交換器32を通過するこ
とによって、それらの内部を流れる高温流体との間で熱
交換が行われる。
なお、従来の冷却ファン30はフランジ30b部とブレ
ード30aが一体化構造であり、ブレード30aのねじ
れ角の方向、すなわち、冷却風の吐出方向は第8図で示
す従来例のように外部より、エンジンカバー34内に吸
込む場合の外に、逆にエンジンカバー34内より熱交換
器方向に吐出し、さらにエンジンカバー34の開口部よ
り外部に吐出する構成のものがあるが、その場合は、ブ
レード30aのねじれ角の方向を、前述の方向と逆方向
に形成すれば可能であり、従来の技術としてそのいづれ
も採用されている。
従来の冷却ファンを組込んだ冷却装置としての作用につ
いてみると従来の産業機械、車両等エンジンを動力源と
する冷却装置へ冷却ファン3oを組込み運転する場合の
構成は、冷却ファン1台に対し熱交換器1台が主流であ
るがエンジンに付属した機器、例えばエアコン、油圧ポ
ンプ等で使用される流体の冷却のため熱交換を必要とす
る場合、従来の主熱交換器31の前方位置へ第8図に示
すように直列に更に側熱交換器32を配置し、冷却ファ
ン30の吸入冷却風でともに冷却し、熱交換するもので
ある。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記従来の冷却ファンによる冷却装置には解決すべき次
の課題があった。即ち、冷却ファンの前方位置へ直線上
に直列多段に複数台の交換器を設置する場合、熱交換器
を多段に直列に設置すると、冷却風吸入抵抗の増加で、
1台の熱交換器搭載時に比べ大きく冷却風量が低下し充
分な熱交換ができないという問題があった。
〔ll!題を解決するための手段〕
本発明は上記課題の解決手段として、次の(1)(2)
に記載の多段式冷却ファンを提供しようとするものであ
る。
(1)軸まわりに複数のブレードを備え、回転によって
空気を一方向へ吐出する主冷却ファンと、同主冷却ファ
ンと同軸であってかつ主冷却ファンの回転面より離れた
位置に主冷却ファンの半径より大きな複数のブレードを
備え主冷却ファンとは逆の方向へ空気を吐出する副冷却
ファンとを具備してなることを特徴とする多段式冷却フ
ァン。
(2)上記(1)に記載の多段式冷却ファンにおいて、
副冷却ファンの空気を吐出する方向が主冷却ファンの空
気吐出方向と同方向であることを特徴とする多段式冷却
ファン。
(作用〕 本発明は上記のように構成されるので次の作用ををする
(1)上記(1)の構成にあっては主冷却ファンの吐出
方向と副冷却ファンの吐出方向とが逆向きをなし、かつ
、副冷却ファンの半径が太き(構成されているので、風
路(ダクト)を適切に設けることにより、異った空間領
域から別々に空気を吸入し、それぞれを合流させて熱交
換器の単位面積当りの冷却空気量を増大させることがで
き、冷却性能が高まる。
(2)上記(2)の構成にあっては上記(1)の構成に
おける副冷却ファンの吐出方向を主冷却ファンの吐出方
向と一致させるため、たとえば複数の熱交換器の一つを
主冷却ファンで冷却し、他の熱交換器は別の場所に設け
て副冷却ファンの吐出空気をダクトで導き冷却すること
ができる。この結果、複数の熱交換器を相互に輻射熱等
が影響を及ぼし合わない十分な遠距則に分離して設置で
き、冷却性能が向上する。
(実施例〕 請求項(1)の発明に係る第1実施例の多段式冷却ファ
ンを第1図により説明する。
第1図において(a)は本実施例に係る多段式冷却ファ
ンの斜視図、(′b)は(a)のb矢視図、(C)は(
a)のC矢視図、(d)は(a)の(1−d矢視断面図
である。なお、図中の白抜き矢印は主冷却ファン、副冷
却ファンの風向を模式的に示す。
第1図(a’lにおいて、多段式冷却ファン1は主冷却
ファン2及び副冷却ファン3よりなり、主冷却ファン2
は、従来の冷却ファン30と同等で、ブレード2aとフ
ランジ2bとが一体に構成されている。フランジ2bの
後端面(図の右方)には、第1図fd)に示すようにボ
ルトで締結されたバイブ状の駆動軸3eを介して2段目
冷却ファン用のフランジ3dがボルトで締結され、フラ
ンジ3dの外周部には、断面が丸又は角状で形成された
スポツ3cが放射状に張出され、その先端がリング3b
の内周面で溶接等で締結されている。リング3bの外周
面のスポーク3c延長線上部では、ブレード3aが放射
状に溶接等でリング3bに一体的に固設され副冷却ファ
ン3を構成している。ここでブレード3aは主冷却ファ
ン2と同様に駆動軸3eの軸中心線を中心に回転した場
合、冷却風を吐出できるよう第1図(b)で示すように
ねじれ角−α°を付与されている。ただし冷却風吐出方
向は、第1図(C)で示す主冷却ファン2のブレード2
aのねじれ角+α0に対し上述の通りブレード3aのね
じれ角が反対方向であるので、主冷却ファン2と反対方
向となる。
以上のように主冷却ファン2の後面に駆動軸3eを介し
、駆動軸3eの長さだけ離れた位置で平行面に副冷却フ
ァン3が取付けられた構造である。
なお、副冷却ファン3のブレード3aのねじれ角の変更
は駆動軸3eに対しフランジ3d部で異ったねじれ角を
有するブレード付の副冷却ファンに取替えることによっ
て行なう。
次に上記第1実施例の多段式冷却ファン1をエンジン冷
却装置に用いた例について第4図により説明する。
第4図は従来例の第8図に対応する第1実施例に係る縦
断面図で、図において、主冷却ファン2は従来例と同様
側熱交換器12前面の冷却風吸入口16より冷却風Q、
を吸入し、同時に副冷却ファン3は冷却風吸入口14よ
り吸入した冷却風Qtを吸気ダクト15を経て、側熱交
換器12前面へ吐出し、QI+Qzの合成冷却風として
側熱交換器12、主熱交換器11を通過させ、熱交換後
、主冷却ファン2でエンジンカバー13内をエンジン2
1後方へ吐出し、冷却風排気口17より外部へ排出する
以上の通り、第1実施例によれば主冷却ファン2及び副
冷却ファン3が回転中心よりそれぞれ別々の半径領域で
、かつ、相互に反対方向から冷却風を取り込み、これを
合流させて主熱交換器11、側熱交換器12を冷却する
ので、多段式冷却ファン1の回転数は通常のままで著し
く風量を高めることができ、熱交換器の大型化、冷却フ
ァンの高速化を図ることなく冷却性能を向上できるとい
う利点がある。
次に請求項〔2)の発明に係る第2実施例の多段式冷却
ファンを第2図により説明する。
第2図は第1実施例の第1図に対応する第2実施例の図
で、第1実施例と同様の構成部材には同符号を付し、説
明を省略する。
第2図において、副冷却ファン6のブレード6aは第1
実施例のブレード3aのねしれ角−αに対し、+α°に
取付けられていてブレード2aのねじれ角と同等をなし
ている。その他の構成については第1実施例と同様であ
る。
次に上記第2実施例の多段式冷却ファン4をエンジン冷
却装置に用いた例について第5図により説明する。第5
図は第1実施例に係る第4図に対応する図で、第4図と
同様の構成部材には同符号を付し、説明を省略する。
図において、主冷却ファン2は、第1実施例と同じく主
熱交換器11前面の冷却風吸入口16より冷却風Q1を
吸入しその冷却風Q1は主熱交換器11を通過し熱交換
後、エンジンカバー13内をエンジン21下方へ吐出さ
れ、冷却風排気口18より外部へ排出される。
同時に副冷却ファン6は、前記主冷却ファン2と同じく
冷却風吸入口16より冷却風Q、を吸入し、その冷却風
Q2は、エンジンカバー13内に構成された吸気ダク目
9を経てエンジン21後部に設置された側熱交換器12
を通過し熱交換後、冷却風排気口17より、外部へ排出
される。
以上の通り、第2実施例によれば主熱交換器11と側熱
交換器12とを自由に離して設置できるので、主熱交換
器11と側熱交換器12とが相互に輻射熱等で与熱し合
うことがなく、その結果、冷却性能が向上するいう利点
がある。
次に請求項(1)及び(2)の発明に係る第3実施例の
多段式冷却ファンを第3図により説明する。
第3図は第1実施例の第1図に対応する第3実施例の図
で第1実施例と同様の構成部材には同符号を付し、説明
を省略する。
第3実施例は第1実施例の右方に駆動軸10eを介して
更に2段目側冷却ファン10を設けたに相当する構成を
なし、冷却ファンが回転軸方向に主冷却ファン2、副冷
却ファン3及び2段目側冷却ファン10の3段をなして
いる。
2段目側冷却ファン10は第2実施例の副冷却ファン6
と同等で、相似形をなしブレード10aは同6aに、リ
ング10bは同3bに、フランジ10dは同3dにスポ
ーク10cは同3Cに、駆動軸10eは同3eにそれぞ
れ対応する。
次に上記第3実施例の多段式冷却ファン7をエンジン冷
却装置に用いた例を第6図により説明する。
第6図は第1、第2実施例に係る第4、第5図に対応す
る第3実施例の図で第1、第2実施例と同様の構成部材
には同符号を付し、説明を省略する。
図において、主冷却ファン2と1段目の副冷却ファン3
との関係は前記、第1実施例の場合と同様であり、又主
冷却ファン2と2段目側冷却ファン10との関係は、前
記第2実施例の場合と同様である。
すなわち、主冷却ファン2は主熱交換器11前面冷却風
吸入口16より冷却風Q1を吸入し、また副冷却ファン
3は冷却風吸入口14より冷却風Q:を吸入し、吸気ダ
クト15を経て、主熱交換器11前方で前記冷却風Q1
とQ、が合流し、Q++Qtとして主熱交換器11及び
側熱交換器12aを通過、熱交換後、主冷却ファン2に
よって、エンジン33下部の冷却風排気口1Bより外部
へ排出される。同時に、2段目側冷却ファン10で、冷
却風吸入口19aより吸入された冷却風Q、は、エンジ
ンカバー13で構成された吸気ダク)20を経てエンジ
ン33後方に設置された側熱交換器12bを通過し熱交
換後、冷却風排気口17より外部へ排出される。
第3実施例によれば、上記第1、第2実施例の利点、即
ち熱交換器の単位面積当りの冷却空気量を増大できる利
点、複数の熱交換器を相互に輻射熱の影響し合わない遠
隔の部位に設置できる利点を同時に達成できるという利
点がある。
以上の通り、第1〜第3実施例によれば冷却ファンの回
転を高めることなく、副冷却ファンの取付段数と吸気ダ
クトの構成により吸入冷却風を合流して冷却風を増加し
、或は吸気ダクトの自由な配置による冷却風の分配によ
って側熱交換器の配置の最適個所を自由に選択できるこ
とによって冷却性能を著しく向上できるという利点があ
る。
なお、第1〜第3実施例は、多段式冷却ファンの構成を
2段と3段の例で示したが、2段と3段に限定されるも
のではなく、3段以上であってもよい。また、主冷却フ
ァン、副冷却ファンのブレードの枚数も図示ではそれぞ
れ6枚であるが6枚に限定されるものではなく、本発明
の目的を逸脱しない範囲において増減は自由である。
[発明の効果〕 本発明は上記のように構成されるので次の効果を有する
即ち、主冷却ファンと副冷却ファンの多数のファンで広
い空間から冷却風を吸入でき、それを合流することで、
冷却ファンの回転速度は従来程度のまま冷却風の増加が
図れるため、熱交換器の大型化、冷却ファンの高速化を
行なうことなく冷却性能の向上が達成される。
又、主冷却ファン吐出方向と同方向とする副冷却ファン
の設置とそれに接続する吸気ダクトの構成の組合わせで
冷却風をエンジン後部等周囲へ送風し、別動力源を設け
ることな〈従来設置場所以外の最適位置に新たに側熱交
換器の設置が可能となり、冷却能力の向上が図れる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1実施例の図で、(a)はその多段
式冷却ファンの斜視図、(b)は(a)のb矢視図、(
C)は(a)のC矢視図、(d)は(a)のd−d矢視
断面図、第2図は本発明の第2実施例の斜視図、第3図
は本発明の第3実施例の斜視図、第4図は第1実施例の
多段式冷却ファンを用いたエンジン冷却装置の縦断面図
、第5図は第2実施例の多段式冷却ファンを用いたエン
ジン冷却装置の縦断面図、第6図は第3実施例の多段式
冷却ファンを用いたエンジン冷却装置の縦断面図、第7
図は従来の冷却ファンの斜視図、第8図は第7図の冷却
ファンを用いた従来のエンジン冷却装置の縦断面図であ
る。 l・・・多段式冷却ファン12・・・主冷却ファン。 2a・・・ブレード、    3・・・副冷却ファン。 3a・・・ブレード、     3e・・・駆動軸。 4・・・多段式冷却ファン、6・・・副冷却ファン。 6a・・・ブレード、    7・・・多段式冷却ファ
10・・・2段目副冷却ファン。 10a・・・ブレード、   10e・・・駆動軸11
・・・主熱交換器 12 12a  12b・・・側熱交換器21、33・
・・エンジン。 ン 代 埋入 弁理士 板間 暁 外2名 (C) 第2図 第3図 第4図 第5図 第7図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)軸まわりに複数のブレードを備え、回転によって
    空気を一方向へ吐出する主冷却ファンと、同主冷却ファ
    ンと同軸であってかつ主冷却ファンの回転面より離れた
    位置に主冷却ファンの半径より大きな複数のブレードを
    備え主冷却ファンとは逆の方向へ空気を吐出する副冷却
    ファンとを具備してなることを特徴とする多段式冷却フ
    ァン。
  2. (2)請求項(1)に記載の多段式冷却ファンにおいて
    、副冷却ファンの空気を吐出する方向が主冷却ファンの
    空気吐出方向と同方向であることを特徴とする多段式冷
    却ファン。
JP12409890A 1990-05-16 1990-05-16 多段式冷却ファン Pending JPH0422709A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6396628B1 (en) 1997-08-29 2002-05-28 Olympus Optical Co., Ltd. Microscope transmitted-illumination apparatus
CN102678251A (zh) * 2012-05-24 2012-09-19 山东大学 均匀散热的汽车散热器总成
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CN114522915A (zh) * 2022-01-12 2022-05-24 深圳市华之洋光电科技有限公司 显示屏生产用清洗干燥一体机

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