JPH04227072A - アンモ酸化触媒の再活性化法 - Google Patents

アンモ酸化触媒の再活性化法

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JPH04227072A
JPH04227072A JP3193675A JP19367591A JPH04227072A JP H04227072 A JPH04227072 A JP H04227072A JP 3193675 A JP3193675 A JP 3193675A JP 19367591 A JP19367591 A JP 19367591A JP H04227072 A JPH04227072 A JP H04227072A
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bismuth
catalyst
valence
chromium
ammoxidation
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JP3193675A
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Brigitte Beuke
ブリギツテ・ボイケ
Jens Herwig
イエンス・ヘルビツヒ
Ernst-Friedrich Neeb
エルンスト・フリードリツヒ・ネープ
Nikolaus Paris
ニコラウス・パリス
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Erdoelchemie GmbH
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Erdoelchemie GmbH
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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    • B01JCHEMICAL OR PHYSICAL PROCESSES, e.g. CATALYSIS OR COLLOID CHEMISTRY; THEIR RELEVANT APPARATUS
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    • B01J23/92Regeneration or reactivation of catalysts comprising metals, oxides or hydroxides provided for in groups B01J23/02 - B01J23/36
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本発明は流動床方式のオレフィン類アンモ
酸化で使用される触媒の再活性化法に関する。本発明の
再活性化は再活性化剤を添付して実施する。
【0002】プロピレン又はi−ブテンをアンモニア及
び酸素と反応させてアクリロニトリル又はメタアクリロ
ニトリルを製造するアンモ酸化法は工業的に大規模に実
施されており、非常に重要である。従来から市販され、
大量に使用されてきたアンモ酸化触媒は、その高い初期
活性、特にその高い初期選択性を維持できるのは僅かに
数週間、多くの場合数日間に過ぎず、その後活性は大き
く低下し、特に(メタ)アクリロニトリルに対する選択
性が著しく低下する。その一方でオレフィンの転化率は
、望ましくない副生物、例えばCO、CO2、アセトニ
トリル又はシアン化水素の生成が増加するものの、全体
としてはあまり変わらない。
【0003】希望のニトリルの収量損失を削減するため
に、種々のアンモ酸化触媒の再活性化法が開発されてき
た。ドイツ国特許公告公報明細書(DE−OS)第2,
435,031号では、85重量%のMoO3と15重
量%のSiO2から作成した再活性化剤を使用し、不活
性化した触媒に対して6.4重量%添加して、アクリロ
ニトリル収率を63%から70%に上げることができた
【0004】ドイツ国特許公告公報明細書(DE−OS
)第3,311,521号の方法でも、酸化モリブデン
を高度に添加して使用しており、この方法で不活性化し
たアンモ酸化触媒に対して、2.2重量%の再活性化剤
を添加して、アクリロニトリル収率を例えば65.5%
から72.5%に上げることができた。
【0005】更にドイツ国特許公告公報明細書(DE−
OS)第2,717,579号には、不活性化したアン
モ酸化触媒を、モリブデンとビスマスを(0.5−20
):1のモル比で含み、そして随時燐酸を含んでいて良
い溶液で含浸処理する再活性化法が記載されている。 最適な場合、アクリロニトリル選択性が転化プロピレン
基準で76.7%から92.8%に上昇し、その結果ア
クリロニトリル収量は71.2%に上げることができた
【0006】更にドイツ国特許公告公報明細書(DE−
OS)第3,123,521号では、使用したアンモ酸
化触媒を再焼成して得た微粉末を再活性化剤として、不
活性化した触媒に1:3の割合で添加して再活性化を達
成している。この方法で、収率は約5%改善された。
【0007】極く一般的に言って、アクリロニトリル収
量は、勿論不活性化した触媒を未使用触媒でその全量又
は少なくとも部分的に置き換えれば、高水準で維持でき
るか、又は低下した価をそれよりも高い水準に引き上げ
ることができる。この最後に挙げた方法の欠点は、目的
の効果を挙げる、又は維持する為には新触媒が比較的大
量に必要なことである。単なる部分置換でさえも、1年
間に最初に反応器に充填した触媒の更に50重量%の新
触媒を必要とする。
【0008】驚くべきことに不活性化したアンモ酸化触
媒及び公知の方法で再活性化したアンモ酸化触媒の両者
とも、下記に記載したSiO2担体上に担持した混合酸
化物を再活性化剤として使用すれば、その収率を更に改
善できることが発見された。即ち、オレフィン類のアン
モ酸化に使用される流動床触媒の、再活性化剤を添付し
て実施する再活性化法において、該再活性化剤としてS
iO2担体に担持させた下記式
【0009】
【化2】          Mo20AaBbCcO
x                        
(I) 式中Aは燐及び/又はクローム又はビスマスを表し、B
は、Aが燐及び/又はクロームを表す場合はビスマス、
ニッケル、鉄、及びコバルトからなる群れからの1種ま
たはそれ以上の金属を示し、そしてAがビスマスを表す
場合は燐及び/又はクロームを表し、Cはタングステン
及び/又はテルルを表し、aは0.3ないし2の価をと
り、bとcは互いに独立に0ないし6の価をとり、そし
てxは金属類の原子価によって定められる価を示す、の
混合酸化物を使用することを特徴とする再活性化法が発
見された。
【0010】好ましい実施態様において、式(II)

0011】
【化3】          Mo20A′dB′eC
fOy                  (II) 式中A′は燐又はビスマスを表し、B′はA′が燐を表
す場合はビスマス、ニッケル、鉄及びコバルトからなる
群れからの1個又はそれ以上の金属を示し、そしてA′
がビスマスを表す場合は燐を示し、Cはタングステン及
び/又はテルルを示し、dは0.6ないし1.8の価を
とり、e及びfは互いに独立に0ないし5の価をとり、
そしてyは金属類の原子価によって定まる価をとる、の
混合酸化物は、SiO2担体に担持させる。
【0012】混合酸化物中の酸素の量、即ち指数x及び
yは、金属類の原子価の要求によって決まる価をとる。 こうした要求は、酸化触媒技術分野の熟達者の間では良
く知られている。本発明の場合、Mo、A又はA′、B
又はB′及びCの元素が存在すると、x及びyは酸化条
件下で最も安定な価を取ると考えられている。
【0013】混合酸化物のSiO2担体に対する重量比
は(0.25ないし1.5):1、好ましくは(0.5
ないし1.2):1である。
【0014】本発明で使用する再活性化剤の製造は,S
iO2担体に、混合酸化物になる元素の化合物の1種又
はそれ以上の水溶液を、原則的に公知の方法で散布する
か、又は含浸させるか、又は混合し、次いでこうして得
られたSiO2担体を乾燥、焼成して行う。
【0015】適当なSiO2担体は、粒径が200μ以
下、例えば10ないし200μ、好ましくは30ないし
160μの微粒状SiO2である。しかし、SiO2担
体としてSiO2ゾルを使用することも可能であり、元
素化合物の水溶液を添加して得られた懸濁液はスプレー
乾燥によって、該粒径の微粒SiO2分散液を使用して
得られるのと同じ粒径になる。
【0016】含浸には、元素化合物の水溶液、例えばヘ
プタモリブデン酸アンモニウム、燐酸2水素アンモニウ
ム、硝酸クローム(III)、硝酸ビスマス、タングス
テン酸及び/又はテルル酸及び成分グループBからの金
属の硝酸塩の水溶液を使用する。硝酸塩に代わってその
他のアニオンの塩、例えば酢酸塩なども原則的には使用
することができる。水溶液が加水分解し、酸化性元素化
合物を沈澱させる傾向がある場合、少量の硝酸を添加す
ると溶液状態を保持することができる。水溶液中の元素
化合物の含量は、原則的には広範囲で変化させることが
できる。しかし水を多量に使用しないように、比較的高
濃度から飽和濃度一歩手前の濃度、例えば約50重量%
の水溶液が使用される。
【0017】微細に分散したSiO2の内部表面積は一
般に100ないし600m2/g、好ましくは250な
いし500m2/g である。
【0018】混合酸化物は、原則としてモリブデンと成
分グループAからの1種の元素を含む。それに成分グル
ープBからの1種又はそれ以上の金属を上記の方法で添
加することができる。更にタングステン及びテルルを、
この混合物に加えることができる。このようにして本発
明で使用する再活性化剤の混合酸化物に含まれる2種類
、3種類、あるいは4種類の成分を組み合わせ、例えば
下記のような混合酸化物を得ることができる。
【0019】   Mo/(P,Cr)      (III)、  
      Mo/Bi    (IV)  Mo/(
P,Cr)/(Bi,Ni,Fe,Co)      
(V)  Mo/Bi/(P,Cr)        
  (VI)  Mo/(P,Cr)/(Bi,Ni,
Fe,Co)/(W,Te)  (VII)  Mo/
Bi/(P,Cr)/(W,Te)      (VI
II)これら各種の再活性化剤形式を示したリストでは
、原子数及び酸素を示す指数が簡単のために省いてある
。タングステン及び/又はテルルを更に使用する場合は
、これらの元素は好ましい方法でモリブデンの一部と置
き換わり、以下のように、Mo+(W,Te)/(P,
Cr)/(Bi,Ni,Fe,Co)  (VIIa)
Mo+(W,Te)Bi/(P,Cr)(VIIIa)
で最後に挙げた形式(VII)及び(VIII)が置き
換わる。
【0020】括弧内の成分グループからの元素は、その
中に同成分グループの元素全部が示されている場合、そ
の1種又はそれ以上が同時に存在することができる。
【0021】混合酸化物用各種成分をSiO2担体に担
持させる順序は原則的に任意に行うことができる。しか
し、それぞれ化合物の形で、モリブデンと成分グループ
Aでまず含浸し、次いで成分グループBが存在するとき
は同成分を、各々適当な化合物の形で含浸させるのが最
も有利であることが判った。
【0022】引き続く乾燥は90ないし150℃、減圧
下で実施するのが適当であれば110ないし130℃で
行う。
【0023】乾燥後、含浸したSiO2担体は、600
ないし800℃、好ましくは650ないし750℃で、
5ないし60分間の範囲で、焼成温度の関数として決ま
る時間焼成する。こうして得られた再活性化剤は、上述
したアニオン類(例えば硝酸基又は酢酸基)が脱離し、
その比表面積は1ないし100m2/g,好ましくは5
ないし50m2/g、特に好ましくは10ないし30m
2/gである。比表面積は焼成温度及び焼成時間を変え
ることによって希望の価に設定できるが、その原則は当
技術分野の熟達者には公知であり、簡単な予備試験によ
って高信頼度で決定できる。
【0024】再活性化するオレフィンアンモ酸化用流動
床触媒は、公知であり、工業的に使用されており、例え
ば米国特許(US Patent)第3,642,93
0号、及び第3,471,556号、そしてドイツ国特
許公告公報明細書(DE−OS)第2,147,480
号に記載されている。本発明は特に好ましくは、プロピ
レンをアクリロニトリルに変換するのに使用するアンモ
酸化触媒に適用する。
【0025】本発明の方法の大きな利点は、再活性化毎
の再活性化剤の量が、再活性化する触媒の単位量に対し
て比較的少量で済み、0.1ないし5重量%、好ましく
は0.4ないし2重量%であることである。同じように
驚くべきことは、本発明の方法による再活性化効果が長
く維持されることで、触媒活性を維持するのに、僅か数
週間に1回の割合で再活性化剤添加による再活性化、な
いし触媒更新による再活性化を添加する実施して行けば
良い。これに対して従来の新触媒添加による触媒再活性
化で同様な効果を得るには、数日の間隔で触媒を定期的
に更新して行かねばならない。かくして、本発明の方法
による更新再活性化は数週間(約4ないし6週間)の間
隔で一般に実施され、1年間に必要な再活性化は1年間
に約10ないし13回、場合により僅か10回又は11
回である。勿論もっと再活性化間隔を短くし、その分添
加量を少なくして、本発明の再活性化剤を使用すること
も可能である。アクリロニトリルの場合、再活性化剤の
消費量はアクリロニトリル1トン当たり約0.05ない
し0.2kgである。
【0026】(メタ)アクリロニトリルの収量増加は、
添加する再活性化剤の量、及びアンモ酸化触媒の再活性
化前に落ち込んだ収率レベルによって、その達成水準が
変わってくる。収率水準がそれ程低い価まで落ちなかっ
た場合、再活性化は低水準にまで落下した触媒の場合よ
り少ししてやれば良い。典型的には、収率増加の価(Δ
収率)は75ないし78%、又は72から75ないし7
6%である。収率水準、再活性化剤の量、及びΔ収率の
間の関係については、実施例でより詳細に説明する。
【0027】本発明の方法の更に優れた利点は、その組
成が単純なため、再活性化剤の製造が、より複雑な構造
を有する新規使用触媒より容易であることであり、この
点からも(メタ)アクリロニトリル製造の経済性を確実
に改善する。
【0028】
【実施例】
実施例A  (再活性化剤の製造、実験室規模)粒子径
が160μ以下のSiO2担体物質(Messrs.H
ermann製)15.03gを最初に導入し、15m
lの水に溶解した14.96gのヘプタモリブデン酸ア
ンモニウム(4H2O)、そして4mlの水に溶解した
0.325gの燐酸2水素アンモニウムで含浸し、更に
7gの水に溶解した5.48gの硝酸ビスマスを含浸さ
せた。
【0029】2回目の含浸が終わってから、得られた混
合物を130℃で乾燥、そして750℃で15分間焼成
して、比表面積14.7m2/gが得られた。
【0030】その他の下記の表に示した再活性化剤は、
同じ方法で、テルル酸、タングステン酸及びその他の化
合物の溶液も、その組成に従って適宜使用して製造した
【0031】実施例B  (再活性化剤製造、工業規模
)18.31kgのSiO2ゾル(Naで安定化、濃度
40重量%)を3.17kgの燐酸2水素アンモニウム
溶液(濃度5重量%)、21.44kgのヘプタモリブ
デン酸アンモニウム溶液(濃度34重量%)、及び7.
08kgの硝酸ビスマス(濃度30重量%の硝酸に溶解
、濃度37.7重量%)と混合した。得られた混合物を
連続的に運転するスプレードライヤーに供給して水を除
去し、粒子の形がほぼ球形である、粒径分布が希望の1
0ないし150μの範囲にある粒子を得た。
【0032】スプレードライヤーで乾燥した混合物を、
バッチ式回転炉中500℃で20分間加熱して硝酸基を
除去した。次いで690℃で10分間焼成して、比表面
積15.7m2/gを得た。
【0033】触媒使用実施例と比較実施例一般操作(実
験用反応器) L/D(長さ/直径)比が29であり、容量が1,60
0mlの鋼鉄製反応器中で、550gのモリブデン/ビ
スマスを主要成分としたアンモ酸化触媒を、温度445
℃、絶対圧力1.8barで、217g/時間の空気、
14.5g/時間のアンモニア、及び30.24g/時
間のプロピレンで処理した。
【0034】反応ガスの転化率、選択性、ACN及びΔ
収率(収率増加)をバランス法によって分析、評価した
【0035】触媒使用実施例と比較実施例一般操作(工
業規模の反応器) 高さ22.56mそして直径が4mの工業規模の大きな
反応器中で、28.6トンのモリブデン/ビスマスを主
要成分としたアンモ酸化触媒を18トン/時間の空気、
1.2トン/時間のアンモニア、及び2.57トン/時
間のプロピレンで処理した。反応圧力は1.98bar
(絶対圧)、そして温度はその中で水が蒸発する冷却層
を用いて445℃に維持した。
【0036】反応ガスは上記したバランス法によって分
析、評価した。
【0037】以下に示す表中、実施例1ないし9は比較
用であり、10ないし21は同じ再活性化剤を異なる触
媒に適用した例であり、そして23ないし38は異なる
再活性化剤を適用した例である。
【0038】実施例1、3及び5ないし9では、モリブ
デン/ビスマスを主要成分としたACN触媒の消耗の程
度が異なり、実施例2では、実施例1の触媒に0.7重
量%の新しい触媒を添加した。又実施例4では同再活性
化剤それ自体(100%)の触媒効果を見た。成分比は
原子数で示してある。
【0039】
【表1】
【0040】
【表2】
【0041】
【表3】
【0042】本発明の主なる特徴及び態様は下記のよう
である。
【0043】1.  オレフィン類のアンモ酸化に使用
される流動床触媒の、再活性化剤を添付して実施する再
活性化法において、該再活性化剤として、SiO2担体
に担持させた下記式
【0044】
【化4】          Mo20AaBbCcO
x                      (I
) 式中 Aは燐及び/又はクローム又はビスマスを表し、Bは、
Aが燐及び/又はクロームを表す場合はビスマス、ニッ
ケル、鉄、及びコバルトからなる群れからの1種または
それ以上の金属を示し、そしてAがビスマスを表す場合
は燐及び/又はクロームを表し、Cはタングステン及び
/又はテルルを表し、aは0.3ないし2の価をとり、 bとcは互いに独立に0ないし6の価をとり、そしてx
は金属類の原子価によって定められる価を示す、の混合
酸化物を使用することを特徴とする再活性化法。
【0045】2.混合酸化物が下記式
【0046】
【化5】          Mo20A′dB′eC
fOy                  (II) 式中 A′は燐又はビスマスを表し、 B′は、A′が燐を表す場合はビスマス、ニッケル、鉄
、及びコバルトからなる群れからの1種またはそれ以上
の金属を示し、そしてA′がビスマスを表す場合は燐を
表し、 Cはタングステン及び/又はテルルを表し、dは0.6
ないし1.8の価をとり、eとfは互いに独立に0ない
し5の価をとり、そしてyは金属類の原子価によって定
められる価を示す、で示されることを特徴とする上記第
1項の方法。
【0047】3.混合酸化物のSiO2担体に対する重
量比が(0.25ないし1.5):1、好ましくは(0
.5ないし1.2):1であることを特徴とする重量比
が第1項の方法。
【0048】4.SiO2担体に、混合酸化物になる元
素化合物の1個又はそれ以上の水溶液を散布するか、含
浸するか、又は混合し、次いで乾燥そして最後に600
ないし800℃の温度範囲で焼成することを特徴とする
上記第1項の方法。
【0049】5.使用するSiO2担体の粒径が200
μ以下、好ましくは10ないし200μ、特に好ましく
は30ないし160μであることを特徴とする上記第4
項の方法。
【0050】6.SiO2担体としてSiO2ゾルを使
用し、混合酸化物になる元素化合物を加えてから、スプ
レー乾燥することを特徴とする上記第4項の方法。
【0051】7.再活性化剤を、その比表面積が1ない
し100m2/g、好ましくは5ないし50m2/g、
特に好ましくは10ないし30m2/gになるように焼
成することを特徴とする上記第6項の方法。
【0052】8.再活性化剤の添加量が、再活性化毎に
、再活性化する流動床用触媒の重量に対して0.1ない
し5重量%、好ましくは0.4ないし2重量%であるこ
とを特徴とする上記第1項の方法。
【0053】9.オレフィンのアンモ酸化がプロピレン
のアンモ酸化であることを特徴とする上記第1項の方法

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  オレフィン類のアンモ酸化に使用され
    る流動床触媒の、再活性化剤を添付して実施する再活性
    化法において、該再活性化剤として、SiO2担体に担
    持させた下記式 【化1】          Mo20AaBbCcO
    x                        
    (I) 式中Aは燐及び/又はクローム又はビスマスを表し、B
    は、Aが燐及び/又はクロームを表す場合はビスマス、
    ニッケル、鉄、及びコバルトからなる群れからの1種ま
    たはそれ以上の金属を示し、そしてAがビスマスを表す
    場合は燐及び/又はクロームを表し、Cはタングステン
    及び/又はテルルを表し、aは0.3ないし2の価をと
    り、bとcは互いに独立に0ないし6の価をとり、そし
    てxは金属類の原子価によって定められる価を示す、の
    混合酸化物を使用することを特徴とする再活性化法。
JP3193675A 1990-07-13 1991-07-09 アンモ酸化触媒の再活性化法 Pending JPH04227072A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE4022416.3 1990-07-13
DE4022416A DE4022416A1 (de) 1990-07-13 1990-07-13 Verfahren zur reaktivierung von ammoxidationskatalysatoren

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH04227072A true JPH04227072A (ja) 1992-08-17

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