JPH04226076A - 半導体装置 - Google Patents

半導体装置

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JPH04226076A
JPH04226076A JP3112206A JP11220691A JPH04226076A JP H04226076 A JPH04226076 A JP H04226076A JP 3112206 A JP3112206 A JP 3112206A JP 11220691 A JP11220691 A JP 11220691A JP H04226076 A JPH04226076 A JP H04226076A
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electrical
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サージィ ラーイ
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    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L29/00Semiconductor devices adapted for rectifying, amplifying, oscillating or switching, or capacitors or resistors with at least one potential-jump barrier or surface barrier, e.g. PN junction depletion layer or carrier concentration layer; Details of semiconductor bodies or of electrodes thereof  ; Multistep manufacturing processes therefor
    • H01L29/66Types of semiconductor device ; Multistep manufacturing processes therefor
    • H01L29/68Types of semiconductor device ; Multistep manufacturing processes therefor controllable by only the electric current supplied, or only the electric potential applied, to an electrode which does not carry the current to be rectified, amplified or switched
    • H01L29/76Unipolar devices, e.g. field effect transistors
    • H01L29/7606Transistor-like structures, e.g. hot electron transistor [HET]; metal base transistor [MBT]

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は論理動作を行うために使
用することができる半導体装置及びこの様な半導体装置
を有する電子論理装置に係り、特に実空間転送半導体装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】実空間転送(RST)素子は、例えば、
F.Capasso他著「ヘテロジャンクション  バ
ンド  ディスコンティニュァティーズ:フィジックス
  アンドデバイス  アプリケーションズ(Hete
rojunction  Band  Discont
inuities:Physics  and  De
vice  Applications)」、編集者 
 Elsevier、1987、の特に513頁〜53
7頁に記載されているように当業者に公知である。従来
のRST素子は、例えば、米国特許第4,903,09
2号明細書に記載されているように、電荷注入トランジ
スタ(CHINT)又は負性抵抗電界効果トランジスタ
(NFRFET)、及び、熱電子消去可能なプログラム
可能ランダムアクセスメモリ(HE2PRAM)などと
呼ばれるトランジスタである。
【0003】簡単に説明すると、このトランジスタは、
第1の伝導領域から第2の伝導領域への熱電子の実空間
転送に基づく3端子素子である。ソース、ドレインと呼
ばれるこの2つの伝導領域は、障壁領域により分離され
、チャネルと呼ばれる2つの接触面を持つ伝導領域の1
つの面と個々に接触させられる。
【0004】ソースードレインバイアスVsdの印加に
より、チャネル電子が加熱され、第2の伝導層内への電
荷の注入が生じる。このチャネルは熱電子エミッタとし
て動作し、第2の伝導層はコレクタとして動作する。本
明細書では、この用語を使用することにする。上記のト
ランジスタは、ソースードレイン特性において強力な負
の差動抵抗(NERFET動作)と、ソースードレイン
電圧による注入電流Icの効率的な制御(CHINT動
作)を示す。
【0005】HE2PRAMは、上記の素子の他にエミ
ッタとコレクタの両方に接触する「深い」ドレインを有
している。また、従来のRST素子からなる論理回路も
公知である。例えば、上記の研究論文の520頁には、
2つのNERFETからなる論理回路が開示されている
【0006】
【発明が解決しようとする課題】当業者は、新規な動作
特性を持つ素子を入手可能にすることが望まれているこ
とをよく知っている。これは、このような素子により以
前達成できなかった機能を達成でき、又は、経済的に達
成できるからである。例えば、従来技術により、AND
、NORなどの基本的な論理機能を実現するには、一般
にトランジスタのような能動素子を多数必要とする。
【0007】単一の能動素子のみを有する論理素子でこ
れらの論理機能を実現し、素子の数及びゲートの遅れの
数を減少することができることは、経済的な観点及び性
能の観点から望ましいことは明らかである。第2に、従
来技術において2個以上の別々の論理素子を必要として
いた論理機能一つの素子で実行できるようにすることは
非常に望ましい。
【0008】第3に、第1又は第2の論理機能のいずれ
をも実行することができる素子を入手可能にすることは
非常に望ましいことである。
【0009】本発明は、従来複数の能動電子素子によっ
てのみ達成できた論理機能を単一の能動電子素子からな
る電子論理素子により達成できる半導体装置及びこの半
導体装置からなる電子論理装置を提供することを目的と
する。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、単一の能動電
子素子からなる電子論理素子、この新規な論理素子から
なる装置、再プログラム可能な論理回路又は自己組織論
理回路を備えた装置を含む。特に、この新規な論理素子
は、少なくとも3個の入力端子を有し、単一の論理素子
では従来達成することができなかった真理値表により表
される変換を行う。
【0011】例えば、本発明の論理素子は、3つの入力
端子を有し、その2つは電気的に接続される。また、従
来複数の論理素子の組合せによってのみ実現できた論理
機能(XNOR)を達成する2つの入力端子を有する単
一の論理素子からなる装置も開示する。
【0012】特定の態様では、本発明は新規な半導体R
ST素子である。この素子は、第1の方向に空間的に順
次設けられた3つの半導体領域を有している。これらの
領域は、順次、チャネルすなわちエミッタ領域、障壁領
域及びコレクタ領域と呼ばれる。障壁領域は、エミッタ
とコレクタとの間のポテンシャル障壁を形成するような
構成を有する。
【0013】この素子は、エミッタに対する互いに離れ
た第1、第2、第3の電気接点を有し、この第1、第2
及び第3の電気接点のいずれもコレクタとは電気的に接
触しない。さらに、この素子は、エミッタ領域に電気的
に接触しないコレクタへの電気接点を有する。エミッタ
からコレクタへ注入された電荷キャリアは、熱電子また
は熱ホールとすることができるが、前者が一般的に好適
である。
【0014】この新規なRST素子の少なくとも現在最
適な実施例では、電圧Vsdが一定の場合、コレクタ接
点への電流Ic(場合によってはコレクタ接点からの電
流)は、この素子の与えられた一般的電気状態の全ての
電気状態において実質的に一定である。
【0015】換言すれば、これらの好適な実施例では、
一定の電圧Vsdが加えられる入力接点のどの対にも関
係なく、そして、残りの入力接点に対しその対を成す接
点のどの部材が接続されているかに関係なくIcがほぼ
同一となるように接点が構成されている。特定の電気状
態のIcは、電流がせいぜい25%のだけ異なる場合、
他の電気状態(この両状態は、同一の一般的な電気状態
に属する)のIcと「ほぼ同一」である。
【0016】他の実施例では、本発明は、本発明による
少なくとも1つの素子を有する多数の論理素子を備えた
装置である。一定の論理素子は、少なくとも2つの入力
端子と1つの出力端子を有する多数の端子を備えている
。論理素子の少なくとも1つの出力端子は、他の論理素
子の少なくとも1つの入力端子に接続されている。
【0017】各論理素子には、論理機能(例えば、論理
AND、論理ORなど)が関係している。本発明による
少なくとも1つの論理素子の入力端子の1つ(「制御」
端子と呼ぶ)には、論理0又は論理1に対応する電気信
号を「制御」端子に加えるに適した電気手段が接続され
ている。この論理素子は「再プログラム可能」素子と呼
ぶことにする。
【0018】換言すれば、この電気手段は、「制御」端
子を論理0か論理1のいずれかにすることによって再プ
ログラム可能素子の電気状態を変えるようにしてある。 例えば、この電気手段は、他の論理素子の出力端子であ
るか、又は、それらは外部信号源である。
【0019】再プログラム可能素子は、「制御」端子が
論理0である場合には第1の論理機能を発揮し、「制御
」端子が論理1の場合には第2の論理機能を発揮する。 外部電気手段により切り換え可能な再プログラム可能論
理ユニットを含む論理回路は、「再プログラム可能」論
理回路と呼ぶことにする。
【0020】他の論理素子の出力から得られた電圧、ま
たはこの論理素子の出力により制御される電圧の「制御
」端子への印加などの内部電気手段により切り換え可能
な再プログラム可能論理素子を含む論理回路は、「自己
組織」論理回路と呼ぶことにする。
【0021】本願における「論理素子」は、少なくとも
2つの入力端子と出力端子を有する回路素子である。こ
の回路素子は、2進入力信号を受け、この入力信号に対
し所定の変換を行い、そして、結果として生じる2進出
力信号を出力端子に提供する。論理素子の例は、AND
素子、OR素子、NAND素子、NOR素子、及びEX
CLUSIVEーNOR(XNOR)素子である。
【0022】本願における「論理機能」とは、論理素子
により提供される変換である。例えば、AND論理素子
は、AND論理機能を提供する。即ち、その出力は、A
ND真理値表に記載された方法で入力に依存する。論理
素子の「電気状態」とは、入力端子に加えられる電気信
号の全体である。2つの入力端子(A、B)を持つ論理
素子としては、特定の電気状態は、A=1、B=0、別
の特定の状態とは、A=0、B=1である。ここで1と
0は、従来と同じように使用される。
【0023】論理素子の「一般的な」電気状態とは、入
力端子に加えられた電気信号の組合せである。従って、
例えば、A=1、B=0と、A=0、B=1とは同じ一
般的な電気状態である。それは、両方の場合の組合せが
、論理0と論理1であるからである。
【0024】
【実施例】図1は、従来技術によるRST素子の特徴及
びこれに関連するエネルギー帯の概略を示す。図1にお
いて、10は半絶縁基板(例えば、InP)、11はコ
レクタ領域(例えば、約500nm  n+InGaA
s)、12は障壁領域(例えば、200nm未ドープI
nAlAs)、13はエミッタ領域(例えば、50nm
  InGaAs、1016cmー3Si)である。1
4、14’は2つの「チャネル」接点、15はコレクタ
接点である。
【0025】図1のエネルギー帯の図において、16は
コレクタ接点15に加えられる電圧Vc=0の場合の伝
導帯端、17はVc>VTの場合の伝導帯端である。V
Tは、エミッタ領域13が本質的にドープされていない
場合、Vc<VTであれば自由電子がチャネルに本質的
に存在しないが、Vc>VTであれば自由電子がチャネ
ル内に誘導されるという条件により定義されるこの素子
に関連するしきい値電圧である。
【0026】18は自由電子であり、EFはフェルミエ
ネルギーを示す。原理的には、VTは、正の電圧である
必要はない。例えば、障壁領域12は、「通常オン」チ
ャネルを誘導するように、変調ドープドナー層を有する
ものであってもよい。
【0027】図2は、図1に示したトランジスタのVs
d対Ic特性の一例を示す。この場合、Icは、接点1
5への電流であり、Vsdは、チャネル接点14と14
’の間に加えられた電圧である。
【0028】次に、本発明の一実施例によるRST素子
について説明する。この新規な素子は、エミッタに対す
る少なくとも3つの接点を有するので、従来のRST素
子とは構造的に明確に異なる。明確化のために、ここで
の説明は、主に、3つのエミッタ接点を有する素子につ
いて行う。本実施例による素子は、図1に示した層構造
とほぼ同様な構造を有するが、エミッタ接点の数及び配
列について異なる。
【0029】図3は、本発明の一実施例によるRST素
子のエミッタ接点構成の概略を平面図で示す。図3にお
いて、領域30、31、32はエミッタ接点である。チ
ャネルは図示していない。接点30、31、32をそれ
ぞれ端子A、B、Cとし、このRST素子のコレクタ接
点(図1の15に相当するが、図3では示していない)
を「出力」とすると、素子の特性は、表1に示す真理値
表に対応する。
【0030】コレクタ電圧は、コレクタ層に直接的には
加えられず、適当な抵抗負荷を介して加えられる。この
適当な抵抗負荷は、抵抗であってもよいが、当業者に公
知であるディプリーションモード型トランジスタが望ま
しい。
【0031】この抵抗負荷の値は、一般的には、適切な
印加電圧Vsdが存在しない場合の障壁抵抗に比較して
低く、適当な電圧Vsdが加えられてチャネル電子の「
加熱」及びRSTの誘導をもたらすときの障壁上のソー
スーコレクタ通路の抵抗に比較して高い。
【0032】従って、コレクタ層の電位は、RSTが存
在しない場合にはハイ(論理レベル1)で、RSTが存
在する場合にはロー(論理レベル0)である。
【0033】図10は、本発明の一実施例によるRST
素子を抵抗手段及び電源と組み合わせた構成を概略的に
示す。この組合せ構造100は本発明の論理素子の一実
施例であり、101、102、103はそれぞれRST
素子のエミッタ、障壁、コレクタを示し、1040、1
041、1042は入力端子、105、106、107
は出力端子、負荷抵抗、電圧源をそれぞれ示す。
【0034】
【表1】
【0035】端子Cを論理1に固定した場合、この素子
は論理ANDユニットとして機能し、端子Cを論理0に
固定した場合、この素子は論理NORユニットとして機
能する。どのような2進論理も、NOT素子と組み合わ
せることにより、この2つの論理機能の何れかにより構
成することは周知である。
【0036】NOT素子、即ち、インバータは、端子B
、Cの両方を単に0にセットすることによって得られ、
出力はNOT(A)となる。もちろん、インバータの構
成には、3つの電極は必要ではなく、NOT機能は、例
えば、図1における基本的なCHINT装置から直接得
ることができる。
【0037】当業者に認識できるように、上記の真理値
表は、従来のどんな論理要素の真理値表とも異なってお
り、従来技術によっては複数の論理素子の組合せによっ
てのみ得ることができるものである。従って本発明の素
子は、新規な論理要素を形成することができる。ここで
、この新規な要素を「NORAND」と呼ぶことにし、
NORAND要素については図5で示した回路記号を提
案する。
【0038】上記の3入力NORAND要素は、図8に
示した汎用性のあるNORAND論理要素を簡略化した
特定の実施例である。図8において、この論理要素は、
N個の入力端子(Nは2以上の整数である)と1つの出
力端子を有する。X1、X2、・・・Xnは、0または
1のいずれかの値を有するN個のブール入力を意味し、
f(X1、X2・・・Xn)は、入力X1、X2、・・
・Xnに依存する 0または1の値を有するブール出力
である。
【0039】この汎用性のあるNORAND論理要素に
より提供される論理機能は、次式のように定義すること
ができる。
【数1】 ここで、右辺の第1項は入力全体の論理ANDを表し、
第2項は入力全体の反転の論理ANDを表し、そして、
「+」は論理ORを意味する。
【0040】当業者に認識されるように、上式で定義さ
れる論理要素は、図9に記号的に示したように構成する
ことができる。この場合、論理要素91はn入力AND
素子、論理素子92はn入力NOR素子、論理素子93
は2入力OR素子である。
【0041】図9から明らかなように、従来技術による
NORAND機能の構成では、3個の論理素子を必要と
し、信号は2つのゲート遅延を経験する。一方、本実施
例によるNORAND素子は、単一の論理素子である。
【0042】従来技術によるAND、NOR、ORなど
の論理素子は、一般には、複数の能動素子を必要とする
が、本実施例によるNORAND素子は、単一の能動素
子で構成することができる。従って、本実施例による論
理素子からなる論理回路は、より少ない数のゲート遅延
とすることができ、等価な従来技術による等価な回路よ
りも面積が少なくてすむ。
【0043】例えば、2端子NORAND素子(1つの
入力端子を除き全ての入力端子が互いに電気的に接続さ
れているn端子(n>2)NORAND素子と等価であ
る)はXNOR論理素子であり、例えば、2進加算器に
使用することができる。汎用性あるNORAND素子に
ついての上記の定義は、n=2の場合には次式となる。
【0044】
【数2】 ここで、+を丸で囲む印は、EXCLUSIVE−OR
を意味する。従来の素子でXNOR論理機能を実現する
には、一般的には、3個のゲートが必要であり、2ゲー
ト遅延が生じる。従って、従来技術によるXNOR機能
の実現は、効率的でないが、本実施例による素子では非
常に簡単にかつ効率的に実現することができる。
【0045】2端子NORAND素子が2端子NXOR
素子と等価であったとしても、n端子(n>2)NOR
AND素子はn端子XNOR素子とは等価ではない。本
発明による全ての論理素子は、全ての入力が同一の論理
状態(1または0)である場合にのみその出力が論理1
となり、全ての入力が同一の論理状態にない場合には出
力は常に論理0となるという特性を有している。
【0046】NORAND素子の少なくとも3つの入力
端子は論理的に同一のものであるが、このうち1つの端
子は制御端子として使用され、残りの端子は論理入力端
子として使用されることが多いと考える。
【0047】本実施例による単一の3端子素子は、3つ
のチャネル接点のうち制御端子と呼ばれる1つの端子に
加えられたバイアスに依存して、論理AND又は論理N
ORの何れかを構成することができる。
【0048】この3端子素子には、複雑な論理の設計を
大いに簡単化し、どんな論理プロセスについてもゲート
遅延の数を大いに減少させることができるばかりでなく
、回路の論理ユニットの制御端子を再バイアスすること
により、または回路自体の内部作用により、論理回路の
簡単な再構成をも可能にするという利点がある。
【0049】図6は、本発明の一実施例による回路60
の一部を示す。66は適当な支持手段、610、611
、612は論理素子である。この論理素子610、61
1、612は、本発明の素子からのみなる組み合わせ、
または一部が本発明の素子からなる組み合わせである。
【0050】62はNORAND素子、630、631
、632、633は論理入力端子、64はNORAND
素子62の制御端子、65は出力端子である。図6は、
再プログラム可能論理回路を表している。
【0051】図7は、本発明の他の一実施例による回路
70の一部を示す。73は回路基板のような適当な支持
手段、710、711、712、713は論理素子であ
る。この論理素子710、711、712、713は、
本発明の素子からのみなる組み合わせ、または一部が本
発明の素子からなる組み合わせである。740、741
、742、743、744、745は論理入力端子、7
2はNORAND素子、75は出力端子である。図7は
、自己組織論理回路を示している。
【0052】当業者に理解されるように、もちろん再プ
ログラム可能、かつ自己組織の両方の機能を持つ論理回
路を設計することも可能であり、このような論理回路も
本発明に含まれる。
【0053】本発明による素子は、図3に示したような
電極構成を有する必要はない。図4に、最適な接点構成
の実施例を示す。図4において、基板10の上には、コ
レクタ11、その上には障壁層22、この障壁層22の
上にチャネル領域(エミッタ)13がある。40は導電
性の半導体キャップ層、41は適当な接点を示す。
【0054】端子42は出力端子であり、端子A、Bは
入力端子、端子Cは制御端子である。なお、この制御端
子Cは、分割外側端子である必要はない。
【0055】本実施例による素子は、GaAs/AlG
aAs系、InGaAs/InAlAs系を含む種々の
材料系で構成することができる。熱電子ではなく熱ホー
ルに基づくRST素子は、Ge1ーxSix/Si系で
構成される。このような系も、本発明による素子に使用
することができる。
【0056】現在、InPに格子整合したInGaAs
/InAlAs系が特に好都合であると考える。これは
、その電子構造の特定の特徴のために、この材料系で構
成される素子は、Vsd対Id特性の山対谷の比が大き
く、低漏洩電流、高速度とすることができるからである
【0057】これらの特徴には、伝導帯の不連続(△E
c)が比較的大きく、InGaAsの電子質量が比較的
小さく、InGaAsの△EΓLが△Ecよりも実質的
に大きいことがある。ここで△EΓLはInGaAsの
伝導帯におけるΓの谷とLの谷の間におけるエネルギー
分離帯である。
【0058】次に、本発明による素子の実例について説
明する。第1の例では、半絶縁FeドープのInP(1
00)基板に、温度500℃において従来のMBEによ
る次のシーケンスでエピタキシャル半導体層を成長させ
た。すなわち、500nmのIn0.53Ga0.47
Asを1019cm−3のドナー(Si)濃度でドープ
し、コレクタ層とした。200nm未ドープIn0.5
2A10.48Asを障壁層とした。50nmのInの
0.53Ga0.47AsをSi(1x1016cm−
3)で軽くドープし、チャネル層とした。30nmのI
n0.53Ga0.47AsをSiドーパンド濃度1x
1020cm−3でドープし、キャップ層とした。
【0059】次に、CHINT/NERFET3端子素
子は、フォトリソグラフィ及びH3PO4:H2O2:
H2Oでのエッチングからなる従来の半導体製造技術に
より形成された。この処理ステップには、ソース領域と
ドレイン領域を形成するためのキャップ層を貫通する「
溝」の形成、図4に示したようにるコレクタまでの深い
溝の形成が含まれている。
【0060】この前者の溝の幅は、素子により0.6μ
mから1.2μmであり、エミッタの幅は、25μmか
ら75μmである。溝のエッチングの後、チャネル領域
の露出部分は、表面電位により移動性の電荷キャリアが
欠乏している。従って、この層の導電率は、反転層を誘
導するコレクタに加えられた正の電圧に依存する。
【0061】溝のエッチングに続いて、金属接点(Au
ーGe)がキャップ層上及び露出したコレクタ領域上に
形成され、室温と、液体ヘリウム温度位の低い温度にお
いてチャネルとコレクタに非合金オーミック接触が生じ
た。このように製造された多くの素子の電気特性を、従
来の方法により測定した。これらの素子の1つは、図2
のVsdーIc曲線を示した。
【0062】上述の実例の構造と同一の多層半導体構造
が、以上に説明した方法により製造された。従来技術に
より、図4に示す素子が多数形成されるように、この構
造がパターン化された。得られた素子では、キャップ層
の領域間の溝は、約1μmの幅で、約50μmの長さで
あった。
【0063】端子A、B、2つ端子C及び出力端子を電
気的に接触する手段が設けられた。適当な電圧源をデプ
リーションモード型のトランジスタを介して出力端子に
接続した後、この装置は試験され、表1の性能があると
いうことが分かった。スイッチング時間は、1マイクロ
秒より小さいことが分かった。
【0064】以上の説明は、本発明の一実施例に関する
もので、この技術分野の当業者であれば、本発明の種々
の変形例を考え得るが、これらは、いずれも本発明の技
術的範囲に包含される。
【発明の効果】  以上述べたように、本発明によれば
、単一の能動素子のみからなる論理素子により複数の論
理機能を実現でき、素子の数及びゲートの遅れの数が減
少でき、経済性の向上が達成できた。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来技術によるRST素子の構造を示す図であ
る。
【図2】従来技術によるRST素子の電気特性の例を示
す図である。
【図3】本発明の一実施例による素子の接点構成を示す
平面図である。
【図4】本発明の一実施例による素子の構造を示す図で
ある。
【図5】本発明の一実施例によるNORAND論理素子
の回路記号を示す図である。
【図6】本発明の一実施例による再プログラム可能論理
回路の構成を示す図である。
【図7】本発明の一実施例による自己組織論理回路の構
成を示す図である。
【図8】本発明の一実施例による汎用性のあるNORA
ND論理素子をに示す図である。
【図9】本発明の一実施例による汎用NORAND素子
により実現される論理機能を示す図である。
【図10】本発明の一実施例による素子と抵抗手段およ
び電圧源との組合せを示す図である。
【符号の説明】
10  半絶縁基板 11  コレクタ領域 12  障壁領域 13  エミッタ領域 14,14’  チャンネル接点 15  コレクタ接点 17  伝導帯端 18  電子 22  障壁層 30,31,32  エミッタ接点 40  半導体キャップ層 41  接点 42  出力端子 60,70  回路 62,72  NORAND素子 64  制御端子 65  出力端子 66,73  支持手段 A,B  入力端子 C  制御端子 101  エミッタ 102  障壁 103  コレクタ 105  出力端子 106  負荷抵抗 107  電圧源 610,611,612,710,713  論理素子
630,631,632,633,740,741  
論理入力端子

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  複数の入力端子と、この各入力端子と
    関連する出力端子とを有し、この出力端子が第1の論理
    0の電気状態と第2の論理1の電気状態となる論理素子
    からなる電子論理装置において、前記論理素子が、少な
    くとも2つの入力端子を有し、かつNOT素子以外の論
    理素子であり、この論理素子が単一の能動電子素子から
    なることを特徴とする電子論理装置。
  2. 【請求項2】  全ての入力端子が論理1である場合ま
    たは全ての入力端子が論理0である場合に出力端子が論
    理1であり、かつ入力端子が論理1と論理0の他のすべ
    ての組合せの場合に出力端子が論理0となることを特徴
    とする請求項1記載の電子論理装置。
  3. 【請求項3】  論理素子が3つの入力端子を有するこ
    とを特徴とする請求項2記載の電子論理装置。
  4. 【請求項4】  論理素子の出力端子の電気状態に応答
    する手段を有することを特徴とする請求項1記載の電子
    論理装置。
  5. 【請求項5】  各々が2つの入力端子と1つの出力端
    子とを有し、少なくとも1つの論理素子の出力端子が少
    なくとも1つの他の所定の機能をもつ論理素子の入力端
    子に接続された複数の電子論理素子と、前記論理素子の
    うちの少なくとも1つの論理素子の少なくとも1つの入
    力端子に信号を提供する手段と、出力信号を提供する手
    段とを有する電子論理装置において、少なくとも第1の
    論理機能及び第2の論理機能を有する再プログラム可能
    論理素子を有し、この再プログラム可能論理素子がその
    端子に接続された電気的手段により第1の論理機能と第
    2の論理機能にそれぞれ関連する状態間で切り換え可能
    であることを特徴とする電子論理装置。
  6. 【請求項6】  再プログラム可能な論理素子が3つの
    入力端子を有し、電気的手段が前記3つの入力端子の1
    つに接続されていることを特徴とする請求項5記載の電
    子論理装置。
  7. 【請求項7】  電気的手段が再プログラム可能な論理
    素子以外の一つ以上の論理素子を有し、再プログラム可
    能な論理素子により実行されるべき論理機能が複数の論
    理素子のうちの一つ以上の論理素子により決定されるこ
    とを特徴とする請求項5記載の電子論理装置。
  8. 【請求項8】  出力信号に応答する手段を有すること
    を特徴とする請求項5記載の電子論理装置。
  9. 【請求項9】  a)エミッタ領域、障壁領域、コレク
    タ領域が順に第1の方向に空間的に連続して設けられ、
    障壁領域がエミッタ領域とコレクタ領域との間にポテン
    シャル障壁を形成するに適した構成を有する3つの半導
    体領域と、 b)  コレクタ領域に電気的に接触しない互いに離れ
    て設けられたエミッタ領域への第1及び第2の電気接点
    と、 c)  コレクタ領域への電気接点と、d)  第1と
    第2の電気接点から離れて設けられ、かつコレクタ領域
    に電気的に接触しないエミッタ領域への第3の電気接点
    とを有することを特徴とする半導体装置。
  10. 【請求項10】  第1、第2、第3の接点のうちどの
    2つの接点に電圧Vsdが与えられているかに関係なく
    、かつ第1、第2、第3の接点のうちの2つの部材に残
    りの接点が接続されているかに関係なく,コレクタ領域
    の接点を通る電流Isubがほぼ同一となるように第1
    の接点と第2の接点と第3の接点とが構成されているこ
    とを特徴とする請求項9記載の半導体装置。
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