JPH04225092A - プラスチック廃棄物油化装置における原料溶融機 - Google Patents

プラスチック廃棄物油化装置における原料溶融機

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JPH04225092A
JPH04225092A JP41748890A JP41748890A JPH04225092A JP H04225092 A JPH04225092 A JP H04225092A JP 41748890 A JP41748890 A JP 41748890A JP 41748890 A JP41748890 A JP 41748890A JP H04225092 A JPH04225092 A JP H04225092A
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JP
Japan
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screw
raw material
screw cylinder
combustion chamber
shaft
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JP41748890A
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English (en)
Inventor
Akio Ishihara
石原 昭夫
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Individual
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  • Production Of Liquid Hydrocarbon Mixture For Refining Petroleum (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はプラスチック廃棄物油化
装置において、原料たる粉状又は小塊状のプラスチック
廃棄物を溶融させる原料溶融機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、プラスチック廃棄物をエネルギー
資源として有効利用すると共にプラスチック廃棄物によ
る環境汚染を防止するために、プラスチック廃棄物を熱
分解して燃料油を得るようにしたプラスチック廃棄物油
化装置が開発されている。
【0003】このようなプラスチック廃棄物油化装置に
おいて、原料たる粉状又は小塊状のプラスチック廃棄物
を溶融させる原料溶融機としては、特開昭59−174
689号に示すものが知られている。この原料溶融機は
攪拌装置を内設した立て形槽の外周にヒータを設けてな
るものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、プラスチッ
クは伝熱速度が小さいため、ヒータを槽の外周に設けた
にすぎない上記従来の原料溶融機においては、攪拌装置
を内設しているとはいえ、原料のプラスチック廃棄物が
短時間では溶融しないという問題がある。
【0005】本発明はこのような問題を解決し、プラス
チック廃棄物を短時間で溶融させることができるように
した原料溶融機を提供しようとしてなされたものである
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明は、燃焼室にはこれを水平方向に貫くスクリュ
ー筒を配設し、該スクリュー筒には原料の入口と出口と
を設けると共に該スクリュー筒内には駆動手段により回
転するスクリューを設け、該スクリューの軸を中空とし
、該軸の中心孔には熱媒油を通すようにしたことを特徴
とする、プラスチック廃棄物油化装置における原料溶融
機を提供するものである。前記スクリューは入口側のピ
ッチを大きくし、出口側のピッチを小さくするのが望ま
しい。
【0007】
【作用】本発明の原料溶融機においては、原料の入口か
らスクリュー筒内に送り込まれた原料は駆動手段によっ
て回転するスクリューにより出口の方向に送られるので
あるが、スクリュー筒内の原料はスクリュー筒を囲む燃
焼室からの熱とスクリューの軸の中心孔を通る熱媒油の
熱とにより加熱される。すなわち、スクリュー筒内の原
料はスクリューにより所定の方向に送られつつ内外両方
向から加熱される。従って、原料は短時間で溶融する。 スクリュー筒内の原料はスクリューが回転することによ
り攪拌混合される。従って、溶解温度が異なる種々のプ
ラスチック廃棄物を同時に処理する場合、比較的低温で
溶融して高温に加熱された液状プラスチックが溶融温度
の高い未溶融プラスチックに付着して伝熱するため、未
溶融プラスチックの溶融速度が高まる。
【0008】原料の入口からスクリュー筒内に送り込ま
れた原料は、粉状又は小塊状であっても体積が大きいが
、前記スクリューにおける入口側のピッチを大きくした
ときには、原料供給装置よりの原料の受入れが容易にな
る。スクリュー筒内の原料はスクリューにより出口方向
に送られるに従い徐々に溶融して体積を減ずるが、出口
側のスクリューはピッチが小さいため、スクリューの回
転速度は同一であっても原料の動く速度は遅くなり、原
料は充分に加熱され完全に溶融する。
【0009】
【実施例】次に本発明の実施例を添付図面に従って説明
する。まず、本発明の原料溶融機1に原料を供給する原
料供給装置2について説明する。この原料供給装置2は
、ホッパー3を第1閉止弁4を介して水平シリンダ5に
連通させ、該水平シリンダ5にはピストン6を摺嵌する
と共に冷却手段7を設け、該水平シリンダ5を垂直シリ
ンダ8に連通させ、該垂直シリンダ8にはピストン9を
摺嵌すると共に加熱手段10を設け、該垂直シリンダ8
を第2閉止弁11を介して原料溶融機1に連通させるよ
うにしたものである。12はホッパー3内のスクリュー
、13,14はそれぞれピストン6,9の駆動手段であ
る。
【00010】続いて本発明の原料溶融機1について説
明する。15は原料溶融機1の燃焼室であり、該燃焼室
15にはこれを水平方向に貫くスクリュー筒16を配設
する。燃焼室15は該燃焼室15に臨むバーナ17を備
え、燃焼室15内でバーナ17により燃料を燃焼させる
ことによりスクリュー筒16を外方から加熱する。燃焼
室15内の温度は例えば800〜1000℃程度とする
。18は燃焼室15の排ガスを排出させる排出口であり
、該排出口18から排出された排ガスは後述する熱媒油
の補助熱源として利用される。19aは燃焼温度検出器
、19bは排ガス温度検出器である。
【00011】スクリュー筒16には該スクリュー筒1
6と前記原料供給装置2とを連通させる原料の入口21
を一端に備えさせ、該スクリュー筒16と原料蒸発装置
23とを連通させる原料の出口22を他端に備えさせる
。24,25はそれぞれスクリュー筒16に取り付けら
れたガス取出口とガス漏れ防止装置である。
【00012】スクリュー筒16内には駆動手段26に
より回転するスクリュー27を設ける。スクリュー27
は入口21側のピッチを大きくし、出口22側のピッチ
を小さくするのが望ましい。すなわち、一例として、ス
クリュー27の長さのうち、入口側の1/3については
ピッチをスクリュー27の直径に等しくし、中間の1/
3についてはピッチをスクリュー27の直径の1/2と
し、出口側の1/3についてはピッチをスクリュー27
の直径の1/3とする。後述するスクリュー27の回転
速度調整手段が故障して原料の投入量がスクリュー27
の回転速度に比べて多くなったときでも、スクリュー2
7における入口21側の相当部分についてピッチを大き
くしておけば原料の詰りは生じない。
【00013】図示の事例においては、スクリュー27
の駆動手段26として駆動モータを用い、該駆動モータ
によりチェーン等の伝動手段28を介してスクリュー2
7の軸29を回転させるようにしている。30はスクリ
ュー27の軸受である。スクリュー27の駆動手段26
にはスクリュー27の回転速度調整手段を備えさせる。 けだし、プラスチック廃棄物はその種類により溶解温度
が異なるためスクリュー27を常に同一の速度で回転さ
せると出口22側にて過昇又は未溶解を生ずるおそれが
あるからである。スクリュー27の回転速度調整手段と
して、スクリュー筒16の出口22側に溶融温度検出器
20aと粘度検出器20bとを設けて原料の粘度と温度
を検出させ、その粘度と温度により速度調整器等を介し
て駆動手段26の速度を調整するようになす。また、予
めスクリュー27の回転速度に対応した原料の溶融量と
粘度とを把握しておけば、原料の投入量を正確に制御し
、原料を低温度で効率よく溶融させることができる。
【00014】原料の投入量が増加したにもかかわらず
熱供給量が一定であれば原料が溶融されなくなるので、
この場合には溶融温度検出器20aの働きにより熱供給
量を増加させるような電気的手段を備えさせる。逆に、
原料の投入量が何等かの原因により過少となった場合に
は、溶融温度検出器20aの働きにより熱供給量を減少
させるようになさす。また、原料の投入量と熱供給量と
のバランスが失われたときには排出口18の排ガス温度
検出器19bに排ガス温度を検出させ、その検出温度が
予め設定された設定値よりも低い場合には熱供給量を増
加させ、その検出温度が設定値よりも高い場合には熱供
給量を減少させるようにしてもよい。なお、バーナ17
等の故障により排ガス温度が著しく低下したときには原
料供給装置2を停止させるようになす。また、比較的低
温(一例として250℃以下の温度)で溶融する原料の
場合には排ガス温度が計画された温度よりも高くなるこ
とがある。そこで、このようなときに熱供給を停止させ
、ブザー、ベル等により異常を告知させる電気的装置を
制御盤32内に備えさせている。
【00015】スクリュー27の軸29は中空とし、該
軸29の中心孔31には熱媒油を図1の矢印に示す如く
通す。熱媒油はスクリュー筒16内の原料を内側から加
熱するためのものである。熱媒油は、原料溶融機1の排
ガスを再利用する廃熱ボイラー(図示せず。)により例
えば300〜400℃程度の温度に加熱される。
【00016】スクリュー筒16内の原料は以上の如く
外側の燃焼室15と内側の中心孔31内の熱媒油とによ
り内外両方向から300〜400℃程度の温度に加熱さ
れて溶融する。このようにして溶融し液化した原料は原
料蒸発装置23に流入する。その間、低温度で溶解蒸発
する一部の原料はガス化され、原料蒸発装置23を経る
ことなくガス発生口34より直接ガス反応装置に流入す
る(図3の矢印参照)。なお、33は台盤である。
【00017】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
原料たるプラスチック廃棄物は水平のスクリュー筒内を
スクリューにより攪拌混合されながら送られつつ、スク
リュー筒を囲む燃焼室からの熱とスクリューの軸の中心
孔を通る熱媒油とにより内外両方向から均一に加熱され
る。従って、原料は短時間で溶融する。また、スクリュ
ーは熱媒油により加熱されているため、原料の溶融物が
スクリューに付着しにくくなり、スクリューの保守点検
が容易なものとなる。更に、スクリューの軸は中空であ
るため、むく軸に比べて軽量化できると共に熱伸縮に対
しても応答性がよい。また、スクリューは入口側のピッ
チを大きくし、出口側のピッチを小さくしたため、前述
の如く、原料供給装置よりの原料の受入れが容易になる
と共に、原料は充分に加熱され完全に溶融する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による原料溶融機等を示す縦断面図であ
る。
【図2】本発明による原料溶融機等を示す平面図である
【図3】原料蒸発装置の断面図である。
【符号の説明】
1  原料溶融機 2  原料供給装置 3  ホッパー 4  第1閉止弁 5  水平シリンダ 6  ピストン 7  冷却手段 8  垂直シリンダ 9  ピストン 10  加熱手段 11  第2閉止弁 12  スクリュー 13  駆動手段 14  駆動手段 15  燃焼室 16  スクリュー筒 17  バーナ 18  排出口 19a  燃焼温度検出器 19b  排ガス温度検出器 20a  溶融温度検出器 20b  粘度検出器 21  原料の入口 22  原料の出口 23  原料蒸発装置 24  ガス取出口 25  ガス漏れ防止装置 26  駆動手段 27  スクリュー 28  伝動手段 29  軸 30  軸受 31  中心孔 32  制御盤 33  台盤 34  ガス発生口

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  燃焼室にはこれを水平方向に貫くスク
    リュー筒を配設し、該スクリュー筒には原料の入口と出
    口とを設けると共に該スクリュー筒内には駆動手段によ
    り回転するスクリューを設け、該スクリューの軸を中空
    とし、該軸の中心孔には熱媒油を通すようにしたことを
    特徴とする、プラスチック廃棄物油化装置における原料
    溶融機。
  2. 【請求項2】  前記スクリューは入口側のピッチを大
    きくし、出口側のピッチを小さくしたことを特徴とする
    請求項1記載のプラスチック廃棄物油化装置における原
    料溶融機
JP41748890A 1990-12-27 1990-12-27 プラスチック廃棄物油化装置における原料溶融機 Pending JPH04225092A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP41748890A JPH04225092A (ja) 1990-12-27 1990-12-27 プラスチック廃棄物油化装置における原料溶融機
US02/808,369 US5170683A (en) 1990-12-27 1991-12-16 Method for surface-processing of a photoreceptor base for electrophotography

Applications Claiming Priority (1)

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JP41748890A JPH04225092A (ja) 1990-12-27 1990-12-27 プラスチック廃棄物油化装置における原料溶融機

Publications (1)

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JPH04225092A true JPH04225092A (ja) 1992-08-14

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ID=18525584

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JP41748890A Pending JPH04225092A (ja) 1990-12-27 1990-12-27 プラスチック廃棄物油化装置における原料溶融機

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JP (1) JPH04225092A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1999024530A1 (fr) * 1997-11-10 1999-05-20 Takeshi Kuroki Appareil de decomposition de matieres plastiques de rebut residuelles
JP2009249576A (ja) * 2008-04-09 2009-10-29 Toshiba Corp プラスチックの熱分解方法、熱分解装置及び残渣冷却装置

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JPS5022072A (ja) * 1973-06-26 1975-03-08
JPS51108003A (en) * 1975-03-14 1976-09-25 Deko Ind Inc Gomutaiya oyobi hatsupurasuchitsukuzairyokara tankasuisooshutokusurutamenohoho oyobi sochi

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