JPH04225047A - 2種類の重合体成分から成る相溶性重合体混合物、この混合物から成る物質、データ記憶板、光学勾配繊維及び熱互変性保護透化物の製法並びに溶液、重合体フィルム、プラスチック分散液及び重合体混合物を含有するか又はこれから成るフィルム - Google Patents

2種類の重合体成分から成る相溶性重合体混合物、この混合物から成る物質、データ記憶板、光学勾配繊維及び熱互変性保護透化物の製法並びに溶液、重合体フィルム、プラスチック分散液及び重合体混合物を含有するか又はこれから成るフィルム

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JPH04225047A
JPH04225047A JP3076187A JP7618791A JPH04225047A JP H04225047 A JPH04225047 A JP H04225047A JP 3076187 A JP3076187 A JP 3076187A JP 7618791 A JP7618791 A JP 7618791A JP H04225047 A JPH04225047 A JP H04225047A
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Werner Siol
ヴェルナー ジオル
Ulrich Terbrack
ウルリッヒ テルブラック
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Roehm GmbH Darmstadt
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、単量体を含有する重合
体成分としてのシクロペンチル(メタ)アクリレート及
び単量体を含有する重合体成分としてのスチレンから成
る相溶性重合体混合物[ポリブレンド(Polymer
  Brend)]に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、異なる種類の重合体は相互に相
溶性ではないと考えられ、即ち、異なる種類の重合体は
1つの成分の割合が僅かになるまで一般に、成分の完全
な混和性により特徴付けられるであろう均一な相を生成
しない。
【0003】この原則には一定して例外があることから
、現象の理論的意味に関与している専門家の間で関心が
深まっている。重合体の完全な相溶性混合物は全ての混
合状態で完全な溶解性(混和性)を示す。
【0004】混和性重合体系に関する総括記載は、例え
ば、D.R.ポール(Paul)他著“ポリマー&エン
ジニアリング  サイエンス(Polymer&Eng
ineering  Science)”第18巻、(
16)1225〜34頁(1978年);“ジャーナル
  オブ  マクロモレキュラール  サイエンス(J
ournal  of  Macromolecula
r  Science)、レビュー  イン  マクロ
モレキュラール  ケミストリー(Review  i
n  Macromolecular  Chemis
try)”C.18(1)109〜168頁(1980
年)に記載されている。
【0005】混和性を実証するために、しばしばガラス
温度Tg又はいわゆる“光学的方法”(重合体混合物の
均一な溶液から注入したフィルムの透明度)が参照にさ
れた(Brandrup−Immergut、Poly
mer  Handbook、第2版、II−211〜
213)。相互に異なる重合体の混和性に対する他の試
験としては、下部臨界溶解温度(Lower  Cri
tical  Solution  Temperat
ure=LCST)が有利であると実証された。[西ド
イツ特許(DE−A)第3436476.5号明細書及
び西ドイツ特許(DE−A)第3436476.5号明
細書]。 LCSTの出現は、加熱に際してそれまで透明な均一な
重合体混合物が相中に現れ、光学的に混濁から不透明に
まで成る経過に基づく。この状態は文献によれば元の重
合体混合物が、唯一の平衡を保っている均一な相から生
成されたことの明白な証拠である。
【0006】“ポリブレンド”及びその使用可能性に関
する新しい結果が、Polym.Engineerin
g&Science第24(8)巻、587〜597頁
中にL.M.ロウベソン(Robeson)によって報
告されている。スチレン及び無水マレイン酸並びにスチ
レン及びアクリルニトリルから成る共重合体は、一定の
前提条件下でポリメチルメタクリレート(PMMA)と
相溶性である[西ドイツ特許(DE−A)202494
0号明細書]。この種の成形体の改善された使用特性が
強調されている。同じく、スチレン及び水素橋結合可能
なヒドロキシル基を含有する単量体から成る特定の組成
における共重合体は、ポリメタクリレートと相溶性であ
り、この場合この共重合体は例えば、スチレン及びp−
(2−ヒドロキシヘキサフルオルイソプロピル)スチレ
ンから成る共重合体[B.Y.Min及びEli  M
.Pearce、Organic  Coating 
 and  Plastics  Chemistry
、第45巻、58〜64頁(1981年)]又はスチレ
ン及びアリルアルコールから成る共重合体[F.Can
gelose  and  M.T.Shaw.Pol
ymer  Preprints(Am.Chem.S
oc.,Div.Polym.Chem.)第24巻、
258〜259頁(1983年)]である。
【0007】これに体してポリスチレン自体並びにその
他のスチレンを含有する重合体は、ポリメチルメタクリ
レートと非相溶性であるとみなされている。即ちショウ
(M.T.Shaw)及びソマニ(R.H.Soman
i)により、ポリスチレンとの3.4ppm(分子量1
60000を有するPMMA)又は7.5ppm(分子
量75000を有するPMMA)にすぎない混和性が記
載されている[Adv.Chem.Ser.1984、
206(Polym.BlendsCompos.Mu
ltiphase  Syst.)、33〜42](C
A101:73417e)。非常に低分子量のポリスチ
レンはPMMAと僅かしか相溶性ではない。即ち、極め
て低分子量のスチレン−オリゴマー(Mw:3100)
20%から成る混合物は既に透明な生成物をもはや生じ
ない。同様に9600の非常に低い分子量でもPMMA
中のポリスチレンの5%にすぎない溶液は辛うじて半透
明であるにすぎない。[Raymond  R.Par
ent  and  EdwardV.Tompson
、Journal  of  Polymer  Sc
ience:Polymer  Physics  E
dition、第16巻、1829〜1847頁(19
78年)]。
【0008】その他のポリメタクリレート及びポリエク
リレートもポリスチレンと僅かにしか混和性でなく、透
明なプラスチックを生じない。これは例えば、ポリエチ
ルメタクリレート、ポリブチルメタクリレート、ポリイ
ソブチルメタクリレート、ポリネオペンチルメタクリレ
ート、ポリヘキシルメタクリレートその他多数に当ては
まる。R.H.ソマニ及びM.T.ショー、マクロモレ
キュールズ(Macromolecules)第14巻
、1549〜1554頁(1981年)も参照にされた
い。これに対して、単量体を含有する重合体成分として
シクロヘキシル(メタ)アクリレート及び単量体を含有
する重合体成分としてスチレンから成る混合物は、相溶
性であると実証された[欧州特許(EP−A)第026
8040号明細書参照]。
【0009】同じく、ポリスチレンはメチルメタクリレ
ート又はエチルメタクリレート及びアルキル基中に炭素
原子3〜24個を有するアルキルメタクリレートから成
る共重合体と、この共重合体が30〜90重量%までエ
チルメタクリレート又はメチルメタクリレートから成り
、70〜10重量%までC3〜C24−アルキルメタク
リレートから構成されている限り、相溶性である。[西
ドイツ特許公開公報(DE−OS)第3730025.
3号明細書]。それによれば、ホモポリマー、例えばポ
リメチルメタクリレート又はポリエチルメタクリレート
又はホモ−アルキルメタクリレートC3〜C24は、ポ
リスチレンと相溶性ではない[西ドイツ特許公開公報(
DE−OS)第3730025.3号明細書]。
【0010】他方、特定のアルキル置換されたポリスチ
レンは、特定のポリアルキルメタクリレートと相溶性で
ある[西ドイツ特許公開公報(DE−OS)第3638
443.7号明細書]。例えば、ポリ−t−ブチルスチ
レン及びポリ−3,3,5−トリメチルシクロヘキシル
メタクリレートが挙げられている。また、ポリスチレン
及び環原子5〜8個を有する置換された複素環のポリ(
メタ)アクリル酸エステルから成る混合物でも、この複
素環が、環中にヘテロ原子少なくとも2個を有する限り
、相溶性であることが実証された[西ドイツ特許公開公
報(DE−OS)第381837.6号明細書]。
【0011】従って公知技術から、相溶性には例外があ
り、現在存在している現象“重合体相溶性”の現行の理
論的徹底から確実な予言は得られないという有力な見解
の正当性が相溶性重合体混合物に該当することが実証さ
れる。
【0012】重合体の機械的(ポリブレンド)によって
、特定の場合にプラスチック工業の特定分野で特性の改
善されたプラスチック製品が得られる(Kirk−Ot
hmer、第3版、第18巻、443〜478頁、J.
Wiley1982年)。この種の“ポリブレンド”の
物理的性質は、一般に、各々の重合体の性質に対して全
ての点での改善を意味することができる歩み寄りを示す
【0013】しかし一般にポリブレンドはある程度の商
業的重要さを獲得してた多層重合体混合物であり、相溶
性混合物として公知のものは殆んど知られていなかった
。(Kirk−Othmer、上記引用文中449頁参
照)。
【0014】多層重合体混合物の特に重要な例は、PV
Cもしくはポリスチレン又はポリカーボネート又はSA
Nと、10〜80重量%がメチルメタクリレートからの
共重合体からなりかつ90〜20重量%がエラストマー
からなる2相のグラフト重合体との混合物であり、その
際メチルメタクリレート共重合体はシクロアルキル(メ
タ)アクリレート5〜50重量%を含有する。これらの
混合物は全て卓越した衝撃強さを示す[西ドイツ特許公
開公報(DE−OS)3743199.4号明細書]。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】従って、多層でかつ相
溶性重合体混合物は、その物理的性質に関しても、その
使用技術的に重要な、特に光学的性質(透明、澄明等)
に関しても、非常に卓越しているべきである。既に記載
したように、しばしば不足している相溶性は、改善され
た全使用特性を達成する目的をもってプラスチックの有
利な混合に厳しい制限を課す。これは、ポリスチレン及
びポリアルキル(メタ)アクリレートの両方の種類の重
合体に該当する。[W.A.Kruseその他Makr
omol.Chem.第177巻、1145頁(197
6年)並びにR.H.Somani及びM.T.Sha
w  Macromolecules代14巻、154
9〜1554頁(1981年)]。
【0016】
【課題を解決するための手段】さて、意外にもポリスチ
レン及びポリシクロペンチルメタクリレート又はポリシ
クロペンチルアクリレートから成る混合物が相互に相溶
性であることが、判明した。従って、本発明は、A)少
なくとも20重量%まで、式I:
【0017】
【化4】
【0018】の単量体から成る重合体P1(=重合体P
1)0.1〜99.9重量%及びB)少なくとも10重
量%まで式II:
【0019】
【化5】
【0020】[式中、R1は水素又はメチルを表す(シ
クロペンチル基がC1〜C4−アルキル基で置換されて
いてもよいという条件である)]の単量体から成る重合
体P2(=重合体P2)99.9〜0.1重量%の2種
類の異なる重合体成分から成る、相溶性重合体混合物P
Mに関する。
【0021】有利には、重合体成分A)+B)の合計は
混合物PM中の総重合体の100%であり、その際、重
合体混合物PMを更に状況によっては均一な重合体の代
わりに使用することができる、即ち、他の重合体と組み
合わせて加工することができる。本発明により製造され
るA)による重合体P1及びB)によるポリ(メタ)ア
クリレートP2から成る混合物の相溶性は、高分子重合
体の相溶性に関する一般に公知の理論的基礎が欠如して
いたので、予期できなかった。例えばポリ−n−フェニ
ルアクリレート又は−メタクリレートは重合体P1と相
溶性を全く有さないことを思い出されたい。
【0022】本発明の発見によれば、A)及びB)から
生成される混合物の相溶性は非常に良好であるので、2
00℃及びそれ以上の温度で溶離は起きない。特に、重
合体成分A)としてポリスチレン及び重合体成分B)と
してポリシクロペンチルアクリレート又はポリシクロペ
ンチルメタクリレートから成る重合体混合物(=重合体
混合物PM1)が有利である。この重合体混合物PM1
の卓越した相溶性は、混合状態及び混合成分の両方に関
して十分な変化幅を可能にする。これは特に、重合体P
1としての純粋なポリスチレンに当てはまる。即ち、一
方では、重合体成分B)を好適な単量体との重合によっ
て非常に変化させることができる。他方では、重合体成
分A)を特定の範囲で好適な単量体と共重合させること
によって、相溶性を失わせることなく変えることができ
る。成分B)に好適なコモノマーは、アクリル−又はメ
タクリル酸エステルであり、一般に炭素原子1〜12個
を有する非脂環式アルコール、特にアルカノールのよう
なもの、更に、環に炭素原子4、7、8、9、10、1
1又は12個を有する場合により置換された環式アルコ
ールのアクリル−及びメタクリル酸エステル及び置換さ
れたシクロヘキサノールのアクリル−及びメタクリル酸
エステルである。特にこのコモノマーとして、炭素原子
1〜8個を有するアクリル酸エステル並びに炭素原子3
〜12個を有するメタクリル酸エステルが有利である。
【0023】更にコモノマーとしてシクロペンチル(メ
タ)アクリレートと共重合可能なその他の単量体が挙げ
られる。即ち、特に1〜29重量%の割合のメチルメタ
クリレート及びエチルメタクリレートが有利である。重
合体成分B)の含量に対するシクロペンチルアクリレー
ト−及び/又はシクロペンチルメタクリレートの含分は
一般に、100〜10重量%、特に有利には95〜20
重量%及び極めて特に有利には80〜20重量%である
。シクロペンチル(メタ)アクリレート71〜100重
量%及びメチルメタクリレート又はエチルメタクリレー
ト0〜29重量%を含有する、重合体が特に有利である
。同様に、本発明によれば、一方では一般式II又は他
方では請求項10に記載の一般式IIIで許される単量
体を相互にかえて使用することも可能である。即ち、重
合体A)の式Iからのスチレンをα−メチルスチレンに
より、若干重量%、例えば10重量%まで、置換するこ
とができる。更に、一定の範囲でスチレンを他のアルキ
ル置換されたスチレン、例えばm−メチルスチレン、p
−t−ブチル−スチレン、p−メチルスチレンに代える
ことができる。一般に、これらの単量体の含分は20重
量%より小さい。同様に、スチレンをアクリル酸及びメ
タクリル酸のエステルによって部分的にかえることがで
きる。更に、スチレンを第二次的量で他のビニル化合物
、特にビニルエステル、例えば酢酸ビニル及びプロピオ
ン酸ビニルに代えることができる。その際、重合体成分
A)に対するスチレン−又はα−メチルスチレン含量は
少なくとも20重量%であるが、有利には少なくとも5
0重量%、特に有利には少なくとも90重量%、極めて
有利には99重量%である。特に有利には、重合体成分
A)は少なくとも99重量%までスチレンから成る。 重合体成分A)を他の疎水性ビニル化合物で十分に変性
することができるけれども、非常に極性の単量体、例え
ばアクリルニトリル、無水マレイン酸、マレイン酸イミ
ド、p−(2−ヒドロキシフルオロシオプロピル)スチ
レン又はアリルアルコールの割合は非常に限定される。 これらの極性単量体の割合は、ポリスチレン成分A)に
対する10重量%又は5重量%以下であるべきである。 0.1重量%より少ないこれらの極性単量体を含有する
ような重合体A)が特に有利である。同様に重合体B)
中でシクロペンチルメタクリレートの代わりに、シクロ
ペンチルアクリレートを使用することができる。
【0024】その際に、変法は一般に各々の使用分野の
要求に左右される。即ち、高い重量分で例えば純粋なポ
リスチレン中で屈折率を変えるために使用すべきである
重合体B)のシクロペンチルアクリレート−及び/又は
シクロペンチルメタクリレート含量は、重合体A)と例
えば室温でのみ相溶性であるが、これより高い温度では
再び相分離(従って非相溶性)を生じるべきである重合
体B)のシクロペンチル(メタ)アクリレート含量より
、高いものであり、一般に20重量%より著しく大きい
か又は30重量%より明らかに大きい。
【0025】一般に、重合体A)と重合体B)の相溶性
は、重合体A)がシクロペンチル(メタ)アクリレート
も含有し及び/又は重合体B)がスチレンも含有する場
合にも、得られる。しかし、その際、重合体A)のスチ
レン含量は重合体B)のスチレン含量より明らかに高い
。一般に、スチレン含量(重合体A中のスチレン重量%
)−重合体B)中のスチレン重量%は、10重量%より
多く、有利には30重量%より多く、特に有利には50
重量%より多く、更に極めて有利には90重量%より多
い。同様に、重合体B)のシクロペンチル(メタ)アク
リレート含量は重合体A)のシクロペンチル(メタ)ア
クリレート含量よりはるかに高い。即ち、重合体A)は
一般に5重量%より少ない、有利には0.1重量%より
少ないシクロペンチル(メタ)アクリレートを含有する
。重合体A)がシクロペンチル(メタ)アクリレートも
含有する場合には、下記の商が成立する:[重合体B)
中のシクロペンチル(メタ)アクリレートの含量]/重
合体A)中のシクロペンチル(メタ)アクリレート>2
、有利には>5及び極めて有利には>10。
【0026】更に、重合体P1中及び重合体P2中の残
りの単量体成分が化学的に十分に一致している場合には
、重合体P2中の式Iの単量体の含量及び重合体P1中
のスチレン又はα−メチルスチレンの含量は特に僅かで
あってよい。
【0027】特に、重合体成分A)として純粋なポリス
チレン及び重合体成分B)としてシクロペンチル(メタ
)アクリレート71〜100重量%を含有する重合体が
有利である。
【0028】本発明による重合体混合物PMの相溶性混
合物としての特性決定は、公知の判断基準により行う(
Kirk−Othmer、上記引用文中、457〜46
0頁、第18巻)。
【0029】a)光学的方法を使用する場合に、本発明
による重合体混合物PMでは、両方の重合体成分A)及
びB)の中間にある唯一の屈折率が観察される。
【0030】b)重合体混合物PMは、唯一のガラス転
移温度(両方の重合体成分の中間に存在する)を有する
【0031】重合体A)及びB)の製造重合体A)及び
B)の製造は、重合の公知法則及び公知方法により実施
することができる。A)の種類の重合体は、例えばフー
ベン−ワイル(Houben−Weyl)、メトーデン
  デル  オルーガニッシェン  ヒェミー(Met
hoden  der  organischen  
Chemie)第4版、第XIV/1、761〜841
頁、Georg  Thieme−Verlag(19
61年)により製造することができる。これは好適な形
で市販されている。その際、有利にはラジカル性重合法
を使用することもできるし、イオン性重合法を使用する
ことができる。本発明により使用される重合体A)の分
子量は一般に、3000より上、有利には5000〜1
000000の範囲、特に有利には20000〜500
000の範囲である(光散乱による測定)。その際、分
子量が相溶性重合体混合物PM中の成分としての適性に
決定的な影響を与えるとは考えられないことを強調した
い。これはA)及びB)の種類のホモポリマー及び共重
合体にも該当する。重合体P1及び重合体P2の相溶性
に関して、重合体のタクチシティーがかなり重要である
。一般に特にアイソタクチックトリアーデの僅かな含分
を有する重合体(例えばラジカル重合によって得られる
)が、特別なイオン性重合により得られる高いアイソタ
クチック含分を有する重合体に比して有利である。
【0032】ホモポリマー又は共重合体B)の製造は、
公知方法により行われる。(H.Rauch−Punt
igam,Th.Voelker  Acryl−un
dMethacrylverbindungen、Sp
ring−Verlag,1967年参照)。原則的に
は、陰イオン性重合又は基−移動−重合(Group−
Transfer−Polymerisation)に
よる製造[O.W.Websterその他、J.Am.
Chem.Soc.、第105巻、5706頁(198
3年)参照]も可能であるが、有利な製造方法はラジカ
ル重合である。
【0033】重合体B)の分子量Mは、通例3000よ
り上であり、一般に10000〜1000000の範囲
であり、有利には20000〜300000の範囲であ
りる(光散乱)。B)でコモノマーとして、使用される
単量体成分の選択で、生成される重合体のガラス温度T
gが全体系PMの技術的使用可能性を制限するような影
響を与えないことに留意すべきである。即ち、重合体混
合物PMからの成形体の製造には、重合体P1及びP2
の少なくとも1つがガラス温度Tg>70℃を有するべ
きであり、この使用に関して重合体PMもガラス温度T
g>70℃を有することが有利である。この制限は、重
合体混合物PMからの射出成形、圧縮形成又は押出成形
された物質を製造するために有利である。他の適用分野
、例えばラッカー、エラストマー又は可逆性熱互変性透
化(加熱に際して混濁点を有する混合物)用に、即ち西
ドイツ特許(DE−A)第3436477.3号明細書
による使用のためには、ガラス温度<40℃又は有利に
は<20℃を有するような重合体混合物PMが有利であ
る。
【0034】混合物PMの製造 相溶性混合物PMは種々の方法によって製造することが
できる、例えば、成分A)及びB)を溶融物で、押出機
等中で強力に機械的に混合することによって製造する:
又は共通の溶剤からいわゆる“溶液流延ポリブレンド”
として製造することもできる。(Kirk−Othme
r“Encyclopedia  ofChemica
l  Technology”第3版、第18巻、44
3〜478頁、J.Wiley、1982年参照)。重
合体A)を他の重合体B)の単量体混合物中に溶かし、
引き続き、重合体A)の存在で製造するというように行
うこともできる。逆にもちろん重合体A)を重合体B)
の存在で製造することもできる。また、重合体混合物P
Mを共通の沈澱剤から製造することもできる。混合物の
種類には何も制限はない。
【0035】一般に、先ず成分A)及びB)の混合物を
製造するが、その際、有利には例えばパール重合体又は
顆粒の形の固体から出発し、ゆっくり回転する混合装置
、例えばドラム−、フープ−又は二重室−鋤形ミキサー
を使用して行う。低速に回転する混合装置は相限界をも
ち上げることなしに機械的混合を生じる。(Ullma
nns  Encyklopaedie  der  
Technischen  Chemie、第4版、第
2巻、282〜311頁、Verlag  Chemi
e参照)。引き続き、溶融物中で加熱可能な混合装置を
使用してこのために好適な温度、例えば150〜約30
0℃で、混練機又は有利には押出機、例えば1軸又は多
軸押出機又は場合により振動性スクリュー及びせん断ピ
ンを有する押出機(例えばBUSSCO−混練機)中で
、均一に混合することによって熱可塑的後処理を行う。
【0036】この方法により、同じ粒度の顆粒(例えば
、熱い断片(Heissabschlag)、立方体、
球粒)を製造することができる。その際、顆粒の粒度は
2〜5mmの範囲である。重合体化合物PMを製造する
ための他の簡単な方法は、重合体分散液(重合体成分A
を含有する)及び重合体分散液(重合体成分Bを含有す
る)を混合することである。この分散液混合物を一緒に
凝集させるか、一緒にスプレー乾燥させるか又は一緒に
押出機で圧縮させることができる。他面、分散液混合物
を一緒に乾燥させてフィルムにすることもできる。
【0037】混合物PMの有利な作用 本発明による相溶性重合体混合物PMは特に、下記のよ
うな利点を有し、これらは相応する技術的使用可能性を
示唆し、その際“ポリスチレン”又は“ポリシクロペン
チル(メタ)アクリレート”は各々、重合体A)又はB
)で考えられるものに代わりに挙げられる。
【0038】1)先ず、重合体混合物は、他のポリ(メ
タ)アクリレート及びポリスチレンからの混合物とは異
なり相溶性である。即ち、本発明による重合体混合物は
顔料を添加してない状態で非相溶性のポリスチレン/ポ
リ(メタ)アクリレート混合物と異なりガラス様透明で
ある(これらは、光散乱を示さない、即ち、一般に曇り
度は<10%である)。しかし、本発明によれば室温で
のみ相溶性であるような混合物も温度を高めると溶離を
示す。
【0039】2)ポリスチレン及びポリシクロペンチル
(メタ)アクリレートから成る混合物は、ポリスチレン
及びポリシクロペンチルアクリレート又はポリシクロペ
ンチルメタクリレート自体の様に僅かな吸水性を示す。
【0040】3)ポリシクロペンチル(メタ)アクリレ
ートとの混合によってポリスチレンの重屈折が減られる
。両方の前記性質本発明による重合体混合物PMを、特
に光学的に読み取り可能な情報担体用の特にデータ記憶
材料として品質決定する。[J.Hennig、Kun
ststoffe、第75巻、425頁(1985年)
参照]。
【0041】4)ポリシクロペンチル(メタ)アクリレ
ートとの混合によってポリスチレンの屈折率も減らすこ
とができる。例えばポリスチレンをポリシクロペンチル
(メタ)アクリレートと混合することによって、ポリス
チレン/ポリシクロペンチル(メタ)アクリレート混合
物の屈折率を包埋されたゴム相の屈折率に適合させると
いうように、屈折率を考えることができる。このように
して透明な耐衝撃性のプラスチックを得ることができる
【0042】特に約40〜99重量%、有利には70〜
95重量%までの重合体混合物PM及び60〜1重量%
、有利には30〜5重量%までその他のP1及びP2と
は化学的に区別可能な重合体P2から成る重合体組成物
も有利であり、その際、重合体P3は重合体P1、P2
及び混合物PMと非相溶性である。その際、一般に、重
合体混合物PMの組成を、重合体P3の屈折率が混合物
PMの屈折率が一致するように選択する、従って一般に
室温で下記が成立する: |nD25PM−nD25P3|<0.01一般に、P
Mと非相溶性重合体P3はTg<20℃を有し、少なく
とも部分的に重合体混合物PMの成分の少なくとも1つ
と、即ち、P1又はP2と共有結合している。更に、重
合体P3は架橋していてよい。特に重合体P3がポリブ
タジエン又はポリイソプレンである場合が極めて有利で
ある。
【0043】PM40〜99重量%及びP3  1〜6
0重量%から成る重合体組成物が、特にP3がTg<2
0℃を有する場合は、純粋なPMに比して改善された衝
撃強さによって卓越している。
【0044】特にPM40〜99重量%及びP3  6
0〜1重量%から成る重合体組成物は重合体P2の簡単
な耐衝撃性の混合物である。即ち、場合により脆いP2
を、市販の衝撃強さを備えたP1(例えばスチレン/ブ
チジエンブロック重合体)と混合することによって、高
い耐衝撃性の透明なPM/P3−重合体組成物にするこ
とができる。重合体P2としてシクロペンチル(メタ)
アクリレート51〜100重量%を有する重合体を含有
するような重合体混合物が、特に有利である。
【0045】5)ポリスチレンをポリシクロペンチル(
メタ)アクリレートで被覆することによって、光学的勾
配繊維の製造が可能である:その際、下記のデータが得
られる: 核:ポリスチレン                 
                 屈折率nD=1.
59外被:ポリシクロペンチル(メタ)アクリレート 
     屈折率nD=1.59一般に外被として、−
ポリシクロペンチルメタクリレートの高度の脆性のため
に−シクロペンチル(メタ)アクリレートを含有する共
重合体(例えばMMA)  を使用し、それによって外
被の屈折率は更に低くなる。
【0046】経過:連続的 この種の繊維は例えば、光導電ケーブルとして使用する
ことができる。
【0047】6)ポリシクロペンチル(メタ)アクリレ
ート、特に(重合導入された)UV吸収体を有するポリ
シクロペンチル(メタ)アクリレートから成る薄い外被
を有するポリスチレンから成る物質は、入手可能である
。被覆されていないポリスチレンと反対に、この種の物
質は耐候性である。廃棄物は良好な相溶性に基づき再び
加工することができるので、不均質に被覆されたプラス
チック廃棄物の再使用の他の重大な問題はなくなる。 一般に、ポリスチレン又は重合体化合物PMから成る物
質を射出成形、圧縮成形、押出成形、圧延成形又は注型
成形により製造することができる。重合体P2から成る
外被は一般に塗装又は共押出成形により設けられる。
【0048】7)ポリシクロペンチル(メタ)アクリレ
ートから成る被覆を有するポリスチレンからのプレート
を製造することができる。この種の構造を有するプレー
トは、未処理のポリスチレンプレートに対して、約2%
の改良された透光性を有する。一般に、ポリシクロペン
チル(メタ)アクリレートから成る被覆を有するプレー
トは、改善された引掻かき強さ及び変化した耐蝕性を有
する。特に多層ウェブプレートが有利であり、例えば温
室のガラス張用に使用され、ポリスチレン又は重合体混
合物PMから製造され、シクロペンチル(メタ)アクリ
レート含有の重合体(=重合体P2)から成る被覆を有
する。[西ドイツ特許(DE−A)第1609777号
明細書]。更にポリスチレンの重合体P2、有利にはシ
クロペンチルアクリレートを含有する単量体/重合開始
剤−混合物との接着を行うことができる。その際、アク
リレートの高い重合速度を良好な重合体相溶性と組み合
わせることができる。
【0049】8)加工技術の利点は、ポリスチレン>9
0重量%及びポリシクロペンチル(メタ)アクリレート
<10重量%から成る混合物PMを使用する場合に得ら
れる。この場合には、ポリ(メタ)アクリレートを加工
助剤の機能に適合させる。
【0050】9)ポリスチレン/ポリシクロペンチル(
メタ)アクリレート混合物から、表面でエネルギーの作
用により、例えば好適な光線によって、ポリ(メタ)ア
クリレートは分解されているが、ポリスチレンは分解さ
れていないというふうに、変性されている透明な成形体
が得られる。(反射減少性表面を有する成形体、レジス
ト)。
【0051】次に実施例につき本発明を詳説する。
【0052】換算粘度(η)の測定は、DIN1342
、DIN51562及びDIN7745の指針により行
う。
【0053】
【実施例】例1 ポリシクロペンチルメタクリレートの合成シクロペンチ
ルメタクリレート100gにt−ブチルペルネオデカノ
エート0.1g、t−ブチル−ペル−オクトエート0.
1g及びドデシルメルカプタン0.3gを加える。溶液
をシート管に充填し、24時間40℃で、次いで24時
間60℃で水浴中で重合させる。引き続き、なお24時
間乾燥箱中で90℃で温度処理する。
【0054】シートを除去した後、ガラスのように透明
な重合体が得られるが、これは酢酸エステル及びトルエ
ンに可溶性である。
【0055】重合体の分子量:J=43.2ml/gこ
の重合体を溶かしてトルエン中20%溶液にする。同様
にポリスチレン(J=61ml/g)を溶かしてトルエ
ン中20%溶液にする。これらの溶液は下記の比で混合
する: 2/98                60/40
5/95                70/30
10/90                80/2
020/80                90/
1030/70                95
/  540/60                
98/  250/50 溶液を先ず、室温で乾燥させてフィルムにし、引き続き
、24時間50℃で真空中で後乾燥させる。全ての混合
比でガラスのように透明なフィルムが得られ、これは約
220℃に加熱する際に溶離する(図1参照)。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明により得られる相溶性重合体混合物にお
けるポリスチレン含量(重量%)と相分離の関係を表わ
すグラフである。

Claims (46)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】A)少なくとも20重量%まで、式I:【
    化1】 [式中、R1は水素又はメチルを表す]の単量体から成
    る重合体P1  0.1〜99.9重量%及びB)少な
    くとも10重量%まで式II: 【化2】 [式中、R1は水素又はメチルを表す(シクロペンチル
    基がC1〜C4−アルキル基で置換されていてもよいと
    いう条件である)]の単量体から成る重合体P299.
    9〜0.1重量%の2種類の重合体成分から成る、相溶
    性重合体混合物PM。
  2. 【請求項2】  重合体成分P1が少なくとも50重量
    %までスチレンから成ることを特徴とする、請求項1に
    記載の2種類の重合体成分から成る相溶性重合体混合物
    PM。
  3. 【請求項3】  重合体成分P1が少なくとも90重量
    %までスチレンから成ることを特徴とする、請求項1又
    は2に記載の2種類の重合体成分から成る相溶性重合体
    混合物PM。
  4. 【請求項4】  重合体成分P1が少なくとも99重量
    %までスチレンから成ることを特徴とする、請求項1か
    ら3までのいずれか1項に記載の2種類の重合体成分か
    ら成る相溶性重合体混合物PM。
  5. 【請求項5】  重合体成分P2が20〜90重量%ま
    で式IIの単量体から成ることを特徴とする、請求項1
    から4までのいずれか1項に記載の2種類の重合体成分
    から成る相溶性重合体混合物PM。
  6. 【請求項6】  重合体成分P2が51〜100重量%
    まで式IIの単量体から成ることを特徴とする、請求項
    1から3までのいずれか1項に記載の2種類の重合体成
    分から成る相溶性重合体混合物PM。
  7. 【請求項7】  重合体成分P2が51〜100重量%
    までシクロペンチル(メタ)アクリレートから成ること
    を特徴とする、請求項1から4までのいずれか1項に記
    載の相溶性重合体混合物PM。
  8. 【請求項8】  重合体成分P2が10〜90重量%ま
    でC1〜C8−アルキルアクリレート(式IIの単量体
    は除く)及び90〜10重量%まで式IIの単量体から
    成ることを特徴とする、請求項1から4までのいずれか
    1項に記載の2種類の重合体成分から成る相溶性重合体
    混合物PM。
  9. 【請求項9】  重合体成分P1が90〜100重量%
    までスチレンから成り、重合体成分P2が51〜100
    重量%まで式IIの単量体から成ることを特徴とする、
    請求項1に記載の相溶性重合体混合物PM。
  10. 【請求項10】  重合体成分P1が1〜20重量%ま
    で式III: 【化3】 [式中、R2は水素又はメチルを表し、R3はn=1〜
    8を有するアルキル基CnH2n+1を表す]の単量体
    から成ることを特徴とする、請求項1に記載の相溶性重
    合体混合物PM。
  11. 【請求項11】  重合体成分P1に対して(メタ)ア
    クリルニトリル、無水マレイン酸、マレイン酸イミド、
    p−(2−ヒドロキシヘキサフルオロイソプロピル)ス
    チレンの群から選択した極性単量体の含有が<5重量%
    であることを特徴とする、請求項1から10までのいず
    れか1項に記載の相溶性重合体混合物PM。
  12. 【請求項12】  混合物が重合体P1  10〜99
    重量%及び重合体P290〜1重量%から成ることを特
    徴とする、請求項1から11までのいずれか1項に記載
    の相溶性重合体混合物PM。
  13. 【請求項13】  混合物が重合体P1  50〜90
    重量%及び重合体P250〜10重量%から成ることを
    特徴とする、請求項1から12までのいずれか1項に記
    載の相溶性重合体混合物PM。
  14. 【請求項14】  混合物が重合体P1  20〜80
    重量%及び重合体P280〜20重量%から成ることを
    特徴とする、請求項1から12までのいずれか1項に記
    載の相溶性重合体混合物PM。
  15. 【請求項15】  重合体P1及びP2の少なくとも1
    種類がガラス温度Tg>70℃を有することを特徴とす
    る、請求項1から14までのいずれか1項に記載の相溶
    性重合体混合物PM。
  16. 【請求項16】  重合体混合物PMがガラス温度Tg
    >70℃を有することを特徴とする、請求項1から14
    までのいずれか1項に記載の相溶性重合体混合物PM。
  17. 【請求項17】  重合体成分P2がガラス温度Tg<
    40℃を有することを特徴とする、請求項1から14ま
    でのいずれか1項に記載の相溶性重合体混合物PM。
  18. 【請求項18】  重合体成分P2がガラス温度Tg<
    20℃を有することを特徴とする、請求項17に記載の
    相溶性重合体混合物PM。
  19. 【請求項19】  重合体混合物PMが加熱に際して混
    濁点を示すことを特徴とする、請求項1から18までの
    いずれか1項に記載の相溶性重合体混合物。
  20. 【請求項20】  重合体混合物PMが混濁点>250
    ℃を有することを特徴とする、請求項1から19までの
    いずれか1項に記載の相溶性重合体混合物PM。
  21. 【請求項21】  重合体混合物が混濁点>60℃を有
    することを特徴とする、請求項20に記載の相溶性重合
    体混合物PM。
  22. 【請求項22】  重合体混合物が混濁点>180℃を
    有することを特徴とする、請求項21に記載の相溶性重
    合体混合物PM。
  23. 【請求項23】  重合体P1及び重合体P2の分子量
    MWが>3000であることを特徴とする、請求項1か
    ら22までのいずれか1項に記載の相溶性重合体混合物
    PM。
  24. 【請求項24】  2つの重合体P1及びP2の少なく
    とも1つが分子量MW>5000を有することを特徴と
    する、請求項1から22までのいずれか1項に記載の相
    溶性重合体混合物PM。
  25. 【請求項25】  2つの重合体の少なくとも1つが、
    5000〜1000000の範囲の分子量MWを有する
    ことを特徴とする、請求項1から22までのいずれか1
    項に記載の相溶性重合体混合物PM。
  26. 【請求項26】  重合体P1も重合体P2も2000
    0〜500000の範囲の分子量MWを有することを特
    徴とする、請求項1から22までのいずれか1項に記載
    の相溶性重合体混合物PM。
  27. 【請求項27】  光の透過率(厚さ3mmの試料で測
    定)が>88%であることを特徴とする、請求項1から
    26までのいずれか1項に記載の相溶性重合体混合物P
    M。
  28. 【請求項28】  曇り度が<10%であることを特徴
    とする、請求項1から27までのいずれか1項に記載の
    相溶性重合体混合物PM。
  29. 【請求項29】  請求項6から9までのいずれか1項
    に記載の重合体混合物PM40〜99重量%及びP1及
    びP2と化学的に区別可能な、P1、P2及びPMと非
    相溶性であるその他の重合体60〜1重量%から成る重
    合体組成物。
  30. 【請求項30】  |nD25PM−nD25P3|<
    0.01が成立するように、重合体混合物PMの屈折率
    (nDPM)が室温で重合体P3の屈折率(nDP3)
    と一致することを特徴とする、請求項29に記載の重合
    体組成物。
  31. 【請求項31】  重合体P3のガラス温度Tgが<2
    0℃であることを特徴とする、請求項29又は30に記
    載の重合体混合物。
  32. 【請求項32】  重合体P3が少なくとも部分的に重
    合体P1及び/又はP2と共有結合していることを特徴
    とする、請求項29から31までのいずれか1項に記載
    の重合体組成物。
  33. 【請求項33】  重合体P3が架橋していることを特
    徴とする、請求項29から32までのいずれか1項に記
    載の重合体組成物。
  34. 【請求項34】  重合体P3がポリブタジエン又はポ
    リイソプレンであることを特徴とする、請求項29から
    33までのいずれか1項に記載の重合体組成物。
  35. 【請求項35】  請求項1から34までのいずれか1
    項に記載の相溶性重合体混合物から成る物質。
  36. 【請求項36】  重合体P2から成る被覆を有する請
    求項1から34までのいずれか1項に記載の相溶性重合
    体混合物PMから成る物質。
  37. 【請求項37】  重合体P2が、0.1〜20重量%
    (重合体P2に対して)の割合の混入されたか又は重合
    導入されたUV−吸収体を含有することを特徴とする、
    請求項36に記載の耐候性物質。
  38. 【請求項38】  射出成形体であることを特徴とする
    、請求項35から37までのいずれか1項に記載の物質
  39. 【請求項39】  押出成形体であることを特徴とする
    、請求項35から37までのいずれか1項に記載の物質
  40. 【請求項40】  請求項1から34までのいずれか1
    項に記載の相溶性重合体混合物を使用して製造すること
    を特徴とする、データ記憶板。
  41. 【請求項41】  請求項1に記載の相溶性重合体混合
    物を使用して製造することを特徴とする、重合体P1か
    ら成る核及び重合体P2から成る被覆及び相溶性重合体
    混合物から成る中間層を有する光学的勾配繊維。
  42. 【請求項42】  請求項19から22までのいずれか
    1項に記載の相溶性重合体混合物を使用することを特徴
    とする、請求項19から22までのいずれか1項に記載
    の重合体混合物PMを含有する熱互変性保護透化物。
  43. 【請求項43】  請求項1に記載の重合体混合物PM
    の溶液。
  44. 【請求項44】  請求項43に記載の溶液から成る重
    合体フィルム。
  45. 【請求項45】  重合体P1及び重合体P2から成る
    ラテックスを相互に含有するプラスチック分散液。
  46. 【請求項46】  請求項45に記載のプラスチック分
    散液から成るフィルム。
JP3076187A 1990-04-12 1991-04-09 2種類の重合体成分から成る相溶性重合体混合物、この混合物から成る物質、データ記憶板、光学勾配繊維及び熱互変性保護透化物の製法並びに溶液、重合体フィルム、プラスチック分散液及び重合体混合物を含有するか又はこれから成るフィルム Pending JPH04225047A (ja)

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