JPH0422460Y2 - - Google Patents

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JPH0422460Y2
JPH0422460Y2 JP12437686U JP12437686U JPH0422460Y2 JP H0422460 Y2 JPH0422460 Y2 JP H0422460Y2 JP 12437686 U JP12437686 U JP 12437686U JP 12437686 U JP12437686 U JP 12437686U JP H0422460 Y2 JPH0422460 Y2 JP H0422460Y2
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【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、ビデオデイスクやコンパクトデイ
スク等の情報記録円盤の記録面の汚れを清掃する
クリーナに関し、特に詳しく言うと、粘着性テー
プを有するクリーニングローラによりクリーニン
グすると共に、極めて簡単な構成により情報記録
円盤を手に触れることなく全体をクリーニングす
ることができる情報記録円盤のクリーニング装置
に関する。
〔考案の技術的背景〕
光学式あるいは静電容量式に記録情報を走査し
て再生するビデオデイスクやコンパクトデイスク
が広く普及している。例えば、ビデオデイスクは
ビデオテープと比べて長時間使用しても色ずれ等
が起りにくく、何回も再生したり長時間保存する
場合には便利である。また、コンパクトデイスク
は従来のLPレコード盤より小型でしかも記憶容
量も大きいため急速に広まつている。コンパクト
デイスクはまた、誤り訂正の機能を有するため、
誤り訂正が有効な限度内のごみやほこりが付着し
てビツトの欠落が生じても、再生時には記録時の
ビツトに修復することができる。しかしながら、
誤り訂正が不可能な大きさのごみ等が付着してい
る場合には訂正不能となり、音質劣化につなが
る。ごみの付着についてはビデオデイスクにおい
ても画像や音質に歪みが生じる原因の一因となつ
ている。ビデオデイスクやコンパクトデイスクは
その表面が透明な塩化ビニール等のコーテイング
膜で被覆されているので、セーム皮等の柔らかい
布で拭くだけの簡単な操作でごみ等を取り去るこ
とができるが、強い力で拭くとコーテイング膜に
傷をつけることがある。またビデオデイスクやコ
ンパクトデイスクの場合、強い洗浄力のあるアル
コール等の有機溶剤を用いることができない。
そこで従来のこの種のクリーニング装置として
は、デイスクを回転可能に支持するとともに、こ
のデイスクに対しセーム皮等の柔らかい布を被覆
したクリーニングパツドを弱い圧着力をもつて接
触するように支持し、デイスクを電動あるいは手
動により回転させながらクリーニングするものが
提供されている。また装置自体を小型軽量にする
ため、ケース内にデイスクを載置し円形の上部開
口からクリーニングパツドを挿入し、このクリー
ニングパツドを手で軽く押圧しながらごみ等を取
り去るようにしたクリーニング装置も提供されて
いる。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかしながら前者のクリーニング装置は装置自
体が大型化してしまうばかりでなく、ごみ等がク
リーニングパツドに付着せず、クリーニングパツ
ドの走行軌跡の両側にごみ等のすじが生じたり、
あるいはクリーニングパツドに付着したごみ等が
クリーニング終了時にクリーニングパツドと接し
ていたデイスクの部分に残してくる等の欠点があ
る。また後者のクリーニング装置の場合、取りに
くい汚れの場合はどうしても手に力が入つてしま
い、その結果デイスク面を傷付けてしまうことが
ある。
そこで考案の目的は、上述したビデオデイスク
やコンパクトデイスク上のごみやほこりを簡単な
構成により確実に取り除くことができる情報記録
円盤のクリーニング装置を提供することである。
〔問題点を解決するための手段〕
この考案の情報記録円盤のクリーニング装置
は、情報記録円盤をその記録面を上にして覆い、
その上面に設けられた少なくとも情報記録円盤の
記録面の一部をかつ半径方向に露呈する切欠部と
情報記録円盤のセンターホール部を露呈するよう
に設けられた中央開口部とを備えたカバー部材
と、切欠部から挿入され記録面とを接触する粘着
性を有するクリーニングローラと、情報記録円盤
を回転させるため中央開口部から一端が挿入され
センターホール部に当接する円盤押え部材とを有
することを特徴とするものである。
〔作用〕
カバー部材間に情報記録円盤を挿入し、その中
央開口部に円盤のセンターホール部を位置させた
後、カバー部材の切欠部からクリーニングローラ
を円盤の記録面に当て、クリーニングローラを回
転させる。これにより円盤の記録面上のごみやほ
こりはクリーニングローラによつて取り去ること
ができる。切欠部から露呈する円盤の記録面のク
リーニングが終了した時に、円盤押え部材をこの
中央開口部から挿入し、この円盤押え部材を押え
ながら回転すれば、切欠部には次の未クリーニン
グ面を位置させることができる。そして先と同様
にその部分のごみやほこりをクリーニングローラ
によつて取り去ればよい。
〔実施例〕
以下、この考案を図面に示す実施例について説
明する。まず、第1図および第2図に示す第1実
施例について説明すると、上板1と、底板2と、
この間に情報記録円盤(以下単に円盤と称す)を
介在させるための間〓を形成するようにこれら上
板1と底板2の周縁に設けられた側板4とで、カ
バー部材5が形成されている。上板1と底板2の
周縁の一辺は円盤3の挿入口6を形成するため解
放されている。
上板1には、カバー部材5内に円盤3を挿入し
た時、円盤3のセンターホール7と整合する位置
にセンターホール7よりも大きい直径の中心開口
8と、この中心開口8から間隔をおきかつ円盤3
の記録面の半径方向にわたつて開口する切欠部9
が設けられている。
中心開口8には、この中心開口8より僅かに小
さい外径の円盤押え部材11が挿入される。円盤
押え部材11の先端部12は円盤3のセンターホ
ール7の直径より僅かに小さくなつており、外周
部と先端部12との段部にはゴムあるいは摩擦係
数の高い合成樹脂で構成されたワツシヤ13が取
り付けられている。底部2には円盤3の中心部お
よび外周部と当接する部分に、ポリテトラフルオ
ロエチレンのような摩擦係数の低い合成樹脂シー
トで構成された滑り材14が取付けられている。
上板1の切欠部9にはクリーニング本体15が
挿入され、切欠部9の露呈する円盤3をクリーニ
ングする。クリーニング本体15はハンドル部1
6と、クリーニングローラ17を回転自在に保持
するシヤフト18とから構成されている。クリー
ニングローラ17は切欠部9に沿つて円盤3の半
径方向に回転できるような軸方向長さを有し、そ
の表面は軽い粘着性を有している。すなわちクリ
ーニングローラ17は、円筒形のゴムローラの表
面に粘着テープが複数回巻回されたもので構成さ
れている。なお、第1図に参照番号19で示すガ
イドは、底板2上に設けられ、円盤3を挿入口6
から挿入した時円盤3のセンターホール7が上板
1の中央開口8内に位置するように円盤3の位置
を規制するためのものである。
次にこのクリーニング装置の使用方法について
説明すると、まず、カバー本体5の側部の挿入口
6から円盤3をそのクリーニングすべき面を上に
して挿入する。カバー本体5を挿入口6を上に向
けるように傾けると、円盤3はガイド19に当接
するまでその内部を滑り落ちる。ガイド19によ
り規制された時、円盤3のセンターホール7が中
央開口8内に位置する。ここでクリーニング本体
15のハンドル部16を手に持ち、クリーニング
ローラ17を切欠部9に挿入し、この切欠部9に
露呈している円盤3の部分にクリーニングローラ
17を軽く接触させながら円盤3の半径方向にク
リーニングローラ17を回転させていく。クリー
ニングローラ17は粘着性を有するため、円盤3
上のごみやほこりはクリーニングローラ17に付
着していく。切欠部9から露呈している円盤3の
部分のクリーニングが終了した時は、円盤押え部
材11をその先端部12側から中心開口8の挿入
し、先端部12を円盤3のセンターホール7に嵌
合させる。円盤押え部材11の外周部と先端部1
2との段部には、摩擦係数の高いワツシヤ13が
設けられているので、円盤押え部材11を円盤3
方向に押圧しながら回転させると、これに連動し
て円盤3を回転させることができる。円盤3の下
面は底板2上の摩擦係数の低い滑り材14で支持
されているので、円盤3の回転はスムーズに行わ
れる。これにより未だクリーニングしていない部
分を切欠部9に露呈させ、上述したと同様に切欠
部9にクリーニングローラ17を挿入し、円盤3
上を回転させながらクリーニングを行えばよい。
このようにして、円盤3を円盤押え部材11によ
り回転させながら順次クリーニングしていけばよ
い。したがつて、クリーニングは円盤3に全く触
れることなく行うことができる。クリーニングを
終了した円盤3はカバー本体5を、その挿入口6
を下にするように傾ければ円盤3は容易に取り出
すことができる。
クリーニングローラ17が汚れた場合には、1
周分の粘着テープを剥がし取り、新しい粘着テー
プをその表面に位置させるようにすればよい。
第3図に示す第2実施例においては、カバー本
体5の上板1に中央開口8を挾んだ両側に第1実
施例の切欠部9と同様な切欠部21を2つ設けた
のである。したがつて、クリーニング本体22は
ハンドル23と、2つのクリーニングローラ24
と、一端がハンドル23に固定され略Y字状に形
成された他端にこれらクリーニングローラ24を
回転自在に支持するシヤフト25とから構成され
ている。1枚の円盤3をクリーニングするには、
上述第1実施例が略360度回転させる必要がある
のに対し、この第2実施例においては一度に円盤
3の直径方向をクリーニングすることができるの
で、略180度回転させるだけでよい。したがつて、
クリーニング時間を略半分に減少させることがで
きる。
上述各実施例において、クリーニングローラ1
7,24は粘着テープを巻回したもので構成して
いるが、例えばオルガノポリシロキサンエラスト
マのような粘着性を有する合成樹脂製の弾性材で
構成し、汚れた場合はこの弾性材よりさらに粘着
性の強い粘着テープやシート上を転がして汚れを
取り去るか適当なクリーニング材で汚れを取り去
るようにしてもよい。
更に、円盤の両面をクリーニングする必要があ
る場合には、カバー本体5の底板2にも切欠部9
あるいは21を形成し、この底板2側の切欠部か
らクリーニングローラを挿入し、円盤を挟むよう
にしてもよい。
〔考案の効果〕
以上のようにこの考案のクリーニング装置は、
円盤を回転可能に挾持するカバー本体と、このカ
バー本体の上面に設けられた切欠部から円盤の面
と接触してごみやほこりを取り去るクリーニング
ローラという極めて簡単な構成のため、安価に提
供できる。円盤上のごみやほこりは粘着性ローラ
により取る去ので、確実に除去することができ、
また円盤の回転は円盤押え部材を手動で操作する
ことにより行うので、他の動力源を必要とせず経
済的である。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の第1実施例を分解して示す
斜視図、第2図はその横断面の一部を示す図、第
3図はこの考案の第2実施例を示す平面図であ
る。 図面中、3は情報記録円盤、5はカバー部材、
7はセンターホール、8は中央開口、11は円盤
押え部材、15はクリーニング本体、17はクリ
ーニングローラである。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 情報記録円盤をその記録面を上にして覆い、
    その上面に設けられた少なくとも前記情報記録
    円盤の前記記録面の一部をかつ半径方向に露呈
    する切欠部と前記情報記録円盤のセンターホー
    ル部を露呈するように設けられた中央開口部と
    を備えたカバー部材と、前記切欠部から挿入さ
    れ前記記録面とを接触する粘着性を有するクリ
    ーニングローラと、前記情報記録円盤を回転さ
    せるため前記中央開口部から一端が挿入され前
    記センターホール部に当接する円盤押え部材と
    を有することを特徴とする情報記録円盤のクリ
    ーニング装置。 (2) 実用新案登録請求の範囲第1項において、前
    記カバー部材の底面には少なくとも前記情報記
    録円盤の前記センターホール部および外周部と
    それぞれ相対する部分は摩擦係数が低くなつて
    いることを特徴とする情報記録円盤のクリーニ
    ング装置。 (3) 実用新案登録請求の範囲第1項において、前
    記カバー部材の前記切欠部は前記中央開口部を
    中心に180度の間隔をおいて2つ設けられてお
    り、前記クリーニングローラはこれら2つの切
    欠部にそれぞれ挿入されるように前記粘着性テ
    ープを2つ有することを特徴とする情報記録円
    盤のクリーニング装置。 (4) 実用新案登録請求の範囲第1項において、前
    記カバー部材はその側面に前記情報記録円盤を
    挿入するための挿入口が形成されていることを
    特徴とする情報記録円盤のクリーニング装置。
JP12437686U 1986-08-13 1986-08-13 Expired JPH0422460Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP12437686U JPH0422460Y2 (ja) 1986-08-13 1986-08-13

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12437686U JPH0422460Y2 (ja) 1986-08-13 1986-08-13

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Publication Number Publication Date
JPS6332376U JPS6332376U (ja) 1988-03-02
JPH0422460Y2 true JPH0422460Y2 (ja) 1992-05-22

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