JPH04223217A - 物理量の測定を自動検定あるいは再検定する方法 - Google Patents

物理量の測定を自動検定あるいは再検定する方法

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JPH04223217A
JPH04223217A JP3057523A JP5752391A JPH04223217A JP H04223217 A JPH04223217 A JP H04223217A JP 3057523 A JP3057523 A JP 3057523A JP 5752391 A JP5752391 A JP 5752391A JP H04223217 A JPH04223217 A JP H04223217A
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JP
Japan
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value
sensor
measurement area
physical quantity
measurement
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JP3057523A
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English (en)
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Radivoje Popovic
ラディホエ ポポフィック
Beat Haelg
ビート ヘルク
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Electrowatt Technology Innovation AG
Original Assignee
Landis and Gyr Betriebs AG
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Publication date
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    • GPHYSICS
    • G12INSTRUMENT DETAILS
    • G12BCONSTRUCTIONAL DETAILS OF INSTRUMENTS, OR COMPARABLE DETAILS OF OTHER APPARATUS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G12B13/00Calibrating of instruments and apparatus
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01DMEASURING NOT SPECIALLY ADAPTED FOR A SPECIFIC VARIABLE; ARRANGEMENTS FOR MEASURING TWO OR MORE VARIABLES NOT COVERED IN A SINGLE OTHER SUBCLASS; TARIFF METERING APPARATUS; MEASURING OR TESTING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G01D5/00Mechanical means for transferring the output of a sensing member; Means for converting the output of a sensing member to another variable where the form or nature of the sensing member does not constrain the means for converting; Transducers not specially adapted for a specific variable
    • G01D5/26Mechanical means for transferring the output of a sensing member; Means for converting the output of a sensing member to another variable where the form or nature of the sensing member does not constrain the means for converting; Transducers not specially adapted for a specific variable characterised by optical transfer means, i.e. using infrared, visible, or ultraviolet light

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Indication And Recording Devices For Special Purposes And Tariff Metering Devices (AREA)
  • Testing Or Calibration Of Command Recording Devices (AREA)
  • Length Measuring Devices With Unspecified Measuring Means (AREA)
  • Paper (AREA)
  • Extrusion Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Investigating Or Analysing Materials By Optical Means (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、物理量の測定を自動検
定あるいは再検定する方法及び装置、更に詳細には、第
1のセンサと第2のセンサ及び両センサからの出力信号
を処理するコンピュータとを有する物理量の測定を自動
検定あるいは再検定する方法及び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の方法は、距離、磁場、圧力差な
どを測定する場合、測定に用いるセンサの出力特性が非
線形であって、始めからわかっていないか、あるいは不
安定的であるので、始めはわかっていても時間、温度あ
るいは他の量の作用を受けて著しく変動してわからなく
なってしまい、新たに検定し直す必要がある場合に、適
している。この方法においては、物理的な量の値xの関
数値f[x]が測定される。しかし関数値f[x]では
なく、物理的な量の値x、すなわちf[x]の逆関数値
を求めようとする場合には、使用するセンサの出力特性
がわかっているかあるいは自動的に検定されあるいは再
検定される場合にしか行なうことができない。
【0003】通常のように測定に用いるセンサを自動的
に検定しない場合には、測定すべき物理量xのそれぞれ
の値についてセンサの出力信号のそれぞれの値f[x]
をできるだけ正確な測定装置を用いて逐一求めることが
知られている。その場合にはときどき、例えば所定の間
隔で検定(キャリブレーション)あるいは再検定を行う
必要がある。
【0004】請求項1の前文に記載された種類の方法は
、「応用光学(Applied  Optics)」1
989年2月、第28巻第3号第419頁から第420
頁のE.Bois、S.J.Huard、G.Bois
deによる「レンズを有する損失補償の光ファイバ変位
センサ(loss  compensatedfibe
r−optic  displacement  se
nsor  including  a  lens)
」に記載されており、同文献には自動検定及び損失補償
を行う光学センサが記載されている。
【0005】このセンサには自動検定のために2つの光
ガイドが設けられており、各光ガイドの第1の端部は互
いに軸方向に移動され、かつ光ガイドの光軸に沿って移
動する可動な基台の光を反射する面に対向するように配
置されている。各光ガイドの第2の端部は交互に発光ダ
イオードあるいはフォトダイオードに接続される。各発
光ダイオードは光を送出し、交互に励起されて、次にフ
ォトダイオードにより検出される2つの信号がマイクロ
コンピュータにより処理される。送出された光は光ガイ
ドを介して光を反射する面に達し、反射された光は次に
光ガイドを介してフォトダイオードに達し、フォトダイ
オードの出力信号がマイクロコンピュータに入力される
。マイクロコンピュータはデジタル/アナログ変換器を
介して発光ダイオードから送出された基準信号を連続的
に受け取り、検出された2つの信号の合計と差の比を形
成して処理することにより測定装置の検定(キャリブレ
ーション)を行う。センサに関して双曲線の出力特性が
存在する場合には、この比はゼロ点近傍では求める距離
の値に比例する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、ほぼ
同一の2つのセンサを用いて、センサの出力特性の構造
に対して厳しい要請がなくかつ他の厳しい条件なしに、
2つのセンサの一方の出力特性を他方のセンサの測定結
果を用いて検定しあるいは再検定することのできる冒頭
で述べた種類の方法を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の課題は、本発明に
よれば、第1のセンサ(1)と第2のセンサ(2)及び
両センサ(1、2)の出力信号(f[x]、y[x]=
g[x+a])を処理するコンピュータ(3)とを有し
、両センサは物理量の値(x)を検出し、横軸にとった
物理量の値(x)を関数とする前記両センサの2つの出
力特性曲線(f[x]、g[x])は、始めは未知であ
るがほぼ同様な特性を有する、物理量の測定を自動検定
あるいは再検定する方法において、第1のセンサ(1)
の出力特性曲線が複数の測定領域部分に分割され、前記
2つのセンサ(1、2)によって同時に検出される物理
量の値(x、x+a)が物理量で所定の一定の差値(a
)だけ互いに異なっており、横軸方向に測定した前記測
定領域部分の幅が前記差値(a)と同一の大きさにされ
、第1のセンサ(1)の出力特性曲線の始点(A)の既
知座標値(f[s0]、x0)から出発し、測定を実施
していく中で第2のセンサ(2)の測定結果を用いて第
1のセンサ(1)の出力特性曲線の既知の部分が新しい
既知の測定領域部分によって物理量の増加する方向へだ
んだん拡大され、その場合互いに隣接する既知の2つの
測定領域部分はそれぞれ少なくとも横軸の値(xk)に
ついて重なりあっており、物理量の値(x)は、出力特
性の値が第2のセンサ(2)の測定結果を用いてすでに
求められている第1のセンサの測定領域部分だけにおい
て第1のセンサにより求められる構成により解決される
【0008】
【作用】このような構成により、物理量、例えば端面間
の距離を測定する測定装置が形成される。コンピュータ
は2つのセンサからのほぼ同一ではあるが未知な出力特
性曲線を処理する。例えば、第1のセンサの出力特性曲
線は、2つのセンサが同時に検出した物理量の値の差に
対応する幅を有する測定領域部分に分割される。第1の
センサの出力特性曲線の始点の既知座標値から出発し、
測定を実施していく中で第2のセンサの測定結果を用い
て第1のセンサの出力特性曲線の既知の部分が新しい既
知の測定領域部分によって物理量の増加する方向へだん
だん拡大される。その場合、互いに隣接する2つの既知
の測定領域部分はそれぞれ少なくとも出力特性曲線のx
座標の値に関して、すなわち物理量の値xkに関して互
いに重なり合っている。すなわち第2のセンサが第1の
センサの既知の特性曲線領域を連続的に拡大し、従って
第1のセンサが自分の出力特性曲線を知ることによって
、第2のセンサは第1のセンサの測定の検定(キャリブ
レーション)ないし再検定を自動的にかつ所望通りに行
うことができる。
【0009】
【実施例】本発明の実施例を図面に示し、以下で詳細に
説明する。
【0010】図面のすべての図において同一の参照符号
は同一の部材を示している。
【0011】各図に示す装置にはそれぞれ第1のセンサ
1と、第2のセンサ2と、コンピュータ3と表示装置4
が設けられており、これらによって測定装置5が構成さ
れる。
【0012】測定すべき任意の物理量の値を以下ではx
とする。図1と図2においては、物理量は端面7を有す
る可動な基台6とセンサ1の有効な端面との空間的な距
離であって、その値はLで示されるので、x=Lが成り
立つ。図3においては物理量として磁束密度Bが測定さ
れるので、x=Bとなる。
【0013】2つのセンサ1と2は、同一の物理量の値
xを検出する。センサ1は出力信号f[x]を有し、セ
ンサ2は出力信号g[x]を有し、いずれもそれぞれ物
理量の値xの関数となっている。2つのセンサ1と2は
ほぼ同様に構成されているので、その出力信号である物
理量の値xの関数f[x]とg[x]はほぼ同一である
が、最初は未知のカーブとなる。センサ1と2の2つの
出力特性曲線(xはそれぞれ横軸にとられる)は、すで
に説明したように、未知であるか、あるいはわかってい
る場合でも不安定的であるのでやがては未知となる。
【0014】測定装置において2つのセンサ1と2は物
理量の値を検出し、その値は物理量の所定の一定の差値
aだけ互いに異なっている。従って装置を用いて測定す
べき物理量の値xに関してセンサ1は出力信号f[x]
を有し、センサ2は出力信号y[x]=g[x+a]≒
f[x+a]を有する。差値aはコンピュータ3に格納
される。
【0015】2つのセンサ1と2の出力はそれぞれコン
ピュータ3の入力と接続されているので、コンピュータ
は両センサ1と2の出力信号f[x]とy[x]を測定
データとして受け取り、それから求めようとする物理量
の値xを算出する。算出された値xはコンピュータ3の
出力に出力されて次の処理が行なわれ、あるいは表示さ
れる。算出された物理量の値xはコンピュータ3の出力
から、例えば表示器4の入力へ印加されて、表示される
【0016】物理量の値xの初期値x0は、設定されて
いる場合でも、精密測定機器を用いて測定開始時に求め
た場合でも、いずれにしろ既知である。初期値x0に対
しては、センサ1の出力信号f[x]の値はf[x0]
となる。f[x0]とx0の値は、コンピュータ3に格
納され、センサ1と2の出力特性曲線の始点A(図5を
参照)を形成する。
【0017】少なくともセンサ1の出力特性曲線は、k
を1、2、3、…として、連続する数字kを有する測定
領域部分に分割される。測定領域部分のx軸方向に測定
した幅は、センサ1と2によって求められた物理量の値
における所定の一定な差値aと同じ大きさに選択される
。従って、センサ1の出力特性曲線の始点Aの既知の座
標軸の値f[x0]とx0から出発し、測定を実施して
いく中でセンサ2の測定結果を用いてセンサ1の出力特
性曲線の既知の部分が新しい既知の測定領域部分によっ
て物理量の値の増加する方向へだんだん拡大される。そ
の場合、互いに隣接する2つの既知の測定領域部分はそ
れぞれ少なくとも出力特性曲線のx座標の値に関して、
すなわち物理量の値xkに関して互いに重なり合ってい
る。すなわちセンサ2がセンサ1の既知の特性曲線領域
を連続的に拡大し、従ってセンサ1が自分の出力特性曲
線を知ることによって、センサ2はセンサ1の測定の検
定(キャリブレーション)ないし再検定を自動的にかつ
所望通りに行うことができる。なお、センサ1が物理量
のそれぞれの値xを求めるのは、出力特性曲線のうちセ
ンサ2によって出力特性曲線の値がすでに求められてい
る測定領域部分においてだけである。
【0018】図1においては、2つのセンサ1と2はx
=Lの方向に対して平行に測定して距離a離れて配置さ
れているので、センサ2の有効な端面と可動な基台6の
端面7との距離はx+a=L+aの値となる。端面7と
可動な基台6の機械的なストッパ8との距離は(この場
合も距離x=Lの方向に対して平行に測定して)既知の
初期値x0=L0となる。この初期値は、例えば開始時
に可動な基台6の端面7が機械的なストッパ8と接触し
たときにはゼロになる。図1においては測定装置5は2
つのセンサ1と2、コンピュータ3及び表示装置4から
構成されている。
【0019】図2には、図1に示す距離測定装置の光学
的実施例が示されている。本実施例においては、可動な
基台6の端面7は好ましくは反射面であって、この反射
面は送光器9によって第1の光ガイド10を介して可視
光あるいは不可視光により照射される。送光器9はコン
ピュータ3により制御ないし給電される発光ダイオード
である。端面7は他の2つの光ガイド11と12の端面
から距離LないしL+aの距離に配置されており、各光
ガイドの端面は距離Lの方向に対して平行に測定して互
いに距離aだけ隔てて配置されている。2つの光ガイド
11と12は、例えば始端は光ガイドと平行で光ガイド
10と接触しており、右に行くに従い光ガイド10から
離れて、例えばフォトダイオードからなるセンサ1ある
は2の端面と垂直に接続される。端面7から距離L離れ
た端面を有する光ガイド11はセンサ1に接続されてお
り、光ガイド12はセンサ2に接続されている。光ガイ
ド11と12の端面7側の面は、2つのセンサ1と2の
有効な端面となる。図2に示す実施例においては、2つ
のセンサ1と2、コンピュータ3、表示装置4、送光器
9及び3つの光ガイド10〜12によって測定装置5が
構成されている。
【0020】図3に示す測定装置5からなる磁場測定装
置においては、磁束密度Bの測定が行われる。測定装置
5は2つのセンサ1と2、コンピュータ3、表示装置4
及び永久磁石14から構成される。本実施例においては
、センサ1と2は好ましくはホール素子であって、両者
には同一の定電流が供給される。センサ1は磁束密度B
のみを測定し、センサ2は磁束密度B+aを測定する。 なお、この小さい磁束密度aは永久磁石14によって発
生される。永久磁石14の北極がNで示され、南極がS
で示されている。永久磁石14の空間配置は、測定すべ
き磁束密度Bと永久磁石14の差となる磁束密度aとが
加算されるように設定される。センサ2は永久磁石14
のギャップ内に配置されており、2つの磁束密度Bとa
の合計を測定する。従って図3に示す実施例においては
、x=B、x+a=B+a及びx0=B0となる。例え
ばこの方法の開始時に測定すべき磁束密度を遮断するこ
とによって、好ましくはx0=B0=0となるように設
定される。
【0021】図1から図3においては、初期値x0=L
0ないしx0=B0及び差値aがコンピュータ3の入力
端子に入力され、コンピュータに格納される状態が図式
的に示されている。
【0022】上述の光学的及び磁気的な方法の代わりに
、それぞれ音響的、空圧式あるいはマイクロ波を用いる
方法を使用することも可能であって、その場合にはセン
サ1と2は音響的、空圧式あるいはマイクロ波センサが
使用される。
【0023】図4においては、センサ1の出力信号f[
x]は、任意の連続する数kを有する測定領域部分内の
測定すべき物理量の値xの関数として示されている。 測定領域部分のx軸方向の幅は、物理量の既知の所定の
差値aと同じ大きさである。差値aはそれぞれ非常に小
さく選ばれるので、それぞれの測定領域部分内のセンサ
1の出力特性曲線は直線と見なすことができる。図4に
示す測定領域部分では出力特性曲線の直線部の始点Qは
座標値f[xk]とxkを有し、一方直線部の終点Rは
座標値f[xk+a]≒g[xk+a]=y[xk]と
xk+aを有する。2つの点QとRの間において、セン
サ1の出力特性曲線の測定領域部分のQRは線形である
ので、出力特性曲線のこの部分QR上にあり座標値f[
x]、xを有する各測定点Fkに対して、求める物理量
の値xに相当する横軸の値xは次式を用いて線形外挿す
ることにより求めることができる。
【0024】x=xk+δx δx={f[x]ーf[xk]}/tgakなお、tg
ak={f[xk+a]ーf[xk]}/a≒{y[x
k]ーf[xk]}/aは、出力特性曲線の直線部分の
勾配を示す。
【0025】求める物理量のその時求めた値と例えば連
続する数kを有する測定領域部分における最も低い値x
kとの差δxがゼロより大きく、かつ所定の一定の値b
より小さい場合には、他の測定領域部分への切り替えは
行われない。所定の一定の値bは物理量の所定の一定の
差値aより小さく選らばれ、コンピュータ3に格納され
る。しかし、例えば測定点Tにおけるように、差δxが
所定の一定値bになるか、あるいはbより大きくなると
、現在の測定領域部分から隣接の測定領域部分への切り
替えが行われる。
【0026】差δxが正であってかつ所定の一定値bよ
り大きくあるいはbと同一である場合には、それぞれ新
しい隣接の測定領域部分への切り替えが行われる。この
測定領域部分は物理量の値が大きくなる方向の測定領域
部分で、新しい測定領域部分の連続番号k+1は現在の
測定領域部分の連続番号kより1つだけ大きくなる。例
えば直線QR上にあり座標値f[xk+1]とxk+1
を有する測定点Tの場合には、連続番号kを有する現在
の測定領域部分から連続番号k+1を有する次に大きい
測定領域部分への切り替えが行われる。というのは、差
値δxは正でかつbより大きいからである。連続番号k
+1を有する新しい測定領域部分の特性曲線の部分TW
の始点は測定点Tであり、図4では不図示の終点は座標
値f[xk+1+a]≒y[xk+1]とxk+1+a
を有する。
【0027】それに対して差の値δxが負になると、そ
れぞれ物理量の値が減少する方向にある新しい隣接の測
定領域部分への切り替えが行われる。新しい測定領域部
分の連続番号k−1は現在の測定領域部分の連続番号よ
り1つだけ小さい値になる。なお、k−1は常にゼロよ
り大きいかあるいはゼロに等しくなければならない。
【0028】図5において、重なってつながり合った多
数の測定領域部分に関するセンサ1の出力信号f[x]
が物理量の値xの関数で示されている。直線ACBの部
分は、センサ1の特性曲線の連続番号k=0を有する測
定領域部分に属する。直線CEDの部分は特性曲線の連
続番号k=1を有する測定領域部分に属する。直線EQ
Pの部分は、連続番号k=2からk=k−1を有する詳
しく説明されない測定領域部分に属する。直線QTRの
部分は、特性曲線の連続番号k=kを有する測定領域部
分に属する。直線TWの部分は、特性曲線の連続番号k
=k+1を有する測定領域部分に属する。
【0029】なお、特性曲線の上述の各部分の始点A、
C、E、Q、Tの座標はそれぞれf[xk]とxkであ
り、終点B、D、P、Rの座標はそれぞれf[xk+a
]≒y[xk]とxk+aである。なお、kはそれぞれ
該当する測定領域部分の連続番号である。従って特性曲
線全体の始点でもある始点Aの座標値は、初期値f[x
0]とx0であり、この値は処理の開始時にすでに既知
であって、コンピュータ3にも格納される。始点C、E
、Q、Tは、互いに隣接する2つの測定領域部分の特性
曲線の所定部分、すなわち連続番号kを有する測定領域
部分と連続番号k−1を有するその前の測定領域部分に
属する測定点である。
【0030】連続番号k−1を有する測定領域部分にお
いて、求めた物理量の値と現在の測定領域部分における
最も低い値xk−1との差δx(正とする)が所定の一
定値bになるかあるいはbより大きくなり、かつこれま
で新しい測定領域の連続番号になっていない場合には、
新しい測定領域部分は、出力特性曲線の直線部分がまだ
分かっていない測定領域部分である。その場合、新しい
測定領域部分における出力特性曲線の始点は、座標値と
していま求めた物理量の値xkとそれに関連するセンサ
1の出力信号f[xk]の値で定まる点となる。新しい
測定領域部分における出力特性曲線の終点は、座標値と
してセンサ1によって求められ差値aだけ増加された物
理量の値xk+aとセンサ2の出力信号に生じた値y[
xk]≒f[xk+a]で定まる点である。
【0031】既知の測定領域部分から連続番号kを有す
る次に大きい未知の測定領域部分へ切り換える場合に、
それぞれ切り替え時の物理量の値xkに対してセンサ1
の出力信号の値f[xk]が求められ、また物理量の値
xk+aに対してセンサ2の出力信号y[x]の値y[
xk]が求められる。求めた2つの値f[xk]とy[
xk]、切り替え時の物理量の値xk並びに関連する値
ak={y[xk]−f[xk]}/aがそれぞれ新し
い測定領域部分の連続番号でコンピュータ3に記憶され
る。
【0032】次に変数mの現在の値が1つ増分される。 この変数mは測定中に得られた測定領域部分の連続番号
kの最も大きい値を示す。
【0033】連続番号kを有する既知の測定領域部分で
は、センサ1の出力信号の値f[x]に対応する物理量
の値xはコンピュータ3によって、 δx={f[x]−f[xk]}/tgak  とx=
xk+δx の式を用いて求められる。
【0034】連続番号k=0を有する第1の測定領域部
分において、切り替え時の物理量の値xkとそれに対応
するセンサ1の出力信号の値f[xk]は出力特性曲線
の既知の座標値x0とf[x0]に対応する。
【0035】図6に示すコンピュータ3のプログラムの
フローチャートには、新しい機能ステップ14、15、
16、17、18、19、20、21、22が設けられ
ており、これらは記載の順序でカスケード接続されてお
り、かつ記載の順序において次に示す機能I〜IXを行
う。
【0036】機能  I  「スタート」して、xの値
をx0にセットする。
【0037】機能  II  既知の初期値x=x0、
k=0、m=0及び既知の値aとbをコンピュータに格
納する。
【0038】機能  III  2つのセンサ1と2の
出力信号の値f[xk]とy[xk]及びそれに対応す
る物理量の値x=xkを同時に測定し、次に格納する。
【0039】機能  IV  値tgak={y[xk
]−f[xk]}/aを計算して、格納する。
【0040】機能  V  変数mの値を1つ増分する
【0041】機能  VI  第1のセンサ1の出力信
号の瞬時値f[x]を測定して、格納する。
【0042】機能  VII  δx={f[x]−f
[xk]}/tgak  の値を計算して、格納する。
【0043】機能  VIII  x=xk+δx  
の値を計算して、格納し、機能  IX  算出したx
の値を表示する。
【0044】図6に示すフローチャートにはさらに3つ
の判断ステップ23、24、25と機能ステップ26、
27が設けられており、これらは記載の順序でそれぞれ
機能X、XII、XIV、XI、XIIIを行う。図6
においては機能ステップ23〜25の否定出力にはそれ
ぞれNY(Not  Yes)と記載されており、肯定
出力にはY(Yes)と記載されている。
【0045】機能ステップ21の出力は機能ステップ2
2の入力に供給されると共に判断ステップ23の入力に
も供給され、判断ステップ23のNY出力は判断ステッ
プ24に接続されており、判断ステップ23のY出力は
機能ステップ26を介して判断ステップ25の入力と接
続されている。判断ステップ24のY出力は機能ステッ
プ27の入力に導かれており、機能ステップ27の出力
は判断ステップ24と25のNY出力及び機能ステップ
19の入力と接続されている。判断ステップ25のY出
力は機能ステップ16の入力と接続されている。
【0046】次に機能Xから機能XIVについて説明す
る。
【0047】機能  X  δxはbより大きいかある
いは同じかを判断する。
【0048】機能  XI  値kを1つ増分する。
【0049】機能  XII  δxはゼロより小さい
かを判断する。
【0050】機能  XIII  値kを1つ減少させ
る。
【0051】機能  XIV  増分された値kは現在
の値mより大きいかあるいは同じかを判断する。
【0052】機能ステップ14と15はプログラムの進
行において処理の開始時に一度だけ通過する。これらの
ステップは、例えば測定すべき磁束密度を遮断すること
によって、あるいは可動な基台を移動させて機械的なス
トッパに接触させることによって物理量の値xを値x0
にセットし、始めからわかっている値x0、a、bをコ
ンピュータ3に格納し、kとmの値をゼロにリセットす
るのに用いられる。
【0053】機能ステップ16〜18は、それまで未知
であった新しい測定領域部分に来たときに通過するもの
であって、求めた値xk、f[xk]及びy[xk]を
用いて、それまで未知であった新しい測定領域部分にお
ける特性曲線の直線部分の勾配値tgakが求められる
。 従ってまだ未知の個々の測定領域部分について、測定を
続ける中でそれぞれセンサ1の出力特性曲線の該当する
直線部分の勾配tgakが求められ、従って連続する各
測定領域部分についてセンサ1の出力特性曲線全体のカ
ーブが求められる。tgakの値を新しく計算した後に
、それぞれ現在のmの値を1つ増分する。というのは新
しい測定領域部分はもはや未知ではなくなっているから
である。
【0054】機能ステップないし判断ステップ19〜2
7は測定毎に通過し、xとδxの値を求めるのに使用さ
れると共に、差値δxが所定の値bより大きいかあるい
は同じか、またはゼロより小さいかどうかをチェックす
るのに用いられる。否定の場合には測定領域部分の切り
替えは行われない。肯定の場合には現在の値kを1つ増
分ないしは減少することにより現在の測定領域部分から
より大きいあるいはより小さい測定領域部分への切り替
えが行われる。さらに、増分されたkの値が現在の値m
よりも大きいかあるいはこの値に等しい場合には、新し
い測定領域部分はまだ未知の測定領域部分であって、プ
ログラムのステップ16の入力側に戻って、まだ未知の
勾配値tgakを求める。そうでないすべての場合には
、既知の測定領域部分への切り替えが行われるか、ある
いは測定領域部分の切り替えは行われず、プログラムの
機能ステップ19の入力側へ戻って、他の測定が行われ
る。
【0055】次にプログラムの流れが一群のプログラム
部分に分割される。各プログラム部分で一連の測定が行
なわれる。この一連の測定による測定結果は、すべて連
続番号kを有する同一の測定領域部分に対する結果とな
る。なお、それぞれのプログラム部分を最初に通過する
時に、それぞれまずセンサ2の測定結果を用いてセンサ
1の出力特性曲線の該当する部分が求められる。
【0056】本発明方法は、図6に示すように次のよう
に行われる。
【0057】測定結果がすべて連続番号k=0を有する
測定領域部分に位置する測定を行なう最初のプログラム
部分では、次の機能が行われる。
【0058】すなわち、aとbの値及びx=x0、k=
0、m=0をコンピュータ3に格納した後に(機能ステ
ップ15を参照)、2つのセンサ1と2の出力信号の物
理量の初期値x=x0に対応する値f[x0]とy[x
0]を求めて、連続番号k=0でコンピュータ3に格納
する(機能ステップ16を参照)。センサ1と2の2つ
の特性曲線f[x]とy[x]はほぼ同一であるので、
この様にして求められた座標値(f[x0]、x0)と
(y[x0]≒f[x0+a]、x0+a)を有する測
定点AとBは、すでに説明したように、x軸の2つの値
x0とx0+aの間でほぼ直線と見なすことができるセ
ンサ1の出力特性曲線の現在の測定領域部分に位置する
【0059】出力特性曲線のこの直線部分にある2つの
測定点AとBの座標値は既知であるので、出力特性曲線
のこの部分における勾配値tgak=tga0={y[
x0]−f[x0]}/aは、コンピュータ3を用いて
計算し、連続番号k=0で格納することができる(機能
ステップ17を参照)。次に現在のmの値を1つ増分す
る(機能ステップ18を参照)。
【0060】最初の測定に関してはf[x]=f[xk
]=f[x0]が成り立つので、当面機能及び判断ステ
ップ19〜27は意味を持たない。というのはδx=0
及びx=xk=x0であるからである。言葉を換えて説
明すると、最初の測定においてはプログラムは機能及び
判断ステップ19〜27を通過するが、測定領域部分の
切り替えなしに機能ステップ19へ戻って次の測定を開
始する。
【0061】連続番号k=0を有する現在の測定領域部
分に関する始点Aの座標値f[x0]、x0は既知であ
るので、この測定領域部分においては測定点AとBの間
にあるセンサ1の出力特性曲線の各中間点Fk=F0の
x軸の値は、コンピュータ3によって次の式を用いて計
算することができる(機能ステップ19〜21を参照)
【0062】 x=x0+δx                  
          (I)δx={f[x]−f[x
0]}/tga0   (II)なお、f[x]とxは
中間点Fk=F0の座標値である(図4を参照)。従っ
てセンサ1の出力特性曲線、従って測定領域部分ABは
既知となる。
【0063】次の測定において求めた値δxがゼロより
大きくあるいはゼロに等しいが所定の値bより小さい場
合には、測定領域部分の切り替えは行われず(判断ステ
ップ23と24を参照)、求める値xはそれぞれどの測
定においてもコンピュータ3により式(I)と(II)
を用いて算出される。なお、これら各々の測定について
は機能及び判断ステップ19〜27を一度通過する。
【0064】測定結果がすべて連続番号k=1を有する
測定領域部分に位置する測定を行なう第2のプログラム
部分においては、次に示す機能が行われる。
【0065】それぞれの測定終了時には、新しく得られ
た値δxがゼロより小さいか、あるいはbより大きいか
または同じであるかがそれぞれチェックされる(機能ス
テップ23と24を参照)。正の値δxを有する測定値
x=xk=x1について始めてbより大きくなった場合
には、連続番号k=0を有する現在の測定領域部分から
連続番号k=1を有する次に大きい測定領域部分への切
り替えが行われる(機能ステップ26を参照)。新しい
測定領域部分が未知である場合には、新しい測定領域部
分の連続番号k=1はmより大きいかあるいはmに等し
い(判断ステップ25を参照)。この場合にはプログラ
ムは機能ステップ16に戻ってセンサ2による測定結果
を用いてセンサ1の特性曲線の新しい測定領域部分の直
線部分CDに対する新しい値tgak=tga1を求め
る(機能ステップ17と図5を参照)。
【0066】なお、k=1とすると次の式が成り立つ、
tgak={y[xk]−f[xk]}/a     
 (III)次に、現在のmの値を1つ増分する(機能
ステップ18を参照)。
【0067】始点Cの座標値(f[x1]、x1)と連
続番号k=1を有する現在の測定領域部分の勾配の値t
ga1は既知であるので、この測定領域部分においてセ
ンサ1の出力特性曲線の測定点CとD間の各中間点Fk
=F1は次の式を用いてコンピュータ3においてk=1
として算出することができる。
【0068】 x=xk+δx                  
            (IV)δx={f[x]−
f[xk]}/tgak     (V)なお、f[x
]とxは中間点Fkの座標値である(図4を参照)。従
ってセンサ1の出力特性曲線のCD部分、従って対応す
る測定領域部分が既知となる。それによりセンサ1のそ
れまで既知であったAB部分はCD部分だけ上方へ拡大
される。
【0069】次の測定において新しく得られた値δxが
正であって、かつ所定の値bより小さい場合には、測定
領域部分への新しい切り替えは行われず(判断ステップ
23と24を参照)、求める値xはそれぞれコンピュー
タ3によって式(IV)と(V)を用いて算出される。 なお、このいずれの測定においても機能及び判断ステッ
プ19〜27を一度通過する。
【0070】次のプログラム部分は、測定結果がすべて
連続番号kを有する測定領域部分に位置する測定を行う
ものであって、このプログラム部分においてはそれぞれ
次に示す機能が実施される(図4と図5を参照)。
【0071】連続番号k−1を有する測定領域部分にお
ける各測定終了時に、新しく得られた値δxがゼロより
小さいか、あるいはbより大きくまたはbと等しいかが
常にチェックされる(判断ステップ23と24を参照)
。正の値のδxを有する測定値x=xkについて始めて
bより大きくなった場合には、連続番号kを1つ増分す
ることによって現在の測定領域部分から連続番号kを有
する次のより大きい測定領域部分への切り替えが行われ
る(機能ステップ26を参照)。新しい連続番号kがm
より大きいかあるいは等しい場合には(判断ブロック2
5を参照)、新しい測定領域部分は常に未知の測定領域
部分であって、プログラムは機能ステップ16の入力側
へ戻って、センサ2による測定結果を用いて新しい測定
領域部分のtgakの値を求め(機能ブロック17を参
照)、mの値を1つインクリメントする(機能ステップ
18を参照)。δxの値が負である場合には、現在の測
定領域部分の連続番号を1つ減少させることによって、
現在の測定領域部分から隣接するより低い既知の測定領
域部分への切り替えが行われる(機能ステップ27を参
照)。
【0072】センサ1と2の出力特性曲線が不安定であ
る場合には、コンピュータ3のプログラムにおいて例え
ば新たに「スタート」をさせることによって、ときどき
(例えば周期的に)上述の方法を実施して、出力特性曲
線を再検定することが必要である。
【0073】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によればほぼ同一の2つのセンサを用いて、センサの出
力特性の構造に対して厳しい要請がなくかつ他の厳しい
条件なしに、2つのセンサの一方の出力特性を他方のセ
ンサの測定結果を用いて検定しあるいは再検定すること
が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明方法を実施する距離測定装置の原理的な
構造を示すブロック図である。
【図2】本発明方法を実施する光学的な距離測定装置の
原理的な構造を示すブロック図である。
【図3】本発明方法を実施する磁場測定装置の原理的な
構造を示すブロック図である。
【図4】本発明方法に用いる2つのセンサの出力特性曲
線の測定領域部分を示す線図である。
【図5】本発明方法に用いる2つのセンサの多数の測定
領域部分からなる出力特性曲線を示す線図である。
【図6】本発明方法に用いられる計算回路のプログラム
のフローチャート図である。
【符号の説明】
1、2  センサ 3  コンピュータ 4  表示装置 5  測定装置

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  第1のセンサ(1)と第2のセンサ(
    2)及び両センサ(1、2)の出力信号(f[x]、y
    [x]=g[x+a])を処理するコンピュータ(3)
    とを有し、両センサは物理量の値(x)を検出し、横軸
    にとった物理量の値(x)を関数とする前記両センサの
    2つの出力特性曲線(f[x]、g[x])は、始めは
    未知であるがほぼ同様な特性を有する、物理量の測定を
    自動検定あるいは再検定する方法において、第1のセン
    サ(1)の出力特性曲線が複数の測定領域部分に分割さ
    れ、前記2つのセンサ(1、2)によって同時に検出さ
    れる物理量の値(x、x+a)が物理量で所定の一定の
    差値(a)だけ互いに異なっており、横軸方向に測定し
    た前記測定領域部分の幅が前記差値(a)と同一の大き
    さにされ、第1のセンサ(1)の出力特性曲線の始点(
    A)の既知座標値(f[s0]、x0)から出発し、測
    定を実施していく中で第2のセンサ(2)の測定結果を
    用いて第1のセンサ(1)の出力特性曲線の既知の部分
    が新しい既知の測定領域部分によって物理量の増加する
    方向へだんだん拡大され、その場合互いに隣接する既知
    の2つの測定領域部分はそれぞれ少なくとも横軸の値(
    xk)について重なりあっており、物理量の値(x)は
    、出力特性の値が第2のセンサ(2)の測定結果を用い
    てすでに求められている第1のセンサの測定領域部分だ
    けにおいて第1のセンサにより求められることを特徴と
    する物理量の測定を自動検定あるいは再検定する方法。
  2. 【請求項2】  それぞれの測定領域部分内では第1の
    センサ(1)の出力特性曲線の該部分が直線と見なすこ
    とができるように前記所定の差値(a)が小さく設定さ
    れ、各測定領域部分に対してそれぞれ第1のセンサ(1
    )の出力特性曲線の直線部分に対して勾配(tgak)
    が求められ、各連続する領域部分の測定の進行に従って
    第1のセンサ(1)の全出力特性曲線が求められること
    を特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】  測定領域部分が連続番号(k)を有し
    、今検出した物理量の値と現在の測定領域部分(k)に
    おける最も低い値(xk)との差がゼロより小さいか、
    あるいは前記所定の差値(a)より小さい所定の一定値
    (b)に達しまたはそれを越えた場合には常に、現在の
    測定領域部分から隣接する測定領域部分への切り替えが
    行われることを特徴とする請求項1あるいは2に記載の
    方法。
  4. 【請求項4】  今求めた物理量の値と現在の測定領域
    部分における最も小さい値(xk)との差(δx)が正
    であって、かつ所定の一定値(b)より大きいかあるい
    は等しい場合に、物理量が大きくなる方向に位置する新
    しい隣接測定領域部分への切り替えが行われて、この新
    しい測定領域部分の連続番号(k+1)が現在の測定領
    域部分の連続番号(k)より1つ大きい値にされ、一方
    、今求めた物理量の値と現在の測定領域部分における一
    番小さい値(xk)との差(δx)が負である場合には
    、物理量が小さくなる方向に位置する新しい隣接測定領
    域部分への切り替えが行われて、この新しい測定領域部
    分の連続番号(k−1)が現在の測定領域部分の連続番
    号(k)より1つ小さい値にされることを特徴とする請
    求項3に記載の方法。
  5. 【請求項5】  今求めた物理量の値と現在の測定領域
    部分(k−1)における最も低い値(xk−1)との正
    の差(δx)が所定の一定値(b)に達しあるいはそれ
    を越え、新しい測定領域部分の連続番号(k)がまだ付
    いていなかったものである場合には、この新しい測定領
    域部分は直線部分がまだ未知の出力特性曲線の測定領域
    部分であり、この新しい測定領域部分における出力特性
    曲線の始点の座標値が、今求めた物理量の値(xk)と
    それに対応する第1のセンサ(1)の出力信号の値(f
    [xk])により定められ、一方、この新しい測定領域
    部分における出力特性曲線の終点の座標値が、第1のセ
    ンサ(1)により検出され所定の一定の差値(a)だけ
    大きくされた物理量の値(xk+a)と第2のセンサ(
    2)による出力信号の値(y[xk]≒f[xk+a]
    )により定められることを特徴とする請求項4に記載の
    方法。
  6. 【請求項6】  既知の測定領域部分から連続番号kを
    有する次に大きい未知の測定領域部分への切り替えが行
    われる場合に、aを前記一定の差値として、それぞれ切
    り替え時の物理量の値xkに関して、第1のセンサ(1
    )の出力信号(f[x])のその時の値f[xk]と第
    2のセンサ(2)の出力信号(y[x])のその時の値
    g[xk+a]が求められ、求められた2つの値f[x
    k]とg[xk+a]、切り替え時の物理量の値xk、
    及び値tgak={g[xk+a]−f[xk]}/a
    が新しい測定領域部分の連続番号kでコンピュータ(3
    )に格納され、これまでの測定で得られた測定領域部分
    の最大の連続番号の値を示す変数(m)が1だけ増分さ
    れることを特徴とする請求項5に記載の方法。
  7. 【請求項7】  連続番号k=0を有する第1の測定領
    域部分において切り替え時の物理量の値xkとそれに対
    応する第1のセンサ(1)の出力信号(f[x])の値
    f[xk]が、出力特性曲線の始点の既知の座標値(x
    0、f[x0])であることを特徴とする請求項6に記
    載の方法。
  8. 【請求項8】  連続番号kを有する既知の測定領域部
    分において、第1のセンサ(1)の出力信号f[x]の
    その時の値に属する物理量の値xが、コンピュータ(3
    )によってδx={f[x]−f[xk]}/tgak
    x=xk+δxの式を用いて求められることを特徴とす
    る請求項6あるいは7に記載の方法。
  9. 【請求項9】  請求項1から8のいずれか1項に記載
    の方法を実施する装置。
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