JPH0422316Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0422316Y2 JPH0422316Y2 JP1985029590U JP2959085U JPH0422316Y2 JP H0422316 Y2 JPH0422316 Y2 JP H0422316Y2 JP 1985029590 U JP1985029590 U JP 1985029590U JP 2959085 U JP2959085 U JP 2959085U JP H0422316 Y2 JPH0422316 Y2 JP H0422316Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- resonator
- sample
- sample tube
- circumferential surface
- lumped circuit
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000007740 vapor deposition Methods 0.000 claims description 2
- 230000035945 sensitivity Effects 0.000 description 3
- 238000004435 EPR spectroscopy Methods 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Filters And Equalizers (AREA)
- Near-Field Transmission Systems (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本考案は電子スピン共鳴装置に用いられる集中
回路共振器に関する。
回路共振器に関する。
[従来技術]
近時、従来の分布回路空胴共振器に代えて集中
回路共振器を電子スピン共鳴装置に使用すること
が提案されている。第3図は特開昭58−127154号
に開示されている集中回路共振器を示す。第3図
において1は試料を収容する試料管、2はこの試
料管を囲むレゾネータ、3は円筒状シールド、4
は図示しないマイクロ波発振器に接続する同軸ケ
ーブルである。上記レゾネータ2は2つのループ
片5,6を所定の間隔をおいて配置することによ
り形成されており、このレゾネータの近傍に同軸
ケーブル4の終端ループ7が配置され、それによ
り同軸ケーブルとレゾネータが誘導的に結合され
る。又、レゾネータの共振周波数はループ片の間
隔の数及び大きさを変えることにより適宜選定す
ることが可能である。
回路共振器を電子スピン共鳴装置に使用すること
が提案されている。第3図は特開昭58−127154号
に開示されている集中回路共振器を示す。第3図
において1は試料を収容する試料管、2はこの試
料管を囲むレゾネータ、3は円筒状シールド、4
は図示しないマイクロ波発振器に接続する同軸ケ
ーブルである。上記レゾネータ2は2つのループ
片5,6を所定の間隔をおいて配置することによ
り形成されており、このレゾネータの近傍に同軸
ケーブル4の終端ループ7が配置され、それによ
り同軸ケーブルとレゾネータが誘導的に結合され
る。又、レゾネータの共振周波数はループ片の間
隔の数及び大きさを変えることにより適宜選定す
ることが可能である。
[考案が解決しようとする問題点]
上述した従来例は、試料位置の変動による共振
周波数の変化及び感度の面で問題があつた。
周波数の変化及び感度の面で問題があつた。
本考案はこの問題点を解決した集中回路共振器
を提供することを目的としている。
を提供することを目的としている。
[問題点を解決するための手段]
この目的を達成するため、本考案は、試料が配
置される中心軸の周りを複数の離間されたループ
片から成るレゾネータで囲み所望の共振周波数に
共振するように該ループ片同士の間隙の数と大き
さを選定するようにした集中回路共振器におい
て、前記試料を収容する試料管の周面に前記レゾ
ネータを形成保持せしめたことを特徴としてい
る。
置される中心軸の周りを複数の離間されたループ
片から成るレゾネータで囲み所望の共振周波数に
共振するように該ループ片同士の間隙の数と大き
さを選定するようにした集中回路共振器におい
て、前記試料を収容する試料管の周面に前記レゾ
ネータを形成保持せしめたことを特徴としてい
る。
[実施例]
以下、図面を用いて本考案の一実施例を詳説す
る。
る。
第1図は本考案の一実施例を示す断面図、第2
図はそのA−A断面図であり、第3図と同一の構
造要素には同一番号が付されている。本考案が第
3図の従来例と異なるのは、レゾネータ2が試料
を収容する試料管1の周面に取付けられている点
である。即ち、レゾネータ2を構成するループ片
5,6は試料管1の外周面に例えば蒸着技術によ
つて形成保持されている。
図はそのA−A断面図であり、第3図と同一の構
造要素には同一番号が付されている。本考案が第
3図の従来例と異なるのは、レゾネータ2が試料
を収容する試料管1の周面に取付けられている点
である。即ち、レゾネータ2を構成するループ片
5,6は試料管1の外周面に例えば蒸着技術によ
つて形成保持されている。
このようになせば、試料管とレゾネータが一体
になつているため、レゾネータへの試料の充填率
が高められる。その結果、同じ大きさのレゾネー
タの中に多量の試料を配置できることになり、感
度を高めることができる。
になつているため、レゾネータへの試料の充填率
が高められる。その結果、同じ大きさのレゾネー
タの中に多量の試料を配置できることになり、感
度を高めることができる。
更には、レゾネータ内での試料の位置変動がな
くなるため、レゾネータの共振周波数の変動も極
めて小さくなる。
くなるため、レゾネータの共振周波数の変動も極
めて小さくなる。
尚、試料管の周面にレゾネータを形成保持せし
めるにあたつては、厚膜で作つたループ片を試料
管にはりつけるようにしても良いし、その他どん
な方法を用いても良い。
めるにあたつては、厚膜で作つたループ片を試料
管にはりつけるようにしても良いし、その他どん
な方法を用いても良い。
[考案の効果]
以上詳述した如く、本考案によれば、試料管の
周面にレゾネータを形成保持せしめ、試料管とレ
ゾネータを一体化したため、感度が高められると
共に、共振器の共振周波数も変動が極めて小さく
押えることが可能である。
周面にレゾネータを形成保持せしめ、試料管とレ
ゾネータを一体化したため、感度が高められると
共に、共振器の共振周波数も変動が極めて小さく
押えることが可能である。
第1図は本考案の一実施例を示す断面図、第2
図はそのA−A断面図、第3図は従来例を説明す
るための図である。 1……試料管、2……レゾネータ、3……円筒
状シールド、4……同軸ケーブル、5,6……ル
ープ片、7……終端ループ。
図はそのA−A断面図、第3図は従来例を説明す
るための図である。 1……試料管、2……レゾネータ、3……円筒
状シールド、4……同軸ケーブル、5,6……ル
ープ片、7……終端ループ。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 試料が配置される中心軸の回りを複数の離間
されたループ片から成るレゾネータで囲み所望
の共振周波数に共振するように該ループ片同士
の間隙の数と大きさを選定するようにした集中
回路共振器において、前記試料を収容する試料
管の周面に前記レゾネータを形成保持せしめた
ことを特徴とする集中回路共振器。 (2) 前記レゾネータは蒸着処理により試料管周面
に形成されている実用新案登録請求の範囲第1
項記載の集中回路共振器。 (3) 前記レゾネータを導体厚膜から形成し、試料
管の周面にはりつけるようにした実用新案登録
請求の範囲第1項記載の集中回路共振器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985029590U JPH0422316Y2 (ja) | 1985-03-01 | 1985-03-01 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985029590U JPH0422316Y2 (ja) | 1985-03-01 | 1985-03-01 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61146753U JPS61146753U (ja) | 1986-09-10 |
JPH0422316Y2 true JPH0422316Y2 (ja) | 1992-05-21 |
Family
ID=30528536
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1985029590U Expired JPH0422316Y2 (ja) | 1985-03-01 | 1985-03-01 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0422316Y2 (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5810135U (ja) * | 1981-07-13 | 1983-01-22 | 横河電機株式会社 | 図形表示装置 |
JPS58127154A (ja) * | 1981-10-09 | 1983-07-28 | ザ・メデイカル・カレツジ・オブ・ウイスコンシン・インコ−ポレ−テツド | 集中回路共振器 |
-
1985
- 1985-03-01 JP JP1985029590U patent/JPH0422316Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5810135U (ja) * | 1981-07-13 | 1983-01-22 | 横河電機株式会社 | 図形表示装置 |
JPS58127154A (ja) * | 1981-10-09 | 1983-07-28 | ザ・メデイカル・カレツジ・オブ・ウイスコンシン・インコ−ポレ−テツド | 集中回路共振器 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61146753U (ja) | 1986-09-10 |
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