JPH04222571A - 早炊き用の加工はとむぎの製造方法 - Google Patents
早炊き用の加工はとむぎの製造方法Info
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- JPH04222571A JPH04222571A JP2404898A JP40489890A JPH04222571A JP H04222571 A JPH04222571 A JP H04222571A JP 2404898 A JP2404898 A JP 2404898A JP 40489890 A JP40489890 A JP 40489890A JP H04222571 A JPH04222571 A JP H04222571A
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Landscapes
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は早炊き用に加工された
はとむぎ、玄米、アズキなどの加工はとむぎ等及びその
製造方法の改良に関する。
はとむぎ、玄米、アズキなどの加工はとむぎ等及びその
製造方法の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】はとむぎはいわゆる健康食品として米等
と混ぜて炊き食されている。ただはとむぎの果実ないし
種子は堅いことから、圧力炊飯器を用いて炊かなければ
ならなかった。そこで従来、通常の炊飯器を用いて早炊
きするために、あらかじめ果実を水に浸して柔らかく処
理した加工はとむぎが提供されていた。
と混ぜて炊き食されている。ただはとむぎの果実ないし
種子は堅いことから、圧力炊飯器を用いて炊かなければ
ならなかった。そこで従来、通常の炊飯器を用いて早炊
きするために、あらかじめ果実を水に浸して柔らかく処
理した加工はとむぎが提供されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし果実を水に浸す
この方法は、柔らかくするまでに数日かかり、生産性の
点で問題があった。また水に浸した後は乾燥しなければ
ならないが、この乾燥後得られたはとむぎは、通常の炊
飯器を用いる場合には柔らかさの点では未だ十分ではな
く、また水に浸している間に栄養分が流出する問題があ
った。
この方法は、柔らかくするまでに数日かかり、生産性の
点で問題があった。また水に浸した後は乾燥しなければ
ならないが、この乾燥後得られたはとむぎは、通常の炊
飯器を用いる場合には柔らかさの点では未だ十分ではな
く、また水に浸している間に栄養分が流出する問題があ
った。
【0004】この発明の目的は、従来と比べて処理時間
を著しく短縮化でき、また柔らかさを向上することがで
き、さらに栄養分を十分保持できる加工はとむぎ等及び
その製造方法を提供する点にある。
を著しく短縮化でき、また柔らかさを向上することがで
き、さらに栄養分を十分保持できる加工はとむぎ等及び
その製造方法を提供する点にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】はとむぎ等の果実ないし
種子を栄養分を十分保持した状態で柔らかくする方法を
鋭意検討した結果、はとむぎ等にも澱粉が多量に含まれ
ていることから、特に少なくとも表面に存在する澱粉を
完全にα化(アミノ化)することにより早炊き用として
好適な柔らかさが確保できることを見出だした。そして
かかる方法として果実ないし種子の表面を完全にα澱粉
化(アミノ化)するために、皮を除去した果実ないし種
子を、高圧、高温下において蒸気で処理した後、乾燥す
る製法が適切であることを見出だした。
種子を栄養分を十分保持した状態で柔らかくする方法を
鋭意検討した結果、はとむぎ等にも澱粉が多量に含まれ
ていることから、特に少なくとも表面に存在する澱粉を
完全にα化(アミノ化)することにより早炊き用として
好適な柔らかさが確保できることを見出だした。そして
かかる方法として果実ないし種子の表面を完全にα澱粉
化(アミノ化)するために、皮を除去した果実ないし種
子を、高圧、高温下において蒸気で処理した後、乾燥す
る製法が適切であることを見出だした。
【0006】蒸気処理する場合は高圧であれば特に限定
されないが、あまり高すぎると柔らかくなり過ぎ、また
低すぎると堅いままであるため、0.5〜10Kg/c
m2 が好ましい範囲である。また温度についても適度
な柔らかさを出すためには120〜500°C、特に2
00°C前後が好ましい。処理時間は圧力及び温度設定
によって変動するが、およそ4分程度蒸気処理し、10
分程度乾燥することが好ましい。なお処理するにあたっ
ては同じ処理容器中で蒸気を付加し、乾燥することが望
ましく、また回転しながら処理することが適切である。 乾燥する際は一旦常圧に戻し、温度を下げてからするこ
とが望ましい。乾燥開始温度は特に限定されないが、1
00°C前後が好ましく、乾燥中は50〜60°C程度
になることが望ましい。なお乾燥方法としては真空乾燥
が好ましいが、通風乾燥、凍結乾燥、遠赤乾燥など適宜
採用できる。
されないが、あまり高すぎると柔らかくなり過ぎ、また
低すぎると堅いままであるため、0.5〜10Kg/c
m2 が好ましい範囲である。また温度についても適度
な柔らかさを出すためには120〜500°C、特に2
00°C前後が好ましい。処理時間は圧力及び温度設定
によって変動するが、およそ4分程度蒸気処理し、10
分程度乾燥することが好ましい。なお処理するにあたっ
ては同じ処理容器中で蒸気を付加し、乾燥することが望
ましく、また回転しながら処理することが適切である。 乾燥する際は一旦常圧に戻し、温度を下げてからするこ
とが望ましい。乾燥開始温度は特に限定されないが、1
00°C前後が好ましく、乾燥中は50〜60°C程度
になることが望ましい。なお乾燥方法としては真空乾燥
が好ましいが、通風乾燥、凍結乾燥、遠赤乾燥など適宜
採用できる。
【0007】この製法ははとむぎのほか、高温高圧下で
蒸気処理して果実の表面を柔らかくできる植物、例えば
玄米、アズキなどにも適用できる。なお処理する場合は
処理し易くするため割って細片状にしたものを用いるこ
とが適切である。
蒸気処理して果実の表面を柔らかくできる植物、例えば
玄米、アズキなどにも適用できる。なお処理する場合は
処理し易くするため割って細片状にしたものを用いるこ
とが適切である。
【0008】
【作用】この発明ははとむぎ等の果実ないし種子を高温
高圧下で蒸気処理した後、乾燥させる製法であるので、
果実の表面をα澱粉化することができるため、きわめて
短時間で処理することができ、しかも早炊き用として好
適な柔らかさにコントロールすることができる。しかも
得られるはとむぎ等は、従来の様に何日も水に浸すこと
がないため栄養分が流出することもなく、ビタミン成分
の破壊もなく好ましい栄養分が十分保持されている。
高圧下で蒸気処理した後、乾燥させる製法であるので、
果実の表面をα澱粉化することができるため、きわめて
短時間で処理することができ、しかも早炊き用として好
適な柔らかさにコントロールすることができる。しかも
得られるはとむぎ等は、従来の様に何日も水に浸すこと
がないため栄養分が流出することもなく、ビタミン成分
の破壊もなく好ましい栄養分が十分保持されている。
【0009】
【実施例】あらかじめ皮を除去し、半割にしたはとむぎ
の果実25gを、容積300リットルの回転式の密閉容
器中に投入後、この密閉容器内の圧力を約2Kg/cm
2 、温度を約200°Cに設定し、回転を与えながら
蒸気を約4分間付加した。その後一旦常圧に戻して温度
を100°Cとなった後、引き続いて同容器中で乾燥温
度50〜60°Cで真空乾燥した。得られたはとむぎの
果実は表面がα澱粉化したものであった。これを通常の
炊飯器を用いて米に混ぜて炊くと、圧力炊飯器と同様の
状態で炊くことができた。
の果実25gを、容積300リットルの回転式の密閉容
器中に投入後、この密閉容器内の圧力を約2Kg/cm
2 、温度を約200°Cに設定し、回転を与えながら
蒸気を約4分間付加した。その後一旦常圧に戻して温度
を100°Cとなった後、引き続いて同容器中で乾燥温
度50〜60°Cで真空乾燥した。得られたはとむぎの
果実は表面がα澱粉化したものであった。これを通常の
炊飯器を用いて米に混ぜて炊くと、圧力炊飯器と同様の
状態で炊くことができた。
【0010】
【発明の効果】以上の通りこの発明は、果実の表面がα
澱粉化した加工はとむぎ等であるため通常の炊飯器を用
いても早炊きすることができる好適な柔らかさを持って
おり、またその加工はとむぎ等は高温高圧下で蒸気付加
し真空乾燥して得られるため、従来の様に栄養分が流出
することなく十分保持され、また処理時間を短縮化する
ことができ、生産性にきわめて富む。
澱粉化した加工はとむぎ等であるため通常の炊飯器を用
いても早炊きすることができる好適な柔らかさを持って
おり、またその加工はとむぎ等は高温高圧下で蒸気付加
し真空乾燥して得られるため、従来の様に栄養分が流出
することなく十分保持され、また処理時間を短縮化する
ことができ、生産性にきわめて富む。
Claims (2)
- 【請求項1】皮を除去した果実ないし種子を、高圧、高
温下において蒸気で処理した後、乾燥したことを特徴と
する早炊き用の加工はとむぎ等の製造方法。 - 【請求項2】少なくとも果実ないし種子の表面に存在す
る澱粉がα化された早炊き用の加工はとむぎ等。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2404898A JPH04222571A (ja) | 1990-12-21 | 1990-12-21 | 早炊き用の加工はとむぎの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2404898A JPH04222571A (ja) | 1990-12-21 | 1990-12-21 | 早炊き用の加工はとむぎの製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04222571A true JPH04222571A (ja) | 1992-08-12 |
Family
ID=18514555
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2404898A Pending JPH04222571A (ja) | 1990-12-21 | 1990-12-21 | 早炊き用の加工はとむぎの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04222571A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2008053885A1 (fr) * | 2006-10-31 | 2008-05-08 | Suntory Holdings Limited | Produit à base de larme de job traité |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5129275A (ja) * | 1974-06-27 | 1976-03-12 | Kokuzeicho Japan | |
JPS5799165A (en) * | 1980-12-10 | 1982-06-19 | Toyo Seito Kk | Production of alpha-form adlay |
JPS57141256A (en) * | 1981-02-24 | 1982-09-01 | Takeshi Nakano | Pretreating method of raw material for food made from grain and bean |
JPS60210956A (ja) * | 1984-04-05 | 1985-10-23 | Kikkoman Corp | 易炊ハト麦の製造法 |
-
1990
- 1990-12-21 JP JP2404898A patent/JPH04222571A/ja active Pending
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5129275A (ja) * | 1974-06-27 | 1976-03-12 | Kokuzeicho Japan | |
JPS5799165A (en) * | 1980-12-10 | 1982-06-19 | Toyo Seito Kk | Production of alpha-form adlay |
JPS57141256A (en) * | 1981-02-24 | 1982-09-01 | Takeshi Nakano | Pretreating method of raw material for food made from grain and bean |
JPS60210956A (ja) * | 1984-04-05 | 1985-10-23 | Kikkoman Corp | 易炊ハト麦の製造法 |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2008053885A1 (fr) * | 2006-10-31 | 2008-05-08 | Suntory Holdings Limited | Produit à base de larme de job traité |
JP5179371B2 (ja) * | 2006-10-31 | 2013-04-10 | サントリーホールディングス株式会社 | ハトムギ加工品 |
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