JPH04222291A - 抄紙機等の乾燥部における単式ワイヤドロー領域のビーム構造物 - Google Patents

抄紙機等の乾燥部における単式ワイヤドロー領域のビーム構造物

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JPH04222291A
JPH04222291A JP3074376A JP7437691A JPH04222291A JP H04222291 A JPH04222291 A JP H04222291A JP 3074376 A JP3074376 A JP 3074376A JP 7437691 A JP7437691 A JP 7437691A JP H04222291 A JPH04222291 A JP H04222291A
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JP
Japan
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beam structure
cylinder
drying
drying wire
closing suction
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Withdrawn
Application number
JP3074376A
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English (en)
Inventor
Olavi Viitanen
オラビ ビイタネン
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Valmet Technologies Oy
Original Assignee
Valmet Paper Machinery Inc
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Publication date
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    • DTEXTILES; PAPER
    • D21PAPER-MAKING; PRODUCTION OF CELLULOSE
    • D21FPAPER-MAKING MACHINES; METHODS OF PRODUCING PAPER THEREON
    • D21F5/00Dryer section of machines for making continuous webs of paper
    • D21F5/02Drying on cylinders
    • D21F5/04Drying on cylinders on two or more drying cylinders
    • D21F5/042Drying on cylinders on two or more drying cylinders in combination with suction or blowing devices

Landscapes

  • Paper (AREA)
  • Drying Of Solid Materials (AREA)
  • Superconductors And Manufacturing Methods Therefor (AREA)
  • Disintegrating Or Milling (AREA)
  • Production Of Liquid Hydrocarbon Mixture For Refining Petroleum (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、抄紙機等の乾燥用ワイ
ヤの単式ワイヤドローの領域において使用されるビーム
構造物に関する。このビーム構造物は、乾燥用ワイヤと
ウエブが直線併走する付近に、そうでなければ乾燥用ワ
イヤから離れてしまう先導用シリンダまたはロールのセ
クタ上で乾燥用シリンダと先導用シリンダまたはロール
との間に位置する。
【0002】
【従来の技術】本発明は、抄紙機または紙仕上機の乾燥
部における単式ワイヤドローを伴うグループに関するも
のである。単式ワイヤドローは、ウエブを引張り支持す
るモードの意味に理解され、このモードにおいて、乾燥
用ワイヤはシリンダの一方の列から他の列へ蛇行走行す
るため、加熱されたシリンダの上でウエブは、シリンダ
表面に直接に接触し、乾燥用シリンダ間に設置されてい
る先導用シリンダあるいはロール上ではウエブは外側の
曲線の側に位置する。
【0003】周知のように、これらの表面が移動すると
、それに伴って空気の流れが誘発される。乾燥部ではそ
の結果、正圧領域が乾燥用ワイヤと先導用シリンダの間
の入口ニップにおいて形成され、この正圧は乾燥用ワイ
ヤからウエブを引き離そうとするが、この場合において
ウエブに袋状のたるみが形成されるという欠点が生じる
。さらに他の欠点は、乾燥用ワイヤとウエブが乾燥用シ
リンダから出発するとき、ウエブは時折乾燥用シリンダ
の表面に追従しようとするが、この場合ウエブに亀裂あ
るいはしわが形成されることである。
【0004】上述の問題は、「UNO−RUN−BLO
W−BOX」(商標)ロールおよび「UNO−VAC 
」(商標)ロールとその出願人が称している手段によっ
て効果的に解消されているが、これらのロールは過熱さ
れた乾燥用シリンダの間の先導用ロールとして使用され
る。本出願人の「UNO−RUN−BLOW−BOX」
に関しては、本出願人のフィンランド特許第56,46
0号および第69,332号(米国特許第4,516,
330 号および第4,628,168 号に対応)に
開示されている。「UNO−VAC 」ロールに関して
は、本出願人のフィンランド特許第881106号、第
893893号および第895928号に開示されてい
るが、前者の特許は米国特許出願第320,985 号
に対応する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】例えば、「UNO−V
AC 」ロールがそれ自体においてその吸引効果によっ
て、ロールを取り巻いているワイヤに紙をうまく接触保
持させたとしても、入口ニップへワイヤとロール表面に
伴って到着する空気のくさび形高気圧圏がこのワイヤを
介してウエブに圧力衝撃を与え、このウエブにおいては
凸面の衝撃による袋状のたるみが形成される。したがっ
て、紙はワイヤから約50ないし150mm の距離に
離される。この余分の伸長は有害な現象であり、ウエブ
にしわあるいは襞を発生することもある。このような有
害な現象は、前記「BLOW BOX」を使用すること
により防止することができる。これは、送風機による供
給空気によって作動し、その中でノズルスロットから排
気された空気によって前記ニップから空気が排出される
【0006】しかし、時折、一定したポンピング能力と
高度に精巧な構造が要求されることが前記「BLOW 
BOX」の欠点になっている。また、いくつかの場合で
は、前記送風ボックスの中へ空気管を配管することは、
利用可能空間が限られているため、全く簡単という訳で
はない。。
【0007】本発明は全体的に、新しい選択可能なサク
ションビーム構造物をその解決策として提供することを
目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上述の目的と後に明白に
なる目的を達成するために、本発明は主として次のよう
な特徴を有する。すなわち、前記ビーム構造物は、送風
用部材を有しない固定閉鎖用サクションビームを有し、
閉鎖用サクションビームは、乾燥用シリンダから次の先
導用シリンダまたはロールへ走行する乾燥用ワイヤを覆
い、このウエブは、乾燥用ワイヤの反対側の面に位置し
、閉鎖用サクションビームの入口エッジには横断シール
が乾燥用ワイヤと先導用シリンダに対向して位置すると
ともに、閉鎖用サクションビームの端部には側面シール
が位置し、これらのシールは閉鎖用サクションビームと
乾燥用ワイヤと先導シリンダとの間の空間へ空気が流れ
るのを防止し、これらの空間、および先導用シリンダと
乾燥用ワイヤとの間の入口ニップには負圧が生成され、
この負圧は、先導用シリンダのマントルの穿孔を介して
先導用シリンダのマントル内に広がる負圧から生ずる。
【0009】本発明によれば、閉鎖用ビームは固定充填
部として作動し、先導用シリンダと乾燥用シリンダから
の乾燥用ワイヤとの間の狭くなっているくさび形空間、
すなわち入口ニップを全側面から閉鎖する。
【0010】
【作用】本発明によれば、サクションビームは、完全固
定の部分的に密閉された、軽量構造の箱形ビームであり
、外部からの吸い込みあるいは送風がない。必要な吸引
は、サクションビームの付近に完全に「自由に」位置す
る先導用シリンダから得られる。ニップに入ろうとする
有害なくさび形高気圧空気の大部分は、弾力のある横断
面密閉用リブによって拒絶されるが、このリブは先導用
シリンダの表面と乾燥用ワイヤとに接触している。サク
ションビームの両端部にもまた、密閉用部材が設けられ
ている。このようにして、部分的密閉空間が形成され、
これから先導用シリンダによって空気が排出され、原則
として約100 〜200 Paの限られた効果域内で
十分な負圧が生成される。これによって袋状のたるみの
形成が防止され、シリンダ間において紙ウエブを乾燥用
ワイヤに対して支持し、紙が乾燥用シリンダの周囲に巻
かれる性向が減少する。本発明によれば、このようにし
て簡易な構造で、軽量かつポンピング機能も保守も必要
のないサクションビームを達成することが可能である。
【0011】
【実施例】次に添付図面を参照して本発明による実施例
を詳細に説明するが、本発明はこれら実施例の内容に厳
密に限定される訳ではない。
【0012】添付図面において、抄紙機の乾燥部のうち
、スチーム加熱される上部シリンダ10および11と先
導用シリンダ12が図示されている。乾燥部には単式ワ
イヤドローが設けられ、これは、ウエブWが上部シリン
ダ10から下部シリンダ12へ、また同様に下部シリン
ダから次の上部シリンダ11へ、乾燥用ワイヤ13によ
り支持されながら、それぞれ走行するようになっている
。加熱される上部シリンダ10、11は乾燥用ワイヤ1
3のループ内にとどまっているので、乾燥用ワイヤ13
はウエブWを押し付けてシリンダ10、11の平滑な表
面に接触させ、効果的に乾燥させる。下部先導用シリン
ダ12は加熱されないが、その領域において、ウエブW
は乾燥用ワイヤ13の外面上に留まる。
【0013】下部シリンダ12の反転セクタ上において
、ウエブWは、先導用シリンダ12の内部に生ずる負圧
の効力により乾燥用ワイヤ13の外面と緊密な接触が保
たれる。この負圧はダクト12a を介してシリンダ1
2の中へ吸引されるが、その吸引効果はシリンダ12の
マントル12b にまばらに設けられている穴12c 
を介して外側溝部12d の中へ広がり、外側溝部12
d はシリンダマントル12b の周囲を通過し、穴1
2c は溝部12d の中へ開口している。 溝部12dを介して、この負圧が透過性の乾燥用ワイヤ
13を通してウエブWに作用し、ウエブを遠心力に逆ら
って乾燥用ワイヤ13上に確実に保持するので、ウエブ
Wは袋状のたるみやしわを形成しない。先導用シリンダ
12は、例えば、「UNO−VAC 」の商標で前記本
出願人により市販されているシリンダのことである。
【0014】本発明によれば、固定サクションビームは
乾燥用シリンダ10、11と先導用シリンダ12の間の
乾燥用ワイヤ13の上に採用され、乾燥用ワイヤ13の
上にはウエブWが、原則として乾燥用シリンダ10から
先導用シリンダ12の上へ走行するが、必ずしも下部シ
リンダに走行する必要はない。このような場合、図1に
示すように、表面が移動しているため、空気の正圧が入
口ニップN+において誘発されやすい。そのため、従来
技術において知られているように、地点Sにおいてウエ
ブWは乾燥用ワイヤ13の表面から離れ、ウエブのしわ
の原因となる袋状のたるみを形成する傾向にあった。上
述の欠点を解消するために、早くから本出願人はいわゆ
る「UNO−RUN−BLOW−BOX」(商標)を使
っている。これは、上述のように空気送風ボックスとし
て作動し、これによって負圧面が乾燥ワイヤの走行部の
上に吹き出され、乾燥用ワイヤの走行部の上に上述の正
圧面が入口ニップN+の中に形成される傾向がある。本
発明によれば、送風用のエネルギーの必要性は回避され
、またその構造は特殊な固定サクションビーム20を使
用することによって簡素化される。この固定サクション
ビームは、入口ニップN+の近くの先導用シリンダ12
のセクタaに設置されている。本発明において、固定ビ
ーム20の吸引は先導用シリンダ12あるいはそれと同
等のロールからシリンダ12のマントル12b の穴1
2c を介して行なわれるため、シリンダの内部へ通る
広範な配管を有する外部吸引源は必要とされない。
【0015】図1に示されているサクションビーム20
は箱形ビーム構造物を有し、これには平壁22が設けら
れ、これは、上部シリンダ10から先導用シリンダある
いはロール12へ走行している乾燥用ワイヤ13に面し
て近距離Eにある。下部シリンダ12のセクタaにおい
て、サクションビーム20には壁23、そしてその反対
側には外壁24と29が設けられている。ビーム20に
は、閉鎖端部35と板部品21が機械方向でかつ垂直方
向に、例えば約5mの間隔で設けられている。サクショ
ンビーム20は両方の端部35によって支持され、抄紙
機の駆動側と操作側では支持ビーム30によって支持部
品31、32に支持されている。図1および図3におい
ては、操作側に支持部品30、31、32とともに操作
側のフレームビーム33、34が示されている。さらに
、図3は先導用シリンダ12の端部12f を示してい
るが、その付近においてシリンダ12のマントル12b
 には貫通ロープ用の溝部12e が設けられている。 支持ビーム30と31の間には調節手段36がある。こ
の手段の調節用ネジ37によってサクションビーム20
は正しい位置に設置できるため、壁22における乾燥用
ワイヤ13からの距離Eと先導用シリンダ12のマント
ルからの距離Fは適切に設けることができる。距離Eと
Fは、もっとも適切には約20〜40mmであり、好ま
しくは原則として約30mmである。
【0016】サクションビーム20は入口ニップN+を
閉鎖する。この空気の閉鎖は横断シールリブ27と28
によって強化される。シールリブ27はビーム20の壁
24の下部縁に関連して設置され、壁24にネジ27a
 と支持板27b とによって取り付けられている。こ
のため、リブ27の下面は、例えばテフロンでできてい
るが、シリンダ12の外面を摺擦する。同様にして、他
方のリブ28はネジ28a と支持板28b とによっ
て壁22と29の間の縁に関連して取り付けられ、乾燥
用ワイヤ13が上部シリンダ10から離れるときにワイ
ヤを摺擦するようになっている。
【0017】サクションビーム20の壁22と23に関
連し、シリンダ12に面して、小さな間隙空間14があ
り、また乾燥用ワイヤ13の直線走行に面して、小さな
間隙空間15がある。空間14と15へは負圧がシリン
ダ12のマントル12b の穴12c と溝部12d 
を介して排出される。シール27と28により、空気の
空間14と15への導入が阻止され、それによって空間
14、15と入り口ニップN+の両方において、わずか
な負圧が生成される。この負圧は100 〜200 P
aのオーダである。その一部について、シール28の背
後の空間15にある負圧によって、ウエブWが乾燥用ワ
イヤ13に一緒に確実に追従し、シリンダ10の表面に
は追従しないという効果が生ずる。図1に示すように、
サクションビーム20とその横断シールリブ27、28
とにより、また長方形シールリブ15および25a と
により、負圧帯域は下部シリンダ12のセクタa上に画
成されている。この負圧帯域は、その領域14と15に
おいて負圧N+がロール12の内部に本質的に優勢な負
圧の効果により「自由」に生成されることを特徴として
いる。このセクタ上の下部シリンダ12に関連して設置
されている間隙空間14は、サクションビーム20の両
端部35に関連して設置されているシール板25によっ
て閉鎖され、この板25はシリンダ12の表面とワイヤ
13から一定の近距離に設置されている。間隙空間15
は抄紙機の方向に、シール板25の直線外縁とリブ25
a とによって閉鎖されている。
【0018】図3は、先導用シリンダ12の操作側端部
12f の領域を示すが、この領域において矢印FLは
乾燥用ワイヤ13の縁と幅とを示し、また矢印WLはウ
エブWの縁と幅を示している。図3から分かるように、
サクションビーム20のシール板25および端部35は
乾燥用ワイヤ13の幅FLの内側であるが、ウエブWの
幅WLの外側に設置されている。
【0019】シリンダ12のセクタa上に設置されてい
る壁23には穴23a または一連の穴が設けられ、こ
の穴によってサクションビーム20の内側には、間隙空
間14、15におけるビーム20の壁22と23の外側
と同じ程度の負圧が広がる。このような場合、圧力の差
によってビーム20やその壁に対して不当な力や歪が生
成することはない。
【0020】本発明によれば、固定サクションビーム2
0として比較的軽量構造のビームを使うことが可能であ
る。なぜなら、サクションビームにはわずかな圧力負荷
しか加わらないし、またサクションビーム20はその重
量がわずか1メートル当たり約50〜70 kg にな
るよう構築することができるからである。
【0021】本発明による閉鎖用ビームは、抄紙機ある
いは紙仕上機で、単式ワイヤドローが設けられているシ
リンダグループにおいて、その先導用シリンダまたはロ
ールのすべての入口ニップに、あるいは上述の問題が発
生する入口ニップのみに採用される。本発明の特に有利
な使用方法は、入口ニップの実質的に全部に関連させて
閉鎖用サクションビームを使用することである。そうす
れば、上部シリンダはスチームあるいはそれと同等のも
のによって加熱される乾燥用シリンダとなり、ウエブは
シリンダの表面に直接に接触し、また下部シリンダある
いはロールは、穿孔と、望ましくはマントルの周囲を通
る外側溝部とが設けられたマントルを有する先導用シリ
ンダあるいはロールになる。
【0022】
【発明の効果】本発明は、遊離マントル上に吸引効果を
有するようなすべての先導用シリンダに使用するのに適
し、その吸引効果は本発明に従って固定閉鎖用サクショ
ンビームに関連して設置された間隙空間へ負圧域を生成
するために適用することができ、それによって乾燥用ワ
イヤ13とウエブWとの間の相互の支持接触が改善され
、また移動する表面によって生じる空気の流れと正圧域
による影響が防止される。
【図面の簡単な説明】
【図1】作動状態に設置された本発明によるサクション
ビームを抄紙機の方向から見た部分縦断面概要図である
【図2】本発明によるサクションビームのさらに詳細な
実施例の、図3に示す平面図II− II を抄紙機の
方向から見た縦断面図である。
【図3】図1に示す線III − III から見た本
発明によるサクションビームの端部領域と乾燥部のフレ
ーム構造へのサクションビームの取り付け状況を示す縦
断面図である。
【符号の説明】
10,11   乾燥用シリンダ 12  先導用シリンダ 12a   ダクト 12b   マントル 12c   穴 12d,12e  溝部 12f   端部 13  乾燥用ワイヤ 14,15   空間 20  サクションビーム 21  板部品 22,23,24,29   壁 25,25a,27,28  リブ 27a,28a   ネジ 27b,28b   支持板 30  支持ビーム 31,32   支持部品 33,34   フレームビーム 35  閉鎖端部 36,37  調節手段 W  紙ウエブ N+  入口ニップ E,F   距離 FL  乾燥用ワイヤの縁と幅 WL  ウエブの縁と幅

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  抄紙機等における乾燥用ワイヤの単式
    ワイヤドローの領域に使用され、該乾燥用ワイヤおよび
    ウエブが直線併走する付近にあって、そうでなければ該
    乾燥用ワイヤから離れる先導用シリンダまたはロールの
    セクタの上で該乾燥用ワイヤと先導用シリンダまたはロ
    ールとの間に位置するビーム構造物において、該ビーム
    構造物は、送風用部材を有しない固定閉鎖用サクション
    ビームを含み、該閉鎖用サクションビームは、前記乾燥
    用シリンダから次の先導用シリンダまたはロールへ走行
    する乾燥用ワイヤを覆い、前記ウエブは、該乾燥用ワイ
    ヤの反対側の面に位置し、該閉鎖用サクションビームの
    入口エッジには、横断シールが前記乾燥用ワイヤおよび
    前記先導用シリンダに対向して位置し、該閉鎖用サクシ
    ョンビームの端部には側面シールが位置し、これらのシ
    ールは、該閉鎖用サクションビームと該乾燥用ワイヤと
    該先導用シリンダとの間の空間への空気の流れを防止し
    、該空間、および前記先導用シリンダと前記乾燥用ワイ
    ヤとの間の入口ニップには負圧が生成され、該負圧は、
    該先導用シリンダのマントルにおける穿孔を介して該先
    導用シリンダのマントル内に広がる負圧から生ずること
    を特徴とする抄紙機等の乾燥部における単式ワイヤドロ
    ー領域のビーム構造物。
  2. 【請求項2】  請求項1に記載のビーム構造物におい
    て、該ビーム構造物は、前記閉鎖用サクションビームの
    端部に関連して、側面シールとしてシールリブがあり、
    該シールリブは、前記先導用シリンダのマントルの外面
    に、および(または)前記乾燥用ワイヤの直線走行に逆
    らって作用することを特徴とするビーム構造物。
  3. 【請求項3】  請求項1または2に記載のビーム構造
    物において、くさび形で互いに接近している壁の間で前
    記閉鎖用サクションビームには外壁が設けられ、該外壁
    の外縁には前記横断シールが設けられていることを特徴
    とするビーム構造物。
  4. 【請求項4】  請求項1、2または3の記載のビーム
    構造物において、前記閉鎖サクションビームには、縦の
    間仕切り壁が抄紙機の方向に適切な横の間隔で設けられ
    、該ビーム構造物を堅固にしていることを特徴とするビ
    ーム構造物。
  5. 【請求項5】  請求項1ないし4のいずれかに記載の
    ビーム構造物において、前記閉鎖用サクションビームは
    、抄紙機の操作側と駆動側のフレーム構造物等にぞの両
    端部を介して支持部材によって取り付けられていること
    を特徴とするビーム構造物。
  6. 【請求項6】  請求項1ないし5のいずれかに記載の
    ビーム構造物において、該ビーム構造物の端部に関連し
    て設置されているシールリブは、前記乾燥用ワイヤの外
    縁と前記ウエブの外縁との間の領域に横の方向に位置す
    ることを特徴とするビーム構造物。
  7. 【請求項7】  請求項1ないし6のいずれかに記載の
    ビーム構造物において、前記閉鎖用サクションビームの
    端部には、前記支持部材に関連して調節および設定手段
    が設けられ、該手段によって該閉鎖用サクションビーム
    は、前記入口ニップ付近で該ニップに関連した適切な位
    置に設定され、調節されることを特徴とするビーム構造
    物。
  8. 【請求項8】  請求項1ないし7のいずれかに記載の
    ビーム構造物において、前記閉鎖用サクションビームに
    は平壁が設けられ、該平壁は、前記乾燥用シリンダから
    次の先導用シリンダまたはロールへ走行する乾燥用ワイ
    ヤからある短い距離に位置し、前記ウエブには該ワイヤ
    の反対側の面に位置し、該閉鎖用サクションビームには
    壁が設けられ、該壁は、前記先導用ロールの該閉鎖用サ
    クションビームにより覆われているセクタからある短い
    距離に位置していることを特徴とするビーム構造物。
  9. 【請求項9】  請求項1ないし8のいずれかに記載の
    ビーム構造物において、前記閉鎖用サクションビームは
    、単式ワイヤドローが設けられたシリンダの1あるいは
    複数のグループにおいて実質的にすべての入口ニップに
    関連して最適に設置され、上部シリンダはスチーム等に
    より加熱されるシリンダであり、該上部シリンダの表面
    に対し前記ウエブが直接に接触し、下部シリンダまたは
    ロールは導用シリンダまたはロールであり、そのマント
    ルには、穿孔と、望ましくはマントルの周囲を通る外側
    溝部とが設けられ、該穿孔は該溝部へ開口していること
    を特徴とするビーム構造物。
  10. 【請求項10】  請求項1ないし9のいずれかに記載
    のビーム構造物において、前記閉鎖用サクションビーム
    の平壁付近を走行する前記乾燥用ワイヤから該平壁まで
    の距離は、平均して20〜40 mm の範囲であり、
    前記先導用シリンダのマントルの外面から該先導用シリ
    ンダが前記閉鎖用サクションビームにより覆われている
    セクタに面して位置する該閉鎖用サクションビームの壁
    までの距離は、前記平壁までの上記距離と同じオーダで
    あることを特徴とするビーム構造物。
JP3074376A 1990-03-16 1991-03-15 抄紙機等の乾燥部における単式ワイヤドロー領域のビーム構造物 Withdrawn JPH04222291A (ja)

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FI901339 1990-03-16
FI901339A FI86655C (fi) 1990-03-16 1990-03-16 Tillslutningskonstruktion foer att anvaendas vid omraodet med enkelt viradrag av torkningsviran i en pappersmaskin eller motsvarande.

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