JPH04221720A - 電子天びん - Google Patents

電子天びん

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JPH04221720A
JPH04221720A JP40571790A JP40571790A JPH04221720A JP H04221720 A JPH04221720 A JP H04221720A JP 40571790 A JP40571790 A JP 40571790A JP 40571790 A JP40571790 A JP 40571790A JP H04221720 A JPH04221720 A JP H04221720A
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weighing chamber
door
temperature
weighing
closing
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JP40571790A
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Kunio Shimauchi
邦夫 島内
Norio Kawahara
河原 紀男
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】  本発明はひょう量室を備えた
電子天びん関し、更に詳しくは、第1ひょう量室内に第
2ひょう量室が設けられ、その第2ひょう量室内に天び
ん皿が設けられているタイプの電子天びんに関する。
【0002】
【従来の技術】  ミクロ天びん等の読み取り限度の小
さい電子天びんでは、計量値が風の影響や対流の影響等
を受けることを防止するため、天びん皿の回りを2重に
囲み、それぞれに設けられた扉の開閉により被測定試料
の出し入れを行う等の対策が採られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】  ところで、上述の
ように皿の回りを単に2重に囲む構造の天びんにおいて
は、内・外の扉を閉じた状態において外側と内側の壁体
の空気による保温効果により、皿の回りの温度が天びん
の周囲温度に対して大きく遅れて変化するという欠点が
ある。このことは、天びんの使用に際して内側の扉を開
けたときから、皿の回りの温度が急激に周囲温度に近づ
く結果となり、天びんの使用開始時にドリフトや対流を
生じてしまい、測定結果に悪影響を及ぼすという欠点が
ある。
【0004】本発明の目的は、皿の回りを2重に囲んだ
天びんにおける上記の欠点を解消することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】  上記の目的を達成す
るため、本発明では、天びん皿を囲む第1ひょう量室の
内側に、更に天びん皿を囲む第2ひょう量室が設けた天
びんにおいて、第1ひょう量室の扉の開閉を検知する検
知手段と、その検知結果に基づき第2ひょう量室の扉を
上記第1ひょう量室の扉の開閉に連動して開閉する駆動
制御手段と、第1ひょう量室の扉が閉じられてからの時
間経過を計測する計時手段を有し、上記の駆動手段が、
計時手段による計時結果に基づき第1ひょう量室の扉が
閉じられた状態が所定時間継続した場合には第2ひょう
量室の扉を自動的に開けるよう構成する。
【0006】また、上記の構成において、計時手段に代
えて第1ひょう量室内の温度を検出する温度センサを設
け、第1ひょう量室の扉が閉じられてからの第1ひょう
量室内の温度が、あらかじめ設定された温度以上度変化
したときに第2ひょう量室の扉を開けるよう構成しても
よい。更に、駆動手段により第2ひょう量室の扉を自動
的に開ける条件として、以上の他、第1と第2のひょう
量室内の温度差があらかじめ設定された温度差以上にな
る条件とすることができる。すなわち、第1および第2
ひょう量室内の温度をそれぞれ検出する第1および第2
の温度センサを設け、駆動手段が、第1ひょう量室内と
第2ひょう量室内の温度差があらかじめ設定された温度
以上の変化を示したときには第2ひょう量室の扉を開け
るよう構成してもよい。
【0007】
【作用】  第1のひょう量室が閉じられた状態が一定
時間継続した場合に、第2ひょう量室の扉を自動的に開
けることで、第2ひょう量室内の温度は第1ひょう量室
内の温度に近づき、両者の温度差が大きくなることなく
第2ひょう量室内の温度が周囲温度に対して大きく相違
してしまうことがない。また、第1ひょう量室の扉を閉
じた後、この第1ひょう量室内の温度が所定温度以上変
化した場合に、第2ひょう量室の扉を開けることで、第
2ひょう量室内の温度が第1ひょう量室内の温度に近づ
き、同様に第2ひょう量室内の温度が周囲温度と著しく
相違してしまうことが防止される。
【0008】更に、第1と第2のひょう量室内の温度差
が所定値以上に達した場合に、第2ひょう室の扉を自動
的に開けることでも、第2ひょう量室内の温度は第1ひ
ょう量室内の温度と所定温度差以内に保持され、周囲温
度と著しく相違してしまうことを防止できる。
【0009】
【実施例】  図1は本発明実施例の平面図で、第1ひ
ょう量室2と第2ひょう量室3の天井をそれぞれ省略し
て示している。天びんケースの上面から突出して設けら
れた皿1は、外側の第1ひょう量室2内に配置されてお
り、この第1ひょう量室2の内側には、更に皿1を囲む
ような第2ひょう量室3が設けられている。
【0010】第1ひょう量室2には、その左右にそれぞ
れスライド式の扉21および22が設けられている。こ
の左右の扉21および22は、それぞれに対応して配設
されたフォトセンサ41および42によって、それぞれ
の開閉状態が検知されるようになっている。第2ひょう
量室3は、天びんケースの上面に固定された固定部31
と、その回りを回動自在の円筒状扉32によって構成さ
れ、円筒状扉32はモータ(図示せず)および後述の駆
動回路によって、左右いずれかの向きに約90°だけ回
転駆動される。
【0011】第1ひょう量室2および第2ひょう量室内
には、それぞれ温度センサ51および52が配設されて
おり、それぞれの室内の温度が検出される。図2は本発
明実施例の駆動回路の構成を示すブロック図である。フ
ォトセンサ41および42からの出力、および、温度セ
ンサ51および52からの出力は、それぞれアンプ11
,12,13または14を介して制御回路10に入力さ
れている。また、この制御回路10にはタイマ15が接
続されており、このタイマ15は制御回路10から供給
される指令信号によってスタートまたはリセットされる
【0012】制御回路10はこれらのセンサ群やタイマ
からの信号に基づき、第2ひょう量室3の円筒状扉32
を駆動するモータ16のドライバ17に制御指令を与え
、以下に示すタイミングで第2ひょう量室3の円筒状扉
32を開閉するように構成されている。図3は制御回路
10による第2ひょう量室3の円筒状扉32の開閉動作
を示すフローチャートである。
【0013】この例においては、フォトセンサ41およ
び42の出力に基づき、第1ひょう量室2の左右の扉2
1または22のいずれかが開けられたとき、第2ひょう
量室3の円筒状扉32が自動的に同じ側に回転し、第2
ひょう量室3は第1ひょう量室2の扉と同じ側が開放さ
れる(ST1〜4)。また、第1ひょう量室2の扉21
および22の双方が閉じられた時点でタイマ15がスタ
ートし、あらかじめ設定された時間が経過すると、第2
ひょう量室3の円筒状扉32が自動的に開放される(S
T5〜8)。
【0014】更に、温度センサ51からの出力に基づき
、現時点の第1ひょう量室2内の温度T1 が、扉21
および22がともに閉じられていた状態での最終的な第
1ひょう量室2内の温度T0 に対してあらかじめ設定
された温度、例えば2°C以上変化した場合にも、第2
ひょう量室3の円筒状扉32が自動的に開放される(S
T9〜12)。
【0015】更にまた、温度センサ51および52の出
力に基づき、第1ひょう量室2内の温度TA と第2ひ
ょう量室3内の温度TB との差が、あらかじめ設定さ
れた温度差、例えば1°C以上になった場合にも、第2
ひょう量室3の円筒状扉32が自動的に開放される。以
上のように、第1ひょう量室2の扉21および22が閉
じられた状態が一定時間以上継続した場合、第1ひょう
量室2の扉21および22が閉じられてからこの第1ひ
ょう量室2内の温度が所定温度以上変化した場合、およ
び、第1ひょう量室2と第2ひょう量室3の温度差があ
る一定の値以上となった場合には、それぞれ第2ひょう
量室3の扉32が自動的に開放され、これによって第2
ひょう量室3内の温度と第1ひょう量室2内の温度が平
均化され、周囲温度に対して著しく相違した温度になる
ことがない。
【0016】ここで、扉21および22が閉じられた状
態が一定時間継続したという条件(第1条件)により扉
32を開放することは、温度変化がゆるやかなときで、
かつ、長時間天びんを使用していないときに有効であり
、また、第1ひょう量室内の温度変化が一定温度以上変
化したという条件(第2条件)により扉32を開放する
ことは、第1ひょう量室2と第2ひょう量室3の温度差
が比較的小さいときに有効であって、更に第1および第
2ひょう量室2および3の温度差が一定値以上になった
という条件(第3条件)により扉32を開放することは
、冷暖房等に伴う急激な周囲温度変化により第1ひょう
量室2と第2ひょう量室3に温度差が生じる場合に有効
である。
【0017】なお、以上の実施例では、第1〜第3条件
のいずれか一つが満たされたときに第2ひょう量室の扉
を自動的に開放したが、これらの条件の全てまたは二つ
が満たされたときに第2ひょう量室の扉を開放するよう
に構成することもできる。また、第2ひょう量室3の扉
32を自動的に開放した状態において、温度センサ51
と52の出力に基づき、第1ひょう量室2と第2ひょう
量室3の温度差が設定温度以内に収まった時点で、扉3
2を自動的に閉じるように構成することもできる。
【0018】
【発明の効果】  以上説明したように、本発明によれ
ば、第1ひょう量室とその内側で更に天びん皿を囲む第
2ひょう量室を持つ天びんにおいて、第2ひょう量室の
扉を、第1ひょう量室の扉が閉じられた状態が設定時間
以上継続した場合、第1ひょう量室の扉が閉じられてか
らその第1ひょう量室内の温度が設定温度以上変化した
場合、あるいは、第1ひょう量室と第2ひょう量室の温
度差が設定値以上になった場合のいずれかの場合に、第
2ひょう量室の扉を自動的に開放するように構成したの
で、第2ひょう量室内の温度はその扉の開放ごとに第1
ひょう量室内の温度と平均化され、周囲温度に対して大
幅に相違することが未然に防止される。その結果、天び
んの使用に際して第2ひょう量室の扉を開放したときに
、従来のように周囲温度との温度差に起因してドリフト
や対流が生じることがなくなり、使用当初から信頼性の
高い測定結果を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】  本発明実施例の平面図で、第1および第2
ひょう量室の天井を省略して示す図
【図2】  本発明実施例の駆動回路の構成を示すブロ
ック図
【図3】  本発明実施例の制御回路10による扉32
の開閉動作を示すフローチャート
【符号の説明】
1・・・・皿 2・・・・第1ひょう量室 21,22・・・・扉 3・・・・第2ひょう量室 32・・・・円筒状扉 41,42・・・・フォトセンサ 51,52・・・・温度センサ 10・・・・制御回路 11〜14・・・・アンプ 15・・・・タイマ 16・・・・モータ 17・・・・ドライバ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  天びん皿を囲む第1ひょう量室の内側
    に、更に上記天びん皿を囲む第2ひょう量室が設けられ
    ているとともに、上記第1ひょう量室の扉の開閉を検知
    する検知手段と、その検知結果に基づき上記第2ひょう
    量室の扉を上記第1ひょう量室の扉の開閉に連動して開
    閉する駆動制御手段と、上記第1ひょう量室の扉が閉じ
    られてからの時間経過を計測する計時手段を有し、上記
    駆動手段は、上記計時手段による計時結果に基づき上記
    第1ひょう量室の扉が閉じられた状態が所定時間継続し
    た場合には上記第2ひょう量室の扉を自動的に開けるよ
    う構成されてなる電子天びん。
  2. 【請求項2】  天びん皿を囲む第1ひょう量室の内側
    に、更に上記天びん皿を囲む第2ひょう量室が設けられ
    ているとともに、上記第1ひょう量室の扉の開閉を検知
    する検知手段と、その検知結果に基づき上記第2ひょう
    量室の扉を上記第1ひょう量室の扉の開閉に連動して開
    閉する駆動制御手段と、上記第1ひょう量室内の温度を
    検出する温度センサを有し、上記駆動手段は、上記温度
    センサの出力に基づき上記第1ひょう量室の扉が閉じら
    れてからあらかじめ設定された温度以上の温度変化があ
    ったときには上記第2ひょう量室の扉を開けるよう構成
    されてなる電子天びん。
  3. 【請求項3】  天びん皿を囲む第1ひょう量室の内側
    に、更に上記天びん皿を囲む第2ひょう量室が設けられ
    ているとともに、上記第1ひょう量室の扉の開閉を検知
    する検知手段と、その検知結果に基づき上記第2ひょう
    量室の扉を上記第1ひょう量室の扉の開閉に連動して開
    閉する駆動制御手段と、上記第1および第2ひょう量室
    内の温度をそれぞれ検出する第1および第2の温度セン
    サを有し、上記駆動手段は、上記第1と第2の温度セン
    サの出力に基づき上記第1ひょう量室内と第2ひょう量
    室内の温度差があらかじめ設定された温度以上の変化を
    示したときには上記第2ひょう量室の扉を開けるよう構
    成されてなる電子天びん。
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