JPH04221627A - 繊維製クッション材 - Google Patents
繊維製クッション材Info
- Publication number
- JPH04221627A JPH04221627A JP41312890A JP41312890A JPH04221627A JP H04221627 A JPH04221627 A JP H04221627A JP 41312890 A JP41312890 A JP 41312890A JP 41312890 A JP41312890 A JP 41312890A JP H04221627 A JPH04221627 A JP H04221627A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- melting point
- fiber
- fibers
- cushioning material
- high melting
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 239000000835 fiber Substances 0.000 title claims abstract description 151
- 239000000463 material Substances 0.000 title claims abstract description 89
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 title claims abstract description 13
- 238000002844 melting Methods 0.000 claims abstract description 87
- 230000008018 melting Effects 0.000 claims abstract description 79
- 238000002156 mixing Methods 0.000 claims abstract description 8
- 230000000087 stabilizing effect Effects 0.000 claims description 2
- 229920000728 polyester Polymers 0.000 abstract description 13
- 238000000034 method Methods 0.000 abstract description 7
- 229920002994 synthetic fiber Polymers 0.000 abstract description 7
- 239000012209 synthetic fiber Substances 0.000 abstract description 7
- 229920000742 Cotton Polymers 0.000 abstract description 5
- 229920000297 Rayon Polymers 0.000 abstract description 3
- 230000032683 aging Effects 0.000 abstract description 3
- 230000004927 fusion Effects 0.000 abstract description 3
- 239000002964 rayon Substances 0.000 abstract description 3
- 229920001169 thermoplastic Polymers 0.000 abstract description 3
- 239000004416 thermosoftening plastic Substances 0.000 abstract description 2
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 description 28
- 238000001816 cooling Methods 0.000 description 9
- 239000006260 foam Substances 0.000 description 4
- 239000002994 raw material Substances 0.000 description 4
- JOYRKODLDBILNP-UHFFFAOYSA-N Ethyl urethane Chemical compound CCOC(N)=O JOYRKODLDBILNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 3
- 238000009960 carding Methods 0.000 description 3
- 238000010030 laminating Methods 0.000 description 3
- -1 polypropylene Polymers 0.000 description 3
- 239000000047 product Substances 0.000 description 3
- 239000004743 Polypropylene Substances 0.000 description 2
- 208000004210 Pressure Ulcer Diseases 0.000 description 2
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 description 2
- 239000011230 binding agent Substances 0.000 description 2
- 238000005520 cutting process Methods 0.000 description 2
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 239000000203 mixture Substances 0.000 description 2
- 229920001155 polypropylene Polymers 0.000 description 2
- 238000004080 punching Methods 0.000 description 2
- 239000004677 Nylon Substances 0.000 description 1
- 239000004952 Polyamide Substances 0.000 description 1
- 239000004698 Polyethylene Substances 0.000 description 1
- 239000004372 Polyvinyl alcohol Substances 0.000 description 1
- 229920001328 Polyvinylidene chloride Polymers 0.000 description 1
- NIXOWILDQLNWCW-UHFFFAOYSA-N acrylic acid group Chemical group C(C=C)(=O)O NIXOWILDQLNWCW-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 description 1
- 230000017531 blood circulation Effects 0.000 description 1
- 239000002131 composite material Substances 0.000 description 1
- 230000006835 compression Effects 0.000 description 1
- 238000007906 compression Methods 0.000 description 1
- 230000006866 deterioration Effects 0.000 description 1
- 238000005553 drilling Methods 0.000 description 1
- 238000005485 electric heating Methods 0.000 description 1
- 238000005562 fading Methods 0.000 description 1
- 230000017525 heat dissipation Effects 0.000 description 1
- 239000012943 hotmelt Substances 0.000 description 1
- 239000013067 intermediate product Substances 0.000 description 1
- 238000003475 lamination Methods 0.000 description 1
- 230000014759 maintenance of location Effects 0.000 description 1
- 239000000155 melt Substances 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 1
- 229920001778 nylon Polymers 0.000 description 1
- 230000035699 permeability Effects 0.000 description 1
- 229920002239 polyacrylonitrile Polymers 0.000 description 1
- 229920002647 polyamide Polymers 0.000 description 1
- 229920000573 polyethylene Polymers 0.000 description 1
- 229920000098 polyolefin Polymers 0.000 description 1
- 229920002451 polyvinyl alcohol Polymers 0.000 description 1
- 239000004800 polyvinyl chloride Substances 0.000 description 1
- 229920000915 polyvinyl chloride Polymers 0.000 description 1
- 239000005033 polyvinylidene chloride Substances 0.000 description 1
- 238000007665 sagging Methods 0.000 description 1
- 238000007789 sealing Methods 0.000 description 1
- 238000005507 spraying Methods 0.000 description 1
- 230000006641 stabilisation Effects 0.000 description 1
- 238000011105 stabilization Methods 0.000 description 1
- 238000009966 trimming Methods 0.000 description 1
- 150000003673 urethanes Chemical class 0.000 description 1
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
Landscapes
- Laminated Bodies (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ポリエステル繊維等の
合成繊維、或いはこの合成繊維と天然繊維、レーヨン等
の混合綿を、熱可塑性の低融点繊維の熱融着により前記
合成繊維等の各繊維間を融着せしめてなる繊維製クッシ
ョン材の製造方法に関し、更に詳しくは、腰が強くてへ
たりにくく、また経時変化が少なく耐久性に優れた繊維
製クッション材を製造する方法に関するものである。
合成繊維、或いはこの合成繊維と天然繊維、レーヨン等
の混合綿を、熱可塑性の低融点繊維の熱融着により前記
合成繊維等の各繊維間を融着せしめてなる繊維製クッシ
ョン材の製造方法に関し、更に詳しくは、腰が強くてへ
たりにくく、また経時変化が少なく耐久性に優れた繊維
製クッション材を製造する方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から家具やベット等の分野で使用さ
れているクッション材の大部分はウレタンフォームであ
ったが、このウレタンフォームの場合には、湿熱老化に
よる経時変化が大きいため、予め硬めに製造されること
から、製造直後は硬め感を生ずる。そこで、近年、ポリ
エステル等の繊維製クッション材が開発されている。
れているクッション材の大部分はウレタンフォームであ
ったが、このウレタンフォームの場合には、湿熱老化に
よる経時変化が大きいため、予め硬めに製造されること
から、製造直後は硬め感を生ずる。そこで、近年、ポリ
エステル等の繊維製クッション材が開発されている。
【0003】この繊維製クッション材は、ポリエステル
繊維等の比較的融点の高い繊維と、該高融点繊維より融
点の低い低融点繊維とを混合して繊維ウェブ1を形成し
、この繊維ウェブ1を図5の如く適当な厚みに積層して
前記高融点繊維と低融点繊維の融点間の温度に加熱し、
低融点繊維の溶融により高融点繊維間を熱融着してマッ
ト状のクッション材10としてなるものである。
繊維等の比較的融点の高い繊維と、該高融点繊維より融
点の低い低融点繊維とを混合して繊維ウェブ1を形成し
、この繊維ウェブ1を図5の如く適当な厚みに積層して
前記高融点繊維と低融点繊維の融点間の温度に加熱し、
低融点繊維の溶融により高融点繊維間を熱融着してマッ
ト状のクッション材10としてなるものである。
【0004】ところが、上記のような従来の繊維製クッ
ション材10は、カード機によるカーディングやランダ
ムウェバー等により形成した繊維ウェブ1をクロスラッ
パー等を用いてクッション材の厚み方向にそって積層成
形していることから、繊維ウェブ1中の繊維の梳整方向
はクッション材10の厚さ方向に対して直交することと
なり、すなわち、繊維はクッション材中でねた状態にあ
ることから、繊維本来の有する弾性特性が厚さ方向に荷
重のかかるクッション材の場合にその特性が充分に生か
されておらず、へたりも大きくクッション材として必ず
しも満足しうるものとはいえなかった。
ション材10は、カード機によるカーディングやランダ
ムウェバー等により形成した繊維ウェブ1をクロスラッ
パー等を用いてクッション材の厚み方向にそって積層成
形していることから、繊維ウェブ1中の繊維の梳整方向
はクッション材10の厚さ方向に対して直交することと
なり、すなわち、繊維はクッション材中でねた状態にあ
ることから、繊維本来の有する弾性特性が厚さ方向に荷
重のかかるクッション材の場合にその特性が充分に生か
されておらず、へたりも大きくクッション材として必ず
しも満足しうるものとはいえなかった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来の繊
維製クッション材は、繊維本来の弾性特性を充分に生か
しきれておらず、クッション材として要求される硬さ、
反発弾性、圧縮残留歪、クッション性等の点で必ずしも
満足しうるものではなかった。そこで、本発明は前記の
点に鑑み、繊維製クッション材として、繊維本来の有す
る弾性特性をそのまま生かしてクッション材として要求
される硬さ、反発弾性、圧縮残留歪等の諸特性に優れ、
へたりが少なく、且つ、経時変化が少ない耐久性に優れ
た繊維性クッション材を提供せんとするものである。
維製クッション材は、繊維本来の弾性特性を充分に生か
しきれておらず、クッション材として要求される硬さ、
反発弾性、圧縮残留歪、クッション性等の点で必ずしも
満足しうるものではなかった。そこで、本発明は前記の
点に鑑み、繊維製クッション材として、繊維本来の有す
る弾性特性をそのまま生かしてクッション材として要求
される硬さ、反発弾性、圧縮残留歪等の諸特性に優れ、
へたりが少なく、且つ、経時変化が少ない耐久性に優れ
た繊維性クッション材を提供せんとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の問題を解
決するために、ベース繊維としての高融点繊維と、この
高融点繊維より融点の低いバインダー繊維としての低融
点繊維とを混合して繊維ウェブを形成し、この繊維ウェ
ブをクッション材の厚み方向に対して直交する方向に積
層し、これを両繊維成分融点間の温度に加熱して低融点
繊維を溶融せしめ、高融点繊維間、及び層間を熱融着し
て安定化することを特徴とする繊維製クッション材の製
造方法を提供せんとするものである。
決するために、ベース繊維としての高融点繊維と、この
高融点繊維より融点の低いバインダー繊維としての低融
点繊維とを混合して繊維ウェブを形成し、この繊維ウェ
ブをクッション材の厚み方向に対して直交する方向に積
層し、これを両繊維成分融点間の温度に加熱して低融点
繊維を溶融せしめ、高融点繊維間、及び層間を熱融着し
て安定化することを特徴とする繊維製クッション材の製
造方法を提供せんとするものである。
【0007】
【作用】上記の如く、本発明に係る繊維製クッション材
の製造方法によれば、繊維ウェブをクッション材の厚さ
方向に対して直交する方法に積層していることから、該
繊維ウェブ中の繊維の梳整方向がクッション材の厚さ方
向と平行となり、繊維がクッション材中で立った状態と
なることから、繊維本来の有する弾性特性がクッション
材の厚さ方向にそのまま生かされ、硬さ、クッション性
、圧縮残留率等のクッション材として要求される諸特性
に優れ、また、へたりが少なく、経時変化も少ない耐久
性に優れたクッション材となる。
の製造方法によれば、繊維ウェブをクッション材の厚さ
方向に対して直交する方法に積層していることから、該
繊維ウェブ中の繊維の梳整方向がクッション材の厚さ方
向と平行となり、繊維がクッション材中で立った状態と
なることから、繊維本来の有する弾性特性がクッション
材の厚さ方向にそのまま生かされ、硬さ、クッション性
、圧縮残留率等のクッション材として要求される諸特性
に優れ、また、へたりが少なく、経時変化も少ない耐久
性に優れたクッション材となる。
【0008】
【実施例】以下、添付図面に基づいて本発明を更に詳細
に説明する。
に説明する。
【0009】図1は本発明にかかる繊維製クッション材
の製造方法の工程の概略説明図であり、比較的高融点の
合成繊維、またはこれと天然繊維、レーヨン等とを混合
したものに低融点繊維を所定の割合で混綿し、これを図
示しないドラム式カード機にてカーディングするか、ま
たはランダムウェバー等を用いて形成した繊維ウェブ1
を、図例の如く所定の間隔を隔てて対向配置した垂直方
向の一対のベルトコンベア2,2間に連続的に供給して
垂直方向に積層し、この繊維ウェブ1の積層体3を上下
に加熱手段4,4を設けた加熱部40に案内して前記高
融点繊維と低融点繊維の融点間の温度に加熱して低融点
繊維を溶融せしめ、高融点繊維、天然繊維等の各繊維間
を融着することにより安定化し、マット状のクッション
材10として形成するものである。そして、図例の実施
例においては、前記マット状のクッション材10を冷却
部50に案内して冷却した後、スリッター6にて切除し
て上下面を平坦に形成するとともに、必要に応じてその
厚さ方向の中間位置で切断して適宜厚さにスライスし、
また、両側端部をサイドスリッター7にて切除して端部
を揃えて上下面及び左右両端面が平滑な長尺のクッショ
ン材10を形成し、更にこれに孔開け加工部80にて上
下に貫通孔を形成した後、適宜長さに切断してマット状
製品とするものである。
の製造方法の工程の概略説明図であり、比較的高融点の
合成繊維、またはこれと天然繊維、レーヨン等とを混合
したものに低融点繊維を所定の割合で混綿し、これを図
示しないドラム式カード機にてカーディングするか、ま
たはランダムウェバー等を用いて形成した繊維ウェブ1
を、図例の如く所定の間隔を隔てて対向配置した垂直方
向の一対のベルトコンベア2,2間に連続的に供給して
垂直方向に積層し、この繊維ウェブ1の積層体3を上下
に加熱手段4,4を設けた加熱部40に案内して前記高
融点繊維と低融点繊維の融点間の温度に加熱して低融点
繊維を溶融せしめ、高融点繊維、天然繊維等の各繊維間
を融着することにより安定化し、マット状のクッション
材10として形成するものである。そして、図例の実施
例においては、前記マット状のクッション材10を冷却
部50に案内して冷却した後、スリッター6にて切除し
て上下面を平坦に形成するとともに、必要に応じてその
厚さ方向の中間位置で切断して適宜厚さにスライスし、
また、両側端部をサイドスリッター7にて切除して端部
を揃えて上下面及び左右両端面が平滑な長尺のクッショ
ン材10を形成し、更にこれに孔開け加工部80にて上
下に貫通孔を形成した後、適宜長さに切断してマット状
製品とするものである。
【0010】前記原料繊維中のベース繊維としての高融
点繊維は、例えばポリエステル、ポリプロピレン、アク
リル、ナイロン等で、比較的高い融点を有し、且つ、高
圧縮弾性、高強度を有するクッション性に優れた合成繊
維を用いてなり、更にこれらの繊維を捲縮し、特定値以
上の捲縮度として弾性特性をより向上せしめてなるもの
を用いてもよい。この高融点繊維の繊維長には特に限定
はなく、通常のステープル長である30〜100mm程
度のものでよく、また、その繊度も1〜30デニール程
度の一般的なものでよい。そして、この高融点繊維の融
点が低い場合には製品としてのクッション材の耐熱性に
問題が発生するおそれがあることから、この好ましくは
この高融点繊維の融点は180℃程度のものを用いる。 更に、このベース繊維として、上記合成繊維に、生綿、
毛、絹等、調湿特性を有する植物、動物性天然繊維、或
いはレーヨン等を混合したものを用いることもできる。
点繊維は、例えばポリエステル、ポリプロピレン、アク
リル、ナイロン等で、比較的高い融点を有し、且つ、高
圧縮弾性、高強度を有するクッション性に優れた合成繊
維を用いてなり、更にこれらの繊維を捲縮し、特定値以
上の捲縮度として弾性特性をより向上せしめてなるもの
を用いてもよい。この高融点繊維の繊維長には特に限定
はなく、通常のステープル長である30〜100mm程
度のものでよく、また、その繊度も1〜30デニール程
度の一般的なものでよい。そして、この高融点繊維の融
点が低い場合には製品としてのクッション材の耐熱性に
問題が発生するおそれがあることから、この好ましくは
この高融点繊維の融点は180℃程度のものを用いる。 更に、このベース繊維として、上記合成繊維に、生綿、
毛、絹等、調湿特性を有する植物、動物性天然繊維、或
いはレーヨン等を混合したものを用いることもできる。
【0011】次に、原料繊維中の低融点繊維としては、
前記高融点繊維よりも融点が低く、特定の軟化点及び溶
融粘度を有し、前記高融点繊維と混合して高融点繊維の
融点以下の温度に加熱することにより溶融して高融点繊
維間を融着することのできるホットメルト型接着性繊維
である。このような低融点繊維の成分としては、ポリエ
チレン、ポリプロピレン等のポリオレフィンや、ポリア
ミド、ポリエステル、ポリアクリルニトリル、ポリビニ
ルアルコール、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデン等
の熱可塑性ポリマー等があり、これらの成分の単一繊維
、或いは、表面の一部をこれらの低融点成分で構成して
なる高融点成分との並列型、芯鞘型のコンジュゲートポ
リエステル繊維等の熱接着性複合繊維でもよい。そして
、この低融点繊維の場合にもその繊維長、および繊度に
は特に限定はなく、例えば繊維長30〜100mm程度
、また、繊度は1〜30デニール程度でよい。そして、
この低融点繊維(低融点成分)の融点としては、前記高
融点繊維の融点より好ましくは50℃以上低いものを用
いる。
前記高融点繊維よりも融点が低く、特定の軟化点及び溶
融粘度を有し、前記高融点繊維と混合して高融点繊維の
融点以下の温度に加熱することにより溶融して高融点繊
維間を融着することのできるホットメルト型接着性繊維
である。このような低融点繊維の成分としては、ポリエ
チレン、ポリプロピレン等のポリオレフィンや、ポリア
ミド、ポリエステル、ポリアクリルニトリル、ポリビニ
ルアルコール、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデン等
の熱可塑性ポリマー等があり、これらの成分の単一繊維
、或いは、表面の一部をこれらの低融点成分で構成して
なる高融点成分との並列型、芯鞘型のコンジュゲートポ
リエステル繊維等の熱接着性複合繊維でもよい。そして
、この低融点繊維の場合にもその繊維長、および繊度に
は特に限定はなく、例えば繊維長30〜100mm程度
、また、繊度は1〜30デニール程度でよい。そして、
この低融点繊維(低融点成分)の融点としては、前記高
融点繊維の融点より好ましくは50℃以上低いものを用
いる。
【0012】前記高融点繊維と低融点繊維との混合割合
としては、高融点繊維:低融点繊維の重量比が90:1
0〜50:50の範囲であり、高融点繊維の割合が多く
なるに従って、すなわち低融点繊維の割合が少なくなる
に従って繊維同士の融着点が減少して軟らかいクッショ
ン材となり、反対に低融点繊維の配合割合が多くなるに
従って融着点が増大して硬いクッション材となるもので
あり、クッション材の目的に応じて上記配合割合を調節
することで、所望の硬さのクッション材とすることがで
きる。
としては、高融点繊維:低融点繊維の重量比が90:1
0〜50:50の範囲であり、高融点繊維の割合が多く
なるに従って、すなわち低融点繊維の割合が少なくなる
に従って繊維同士の融着点が減少して軟らかいクッショ
ン材となり、反対に低融点繊維の配合割合が多くなるに
従って融着点が増大して硬いクッション材となるもので
あり、クッション材の目的に応じて上記配合割合を調節
することで、所望の硬さのクッション材とすることがで
きる。
【0013】そして、前記の高融点繊維として、例えば
高融点ポリエステル繊維を60重量%、天然繊維である
生綿を10重量%に、低融点繊維として複合型低融点ポ
リエステル繊維30重量%を添加して混合し、これをド
ラム式カード機等にて梳綿し、又はランダムウェバー等
の適当なウェバーを用いて適宜厚さの繊維ウェブ1を形
成する。この繊維ウェブの厚さは通常1〜5mm程度で
ある。次にこの混合した繊維ウェブ1を、所定の間隔を
隔てて対向配置した一対の垂直ベルトコンベア2,2間
に連続的に供給しながら、これを両ベルトコンベア2,
2間で折り重ねるようにして連続的にマット状に積層し
てゆく。このときの両ベルトコンベア2の送りの速度が
速くなるに従って繊維ウェブ積層体3の密度は大となり
、反対に送りの速度が遅くなるに従って積層体3の密度
は小さくなる。この積層体3の密度は、目的とするクッ
ション材の硬さに応じて適宜設定されるものであり、通
常の場合には0.005〜0.15g/cm3 程度、
好ましくは0.01〜0.10g/cm3 程度とする
。 また、前記両ベルトコンベア2,2間の間隔は、製造す
るクッション材の厚さ、製造効率、後工程の加熱部40
における熱効率、冷却部50における冷却効率等を考慮
して設定されるものであり、この両ベルトコンベア2,
2の間隔は調節自在になっているが、この間隔は通常1
00mm程度までとすることが製造工程、熱効率等の点
から好ましいといえる。そして、図例のベルトコンベア
2は、上記繊維ウェブ1の積層工程から後工程の加熱部
40や冷却部50へ連続して積層体3を搬送してなるこ
とから、これらの加熱部40や冷却部50における加熱
効率、冷却効率を考慮して、例えば図2に示す如く、金
網、その他パンチングメタル等の多孔質板等の通気性に
優れ、且つ熱のとおりのよい材料にて作成される。
高融点ポリエステル繊維を60重量%、天然繊維である
生綿を10重量%に、低融点繊維として複合型低融点ポ
リエステル繊維30重量%を添加して混合し、これをド
ラム式カード機等にて梳綿し、又はランダムウェバー等
の適当なウェバーを用いて適宜厚さの繊維ウェブ1を形
成する。この繊維ウェブの厚さは通常1〜5mm程度で
ある。次にこの混合した繊維ウェブ1を、所定の間隔を
隔てて対向配置した一対の垂直ベルトコンベア2,2間
に連続的に供給しながら、これを両ベルトコンベア2,
2間で折り重ねるようにして連続的にマット状に積層し
てゆく。このときの両ベルトコンベア2の送りの速度が
速くなるに従って繊維ウェブ積層体3の密度は大となり
、反対に送りの速度が遅くなるに従って積層体3の密度
は小さくなる。この積層体3の密度は、目的とするクッ
ション材の硬さに応じて適宜設定されるものであり、通
常の場合には0.005〜0.15g/cm3 程度、
好ましくは0.01〜0.10g/cm3 程度とする
。 また、前記両ベルトコンベア2,2間の間隔は、製造す
るクッション材の厚さ、製造効率、後工程の加熱部40
における熱効率、冷却部50における冷却効率等を考慮
して設定されるものであり、この両ベルトコンベア2,
2の間隔は調節自在になっているが、この間隔は通常1
00mm程度までとすることが製造工程、熱効率等の点
から好ましいといえる。そして、図例のベルトコンベア
2は、上記繊維ウェブ1の積層工程から後工程の加熱部
40や冷却部50へ連続して積層体3を搬送してなるこ
とから、これらの加熱部40や冷却部50における加熱
効率、冷却効率を考慮して、例えば図2に示す如く、金
網、その他パンチングメタル等の多孔質板等の通気性に
優れ、且つ熱のとおりのよい材料にて作成される。
【0014】次に、上記の如く両ベルトコンベア2,2
間で連続的に積層された繊維ウェブ1の積層体3は、そ
のままベルトコンベア2にのせられて加熱部40へ搬送
される。この加熱部40の上下にはその略全長にわたっ
てそれぞれ加熱手段4,4が配置されており、ベルトコ
ンベア2にて搬送されてきた積層体3を多孔質材料から
なるベルトコンベア2上で移動させながら前記加熱手段
4,4にて熱処理する。前記加熱手段4としは、熱水ス
チーム、高圧スチーム等の湿熱タイプのものでも、また
、電熱、高周波加熱、赤外線、遠赤遠性等の乾熱タイプ
のものでもよいが、熱風等を使用する場合にはこの熱風
の風圧により積層体3に密度のムラが発生することがあ
ることから、赤外線、遠赤外線等を利用して加圧せず加
熱することが好ましい。そして、これらの加熱手段4に
より、積層体3を構成する繊維ウェブ1の原料繊維の高
融点繊維と低融点繊維の融点間の温度、すなわち、低融
点繊維の融点よりも高く、かつ高融点繊維の融点よりも
低い温度に加熱することにより、低融点ポリエステル繊
維を溶融せしめ、溶融した低融点ポリエステル繊維によ
り繊維ウェブ1中の高融点ポリエステル繊維および生綿
の各繊維間を融着して安定化するとともに、各繊維ウェ
ブ1の層間を接着してマット状のクッション材10を形
成する。そしてこの加熱安定化に際して、本発明におい
ては、前記繊維ウェブ1をクッション材の厚さ方向に直
交する方向に積層してなることから、加熱手段4により
積層体3内部まで効率よく加熱を行うことができる。
間で連続的に積層された繊維ウェブ1の積層体3は、そ
のままベルトコンベア2にのせられて加熱部40へ搬送
される。この加熱部40の上下にはその略全長にわたっ
てそれぞれ加熱手段4,4が配置されており、ベルトコ
ンベア2にて搬送されてきた積層体3を多孔質材料から
なるベルトコンベア2上で移動させながら前記加熱手段
4,4にて熱処理する。前記加熱手段4としは、熱水ス
チーム、高圧スチーム等の湿熱タイプのものでも、また
、電熱、高周波加熱、赤外線、遠赤遠性等の乾熱タイプ
のものでもよいが、熱風等を使用する場合にはこの熱風
の風圧により積層体3に密度のムラが発生することがあ
ることから、赤外線、遠赤外線等を利用して加圧せず加
熱することが好ましい。そして、これらの加熱手段4に
より、積層体3を構成する繊維ウェブ1の原料繊維の高
融点繊維と低融点繊維の融点間の温度、すなわち、低融
点繊維の融点よりも高く、かつ高融点繊維の融点よりも
低い温度に加熱することにより、低融点ポリエステル繊
維を溶融せしめ、溶融した低融点ポリエステル繊維によ
り繊維ウェブ1中の高融点ポリエステル繊維および生綿
の各繊維間を融着して安定化するとともに、各繊維ウェ
ブ1の層間を接着してマット状のクッション材10を形
成する。そしてこの加熱安定化に際して、本発明におい
ては、前記繊維ウェブ1をクッション材の厚さ方向に直
交する方向に積層してなることから、加熱手段4により
積層体3内部まで効率よく加熱を行うことができる。
【0015】上記の如く加熱安定化してマット状に成形
されたクッション材10は引き続きベルトコンベア2に
て加熱部40に続く冷却部50へ搬送され、この冷却部
50でファン等により上下から冷風を吹きかける等して
冷却する。この冷却されたクッション材10は必要に応
じてその上下面、及び左右両端をスリッター6、サイド
スリッター7等にてトリミングし、また、その中間部で
切断して適宜厚みにスライスする。例えば100mmの
厚さに積層成形されたクッション材10を厚さ方向の中
間位置で上下に切断することにより、2枚の50mm厚
のクッション材10を得る。
されたクッション材10は引き続きベルトコンベア2に
て加熱部40に続く冷却部50へ搬送され、この冷却部
50でファン等により上下から冷風を吹きかける等して
冷却する。この冷却されたクッション材10は必要に応
じてその上下面、及び左右両端をスリッター6、サイド
スリッター7等にてトリミングし、また、その中間部で
切断して適宜厚みにスライスする。例えば100mmの
厚さに積層成形されたクッション材10を厚さ方向の中
間位置で上下に切断することにより、2枚の50mm厚
のクッション材10を得る。
【0016】前記クッション材10の上下面をトリミン
グし、また、このクッション材10を適宜厚さにスライ
スするためのスリッター6は、例えば図3に示すように
、同一平面内に配置した複数のプーリー61・・・間に
エンドレスの刃部材62を掛け廻して構成し、前記プー
リー61の回転によりこのエンドレス刃62を水平面内
で周動させることにより、クッション材10を水平に切
断可能としてなるものである。
グし、また、このクッション材10を適宜厚さにスライ
スするためのスリッター6は、例えば図3に示すように
、同一平面内に配置した複数のプーリー61・・・間に
エンドレスの刃部材62を掛け廻して構成し、前記プー
リー61の回転によりこのエンドレス刃62を水平面内
で周動させることにより、クッション材10を水平に切
断可能としてなるものである。
【0017】次に、上記の如くその上下面及び左右端面
をトリミングしたクッション材10は、必要に応じて孔
開け加工部80にてその厚さ方向に熱棒81を差し込ん
でクッション材10を上下に貫通する開孔を形成した後
、連続したクッション材10として供給される。前記孔
開け加工に用いられる熱棒81の直径は2〜3mm程度
とし、加熱は、高融点ポリエステル繊維の融点が180
℃程度あることから、熱棒81を200℃程度の温度と
することで、この熱棒81にてクッション材10中の繊
維を溶融せしめて上下の貫通孔を形成するとともに、繊
維同士を融着する。このエンドレスのクッション材10
は、これを必要な長さに切断することによりクッション
材製品、或いは更に加工するための中間製品として使用
されるのである。
をトリミングしたクッション材10は、必要に応じて孔
開け加工部80にてその厚さ方向に熱棒81を差し込ん
でクッション材10を上下に貫通する開孔を形成した後
、連続したクッション材10として供給される。前記孔
開け加工に用いられる熱棒81の直径は2〜3mm程度
とし、加熱は、高融点ポリエステル繊維の融点が180
℃程度あることから、熱棒81を200℃程度の温度と
することで、この熱棒81にてクッション材10中の繊
維を溶融せしめて上下の貫通孔を形成するとともに、繊
維同士を融着する。このエンドレスのクッション材10
は、これを必要な長さに切断することによりクッション
材製品、或いは更に加工するための中間製品として使用
されるのである。
【0018】上記のようにして本発明により製造された
クッション材10は、図4に示す如く、クッション材1
0の厚さ方向vに直交するクッション材10の幅または
長さ方向hに繊維ウェブ1が積層されており、繊維ウェ
ブ1中で梳整された繊維がクッション材10における厚
さ方向vにそって立った状態となっていることから、原
料繊維が有する本来の硬さ、弾性特性等がそのままクッ
ション材の厚さ方向の硬さ、弾性特性となり、クッショ
ン材として好ましい硬さと荷重に対する優れた弾性特性
を示し、また、ウレタンフォーム等のように経時変化に
よる湿熱老化等も少なく、耐久性に優れたものとなる。
クッション材10は、図4に示す如く、クッション材1
0の厚さ方向vに直交するクッション材10の幅または
長さ方向hに繊維ウェブ1が積層されており、繊維ウェ
ブ1中で梳整された繊維がクッション材10における厚
さ方向vにそって立った状態となっていることから、原
料繊維が有する本来の硬さ、弾性特性等がそのままクッ
ション材の厚さ方向の硬さ、弾性特性となり、クッショ
ン材として好ましい硬さと荷重に対する優れた弾性特性
を示し、また、ウレタンフォーム等のように経時変化に
よる湿熱老化等も少なく、耐久性に優れたものとなる。
【0019】尚、このクッション材10は、腰が強く、
へたりも少ないことから、これを単独でマット等として
使用することもできるが、スプリング、その他と併用し
たクッション材としても使用してもよい。また、前記ク
ッション材10をスチームセッター等にて複数枚積層成
形することで、より厚物のクッション材を得ることも可
能である。
へたりも少ないことから、これを単独でマット等として
使用することもできるが、スプリング、その他と併用し
たクッション材としても使用してもよい。また、前記ク
ッション材10をスチームセッター等にて複数枚積層成
形することで、より厚物のクッション材を得ることも可
能である。
【0020】
【発明の効果】上記の如く、本発明に係る繊維製クッシ
ョン材の製造方法によれば、クッション材中の繊維をク
ッション材の厚さ方向にそって立った状態に製造するこ
とにより、原料繊維中のベース繊維が本来有する硬さ、
弾性特性等の諸特性がそのままクッション材の厚さ方向
の特性として生かされることから、腰が強く、へたりが
少なく単独でマットとしても使用可能なクッション材を
製造することができ、また、スプリング等と併用しても
使用可能である。しかもこのクッション材は、従来のウ
レタンフォームのような湿熱劣化等の経時変化が少なく
耐久性に優れるとともに、繊維により構成してなること
から通気性がよく、毛細血管の圧迫を緩和して床ずれを
防止することができる。更に、このクッション材の厚さ
方向に熱棒にて繊維を溶融させて貫通孔を形成すること
により、この貫通孔内面が互いに融着した繊維壁となり
、これが柱となってクッション材における繊維間の接着
をより強固なものとしてクッション材として好ましい硬
さを維持し、へたりを防止しうるとともに、形成された
孔によりクッション材の通気性をより一層向上させ、ま
た、指圧効果により血行を促進して床ずれをより確実に
防止しうるのである。そして、ベース繊維としての高融
点繊維とバインダー繊維としての低融点繊維、又は、天
然繊維等の配合割合、密度、更には繊維ウェブの積層密
度、融着時の加熱温度等を適宜調節することでクッショ
ン材の硬さを硬軟自在に調節しうるのである。
ョン材の製造方法によれば、クッション材中の繊維をク
ッション材の厚さ方向にそって立った状態に製造するこ
とにより、原料繊維中のベース繊維が本来有する硬さ、
弾性特性等の諸特性がそのままクッション材の厚さ方向
の特性として生かされることから、腰が強く、へたりが
少なく単独でマットとしても使用可能なクッション材を
製造することができ、また、スプリング等と併用しても
使用可能である。しかもこのクッション材は、従来のウ
レタンフォームのような湿熱劣化等の経時変化が少なく
耐久性に優れるとともに、繊維により構成してなること
から通気性がよく、毛細血管の圧迫を緩和して床ずれを
防止することができる。更に、このクッション材の厚さ
方向に熱棒にて繊維を溶融させて貫通孔を形成すること
により、この貫通孔内面が互いに融着した繊維壁となり
、これが柱となってクッション材における繊維間の接着
をより強固なものとしてクッション材として好ましい硬
さを維持し、へたりを防止しうるとともに、形成された
孔によりクッション材の通気性をより一層向上させ、ま
た、指圧効果により血行を促進して床ずれをより確実に
防止しうるのである。そして、ベース繊維としての高融
点繊維とバインダー繊維としての低融点繊維、又は、天
然繊維等の配合割合、密度、更には繊維ウェブの積層密
度、融着時の加熱温度等を適宜調節することでクッショ
ン材の硬さを硬軟自在に調節しうるのである。
【図1】本発明に係る繊維製クッション材の製造方法の
工程の概略説明図
工程の概略説明図
【図2】ベルトコンベアの1例を示す斜視図
【図3】ス
リッターの1例を示す斜視図
リッターの1例を示す斜視図
【図4】本発明により製造
されるクッション材の構成を示す説明用斜視図
されるクッション材の構成を示す説明用斜視図
【図5】従来のクッション材の説明用斜視図
1 繊維ウェブ
2 ベルトコンベア
3 積層体
4 加熱手段
6 スリッター
7 サイドスリッター
8 コンベア
10 クッション材
40 加熱部
50 冷却部
61 プーリー
62 エンドレス刃
80 孔開け加工部
81 熱棒
Claims (1)
- 【請求項1】 高融点繊維と、この高融点繊維より融
点の低い低融点繊維とを混合して繊維ウェブを形成し、
この繊維ウェブをクッション材の厚み方向に対して直交
する方向に積層し、これを前記両繊維の融点間の温度に
加熱して低融点繊維を溶融せしめることにより前記高融
点繊維間、及び前記各繊維ウェブの層間を熱融着して安
定化することを特徴とする繊維製クッション材の製造方
法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2413128A JPH07115436B2 (ja) | 1990-12-22 | 1990-12-22 | 繊維製クッション材の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2413128A JPH07115436B2 (ja) | 1990-12-22 | 1990-12-22 | 繊維製クッション材の製造方法 |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7188298A Division JPH10291267A (ja) | 1998-03-20 | 1998-03-20 | 繊維製クッション材の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04221627A true JPH04221627A (ja) | 1992-08-12 |
JPH07115436B2 JPH07115436B2 (ja) | 1995-12-13 |
Family
ID=18521824
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2413128A Expired - Fee Related JPH07115436B2 (ja) | 1990-12-22 | 1990-12-22 | 繊維製クッション材の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07115436B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0797772A (ja) * | 1993-09-28 | 1995-04-11 | Kooc:Kk | 表面に凹凸を有する繊維製クッション材およびその製造方法 |
NO328288B1 (no) * | 2007-11-20 | 2010-01-25 | Mittet As | Fremgangsmåte for fremstilling av isolasjonsmateriale samt anvendelse av dette |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101879767B1 (ko) * | 2018-04-19 | 2018-07-18 | (주)비앤엠테크 | Lcd 모듈용 갭 필 테이프의 연속 제조 장치 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5227726A (en) * | 1975-08-25 | 1977-03-02 | Nitto Chem Ind Co Ltd | Process for preparation of unsaturated quaternary ammonium salts |
JPS5576152A (en) * | 1978-12-01 | 1980-06-09 | Toray Industries | Fiber mattless article and production |
JPS6468554A (en) * | 1987-09-04 | 1989-03-14 | Mitsubishi Rayon Co | Fiber sheet structure and its production |
-
1990
- 1990-12-22 JP JP2413128A patent/JPH07115436B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5227726A (en) * | 1975-08-25 | 1977-03-02 | Nitto Chem Ind Co Ltd | Process for preparation of unsaturated quaternary ammonium salts |
JPS5576152A (en) * | 1978-12-01 | 1980-06-09 | Toray Industries | Fiber mattless article and production |
JPS6468554A (en) * | 1987-09-04 | 1989-03-14 | Mitsubishi Rayon Co | Fiber sheet structure and its production |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0797772A (ja) * | 1993-09-28 | 1995-04-11 | Kooc:Kk | 表面に凹凸を有する繊維製クッション材およびその製造方法 |
NO328288B1 (no) * | 2007-11-20 | 2010-01-25 | Mittet As | Fremgangsmåte for fremstilling av isolasjonsmateriale samt anvendelse av dette |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH07115436B2 (ja) | 1995-12-13 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP2372005B1 (en) | Processing apparatus for hot-air treatment of fiber constituting nonwoven fabric to produce nonwoven fabric, and processing process for the same | |
US5741380A (en) | Multi-density batt | |
US7678719B2 (en) | Method for forming bi-layered fiber and foam carpet underlay | |
US11383481B2 (en) | Laminate and method of making same | |
JPH05503670A (ja) | 硬質ファイバー複合体 | |
JPH06146148A (ja) | 超嵩高繊維集合体及びその製造方法 | |
JP2720764B2 (ja) | 表面に凹凸を有する繊維製クッション材およびその製造方法 | |
JP3492017B2 (ja) | 繊維構造物およびそれを用いてなる繊維成型品の製造方法 | |
US7238633B1 (en) | Multi density fiber seat back | |
JPH04221627A (ja) | 繊維製クッション材 | |
US7407558B2 (en) | Fiber batt having a separator layer | |
JP2006223707A (ja) | 不織布構造体、シートクッション材及びそれからなる車両用シート | |
KR20040058089A (ko) | 성형가능한 복합 재료 및 이의 제조방법 | |
JPH10291267A (ja) | 繊維製クッション材の製造方法 | |
US20030168146A1 (en) | Nonwoven material and method of producing the same | |
JP6782543B2 (ja) | 車両用クッション材 | |
JP2620929B2 (ja) | 繊維製クッション材およびその製造方法 | |
JP2003236965A (ja) | クッション材及びその製造方法、並びにそれに用いる製造装置 | |
US4050977A (en) | Composite batt and method for producing same | |
JPH10310964A (ja) | 繊維シート | |
JP2003033586A (ja) | クッション材およびその製造方法、その製造方法に用いる製造装置 | |
KR101584503B1 (ko) | 보온성과 복원력이 뛰어난 보온성 충진제 | |
JPH0633356A (ja) | 多孔性繊維集成材の連続的製造方法 | |
JPH0138903B2 (ja) | ||
KR100245583B1 (ko) | 천연섬유를이용한부직포의제작방법 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091213 Year of fee payment: 14 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |