JPH04221310A - セロトニン受容体に作用する化合物の改良 - Google Patents

セロトニン受容体に作用する化合物の改良

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JPH04221310A
JPH04221310A JP3064492A JP6449291A JPH04221310A JP H04221310 A JPH04221310 A JP H04221310A JP 3064492 A JP3064492 A JP 3064492A JP 6449291 A JP6449291 A JP 6449291A JP H04221310 A JPH04221310 A JP H04221310A
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acid
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David W Robertson
デイビッド・ウェイン・ロバートソン
David T Wong
デイビッド・タイワイ・ウォン
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Eli Lilly and Co
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Eli Lilly and Co
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ノルフルオキセチンの
(R)−エナンチオマーがセロトニン1C受容体を選択
的に占有することを発見したことに関する。
【0002】
【従来の技術】過去10年の間に、モノアミンの取込み
と種々の疾患および症状の間の関係が認識され、研究さ
れてきた。例えば、フルオキセチン{dl−N−メチル
−3−[4−(トリフルオロメチル)フェノキシ]−3
−フェニルプロピルアミン}の塩酸塩は、選択的なセロ
トニン(5−ヒドロキシトリプタミン;5HT)取込み
の阻害物質である。フルオキセチン塩酸塩は、鬱病の治
療用にPROZACRの商標のもとで市販されている。 この化合物は、セロトニン取込みの強力かつ選択的な遮
断薬であると米国特許No.4,018,895、4,
194,009および4,314,081などに教示さ
れている。
【0003】フルオキセチンは2つのエナンチオマー型
のラセミ体である。それぞれのエナンチオマーの生物学
的および薬理学的活性は本質的に同一であることがわか
っている:Robertsonら[J.Med.Che
m.,31,1412(1988)]およびそれに引用
されている参考文献を参照]。ノルフルオキセチン[3
−(4−トリフルオロメチルフェノキシ)−3−フェニ
ルプロピルアミン]はフルオキセチンの中間代謝物であ
り、モノアミンの取込み、特にセロトニンを遮断するこ
とが知られている[米国特許No.4,313,896
を参照]。これがフルオキセチンの中間代謝物であるこ
とから、この化合物はフルオキセチンを長期投与したと
きに見られる生物学的活性に一部寄与しているものと考
えられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、5HT1C
受容体の選択的占有によって改善または予防することが
できる症状に罹患しているか、またはそれに感受性であ
る哺乳動物を処置する方法であって、そのような処置を
必要としている哺乳動物に有効量の(R)−ノルフルオ
キセチンまたはその薬学的に許容しうる塩もしくは溶媒
和物を投与することを特徴とする方法を提供するもので
ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、(R)−ノル
フルオキセチンの薬学的に許容しうる酸付加塩を使用す
ることを包含する。(R)−ノルフルオキセチンはアミ
ンであるので、その性質は塩基性であり、従って多数の
任意の無機および有機酸と反応して薬学的に許容しうる
酸付加塩を形成する。このような塩を形成させるために
通常用いられる酸には、塩酸、臭化水素酸、ヨウ化水素
酸、硫酸およびリン酸などの無機酸、ならびにp−トル
エンスルホン酸、メタンスルホン酸、シュウ酸、p−ブ
ロモフェニルスルホン酸、炭酸、コハク酸、クエン酸、
安息香酸および酢酸などの有機酸、さらに関連の無機お
よび有機酸が含まれる。従って、このような薬学的に許
容しうる塩類には、硫酸塩、ピロ硫酸塩、硫酸水素塩、
亜硫酸塩、亜硫酸水素塩、リン酸塩、リン酸一水素塩、
リン酸二水素塩、メタリン酸塩、ピロリン酸塩、塩酸塩
、臭化水素酸塩、ヨウ化水素酸塩、酢酸塩、プロピオン
酸塩、デカン酸塩、カプリル酸塩、アクリル酸塩、ギ酸
塩、イソ酪酸塩、カプリン酸塩、ヘプタン酸塩、プロピ
オル酸塩、シュウ酸塩、マロン酸塩、コハク酸塩、スベ
リン酸塩、セバシン酸塩、フマル酸塩、マレイン酸塩、
ブチン−1,4−二酸塩、ヘキシン−1,6−二酸塩、
安息香酸塩、クロロ安息香酸塩、メチル安息香酸塩、ジ
ニトロ安息香酸塩、ヒドロキシ安息香酸塩、メトキシ安
息香酸塩、フタル酸塩、テレフタル酸塩、スルホン酸塩
、キシレンスルホン酸塩、フェニル酢酸塩、フェニルプ
ロピオン酸塩、フェニル酪酸塩、クエン酸塩、乳酸塩、
β−ヒドロキシ酪酸塩、グリコール酸塩、マレイン酸塩
、酒石酸塩、メタンスルホン酸塩、プロパンスルホン酸
塩、ナフタレン−1−スルホン酸塩、ナフタレン−2−
スルホン酸塩、マンデル酸塩、馬尿酸塩、グルコン酸塩
、ラクトビオン酸塩などの塩類が含まれる。好ましい薬
学的に許容しうる酸付加塩には、塩酸や臭化水素酸など
の鉱酸とで形成された塩類、ならびにフマル酸やマレイ
ン酸などの有機酸とで形成された塩類が含まれる。
【0006】さらに、(R)−ノルフルオキセチンの薬
学的に許容しうる酸付加塩は、例えば水、メタノール、
エタノール、ジメチルホルムアミドなどとの種々の溶媒
和物として存在することができる。また、このような溶
媒和物の混合物を製造することもできる。このような溶
媒和物の供給源は、結晶化の溶媒、製造もしくは結晶化
の溶媒に含まれる溶媒、またはこのような溶媒に外から
加えた溶媒に由来するものであってよい。
【0007】(R)−ノルフルオキセチンは、当分野で
広く知られている多数の方法のいずれかによって製造す
ることができる。例えば、ノルフルオキセチンのラセミ
体の製造のためにはいくつかの方法が文献に記載されて
いる[米国特許No.4,313,896を参照]。次
に、ノルフルオキセチンのラセミ体を常法によりその(
S)および(R)成分に分割することができる。具体的
には、ノルフルオキセチンをエナンチオマーとして純粋
なキラル誘導体化試薬と反応させ、ジアステレオマー誘
導体の物理化学的性質の相違に基づいて分割し、次いで
ノルフルオキセチンの2種類の別々のエナンチオマーに
変換することができる。この誘導体化を行うための特に
好ましい方法の1つは、Robertsonらが記載し
ている方法[J.Med.Chem.,31,1412
(1988);ここでは、フルオキセチンを光学的に活
性な形態の1−(1−ナフチル)エチル イソシアネー
トと反応させてフルオキセチンの尿素誘導体を得ている
]に類似するものである。同様のノルフルオキセチンの
ジアステレオマー性尿素の混合物を、高圧液体クロマト
グラフィーによって個々のジアステレオマーに分離する
ことができる。次に、個々のジアステレオマーのそれぞ
れをノルフルオキセチンの個々のエナンチオマーに加水
分解することができる。
【0008】(R)−ノルフルオキセチンの好ましい製
造方法は、Robertsonらの文献中で反応式Iと
表示されている方法と同様である。(R)−(−)−3
−クロロ−1−フェニルプロパノール(II)は市販品
から入手可能であるか、または3−クロロプロピオフェ
ノンのキラル還元によって製造することができる。この
IIを(R)−3−アミノ−1−フェニルプロパノール
(III)に転換することができる。塩化物中間体をア
ミノ化合物に変換する多数の経路を利用することができ
るが、好ましい方法は塩化物を中間体であるN−置換フ
タルイミドに転換することであり、これを所望の1級ア
ミノ中間体IIIに転換することができる。この反応順
序はGabriel合成であり、フタルイミドのカリウ
ム塩を好ましくは非反応性溶媒(例えば、ジメチルホル
ムアミド、あるいは特にジメチルスルホキシド)の存在
下で(R)−(−)−3−クロロ−1−フェニルプロパ
ノールと反応させて(R)−3−フタルイミド−1−フ
ェニルプロパノール中間体を製造する。このフタルイミ
ド中間体を加水分解して所望のアミノ中間体IIIを得
ることができる。しかし、この中間体のラセミ化の可能
性を防ぐために、フタルイミド中間体を非反応性溶媒(
例えば、エタノール)中、ヒドラジンで処理して所望の
(R)−3−アミノ−1−フェニルプロパノール中間体
IIIを得るのが好ましい。次いで、この後者化合物を
、ジメチルアセトアミドまたはその他いくつかの非反応
性溶媒、好ましくはジメチルスルホキシド中、水素化ナ
トリウムと反応させてアルコキシドを得ることができ、
この化合物は4−クロロまたは4−フルオロ−ベンゾト
リフルオリドと処理する際に求核芳香置換を容易にし、
(R)−ノルフルオキセチンを与える。
【0009】別法では、市販品から入手可能な(S)−
3−フェニルオキシランメタノール[(2S,3S)−
(−)−3−フェニルグリシドール]を、ジメトキシエ
タンなどの非反応性溶媒中、水素化ビス(2−メトキシ
エトキシ)アルミニウムナトリウムなどの還元剤で処理
して(R)−1−フェニル−1,3−プロパンジオール
を得ることができる。次いで、このジオール中間体の1
級アルコール基を、アンモニアで置換することができる
適当な脱離基に変換する。例えば、(R)−1−フェニ
ル−1,3−プロパンジオールを、不活性溶媒中、非反
応性塩基で処理する(テトラヒドロフランまたはジクロ
ロメタン中でトリエチルアミンを用いるなど)。塩化ス
ルホニル、例えば塩化メタンスルホニル、塩化p−トル
エンスルホニル、塩化p−クロロフェニルスルホニル、
または好ましくは塩化p−ブロモフェニルスルホニルな
どで処理して、対応するスルホネートエステル、例えば
それぞれメシレート、トシレート、p−クロロフェニル
スルホネート、またはp−ブロモフェニルスルホネート
を得る。これらのスルホネートエステルのいずれかを加
圧下(例えば、60psi)にアンモニア(例えば、メ
タノールなどのアルコール中に溶解させたアンモニアガ
ス)で処理すると対応するアミンスルホネート塩が得ら
れ、これを塩基で処理してIIIに変換することができ
る。この順序は大スケールでの製造に好ましい。
【0010】直接性の少ないIIIの製造方法は、市販
品から入手可能な(S)−1−フェニル−1,2−エタ
ンジオールのスルホネートエステルを得(先のパラグラ
フの記載のように)、残存するアルコールを例えばシリ
ル基で保護することからなる(ジメチルホルムアミドな
どの不活性溶媒中、イミダゾールなどの非反応性塩基の
存在下でアルコールを塩化t−ブチルジメチルシリルと
反応させるなど)。次いで、この保護されたスルホネー
トエステルを、ジメチルホルムアミドもしくはジメチル
スルホキシドなどの非反応性溶媒中、約50−100℃
の温度でシアン化カリウムもしくはシアン化ナトリウム
などのシアン化物と反応させて、シリル保護された(S
)−3−フェニル−3−ヒドロキシプロピオニトリルを
得ることができ、これを還元(例えば、ボランもしくは
水素化アルミニウム試薬、特にテトラヒドロフラン中の
ボラン−テトラヒドロフラン コンプレックス)し、加
水分解(例えば、3N塩酸で処理)してIIIを得るこ
とができる。この方法は、例えば14Cラベルしたシア
ン化ナトリウムを用いるなどにより、放射ラベルされた
IIIを製造する際に特に有用である。
【0011】本発明の薬学的に許容しうる酸付加塩は、
通常、(R)−ノルフルオキセチンを等モルまたは過剰
量の酸と反応させることによって得られる。通常、反応
物質はジエチルエーテルまたはベンゼンなどの相互溶媒
中で混合され、塩は約1分〜10日以内に溶液から沈澱
してくるのが普通であり、濾過によって単離することが
できる。
【0012】以下に実施例を挙げて、本発明で用いる化
合物およびその製造方法をさらに詳しく説明する。この
実施例はいかなる意味においても本発明の範囲を限定し
ようとするものではない。
【0013】実施例1  (R)−ノルフルオキセチン
A.(R)−3−フタルイミド−1−フェニルプロパノ
ールの製造   (R)−(+)−3−クロロ−1−フェニルプロパ
ノール(10.09g)のジメチルホルムアミド(80
ml)溶液に、ジメチルホルムアミド(80ml)中の
カリウム フタルイミド(13.14g)を加えた。こ
の混合物を8時間、100℃に加熱し、室温まで冷却し
、濾過した。この濾液を水で希釈し、この溶液を酢酸エ
チルで3回抽出した。合わせた有機抽出液を水で1回、
0.2N水酸化ナトリウムで1回、再度水で1回、塩化
ナトリウムの飽和溶液で1回洗浄し、硫酸ナトリウムで
乾燥し、真空下で濃縮して、固体化する不透明な油状物
を得た。酢酸エチル/ヘキサンから結晶化すると、標記
中間体(11.09g)が透明な淡黄色の針状物として
得られた。 融点:81−83℃。 元素分析(C17H15NO3として):
【0014】
B.(R)−3−アミノ−1−フェニル−1−プロパノ
ールの製造   (R)−3−フタルイミド−1−フェニル−1−プ
ロパノール(8.0g)のエタノール(200ml)溶
液に、無水ヒドラジン(4.96ml)を加えた。この
混合物を窒素雰囲気下で3.5時間、加熱還流し、室温
まで冷却し、濾過し、真空下で濾液を濃縮した。得られ
た油状物をジエチルエーテルおよび5N水酸化ナトリウ
ム(30ml)で処理した。層分離させ、水層をジエチ
ルエーテルで抽出し、合わせた有機層を硫酸ナトリウム
で乾燥し、真空下で濃縮して、黄色の油状物(4g)を
得た。この油状物の一部(396mg)を酢酸エチル中
のシュウ酸で処理し、酢酸エチル/メタノールから結晶
化して標記中間体(505mg)をシュウ塩として得た
。 融点:163−165℃。 元素分析(シュウ酸塩;C11H15NO5として):
【0015】C.(R)−ノルフルオキセチンの製造 
 ジメチルホルムアミド(10ml)中の油中60%水
素化ナトリウム(1.0g)のスラリーに、ジメチルホ
ルムアミド(50ml)中の(R)−3−アミノ−1−
フェニル−1−プロパノール(3.6g)を加えた。こ
の混合物を70℃で5分間加熱した。4−フルオロベン
ゾトリフルオライド(3.2ml)をこの反応混合物に
加え、この溶液を100℃で3時間加熱した。この混合
物を氷水中に注ぎ、ジエチルエーテルで3回抽出した。 合わせた有機抽出液を、水で2回、飽和塩化ナトリウム
溶液で1回洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥し、真空下で
濃縮して、黄色の油状物(6.23g)を得た。この油
状物をシリカゲルの高圧液体クロマトグラフィーに付し
、塩化メチレンから塩化メチレン中7.5%メタノール
(これに0.5%水酸化アンモニウムを加えた)までの
勾配液で溶離して精製した。所望の分画を合わせ、真空
下で濃縮して標記生成物(3.26g)を黄色の油状物
として得た。この残留物(3.08g)を酢酸エチルに
溶解し、マレイン酸(1.27g)の酢酸エチル溶液を
加えた。ジエチルエーテルとヘキサンを加え、生成する
沈澱を濾過して回収し、標記の目的生成物(3.55g
)をマレイン酸塩として得た。 融点:95−97℃。 元素分析[(R)−ノルフルオキセチン・マレイン酸塩
;C20H20F3NO5として]:   (S)−(−)−3−クロロ−1−フェニル−1−
プロパノールから始め、上記と同じ方法に従って(S)
−ノルフルオキセチンを製造した。(S)−ノルフルオ
キセチンのマレイン酸塩(半水和物)の融点は94−9
6℃であった。
【0016】本明細書で用いる「有効量」なる用語は、
5HT1C受容体を占有することができる(R)−ノル
フルオキセチンの量を意味する。勿論、本発明に従って
投与される化合物の個々の用量は、投与経路、処置され
る個々の症状、および同様の考慮事項を含む特定の場合
を取り巻く特定の事情によって決定されるであろう。(
R)−ノルフルオキセチンは、経口、直腸、経皮、皮下
、静脈内、筋肉内、または鼻内経路を含む種々の経路で
投与することができる。通常の1日用量は、約0.01
mg/kg〜約20mg/kgの(R)−ノルフルオキ
セチンを含有しているであろう。好ましい1日用量は約
0.05〜約10mg/kg、理想的には約0.1〜約
5mg/kgであろう。
【0017】(R)−ノルフルオキセチンは、1C受容
体が関与しているセロトニン作動性の系における機能障
害に関係した哺乳動物の種々の疾患、例えば肥満、多食
症、アルコール症、痛み、睡眠時無呼吸、物質乱用(例
えば、コカイン、ヘロイン、アンフェタミンなど)、強
迫障害および片頭痛などを治療する能力を有している。 また、(R)−ノルフルオキセチンは、フルオキセチン
とは異なり、同時投与される薬物(バルビツレートまた
は3環式の抗鬱薬など)の代謝にわずかしか作用を有さ
ない。(R)−ノルフルオキセチンは比較的非毒性であ
り、優れた治療インデックスを有している。さらに、こ
の化合物は5HT1C受容体に対して驚くほど選択性が
高い。
【0018】以下の実験は、セロトニン受容体の5つの
サブタイプへの放射配位子の結合に影響を及ぼす(R)
−ノルフルオキセチンの能力を調べるために行った。こ
の一般的な方法は、Wongら[Life Scien
ces,46,231(1990)]が記載している。 ウシ脈絡叢および雄性スプラーグ−ドウレイ(Spra
gue−Dawley)ラットの脳組織を9容量の0.
32Mスクロース中でホモジナイズした。1,000x
gで10分間、次いで17,000xgで20分間遠心
した後、粗製のシナプトソーム分画を沈澱させた。この
ペレットを100容量の50mMトリス−HCl(pH
7.4)に懸濁し、37℃で10分間インキュベートし
、そして50,000xgで10分間遠心した。この方
法を繰返し、メンブランの最終ペレットを氷冷の50m
Mトリス−HCl緩衝液(pH7.4)に懸濁した。5
HT1C受容体への3H−メスラーギン(mesule
rgine)の結合および5HT受容体サブタイプへの
他のセロトニン作動性3H−配位子の結合[5HT1A
受容体への3H−8−ヒドロキシ−2−(ジ−n−プロ
ピルアミノ)テトラリン;5HT1Bおよび5HT1D
受容体への3H−セロトニン;5HT2受容体への3H
−ケタンセリン;および5HT3受容体への3H−1−
メチル−N−(8−メチル−8−アザビシクロ[3.2
.1]オクタ−3−イル)−1H−インダゾール−3−
カルボキサミド]を、上記参考文献に記載の方法に従っ
て行った。簡単に説明すると、ウシ脈絡叢(5HT1C
に対して)またはラット脳から単離したメンブランを、
25℃で30分間、2mlの50mMトリス−HCl(
pH7.4);10mMパルギリン;0.6mMアスコ
ルビン酸;5mM CaCl2;および2nM 3H−
メスラーギンまたは他の3重水素化配位子中でインキュ
ベートした。減圧下にガラスファイバー(GFB)フィ
ルターで試料を濾過することによって結合を停止させた
。このフィルターを氷冷緩衝液(5ml)で3回洗浄し
、PCS(Amersham/Searle)シンチレ
ーション液(10ml)とともにシンチレーションバイ
アルに入れた。液体シンチレーション分光計を用いて放
射活性を測定した。また、10μMのセロトニンを別の
試料に入れて特異的な結合を測定し、全結合の90−7
0%であることがわかった。
【0019】これらの実験による(R)−ノルフルオキ
セチンの評価の結果を以下の表1に示す。この表中、2
−6欄は、表示した受容体のそれぞれに対する放射配位
子の結合を50%阻害するのに必要な被験化合物のマイ
クロモル(μM)濃度を示す。
【表1】  セロトニン受容体のサブタイプに対する(R)−ノル
フルオキセチンの親和性              
                 5HT受容体への
放射配位子の結合の阻害*           化合
物            1A   1B   1C
**    1D      2      3  (
R)−ノルフルオキセチン   22   24   
0.47   101   7.9   12  * 
IC50 IN μM(マイクロモル、即ち10−6M
) ** 3回の実験の平均
【0020】本発明で用いる化合物および塩は投与前に
製剤化するのが好ましい。即ち、本発明の別の態様は、
(R)−ノルフルオキセチンまたはその薬学的に許容し
うる塩もしくは溶媒和物と、1またはそれ以上の薬学的
に許容しうる担体、希釈剤または賦形剤を含有する医薬
製剤である。
【0021】本発明の医薬製剤は、周知の容易に入手し
うる成分を用い、公知の方法により製造される。本発明
の組成物を製造する際には、通常、活性成分を担体と混
合するか、担体で希釈するか、またはカプセル、サシエ
、紙もしくは他の容器の形態であってよい担体内に封入
する。担体が希釈剤として作用するときには、それは活
性成分のための担体、賦形剤または媒体として作用する
固体、半固体または液体物質であってよい。即ち、本組
成物は、錠剤、丸剤、粉末剤、ドロップ剤、サシエ剤、
カシエ剤、エリキシル剤、懸濁液、乳濁液、溶液、シロ
ップ、エーロゾル(固体もしくは液体媒体中)、軟膏(
例えば、10重量%を越えない活性化合物を含有)、軟
および硬ゼラチンカプセル剤、座剤、注射用滅菌溶液、
および滅菌包装粉末剤の剤形であってよい。
【0022】適当な担体、賦形剤および希釈剤の例には
、ラクトース、デキストロース、スクロース、ソルビト
ール、マンニトール、デンプン、アラビアゴム、リン酸
カルシウム、アルギネート、トラガカント、ゼラチン、
ケイ酸カルシウム、微結晶セルロース、ポリビニルピロ
リドン、セルロース、水性シロップ、メチルセルロース
、ヒドロキシ安息香酸メチルもしくはプロピル、タルク
、ステアリン酸マグネシウムおよび鉱油が含まれる。さ
らに、本製剤は、滑沢剤、湿潤剤、乳化剤、懸濁剤、保
存剤、甘味料または香味料を含有していてよい。 本発明の組成物は、当分野で周知の方法を用いて、患者
に投与した後に活性成分を急速に、持続的にまたは遅延
して放出するように製剤化することもできる。
【0023】本組成物は、それぞれの剤形が約5〜約1
00mg、より普通には約20〜約80mgの活性成分
を含有する単位投与剤形で製剤化されるのが好ましい。 「単位投与剤形」とは、ヒト対象およびその他の哺乳動
物に対する1回投与に適当な物理的に独立した単位であ
って、各単位が所望の治療効果を生み出すように計算さ
れた予め決めた量の活性物質を適当な薬学的担体と共に
含有する単位を意味する。
【0024】以下に示す製剤例は単なる説明のためのも
のであって、いかなる意味においても本発明の範囲を限
定することを意図するものではない。 製剤例1   次の成分を用いて硬ゼラチンカプセル剤を製造する
。                          
                     含量(m
g/カプセル)  (R)−ノルフルオキセチン・塩酸
塩                    20  
乾燥デンプン                   
                   200  ス
テアリン酸マグネシウム              
              10      合計 
                         
                    230mg   上記成分を混合し、230mg量で硬ゼラチンカプ
セル中に充填する。
【0025】製剤例2   次の成分を用いて錠剤を製造する。                          
                   含量(mg/
錠剤)  (R)−ノルフルオキセチン・塩酸塩   
             50  微結晶セルロース
                         
     400  溶融二酸化ケイ素       
                         
10  ステアリン酸               
                       5 
    合計                     
                     465m
g   上記成分を混和し、圧縮成形してそれぞれが465
mgの錠剤を得る。
【0026】製剤例3   次の成分を含有するエーロゾル溶液を製造する。                          
                         
     重量%  (R)−ノルフルオキセチン・シ
ュウ酸塩                  0.2
5  エタノール                 
                         
29.75  プロペラント22(クロロジフルオロメ
タン)            70.00  合計 
                         
                    100.0
0活性化合物をエタノールと混合し、この混合物をプロ
ペラント22の一部に加え、−30℃まで冷却し、充填
装置に移す。次に、必要量をステンレス製の容器に入れ
、プロペラントの残りで希釈する。次いで、この容器に
バルブユニットを取り付ける。
【0027】製剤例4   それぞれが60mgの活性成分を含有する錠剤を次
のようにして製造する。   (R)−ノルフルオキセチン・リン酸塩     
           60mg  デンプン    
                         
             45mg  微結晶セルロ
ース                       
           35mg  ポリビニルピロリ
ドン(10%水溶液として)            
4mg  カルボキシメチルデンプンナトリウム   
               4.5mg  ステア
リン酸マグネシウム                
            0.5mg  タルク   
                         
                  1mg    
  合計                     
                       15
0mg   活性成分、デンプンおよびセルロースをNo.45
メッシュU.S.篩に通し、完全に混合する。得られた
粉末とポリビニルピロリドン溶液を混合し、これをNo
.14メッシュU.S.篩に通す。このようにして得た
顆粒を50℃で乾燥し、No.18メッシュU.S.篩
に通す。予めNo.60メッシュU.S.篩に通してお
いたカルボキシメチルデンプンナトリウム、ステアリン
酸マグネシウムおよびタルクを上記顆粒に加え、これを
混合した後、錠剤製造機で圧縮成形してそれぞれが15
0mgの錠剤を得る。
【0028】製剤例5   それぞれが薬物80mgを含むカプセル剤を次のよ
うに製造する。   (R)−ノルフルオキセチン・酒石酸塩     
           80mg  デンプン    
                         
             59mg  微結晶セルロ
ース                       
           59mg  ステアリン酸マグ
ネシウム                     
       2mg  合計           
                         
        200mg   活性成分、セルロース、デンプンおよびステアリン
酸マグネシウムを混合し、No.45メッシュU.S.
篩に通し、200mgの量で硬ゼラチンカプセルに充填
する。
【0029】製剤例6   それぞれが活性成分225mgを含有する座剤を次
のように製造する。 (R)−ノルフルオキセチン            
    225mg飽和脂肪酸グリセリド      
           2,000mg  合計   
                         
     2,225mg活性成分をNo.60メッシ
ュU.S.篩に通し、必要最少限の加熱によって予め溶
融しておいた飽和脂肪酸グリセリドに懸濁させる。次に
、この混合物を名目2g量の座剤型に注入し、冷却する
【0030】製剤例7   5ml用量あたりに薬物50mgをそれぞれ含有す
る懸濁液を次のようにして製造する。   (R)−ノルフルオキセチン・2−ナフタレンスル
ホン酸塩      50mg  カルボキシメチルセ
ルロースナトリウム                
      50mg シロップ          
                1.25ml  安
息香酸溶液                    
                         
   0.10ml  香味料           
                         
                適量  着色料  
                         
                         
適量  精製水                  
                         
           5mlまで薬物をNo.45メ
ッシュU.S.篩に通し、カルボキシメチルセルロース
ナトリウムおよびシロップと混合して滑らかなペースト
を得る。安息香酸溶液、香味料および着色料を水の一部
で希釈し、これを撹拌しながら加える。 次に、十分量の水を加えて所望の容量にする。
【0031】製剤例8   静脈内用製剤を次のように製造する。   (R)−ノルフルオキセチン・塩酸塩      
              100mg  等張食塩
水                        
                1000ml   上記成分の溶液を、鬱病に罹患している対象に1分
間あたり1mlの速度で静脈内投与する。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  (R)−ノルフルオキセチンまたはそ
    の薬学的に許容しうる塩もしくは溶媒和物、および1ま
    たはそれ以上の薬学的に許容しうる担体、希釈剤または
    賦形剤を含有することを特徴とする、5HT1C受容体
    の選択的占有によって改善または予防することができる
    症状に罹患しているかまたはそれに感受性である哺乳動
    物を処置するための医薬製剤。
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