JPH0422016Y2 - - Google Patents

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JPH0422016Y2
JPH0422016Y2 JP17258886U JP17258886U JPH0422016Y2 JP H0422016 Y2 JPH0422016 Y2 JP H0422016Y2 JP 17258886 U JP17258886 U JP 17258886U JP 17258886 U JP17258886 U JP 17258886U JP H0422016 Y2 JPH0422016 Y2 JP H0422016Y2
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back pressure
heater
port
exhaust gas
mouthpiece
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【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案はデイーゼルエンジンの排気ガス浄化装
置に係り、より詳しくは、フイルタ再生可能なデ
イーゼル排気固形微粒子捕集装置における再生時
期検知用背圧測定装置の背圧導入用口金の構造に
関する。
〔従来の技術〕
従来のデイーゼルエンジンの排気ガス背圧測定
装置における背圧検出ポート(以下背圧ポートと
いう)の1例を第7図〜第8図に示す。第7図
は、背圧ポート30の一部断面外観図で、排気管
10に取り付けられた状態を示し、第8図は第7
図の断面図である。背圧ポート30は第7図に示
すように排気管1内の排気ガスGの流れの中にそ
の口金部20を突出させている。口金部20では
中空円筒状の円筒状ヒーター24が同時に排気導
入用の排気通路22にもなり、その背圧取入口2
2aはヒータ24の先端にあり、直接排気ガスの
流れに向けて開口し、その周囲は保護カバー26
で覆われている。図中25は外部電源よりヒータ
24のプラス端子21までを繋いでいるリード線
で、28はヒータ24に続いて排気通路22を形
成し、外部に背圧を誘導している内管である。第
8図の27はヒータ24を背圧ポート内で保持し
ている保持金具で、またヒータのマイナス電極2
3の接地を行つている。
上記の通り、背圧ポートの入口にヒータを設け
て排気通路内に侵入してきた排気微粒子を燃焼さ
せて排気通路のつまりをなくし、適正な背圧測定
ができるようにしている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
上記構成の背圧ポートにおいて、排気管内の圧
力変動が急激に生じると(例えばエンジンの空ふ
かしなどの場合)背圧ポートの内部まですゝのよ
うな排気微粒子が混入し、入口に設けたヒータで
は完全に燃えないものが発生する。
これを防ぐために中空ヒータの中にフイルタを
入れてもよいが、これは構造が複雑であり、また
フイルタ部での圧力損失が大きくなる欠点があ
る。
〔問題点を解決するための手段〕
上記の問題点を解決するために、本考案におい
ては排気背圧を導入する口金部の背圧取入れ口の
開口径を先端は細くし、中央部は太くすることを
特徴とする。
また、必要に応じ、円筒状ヒータの外周表面に
セラミツクコート層を設け、また、円筒状ヒータ
の先端部の内径を中央部の内径よりも細くして、
該先端部を背圧取入れ口とする。
〔作用〕
上記の構成による背圧ポートを排気管に取り付
けると、排気ガスは先づ、背圧取入れ口の開口径
の細くなつたところからポート内に導入され、つ
いで口金部の中央部に達するとここでは内径が大
きく空間が広いために流入した排気ガスが拡がつ
て流速が遅くなりこのため排気微粒子はこの中で
停滞する。この口金部の中央部付近はヒータから
の放熱が十分に行われているところでもあり、し
たがつて排気微粒子はここで捕捉されて十分に燃
焼が行われ、背圧ポートの内部まで排気微粒子が
混入することを防ぐことができる。
セラミツクコート層をヒータの外周表面に設け
た場合には、表面が多孔質になつているために、
ここで排気微粒子を捕捉して燃焼させることがで
きる。
〔実施例〕
本考案の第1実施例を第1図〜第4図に示す。
第1図は本考案による背圧ポートの口金部1の断
面図を示し、第2図は背圧ポートの外観図を示
す。円筒状の円筒状ヒータ2の排気ガス側に向い
た先端は閉じてこの部分に円柱状の閉塞部2aを
形成している。ヒータ2の側面は開口して背圧取
入れ口となる側孔3aが設けられ、その周囲を円
筒状の保護カバー4が取り囲んでいる。この保護
カバー4はヒータ2の先端部4aではその内径が
細く、ヒータ2の中央部に寄つた位置4bでは内
径が太くなり、したがつてヒータ2との間の空間
8は、先端部では隙間が狭く8aとなり、中央部
では隙間が広くなり8bとなつている。ヒータ2
の側孔3aは、空間8bに連通している。
該ヒータ2は次のように形成されている。第3
図に示すように、アルミナグリーンシート2″の
上に白金(Pt)等でヒータパターン9が印刷さ
れており、またヒータの側孔の位置に穴3a″があ
けられている。また中軸2′はアルミナでできて
おり、ヒータの側孔の位置に穴3a′があけられ、
ここまでは中空にしてある。中軸2′にシート
2″を重ね、穴3a′と3a″とが重なるようにして
シート2″を中軸2′に巻きつけたあと一体焼成し
てヒータ2の本体ができている。
第4図に示すようにこのヒータ2の本体は保持
金具5とメタライズ層により接合され該保持金具
はヒータのアースにもなつている。また、プラス
端子9aからはリード線7が引き出される。第4
図に示すこの状態のものをヒータアツシ12とい
う。
このヒータアツシ12をホルダ6(第1図、第
2図参照)に保護カバー4と共に組み込み、これ
を第7図、第8図に示すような従来の方法で背圧
やセンサーとして組み付ける。
上記のような構成により、口金部1の先端はヒ
ータ2の閉塞部2aにより塞がれているために保
護カバー4の先端部4aと2aとの隙間が細く環
状に開いているだけで、この部分を通つて排気ガ
スGが背圧ポート内に入り、保護カバー4の中央
部4bに来ると隙間が大きくなり空間8bが広く
なるのでここで排気ガスの流速が低下する。ここ
からヒータの側孔3aを経て排気ガスは排気通路
3内に導入されるが、空間8bでは排気ガスの流
速が遅いために排気微粒子はここで停滞しこの場
所でのヒータの熱により排気微粒子の燃焼が促進
され、捕集の効果が上がる。
本考案の第2実施例を第5図に示す。本実施例
は上記第1実施例と同一の構成である背圧ポート
においてヒータ2の中央部の広い空間8bの部分
にあるヒータ2の外周の表面にセラミツクコート
層14を施してある。これは表面が多孔質になつ
ているので、排気微粒子をここで捕捉して燃焼さ
せるのに効果がある。
本考案の第3実施例を第6図に示す。この場合
は前記の2つの実施例と異り、円筒状ヒータ2の
先端は閉塞されていないで細孔16があいてお
り、中心部に向つて一定の長さ続いたあとはヒー
タ2の内径が広くなり排気通路18を形成してい
る。したがつてヒータには前記2例にあるような
側孔はなく、細孔16が背圧取り入れ口となつて
いる。この場合も前記2例と同様に排気ガスが狭
い背圧取り入れ口より入り広い空間に移つてそこ
で流速が遅くなり、その場所での排気微粒子の滞
留時間が長いためにそこでのヒータの熱により排
気微粒子の燃焼が良く行われる。
〔考案の効果〕
本考案を実施することにより次のような効果が
ある。
(1) 従来の円筒状のヒータと構造的には大きく変
らないで、保護カバーやヒータの形状の変更だ
けで大きな効果が得られる。
(2) 排気ガス通路の内径を太くして流速を低下さ
せた部位で排気微粒子が主として捕捉されそこ
は排気管の表面に近いために熱の放散が少な
く、必要エネルギーが少なくてすむ。
(3) 内径を太くしたことと、圧力の通路が直接的
でなく排気の圧力変動がある程度吸収できるの
で、システム側での信号処理の負担が少なくて
すむ。
(4) フイルタ取り付け時のような圧力損失がほと
んどない。
(5) 構造が簡単で、信頼性が高く、コスト面でも
有利である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の第1実施例を示す背圧ポート
の口金部周辺の部分断面図、第2図は第1図に示
す背圧ポートの外観図、第3図は第1図のヒータ
の構造説明図、第4図は第1図のヒータアツシの
外観図、第5図は本考案の第2実施例の口金部周
辺の部分断面図、第6図は本考案の第3実施例の
ヒータの部分断面図、第7図は従来型の背圧ポー
トの一部断面外観図、第8図は第7図の断面図を
示す。 1……口金部、2……円筒状ヒータ、2′……
中軸、2″……アルミナグリーンシート、3a…
…ヒータの側孔、4……保護カバー、5……保持
金具、10……排気管、12……ヒータアツシ、
14……セラミツクコート、G……排気ガス。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 中空円筒状のヒーター2と、この円筒状ヒー
    ターを取り囲みかつ排気背圧を導入する口金部
    1とを具備するデイーゼルエンジンのフイルタ
    再生式排気固形微粒子捕集装置における再生時
    期検知用背圧測定装置の背圧検出用ポートにお
    いて、前記口金部1の背圧取入れ口の開口径を
    先端は細くし、中央部は太くすることを特徴と
    するデイーゼルエンジンの排気ガス背圧測定装
    置の背圧検出用ポート構造。 2 前記口金部1の中央部の内径が該口金部1の
    先端の開口径よりも太くなつた部分において、
    前記円筒状ヒータ2の外周表面にセラミツクコ
    ート層14を設けたことを特徴とする実用新案
    登録請求の範囲第1項記載のデイーゼルエンジ
    ンの排気ガス背圧測定装置の背圧検出用ポー
    ト。 3 前記口金部1において、前記円筒状ヒータ2
    の先端を排気ガスに向けて開口し、これを背圧
    取入れ口とし、該取入れ口の内径を前記ヒータ
    2の円筒部の内径よりも小さくしたことを特徴
    とする実用新案登録請求の範囲第1項記載のデ
    イーゼルエンジンの排気ガス背圧測定装置の背
    圧検出用ポート。
JP17258886U 1986-11-12 1986-11-12 Expired JPH0422016Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17258886U JPH0422016Y2 (ja) 1986-11-12 1986-11-12

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JP17258886U JPH0422016Y2 (ja) 1986-11-12 1986-11-12

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Publication Number Publication Date
JPS6378115U JPS6378115U (ja) 1988-05-24
JPH0422016Y2 true JPH0422016Y2 (ja) 1992-05-20

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