JPH04218823A - スリープモード機能を備えたパーソナルコンピュータ - Google Patents

スリープモード機能を備えたパーソナルコンピュータ

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JPH04218823A
JPH04218823A JP3078927A JP7892791A JPH04218823A JP H04218823 A JPH04218823 A JP H04218823A JP 3078927 A JP3078927 A JP 3078927A JP 7892791 A JP7892791 A JP 7892791A JP H04218823 A JPH04218823 A JP H04218823A
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JP
Japan
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sleep mode
clock
computer system
supplied
clock pulse
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JP3078927A
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Inventor
Kazunori Yamaki
八巻 一則
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、パーソナルコンピュ
ータに関し、特にCPUの処理速度を低減してシステム
の電力を節約(すなわち消費電力を低減)するスリープ
(sleep)モード機能を有したコンピュータシステ
ムに関する。
【0002】
【従来技術】近年、コンピュータシステムの電源として
バッテリ(再充電可能な内部バッテリ)を用いたラップ
トップタイプのパーソナルコンピュータが開発されてい
る。このようなコンピュータは電源の連続使用が制限さ
れることから、電力を節約する何らかの手段が必要であ
る。
【0003】電源の電力を節約するために、所定条件下
でCPU(マイクロプロセッサ)の処理速度を低減する
ためのいわゆるスリープモード機能がある。入出力動作
が行われない場合、CPUは通常の処理速度(相対的に
高い速度)を必要としないので、CPUの処理速度を低
減することが可能である。CPUの処理速度はクロッッ
クパルスの周波数により決まる。それゆえ、スリープモ
ード機能は、CPUに通常供給されている高い周波数の
クロックパルスを低い周波数のクロックパルスに切り替
え、CPUに供給する。
【0004】スリープモード機能は以下の条件を満足し
たとき、basic  inputand  outp
ut  system  (BIOS)がHALT命令
を実行することにより作用する。 (1)BIOSのキーボード制御ルーチンが実行された
が、キーバッファにキー入力データがセットされていな
い場合。 (2)キーバッファにキー入力データがセットされてお
らず、CPUがアイドル状態にある場合。
【0005】一方、スリープモード機能が解除される場
合は、タイマ等外部割り込みが入った時、あるいはCP
Uがリセットされた時である。一度スリープモード機能
が解除されると、再度BIOSがHALT命令を実行し
ない限り、スリープモード機能は作用しない。
【0006】スリープ機能を作用させるためには、BI
OSは上述した条件でHALT命令を実行しなければな
らない。また、スリープモード機能が作用することを許
可している場合には、BIOSは常にこの条件を満たし
ているか否か監視する必要がある。すなわち、実際のプ
ログラムの実行とは関係のない処理に時間が費やされて
しまうことになる。
【0007】またスリープモード機能が作用するとき、
および割り込(たとえば、システムのステータスをモニ
タするためのタイマ割り込み)やCPUリセットにより
スリープモード機能が解除されるときに、低周波数のク
ロック(たとえば4MHz)を高周波数のクロック(3
2MHz)に戻す必要がある。この操作は複数サイクル
を必要とし、上述したように実際のプログラムの実行と
は関係のない処理に時間が費やされてしまう。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、スリ
ープモード機能は消費電力を低減させることにより、バ
ッテリによる駆動時間を長くするために設定される。従
って、外部から電力供給を受けている場合、たとえばA
Cアダプタが接続された場合には、ACアダプタからの
電力供給がバッテリからの電力供給に優先するように構
成されているので、スリープモード機能を働かせる必要
が無い。
【0009】ところが、これまでのバッテリ駆動型パー
ソナルコンピュータのスリープ機能は、実装されている
バッテリにより動作している場合、および外部からの電
源供給があるとき、たとえば、外部に接続されるACア
ダプタにより動作している場合や、このバッテリ駆動型
パーソナルコンピュータにドッキング可能なマスタステ
ーションから電力を供給される場合でも、条件が満足さ
れれば作用してしまう。従って、プログラムの処理スピ
ードが下がり、パーソナルコンピュータが本来持つ性能
をフルに発揮できないという問題がある。
【0010】この発明の目的は、バッテリ駆動型のパー
ソナルコンピュータを外部から供給された電力により動
作させている場合、スリープモード機能をディスエーブ
ルにしてパーソナルコンピュータの本来持つ性能をフル
に発揮できるスリープモード機能を有したパーソナルコ
ンピュータを提供することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、この発明によれば、スリープモード機能を有したコ
ンピュータシステムは、前記システムの中央処理装置を
構成し、種々のデータ処理を行うプロセッサ手段と;

0012】前記プロセッサ手段のノーマルモードにおい
て必要な所定の高周波数の第1クロックパルスと、前記
プロセッサ手段のスリープモードにおいて必要な所定の
低周波数の第2クロックパルスの1つを選択し、前記選
択したクロックパルスを前記プロセッサ手段に供給する
クロック制御手段と;  前記コンピュータシステムに
外部から電力供給があるか否かを判断する手段と;  
前記判断手段により前記外部からの電力供給があると判
断されたとき、前記クロック制御手段が前記プロセッサ
手段に前記第2クロックパルスを供給することを禁止す
るスリープ動作制御手段とを備えている。
【0013】
【作用】この発明によれば、外部から電力が供給されて
いることを自動認識し、スリープモード機能の作用を自
動的にディスエーブルにする。この結果、パーソナルコ
ンピュータの本来持つ性能をフルに発揮できるスリープ
モード機能を有したパーソナルコンピュータが提供され
る。
【0014】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面を参照して説
明する。
【0015】図1は、この発明のスリープモード機能を
有したパーソナルコンピュータの一実施例を示すブロッ
ク図である。図1に示すパーソナルコンピュータは例え
ば再充電可能なバッテリにより動作可能なラップトップ
タイプのパーソナルコンピュータである。図1に示すよ
うに、このシステムはCPUを構成するマイクロプロセ
ッサ10と、キーボード11と、キーボードコントロー
ラ(KBC)12と、メモリ13と、基本入出力システ
ム(BIOS)が格納されたリードオンリメモリ(RO
M)14と、入出力装置15と、および電源制御インタ
ーフェース(PS−IF)101を介してシステムバス
19に接続された電源回路103を有している。
【0016】キーボード11およびキーボードコントロ
ーラ(KBC)12はキーボード11上の種々のキー操
作によりデータを入力する入力装置を構成する。RAM
で構成されたメモリ13はキーボード11から入力され
たデータを格納するためのキーバッファのような種々の
レジスタを構成する。上述したように、ROM14は入
出力制御動作を行うためのBIOSを保持する。入出力
装置15はフロッピーディスクドライブのような外部記
憶装置である。
【0017】このシステムはさらに、スリープモードコ
ントローラ16とコントロールレジスタ17を有してい
る。スリープモードコントローラ16はスリープモード
を実行するための所定の条件が満されたか否かをCPU
10等から出力される命令にもとずいて判断する。所定
の条件が満足されれば、スリープモードコントローラ1
6は制御信号SSをクロック制御回路18に出力する。 制御レジスタ17は、スリープモードコントローラ16
の制御動作の実行を許可または禁止するためのモード制
御データを格納する。
【0018】クロック制御回路18は、図4に示すよう
にCPU10の処理速度を決定するクロックパルスCK
を発生する。クロックジェネレータ40はCPU10の
通常動作(高速処理)に必要なクロックパルスNCK1
、NCK2と、スリープモードに必要な低周波数(例え
ば4MHz)のクロックパルスSCKを発生する。クロ
ックパルスNCK1は、例えば32MHzの高周波パル
スでありクロックパルスNCK2は例えば16MHzの
高周波パルスである。クロック制御回路18は第1のク
ロックスイッチ回路41および第2のクロックスイッチ
回路42を有している。
【0019】第1クロックスイッチ回路41はKBC1
2から出力されるクロックスイッチ信号CSにもとずい
てクロックパルスNCK1あるいはNCK2を選択し、
選択したパルスを通常モードのクロックパルスNCKと
して出力する。第1クロックスイッチ回路41はAND
回路41a,41b、OR回路41cおよびインバータ
41dを有するロジック回路で構成される。第2クロッ
クスイッチ回路42はスリープモードにおいて、スリー
プモードコントローラ16からのクロックスイッチ信号
SSにて従ってクロックパルスSCKを選択出力し、通
常モードでは第1クロックスイッチ回路41からのクロ
ックパルスNCKを選択し出力する。第2クロックスイ
ッチ回路42はAND回路42a、42b、OR回路4
2cおよびインバータ42dを有するロジック回路から
なる。
【0020】スリープモードコントローラ16は図2に
示す回路を有している。すなわち、コントローラ16は
AND回路20a、20b,フリップフロップ21aな
いし21e、NAND回路22aおよび22b、インバ
ータ23a、23b,OR回路24およびバッファ回路
25a,25bを有するロジック回路である。AND回
路20aの第1入力端子にはコントロールレジスタ17
に格納されたモードコントロールデータCDが供給され
、第2入力端子にはCPU10からのHALT命令が供
給される。ロジックレベルが”H  ”(high)の
とき、HALT命令は有意信号となる。モードコントロ
ールデータCDはロジックレベルが”H”のとき、スリ
ープモードがディスエーブルになり、”L”(low)
のとき、イネーブルになる。それ故、ロジックレベル”
L”のモードコントロールデータCDがコントロールレ
ジスタ17に格納され、ロジックレベル”H”のHAL
T命令が入力されると、AND回路20aはロジックレ
ベル”H”の信号をOR回路24に出力する。CPU1
0から出力されるI/Oアドレスをデコードすることに
より作られるライトイネーブル信号WEによりコントロ
ールレジスタ17が書き込み可能になる。モードコント
ロールデータCDはユーザが例えば、キーボード11を
介してセットアップメニューまたはポップアップメニュ
ーで設定した内容(スリープモードをイネーブルにする
かディスエーブルにするか)に基ずいてCPU10によ
りコントロールレジスタ17にセットされる。
【0021】NAND回路22aの第1入力端子には、
システムリセット信号SR1が供給され、第2入力端子
には、スリープモードリリース信号(割り込みリクエス
ト)IRが供給される。システムリセット信号SR1は
図示しないゲートアレイから出力されたリセット信号(
ロジックレベル”H”)である。このゲートアレイは電
源回路103からパワーオン/オフ信号を受け取ったり
、キーボード11から制御信号を受け取るとリセット信
号を発生する。リリース信号IRは電源回路103から
出力されたパワーオフ信号(パワーオンリセット信号)
か、もしくは図示しないインタラプトコントローラから
の割り込み信号である。NAND回路22bの第1入力
端子には、システムバス19の解放を要求するために、
例えば図示しないDMAコントローラから出力された信
号BRが供給され、第2入力端子には、システムバス1
9の使用を許可するためにCPU10から出力された信
号BPが供給される。ロジックレベルが”H”のとき有
意の信号BRおよびBPはファイルをアクセスするとき
に発生される。それゆえ、ファイルアクセスが無いとき
は、信号BRとBPはロジックレベル”L”である。各
フリップフロップ21aないし21eのクロック端子に
は、図示しないクロックジェネレータからのクロックC
LKが供給される。AND回路20bはコントローラ1
6の出力信号である制御信号SSを出力する。モードコ
ントロールデータCDがロジックレベル”L”のとき、
HALT命令はロジックレベル”H”であり、信号BR
およびBPはロジックレベル”L”になる。この結果、
AND回路20bはスリープモードの設定を意味する”
H”レベル制御信号SSを出力する。システムリセット
信号SR1およびリリース信号IRのいずれか一方がロ
ジックレベル”H”の場合、スリープモードがリリース
される。スリープモードコントローラ16の制御動作の
禁止を意味する”H”レベルのモード制御データCDが
コントロールレジスタ17にセットされた場合もスリー
プモードがリリースされる。なお、Fig.2において
、フリップフロップ21c、21dがもうけられている
のは、システムリセット信号SR1や割り込み信号IR
とHALT信号との同期を取るためである。すなわち、
システムリセット信号SR1や割り込み信号IRは任意
のタイミングで発生されるが、HALT信号はBIOS
からの指示によりCPUがHALT命令をデコードして
作り出す信号である。従って、このHALT信号とシス
テムリセット信号SR1あるいは割り込み信号IRとの
同期をとるように構成されている。また、図2において
、システムリセット信号としてSR1とSR0が示され
ているが、システムリセット信号SR0はSR1の反転
信号である。すなわち、システムリセット信号SR1は
ロジック”1”(”H”)でアクティブとなり、システ
ムリセット信号SR0はロジック”0”(”L”)でア
クティブとなる。
【0022】HALT命令はFig.3に示すステータ
スデコード回路(図1に示すロジック回路100)によ
り発生される。この回路はAND回路30aないし30
cおよびインバータ31aおよび31bを有している。 CPU10は種々のステータス信号MI、WR、DC、
BH、BLおよびASをステータスデコード回路に出力
する。信号MIはロジックレベルが”H”のとき、メモ
リアクセスを意味し、ロジックレベルが”L”のとき、
I/Oアクセスを意味する。信号WRはロジックレベル
”H”のとき、ライトモードを意味し、ロジックレベル
”L”のときリードモードを意味する。信号DCはロジ
ックレベル”H”のとき、データを意味し、ロジックレ
ベル”L”のとき、コマンドを意味する。例えば、16
ビットデータをアクセスする場合、ロジックレベル”H
”の信号BHはデータの上位バイトがイネーブルである
ことを意味し、ロジックレベル”H”の信号BLはデー
タの下位バイトがイネーブルであることを意味する。 信号ASのロジックレベルが”H”のときは、アドレス
信号が正しいことを意味する。ステータスデコード回路
はCPU10から”H”レベル信号MI、”H”レベル
信号WR、”L”レベル信号DC、”H”レベル信号B
H、”L”レベル信号BLおよび”H”レベル信号AS
を受け取ると、AND回路30aから”H”レベルのH
ALT命令を出力させる。
【0023】図5は外部からの電力供給として例えば、
ACアダプタ105が接続されたことを判別する回路で
ある。ACアダプタ105の出力電圧は分圧抵抗107
、109により分圧されて電源回路103内のサブCP
U121の入力端子に供給される。入力端子Aに供給さ
れたアナログ分圧電圧は、内蔵される第1A/Dコンバ
ータ111によりデジタル値に変換される。バッテリ1
13の出力電圧は分圧抵抗115、117により分圧さ
れてサブCPU121の入力端子Bに供給される。サブ
CPU121はグラウンド端子を有し、ACアダプタ1
05、およびバッテリ113の各出力端子の一方が分圧
抵抗を介してグラウンド端子に接続されるとともに、他
方が直接グラウンド端子に接続されている。ACアダプ
タ105が接続されると、分圧抵抗107、109によ
る分圧電圧が端子Aに供給され、A/Dコンバータ11
1によりデジタル値に変換される。従って、サブCPU
121は、A/Dコンバータ111からの出力値を読む
ことによりACアダプタ105の接続を知ることができ
る。ACアダプタ105が接続されたことを示す情報は
電源回路103からPS−FF101を介してシステム
バス19に出力される。CPU10はROM14に格納
されたBIOS(たとえばイニシャルプログラムローダ
(IPL))を実行時に上記ACアダプタ105の接続
情報を受取、”H”レベルのモードコントロールデータ
CDをレジスタ17にセットする。上記実施例の動作を
図6および図7に示すフローチャートを参照して説明す
る。
【0024】電源回路103内のバッテリの電源がオン
にセットされると、クロック制御回路18内のクロック
ジェネレータ40はアクティブになり、クロックパルス
NCK1、NCK2、およびSCKを発生する(ステッ
プS1、S3)第1クロックスイッチ回路41はKBC
12から出力されたクロックスイッチ信号CSに従いク
ロックパルスNCK1あるいはNCK2を選択し、選択
されたパルスを通常モードのクロックパルスとして出力
する。スリープモードコントローラ16はスリープモー
ドをセットするための所定の条件が満足されないとき、
”L”レベルのコントロール信号SSをクロックコント
ロール回路18に出力する。言い替えれば、クロックコ
ントロール回路18の第2クロックスイッチ回路42は
図4に示すようにクロックパルスNCKをクロックCK
として通常モードでCPU送る。クロックパルスNCK
(NCK1あるいはNCK2)に応答して、CPU10
は通常の高速データ処理を行う(ノーマルモード)
【0
025】次に、CPU10はステップS5において、A
Cアダプタ105が接続されているか否か判断する。ス
テップS5において、ACアダプタ105が接続されて
いると判断すると、CPU10はステップS17に進む
。一方、ステップS7において、ACアダプタ105が
接続されていないと判断すると、次にステップS7にお
いて、CPU10はスリープモードコントローラ16の
制御動作の禁止を意味する”H”レベルのモード制御デ
ータCDがコントロールレジスタ17にセットされたか
どうか判断する。セットされたと判断すると、CPU1
0はステップS17に進む。他方、セットされなかった
場合、CPU10はステップS9において、スリープモ
ードの動作を許可する。すなわち、CPU10はROM
14に格納されたBIOSを実行し、所定時キーボード
11からのキー入力が無い状態を検出する。すなわち、
CPU10KBC12からの入力データが所定時間、メ
モリ13のキーバッファに格納されていないとき、HA
LT命令を出力する。言い替えれば、キーバッファに入
力データが格納されていないときは、ロジック回路10
0(図3)は”H”レベルのHALT命令をコントロー
ラ16に出力する。システムバス19を介して外部装置
としてのI/O装置15に対するファイルアクセスが所
定時間無い場合、”L”レベルの信号BRおよびBPが
コントローラ16に出力される。(ステップS13にお
いてNO)このような条件(ステップS11においてY
ES、ステップS13においてNO)が満足されると、
コントローラ16は”H”レベルのコントロール信号S
Sをクロックコントロール回路18に出力する。”H”
レベルのコントロール信号SSを受け取ると、クロック
コントロール回路18の第2クロックスイッチ回路42
は低周波クロックパルスSCKをクロックCKとしてC
PU10に供給する。この結果、CPU10のモードは
ノーマルモード、すなわち高速モードからスリープモー
ドに切り替わり、CPU10はこのクロックパルスに従
い低速のデータ処理を行う。(ステップS15、S23
)。このスリープモードは、キーボード11からのデー
タ入力によりIR信号が発生されたとき、あるいはファ
イルアクセスがあったときにリリースされる。
【0026】ACアダプタ105が接続された場合(ス
テップS5においてYES)、あるいはスリープモード
コントローラ16の制御動作を禁止するロジックレベル
”H”のモードコントロールデータCDがキーボード1
1から入力されると、コントロールレジスタ17にセッ
トされる。(ステップ7においてYES)図2に示すよ
うに、コントロールレジスタ17から”L”レベルの信
号がAND回路20aの第1入力端子に供給されるので
、スリープモードの設定が禁止される。それゆえ、上述
した条件が満足される場合でも(ステップS11のYE
SおよびステップS13のNO)、スリープモード動作
はディスエーブルされる。(ステップS17)すなわち
、クロックコントロール回路18の第2スイッチ回路4
2は、”L”レベルの制御信号SS入力に応答して、ク
ロックパルスNCKをクロックCKとしてCPU10に
供給する。CPU10はクロックパルスNCKに応答し
て通常の高速(ノーマルモード)でデータを処理する。 (ステップS19およびS21)
【0027】この発明によれば、コンピュータシステム
の電源立ちあげ時、イニシャルプログラムローダがAC
アダプタ接続を判断し、接続されている場合には、クロ
ック制御回路が低周波数のクロックパルスをCPU10
に供給することを禁止する。この結果、CPUの高速動
作が保持される。
【0028】なお、上記実施例では、セットアップメニ
ューまたはポップアップメニューにおいて、ユーザが設
定した、スリープモードをイネーブルにするかディスエ
ーブルにするかの情報はレジスタ17にセットされるよ
うに構成したが、メモリ13をバッテリバックアップさ
れたRAMで構成し、上記情報を記憶するように構成し
てもよい。
【0029】また、上記実施例では、ACアダプタが接
続されたか否か、あるいはコンピュータシステムの機能
を拡張する拡張装置から電力供給を受けているか否かの
判断を、電源立ち上げ時に判断するようにしたが、パー
ソナルコンピュータがバッテリ駆動されている状態にお
いて、ACアダプタが接続されたとき、あるいは上記拡
張装置からの電力供給を受けたときでも、スリープモー
ドの実行をディスエーブルするように構成してもよい。
【0030】
【発明の効果】以上詳述したようにこの発明によれば、
外部から電力が供給されていることを自動認識し、スリ
ープモード機能の作用を自動的にディスエーブルにする
。この結果、パーソナルコンピュータの本来持つ性能を
フルに発揮できるスリープモード機能を有したパーソナ
ルコンピュータが提供される。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明のスリープモード機能を有したパーソ
ナルコンピュータの一実施例を示すブロック図。
【図2】図1に示すスリープモードコントローラの詳細
回路図。
【図3】図1に示すロジック回路の詳細回路図。
【図4】図1に示すクロックコントロール回路の詳細回
路図。
【図5】ACアダプタの接続を判別する回路の詳細回路
図。
【図6】図1に示す実施例の動作を示すフローチャート
の一部。
【図7】図1に示す実施例の動作を示すフローチャート
の残りの部分。
【符号説明】
10・・・マイクロプロセッサ 11・・・キーボード 12・・・キーボードコントローラ 13・・・RAM 14・・・ROM 15・・・入出力装置 16・・・スリープモードコントローラ17・・・コン
トロールレジスタ 18・・・クロック制御回路 100・・・ロジック回路 103・・・電源回路 105・・・ACアダプタ

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】スリープモード機能を備えたコンピュータ
    システムにおいて、前記システムの中央処理装置を構成
    し、種々のデータ処理を行うプロセッサ手段と;前記プ
    ロセッサ手段のノーマルモードにおいて必要な所定の高
    周波数の第1クロックパルスと、前記プロセッサ手段の
    スリープモードにおいて必要な所定の低周波数の第2ク
    ロックパルスの1つを選択し、前記選択したクロックパ
    ルスを前記プロセッサ手段に供給するクロック制御手段
    と;前記コンピュータシステムに外部から電力供給があ
    るか否かを判断する手段と;前記判断手段により前記外
    部からの電力供給があると判断されたとき、前記クロッ
    ク制御手段が前記プロセッサ手段に前記第2クロックパ
    ルスを供給することを禁止するスリープ動作制御手段と
    を備えたことを特徴とするコンピュータシステム。
  2. 【請求項2】前記判断手段は、ACアダプタが前記シス
    テムに接続されているかどうかにより外部から電力が供
    給されているか否かを判断する手段を含むことを特徴と
    する請求項1に記載のコンピュータシステム。
  3. 【請求項3】前記判断手段は、前記システムと接続可能
    なコンピュータシステムの機能を拡張する拡張装置から
    の電力供給があるか否かを判断する手段を含むことを特
    徴とする請求項1に記載のコンピュータシステム。
  4. 【請求項4】前記判断手段は前記コンピュータシステム
    に電力が供給されたときに、外部から電力供給があるか
    否かを判断するイニシャルプログラムローダ手段を含む
    ことを特徴とする請求項1に記載のコンピュータシステ
    ム。
  5. 【請求項5】前記スリープ動作制御手段は前記スリープ
    モードの動作を禁止することを示すモードコントロール
    データを格納するためのメモリ手段を有していることを
    特徴とする請求項1に記載のコンピュータシステム。
  6. 【請求項6】前記メモリ手段はレジスタで構成されるこ
    とを特徴とする請求項5に記載のコンピュータシステム
  7. 【請求項7】前記メモリ手段はバッテリバックアップさ
    れたrandom  accessmemory(RA
    M)で構成されることを特徴とする請求項5に記載のコ
    ンピュータシステム。
JP3078927A 1990-09-13 1991-04-11 スリープモード機能を備えたパーソナルコンピュータ Pending JPH04218823A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3078927A JPH04218823A (ja) 1990-09-27 1991-04-11 スリープモード機能を備えたパーソナルコンピュータ
EP19910106249 EP0474963A3 (en) 1990-09-13 1991-04-18 Computer system having sleep mode function

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2-255069 1990-09-27
JP25506990 1990-09-27
JP3078927A JPH04218823A (ja) 1990-09-27 1991-04-11 スリープモード機能を備えたパーソナルコンピュータ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH04218823A true JPH04218823A (ja) 1992-08-10

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JP3078927A Pending JPH04218823A (ja) 1990-09-13 1991-04-11 スリープモード機能を備えたパーソナルコンピュータ

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JP (1) JPH04218823A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9885099B2 (en) 2012-03-09 2018-02-06 Nippon Steel & Sumikin Stainless Steel Corporation Ferritic stainless steel sheet

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