JPH04217518A - リクレ−マの運転方法 - Google Patents

リクレ−マの運転方法

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JPH04217518A
JPH04217518A JP40215490A JP40215490A JPH04217518A JP H04217518 A JPH04217518 A JP H04217518A JP 40215490 A JP40215490 A JP 40215490A JP 40215490 A JP40215490 A JP 40215490A JP H04217518 A JPH04217518 A JP H04217518A
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boom
rotation
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rotation speed
wheel
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Masaichi Takano
高 野  正 市
Tenji Seto
瀬 戸  天 次
Takeshi Shichida
七 田   健
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Nippon Steel Corp
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Nippon Steel Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はリクレ−マの運転方法に
関するものであり、特に無人にて自動運転する際に最適
なリクレ−マの運転方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】石炭や鉱石などの原料が積付けられたパ
イルから必要量の原料を払い出すためにリクレ−マが用
いられるが、このリクレ−マでは図3に示すように、原
料が積付けられたパイル16に沿ってその側部に敷設し
たレ−ル15により移動するように設けたリクレ−マ本
体1上に旋回可能にブ−ム3が設けられ、このブ−ム3
の先端部にバケットホイ−ル2が設けられている。バケ
ットホイ−ル2近傍には油圧モ−タ10が設けられ、ブ
−ム3の後端側には油圧モ−タ10の駆動用油圧を発生
させるホイ−ル油圧ポンプ6が設けられ、このホイ−ル
油圧ポンプ6は、油圧ポンプモ−タ11により駆動され
る。
【0003】通常、リクレ−マには運転室5が設けられ
ており、操作員が作業区域から監視しながら操作を行な
っているが、運転室5とバケットホイ−ル2までの距離
は数十メ−トルあって、機械の構造上同一の旋回角度で
あってもブ−ム3の旋回位置によって払出量が異なるの
で、ブ−ムをゆっくり旋回させながら一定量の原料を払
い出すためには高度の運転技術が必要である。特に、原
料の銘柄,粒度,湿度,ベンチ高さ等の条件によって原
料崩落の状態が異なり、多量の崩落があった場合は、バ
ケットホイ−ルが過負荷となってロックされてしまう。 このような場合、その旋回角度に応じた速度でブ−ムを
旋回しようとすれば、バケットホイ−ル部や旋回駆動部
に機械的損傷を与えることになる。図3中の4は、機内
ベルトコンベア、7は地上コンベア、12はブ−ムの俯
仰装置である。
【0004】近時リクレ−マの自動運転が指向されてお
り、遠隔監視用のテレビカメラ8,9の他、走行,旋回
,俯仰位置の検出器や衝突防止装置,段替用の超音波を
利用したセンサ−等が備わっている。
【0005】しかしながら、リクレ−マの自動運転を指
向する場合、前記バケットホイ−ルの過負荷に伴う問題
を解決しなければならず、その一つの解決手段として、
バケットホイ−ルを回転駆動する電動機の電流値を常時
把握しておき、この電流値が予め定めておく設定値を超
えたときブ−ムの旋回を逆転させるという技術が知られ
ている(実公昭61−11144号)。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】前記実公昭61−11
144号に開示された技術は、バケットホイ−ルを回転
させる電動機の電流値に異常値が検出されたときブ−ム
の旋回をある角度だけ逆転させるものであるから、ブ−
ムの逆転により一時的に原料の払出量が急減し、原料の
払出効率(平均T/H)が低下するという問題があり、
また、バケットホイ−ルを油圧モ−タにより回転させる
場合、油圧ポンプモ−タの電流値のみによる制御では、
油圧装置の劣化例えば油漏れにより、油圧ポンプモ−タ
の電流値に変化が生じなくてもバケットホイ−ルの回転
数が低下する事態が生じ、この場合ブ−ム旋回速度の調
整は行われないので機体に異常な力が加わり、故障や最
悪時には破損に至るという問題がある。
【0007】本発明はこのような問題を有利に解決する
ことを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、次の2つの動
作を組み合わせて行なうことを特徴とする。すなわち、
(1)バケットホイ−ルを回転させる油圧モ−タの駆動
用油圧を得る油圧ポンプモ−タの電流値が、予め設定し
ておく基準値を超えたとき、ブ−ムの旋回を一時停止す
ると共に、その後油圧ポンプモ−タの電流値が該基準値
以下となったときブ−ムの旋回を再開する、(2)バケ
ットホイ−ルの回転数が、予め設定しておく基準回転数
以下となったときブ−ムの旋回を一時停止し、予め定め
た停止時間経過後もバケットホイ−ルの回転数が該基準
回転数以下のときは、ブ−ムを傾動させてバケットホイ
−ルを上昇させ、バケットホイ−ルの回転数が基準回転
数を超えたとき、バケットホイ−ルを徐々に元の高さま
で降下させ、その元の高さでバケットホイ−ルの回転数
が基準回転数を超えたときブ−ムの旋回を再開する。
【0009】を要旨とするものである。
【0010】図3を参照して説明すると、ブ−ム3の先
端部にバケットホイ−ル2の回転数を計測するホイ−ル
回転計13が設置されており、油圧ポンプモ−タ11の
近傍には電流計14が設置されている。本発明は、これ
らホイ−ル回転計13によるバケットホイ−ル2の回転
数及び電流計14による油圧ポンプモ−タ11の電流値
に基づいて、ブ−ム3の旋回及び傾動(俯仰角)を制御
するものである。
【0011】即ち、油圧ポンプモ−タの電流値について
は、異常負荷が加わった際に生じる電流値を、予め異常
判定用の基準値として設定しておき、油圧ポンプモ−タ
の電流値がこの基準値を所定時間継続して超えた場合、
ブ−ム旋回に異常な力が加わったものと判断してブ−ム
旋回を停止し、油圧ポンプモ−タの電流値が該基準値以
下に低下したときにブ−ムの旋回を再開する。また、バ
ケットホイ−ルの回転数については、バケットホイ−ル
回転数の異常低下を判断するために、予め負荷異常回転
数を基準回転数として設定しておき、バケットホイ−ル
回転数がこの基準回転数以下となったときブ−ムの旋回
を所定時間停止させ、それでもバケットホイ−ル回転数
が基準回転数以下のときは、ブ−ムを上方に傾動させて
バケットホイ−ルを上昇させ、バケットホイ−ルの回転
数が該基準回転数を超えたときブ−ムを徐々に下方に傾
動させてバケットホイ−ルの位置を元に戻すようにし、
この元の位置でバケットホイ−ルの回転数が基準回転数
を超えたときブ−ムの旋回を再開する。
【0012】なお、ブ−ムを上方に傾動させる際、一回
の傾動量を予め定めておき、傾動量の合計が上限値を超
えるときはリクレ−マの運転を停止する。
【0013】電流計による油圧ポンプモ−タの電流値に
基づくブ−ムの旋回制御と、ホイ−ル回転計によるバケ
ットホイ−ルの回転数に基づくブ−ムの旋回及び傾動(
俯仰)制御は、組合わせて行うこととし、その順序は問
わない。
【0014】
【作用】図1に、本発明の一実施態様のフロ−チャ−ト
を示す。本発明では図1に示すように、バケットホイ−
ルの回転数Nxがホイ−ル回転数下限を定めた基準回転
数NL以下のとき、ブ−ムの旋回を一時停止し、所定時
間経過した後もこの状態が続くときはブ−ムを上方に傾
動させバケットホイ−ルをhだけ上昇させる。この上昇
量hの合計が俯仰上昇高さ上限値hmaxを超えるとき
はリクレ−マの自動運転を停止する。
【0015】バケットホイ−ルの回転数Nxが基準回転
数NLを超えたときは、ブ−ムを下方に傾動させ、バケ
ットホイ−ルを元の位置に戻すようにする。バケットホ
イ−ルが元の位置に戻った時、及び初期の判定でバケッ
トホイ−ルの回転数Nxが基準値NLを超えているとき
は、次の工程、即ち、油圧ポンプモ−タの電流値による
判定を行う。
【0016】即ち、油圧ポンプモ−タの電流値Axが予
め定めておく設備上の上限を示す基準値AHH以下のと
きはブ−ムの旋回を行い、電流値Axが基準値AHHを
超えたときブ−ムの旋回を所定時間Tsecだけ停止す
る。ブ−ムの旋回停止時間はその最大許容時間をTma
xとして予め設定しておき、ブ−ム旋回停止中に電流値
Axが基準値AHH以下になったときはブ−ムの旋回を
再開し、ブ−ム旋回停止時間が最大許容時間Tmaxを
超えたときは、自動運転を停止する。
【0017】以上の説明は、バケットホイ−ルの回転数
による制御を先に行った後、油圧ポンプモ−タの電流値
による制御を行った場合であるが、その順序を逆にして
もよいことは勿論である。
【0018】
【実施例】図2に本発明の実施例を示す。同図A1の円
内は油圧ポンプモ−タの電流値が基準値AHHを超えた
状態を示しており、ブ−ム旋回を一時停止した(B1)
ことにより、わずかに原料の払出速度が低下(C1)し
た。また、A2の円内はホイ−ル回転数Nxが基準回転
数NLを下廻った状態を示しており、ブ−ム旋回を一時
停止(B2)したこと及び、バケットホイ−ルを上昇さ
せたことにより、原料の払出速度が若干低下したが、大
幅な低下には至らず安定的な自動運転が可能であること
を確認した。
【0019】
【発明の効果】以上述べたように本発明は、バケットホ
イ−ルの回転数と油圧ポンプモ−タの電流値の2つに基
づいてブ−ムの旋回及び俯仰角の調整を行うものである
から、リクレ−マの安定的な自動運転が可能であり、異
常を検知した際もブ−ムを逆旋回させることはないので
、原料の払出効率を高位に維持するうえでもその効果は
大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】  本発明の一実施態様におけるリクレ−マの
運転動作を示すフロ−チャ−トである。
【図2】  本発明の一実施例の、リクレ−マ運転結果
を示すグラフである。
【図3】  リクレ−マの外観を示す側面図である。
【符号の説明】
1:リクレ−マ本体                
2:バケットホイ−ル 3:ブ−ム                    
    6:ホイ−ル油圧ポンプ 10:油圧モ−タ                 
 11:油圧ポンプモ−タ 13:ホイ−ル回転計              1
4:電流計16:パイル

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  バケットホイ−ルを回転させる油圧モ
    −タの駆動用油圧を得る油圧ポンプモ−タの電流値が予
    め設定しておく基準値を超えたときブ−ムの旋回を一時
    停止すると共にその後油圧ポンプモ−タの電流値が該基
    準値以下となったときブ−ムの旋回を再開し、バケット
    ホイ−ルの回転数が予め設定しておく基準回転数以下と
    なったときブ−ムの旋回を一時停止し、予め定めた停止
    時間経過後もバケットホイ−ルの回転数が該基準回転数
    以下のときはブ−ムを傾動させてバケットホイ−ルを上
    昇させ、バケットホイ−ルの回転数が基準回転数を超え
    たときバケットホイ−ルを徐々に元の高さまで降下させ
    、その元の高さでバケットホイ−ルの回転数が基準回転
    数を超えたときブ−ムの旋回を再開する、ことを特徴と
    するリクレ−マの運転方法。
JP40215490A 1990-12-14 1990-12-14 リクレ−マの運転方法 Expired - Lifetime JPH0818700B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN104444417A (zh) * 2014-11-03 2015-03-25 湖南长重机器股份有限公司 一种斗轮取料机

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104444417A (zh) * 2014-11-03 2015-03-25 湖南长重机器股份有限公司 一种斗轮取料机
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