JPH0421675A - 芳香族基置換アルカン酸化合物、その中間体及びそれらの製造法 - Google Patents

芳香族基置換アルカン酸化合物、その中間体及びそれらの製造法

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JPH0421675A
JPH0421675A JP2127527A JP12752790A JPH0421675A JP H0421675 A JPH0421675 A JP H0421675A JP 2127527 A JP2127527 A JP 2127527A JP 12752790 A JP12752790 A JP 12752790A JP H0421675 A JPH0421675 A JP H0421675A
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Yutaka Honda
裕 本田
Takashi Yamadera
山寺 隆
Toshinori Tagusari
寿紀 田鎖
Kazumasa Takeuchi
一雅 竹内
Ritsuko Obata
小畑 立子
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Hitachi Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、芳香族基置換アルカン酸化合物、その中間体
及びそれらの製造法に関する。
〔従来の技術〕
芳香族基置換アルカン酸又はその誘導体としては、 (b) CH3 が、それぞれ、ジャーナル・オブ・メデイシナル・ケミ
ストリー(J、Med、Chem、 )第13巻、2O
2頁(I970年)に抗炎症鎮痛剤として、アグリカル
チュラル・アンド・バイオロジカル・ケミストリー(A
gric、Biol、Chem、 )第39巻、267
頁(I975年)にピレスロイド系殺虫剤として、テト
ラヘドロン・レター(Tetrahedron Let
t、)第22巻、4305頁(I981年)に報告され
ている。
〔発明が解決しようとする課題〕
前記した芳香族置換アルカン酸又はその誘導体は、いず
れも芳香族基(ベンゼン環、ナフタリン環)の置換基と
してアルキル基又はアルコキシ基を有するものであり、
上記アルカン酸又はその誘導体の芳香族基に、他の官能
基を導入するには合成上制約があった。
前記したような芳香族置換アルカン酸又はその誘導体に
、他の官能基を導入しやすい官能基を導入しておけば、
これを原料とすることにより、新規で有用な化合物、例
えば、光記録材料、液晶材料、抗炎症鎮痛剤等の医薬、
ピレスロイド系等の農薬などを合成することができる。
〔課題を解決するための手段〕
本発明における芳香族置換アルカン酸化合物は、一般式
(I) らなり、置換基又は縮合環を有していてもよい環状アセ
タール基であり、Aは該環状アセタール基を構成するた
めの二価の炭化水素基を示し、Rはアルキル基を示し、
Mは水素、アルカリ金属又はヒドロキシル基を有してい
てもよいアルキル基を示す)で表わされるものである。
上記一般式(I)において、Aとしては、−C2H4−
、+CH□→− CH。
等があり、Rとしてはメチル基、エチル基、プロピル基
、ブチル基、オクチル基、ヘキサデシル基等であって炭
素数3以上のものは任意の構造異性であることができる
。Mは、それがアリカル金属である場合Na、に、Li
等であり、アルキル基である場合、メチル基、エチル基
、プロピル基。
ブチル基、オクチル基、ヘキサデシル基等であって炭素
数3以上のものは任意の構造異性であることがでさ、ま
た、 −C2HsOH −←CH2→−〇H CH2 等のヒドロキシル基を有するアルキル基であってもよい
一般式 で表わされる化合物の具体例とし では、 等がある。
前記芳香族基置換アルカン酸化合物は、−最大 は−最大(I)に同じであり、R1及びR2はそれぞれ
独立に置換されていてもよいアルキル基又はR1とR2
をあわせて置換基又は縮合環を有していてもよい二価の
炭化水素基であってさらに一〇 \ Cとあわせて環状アセタール基を形成す/ 一〇 る基を示し、Xはハロゲンを示す)で表わされる芳香族
ハロアセタール化合物を水及び脱ハロゲン試薬の存在下
に熱転位・脱離反応させることを特徴とする方法により
製造することができる。
上記−最大(II)において、R1及びR2がそれぞれ
独立のアルキル基である場合、メチル基。
エチル基、プロピル基、ブチル基、オクチル基。
ヘキサデシル基等があり、R” とR2を併せて、等が
ある。また、Xとしては塩素、臭素、ヨウ素等がある。
一般式(II)で表わされる化合物の具体例としては、 H,CCH3 \ / C2H5C2H5 し、、、R3゜ CH3CH3 等がある。
前記反応において、水は一般式(IF)で表わされる化
合物に対して当モル以上存在させるのが好ましい。水が
少なすぎると収率が低下する。脱ハロゲン試薬としては
、酢酸、プロピオン酸等のアルカン酸のナトリウム塩、
カリウム塩、カルシウム塩等のアルカリ金属又はアルカ
リ土類金属の金属塩、水酸化ナトリウム、水酸化カリウ
ム、水酸化カルシウム等のアルカリ金属又はアルカリ土
類金属の水酸化物、炭酸ナトリウム、炭酸水素ナトリウ
ム、炭酸カリウム、炭酸水素カリウム、炭酸カルシウム
等のアルカリ金属又はアルカリ土類金属の炭酸塩、ナト
リウムメトキシド、カリウムメトキシド等のアルカル金
属のアルコキシド、硝酸銀、炭酸銀等の銀塩などがある
。これらの脱ハロゲン試薬は一般式(It)で表わされ
る化合物に対して当モル以上使用するのが好ましい。上
記の反応は有機溶媒の存在下に行なうのが好ましく、該
有機溶媒としてはジオキサン、ジメチルホルムアミド、
ジメチルスルホキシド等の極性溶媒、トルエン、ベンゼ
ン、キシレン等の芳香族系溶媒、メタノール、エタノー
ル等のアルコール系溶媒などがあり、高温度で反応させ
る場合は、ジオキサン。
エタノール等が好ましい。反応温度は70℃以上が好ま
しく、一般式(II)中の炭素数が大きいときはより高
温で反応させるのが好ましい。
また、上記反応において反応系のpHが7以上になるよ
う調整される。
以上の反応において、一般式(I)においてMがアルカ
リ金属である化合物(芳香族置換アルカン酸塩)を合成
するには、アルカリ金属の水酸化物、アルコキシド等の
強塩基を過剰(特に、一般式(II)で表わされる化合
物1モルに対して2モル以上)で使用するのが好ましい
。強塩基を一般式(II)で表わされる化合物に対して
当モル以上で2モル未満用いると一般式(I)において
MがHである化合物(芳香族置換アルカン酸)を単離す
ることができる。また、一般式(I)においてMがアル
キル基のもの(芳香族置換アルカン酸エステル)は、ア
ルカン酸のアルカリ金属塩又はアルカリ土類金属塩等の
弱塩基を使用するのが好ましい。この場合、一般式(I
I)において、R1及びR2がそれぞれ独立にアルキル
基である芳香族ハロアセタール化合物を使用したときは
、一般式(I)においてMがアルキル基であるエステル
が生成し、一般式(II)においてR1とR2が−○ \ Cとあわせて環状アセタール基を形成しでいる芳香族ハ
ロアセタール化合物を使用したときは、一般式(I)に
おいてMがヒドロキシル基を有するアルキル基であるハ
ーフエステルが生成する。以上の場合で、反応温度を高
くすると芳香族置換アルカン酸塩が生成しやすくなるが
、該ハフエステルが生成しやすいか芳香族置換アルカン
酸が生成しやすいかは使用する溶媒によっても左右され
る。
以上の反応で、一般式(I)で表わされる化合物が2種
以上生成する場合は、カラムクロマトグラフ等により適
宜分離生成することができる。
一般式(I)においてMが水素である化合物は、また、
上記芳香族置換アルカン酸塩を加水分解して得ることが
できる。加水分解は、塩酸、硫酸。
酢酸、プロピオン酸、陽イオン交換樹脂の存在下、メタ
ノール、エタノール等のアルコール系溶媒。
酢酸エチル、クロロホルム、水等の溶媒中で、0℃以下
で行なうのが好ましい。さらに、含水シリカゲルをカラ
ム充填剤とするカラムクロマトグラフ、陽イオン交換樹
脂をカラム充填剤とするカラムクロマトグラフによって
も加水分解することができる。
一般式(I)で表わされる化合物のうち、Mがアルキル
基であるものは、上記芳香族置換アルカン酸とメタノー
ル、エタノール等のアルコールとをエステル化反応させ
ることによっても製造することができる。例えば、上記
芳香族置換アルカン酸とジアゾメタンをエーテル、酢酸
エチル等の溶媒中で0℃以下で反応させることにより一
般式(I)においてMがメチル基であるエステルを合成
することができる。
前記−最大(n)で表わされる芳香族ハロアセタール化
合物は、−最大(m) は−最大(I)に同じであり、Xはハロゲンを示す〕で
表わされる芳香族ハロケトン化合物とm個アルコール又
は主鎖の炭素数が2〜4であって置換基を有していても
よく主鎖の炭素が炭素環の一部であってもよい二価アル
コールを酸性触媒又はアセタール化試薬の存在下に反応
させることを特徴とする方法によって製造することがで
きる。
−最大(III)で表わされる芳香族ハロケトン化合物
としては、 等がある。
前記−価アルコールとしては、メタノール、エタノール
、プロパツール、ブタノール、オクタツール、ヘキサデ
カノール等があり、炭素数3以上のものは任意の構造異
性体を使用することができる。前記二価アルコールとし
ては、 HO−CH2−CH2−OH。
HO−CH2−CH,−CH2−OH。
OH3 HO−CH,−C−CH,−OH。
OH3 等がある。
前記酸触媒としては、メタンスルホン酸、パラトルエン
スルホン酸、ピリジン塩酸塩、パラトルエンスルホン酸
ピリジニウム塩、酸性イオン交換樹脂等があり、触媒量
で使用されるが、−最大(III)で表わされる芳香族
ハロケトン化合物に対して0.05〜0.3当量用いる
のが好ましい。麿触媒を使用する場合、反応は、ヘキサ
ン等のアルカン系mg、ベンゼン、トルエン、キシレン
等の芳香族系溶媒、クロロホルム、塩化メチレン等のハ
ロゲン系溶媒、テトラヒドロフラン、ジオキサン等のエ
ーテル系溶媒、ジメチルホルムアミド。
ジメチルスルホキシド等の極性溶媒中で行なうのが好ま
しい。また、反応は加熱下に生成する水を反応系外に除
きながら行なうのが好ましく、水の除去法としては必要
に応じ減圧して溶媒と共沸留去する方法がある。
前記アセタール化試薬としては塩化トリメチルシランな
どがあり、−最大(III)で表わされる芳香族ハロケ
トン化合物に対して2当量以上使用されるのが好ましい
。このアセタール化試薬を用いる場合、反応は上記した
ようなハロゲン系溶媒中、O′C乃至室温で行なうのが
好ましい。反応温度が高すぎると副反応が起こりやすく
なる。
−最大(n)で表わされる芳香族ハロアセタール化合物
は、−1’ff式(Ill)で表わされる芳香族ハロケ
トンと前記したm個アルコール又は二価アルコールのシ
リルエーテルを触媒としてトリメチルシリルトリフレー
トの存在下に反応させることによっても製造することが
できる。反応は、ハロゲン系溶媒、芳香族系溶媒の存在
下、室温以下(特に0℃以下)で行なうのが好ましい。
前記−最大(III)で表わされる化合物は、−最大(
IV) ○ は−最大(I)に同である〕で表わされる芳香族ケトン
化合物とハロゲン化試薬を反応させることを特徴とする
方法により製造することができる。
上記−最大(IV)で表わされる化合物としては、等が
ある。
前記ハロゲン化試薬としては、CQ2.Br2゜I、、
PCR,、PBr3.PI、、ピリジニウムハがあり、
−最大(IV)で表わされる化合物に対して当量以上使
用されるのが好ましい。反応は、前記したようなエーテ
ル系溶媒、ハロゲン系溶媒。
アルカン系溶媒、芳香族系溶媒等の溶媒中で行なうのが
好ましく、反応温度は0℃乃至室温が好ましいが、加熱
した方がよい場合がある。
−最大(IV)で表わされる化合物は、−最大(V) ○ (I)に同しであり、Xはハロゲンを示す〕で表わされ
る化合物とMgを反応させてグリニヤール試薬を合成し
、 このグリニヤール試薬と一般式 〔ただし、式中、Rは一般式(I)に同じであり、R3
及びR4はそれぞれ置換されていてもよいアルキル基若
しくはアルコキシ基又はR1とR2をあわせて酸素を有
していてもよい炭化水素基であ\ ってざらに N とあわせて環を形成する基を示/ す〕で表わされる化合物を反応させることを特徴とする
方法によって製造することができる。
前記グリニヤール試薬は、−最大(V)で表わされる化
合物と金属Mgをテトラヒドロフラン。
ジオキサン、ジエチルエーテル等のエーテル系溶媒中、
室温以下に保つようにして反応させることにより得るこ
とができる。この後、該反応液と一般式(VI)で表わ
される化合物を混ぜて、好ましくは室温以下で、場合に
より加熱下で反応させることにより一般式 (IV) で表わされる化合物を得 ることかできる。
前記一般式(V) で表わされる化合物としては、 等があり、一般式(VI)で表わされる化合物としては
、ステアリン酸モルホリンアミド、ステアリン酸ジメチ
ルアミド、ステアリン酸ジエチルアミド、ステアリン酸
メトキシメチルアミド、ステアリン酸エトキシエチルア
ミド、オクタン酸モルホリンアミド、ブタン酸ジメチル
アミド等がある。
一般式(V)で表わされる化合物は、−1式(■) (ただし、Xはハロゲンを示す)と主鎖の炭素数が2〜
4であって置換基を有していてもよく主鎖の炭素が炭素
環の一部であってもよい二価アルコールを反応させるこ
とにより製造できる。反応操作及び反応条件は、一般式
(II)で表わされる化合物の製造について前記したの
と同様である。
前記した一般式(I)で表わされる芳香族基置換アルカ
ン酸化合物を加水分解することにより一般式(A) 〔ただし、式中、Rは一般式(I)に同じである〕で表
わされる化合物を合成することができる。加水分解は含
水アセトン中、塩酸、硝酸、硫酸、トリフルオロ酢酸、
トリフルオロメタンスルホン酸等の酸触媒の存在下、室
温以下で行なうのが好ましい。
前記一般式(A)で表わされる化合物とピロールを反応
させることにより、カルボキシル基を含むポルフィリン
を合成することができる。反応は酢酸、プロピオン酸等
のアルカン酸中で加熱することにより行なう。
このようにして得られるポルフィリンは、それ自体色素
として有用であり、また、光増感作用により共存する色
素に発色又は変色を起こさせるための助剤(光増感剤)
として有用である。
なお1以上の各合成法において、反応終了後は、クロロ
ホルム、酢酸エチル等の溶媒による抽出。
ヘキサン等を用いる再結晶、シリカゲルカラムクロマト
グラフ、洗浄、乾燥、中和、イオン交換樹脂を用いる脱
塩等、常法にしたがって目的生成物を精製することがで
きる。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を示す。
合成例1 100m12ナスフラスコにP−ブロモベンズアルデヒ
ドlog、ネオペンチルグリコール6.75g(I,2
倍当量)、塩化トリメチルシラン20.4mQ (3倍
当量)を取り、塩化カルシウム管を装着して室温で撹拌
した。7時間後1反応液に氷水冷下でピリジン18mQ
を加え、引き続き炭酸水素ナトリウム水溶液で中和した
。これを塩化メチレンで抽出し、乾燥後減圧濃縮して得
た残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフ(展開液:ヘ
キサン/酢酸エチル=10/1の混合m*>を用いて精
製し、次いでヘキサンから再結晶し、無色針状晶として
p−(5,5−ジメチル−1,3−ジオキサン−2−イ
ル)フェニルブロマイド12.79g(87%)を得た
合成例2 100m1llナスフラスコにステアリン酸メチル10
g、モルホリン8.76g(3倍当量)を取り160℃
で加熱撹拌した。24時間後、反応液を酢酸エチルで抽
出し、0.6N塩酸洗浄、水洗。
乾燥、減圧濃縮をして得た残渣をシリカゲルカラムクロ
マトグラフ(展開液:ヘキサン/アセトン=3/1の混
合溶媒)を用いて精製し、ステアリン酸モルホリンアミ
ド10.7g(91%)を得た実施例1 冷却器を備えた100mρ三ロフラスコに、金属マグネ
シウム0.92g(3倍当量)を取り、油回転ポンプで
減圧下、ヒートガンで加熱乾燥した。
これに無水テトラヒドロフラン20mQを加え、室温で
p−(5,5−ジメチル−1,3−ジオキサン−2−イ
ル)フェニルブロマイド3.42 g(I,3倍当量)
をテトラヒドロフラン10mQ、に溶解した溶液を加え
撹拌した。撹拌下、約30℃で4時間保ち、グリニヤー
ル試薬を合成した。ついでステアリン酸モルホリンアミ
ド3.40 g  をテトラヒドロフラン20mQに溶
解した溶液を加え、室温に保ちながら撹拌した。12時
間後、ピリジン2mΩを加えた。これを炭酸ナトリウム
水溶液で中和後、クロロホルム抽出、乾燥、減圧濃縮し
て得た残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフ(展開液
:ヘキサン/酢酸エチル=10/1の混合溶媒)を用い
て精製し、次いでヘキサンから再結晶して、p  (5
*5−ジメチル−1,3−ジオキサン−2−イル)フェ
ニルへブトデシルケトン3.48g(収率80%)を得
た。これの物性は次のとおりである。
(I)融点ニア2.2〜73,2℃ (2)”H−NMRスペクトル(溶媒CDCρ3)0.
8 lppm (m、3H) 0.88ppm (t 、 3H) 0.9〜1.4ppm (m、28H)1.3ppm 
(s 、 3H) 1.4−1.8 (m、2H) 2.94ppm (t、2H) 3.3〜3.9ppm (m、4H) 5.43pp+m (s 、  L H)7.59pp
m (d 、2H) 7.96pprn (d 、  2H)Cなお、()内
の5.d、t、mはそれぞれ5−重線、二重線、三重線
及び多重線を意味し、これらの後に、面積強度から求め
た水素数を示す。以下も同様である。〕 (3)IR吸収スペクトル 第1図に示すとおり。
以上より、上記で得られた化合物は次の構造式%式% 100mQナスフラスコにp−(5,5−ジメチル−1
,3−ジオキサン−2−イル)フェニルへブトデシルケ
トン3.47g、ジオキサン16mffを取り、ピリジ
ニウムハイドロジェンブロミドパーブロミド2.61g
 (I,055倍当量を加えて3時間撹拌した。反応液
をチオ硫酸ナトリウムで処理後、酢酸エチル抽出、乾燥
、減圧濃縮して得た残渣をシリカゲルクロマトグラフ(
展開液:ヘキサン/ベンゼン=1/1の混合溶媒)で精
製し、p−(5,5−ジメチル−1,3−ジオキサン−
2−イル)フェニル(l−ブロモヘプトデシル)ケトン
4.2g(定量的)を得た。これの物性は次のとおりで
ある。
(I)融点 58.2〜59.3℃ (2)  1H−NMRスペクトル(溶媒:CDCQ、
)0.8 lppm (s 、 3H) 0.88ppm (t 、 3H) 1、C)−1,6ppm (m、 31 H)2.15
ppm (m、2H) 3 、6−3.9 (m 、 4 H)5.1 lpp
m (s 、 I H)5.44ppm (s 、 1
. H)7.62ppm (d 、 2H) 8.00ppm (d 、 2H) (3)IR吸収スペクトル 第2図のとおり。
以上より、上記で得られた化合物は次の構造式%式% 300mΩナスフラスコにp−(5,5−ジメチル−1
,3−ジオキサン−2−イル)フェニル(l−ブロモへ
ブトデシル)ケトン4.2g、ネオペンチルグリコール
4.05g(5倍当量)、p−トルエンスルホン酸1水
和物1.48g(等倍当量)を加えて、クロロホルム及
びトルエンを用いて溶解した。これを減圧濃縮器を用い
て60”Cで1゜時間減圧脱水反応にかけた。反応液を
減圧濃縮し、シリカゲルカラムクロマトグラフ(展開液
:ヘキサン/酢酸エチル=3/1の混合溶媒)で精製し
て、5,5−ジメチル−2−[p−(5,5−ジメチル
−1,3−ジオキサン−2−イル)フェール−2−(I
−ブロモへブトデシル)−1,3−ジオキサン4.85
g(定量的)を得た。これの物性は次のとおりである。
(I)融点: 49.3〜53.5℃ (2)  1H−NMRスペクトル(溶媒:CDCff
3)0・54ppm (s 、 3 H) 0.82ppm (s、3H) 0・88ppm (t 、 3 H) 0.1−1.4ppm (m、26H)0.4−1.9
ppm (m、4H) 3.4〜3.5ppm (m、4H) 3.68ppm (d 、 2H) 3.80ppm (d 、 2H) 3.95ppm (d 、 I H) 5.44ppm (s 、 L H) 7.46ppm (d 、 2H) 7.57ppm (d 、 2H) (3)IR吸取スペクトル 第3図のとおり。
以上より、上記で得られた化合物は、次の構造式で示さ
れるものである。
実施例4 150mQ耐圧ガラス製容器に5,5−ジメチル−2[
p−(5,5−ジメチル−1,3−ジオキサン−2−イ
ル)フェニル]−2−(I−ブロモヘプトデシル)〜1
,3−ジオキサン1.4g、酢酸ナトリウム18.4g
(I00倍当量)、混合溶媒60mfl(ジオキサン/
蒸留水/エタノール=1/1/2)を加え、180℃で
加熱撹拌した。
反応液を酢酸エチル抽出、乾燥、減圧濃縮して得た残渣
をシリカゲルカラムクロマトグラフ(展開液:ヘキサン
/アセトン/エタノール=15/3/1の混合溶媒)で
精製して、2−[p−(5゜5−ジメチル−1,3−ジ
オキサン−2−イル)フェニル]ステアリン酸626m
g(収率59%)を得た。これの物性は次のとおりであ
る。
(])融点:69.7〜71.3℃ (2)  1H−NMRスペクトル(溶媒CDCQ3)
0.79ppm (s 、 3H) 0.88ppm (t 、 3H) 1 、1−1.4ppm (m、ただし1.28ppm
にS。
31H(全体)) 1.76ppm(m、LH) 2.0 lppm (m、I H) 3.52ppm (t 、 L H) 3.64ppm (cl 、 2H) 3.76ppm (cl 、 2H) 5.37ppm (s 、 L H) 7.3 lppm (d 、 2H) 7.46ppm (d 、 2H) (3)JR吸収スペクトル 第4図のとおり。
以上から、上記で得られた化合物は1次の構造式で示さ
れるものである。
実施例5 150 m Q耐圧ガラス製容器に5,5−ジメチル−
2−[p−(5,5−ジメチル−1,3−ジオキサン−
2−イル)フェニル] −2−(I−ブロモヘプトデシ
ル)−1,3−ジオキサン49.7mg、水酸化カリウ
ム6.7g(I,5倍当量)、混合溶媒4mQ (ジオ
キサン/蒸留水/エタノール=1/1/1)を加え、1
80℃で4時間加熱撹拌した。反応液を濃縮して得た残
渣をクロロホルム−メタノールに溶解し、陽イオン交換
樹脂lR120(オルガノ(株)製)で脱塩した。抽出
液を濃縮して得た残渣をシリカゲルカラムクロトマグラ
フ(展開液:ヘキサン/アセトン/エタノール=15/
3/1の混合溶媒)で精製して、2−[p   (5,
5−ジメチル−1,3−ジオキサン−2−イル)フェニ
ル〕ステアリン厘16.8mg(収率44%)を得た。
これの物性は次のとおりである。
(I)融点: (2)核磁気共鳴スペクトル(重クロロホルム)0.7
9ppm (s 、 3H) 0.88ppm (t 、 3H) 1.1〜1.4ppm(m、ただし1.28ppmにS
31H(全体)) 1.76ppm (m、LH) 2.0 lppm (m、 L H) 3.52pprn (t 、 L H)3.64ppm
 (d、2H) 3.76ppm (d 、 2H) 5.37ppm (s 、 L H) 7.3 lppm (d 、 2H) 7.46ppm (d 、 2H) 実施例6 2−[p−(5,5−ジメチル−1,3−ジオキサン−
2−イル)フェニル〕ステアリン酸134.6mg  
をジエチルエーテル10 m Q、に溶解し、水冷下で
ジアゾメタンのジエチルエーテル溶液を上記原料が消失
するまで加えた。反応液を減圧濃縮し、得られた残渣を
シリカゲルカラムクロマトグラフ(展開液:ヘキサン/
酢酸エチル=5/1の混合溶媒)で精製して、2−[p
−(5,5ジメチル−1,3−ジオキサン−2−イル)
フェニル〕ステアリン酸メチル137.3mg(収率9
9%)を得た。これの物性は次のとおりである。
(I)融点: 37.8〜39.0℃ (2)”H−NMRスペクトル(溶媒CDCQ3)0.
80ppm (s 、 3H) 0.88ppm (t 、 3H) 1.1−1.4ppm (m、31H)1 、76pp
m (m、 L H) 2、O4ppm (m、LH) 3.53ppm (t 、 I H) 3.6 lppm (s 、 3H) 3.64ppm (cl 、 2H) 3.77ppm (cl 、 2H) 5.38ppm (s 、 I H) 7.30ppm (d 、2 H) 7.46ppm (d 、  2 H)(3)IR吸収
スペクトル 第5図に示すとおり。
以上から、上記で得られた化合物は次の構造式%式% 10 m Qの耐圧ガラス製容器に5,5−ジメチル−
2[p  (5,5−ジメチル−1,3−ジオキサン−
2−イル)フェニル)−2−(I−ブロモヘプトデシル
)−1,3−ジオキサン100mgをN、N−ジメチル
ホルムアミド:水=4:1 (N量比)の混合溶媒5m
Ωに78 M L、酢酸ナトリウム26.3mg (0
,380ミリモル、2倍当量)を加え、封管中において
160℃で9時間加熱撹拌した。反応後、反応液を封管
から取り出し、水30mρを加え、次いで酢醍エチル5
0m p、で抽出した。有機層を分離して乾燥後、減圧
濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグ
ラフ(展開液:ヘキサン/酢酸エチル=4/1の混合溶
媒)で精製して、2−[p−(5゜5−ジメチル−1,
3−ジオキサン−2−イル)フェニルゴステアリン酸3
−ヒドロキシ−2,2−ジメチルプロピルエステル15
mg(収率17%)を得た。これの物性は次のとおりで
ある。
(I)性状:無色油状 (2)  1H−NMRスペクトル(溶媒CDCl23
)0.78ppm (s 、 3H) 0.79ppm (s 、 3H) 0.8 lppm (s 、 3)()0.86ppm
 (t 、 3H) 1.1−1.4ppm (m、ただし、1.27ppm
にs、31H(全体)) 1.6〜2.2ppm (m、2H) 3.10ppm (b s 、 2H)3.53ppm
 (t 、 I H) 3.62ppm (d 、 I H) 3.75ppm(d。
3.83ppm (d * 3.90ppm(d。
5+35ppm(s。
7.32ppm (d 。
7.44PPm (d + IH) IH) LH) LH) 2H) 2H) 合成例3 2−(p−(5,5−ジメチル−1,3−ジオキサン−
2−イル)フェニル〕ステアリン酸572mgを50 
m Qナスフラスコに量りとり、アセトン12mQに溶
解し、6N塩酸4mmを加えて10時間撹拌した。反応
液をクロロホルム抽出。
乾燥、減圧濃縮して得た残渣をシリカゲルカラムクロマ
トグラフ(展開液:ヘキサン/アセトン=271の混合
溶媒)で精製して、2−〔p−ホルミルフェニル)ステ
アリン酸346mg (収率71%)を得た。これの物
性は次のとおりである。
(I)融点:65.7〜67.1℃ (2)”H−NMRスペクトル(溶媒CDCQ3)0.
88ppm (t 、3H) 1.1−1.5ppm (m、24H)1.80ppm
 (m、2H) 2.09ppm (m、2H) 3.64ppm (t 、2H) 7.49ppm (d 、2H) 7.85ppm (d 、2H) 9.99ppm (s 、  L H)(3)IR吸収
スペクトル 第6図のとおり。
以上から、上記で得られた化合物は、次の構造式で示さ
れるものである。
す 合成例4 2−(P−ホルミルフェニル)ステアリン酸149mg
をピロール25.7mg(等倍モル)及びプロピオン酸
20mQを加えて、150℃で8時間加熱還流した。反
応液を減圧濃縮後、トルエン共沸によってプロピオン酸
を除去して得られた残渣をカラムクロマトグラフ(カラ
ム充填剤ニジリカゲルに対して数重量%の水を加えて撹
拌したもの、展開液:クロロホルム/アセトン=20/
1の混合溶媒)で精製して、モノカルボキシテトラキス
(ヘプタデシルフェニル)ポルフィリン17.6mg(
収率5%)を得た。これの物性は次のとおりである。
(I)性状;不定形 (2)’H−NMRスペクトル(溶媒CDC1,)2.
77ppm (s 、 2H) 0.86ppm (s 、 12H) 1.0−2.8ppm (m、l 20H)2.90p
pm (t 、 6 H) 3.94ppm (t 、 I H) 7.52PPR1(d 、 6H) 7.72ppm (cl 、 2H) 8.09ppm (d 、 6H) 8.18ppm (d 、2H) 8.84ppm (d、8H) (3)IRスペクトル 第7図のとおり。
(4)紫外吸収スペクトル 第8図のとおり。
以上から、上記で得られた化合物は、 式で示されるものである。
次の構造 上記で得られたモノカルボキシテトラキス(ヘプタデシ
ルフェニル)ポルフィリン0.08mM、ニッケル(I
I)ビス(ジチオスチルベン)0.05mM、トリエタ
ノールアミン6mMをアセトニトリル−トルエン混合溶
媒に溶解した。得られた溶液の紫外吸収スペクトルを該
溶液にキセノンランプを用いて20分間光照射(光の波
長480〜800nm)する前後に測定した。この結果
を第9図に示す。第9図中、曲線1は光照射前の紫外吸
収スペクトル、曲線2は光照射後の紫外吸収スペクトル
を示す。この結果から明らかなように、上記モノカルボ
キシテトラキス(ヘプタデシルフェニル)ポルフィリン
が共存する色素であるニッケル(II)ビス(ジチオス
チルベン)の変色を起こさせる光増感剤として働いたこ
とがわかる。
〔発明の効果〕
請求項1における芳香族置換アルカン酸化合物は、環状
アセタール基を有しており、この基を利用して、アルデ
ヒド基等の他の官能基が容易に導入できる。請求項2乃
至4における化合物は、請求項1における芳香族置換ア
ルカン酸化合物のための中間体である。請求項1乃至4
における化合物は、それぞれ、請求項5〜8における方
法により容易に製造することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は実施例1で合成したp−(5,5−ジメチル−
1,3−ジオキサン−2−イル)フェニルへブトデシル
ケトンのIR吸収スペクトル、第2図は実施例2で合成
したp−(5,5−ジメチル−1,3−ジオキサン−2
−イル)フェニル(l−ブロモへブトデシル)ケトンの
IR吸収スペクトル、第3図は5,5−ジメチル−2−
〔p−(5,5−ジメチル−1,3−ジオキサン−2−
4ル)フェニル)−2−(I−ブロモヘプトデシル)−
1,3−ジオキサンのIR吸収スペクトル、第4図は実
施例4で合成した2  [p  (5+5−ジメチル−
1,3−ジオキサン−2−イル)フェニルゴステアリン
酸のIR吸収スペクトル、第5図は実施例6で合成した
2  [p  (5,5〜ジメチル−1,3−ジオキサ
ン−2−イル)フェニル〕ステアリン酸メチルのIR吸
収スペクトル、第6図は合成例3で合成した2 −(p
−ホルミルフェニル)ステアリン酸のIR吸収スペクト
ル、第7図は合成例4で合成したカルボキシポルフィリ
ンのIR吸収スペクトル、第8図は該カルボキシポルフ
ィリンの紫外吸収スペクトル、第9図は該カルボキシポ
ルフィリンの光増感助剤としての機能を調べるための紫
外吸収スペクトルである。 〔符号の説明〕 1 光照射前の紫外吸収スペクトル 研究所内 ば市和台48番 日立化成工業株式会社筑波開発

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、一般式( I ) ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) (ただし、式中、▲数式、化学式、表等があります▼は
    5〜7員環 からなり、置換基又は縮合環を有していてもよい環状ア
    セタール基であり、Aは該環状アセタール基を構成する
    ための二価の炭化水素基を示し、Rはアルキル基を示し
    、Mは水素、アルカリ金属又はヒドロキシル基を有して
    いてもよいアルキル基を示す)で表わされる芳香族置換
    アルカン酸化合物。 2、一般式(II) ▲数式、化学式、表等があります▼(II) (ただし、式中、▲数式、化学式、表等があります▼は
    5〜7員環 からなり、置換基又は縮合環を有していてもよい環状ア
    セタール基であり、Aは該環状アセタール基を構成する
    ための二価の炭化水素基を示し、Rはアルキル基を示し
    、R^1及びR^2はそれぞれ独立に置換されていても
    よいアルキル基又はR^1及びR^2をあわせて置換基
    又は縮合環を有していてもよい二価の炭化水素基であつ
    てさらに▲数式、化学式、表等があります▼とあわせて
    環状アセタール基 を形成する基を示し、Xはハロゲンを示す)で表わされ
    る芳香族ハロアセタール化合物。 3.一般式(III) ▲数式、化学式、表等があります▼(III) (ただし、式中、▲数式、化学式、表等があります▼は
    5〜7員環 からなり、置換基又は縮合環を有していてもよい環状ア
    セタール基であり、Aは該環状アセタール基を構成する
    ための二価の炭化水素基を示し、Rはアルキル基を示し
    、Xはハロゲンを示す)で表わされる芳香族ハロケトン
    化合物。 4、一般式(IV) ▲数式、化学式、表等があります▼(IV) (ただし、式中、▲数式、化学式、表等があります▼は
    5〜7員環 からなり、置換基又は縮合環を有していてもよい環状ア
    セタール基であり、Aは該環状アセタール基を構成する
    ための二価の炭化水素基を示し、Rはアルキル基を示す
    )で表わされる芳香族ケトン化合物。 5、請求項2に記載の一般式(II)で表わされる芳香族
    ハロアセタール化合物を水及び脱ハロゲン試薬の存在下
    に熱転位・脱離反応させることを特徴とする請求項1に
    記載の一般式( I )で表わされる芳香族置換アルカン
    酸化合物の製造法。 6、請求項3に記載の一般式(III)で表わされる芳香
    族ハロケトン化合物と一価アルコール又は主鎖の炭素数
    が2〜4であつて置換基を有していてもよく主鎖の炭素
    が炭素環の一部であつてもよい二価アルコール又は二価
    フェノールを酸性触媒又はアセタール化試薬の存在下に
    反応させることを特徴とする請求項2に記載の一般式(
    II)で表わされる芳香族ハロアセタール化合物の製造法
    。 7、請求項4に記載の一般式(IV)で表わされる芳香族
    ケトン化合物とハロゲン化試薬を反応させることを特徴
    とする請求項3に記載の一般式(III)で表わされる芳
    香族ハロケトン化合物の製造法。 8、一般式(V) ▲数式、化学式、表等があります▼(V) (ただし、式中、▲数式、化学式、表等があります▼は
    5〜7員環 からなり、置換基又は縮合環を有していてもよい環状ア
    セタール基であり、Aは該環状アセタール基を構成する
    ための二価の炭化水素基を示し、Xはハロゲンを示す)
    で表わされる化合物とMgを反応させてグリニヤール試
    薬を合成し、このグリニヤール試薬と一般式(VI) ▲数式、化学式、表等があります▼(VI) (ただし、式中、Rはアルキル基を示し、R^3及びR
    ^4はそれぞれ独立に置換されていてもよいアルキル基
    若しくはアルコキシ基又はR^1とR^2をあわせて酸
    素を有していてもよい炭化水素基であつてさらに▲数式
    、化学式、表等があります▼とあわせて環を形成する基
    を示す)で表わされる化合物 を反応させることを特徴とする請求項4に記載の一般式
    (IV)で表わされる芳香族ケトン化合物の製造法。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2730623A1 (en) * 2012-11-07 2014-05-14 Honeywell Romania S.R.L. Dye-sensitized solar cells and methods of making same

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