JPH0421574Y2 - - Google Patents

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JPH0421574Y2
JPH0421574Y2 JP18317885U JP18317885U JPH0421574Y2 JP H0421574 Y2 JPH0421574 Y2 JP H0421574Y2 JP 18317885 U JP18317885 U JP 18317885U JP 18317885 U JP18317885 U JP 18317885U JP H0421574 Y2 JPH0421574 Y2 JP H0421574Y2
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tire
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は構成が簡潔でありながら蛇等の実物に
そつくりの蛇行運動を行うことができる蛇行玩具
における蛇行装置に関する。
(従来の技術及びその問題点) 従来、蛇、竜、ムカデ、ウナギ等のように長い
胴体を有した動物、昆虫、魚類等をかたどつた玩
具にあつては、実物の動きに似せた蛇行運動を行
わせるために種々の複雑な駆動機構を有したもの
が提案されている。
しかしながら、従来の蛇行玩具の大半は予め蛇
行した形状に固定された伸縮不能の胴体に走行用
のローラまたはタイヤを取り付けることによつて
前進させる構成であり、実物の動きとはかけはな
れたものであつた。また、伸縮可能な胴体を用い
た場合は、蛇行時に屈曲する部分が前進時におけ
る大きな抵抗となるため、倒れたり、前進不能の
原因となることが多かつた。
(考案の目的) 本考案は上記問題点を解消し、蛇、竜等の長い
胴体を有した動物等の動きにそつくりの蛇行運動
を可能にする蛇行玩具における蛇行装置を提供す
ることをその目的とする。
(目的を達成するための手段) 前記目的を達成するためには、本考案に係る蛇
行玩具における蛇行装置は、複数の節体を蛇行可
能に連結するとともに、先頭に頭部体を設けてな
る蛇行玩具において、以下のように構成したこと
を特徴とする。
(イ) 連結された胴体には、いくつかの節体毎に転
動体群が設けられていること (ロ) 上記転動体群を構成する各転動体は節体の底
面に設けられていること (ハ) 上記転動体群を構成する転動体は、節体の前
後方向に対して全て斜め右又は斜め左向きの同
じ向きに設けられていること (作用、効果) 前記構成によれば、適宜手段により玩具全体を
左右に押圧して曲がりくねり運動をさせると、転
動体群を設けた節体も左右に移動する。このと
き、転動体群を構成する転動体は斜め右又は左向
きに設けられているから、例えば斜め右向きに設
けられているときは、節体が右側に移動すると、
転動体も斜め右に転動しようとする。そのため、
その分だけ前進方向に力が作用する。左側に移動
するときは、逆である。斜め左向きの場合も同様
である。したがつて、玩具全体の後退を防ぐスト
ツパ手段を設けておけば、蛇行玩具は曲がりくね
り運動に伴なつて蛇行前進することができる。
したがつて、本考案によれば、長い胴体を有し
た動物等の動きにそつくりの蛇行運動を実現する
ことができる。
(実施例) 以下、本考案の蛇行玩具における蛇行装置につ
いて詳細に説明する。
第1図は本考案の一実施例の蛇行装置を用いた
蛇行玩具を示し、この蛇行玩具1は、先頭に位置
する頭部体2と、頭部体2の後方に順次直列且つ
左右に回動自在に連結された節体20と、頭部体
2に搭載されたモータ等の駆動部5及び電池6
と、先頭の節体20Aの両側から突出して回転自
在に支持されたタイヤ25a,25bと、同じく
先頭の節体20Aによつて回動自在に支持された
ストツパ26a,26aと、各節体20の各隔壁
21の中央に縦方向に形成された案内孔21aを
前方から後方へ貫通する螺旋芯材22と、螺旋芯
材22に対して駆動部5からの駆動トルクを伝達
する伝達機構10(第2図a,b,c)と、節体
20群のうちの幾つかの底面に所定の角度をもつ
て回転自在に支持されたローラ状の転動体30と
から概略構成されている。この転動体30群は本
考案の蛇行装置の主要部を構成するものである。
頭部体2は例えば第2図aに示すように、蛇ま
たは竜の頭部をかたどつた形状に構成され、先頭
の節体20Aに対して固定的にまたは上下方向へ
回動自在に支持された頭部体本体2aと、本体2
aに一体化され駆動部5を支持した上顎部2b
と、無線受信部7を保持した下顎2cと、本体2
aに回動自在に取付けられ電池6を保持する角部
2dと、本体2a内部に保持されている伝達機構
10とから構成されている。符号7aは無線受信
部のオンオフスイツチである。
駆動部5は例えば第2図bに示すように、無線
発信機(図示せず)からのコントロール信号を受
信する受信部7及び受信アンテナ7bと接続さ
れ、該コントロール信号に基いて駆動されること
によつて伝達機構10を介して螺旋芯材22を回
転させるように構成されている。伝達機構10
は、第2図b,cに示すようにモータ等の駆動部
5の出力軸5aからの駆動トルクを中間歯車11
を介して推進軸12に伝達するように構成され、
推進軸12の後端部は自在継手13によつて螺旋
芯材22の先端に接続されている。
駆動部としては、本実施例で示したものの他に
も種々のものを適用可能であり、例えば無線操作
方式以外であつてもよい。
左右の各タイヤ25a,25bは先頭の節体2
0Aによつてそれぞれ独立別個に回転自在に支持
され、ストツパ26a,26aは節体20Aの壁
21の左右両側部に回動自在に支持されるととも
にその先端で各タイヤ25a,25bの外周面に
係合して各タイヤが前転することだけを許容し、
後転することを阻止するように構成されている。
各節体20は、第3図に示すように先頭の節体
20Aを除いて、上板20aと壁21と下板20
bから成るコ字形の同形状物をピン23によつて
順次左右方向へ回動自在に連結させたものであ
る。先頭の節体20Aだけは、図示のような箱形
であり、その直後に位置する節体20に対して左
右に回動自在に連結されている。節体20Aの前
部の壁21には自在継手13を回転自在に支持す
る支持孔21bが形成され、後部の壁21は他の
節体20と同様に螺旋芯材22を挿通支持する案
内孔21aを有している。各節体20A,20の
各案内孔21aの横にはアンテナ7bを挿通して
後方へ案内するアンテナ用案内孔21cが形成さ
れている。
節体20群の中央に位置する幾つかの節体には
重り35が取り付けられている。この重り35は
玩具1全体が蛇行前進する際に、安定性を得るた
めに必要である。
また本考案の蛇行装置の主要部を構成する転動
体30は、第4図a,b,cの底面図に示すよう
に、頭部体2のすぐ後方に形成される第1の屈曲
部Aの後方の3つの節体20と、第2の屈曲部B
のすぐ後に位置する3つの節体20の底面にそれ
ぞれ所定の傾斜角度で支持されている。この傾斜
角度は、頭部を進行方向右側へ振つた場合(第4
図b)と、左側へ振つた場合(第4図c)に、第
1と第2の屈曲部A,Bがそれぞれ床面に対する
大きな抵抗となつて蛇行玩具1全体の前進を妨げ
ることがないように適切に設定されている。この
実施例では2つの転動体群を構成する各転動体3
0は、これにより、後述のように玩具全体を左右
に押圧して曲がりくねり運動をさせると、転動体
群を設けた節体20も左右に移動する。このと
き、各転動体群を構成する転動体30は斜め右向
きに設けられているから、節体20が右側に移動
すると、転動体30も斜め右に転動しようとす
る。このため、その分だけ前進方向に力が作用す
る。左側に移動するときは、逆である。斜め左向
きの場合も同様である。したがつて、玩具全体の
後退を防ぐストツパ手段を設けておけば、蛇行玩
具はまがりくねり運動に伴なつて蛇行前進するこ
とができる。これに対し、仮に各転動体30に傾
斜角度を与えないで、各節体の前後方向と直交す
るように配置した場合には、各屈曲部A,Bの底
面に位置する各転動体は各屈曲部の進行方向(常
に斜め前方である)と大きく交差した方向に回転
することになるため、円滑に回転することが困難
となると同時に、ひきずられ、前進に対する大き
な障害となる。
第5図a,bは各節体に螺旋芯材22が挿通さ
れている状態を示し、螺旋芯材22と螺旋芯材2
2は例えばピアノ線のような金属線を螺旋状に固
定したものであり、その前端は自在継手13によ
つて、後端は図示しない後部節体によつて回動自
在に支持されている。従つて推進軸12が回転す
ると、各節体20の縦長の案内溝21a内を貫通
する螺旋芯材22も螺旋の中心軸のまわりを回転
するため、その複数の湾曲部で縦長の案内孔21
aの内壁を左右方向へ押圧し、当該押圧された各
節体を波動的に左右方向へ交互に移動させる。そ
の結果玩具全体として、蛇行することが可能とな
る。螺旋芯材22の回転によつて、先頭の節体2
0Aが左右に振れる際に、先頭の節体20Aの側
面に支持された左右のタイヤ25a,25bも交
互に前方へ回転するように構成されている。即
ち、第4図bのように頭部が進行方向右側に振ら
れる場合には、左側(外側)のタイヤ25aが前
転する一方で右側(内側)タイヤ25は後転しよ
うとするが、右側のストツパ26aがタイヤ25
bの回転を阻止しているため、左側のタイヤ25
aだけで玩具全体を右方向前方へ押出すことがで
きる。これと逆に、第4図cのように頭部が進行
方向左に振られるときには、右側のタイヤ25b
が前転する一方で左側のタイヤ25aは後転しよ
うとするが、左側のストツパ26aがこれを阻止
しているため、右側のタイヤ25bだけで玩具全
体を左前方へ押出すことができる。仮にストツパ
26a,26aを用いない場合は、内側のタイヤ
の後転を許容することになるので、頭部及び先頭
の節体2Aが左右方向へ振られるだけで前進する
ことが不可能となる。案内孔21aが縦長である
結果、螺旋芯材22の回転時に螺旋湾曲部は案内
孔に沿つて上下方向へは変位可能であるが、横方
向へは変位困難であるため、溝の内壁を左右に押
し退けようとするのである。
以上の構成において、スイツチ7aをオンにし
た状態で、無線発信機からコントロール信号を出
力すると、受信部において該信号を入力して駆動
部5を回転駆動させる。駆動部5の回転トルクは
出力軸5aから中間歯車機構11、推進軸12、
自在継手13を経て、螺旋芯材22に伝達され、
螺旋芯材22は、各節体20の隔壁21にそれぞ
れ形成された案内孔21cの左右の内壁を押圧し
ながら回転する。案内孔21aが左右に押圧され
ると、押圧された案内孔を有する節体20はそれ
に応じて左右に変位する。そして第4図aに示す
直線状の状態を中間形態として、第4図bに示す
右側前進と、同図cに示す左側前進を繰り返しな
がら、前方へ進んでゆく。頭部体2が右に振れる
ときには、左側(外側)のタイヤ25aが前転
し、左に振れるときには右側(外側)のタイヤ2
5bが前転する。このとき、内側のタイヤの後転
はストツパ26a,26aによつてそれぞれ阻止
されているため、玩具1は確実に右前方、左前方
へ交互に前進することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の全体を示す斜視
図、第2図a,b,cは頭部体周辺の構成説明
図、第3図は節体の分解構成説明図、第4図a,
b,cは蛇行玩具の前進時における各姿態を示す
底面図、第5図は各節体部の側面図である。 符号1……蛇行玩具、2……頭部体、2a……
本体、2b……上顎、2c……下顎、5……駆動
部、5a……出力軸、6……電池、7……無線受
信部、7a……スイツチ、10……伝達機構、1
1……中間歯車、12……推進軸、13……自在
継手、13a……自在継手部材、20……節体、
20A……先頭の節体、21……隔壁、22……
螺旋芯材、21a……案内孔、21b……支持
孔、21c……案内孔、23……ピン、25a,
25b……タイヤ、26a,26a……ストツ
パ、30……転動体、35……重り。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 複数の節体を蛇行可能に連結するとともに、先
    頭に頭部体を設けてなる蛇行玩具において、以下
    のように構成したことを特徴とする蛇行玩具にお
    ける蛇行装置。 (イ) 連結された節体には、いくつかの節体毎に転
    動体群が設けられていること (ロ) 上記転動体群を構成する各転動体は節体の底
    面に設けられていること (ハ) 上記転動体群を構成する転動体は、節体の前
    後方向に対し全て斜め右又は斜め左向きの同じ
    向きに設けられていること。
JP18317885U 1985-11-28 1985-11-28 Expired JPH0421574Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18317885U JPH0421574Y2 (ja) 1985-11-28 1985-11-28

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18317885U JPH0421574Y2 (ja) 1985-11-28 1985-11-28

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Publication Number Publication Date
JPS6290693U JPS6290693U (ja) 1987-06-10
JPH0421574Y2 true JPH0421574Y2 (ja) 1992-05-18

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP18317885U Expired JPH0421574Y2 (ja) 1985-11-28 1985-11-28

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JP (1) JPH0421574Y2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20210002938A (ko) * 2019-07-01 2021-01-11 주식회사 한양비이에스티교육 생체 모방 공학 교육용 키트

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20210002938A (ko) * 2019-07-01 2021-01-11 주식회사 한양비이에스티교육 생체 모방 공학 교육용 키트

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Publication number Publication date
JPS6290693U (ja) 1987-06-10

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