JPH04215211A - フラットケーブル - Google Patents

フラットケーブル

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JPH04215211A
JPH04215211A JP41043990A JP41043990A JPH04215211A JP H04215211 A JPH04215211 A JP H04215211A JP 41043990 A JP41043990 A JP 41043990A JP 41043990 A JP41043990 A JP 41043990A JP H04215211 A JPH04215211 A JP H04215211A
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JP
Japan
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conductor
flat cable
thickness
bent portion
flat
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JP41043990A
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English (en)
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JP3037444B2 (ja
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Hiroshi Yoshinaga
吉永 宏史
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Fujikura Ltd
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Fujikura Ltd
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  • Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
  • Insertion, Bundling And Securing Of Wires For Electric Apparatuses (AREA)
  • Multi-Conductor Connections (AREA)
  • Insulated Conductors (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はプリンタの印字ヘッド部
等の接続に使用されるテープ電線等のフラットケーブル
に関し、特に柔軟性が優れたフラットケーブルに関する
【0002】
【従来の技術】図2は従来のフラットケーブルの一例と
してテープ電線を示す断面図である。
【0003】平板状の導体1(平角導体)はその両端部
を除く部分が絶縁体2により被覆されている。この導体
1はその長さ方向に安定して極めて薄くすることが困難
であるという製造上の制約から、通常、その厚さが約 
0.035乃至 0.1mmのものが使用されている。 露出する部分の導体1上及びその近傍の絶縁体2上には
、補強板3が被着されている。この補強板3は導体1の
両端部における強度を補強するために設けられている。 また、フラットケーブルの両端部に位置する導体1及び
補強板3は所定のコネクタに嵌合され、これによりコネ
クタの端子と導体1とが電気的に接続されるため、導体
1及び補強板3の厚さtは双方合わせて例えば約 0.
3mmに設定する。
【0004】このように構成されるフラットケーブルは
、その両端部がプリンタの印字ヘッド部等に接続され、
その中央部が必要に応じて柔軟に屈曲するようになって
いる。また、フラットケーブルの両端部には補強板3が
設けられているため、この両端部において導体1が折れ
曲がって破断することはない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来のフラットケーブルは、導体1の厚さが約 0.
035乃至 0.1mmとその全長に亘って同一厚さに
形成されているため、その柔軟性が極めて悪いという問
題点がある。
【0006】例えば、フラットケーブルをプリンタの印
字ヘッド部の接続に使用する場合、フラットケーブルは
その両端部が夫々機器及びプリンタの印字ヘッド部に固
定され、印字ヘッド部の高速移動に伴って、フラットケ
ーブルの中央部はU字状の屈曲を繰り返し受ける。しか
し、従来のフラットケーブルは柔軟性が悪いため、繰り
返し受ける屈曲により疲労断線が発生しやすい。更に、
近年の電子機器の小型化に伴って、上述のU字屈曲の曲
げ径が小さくなり、フラットケーブルの使用条件が益々
厳しくなっている。そこで、電子機器を高速化できると
共に、接続の信頼性を向上させることができる長寿命の
フラットケーブルの開発が要望されている。
【0007】なお、苛酷な屈曲条件下では、上述のフラ
ットケーブルを使用することが困難であるので、このフ
ラットケーブルの替わりに柔軟性が優れた高価なフレキ
シブルプリントサーキット(以下、FPCという)を使
用せざるを得ない。
【0008】一方、導体1の厚さを全体的に薄くするこ
とによりフラットケーブルの柔軟性を向上させようとす
ると、フラットケーブルに接続するコネクタとの接続の
関係上、補強板3の厚さを厚くする必要があるため、補
強板3は従来とは異なった特殊タイプのものが必要にな
る。このため、フラットケーブルの製造コストが著しく
高くなるという問題点がある。
【0009】また、導体1の厚さを薄くすると、導体1
自体の機械的強度及び絶縁体2との間の接着強度が著し
く低下し、コネクタとの接続部における耐力が低下する
。そうすると、このフラットケーブルはコネクタとの間
の接続の挿抜に対する耐久力が低下し、実用に供し得な
い。
【0010】本発明はかかる問題点に鑑みてなされたも
のであって、柔軟性が優れていると共に、製造コストが
低いフラットケーブルを提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明に係るフラットケ
ーブルは、平板状の導体を絶縁体により被覆したフラッ
トケーブルにおいて、前記導体はその屈曲部分を偏平化
加工して両端部の接続部よりも薄くしたことを特徴とす
る。
【0012】
【作用】本発明においては、導体は屈曲される部分の厚
さが両端部の接続部のそれに比して薄く成形されている
。このため、本発明に係るフラットケーブルは屈曲部分
における柔軟性が優れている。また、前記導体の接続部
の厚さは、従来のフラットケーブルの導体の厚さと同様
にすることができる。このため、コネクタとの接続部に
おける耐力が低下することはない。また、前記導体上に
補強板等を設け、この補強板及び導体を所定の大きさの
コネクタ等に嵌入することにより、前記導体と前記コネ
クタの端子とを相互に接続する場合、前記補強板は従来
と同様の厚さのものを使用することができる。従って、
特殊な補強板を使用する必要がないので、フラットケー
ブルの製造コストが増大することはない。これにより、
屈曲部分における柔軟性が優れたフラットケーブルを低
コストで製造することができる。
【0013】本発明によれば、屈曲条件が苛酷であるプ
リンタの印字ヘッド部等の接続において、高価なFPC
の替わりに、安価なフラットケーブルを使用することが
できる。
【0014】なお、本発明においては、前記導体は前記
屈曲部分の厚さが0.01mm未満であると、この屈曲
部分において破断する虞があり、前記屈曲部分の厚さが
0.05mmを超えると、柔軟性が不十分になる。従っ
て、前記導体の前記屈曲部分の厚さは0.01乃至0.
05mmにすることが好ましい。
【0015】また、上述の如く柔軟性を得るため前記屈
曲部分を薄く成形しても、フラットケーブルとしての導
電性は十分に確保される。
【0016】
【実施例】次に、本発明の実施例について添付の図面を
参照して説明する。
【0017】図1は本発明の実施例に係るテープ電線を
示す断面図である。
【0018】平板状の導体1はその長さ方向中央の屈曲
部分4(長さ;L)において偏平化加工され、この屈曲
部分4の厚さがその両側部分の厚さに比して薄く成形さ
れている。この導体1はその両側部分の厚さが通常約 
0.035乃至 0.1mmであり、その屈曲部分4の
厚さが例えば約0.01乃至0.05mmになっている
。なお、屈曲部分4の厚さ及び長さLはテープ電線の用
途に応じて適切なものにする。また、この屈曲部分4は
通常の平角導体の中央部分のみを圧延加工することによ
って成形することができる。しかし、この屈曲部分4の
成形方法はこれに限らず種々の方法が考えられる。
【0019】そして、複数の導体1は同一平面内に並列
に配置され、この導体1の両端部を除く部分が絶縁体2
により被覆されている。また、露出する部分の導体1上
及びその近傍の絶縁体2上には、補強板3が被着されて
いる。
【0020】このように構成されるテープ電線において
は、導体1は比較的薄く成形された屈曲部分4における
柔軟性が優れている。また、導体1の両端部の接続部の
厚さが従来と同様であるため、コネクタとの接続部にお
ける耐力が低下することはない。更に、補強板3は従来
と同様の厚さのものを使用することができ、特殊なもの
を製造する必要がない。
【0021】従って、本実施例によれば、屈曲条件が苛
酷であるプリンタの印字ヘッド部等の接続に安価なフラ
ットケーブルを使用することができる。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、フ
ラットケーブルの導体はその屈曲部分を偏平化加工して
両端部の接続部よりも薄くしたから、この屈曲部分にお
ける柔軟性が優れている。また、前記導体上に設ける補
強板は従来と同様のものを使用することができる。従っ
て、本発明に係るフラットケーブルは柔軟性が優れてい
ると共に、その製造コストが低い。
【0023】これにより、屈曲条件が苛酷であるプリン
タの印字ヘッド部等の接続において、高価なFPCの替
わりに、安価なフラットケーブルを使用することができ
るという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係るテープ電線を示す断面図
である。
【図2】従来のテープ電線を示す断面図である。
【符号の説明】
1;導体 2;絶縁体 3;補強板 4;屈曲部分

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  平板状の導体を絶縁体により被覆した
    フラットケーブルにおいて、前記導体はその屈曲部分を
    偏平化加工して両端部の接続部よりも薄くしたことを特
    徴とするフラットケーブル。
JP41043990A 1990-12-12 1990-12-12 フラットケーブル Expired - Fee Related JP3037444B2 (ja)

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JP41043990A JP3037444B2 (ja) 1990-12-12 1990-12-12 フラットケーブル

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JPH04215211A true JPH04215211A (ja) 1992-08-06
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007173140A (ja) * 2005-12-26 2007-07-05 Yazaki Corp フラット回路体
JP2012156470A (ja) * 2011-01-28 2012-08-16 Nippon Steel Chem Co Ltd フレキシブル回路基板の製造方法

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007173140A (ja) * 2005-12-26 2007-07-05 Yazaki Corp フラット回路体
JP2012156470A (ja) * 2011-01-28 2012-08-16 Nippon Steel Chem Co Ltd フレキシブル回路基板の製造方法

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