JPH04214992A - バキュームポンプの作動検出装置 - Google Patents

バキュームポンプの作動検出装置

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JPH04214992A
JPH04214992A JP3798191A JP3798191A JPH04214992A JP H04214992 A JPH04214992 A JP H04214992A JP 3798191 A JP3798191 A JP 3798191A JP 3798191 A JP3798191 A JP 3798191A JP H04214992 A JPH04214992 A JP H04214992A
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pump
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vacuum pump
pump chamber
vacuum
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JP3798191A
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Nakahito Murata
村田 中人
Eiji Harada
英二 原田
Masao Kamo
加茂 政生
Noboru Ikoma
昇 生駒
Hiroki Yoshimura
吉村 浩樹
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Denso Corp
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NipponDenso Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はバキュームポンプの作動
検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】車両エンジンにより回転せしめられるオ
ルタネータに制動倍力装置に使用するバキュームポンプ
を直結することがあり、かかるバキュームポンプにおい
て、オルタネータの駆動伝達系の異常等によりバキュー
ムポンプの作動が停止することがある。この場合、従来
はバキュームポンプに接続された真空タンクの負圧低下
を検出して間接的にバキュームポンプの作動状態を確認
警報している。
【0003】すなわち、図9において、Pはバキューム
ポンプであり、該ポンプPの吸入ポート11には逆止弁
65を介して真空タンク61が接続されている。真空タ
ンク61には逆止弁66を介してブースタ62が接続さ
れている。上記真空タンク61には圧力スイッチ63が
設けてあり、該圧力スイッチ63の警報出力が警報装置
64へ入力されている。
【0004】かかる作動検出では、バキュームポンプP
が停止し真空タンク61の負圧が低下して初めて警報が
出力されるため、警報が発せられた時には制動倍力作用
が発揮されないという問題がある。
【0005】そこで、例えば実公昭64ー7221号公
報には、吸入ポートに圧力スイッチ用の圧力導入パイプ
を接続してこの部分の負圧を直接検出する装置が提案さ
れている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、吸入ポート
にはこれに接続された真空タンクの圧力変動が直接波及
するため、上記提案装置では倍力装置作動時の一時的な
真空タンク内の負圧低下の影響により誤検出を生じるこ
とがある。これを避けるためには圧力スイッチの作動に
遅れ時間を付与する必要があるが、これでは検出の応答
性が低下する。
【0007】また、上記提案装置においては、バキュー
ムポンプが停止した時にポンプ内が急速に大気圧まで上
昇するため、潤滑オイルが圧力スイッチへ向けて逆流す
るおそれがある。
【0008】さらには、圧力スイッチへ至る圧力導入パ
イプが外れたような場合にはポンプ機能が損なわれると
いう問題もある。
【0009】本発明はかかる課題を解決するもので、応
答性が良く、かつ、潤滑オイルの逆流やポンプ機能喪失
のおそれがないバキュームポンプの作動検出装置を提供
することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の構成を説明する
と、円形内周のハウジング1空間内に偏心状態で回転す
るロータ2を配設して、ロータ2外周のハウジング1内
空間を、容積拡大後縮小する複数のポンプ室P1、P2
、P3に区画形成し、漸次容積が拡大する拡張ポンプ室
に真空タンクに連通する吸入ポート11を開口せしめて
ポンプ室P2内に気体を吸入するとともに、漸次容積が
縮小する収縮ポンプ室P3より吐出ポート12へ吸入空
気を圧縮吐出するバキュームポンプPにおいて、上記吸
入ポート11設置位置より離れた、ポンプ室P1が拡張
を開始する位置(A点)寄りのハウジング1壁にこれを
貫通してポンプ室P1内へ開口するパイプ部材3を設け
るとともに、該パイプ部材3には内周の一部に小径の絞
り部31を形成し、上記パイプ部材3のハウジング1外
開口にホース4の一端を接続して、該ホース4の他端を
上記バキュームポンプPの上方位置に設けた圧力スイッ
チ5の接続口51へ接続したことを特徴とするものであ
る。
【0011】上記構成の装置において、パイプ部材3は
、吸入ポート11設置位置より、ポンプ室P1が拡張を
開始する位置(A点)寄りのハウジング1壁に開口せし
めて設けてあるから、真空タンクの圧力変動の影響を受
け難く、したがって、圧力スイッチ5に遅れ時間を付与
しなくても、誤動作を生じることはない。これにより、
応答性の良いポンプ作動検出が可能である。
【0012】また、上記パイプ部材3には一部に絞り部
31が形成してあるから、ホース4が何等かの原因で外
れた場合にもポンプ室P1の吸引負圧が低下することは
なく、ポンプ作動が損なわれる問題は生じない。
【0013】また、上記絞り部31を形成したこと、お
よび圧力スイッチ5をバキュームポンプPの上方位置に
設けたことにより、ポンプ停止時に潤滑オイルが圧力ス
イッチ5部へ逆流することも避けられる。
【0014】
【実施例】図5には本発明になる作動検出装置を有する
バキュームポンプを使用した制動倍力装置の要部構成を
示す。
【0015】従来装置との相違点は、ホース4によりバ
キュームポンプPと接続された圧力スイッチ5が設けら
れ、該圧力スイッチ5の警報出力が真空タンク61の既
設圧力スイッチ63の警報出力とともにブザー、表示灯
等を備えた警報装置64に入力している。
【0016】バキュームポンプPは例えば図1に示す如
きベーンポンプであり、円形内周のハウジング1内には
、オルタネータ(図略)の回転軸21に一体に連結され
て偏心状態で回転する(図中矢印方向)円形ロータ2が
設けてある。上記ロータ2には外周の複数位置に等間隔
でベーン22が突出せしめられて、これらベーン22の
先端が上記ハウジング1内周に当接し、これらベーン2
2間に、ロータ2の回転に伴って漸次容積が拡大した後
縮小する複数のポンプ室P1、P2、P3が区画形成さ
れている。
【0017】漸次容積が拡大する拡張ポンプ室P2に連
通せしめてハウジング1壁には吸入ポート11が形成し
てあり、これは既述の逆止弁65を経て真空タンク61
へ連通している。また、漸次容積が縮小する収縮ポンプ
室P3に連通せしめてハウジング1壁に吐出ポート12
が形成してあり、吐出ポート12は大気に開放されてい
る。しかして、真空タンク61の空気は吸入ポート11
を経てポンプ室P2内に吸入され、該ポンプ室P2がポ
ンプ室P3の位置に至った時点で吐出ポート12へ圧縮
吐出される。これにより、真空タンク61内の排気が行
われる。
【0018】さて、容積拡張を開始したポンプ室P1に
はハウジング1壁を上下方向へ貫通せしめてパイプ部材
3が打ち込み固定してあり、該パイプ部材3はハウジン
グ1外に位置する基端部で、図2、図3に示す如く内径
を小さくして絞り部31を形成してある。
【0019】上記バキュームポンプPの上方位置には公
知の圧力スイッチ5がブラケット52により車体の適当
位置に固定され、上記圧力スイッチ5の接続口51と上
記パイプ部材3の基端部とをホース4で連結してある。 なお、上記圧力スイッチ5は真空度が一定以下になると
(図4のB点)接点が閉じて警報出力を発するものであ
る。
【0020】上記構造の作動検出装置において、ロータ
2が回転を開始すると、ポンプ室P1の内圧は即座に低
下して真空度が上がり(図4の実線)、圧力スイッチ5
は接点が開く。ロータ2が回転を続けてベーンポンプP
が正常に作動している限りポンプ室P1内は十分な負圧
に保たれているから、圧力スイッチ5より警報出力が発
せられることはない。
【0021】オルタネータの駆動伝達系の異常等により
ロータ2の回転が停止すると、ポンプ室P1の内圧は急
速に大気圧に回復し、真空度が上記B点より低下して圧
力スイッチ5の接点が閉じ、警報出力が発せられる。
【0022】このように、ポンプ室の負圧を直接検出し
ているため、ポンプの作動不良を速やかに検出すること
ができる。ちなみに、図4の破線は真空タンク61内の
圧力変化を示しており、ポンプ起動停止に対する真空度
の上昇低下は大きな時間遅れを有する。
【0023】本実施例では、圧力検出用のパイプ部材3
を吸入ポート11より離れた、ポンプ室P1が拡張を開
始する位置寄りに設けたから、制動倍力装置作動時の真
空タンク61の一時的な真空度低下の影響を受けない。 したがって、圧力検出に遅れ時間を付与する必要がない
から、応答性良くポンプ作動検出を行い得る。
【0024】また、上記パイプ部材3には一部に絞り部
31を形成したから、ホース4が外れた場合にもポンプ
室P1の吸引負圧が低下することはなく、ポンプ作動は
損なわれない。
【0025】さらに、上記絞り部31を形成し、かつ、
圧力スイッチ5をバキュームポンプPの上方位置に設け
たことにより、ポンプ停止時に潤滑オイルが圧力スイッ
チ5部へ逆流することもない。
【0026】圧力スイッチとパイプ部材の連結をホース
としたから、配管の自由度が高く、接続も容易である。
【0027】上記実施例において、バキュームポンプは
オルタネータ付設のものである必要はなく、また、圧力
スイッチはかしめ等の他の方法により固定することも可
能である。パイプ部材は打ち込み固定する以外に、ハウ
ジング壁にねじ固定してパッキンでシールする構造とし
ても良い。
【0028】上記警報装置として作動検出装置専用のも
のを設けても、もちろん良い。
【0029】図6には本発明の他の実施例を示す。図に
おいて、ロータ2外周には等間隔で4枚のベーン22が
設けられて、ハウジング1内に4つのポンプ室P1、P
2、P3、P4が形成されている。ハウジング1壁には
既述のパイプ部材3が設けてあり、該パイプ部材3は図
のC点とG点との間のハウジング1壁に設けられている
。上記C点は吸気ポート11よりベーン22の設置間隔
だけ離れた(本実施例では90°)角度位置にあり、ま
た、G点はロータ2外周がハウジング1内周壁に最も接
近する角度位置にある。ロータ2は図中の矢印方向へ回
転し、他の構造は既述の実施例と同一である。
【0030】このC点とG点の間の領域は、ポンプ作動
中は負圧となつており、ポンプが停止するとG点の間隙
を経て吐出ポート12より空気が流入することにより最
も早く負圧が低下する(図7の斜線領域)。また、この
領域は、吸入ポート11よりベーン間隔以上離れている
ため直接吸入ポート11と連通することはなく、ポンプ
作動開始時に最も早く負圧が上昇する(図8の斜線領域
)。しかして、この領域にパイプ部材3を設けることに
より、ポンプ停止時の負圧低下とポンプ起動時の負圧上
昇を圧力スイッチでいち早く検出してより迅速なポンプ
作動検出が可能となる。
【0031】
【発明の効果】本発明のバキュームポンプの作動検出装
置によれば、ポンプの作動不良を速やかかつ確実に検出
することができるとともに、検出用ホースの外れによる
ポンプ機能の喪失、あるいは圧力スイッチへのポンプ潤
滑オイルの逆流等の問題は生じない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の作動検出装置を組込んだバキュームポ
ンプの断面図ある。
【図2】パイプ部材の縦断面図である。
【図3】パイプ部材の基部側正面図である。
【図4】バキュームポンプのポンプ室内圧の経時変化を
示す図である。
【図5】本発明の作動検出装置を組込んだ制動倍力装置
の構成図である。
【図6】本発明の他の実施例を示すバキュームポンプの
断面図である。
【図7】各角度位置における負圧低下時間を示す図であ
る。
【図8】各角度位置における負圧上昇時間を示す図であ
る。
【図9】従来の制動倍力装置の構成図である。
【符号の説明】
1  ハウジング 11  吸入ポート 12  吐出ポート 2  ロータ 3  パイプ部材 4  ホース 5  圧力スイッチ 51  接続口 P  バキュームポンプ P1、P2、P3  ポンプ室

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  円形内周のハウジング空間内に遍心状
    態で回転するロータを配設して、該ロータの外周に等間
    隔で設けたベーンによりハウジング内空間を、容積拡大
    後縮小する複数のポンプ室に区画形成し、漸次容積が拡
    大する拡張ポンプ室に真空タンクに連通する吸入ポート
    を開口せしめてポンプ室内に気体を吸入するとともに、
    漸次容積が縮小する収縮ポンプ室より吐出ポートへ吸入
    空気を圧縮吐出するバキュームポンプにおいて、上記吸
    入ポートより離れた、ポンプ室が拡張を開始する位置寄
    りのハウジング壁にこれを貫通してポンプ室内へ開口す
    るパイプ部材を設けるとともに、該パイプ部材には内周
    の一部に小径の絞り部を形成し、上記パイプ部材のハウ
    ジング外開口にホースの一端を接続して、該ホースの他
    端を上記バキュームポンプの上方位置に設けた圧力スイ
    ッチの接続口へ接続したことを特徴とするバキュームポ
    ンプの作動検出装置。
  2. 【請求項2】  上記パイプ部材を、上記吸入ポートよ
    りベーン間隔だけ離れた角度位置以遠で、上記ロータ外
    周がハウジング壁に最も接近する角度位置以内のハウジ
    ング壁に設けたことを特徴とする請求項1記載のバキュ
    ームポンプの作動検出装置。
JP3037981A 1990-06-05 1991-02-06 バキュームポンプの作動検出装置 Expired - Fee Related JP2982334B2 (ja)

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JP2-146836 1990-06-05
JP14683690 1990-06-05

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JPH04214992A true JPH04214992A (ja) 1992-08-05
JP2982334B2 JP2982334B2 (ja) 1999-11-22

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6394776B2 (en) * 2000-01-18 2002-05-28 David Allan Boldenow Double rotor-vane pump

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6394776B2 (en) * 2000-01-18 2002-05-28 David Allan Boldenow Double rotor-vane pump

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