JPH04214952A - ガスタ―ビン機関の排気ノズルの封じ - Google Patents
ガスタ―ビン機関の排気ノズルの封じInfo
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- JPH04214952A JPH04214952A JP3022574A JP2257491A JPH04214952A JP H04214952 A JPH04214952 A JP H04214952A JP 3022574 A JP3022574 A JP 3022574A JP 2257491 A JP2257491 A JP 2257491A JP H04214952 A JPH04214952 A JP H04214952A
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02K—JET-PROPULSION PLANTS
- F02K1/00—Plants characterised by the form or arrangement of the jet pipe or nozzle; Jet pipes or nozzles peculiar thereto
- F02K1/78—Other construction of jet pipes
- F02K1/80—Couplings or connections
- F02K1/805—Sealing devices therefor, e.g. for movable parts of jet pipes or nozzle flaps
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02K—JET-PROPULSION PLANTS
- F02K1/00—Plants characterised by the form or arrangement of the jet pipe or nozzle; Jet pipes or nozzles peculiar thereto
- F02K1/06—Varying effective area of jet pipe or nozzle
- F02K1/12—Varying effective area of jet pipe or nozzle by means of pivoted flaps
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F05—INDEXING SCHEMES RELATING TO ENGINES OR PUMPS IN VARIOUS SUBCLASSES OF CLASSES F01-F04
- F05D—INDEXING SCHEME FOR ASPECTS RELATING TO NON-POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES OR ENGINES, GAS-TURBINES OR JET-PROPULSION PLANTS
- F05D2250/00—Geometry
- F05D2250/30—Arrangement of components
- F05D2250/31—Arrangement of components according to the direction of their main axis or their axis of rotation
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は全般的にガスタ―ビン
機関の排気ノズル、更に具体的に云えば、改良された排
気ノズル・フラップ封じを持つ排気ノズルに関する。
機関の排気ノズル、更に具体的に云えば、改良された排
気ノズル・フラップ封じを持つ排気ノズルに関する。
【０００２】
【従来技術】従来の１形式のガスタ―ビン機関の排気ノ
ズルは、可変面積の収斂−発散形排気ノズルを構成する
様に配置された１次及び２次排気フラップを含んでいる
。排気ノズルは軸対称又は環状であり、排気の流れが、
１次及び２次フラップが円周方向に互いに隣接して位置
ぎめされることによって局限される。
ズルは、可変面積の収斂−発散形排気ノズルを構成する
様に配置された１次及び２次排気フラップを含んでいる
。排気ノズルは軸対称又は環状であり、排気の流れが、
１次及び２次フラップが円周方向に互いに隣接して位置
ぎめされることによって局限される。
【０００３】例えば２次フラップは、流れの面積が最小
ののど部を限定する前端、及び一層大きな流れの面積を
持っていて、のど部の下流側に伸びる発散形のノズルを
構成する後端を持っている。２次フラップは可変である
。つまり、２次フラップが半径の小さい位置から半径の
一層大きい位置へ移動する時の２次フラップの間の間隔
は必然的に増大しなければならない。従って、従来の排
気ノズルのフラップ封じは隣接する２次フラップの間に
適当に固定されて、排気の流れを局限し、２次フラップ
の間から排気の流れが漏れるのを防止している。
ののど部を限定する前端、及び一層大きな流れの面積を
持っていて、のど部の下流側に伸びる発散形のノズルを
構成する後端を持っている。２次フラップは可変である
。つまり、２次フラップが半径の小さい位置から半径の
一層大きい位置へ移動する時の２次フラップの間の間隔
は必然的に増大しなければならない。従って、従来の排
気ノズルのフラップ封じは隣接する２次フラップの間に
適当に固定されて、排気の流れを局限し、２次フラップ
の間から排気の流れが漏れるのを防止している。
【０００４】推力のベクトル操作を行なう様に構成され
た高級な軸対称の排気ノズルでは、２次フラップは、排
気ノズルの縦方向中心線に対して対称的に位置ぎめ可能
であるばかりでなく、ピッチ及びヨ―のベクトル操作を
行なう為に、この中心線に対して非対称にも位置ぎめす
ることが出来る。この様な位置にある時、隣接する２次
フラップは互いに斜めの位置にあり、従って、その間に
設けられる排気ノズルのフラップ封じは、２次フラップ
がベクトル操作の為に位置ぎめされる時にも、密封作用
を保つ作用がなければならない。
た高級な軸対称の排気ノズルでは、２次フラップは、排
気ノズルの縦方向中心線に対して対称的に位置ぎめ可能
であるばかりでなく、ピッチ及びヨ―のベクトル操作を
行なう為に、この中心線に対して非対称にも位置ぎめす
ることが出来る。この様な位置にある時、隣接する２次
フラップは互いに斜めの位置にあり、従って、その間に
設けられる排気ノズルのフラップ封じは、２次フラップ
がベクトル操作の為に位置ぎめされる時にも、密封作用
を保つ作用がなければならない。
【０００５】更に、排気ノズルは、燃焼器の比較的高温
の吐出ガスを通すものであるから、排気ノズルのフラッ
プ封じはこの様な比較的高い温度と、その差別的な加熱
及び冷却による構造要素の差別的な動きに対処すること
が出来るものでなければならない。
の吐出ガスを通すものであるから、排気ノズルのフラッ
プ封じはこの様な比較的高い温度と、その差別的な加熱
及び冷却による構造要素の差別的な動きに対処すること
が出来るものでなければならない。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】従って、この発明の１
つの目的は、新規で改良された排気ノズル及びその為の
フラップ封じを提供することである。
つの目的は、新規で改良された排気ノズル及びその為の
フラップ封じを提供することである。
【０００７】この発明の別の目的は、温度による差別的
な動きに対処するのに有効な、新規で改良された排気ノ
ズルのフラップ封じを提供することである。
な動きに対処するのに有効な、新規で改良された排気ノ
ズルのフラップ封じを提供することである。
【０００８】この発明の別の目的は、ベクトル操作が可
能な軸対称の可変面積排気ノズルで使うのに有効な排気
ノズルのフラップ封じを提供することである。
能な軸対称の可変面積排気ノズルで使うのに有効な排気
ノズルのフラップ封じを提供することである。
【０００９】この発明の別の目的は、排気ノズル内の隣
接する部材との密封接触を保ちながら、その捩れに対処
するのに有効な排気ノズルのフラップ封じを提供するこ
とである。
接する部材との密封接触を保ちながら、その捩れに対処
するのに有効な排気ノズルのフラップ封じを提供するこ
とである。
【００１０】この発明の別の目的は、比較的簡単で、押
抜き板金で製造することの出来る排気ノズルのフラップ
封じを提供することである。
抜き板金で製造することの出来る排気ノズルのフラップ
封じを提供することである。
【００１１】
【課題を解決するための手段】排気ノズルのフラップ封
じが、封じ板と、支持部材と、支持部材を封じ板に結合
し、その間の熱による差別的な動きに対処する為に、封
じ板を支持部材に対して摺動させることが出来る様に作
用する手段とを有する。好ましい実施例では、排気ノズ
ルのフラップ封じがベクトル操作が可能な、軸対称の可
変面積排気ノズルと組合せて配置され、排気ノズルが推
力のベクトル操作を行なう位置にある時、フラップ封じ
の捩れに対処する様に作用する。
じが、封じ板と、支持部材と、支持部材を封じ板に結合
し、その間の熱による差別的な動きに対処する為に、封
じ板を支持部材に対して摺動させることが出来る様に作
用する手段とを有する。好ましい実施例では、排気ノズ
ルのフラップ封じがベクトル操作が可能な、軸対称の可
変面積排気ノズルと組合せて配置され、排気ノズルが推
力のベクトル操作を行なう位置にある時、フラップ封じ
の捩れに対処する様に作用する。
【００１２】この発明に特有と考えられる新規な特徴は
特許請求の範囲に記載してあるが、この発明のその他の
目的並びに利点は、以下図面について具体的に説明する
。
特許請求の範囲に記載してあるが、この発明のその他の
目的並びに利点は、以下図面について具体的に説明する
。
【００１３】
【実施例】第１図には、航空機用ガスタ―ビン機関に対
する１例としての軸対称のベクトル操作が可能な可変面
積排気ノズル１０が示されている。第１図乃至第３図に
ついて説明すると、ノズル１０が円周方向に相隔たる複
数個の１次排気フラップ１２を有し、各々の上流端１４
は環状ノズル・ケ―シング１６に適当に枢着されており
、更に下流側の端１８を有する。ノズル１０は円周方向
に相隔たる複数個の２次排気フラップ２０をも有し、そ
の各々は上流側の端２２が１次フラップの下流側の端１
８に適当に軌道運動が出来る様に、例えば玉継手によっ
て接続されていると共に、下流側の端２４を有する。 ２次フラップ２０は１次フラップ１２の下流側に伸びて
いる。
する１例としての軸対称のベクトル操作が可能な可変面
積排気ノズル１０が示されている。第１図乃至第３図に
ついて説明すると、ノズル１０が円周方向に相隔たる複
数個の１次排気フラップ１２を有し、各々の上流端１４
は環状ノズル・ケ―シング１６に適当に枢着されており
、更に下流側の端１８を有する。ノズル１０は円周方向
に相隔たる複数個の２次排気フラップ２０をも有し、そ
の各々は上流側の端２２が１次フラップの下流側の端１
８に適当に軌道運動が出来る様に、例えば玉継手によっ
て接続されていると共に、下流側の端２４を有する。 ２次フラップ２０は１次フラップ１２の下流側に伸びて
いる。
【００１４】ノズル１０が、１次及び２次フラップ１２
，２０によって限定される流れの面積を制御する為に、
これらのフラップを位置ぎめする位置ぎめ手段２６を持
っている。ノズル１０は、１次フラップ１２が、上流側
の端１４から下流側の端１８まで伸びる収斂形流路２８
を構成する様に位置ぎめ可能である為、収斂−発散形ノ
ズルと見なされる。１次フラップ１２及び２次フラップ
２０の接続部が、流れの面積が最小ののど部３０を限定
する。更に２次フラップ２０は、上流側の端２２及びの
ど部３０から下流側の端２４まで伸びる発散形ノズル３
２を構成する様に位置ぎめすることが出来る。
，２０によって限定される流れの面積を制御する為に、
これらのフラップを位置ぎめする位置ぎめ手段２６を持
っている。ノズル１０は、１次フラップ１２が、上流側
の端１４から下流側の端１８まで伸びる収斂形流路２８
を構成する様に位置ぎめ可能である為、収斂−発散形ノ
ズルと見なされる。１次フラップ１２及び２次フラップ
２０の接続部が、流れの面積が最小ののど部３０を限定
する。更に２次フラップ２０は、上流側の端２２及びの
ど部３０から下流側の端２４まで伸びる発散形ノズル３
２を構成する様に位置ぎめすることが出来る。
【００１５】位置ぎめ手段２６が円周方向に相隔たる複
数個の１次アクチュエ―タ３４を持ち、これらは流体圧
サ―ボ弁であってよいが、何れも伸出し可能な１次棒３
６を持ち、これが１次フラップ１２を取巻く１次リング
３８に適当に接続されている。好ましい実施例では、等
角度間隔の円周方向に相隔たる４つの１次アクチュエ―
タ３４が使われている。各々の１次フラップ１２の裏側
に弓形カム面４０が設けられ、１次リング３８に回転自
在に適当に装着された円形カム４２がこのカム面の上を
転動する。１次アクチュエ―タ３４の１次棒３６は、ノ
ズル１０の縦方向中心軸４４に対して、横方向にリング
３８を動かす様に位置ぎめ可能である。第２図に具体的
に示す様に、リング３８が下流側の位置にある時、１次
フラップ１２が流れの面積が相対的に最大であるのど部
３０を形成する。リング３８が上流側の位置にある時、
カム４２がカム面４０の上を転動し、カム面４０が弓形
であるから、１次フラップ１２は強制的に半径方向内向
きに移動させられ、のど部３０の流れの面積を相対的に
最小にする。
数個の１次アクチュエ―タ３４を持ち、これらは流体圧
サ―ボ弁であってよいが、何れも伸出し可能な１次棒３
６を持ち、これが１次フラップ１２を取巻く１次リング
３８に適当に接続されている。好ましい実施例では、等
角度間隔の円周方向に相隔たる４つの１次アクチュエ―
タ３４が使われている。各々の１次フラップ１２の裏側
に弓形カム面４０が設けられ、１次リング３８に回転自
在に適当に装着された円形カム４２がこのカム面の上を
転動する。１次アクチュエ―タ３４の１次棒３６は、ノ
ズル１０の縦方向中心軸４４に対して、横方向にリング
３８を動かす様に位置ぎめ可能である。第２図に具体的
に示す様に、リング３８が下流側の位置にある時、１次
フラップ１２が流れの面積が相対的に最大であるのど部
３０を形成する。リング３８が上流側の位置にある時、
カム４２がカム面４０の上を転動し、カム面４０が弓形
であるから、１次フラップ１２は強制的に半径方向内向
きに移動させられ、のど部３０の流れの面積を相対的に
最小にする。
【００１６】位置ぎめ手段２６は円周方向に相隔たる複
数個の２次アクチュエ―タ４６をも有し、これは流体圧
サ―ボ弁であってよいが、ケ―シング１６に適当に接続
され、各々２次リング５０に適当に接続された伸出し可
能な２次棒４８を有する。好ましい実施例では、等角度
間隔で円周方向に相隔たる３つの２次アクチュエ―タ４
６が使われている。２次リング５０の上流側の端５４が
、円周方向に相隔たる複数個のア―ム５２に枢着されて
いる。ア―ム５２の下流側の端５６が、何れも夫々の２
次フラップ２０の下流側の端に枢着されている。各々の
２次アクチュエ―タ４６から大体１８０°の所に管状ス
リ―ブ５８が配置され、これはケ―シング１６に適当に
接続されている。このスリ―ブの中には摺動自在の細長
い支持棒６０がある。支持棒６０の下流側の端６２が２
次リング５０に適当に枢着される。
数個の２次アクチュエ―タ４６をも有し、これは流体圧
サ―ボ弁であってよいが、ケ―シング１６に適当に接続
され、各々２次リング５０に適当に接続された伸出し可
能な２次棒４８を有する。好ましい実施例では、等角度
間隔で円周方向に相隔たる３つの２次アクチュエ―タ４
６が使われている。２次リング５０の上流側の端５４が
、円周方向に相隔たる複数個のア―ム５２に枢着されて
いる。ア―ム５２の下流側の端５６が、何れも夫々の２
次フラップ２０の下流側の端に枢着されている。各々の
２次アクチュエ―タ４６から大体１８０°の所に管状ス
リ―ブ５８が配置され、これはケ―シング１６に適当に
接続されている。このスリ―ブの中には摺動自在の細長
い支持棒６０がある。支持棒６０の下流側の端６２が２
次リング５０に適当に枢着される。
【００１７】好ましい実施例では、等角度間隔の３つの
２次アクチュエ―タ４６があり、従って支持棒６０も３
つある。動作について説明すると、２次棒４８を伸ばす
と、２次リング５０が中心軸４４と平行に並進し、これ
がア―ム５２を回転させ、１次フラップの下流側の端１
８に対して２次フラップ２０を回転させることによって
、２次フラップ１２が位置ぎめされる。２次フラップ２
０は、普通Ａ９ と呼ばれる、２次フラップの下流側の
端２４に限定される流れの面積を増減する様に、こうし
て位置ぎめすることが出来る。
２次アクチュエ―タ４６があり、従って支持棒６０も３
つある。動作について説明すると、２次棒４８を伸ばす
と、２次リング５０が中心軸４４と平行に並進し、これ
がア―ム５２を回転させ、１次フラップの下流側の端１
８に対して２次フラップ２０を回転させることによって
、２次フラップ１２が位置ぎめされる。２次フラップ２
０は、普通Ａ９ と呼ばれる、２次フラップの下流側の
端２４に限定される流れの面積を増減する様に、こうし
て位置ぎめすることが出来る。
【００１８】２次フラップ２０は、前に述べた様に、中
心軸４４に対して軸対称に位置ぎめすることが出来る。 第４図は排気ノズル１０を上流側に見た図で、軸対称に
位置ぎめされた２次フラップ２０を示す。
心軸４４に対して軸対称に位置ぎめすることが出来る。 第４図は排気ノズル１０を上流側に見た図で、軸対称に
位置ぎめされた２次フラップ２０を示す。
【００１９】２次フラップ２０は、排気ノズル１０から
の排ガスのベクトル操作を行なう様に位置ぎめすること
も出来る。第５図は排気ノズル１０を上流側に見た図で
、２次排気フラップ２０は、排気ノズル１０と、この排
気ノズル１０を搭載した航空機のピッチ作用の為、排気
のベクトル操作の為に下向きに位置ぎめされた状態を示
している。第２図は、排気ノズル１０の頂部にある２次
アクチュエ―タ２６が作動されて、２次リング１０を傾
動する為に、２次棒４８を位置ぎめした状態を示す。 好ましい実施例では、３つの２次アクチュエ―タ４６が
使われており、第２図には示されていない他の２つの２
次アクチュエ―タ４６を作動して、夫々の２次棒４８を
、一番上の２次アクチュエ―タ４６の２次棒４８の伸出
しよりも少ない程度に伸出させる。２次リング５０を傾
動させることにより、２次フラップ２０は、排ガスを下
向きにベクトル操作する様に、第２図に示す様に位置ぎ
めされる。
の排ガスのベクトル操作を行なう様に位置ぎめすること
も出来る。第５図は排気ノズル１０を上流側に見た図で
、２次排気フラップ２０は、排気ノズル１０と、この排
気ノズル１０を搭載した航空機のピッチ作用の為、排気
のベクトル操作の為に下向きに位置ぎめされた状態を示
している。第２図は、排気ノズル１０の頂部にある２次
アクチュエ―タ２６が作動されて、２次リング１０を傾
動する為に、２次棒４８を位置ぎめした状態を示す。 好ましい実施例では、３つの２次アクチュエ―タ４６が
使われており、第２図には示されていない他の２つの２
次アクチュエ―タ４６を作動して、夫々の２次棒４８を
、一番上の２次アクチュエ―タ４６の２次棒４８の伸出
しよりも少ない程度に伸出させる。２次リング５０を傾
動させることにより、２次フラップ２０は、排ガスを下
向きにベクトル操作する様に、第２図に示す様に位置ぎ
めされる。
【００２０】第４図に戻って説明すると、隣合った２次
フラップ２０の間に全体的にパイ形の空間６４が示され
ている。この空間６４は、隣合った２次フラップ２０の
間からの排ガスの流れを防止する様に密封しなければな
らない。第４図に示す様な排気ノズル１０の軸対称運転
では、２次フラップ２０を夫々の１次フラップの下流側
の端２４の周りに同じだけ回転させると、第４図に示す
円形の流れの面積Ａ９ が単純に増減する。然し、第５
図に示す様に、２次フラップ２０が排ガスのベクトル操
作を行なう様に位置ぎめされる時、隣合った２次フラッ
プ２０が互いに斜めの位置にある。従って、隣合った２
次フラップ２０の間の空間６４′は、隣接する２次フラ
ップ２０がもはや単純に全体的に連続的な円周を限定せ
ず、一般的に階段状に不連続の円周を構成する為、更に
複雑である。この発明の好ましい実施例では、隣合った
２次フラップ２０の間の空間６４を密封する為の２次排
気ノズルのフラップ封じ６６を設ける。
フラップ２０の間に全体的にパイ形の空間６４が示され
ている。この空間６４は、隣合った２次フラップ２０の
間からの排ガスの流れを防止する様に密封しなければな
らない。第４図に示す様な排気ノズル１０の軸対称運転
では、２次フラップ２０を夫々の１次フラップの下流側
の端２４の周りに同じだけ回転させると、第４図に示す
円形の流れの面積Ａ９ が単純に増減する。然し、第５
図に示す様に、２次フラップ２０が排ガスのベクトル操
作を行なう様に位置ぎめされる時、隣合った２次フラッ
プ２０が互いに斜めの位置にある。従って、隣合った２
次フラップ２０の間の空間６４′は、隣接する２次フラ
ップ２０がもはや単純に全体的に連続的な円周を限定せ
ず、一般的に階段状に不連続の円周を構成する為、更に
複雑である。この発明の好ましい実施例では、隣合った
２次フラップ２０の間の空間６４を密封する為の２次排
気ノズルのフラップ封じ６６を設ける。
【００２１】１次排気ノズルのフラップ封じ６８を利用
して、隣合った１次フラップ１２の間の空間を密封する
。１次フラップ封じ６８はリブつき背骨７０を持ち、そ
の上流側の端７２が、第１図及び第３図に示す様に、ケ
―シング１６に適当に枢着されている。背骨２０の下流
側の端７４はＵ字形である。背骨７０に全体的に矩形の
１次封じ板７６が固着され、この封じ板は、封じとする
為に、隣接した１次フラップ１２と接触する様に位置ぎ
めされる。
して、隣合った１次フラップ１２の間の空間を密封する
。１次フラップ封じ６８はリブつき背骨７０を持ち、そ
の上流側の端７２が、第１図及び第３図に示す様に、ケ
―シング１６に適当に枢着されている。背骨２０の下流
側の端７４はＵ字形である。背骨７０に全体的に矩形の
１次封じ板７６が固着され、この封じ板は、封じとする
為に、隣接した１次フラップ１２と接触する様に位置ぎ
めされる。
【００２２】この発明の好ましい実施例の２次排気ノズ
ルのフラップ封じ６６が第６図乃至第１０図に更に詳し
く示されている。第６図及び第７図について説明すると
、排気ノズルのフラップ封じ６６が縦方向中心軸７８、
及びそれに対して垂直に配置された横軸８０を有する。 封じ６６は、中心軸７８と平行に整合した細長くて可撓
性の比較的薄い封じ板８２を有する。封じ板８２は内面
８４が、排気ノズルの縦軸線４４及び燃焼ガスに向い合
って半径方向内向きである。封じ板の外面８６は２次フ
ラップ２０に向って半径方向外向きである。封じ板は第
１の上流側の端８８及び第２の下流側の端９０をも有す
る。
ルのフラップ封じ６６が第６図乃至第１０図に更に詳し
く示されている。第６図及び第７図について説明すると
、排気ノズルのフラップ封じ６６が縦方向中心軸７８、
及びそれに対して垂直に配置された横軸８０を有する。 封じ６６は、中心軸７８と平行に整合した細長くて可撓
性の比較的薄い封じ板８２を有する。封じ板８２は内面
８４が、排気ノズルの縦軸線４４及び燃焼ガスに向い合
って半径方向内向きである。封じ板の外面８６は２次フ
ラップ２０に向って半径方向外向きである。封じ板は第
１の上流側の端８８及び第２の下流側の端９０をも有す
る。
【００２３】更にフラップ封じ６６が支持部材９２を持
ち、その第１の上流側の端９４が封じ板の上流側の端８
８の近くに配置され、第２の下流側の端９６が封じ板の
下流側の端９０の近くに配置される。支持部材９２は細
長く、全体的に封じ板８２と同長に、且つ中心軸７８と
平行に伸び、封じ板８２を支持する。
ち、その第１の上流側の端９４が封じ板の上流側の端８
８の近くに配置され、第２の下流側の端９６が封じ板の
下流側の端９０の近くに配置される。支持部材９２は細
長く、全体的に封じ板８２と同長に、且つ中心軸７８と
平行に伸び、封じ板８２を支持する。
【００２４】更にフラップ封じ６６が、支持部材９２を
封じ板８２に結合する手段９８を有する。この結合手段
９８は、封じ板の下流側の端９０が支持部材９２に対し
て摺動して、封じ板８２と支持部材９２の間の熱による
差別的な動きに対処出来る様にしながら、支持部材の上
流側の端９４を封じ板の上流側の端８８に固定的に結合
するのに有効である。
封じ板８２に結合する手段９８を有する。この結合手段
９８は、封じ板の下流側の端９０が支持部材９２に対し
て摺動して、封じ板８２と支持部材９２の間の熱による
差別的な動きに対処出来る様にしながら、支持部材の上
流側の端９４を封じ板の上流側の端８８に固定的に結合
するのに有効である。
【００２５】結合手段９８は、支持部材の上流側の端９
４を、例えば横方向に相隔たる一直線上の複数個の点溶
着部１００で示す様に、点溶接により、封じ板の上流側
の端８８に固定的に結合することを含む。更に結合手段
９８は、支持部材９２に第６図に示す様な相隔たる複数
個の支持孔１０２を設けることを含み、その１つの孔１
０２が第８図に更に詳しく示されている。更に結合手段
９８は好ましくは円形の凹んだ複数個の座金１０４を持
ち、１つずつの座金１０４が夫々の支持孔１０２内に配
置されている。各々の座金１０４は中心領域１０６が、
例えば点溶着部１０８により、封じ板８２の外面１０６
に固定的に結合される。座金１０４は、中心領域１０６
から半径方向外向きに伸びると共に、封じ板の外面８６
と平行に隔たる一体の外側環体１１０を有する。各々の
座金１０４は夫々１つの支持孔１０２より大きく、この
為、支持部材９２が外側環体１１０と封じ板の外面８６
の間に配置され、外側環体１１０が支持部材９２と摺動
係合して、相対的な摺動が出来る様にしながら、支持部
材９２を封じ板８２に結合する。
４を、例えば横方向に相隔たる一直線上の複数個の点溶
着部１００で示す様に、点溶接により、封じ板の上流側
の端８８に固定的に結合することを含む。更に結合手段
９８は、支持部材９２に第６図に示す様な相隔たる複数
個の支持孔１０２を設けることを含み、その１つの孔１
０２が第８図に更に詳しく示されている。更に結合手段
９８は好ましくは円形の凹んだ複数個の座金１０４を持
ち、１つずつの座金１０４が夫々の支持孔１０２内に配
置されている。各々の座金１０４は中心領域１０６が、
例えば点溶着部１０８により、封じ板８２の外面１０６
に固定的に結合される。座金１０４は、中心領域１０６
から半径方向外向きに伸びると共に、封じ板の外面８６
と平行に隔たる一体の外側環体１１０を有する。各々の
座金１０４は夫々１つの支持孔１０２より大きく、この
為、支持部材９２が外側環体１１０と封じ板の外面８６
の間に配置され、外側環体１１０が支持部材９２と摺動
係合して、相対的な摺動が出来る様にしながら、支持部
材９２を封じ板８２に結合する。
【００２６】更に具体的に云うと、第６図及び第８図に
示す様に、好ましい実施例の孔１０２及び座金１０４は
円形であり、孔１０２の直径がｄ１ であり、座金１０
４の外径がｄ２ であり、座金の中心領域１０６が円形
であって直径がｄ３ である。座金の中心領域１０６は
、ｄ３ がｄ１ より小さいことにより、夫々の支持孔
１０２より小さい。座金の外側環体は、直径ｄ２ がｄ
１ より大きいことにより、夫々１つの支持孔１０２よ
り大きく、支持部材９２を外側環体１１０と封じ板８２
の間に捕捉して、縦方向及び横方向の相対的な摺動が出
来る様にしながら、支持部材９２が封じ板９０に対して
垂直方向に相対的に移動しない様にしている。
示す様に、好ましい実施例の孔１０２及び座金１０４は
円形であり、孔１０２の直径がｄ１ であり、座金１０
４の外径がｄ２ であり、座金の中心領域１０６が円形
であって直径がｄ３ である。座金の中心領域１０６は
、ｄ３ がｄ１ より小さいことにより、夫々の支持孔
１０２より小さい。座金の外側環体は、直径ｄ２ がｄ
１ より大きいことにより、夫々１つの支持孔１０２よ
り大きく、支持部材９２を外側環体１１０と封じ板８２
の間に捕捉して、縦方向及び横方向の相対的な摺動が出
来る様にしながら、支持部材９２が封じ板９０に対して
垂直方向に相対的に移動しない様にしている。
【００２７】好ましい実施例では、第１図に示す様に、
封じの縦軸線７８を全体的にノズルの縦軸線４４と平行
に整合させて、フラップ封止６６が排気ノズル１０内に
配置される。同様に、座金１０４及び夫々の支持孔１０
２が封じの縦軸線７８と平行に整合していて、第６図に
示す様に、縦軸線７８と平行な横方向に相隔たる複数個
の列１１２として配置されることが好ましい。図示の特
定の実施例では、３列１１２を用い、各列は縦方向に相
隔たる７個の座金１０４と夫々の支持孔１０２を用いて
、封じ板８２を支持部材９２に対して全体的に一様に垂
直に保持する。
封じの縦軸線７８を全体的にノズルの縦軸線４４と平行
に整合させて、フラップ封止６６が排気ノズル１０内に
配置される。同様に、座金１０４及び夫々の支持孔１０
２が封じの縦軸線７８と平行に整合していて、第６図に
示す様に、縦軸線７８と平行な横方向に相隔たる複数個
の列１１２として配置されることが好ましい。図示の特
定の実施例では、３列１１２を用い、各列は縦方向に相
隔たる７個の座金１０４と夫々の支持孔１０２を用いて
、封じ板８２を支持部材９２に対して全体的に一様に垂
直に保持する。
【００２８】第６図及び第８図に示す様に、各々の支持
孔１０２は第１の上流側１１４及びそれと向い合った第
２の下流側１１６を有する。上流側１１４は、下流側の
端１１６のそれに対する位置よりも、支持部材の上流側
の端９４に一層近付けて配置される。各々の座金の中心
領域１０６は、フラップ封じ６６が、排気ノズル１０に
通される燃焼器の吐出排ガスの高温に露出する前、最初
は上流側１４に密に隣接して位置ぎめされ、それと接触
していてもよい。
孔１０２は第１の上流側１１４及びそれと向い合った第
２の下流側１１６を有する。上流側１１４は、下流側の
端１１６のそれに対する位置よりも、支持部材の上流側
の端９４に一層近付けて配置される。各々の座金の中心
領域１０６は、フラップ封じ６６が、排気ノズル１０に
通される燃焼器の吐出排ガスの高温に露出する前、最初
は上流側１４に密に隣接して位置ぎめされ、それと接触
していてもよい。
【００２９】封じ板８２が排気ノズル１０内の高温の燃
焼ガスに直接的に露出するから、封じ板８２が加熱され
、この為支持部材９２よりも一層早く膨張する。従って
、封じ板８２に固定された座金の中心領域１０６が、封
じ板８２を支持部材９２に固着する点溶着部１００より
縦方向下流側に並進する。従って、封じ板８２は支持部
材９２に対して縦方向に自由に膨張することが出来、そ
の間の差別的な動きが、座金の中心領域１０６と孔の下
流側１１６の間の空間によって出来るようにされている
。相対的な直径ｄ１ ，ｄ２ 及びｄ３ は、予想され
る差別的な動きの大きさに対処出来る様にするのに適切
な座金の中心領域１０６の摺動が支持孔１０２の中で得
られる様に選ぶことが好ましい。外側環体１１０が支持
孔１０２より大きいから、支持部材９２は封じ板８２に
対して保持されているが、この保持は、その間の縦方向
の摺動が出来る様にしている。
焼ガスに直接的に露出するから、封じ板８２が加熱され
、この為支持部材９２よりも一層早く膨張する。従って
、封じ板８２に固定された座金の中心領域１０６が、封
じ板８２を支持部材９２に固着する点溶着部１００より
縦方向下流側に並進する。従って、封じ板８２は支持部
材９２に対して縦方向に自由に膨張することが出来、そ
の間の差別的な動きが、座金の中心領域１０６と孔の下
流側１１６の間の空間によって出来るようにされている
。相対的な直径ｄ１ ，ｄ２ 及びｄ３ は、予想され
る差別的な動きの大きさに対処出来る様にするのに適切
な座金の中心領域１０６の摺動が支持孔１０２の中で得
られる様に選ぶことが好ましい。外側環体１１０が支持
孔１０２より大きいから、支持部材９２は封じ板８２に
対して保持されているが、この保持は、その間の縦方向
の摺動が出来る様にしている。
【００３０】好ましい実施例の封じ板８２は、封じ板の
下流側の端９０から封じ板の上流側の端９４まで、弓形
の横断面１１８を持ち、第７図に示す様に、半径Ｒ１
及び半径Ｒ４ によって限定することが出来る。第９図
及び第１０図は２つの横断面１１８を示す。第１の横断
面１１８ａは曲率半径Ｒ２ を持つ封じ板の下流側の端
９０に隣接して配置され、第２の横断面１１８ｂは、曲
率半径Ｒ３ を持つ封じ板の上流側の端８８の近くに配
置される。封じ板の下流側の端９０に於ける曲率半径Ｒ
１ は約５．５吋（１３．９７ｃｍ）の値を持ち、横断
面１１８の半径がＲ１ からＲ４ まで連続的に増加す
る。Ｒ４ はかなり大きく、Ｒ４ に伴う横断面１１８
は全体的に真直ぐ又は平坦である。
下流側の端９０から封じ板の上流側の端９４まで、弓形
の横断面１１８を持ち、第７図に示す様に、半径Ｒ１
及び半径Ｒ４ によって限定することが出来る。第９図
及び第１０図は２つの横断面１１８を示す。第１の横断
面１１８ａは曲率半径Ｒ２ を持つ封じ板の下流側の端
９０に隣接して配置され、第２の横断面１１８ｂは、曲
率半径Ｒ３ を持つ封じ板の上流側の端８８の近くに配
置される。封じ板の下流側の端９０に於ける曲率半径Ｒ
１ は約５．５吋（１３．９７ｃｍ）の値を持ち、横断
面１１８の半径がＲ１ からＲ４ まで連続的に増加す
る。Ｒ４ はかなり大きく、Ｒ４ に伴う横断面１１８
は全体的に真直ぐ又は平坦である。
【００３１】封じ板８２の連続的に変化する弓形断面１
１８は、第４図に示す様に、隣接する２次フラップ５２
の間にパイ形の空間を一層よく収容するのに好ましい。
１８は、第４図に示す様に、隣接する２次フラップ５２
の間にパイ形の空間を一層よく収容するのに好ましい。
【００３２】再び第６図乃至第９図について説明すると
、封じ板８２が、縦方向中心軸７８と全体的に平行に配
置された、第１の封じ縁１２０及びそれと向い合った第
２の封じ縁１２２を持っていて、排気ノズル１０の隣接
する２次フラップ２０と接触し、それと共に封じを構成
する。第１及び第２の封じ縁１２０，１２２は、フラッ
プ封じ６６の横断面１１８の凸の端によって構成され、
好ましい実施例では支持部材９２の一部分である。
、封じ板８２が、縦方向中心軸７８と全体的に平行に配
置された、第１の封じ縁１２０及びそれと向い合った第
２の封じ縁１２２を持っていて、排気ノズル１０の隣接
する２次フラップ２０と接触し、それと共に封じを構成
する。第１及び第２の封じ縁１２０，１２２は、フラッ
プ封じ６６の横断面１１８の凸の端によって構成され、
好ましい実施例では支持部材９２の一部分である。
【００３３】支持部材９２は、縦方向に相隔たる複数個
の強化リブ１２４を持つ比較的薄い板で構成することが
好ましい。リブは全体的にＵ字形断面を持っており、リ
ブ１２４を構成する波形を作る為に、支持部材の板９２
を単純な打型によって形成することが出来る。リブ１２
４は全体的に横軸８０と平行に配置され、互いに縦方向
に隔たっている。好ましい実施例では、座金１０４及び
夫々の支持孔１０２が、その間に限定された平面状の谷
部分１２６内で、隣合ったリブ１２４の間に配置される
。支持部材９２が比較的薄手であるから、これは比較的
可撓性がある。然し、リブ１２４が支持部材９２に好ま
しい構造的な堅牢性を持たせる。
の強化リブ１２４を持つ比較的薄い板で構成することが
好ましい。リブは全体的にＵ字形断面を持っており、リ
ブ１２４を構成する波形を作る為に、支持部材の板９２
を単純な打型によって形成することが出来る。リブ１２
４は全体的に横軸８０と平行に配置され、互いに縦方向
に隔たっている。好ましい実施例では、座金１０４及び
夫々の支持孔１０２が、その間に限定された平面状の谷
部分１２６内で、隣合ったリブ１２４の間に配置される
。支持部材９２が比較的薄手であるから、これは比較的
可撓性がある。然し、リブ１２４が支持部材９２に好ま
しい構造的な堅牢性を持たせる。
【００３４】更に具体的に云うと、リブ１２４が横方向
８０と平行に配置され、従ってフラップ封じ６６が、第
１及び第２の封じ縁１２０，１２２が隣接する２次フラ
ップ２０と接触する様に、排気ノズル１０内に配置され
た時、リブ１２４が、封じ板の内面８４にわたって作用
する排ガスの半径方向の力に耐える半径方向の堅牢性を
持つ様になる。然し、リブ１２４は縦方向には互いに隔
たっており、従って谷部分１２６は構造的に堅牢ではな
い。この為、フラップ封じ６６が縦軸線７８に対して捩
れて、例えば第５図に示す様な隣接する２次フラップ５
２の斜めの配置に対処する。
８０と平行に配置され、従ってフラップ封じ６６が、第
１及び第２の封じ縁１２０，１２２が隣接する２次フラ
ップ２０と接触する様に、排気ノズル１０内に配置され
た時、リブ１２４が、封じ板の内面８４にわたって作用
する排ガスの半径方向の力に耐える半径方向の堅牢性を
持つ様になる。然し、リブ１２４は縦方向には互いに隔
たっており、従って谷部分１２６は構造的に堅牢ではな
い。この為、フラップ封じ６６が縦軸線７８に対して捩
れて、例えば第５図に示す様な隣接する２次フラップ５
２の斜めの配置に対処する。
【００３５】従って、支持部材９２及び封じ板８２を含
むフラップ封じ６６は、各々のリブ１２４を通る横平面
内で堅牢でありながら、縦方向中心軸７８に対して捩れ
ることが出来る。更に、支持孔１０２が座金の中心領域
１０６より大きく、且つ座金の中心領域が最初は孔の下
流側１１６に隣接して配置され、第６図に示す様に、孔
１０４の向い合った横方向の第３及び第４の側面１２８
，１３０から等距離の所にあるから、封じ板８２の捩れ
に対処することが出来る。座金の中心領域１０６は縦軸
線７８に対して平行に自由に摺動出来るだけでなく、フ
ラップ封じ６６の捩れに対処する様に、横軸８０と平行
な何れの向きにも、自由に摺動することが出来る。封じ
板８２及び支持部材９２の両方が薄手であって、打型に
よって普通の方法で作れることが好ましい。実施例では
、板８２及び部材９２の厚さは０．０２０吋であり、ル
ネ４１の様な普通の排気フラップ材料で形成される。
むフラップ封じ６６は、各々のリブ１２４を通る横平面
内で堅牢でありながら、縦方向中心軸７８に対して捩れ
ることが出来る。更に、支持孔１０２が座金の中心領域
１０６より大きく、且つ座金の中心領域が最初は孔の下
流側１１６に隣接して配置され、第６図に示す様に、孔
１０４の向い合った横方向の第３及び第４の側面１２８
，１３０から等距離の所にあるから、封じ板８２の捩れ
に対処することが出来る。座金の中心領域１０６は縦軸
線７８に対して平行に自由に摺動出来るだけでなく、フ
ラップ封じ６６の捩れに対処する様に、横軸８０と平行
な何れの向きにも、自由に摺動することが出来る。封じ
板８２及び支持部材９２の両方が薄手であって、打型に
よって普通の方法で作れることが好ましい。実施例では
、板８２及び部材９２の厚さは０．０２０吋であり、ル
ネ４１の様な普通の排気フラップ材料で形成される。
【００３６】各々のフラップ封じ６６が、１対の普通の
Ｔ字形押え部材１３２により、第１図に示す様に排気ノ
ズル１０の中に配置される。押え部材１３２が、支持部
材９２に適当に固着した基部１３４と、１対のＴ字形の
端１３６を持ち、これらの端が２次フラップ２０の外面
と摺動接触して、第１及び第２の封じ縁１２０，１２２
を２次フラップ２０の内面に押えつける。フラップ封じ
６６は、封じ板８２の上流側の端に押えピン１３８をも
持ち、これが１次フラップ封じ６８のＵ字形の下流側の
端７４内に位置ぎめされる。普通の中心合せリンク機構
１４０の基部１４２が、支持部材９２に適当に固着され
る。リンク機構１４０が隣接する２次フラップ２０に適
当に接続され、２次フラップ２０が動く間、フラップ封
じ６６を中心合せされた位置に保つ。
Ｔ字形押え部材１３２により、第１図に示す様に排気ノ
ズル１０の中に配置される。押え部材１３２が、支持部
材９２に適当に固着した基部１３４と、１対のＴ字形の
端１３６を持ち、これらの端が２次フラップ２０の外面
と摺動接触して、第１及び第２の封じ縁１２０，１２２
を２次フラップ２０の内面に押えつける。フラップ封じ
６６は、封じ板８２の上流側の端に押えピン１３８をも
持ち、これが１次フラップ封じ６８のＵ字形の下流側の
端７４内に位置ぎめされる。普通の中心合せリンク機構
１４０の基部１４２が、支持部材９２に適当に固着され
る。リンク機構１４０が隣接する２次フラップ２０に適
当に接続され、２次フラップ２０が動く間、フラップ封
じ６６を中心合せされた位置に保つ。
【００３７】第１図及び第９図に示す様に、支持部材９
２の下流側の端９６に隣接して、横断面１１８ａのリブ
１２４が、隣接する第１及び第２の封じ縁１２０，１２
２の下方に配置されて、リブ１２４が隣接する２次フラ
ップ２０を妨害しない様にしている。支持部材９２の上
流側の端９４に隣接して、横断面１１８ｂのリブ１２４
は全体的に弓形であり、第１０図及び第１図に示す様に
外向きに凸であって、第１及び第２の封じ縁１２０，１
２２と合体し、リブ１２４が隣接する２次フラップ２０
の妨げにならない様にしている。
２の下流側の端９６に隣接して、横断面１１８ａのリブ
１２４が、隣接する第１及び第２の封じ縁１２０，１２
２の下方に配置されて、リブ１２４が隣接する２次フラ
ップ２０を妨害しない様にしている。支持部材９２の上
流側の端９４に隣接して、横断面１１８ｂのリブ１２４
は全体的に弓形であり、第１０図及び第１図に示す様に
外向きに凸であって、第１及び第２の封じ縁１２０，１
２２と合体し、リブ１２４が隣接する２次フラップ２０
の妨げにならない様にしている。
【００３８】この発明の好ましい実施例と考えられるも
のを説明したが、当業者には、以上の説明からこの他の
変更が考えられよう。従って、特許請求の範囲は、この
発明の範囲内に含まれるこの様な全ての変更を包括する
ものであることを承知されたい。
のを説明したが、当業者には、以上の説明からこの他の
変更が考えられよう。従って、特許請求の範囲は、この
発明の範囲内に含まれるこの様な全ての変更を包括する
ものであることを承知されたい。
【００３９】更に具体的に云うと、例として云うに過ぎ
ないが、この発明の２次フラップ封じ６６は、ベクトル
操作が可能な軸対称の可変面積ノズルに特に有用である
けれども、ベクトル操作の出来ないノズル、又は熱によ
る差別的な動きに対処する為に同様な封じ縁１２０，１
２２を必要とするこの他のノズルにも使うことが出来る
。封じ縁１２０，１２２が支持板９２の一部分として形
成されているが、支持部材９２が封じ板８２と重ならな
い場合には、封じ板８２の一部分として形成してもよい
。Ｕ字形補強リブ１２４の好ましい実施例を説明したが
、この他の形式の補強リブを用いてもよい。更に、１次
フラップ封じ６８は、１次フラップ１２がベクトル操作
が出来ず、捩れないが、好ましい実施例の２次フラップ
封じ６６の様に構成することが出来る。
ないが、この発明の２次フラップ封じ６６は、ベクトル
操作が可能な軸対称の可変面積ノズルに特に有用である
けれども、ベクトル操作の出来ないノズル、又は熱によ
る差別的な動きに対処する為に同様な封じ縁１２０，１
２２を必要とするこの他のノズルにも使うことが出来る
。封じ縁１２０，１２２が支持板９２の一部分として形
成されているが、支持部材９２が封じ板８２と重ならな
い場合には、封じ板８２の一部分として形成してもよい
。Ｕ字形補強リブ１２４の好ましい実施例を説明したが
、この他の形式の補強リブを用いてもよい。更に、１次
フラップ封じ６８は、１次フラップ１２がベクトル操作
が出来ず、捩れないが、好ましい実施例の２次フラップ
封じ６６の様に構成することが出来る。
【図１】ガスタ―ビン機関に対する可変面積の軸対称の
ベクトル操作が可能な排気ノズルの一部分を断面で示し
た斜視図である。
ベクトル操作が可能な排気ノズルの一部分を断面で示し
た斜視図である。
【図２】第１図に示す排気ノズルを線２−２で切った横
断面図である。
断面図である。
【図３】第１図に示す排気ノズルを線３−３で切った横
断面図である。
断面図である。
【図４】軸対称形式に配置された第１図に示す排気ノズ
ルを線４−４から見た端面図である。
ルを線４−４から見た端面図である。
【図５】第１図に示す排気ノズルをベクトル操作位置に
配置した時を線４−４から見た端面図である。
配置した時を線４−４から見た端面図である。
【図６】第１図に示したノズルの１つの２次排気ノズル
のフラップ封じの平面図である。
のフラップ封じの平面図である。
【図７】第６図に示したフラップ封じを線７−７で切っ
た縦断面図である。
た縦断面図である。
【図８】第７図に示すフラップ封じの一部分の拡大断面
図である。
図である。
【図９】第６図及び第７図に示したフラップ封じを線９
−９で切った横断面図である。
−９で切った横断面図である。
【図１０】第６図及び第７図に示したフラップ封じを線
１０−１０で切った横断面図である。
１０−１０で切った横断面図である。
８２ 封じ板
８８，９０ その端
９２ 支持部材
１０２ 支持孔
１０４ 座金
Claims (21)
- 【請求項１】 ガスタ―ビン機関の排気ノズルの封じ
に於て、第１の端及び向い合った第２の端を持つ封じ板
と、第１の端を持っていて、前記封じ板と全体的に同長
に伸びていて該封じ板を支持する支持部材と、該支持部
材を前記封じ板に結合する手段とを有し、該手段は前記
支持部材の第１の端を前記封じ板の第１の端に固定的に
結合しながら、前記封じ板及び前記支持部材の間の差別
的な熱による動きに対処する為に、前記封じ板の第２の
端が前記支持部材に対して相対的に摺動することが出来
る様にする作用を持つ封じ。 - 【請求項２】 前記結合する手段が、前記支持部材に
ある相隔たる複数個の支持孔と、複数個の座金とを有し
、各々の座金は中心領域が前記封じ板に固定的に結合さ
れると共に、夫々前記封じ板から隔たる外側環体を持ち
、各々の座金は夫々１つの支持孔よりも大きくて、前記
支持部材が前記外側環体と封じ板の間に配置される様に
支持孔の中に配置されており、前記外側環体が前記支持
部材に摺動係合して、前記支持部材を封じ板に結合しな
がら、その間の摺動が出来る様にしている請求項１記載
の封じ。 - 【請求項３】 封じが縦方向中心軸を持ち、前記結合
する手段は、前記座金及び夫々の支持孔が前記縦方向中
心軸と平行に整合する様になっていることを含む請求項
２記載の封じ。 - 【請求項４】 封じが縦方向中心軸並びにそれに対し
て垂直に配置された横軸を持ち、前記結合する手段は、
前記座金及び夫々の支持孔が、前記縦方向中心軸と平行
な横方向に相隔たる複数個の列として配置されることに
よって構成されている請求項２記載の封じ。 - 【請求項５】 前記座金及び支持孔が円形である請求
項２記載の封じ。 - 【請求項６】 各々の支持孔が第１の側及び向い合っ
た第２の側を持ち、前記第１の側は前記支持部材の第１
の側面に一層接近して配置され、各々の座金の中心領域
が夫々の支持孔より小さく、封じが高温に露出する前は
、最初は支持孔の第２の側に密に隣接して位置ぎめされ
ている請求項２記載の封じ。 - 【請求項７】 封じ板が縦方向中心軸及びそれに対し
て垂直に配置された横軸を持ち、封じ板が前記縦方向中
心軸と全体的に平行に配置された第１の封じ縁及び向い
合った第２の封じ縁を持っていて、前記排気ノズルの隣
接する部材と接触して、それと共に封じを構成する請求
項２記載の封じ。 - 【請求項８】 前記封じ板が弓形の横断面を持ち、前
記第１及び第２の縁が、前記封じ板に取付けられた支持
部材の夫々の端を限定している請求項７記載の封じ。 - 【請求項９】 前記横断面の半径が封じ板の第１の端
から封じ板の第２の端まで変化する請求項８記載の封じ
。 - 【請求項１０】 前記横断面が封じ板の前記第２の端
で略真直ぐである請求項９記載の封じ。 - 【請求項１１】 前記第１及び第２の封じ縁が前記支
持部材の凸の端によって限定されている請求項８記載の
封じ。 - 【請求項１２】 前記支持部材が相隔たる複数個の補
強リブを持つ板で構成される請求項２記載の封じ。 - 【請求項１３】 支持孔が前記リブの間に配置される
請求項１２記載の封じ。 - 【請求項１４】 封じが縦方向中心軸及びそれに対し
て垂直に配置された横軸を持ち、前記リブが前記横軸と
平行に配置されていて、互いに縦方向に隔たっている請
求項１２記載の封じ。 - 【請求項１５】 支持孔が前記リブの間に配置されて
いる請求項１４記載の封じ。 - 【請求項１６】 前記座金及び夫々の支持孔が、前記
縦方向中心軸と平行な横方向に相隔たる複数個の列とし
て配置されている請求項１５記載の封じ。 - 【請求項１７】 前記列が横方向に相隔たって３つあ
り、各々の列は前記座金及び夫々の支持孔を７個持って
いる請求項１６記載の封じ。 - 【請求項１８】 前記支持部材の板が可撓性であって
、前記補強リブが縦方向に隔たっていて、各々のリブを
通る横平面内では剛体でありながら、前記支持板及び封
じ板を前記縦方向中心軸に対して捩ることが出来る様に
している請求項１６記載の封じ。 - 【請求項１９】 各々の支持孔が第１の側及び向い合
う第２の側を持ち、前記第１の側は前記支持部材の第１
の側面に一層接近して配置されており、各々の座金の中
心領域が夫々の支持孔より小さく、前記封じが高温に露
出する前は、最初はその前記第２の側に密に接近して位
置ぎめされていて、前記封じ板を前記封じ板の第１の端
から支持部材に対して熱膨張させると共に、前記縦方向
中心軸の周りに捩ることが出来る様にしている請求項１
８記載の封じ。 - 【請求項２０】 円周方向に相隔たる複数個の１次排
気フラップと、該１次フラップから下流側に伸びる円周
方向に相隔たる複数個の２次排気フラップと、前記１次
及び２次フラップによって限定される流れの面積を制御
する為に、該フラップを位置ぎめする手段と、請求項１
９に記載した複数個の封じとを有し、各々の封じは隣接
した２次排気フラップの間に配置され、前記第１及び第
２の封じ縁が隣接する２次排気フラップと密封接触する
様に配置されている可変面積排気ノズル。 - 【請求項２１】 ２次排気フラップがベクトル操作が
可能であり、前記排気フラップをベクトル操作する時、
前記封じが捩れ可能であって、前記第１及び第２の封じ
縁と隣接する２次排気フラップの間の密封接触を保つ請
求項２０記載の排気ノズル。
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