JP4890145B2 - 熱的にコンプライアントなタービンシュラウドアセンブリ - Google Patents

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Description

本発明は、一般にガスタービン構成要素に関し、より詳細には、タービンシュラウドおよび関連ハードウェアに関する。
ガスタービンエンジンは、これらのガスからエネルギーを効率的に生成および抽出するために、高温で動作させることが望ましい。ガスタービンエンジンのある種の構成要素、たとえば静止側シュラウドとそれらの支持構造は、燃焼ガスの加熱されたストリームにさらされる。シュラウドは1次ガス流温度に耐えるように構築されるが、その支持構造は、そのように構築されず、1次ガス流温度から保護しなければならない。そのために、2次流路と1次流路の間で陽差圧(positive pressure difference)が維持される。これは、逆流マージンまたは「BFM(back flow margin)」と表される。陽性BFMは、どの漏れ流も確実に非流路エリアから流路に移動し、他方の方向で移動しないようにする。
従来技術のタービン設計では、上述のシュラウド、リテーナ、支持部材など様々なアーチ形フィーチャは、低温(すなわち、室温)組立て条件下で、それらの界面部において整合周縁曲率を有するように設計される。高温エンジン動作条件の間、シュラウドおよびハンガは加熱され、それら自体の温度応答に従って膨張する。シュラウド温度はハンガ温度よりはるかに高く、シュラウドセグメントはハンガセグメントまたはリングより小さいことがあるため、シュラウドセグメントの曲率は、定常状態の高温動作条件下で、界面部においてハンガ曲率より大きく、それと異なるように膨張することになる。さらに、シュラウド内での温度勾配がハンガ内より大きく、シュラウドがよりたわむ、またはコーディング(cording)する。
シュラウド支持レールとハンガ支持レールの間の、界面部におけるこれらの曲率差のため、ハンガ支持レールとシュラウド支持レールの間で漏れ間隙(leakage gap)が形成され、それによりシュラウド後縁部で冷却空気の過大な漏れが引き起こされ、シュラウド前縁部でBFMが低下する可能性があり、高温の流路ガスを局所的に吸い込む危険が著しく高まる。また、これらの曲率の偏差は、高温条件でシュラウドに対して応力を生み出す可能性があり、シュラウドの寿命を低下させる。
米国特許第6354795号公報
したがって、高温動作条件でシュラウド支持レールとハンガ支持レールの間の曲率偏差を低減することができ、シュラウドとハンガ双方の耐久性に対する悪影響の危険を最小限に抑えるシュラウド設計が求められている。
上述の必要は本発明によって満たされ、本発明は、一態様によれば、高温動作条件で、その低温組立て条件における温度より実質的に温度が高いガスタービンエンジン用のシュラウドアセンブリであって、回転タービンブレードの列を囲むように適合され、アーチ形の、軸方向で延びる取付けフランジを有する少なくとも1つのアーチ形シュラウドセグメントと、取付けフランジと対合関係で配置された、アーチ形の、軸方向で延びるフックを有するシュラウドハンガとを含むシュラウドアセンブリを提供する。シュラウドセグメントとシュラウドハンガのうち1つの寸法は、高温動作条件において、それらの間で整合界面を作り出すように選択される。
本発明の他の態様によれば、ガスタービンエンジン用のシュラウドアセンブリを構築する方法が以下のステップ、すなわち、回転タービンブレードの列を囲むように適合された少なくとも1つのアーチ形シュラウドセグメントであって、周囲温度で第1の低温曲率を有し且つ前記周囲温度より実質的に高い動作温度で第1の高温曲率を有する、アーチ形の、軸方向で延びる取付けフランジを備える前記シュラウドセグメントを準備するステップと、前記周囲温度で第2の低温曲率を有し且つ前記動作温度で第2の高温曲率を有する、アーチ形の、軸方向で延びるフックを備え、該フックが前記取付けフランジと対合関係で配置されたシュラウドハンガを準備するステップと、前記第1および第2の高温曲率が前記シュラウドセグメントと前記シュラウドハンガの間で、予め選択された寸法関係を規定するように、前記第1および第2の低温曲率を選択するステップと、を含む。
本発明は、添付の図面と共に以下の説明を参照することによって、最もよく理解することができる。
同一の符号が様々な図全体にわたって同じ要素を示す諸図面を参照すると、図1は、ガスタービンエンジンの高圧タービン(HPT)10の一部分を示す。HPT10は、エンジンケーシング12内で配置されたいくつかのタービン段を含む。図1に示されているように、HPT10は2つの段を有するが、異なる数の段が可能である。第1のタービン段は、エンジンの中心線軸「C」の周りで回転する第1段ディスク18から径方向で外向きに延びる複数の、円周方向で離隔された第1段ブレード16を有する第1段ロータ14と、燃焼ガスを第1段ロータ14内に流すための静止側第1段タービンノズル20とを含む。第2のタービン段は、エンジンの中心線軸の周りで回転する第2段ディスク26から径方向で外向きに延びる複数の、円周方向で離隔された第2段ブレード24を有する第2段ロータ22と、燃焼ガスを第2段ロータ22内に流すための静止側第2段ノズル28とを含む。複数のアーチ形第1段シュラウドセグメント30は、第1段ブレード16を近接して囲み、それにより第1段ロータ14を流通する高温燃焼ガス用の外部径方向流路境界を画定するように、環状アレイで円周方向に配列される。
複数のアーチ形第2段シュラウドセグメント32は、第2段ブレード24を近接して囲み、それにより第2段ロータ22を流通する高温燃焼ガス用の外部径方向流路境界を画定するように、環状アレイで円周方向に配列される。シュラウドセグメント32とそれらの支持ハードウェアは、本明細書では「シュラウドアセンブリ」33と称する。
図2は、従来技術のシュラウドアセンブリ33をより詳しく示す。「シュラウドハンガ」34と称する支持構造がエンジンケーシング12に取り付けられ(図1参照)、第2段シュラウドセグメント32をケーシング12に保持する。シュラウドハンガ34は、一般にアーチ形であり、長手方向部材41によって連結された、離隔された前方および後方の径方向で延びるアーム38および40をそれぞれ有する。シュラウドハンガ34は、単一の連続する360°構成要素とすることも、2つ以上のアーチ形セグメントに分割することもできる。アーチ形前方フック42は、前方アーム38から軸方向で後方に延び、アーチ形後方フック44は、後方アーム40から軸方向で後方に延びる。
各シュラウドセグメント32は、径方向で外向きに延びる前方レール48および後方レール50をそれぞれ有するアーチ形ベース46を含む。前方取付けフランジ52は、各シュラウドセグメント32の前方レール48から前方に延び、後方取付けフランジ54は、各シュラウドセグメント32の後方レール50から後方に延びる。シュラウドセグメント32は、ガスタービンエンジン内の高い動作温度で許容される強度を有する、ニッケルをベースとする超合金など好適な超合金の一個構成鋳鋼として形成することができる。前方取付けフランジ52は、シュラウドハンガ34の前方フック42に係合する。各シュラウドセグメント32の後方取付けフランジ54は、シュラウドハンガ34の後方フック44と並設され、一般に「Cクリップ」56と称する複数の保持部材によって定位置に保持される。
Cクリップ56は、内部アーム58および外部アーム60をそれぞれ有する、それぞれがC字形断面を有するアーチ形部材であり、内部アーム58および外部アーム60は、シュラウドセグメント32の後方端をシュラウドハンガ34に対して定位置に固定するように、後方取付けフランジ54および後方フック44にぴったり重なり合う。これらは単一の連続するリングとして形成することができるが、Cクリップ56は、典型的には、熱膨張に対処するように分割される。典型的には、1つのCクリップ56は、シュラウド全体に加えて、隣接する各シュラウドの2分の1を固定する。この場合には、Cクリップ56の2倍の数のシュラウドセグメント32がある。
図3は、シュラウドセグメント32の後方部分の拡大図であり、様々な構成要素の半径を示す。「R1」は、Cクリップ56の内部アーム58の外側半径である。「R2」は、シュラウドセグメント32の後方取付けフランジ54の内側半径であり、「R3」はその外側半径である。「R4」は、シュラウドハンガ34の後方フック44の内側半径であり、「R5」はその外側半径である。最後に、「R6」は、Cクリップ56の外部アーム60の内側半径である。これらの半径は、様々な構成要素間で界面62、64、66を画定する。たとえば、下部Cクリップアーム58の半径「R1」と、後方取付けフランジ54の「R2」は、界面62で出会う。
図4Aは、低温(すなわち、室温)組立て条件でのこれらの界面62、64、66の曲率の関係を示す。諸曲率は、この条件で、予め選択された寸法関係になるように設計される。本明細書では、「予め選択された寸法関係」という用語は、構成要素間の特定の所期の関係が、指定された径方向間隙であろうと、構成要素間の間隙が公称ゼロである「整合界面」であろうと、指定された量の径方向干渉であろうと、その関係がその界面部で多少とも一貫して当てはまることを意味する。たとえば、図4Aでは、後方取付けフランジ54および後方フック44に所定の締付け力をもたらすために、既知の工学原理に従って、界面62および66の周縁の周りの各点で、予め選択された径方向干渉がある。界面64は、半径R3が半径R4に等しい点で「整合界面」である。「曲率」という用語を使用し、直線からの偏差を指すこと、また曲率の大きさは、ある構成要素または構成要素のフィーチャの円半径に反比例することに留意されたい。
図4Bは、低温組立て条件から高温エンジン動作条件への界面62、64、66の変化を示す。動作温度、たとえば約538℃(1000°F)から約982℃(1800°F)のバルク材料温度では、シュラウドセグメント32、シュラウドハンガ34、Cクリップ56のすべてが加熱され、それら自体の温度応答に従って膨張する。シュラウド温度は、ハンガ温度よりはるかに高く、シュラウドセグメント32は、ハンガセグメントまたはリングよりはるかに小さいため、シュラウドセグメント32の曲率は、定常状態の高温動作条件下で、界面64部においてハンガ曲率より大きく、それと異なるように膨張することになる。さらに、シュラウドセグメント32内での温度勾配がハンガ内より大きい。その結果、シュラウドセグメント32とその後方取付けフランジ54は、Cクリップ56または後方フック44よりはるかに大きい程度で、扁平な形状に膨張しその半径を増す傾向がある(「コーディング」と称する現象)。これにより、界面64部において、シュラウド後方取付けフランジ外部半径とシュラウドハンガ後方フック内部半径との間で、間隙「G」が形成される。この間隙Gは、おそらくは高温ガスが非流路領域内に吸い込まれる点まで、過大な漏れを許し、許容されるBFMを低下させる可能性がある。
図5は、本発明に従って構築されたシュラウドアセンブリ133を示す。シュラウドアセンブリ133は、大抵の態様において従来技術のシュラウドアセンブリ33と実質的に同一であり、長手方向部材141によって連結された、離隔された前方および後方の径方向で延びるアーム138および140をそれぞれ有する「シュラウドハンガ134」と、アーチ形の前方フック142および後方フック144とを含む。シュラウドセグメント132は、前方取付けフランジ152および後方取付けフランジ154をそれぞれ担持する前方レール148および後方レール150を有するアーチ形ベース146を含む。前方取付けフランジ152は、シュラウドハンガ134の前方フック142に係合する。シュラウドセグメント132は、それぞれが内部アーム158および外部アーム160をそれぞれ有する複数の「Cクリップ」156によって定位置に保持される。
シュラウドアセンブリ133は、主にシュラウドセグメント132、シュラウドハンガ134、およびCクリップ156のある種の寸法の選択においてシュラウドアセンブリ33と異なり、これらの寸法は、これらの構成要素間の界面162、164、166に影響を及ぼす(図6Aおよび図6B参照)。
図6Aは、これらの界面162、164、166の「低温曲率」とも称される、低温(すなわち、周囲環境温度)組立て条件におけるそれらの曲率の関係を示す。界面の「高温」曲率は、予想される高温エンジン動作条件で、予め選択された寸法関係を達成するように選択され、これらが、各構成要素の熱成長差に基づいて、低温組立て条件で意図的に「不整合化」または「補正」されることを意味する。具体的には、シュラウド後方取付けフランジ154の外部表面の曲率は、低温条件において、ハンガ後方フック144の曲率より大きい。
動作温度、たとえば約538℃(1000°F)から約982℃(1800°F)のバルク材料温度では、シュラウドセグメント132とその後方取付けフランジ154は高温となり、シュラウドハンガ後方フック144より大きく膨張し、それらの間の界面164が、従来技術におけるものより「整合」されることに近づくものとなる。上記で指摘したように、本明細書では、「整合界面」という用語は、構成要素間の間隙が公称ゼロであることを意味する。本明細書で述べられている原理はまた、他の種類の寸法関係にも使用することができる。たとえば、予め選択された寸法関係は、指定された径方向間隙、または指定された量の径方向干渉とすることができる。図6Bに示されているように、より整合された界面164は、図4Bでわかる間隙「G」を実質的に減少させる、またはなくすることになり、したがって、最も広く行き渡っているエンジン動作条件において、より良好な封止を形成し、漏れ流を低下させる。これは、海洋および産業応用分野で使用されるものなど、産業用、高温適時のエンジンにおいて特に重要である。
この補正は、異なる方法によって達成することができる。どのような場合でも、シュラウドアセンブリ133の高温挙動をモデル化する好適な手段を使用し、構成要素が高温動作条件に加熱されたときの構成要素の寸法変化をシミュレーションする。次いで、構成要素の低温寸法は、適切な「スタックアップ(stack-up)」または寸法相互関係が高温動作条件で得られるように設定される。
所望の高温スタックアップは、構成要素の単純な、意図的な不整合を介して達成することができる。たとえば、「ベースライン」寸法を有するシュラウドハンガ134を有する図のシュラウドアセンブリ133では、Cクリップ156およびシュラウドセグメント132は、これらの構成要素が通常そうであるはずのものよりわずかに小さい円半径を有する、異なるエンジンと共に使用することが意図される構成要素を使用することができる。たとえば、シュラウド取付けフランジ154の外側半径がシュラウド後方フック144の内側半径に等しくなることを意図され、これらの寸法がどちらも、低温組立て条件で約44.5cm(17.5インチ)であるシュラウドアセンブリでは、シュラウド取付けフランジ154の外側半径の約2インチから約3インチの減少が、最適な量の「補正」と考えられることになる。これにより、理論的には、シュラウド取付けフランジ154の外側半径が、高温動作条件でシュラウド後方フック144の内側半径に等しくなることになる。この結果が、図6Bに示されているものである。
実際には、高温動作条件で、予め選択された寸法関係を、所望の程度で得ることと、低温組立て条件で、構成要素不整合によって引き起こされた組立て時の難点を管理することの間で、バランスを取らなければならない。また、低温組立て条件において、構成要素応力を許容される制限内で保たなければならない。図の例では、シュラウド取付けフランジ154の外側半径は、低温組立て条件で、シュラウド後方フック144の内側半径より約1.02mm(0.040インチ)から約1.27mm(0.050インチ)小さい。この補正量は、上述の間隙「G」を完全になくさないが、有益であることが判明している。換言すれば、この例の「予め選択された寸法関係」は、従来技術に対して、間隙「G」のサイズが縮小されることであろう。
別法として、目的に合うように設計された構成要素を使用することができる。たとえば、シュラウドハンガ後方フック144は、その曲率が、低温条件で、シュラウド後方取付けフランジ154の曲率より小さくなるように構築することができる。これは、図6Aに示されているものと同じ、界面164の相対「スタックアップ」になるであろう。また、シュラウドハンガ134とシュラウドセグメント132を共にある程度修正することによって、所望の高温界面整合を達成することができる。
上述の構成および組立て方法により、後縁フック漏れ流が低減される可能性があり、シュラウド逆流マージンが向上される。また、整合界面により、高温エンジン動作条件で、Cクリップ応力が低減され、シュラウド応力が低減され、Cクリップ歪みが低減される。
ガスタービンエンジン用のシュラウドアセンブリについて述べた。本発明の特定の実施形態について述べられているが、本発明の精神および範囲から逸脱することなしに、様々な修正をそれらに加えることができることが、当業者には明らかとなるであろう。たとえば、本発明は、上記で第2段シュラウドアセンブリに関して詳しく述べられているが、同様な構造を、タービンの他の部分に組み込むことができる。したがって、本発明の好ましい実施形態の前述の説明、および本発明を実施するための最良の形態は、例示のために提供されているにすぎず、限定するために提供されていない。本発明は、特許請求の範囲によって規定される。
本発明のシュラウドアセンブリを組み込む例示的な高圧タービンセクションの横断面図である。 図1のタービンセクションの一部分の拡大図である。 図2の一部分の拡大横断面図である。 図2の線4−4に沿った部分横断面図である。 図2の線4−4に沿った部分横断面図である。 本発明に従って構築されたシュラウドアセンブリの横断面図である。 図5の線6−6に沿った部分横断面図である。 図5の線6−6に沿った部分横断面図である。
符号の説明
10 高圧タービン(HPT)
12 エンジンケーシング
14 第1段ロータ
16 第1段ブレード
18 第1段ディスク
20 第1段タービンノズル
22 第2段ロータ
24 第2段ブレード
26 第2段ディスク
28 第2段ノズル
30 第1段シュラウドセグメント
32 第2段シュラウドセグメント
33 シュラウドアセンブリ
34 シュラウドハンガ
38 前方の径方向で延びるアーム
40 後方の径方向で延びるアーム
41 長手方向部材
42 アーチ形前方フック
44 アーチ形後方フック
46 アーチ形ベース
48 径方向で外向きに延びる前方レール
50 径方向で外向きに延びる後方レール
52 前方取付けフランジ
54 後方取付けフランジ
56 Cクリップ
58 内部アーム
60 外部アーム
R1 Cクリップ56の内部アーム58の外側半径
R2 シュラウドセグメント32の後方取付けフランジ54の内側半径
R3 シュラウドセグメント32の後方取付けフランジ54の外側半径
R4 シュラウドハンガ34の後方フック44の内側半径
R5 シュラウドハンガ34の後方フック44の外側半径
R6 Cクリップ56の外部アーム60の内側半径
62 界面
64 界面
66 界面
G 間隙
132 シュラウドセグメント
133 シュラウドアセンブリ
134 シュラウドハンガ
138 離隔された前方の径方向で延びるアーム
140 離隔された後方の径方向で延びるアーム
141 長手方向部材
142 アーチ形前方フック
144 アーチ形後方フック
146 アーチ形ベース
148 前方レール
150 後方レール
152 前方取付けフランジ
154 後方取付けフランジ
156 Cクリップ
158 内部アーム
160 外部アーム
162 界面
164 界面
166 界面

Claims (9)

  1. 高温動作条件で、その低温組立て条件における温度より温度が高いガスタービンエンジン用のシュラウドアセンブリ(133)において、
    回転タービンブレードの列を囲むように適合された少なくとも1つのアーチ形シュラウドセグメント(132)であって、前記シュラウドセグメント(132)が、アーチ形の、軸方向で延びる取付けフランジ(154)を有するシュラウドセグメントと、
    前記取付けフランジ(154)と対合関係で配置された、アーチ形の、軸方向で延びるフック(144)を有するシュラウドハンガ(134)と
    を備え、
    前記対合関係は、前記低温組立て条件下では、前記取付けフランジ及び前記フックの周方向中央位置で前記取付けフランジ及び前記フックが接する関係であり、
    前記取付けフランジ及び前記フックは、該取付けフランジ及び前記フックの間に半径方向間隙を形成し、該半径方向間隙は、前記低温組立て条件下で前記中央位置から周方向に離れた位置にあり、
    前記シュラウドハンガ(134)および前記シュラウドセグメント(132)が、前記高温動作条件で熱膨張を受け、前記シュラウドセグメント(132)とシュラウドハンガ(134)のうち1つの寸法が、前記高温動作条件において前記取付けフランジ(154)の外側半径と前記フック(144)の内側半径とが等しくなるように選択されるシュラウドアセンブリ。
  2. 前記予め選択された寸法関係が、前記フック(144)と前記取付けフランジ(154)の対合部分間の、予め選択された量の径方向干渉を含む、請求項1記載のシュラウドアセンブリ(133)。
  3. 前記予め選択された寸法関係が、前記フック(144)と前記取付けフランジ(154)の対合部分間の整合界面(162、164、166)を含む、請求項1記載のシュラウドアセンブリ(133)。
  4. 前記予め選択された寸法関係が、前記フック(144)と前記取付けフランジ(154)の対合部分間の、予め選択された径方向間隙を含む、請求項1記載のシュラウドアセンブリ(33)。
  5. 前記フック(144)および前記取付けフランジ(154)と重なり合う内部および外部アーム(158、160)を有するアーチ形Cクリップ(156)をさらに備える、請求項1記載のシュラウドアセンブリ(133)。
  6. 前記フック(144)が、第1の曲率半径を有し、
    前記Cクリップ(156)の前記内部および外部アーム(158、160)のうち少なくとも1つが、前記第1の曲率半径より小さい第2の曲率半径を有する、請求項5記載のシュラウドアセンブリ(133)。
  7. 前記取付けフランジ(154)が、前記第1の曲率半径より小さい第2の曲率半径を有する、請求項6記載のシュラウドアセンブリ(133)。
  8. 前記フックが、第1の曲率半径を有し、
    前記取付けフランジ(154)が、前記第1の曲率半径より小さい第2の曲率半径を有する、請求項1記載のシュラウドアセンブリ(33)。
  9. ガスタービンエンジン用のシュラウドアセンブリ(133)を構築する方法において、
    回転タービンブレード(16)の列を囲むように適合された少なくとも1つのアーチ形シュラウドセグメント(132)であって、周囲温度で第1の低温曲率を有し且つ前記周囲温度より高い動作温度で第1の高温曲率を有する、アーチ形の、軸方向で延びる取付けフランジ(154)を備える前記シュラウドセグメント(132)を準備し、
    前記周囲温度で第2の低温曲率を有し且つ前記動作温度で第2の高温曲率を有する、アーチ形の、軸方向で延びるフック(144)を備え、該フックが前記取付けフランジ(52、54)と対合関係で配置されたシュラウドハンガ(134)を準備し、
    前記対合関係は、前記低温組立て条件下では、前記取付けフランジ及び前記フックの周方向中央位置で前記取付けフランジ及び前記フックが接する関係であり、前記取付けフランジ及び前記フックは、該取付けフランジ及び前記フックの間に半径方向間隙を形成し、該半径方向間隙は、前記低温組立て条件下で前記中央位置から周方向に離れた位置にあり、前記第1および第2の高温曲率において前記取付けフランジ(154)の外側半径と前記フック(144)の内側半径とが等しくなるように、前記第1および第2の低温曲率を選択する、方法。
JP2006213289A 2005-08-06 2006-08-04 熱的にコンプライアントなタービンシュラウドアセンブリ Expired - Fee Related JP4890145B2 (ja)

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