JPH04214522A - 外付けレンズおよび画像投射装置 - Google Patents
外付けレンズおよび画像投射装置Info
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- JPH04214522A JPH04214522A JP2409869A JP40986990A JPH04214522A JP H04214522 A JPH04214522 A JP H04214522A JP 2409869 A JP2409869 A JP 2409869A JP 40986990 A JP40986990 A JP 40986990A JP H04214522 A JPH04214522 A JP H04214522A
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- Japan
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- optical system
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- lens
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- distortion
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- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 5
- 230000004075 alteration Effects 0.000 description 19
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 12
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 5
- 238000005286 illumination Methods 0.000 description 4
- 201000009310 astigmatism Diseases 0.000 description 2
- 210000001747 pupil Anatomy 0.000 description 2
- 238000004364 calculation method Methods 0.000 description 1
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- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
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- Projection Apparatus (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は所定の画像を拡大投射す
る投射光学系と組合わされて使用され、拡大投射された
画像に生じた歪みを補正する歪み補正用外付けレンズお
よび投射型表示装置に関する。
る投射光学系と組合わされて使用され、拡大投射された
画像に生じた歪みを補正する歪み補正用外付けレンズお
よび投射型表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、大画面表示とする要求は大きなも
のとなっている。この、大画面表示を実現するための一
つの手段としては図7に示すような投射表示型デイスプ
レイがある。画像フイルムや透過型液晶パネル等の表示
パネル702上に表示される画像は、照明光学系701
にて発生する照明光によって照明され、投射光学系70
3によってスクリーン704上に拡大されて投射される
。
のとなっている。この、大画面表示を実現するための一
つの手段としては図7に示すような投射表示型デイスプ
レイがある。画像フイルムや透過型液晶パネル等の表示
パネル702上に表示される画像は、照明光学系701
にて発生する照明光によって照明され、投射光学系70
3によってスクリーン704上に拡大されて投射される
。
【0003】図7に示すように、投射光学系703の出
射光がスクリーン704のスクリーン面に対して垂直に
投射されない場合には、スクリーン704の上部と下部
に表示される映像光の投射距離が異なるものとなり、投
射された映像光には台形状の歪みが生じてしまう。
射光がスクリーン704のスクリーン面に対して垂直に
投射されない場合には、スクリーン704の上部と下部
に表示される映像光の投射距離が異なるものとなり、投
射された映像光には台形状の歪みが生じてしまう。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】投射光学系からの投射
光がスクリーン面に対して垂直に投射されない場合には
、投射画像に歪みが生じてしまうという問題点がある。
光がスクリーン面に対して垂直に投射されない場合には
、投射画像に歪みが生じてしまうという問題点がある。
【0005】本発明は、投射光学系と組み合わされて用
いられ、投射画像に生じた歪みを補正することのできる
歪み補正用外付けレンズを実現することを目的とする。
いられ、投射画像に生じた歪みを補正することのできる
歪み補正用外付けレンズを実現することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の歪み補正用外付
けレンズは、画像をスクリーンに拡大投射する投射光学
系に対して、拡大投射画像に生じた歪みを補正するため
に取り付けられる歪み補正用外付けレンズであって、複
数のレンズにより構成され、前記投射光学系より出射さ
れる拡大投射光を偏心させるための補正光学系と、前記
補正光学系を構成する複数のレンズをそれぞれ独立に移
動させて補正光学系による偏心量を調節する調整手段と
を有する。
けレンズは、画像をスクリーンに拡大投射する投射光学
系に対して、拡大投射画像に生じた歪みを補正するため
に取り付けられる歪み補正用外付けレンズであって、複
数のレンズにより構成され、前記投射光学系より出射さ
れる拡大投射光を偏心させるための補正光学系と、前記
補正光学系を構成する複数のレンズをそれぞれ独立に移
動させて補正光学系による偏心量を調節する調整手段と
を有する。
【0007】この場合、拡大投射光のスクリーンへの入
射角度を検出する入射角度検出手段と、前記入射角度検
出手段の検出結果に基いて調整手段を駆動し、補正光学
系による偏心量を拡大投射光のスクリーン入射角に応じ
たものとする駆動手段とを設けてもよい。
射角度を検出する入射角度検出手段と、前記入射角度検
出手段の検出結果に基いて調整手段を駆動し、補正光学
系による偏心量を拡大投射光のスクリーン入射角に応じ
たものとする駆動手段とを設けてもよい。
【0008】また、本発明の投射型表示装置は、画像を
スクリーンに拡大投射する投射光学系と、拡大投射画像
に生じた歪みを補正するための歪み補正光学系とが組み
合わされた投射型表示装置であって、前記投射光学系よ
り出射される拡大投射光を偏心させるための複数のレン
ズと、 前記複数のレンズをそれぞれ独立に移動させ
て偏心量を調節する調整手段とを前記補正光学系が有す
る。
スクリーンに拡大投射する投射光学系と、拡大投射画像
に生じた歪みを補正するための歪み補正光学系とが組み
合わされた投射型表示装置であって、前記投射光学系よ
り出射される拡大投射光を偏心させるための複数のレン
ズと、 前記複数のレンズをそれぞれ独立に移動させ
て偏心量を調節する調整手段とを前記補正光学系が有す
る。
【0009】
【作用】投射光学系からの拡大投射光がスクリーンに対
して角度をもって入射してしまい、拡大画像に歪みが生
じた場合においても、補正光学系の偏心量を調整手段に
よって調節することにより、歪みを除去することができ
る。
して角度をもって入射してしまい、拡大画像に歪みが生
じた場合においても、補正光学系の偏心量を調整手段に
よって調節することにより、歪みを除去することができ
る。
【0010】入射角度検出手段および駆動手段を設けた
場合には補正光学系による偏心量を自動的に最適なもの
とすることが可能となる。
場合には補正光学系による偏心量を自動的に最適なもの
とすることが可能となる。
【0011】
【実施例】次に、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。
て説明する。
【0012】図1は本発明の第1の実施例の構成を示す
断面図である。
断面図である。
【0013】表示パネル102は照明光学系101によ
って照明され、その透過画像は投射光学系である投射レ
ンズ103によって拡大されて図示しないスクリーンに
投射される。これらの照明光学系101、表示パネル1
02、投射レンズ103は円筒系の投射光学系収容部1
11内に順に設けられている。
って照明され、その透過画像は投射光学系である投射レ
ンズ103によって拡大されて図示しないスクリーンに
投射される。これらの照明光学系101、表示パネル1
02、投射レンズ103は円筒系の投射光学系収容部1
11内に順に設けられている。
【0014】投射光学系収容部111は、出射端近傍の
螺合部104にて補正光学系収容部105と螺合する。 補正光学系収容部105の内部には、2つのレンズホル
ダ107、109によりそれぞれ保持された補正光学系
を構成する凹レンズ106、凸レンズ108と、各レン
ズホルダ107、109を移動させて凹レンズ106、
凸レンズ108のそれぞれを内蔵されたエアシリンダや
モータ等の不図示のアクチュエータを介して所定方向(
図面上下方向)に独立に移動させる調整手段110が設
けられている。
螺合部104にて補正光学系収容部105と螺合する。 補正光学系収容部105の内部には、2つのレンズホル
ダ107、109によりそれぞれ保持された補正光学系
を構成する凹レンズ106、凸レンズ108と、各レン
ズホルダ107、109を移動させて凹レンズ106、
凸レンズ108のそれぞれを内蔵されたエアシリンダや
モータ等の不図示のアクチュエータを介して所定方向(
図面上下方向)に独立に移動させる調整手段110が設
けられている。
【0015】本実施例は投射レンズ103からスクリー
ンに向けて出射される拡大投射光を補正光学系収容部1
05内に収容された各レンズ(補正光学系)によって平
行偏心させることにより、故意に偏心歪曲収差を発生さ
せて台形歪みを補正するものである。
ンに向けて出射される拡大投射光を補正光学系収容部1
05内に収容された各レンズ(補正光学系)によって平
行偏心させることにより、故意に偏心歪曲収差を発生さ
せて台形歪みを補正するものである。
【0016】外付け補正光学系全体の焦点距離はできる
だけ大きなものであることが好ましい。これは、投射レ
ンズ103と補正光学系との合成焦点距離が、補正光学
系を装着する前の投射光学系のみの焦点距離とをほぼ等
しいものとすることにより、投射機器のピント合わせ等
の調整量を増加させることなく、また、従来用いていた
各投射光学系をそのまま使用できるものとするためであ
る。
だけ大きなものであることが好ましい。これは、投射レ
ンズ103と補正光学系との合成焦点距離が、補正光学
系を装着する前の投射光学系のみの焦点距離とをほぼ等
しいものとすることにより、投射機器のピント合わせ等
の調整量を増加させることなく、また、従来用いていた
各投射光学系をそのまま使用できるものとするためであ
る。
【0017】実際に製造されるレンズの最大焦点距離は
104mm程度であり、一般的な投射機器の焦点距離は
数百mm程度である。本実施例の補正光学系および投射
レンズ103も上記のように構成されており、補正光学
系は投射レンズ103の102倍程度の焦点距離を有し
ており、補正光学系の焦点距離fは、投射レンズの焦点
距離Fに対して、f>102Fを満たすことが好ましい
。
104mm程度であり、一般的な投射機器の焦点距離は
数百mm程度である。本実施例の補正光学系および投射
レンズ103も上記のように構成されており、補正光学
系は投射レンズ103の102倍程度の焦点距離を有し
ており、補正光学系の焦点距離fは、投射レンズの焦点
距離Fに対して、f>102Fを満たすことが好ましい
。
【0018】本実施例に使用される凹レンズ106と凸
レンズ108は、屈折力の絶対値がほぼ等しいもので、
これらを組み合わせることにより、全体の焦点距離が大
きな補正レンズ系を構成させている。
レンズ108は、屈折力の絶対値がほぼ等しいもので、
これらを組み合わせることにより、全体の焦点距離が大
きな補正レンズ系を構成させている。
【0019】次に、上記補正レンズ系によって生じさせ
る偏心歪曲収差について図2を参照して説明する。
る偏心歪曲収差について図2を参照して説明する。
【0020】図2は斜め投影によって台形歪みが生じる
ことを説明するための図である。
ことを説明するための図である。
【0021】表示パネル102上に形成された画像(図
2中の矢印)は投射レンズ103によってスクリーン2
04上に角度θで斜め投影される。このような配置での
物体と像の関係はあおり撮影等で生じるものとしてよく
知られている。表示パネル102から投射レンズ103
の物体側主点までの距離をl1,投射レンズ103の像
側主点からスクリーン204までの距離をl2とし、ス
クリーン204の原点を投射レンズ103の光軸とスク
リーン204との交点とする。図2に示したようにθの
傾きを観察できる断面で考えた時、スクリーン204の
高さHでの投影倍率βは β=(l2+H sinθ)/l1 =β0+(sinθ/l1)H・・・(1)となること
が近軸の計算により容易に求められる。ここで、β0は
スクリーンの原点での投影倍率を示している。(1)式
より、スクリーン204上での投影倍率βはスクリーン
204の上下方向の高さHに関してリニアな関数となっ
ていることが分かる。この関数はあおり特有のものであ
り、θを0とすれば倍率βは常にβ0と等しくなる。
2中の矢印)は投射レンズ103によってスクリーン2
04上に角度θで斜め投影される。このような配置での
物体と像の関係はあおり撮影等で生じるものとしてよく
知られている。表示パネル102から投射レンズ103
の物体側主点までの距離をl1,投射レンズ103の像
側主点からスクリーン204までの距離をl2とし、ス
クリーン204の原点を投射レンズ103の光軸とスク
リーン204との交点とする。図2に示したようにθの
傾きを観察できる断面で考えた時、スクリーン204の
高さHでの投影倍率βは β=(l2+H sinθ)/l1 =β0+(sinθ/l1)H・・・(1)となること
が近軸の計算により容易に求められる。ここで、β0は
スクリーンの原点での投影倍率を示している。(1)式
より、スクリーン204上での投影倍率βはスクリーン
204の上下方向の高さHに関してリニアな関数となっ
ていることが分かる。この関数はあおり特有のものであ
り、θを0とすれば倍率βは常にβ0と等しくなる。
【0022】本発明で取り扱うθ≠0の場合のβとHの
関係を図3(a)に示す。Hが正の所では中心より倍率
が大きくなり、Hが負の場合には倍率はその逆となる。 この結果、表示パネルに正方形の画像を入力した場合、
スクリーン上に形成される画像は、図3(b)の実線に
示されるように台形状に歪んだ形となる。図中破線で示
したのは歪みのないときの画像である。
関係を図3(a)に示す。Hが正の所では中心より倍率
が大きくなり、Hが負の場合には倍率はその逆となる。 この結果、表示パネルに正方形の画像を入力した場合、
スクリーン上に形成される画像は、図3(b)の実線に
示されるように台形状に歪んだ形となる。図中破線で示
したのは歪みのないときの画像である。
【0023】このように光学系自体の配置から生じた台
形歪みを補正するためには、図3(b)の矢印に示す方
向に歪曲収差を発生指せれば良く、図3(c)に示すよ
うな歪曲収差dを発生させれば良い。
形歪みを補正するためには、図3(b)の矢印に示す方
向に歪曲収差を発生指せれば良く、図3(c)に示すよ
うな歪曲収差dを発生させれば良い。
【0024】このような歪曲収差dは光軸に関して対称
な形ではないため、通常の共軸系では発生できない種類
のものである。本実施例では凹レンズ106、凸レンズ
108を調整手段110によって移動させることにより
、投射レンズ103の出射光軸を偏心させる歪曲収差d
を発生させている。
な形ではないため、通常の共軸系では発生できない種類
のものである。本実施例では凹レンズ106、凸レンズ
108を調整手段110によって移動させることにより
、投射レンズ103の出射光軸を偏心させる歪曲収差d
を発生させている。
【0025】図4は図1に示した光学系によって行われ
る平行偏心により偏心歪曲収差を生じさせる状態を示す
ものである。
る平行偏心により偏心歪曲収差を生じさせる状態を示す
ものである。
【0026】投射レンズ103とスクリーンとの間には
補正光学系が装着されるが、この補正光学系を調整手段
110によって図4に示すように上下方向にEだけずら
して平行偏心させる。このとき発生する偏心歪曲収差d
は3次の項まで考慮するとd=−(E/2)(tanω
)2{3(VE1)−(VE2)}・・(2)で表され
る。ここで、 tanω=H/f であり、fは投射レンズ全系での焦点距離である。 (2)式に含まれているVE1およびVE2は補正光学
系の平行偏心歪曲係数で VE1=(hφVq−aVp)−(hφBq−aBp)
VE2=hφPq−aPp ここでφは凹レンズ106の屈折力、Vp、Bp、Pp
はそれぞれ凹レンズ106の3次の歪曲、非点収差係数
およびペッツバール和である。また、Vq、Bq、Pq
はそれぞれ凹レンズ106よりスクリーン側の光学系の
3次の歪曲、非点収差係数およびペッツバール和、hと
aは近軸物体光線の補正光学系への入射高および入射角
、hとaは近軸瞳光線の補正光学系への入射高および入
射角を示している。 補正光学系を偏心させたときの
歪曲収差は上記のような手順で計算されるため、図3(
b)のような補正を行うには(1)式のβ/β0−1と
dの符号が逆になるように補正光学系を平行偏心させれ
ばよく、D=−β/β0+1・・・(4) とすれば3次までの領域で台形歪みを補正することがで
きる。補正光学系の平行偏心量Eは(1)から(4)式
より求めることができる。図3(b)に示したような補
正をおこなうのには、凹レンズ(106)を下方向、凸
レンズ(108)を上方向に移動させることにより所定
の量の偏心が生じる。この場合凹レンズおよび凸レンズ
をそれぞれ逆方向に移動させると、各レンズの移動量は
少なくなる。
補正光学系が装着されるが、この補正光学系を調整手段
110によって図4に示すように上下方向にEだけずら
して平行偏心させる。このとき発生する偏心歪曲収差d
は3次の項まで考慮するとd=−(E/2)(tanω
)2{3(VE1)−(VE2)}・・(2)で表され
る。ここで、 tanω=H/f であり、fは投射レンズ全系での焦点距離である。 (2)式に含まれているVE1およびVE2は補正光学
系の平行偏心歪曲係数で VE1=(hφVq−aVp)−(hφBq−aBp)
VE2=hφPq−aPp ここでφは凹レンズ106の屈折力、Vp、Bp、Pp
はそれぞれ凹レンズ106の3次の歪曲、非点収差係数
およびペッツバール和である。また、Vq、Bq、Pq
はそれぞれ凹レンズ106よりスクリーン側の光学系の
3次の歪曲、非点収差係数およびペッツバール和、hと
aは近軸物体光線の補正光学系への入射高および入射角
、hとaは近軸瞳光線の補正光学系への入射高および入
射角を示している。 補正光学系を偏心させたときの
歪曲収差は上記のような手順で計算されるため、図3(
b)のような補正を行うには(1)式のβ/β0−1と
dの符号が逆になるように補正光学系を平行偏心させれ
ばよく、D=−β/β0+1・・・(4) とすれば3次までの領域で台形歪みを補正することがで
きる。補正光学系の平行偏心量Eは(1)から(4)式
より求めることができる。図3(b)に示したような補
正をおこなうのには、凹レンズ(106)を下方向、凸
レンズ(108)を上方向に移動させることにより所定
の量の偏心が生じる。この場合凹レンズおよび凸レンズ
をそれぞれ逆方向に移動させると、各レンズの移動量は
少なくなる。
【0027】図5は本発明の第2の実施例の構成を示す
図である。
図である。
【0028】本実施例は投射光学系収容部111と組み
合わされる補正光学系収容部に、収差補正レンズ501
を設け、補正光学系収容部505としたものである。補
正光学系収容部505は、ねじ502によって投射光学
系収容部111に取り付けられている。この他の構成は
第1の実施例と同様であるため、同一番号を付して説明
は省略する。
合わされる補正光学系収容部に、収差補正レンズ501
を設け、補正光学系収容部505としたものである。補
正光学系収容部505は、ねじ502によって投射光学
系収容部111に取り付けられている。この他の構成は
第1の実施例と同様であるため、同一番号を付して説明
は省略する。
【0029】収差補正レンズ501は、凹レンズ106
,凸レンズ108で発生する偏心歪曲以外の収差補正お
よび補正光学系全体のパワー調整を目的として設置する
。本実施例のものにおいては、収差補正レンズ501に
よって、投射光学系および補正光学系と独立に収差補正
を行うことができるため、各光学系の設計が容易なもの
となる。
,凸レンズ108で発生する偏心歪曲以外の収差補正お
よび補正光学系全体のパワー調整を目的として設置する
。本実施例のものにおいては、収差補正レンズ501に
よって、投射光学系および補正光学系と独立に収差補正
を行うことができるため、各光学系の設計が容易なもの
となる。
【0030】図6は本発明の第3の実施例の構成を示す
ブロック図である。
ブロック図である。
【0031】本実施例の補正光学系収容部605は第1
および第2の実施例に示したものと同様の補正光学系、
調整手段110を有するもので、この他に投影光のスク
リーンへの入射角度を検出するための入射角度検出手段
601と該入射角度検出手段601の検出結果に基いて
調整手段110を駆動し、適正な偏心歪曲収差を発生さ
せる駆動手段602とを備えている。上記のような構成
としたことにより、偏心歪曲収差の調整が自動的に行わ
れるものとすることができ、調整の手間を省くことがで
きた。入射角度検出手段としては、3個のレーザ測距系
を備え、これらの各計測値からスクリーンへの入射角度
を算出するものを用いた。測距系としてはこの他に超音
波等を用いたものが考えられ、これを用いても当然良い
。
および第2の実施例に示したものと同様の補正光学系、
調整手段110を有するもので、この他に投影光のスク
リーンへの入射角度を検出するための入射角度検出手段
601と該入射角度検出手段601の検出結果に基いて
調整手段110を駆動し、適正な偏心歪曲収差を発生さ
せる駆動手段602とを備えている。上記のような構成
としたことにより、偏心歪曲収差の調整が自動的に行わ
れるものとすることができ、調整の手間を省くことがで
きた。入射角度検出手段としては、3個のレーザ測距系
を備え、これらの各計測値からスクリーンへの入射角度
を算出するものを用いた。測距系としてはこの他に超音
波等を用いたものが考えられ、これを用いても当然良い
。
【0032】以上説明した各実施例において、補正光学
系は投射光学系の外部に外付けされるものとしたが、あ
らたに光学系を設計する場合等には投射光学系の内部や
、投射光学系と表示パネルの間に補正光学系を組み込ん
でもよい。また、補正光学系は凹レンズと凸レンズとの
2枚のレンズから構成されるものとして説明したが、こ
の他のレンズを組み合せるものとしても良い。この場合
にも調整手段は各レンズを独立に駆動するものとする。 さらに、調整手段は図5に示した第3の実施例のように
補正光学系以外に収差補正レンズが組み合わされるもの
の場合には、これを駆動するものとしても当然良い。な
お、各実施例のように、投射光学系とスクリーンの間に
補正光学系を設けた場合には、補正光学系の偏心量が小
さくても補正の効果を大きなものとすることができる。 これは投射光学系の瞳から離れたところでは軸外光の主
光線は光軸から離れるが、このような光線は歪曲に強く
影響を及ぼすためである。
系は投射光学系の外部に外付けされるものとしたが、あ
らたに光学系を設計する場合等には投射光学系の内部や
、投射光学系と表示パネルの間に補正光学系を組み込ん
でもよい。また、補正光学系は凹レンズと凸レンズとの
2枚のレンズから構成されるものとして説明したが、こ
の他のレンズを組み合せるものとしても良い。この場合
にも調整手段は各レンズを独立に駆動するものとする。 さらに、調整手段は図5に示した第3の実施例のように
補正光学系以外に収差補正レンズが組み合わされるもの
の場合には、これを駆動するものとしても当然良い。な
お、各実施例のように、投射光学系とスクリーンの間に
補正光学系を設けた場合には、補正光学系の偏心量が小
さくても補正の効果を大きなものとすることができる。 これは投射光学系の瞳から離れたところでは軸外光の主
光線は光軸から離れるが、このような光線は歪曲に強く
影響を及ぼすためである。
【0033】
【発明の効果】本発明は以上説明したように構成されて
いるので、以下に記載するような効果を奏する。
いるので、以下に記載するような効果を奏する。
【0034】請求項1に記載のものにおいては、補正光
学系の偏心量を調整して投射光学系からの投射光に偏心
歪曲収差を発生させることにより、投射光学系とスクリ
ーンとの配置から発生する台形歪みを除去することがで
きる効果がある。
学系の偏心量を調整して投射光学系からの投射光に偏心
歪曲収差を発生させることにより、投射光学系とスクリ
ーンとの配置から発生する台形歪みを除去することがで
きる効果がある。
【0035】請求項2に記載のものにおいては、台形歪
みを除去するための偏心量を自動的に最適なものとする
ことができ、常に歪みのない良好な画像とすることがで
きる効果がある。
みを除去するための偏心量を自動的に最適なものとする
ことができ、常に歪みのない良好な画像とすることがで
きる効果がある。
【図1】本発明の第1の実施例の構成を示す図である。
【図2】斜め投影のよって台形歪みが生じることを説明
するための図である。
するための図である。
【図3】(a)は高さHと投影倍率βの関係を示す図、
(b)は歪みが生じた投影画像の形状を示す図、(c)
は台形歪みを補正するための歪曲収差dを示す図である
。
(b)は歪みが生じた投影画像の形状を示す図、(c)
は台形歪みを補正するための歪曲収差dを示す図である
。
【図4】偏心歪曲収差を生じさせる補正光学系を示す図
である。
である。
【図5】本発明の第2の実施例の構成を示す図である。
【図6】本発明の第3の実施例の構成を示す図である。
【図7】従来例の構成を示す図である。
101 照明光学系
102 表示パネル
103 投射レンズ
104 螺合部
105,503,605 補正光学系収容部10
6 凹レンズ 107,109 レンズホルダ 108 凸レンズ 110 調整手段 111 投射光学系収容部 204 スクリーン 501 収差補正レンズ 502 ねじ 601 入射角度検出手段 602 駆動手段
6 凹レンズ 107,109 レンズホルダ 108 凸レンズ 110 調整手段 111 投射光学系収容部 204 スクリーン 501 収差補正レンズ 502 ねじ 601 入射角度検出手段 602 駆動手段
Claims (3)
- 【請求項1】 画像をスクリーンに拡大投射する投射
光学系に対して、拡大投射画像に生じた歪みを補正する
ために取り付けられる歪み補正用外付けレンズであって
、複数のレンズにより構成され、前記投射光学系より出
射される拡大投射光を偏心させるための補正光学系と、
前記補正光学系を構成する複数のレンズをそれぞれ独立
に移動させて補正光学系による偏心量を調節する調整手
段とを有することを特徴とする歪み補正用外付けレンズ
。 - 【請求項2】 請求項1記載の歪み補正用外付けレン
ズにおいて、拡大投射光のスクリーンへの入射角度を検
出する入射角度検出手段と、前記入射角度検出手段の検
出結果に基いて調整手段を駆動し、補正光学系による偏
心量を拡大投射光のスクリーン入射角に応じたものとす
る駆動手段とを有することを特徴とする歪み補正用外付
けレンズ。 - 【請求項3】 画像をスクリーンに拡大投射する投射
光学系と、拡大投射画像に生じた歪みを補正するための
歪み補正光学系とが組み合わされた投射型表示装置であ
って、前記投射光学系より出射される拡大投射光を偏心
させるための複数のレンズと、 前記複数のレンズを
それぞれ独立に移動させて偏心量を調節する調整手段と
を前記補正光学系が有することを特徴とする投射型表示
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2409869A JP2908570B2 (ja) | 1990-12-12 | 1990-12-12 | 外付けレンズおよび画像投射装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2409869A JP2908570B2 (ja) | 1990-12-12 | 1990-12-12 | 外付けレンズおよび画像投射装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04214522A true JPH04214522A (ja) | 1992-08-05 |
JP2908570B2 JP2908570B2 (ja) | 1999-06-21 |
Family
ID=18519137
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2409869A Expired - Fee Related JP2908570B2 (ja) | 1990-12-12 | 1990-12-12 | 外付けレンズおよび画像投射装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2908570B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6935751B2 (en) | 2001-06-06 | 2005-08-30 | Carl Zeiss Jena Gmbh | Projection arrangement for correcting for image distortions |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58136011A (ja) * | 1982-02-08 | 1983-08-12 | Hitachi Ltd | 投写用レンズ |
JPS6118172A (ja) * | 1984-07-04 | 1986-01-27 | Sony Corp | 固体撮像装置 |
JPS63197926A (ja) * | 1987-02-12 | 1988-08-16 | Canon Inc | 光学装置 |
-
1990
- 1990-12-12 JP JP2409869A patent/JP2908570B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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---|---|---|---|---|
US6935751B2 (en) | 2001-06-06 | 2005-08-30 | Carl Zeiss Jena Gmbh | Projection arrangement for correcting for image distortions |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2908570B2 (ja) | 1999-06-21 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |