JPH04214490A - 木材チップのサイジング方法および装置 - Google Patents

木材チップのサイジング方法および装置

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JPH04214490A
JPH04214490A JP3018703A JP1870391A JPH04214490A JP H04214490 A JPH04214490 A JP H04214490A JP 3018703 A JP3018703 A JP 3018703A JP 1870391 A JP1870391 A JP 1870391A JP H04214490 A JPH04214490 A JP H04214490A
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    • D21B1/02Pretreatment of the raw materials by chemical or physical means
    • D21B1/023Cleaning wood chips or other raw materials
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B07SEPARATING SOLIDS FROM SOLIDS; SORTING
    • B07BSEPARATING SOLIDS FROM SOLIDS BY SIEVING, SCREENING, SIFTING OR BY USING GAS CURRENTS; SEPARATING BY OTHER DRY METHODS APPLICABLE TO BULK MATERIAL, e.g. LOOSE ARTICLES FIT TO BE HANDLED LIKE BULK MATERIAL
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  • Acyclic And Carbocyclic Compounds In Medicinal Compositions (AREA)
  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
  • Chemical And Physical Treatments For Wood And The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は木材チップのサイジング
に関し、特にパルプ産業に許容可能のチップの流れを得
るための、木材チップの流れをサイジング(寸法揃え)
して分別するスクリーン装置および方法に関する。
【0002】
【従来の技術】木材チップをパルプとするときに木材チ
ップの厚さ寸法がパルプ製造工程で重要な役割をなすこ
とが判っている。パルプ製造時に蒸煮缶(digest
er)がチップを受取り、化学薬品、圧力および高温度
によって木材はリグニンとセルロースとを含む成分に分
解される。セルロースすなわち木材繊維はパルプ製品製
造工程に送られる。チップの厚さ(すなわち最小寸法)
は長さに比べて重要であり、これは厚さ寸法がチップの
中心へ浸透する浸漬薬剤の有効性を決定することによる
。当業者の知る通り均質な高強度のパルプを製造するた
めには正確な寸法と組成のパルプの流れを得ることが特
に重要である。
【0003】過大な寸法および厚さのチップは蒸煮缶内
で適切に分解されず、パルプ製造工程でそれらの粒子が
除去されるのでパルプの強度が低下する。過小寸法のチ
ップは通常ピンおよび微細粒子を含み、ピンとは所望の
チップ寸法以下のものを称し、微細粒子とは鋸屑、木皮
の小粒子などのさらに小さい粒子をいう。これらの過小
寸法のチップは蒸煮缶内で過剰に処理され、その結果と
してパルプの弱体化を生ずるのでチップの流れから除去
する必要がある。
【0004】従って蒸煮缶へのチップの流れを過大寸法
のチップが少なく過小寸法のチップが少ないという基準
で許容可能なものとすることが重要である。過大寸法お
よび過小寸法のチップを完全に除去する必要はなく、実
際的に経済的に不可能であって、許容可能なチップの流
れはある比率以下の過大寸法チップおよびある比率以下
の過小寸法のチップを含んでいる。許容可能の流れのこ
れらの比率はパルプ製造装置によって変化する。
【0005】チップのスクリーン装置(濾過装置)は公
知である。各種のスクリーン装置が現在使用され、TA
PPIジャーナル59巻5号(1976年5月号)にク
リステンセン氏(E.  Christensen)に
よって記載されている。その旋転(gyratory)
スクリーンは所定のスクリーン寸法についての粒子分離
効率が高い。旋転スクリーンは倒立させる傾向が少なく
、細長い粒子、例えばピン状チップを除去し、スクリー
ン開口寸法に近い粒子によってスクリーン開口が詰まる
傾向が少ない。旋転スクリーンは木材チップを撹拌し小
さい粒子を下方にスクリーン開口に向って移動させ除去
する。さらに旋転スクリーンは木材チップを小さく破砕
する傾向が少ない。すなわち、旋転スクリーンは木材チ
ップの流れから微細物とピンとを分離するとき効果的に
微細物を除去しピンを保持する。
【0006】別の代表的なスクリーン装置としてクリス
テンセン氏はディスクスクリーンを開示している。ディ
スクスクリーンはそれぞれ間隔をおかれて回転するディ
スクを取付けた軸を複数の平行な列として設け、各軸の
ディスクは隣接する軸のディスクから軸方向に間隔をお
かれている。この間隔が通過するチップの寸法を決定し
ディスクスクリーン上に留まって上を通過するチップの
寸法を決定する。流れが大で深いときにはチップの小部
分のみがディスク間の間隙に到達する。従って流量(お
よび流れの深さ)がスクリーンを通過するチップの量(
比率)を決定する。ディスクの回転は方向付けに役立ち
チップが間隙を通過することを助ける。回転速度を変化
させるとスクリーンを通過するチップの比率が変化する
が、間隔と流量との影響より少ない。クリステンセン氏
が述べているようにディスクスクリーンはオーバすなわ
ち過大寸法および過大厚さのチップを残りの流れから分
離するものであり、オーバは隣接する軸のディスク間の
間隙を通過しない。
【0007】クリステンセン氏の開示した装置の1つと
して、チップの入力流を最初にディスクスクリーンを通
過せしめてオーバの部分を除去するものがある。ディス
クスクリーンを通過した(隣接するディスク間の間隙を
通過した)部分は許容可能なものとピン、微細物、鋸屑
などとを含んでいる。オーバはさらに処理されて寸法が
予め定めた許容可能な範囲に減少せしめられる。この装
置および方法は現在一般的に使用され1次厚さ制御(P
rimary  ThicknessControl)
と名付けられ、これは第1段階をなすものである。
【0008】米国特許第4,376,042号明細書に
はチップの入力流を旋転スクリーンを使用して3つの部
分流に分割する技術が開示されている。1つの出力流は
チップの許容可能な流れを含む。第2の部分出力流は許
容可能なチップと過大寸法および過大厚さのものを含む
。第2の部分流からの許容可能なチップと第1の流れの
許容可能なチップとは蒸煮缶に送られる。第3の部分流
は過小寸法のチップを含んでいて装置から除去され、例
えば燃料貯蔵場所に送られる。
【0009】該特許に記載された発明は1986年に米
国ワイエルハウザー工場で実施された(Wyerhau
ser  Longview,  Washingto
n)。これはチップの厚さとチップの均一性に関して高
性能が実証され、且つ運転費用が安価な装置である。こ
の装置はチップの厚さと均一性とに関して高性能である
と考えられ、現在米国内で使用中または建設中の10工
場がある。この比較的新しい技術は産業上重要な進歩で
あるが、第1次ディスク厚さスクリーン方式を利用する
工場が140以上あることは注目すべきことである。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】過大寸法、過大厚さの
チップを入力流から除去する第1次厚さスクリーンとし
てディスクスクリーンを使用することは広く認められて
いるが、許容可能のチップの流れをできるだけ安価にパ
ルプ装置に供給するために改良されたチップスクリーン
装置を得ることについての課題は残っている。さらに、
この種の改良に当たっては、既存の装置に適用可能とす
ることで、完全に新しい装置とするために莫大な投資を
必要としないようにすることも重要である。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、木材チ
ップなどのチップの入力流をパルプ生成装置に供給する
に適した予め定めた許容の寸法範囲のチップの流れとす
る分別およびサイジング方法にして、該入力流は前記予
め定めた範囲に関して過大寸法及び過小寸法の大量のチ
ップのために許容不能となっており、該入力流を第1の
流れ処理スクリーンに送り、そこで該入力流はいずれも
許容不能の第1および第2の流れに分割され、該第1の
流れは大部分の過小寸法のチップと小部分の許容の寸法
範囲のチップを含み、該第2の流れは大部分の過大寸法
のチップと小部分の許容の寸法範囲のチップを含み、該
第1の流れを第2のスクリーンに供給して該第1の流れ
を第3および第4の流れに分割し、該第3の流れはパル
プ生成装置に供給するに適しており該第4の流れは該第
1の流れの予め定めた寸法範囲より小さいものの大部分
を含み、該第2の流れを第3のスクリーンに供給して該
第2の流れを第5および第6の流れに分割し、該第5の
流れはパルプ生成装置に供給するに適しており該第6の
流れは該第2の流れの予め定めた寸法範囲より大きいも
のの大部分を含むようにすることを特徴とする方法が提
供される。
【0012】さらに本発明によれば、パルプ装置の蒸煮
缶に供給するために許容可能な木材チップの流れを得る
ための木材チップ分別およびサイジング装置にして、該
許容可能な流れは予め定めた寸法範囲より小さい、すな
わちアンダのチップすなわち粒子の規定以下の部分を含
み、さらに該許容可能な流れは予め定めた寸法範囲より
大きい、すなわちオーバのチップすなわち粒子の規定以
上の部分を含み、入力流はそれぞれの規定以上のアンダ
およびオーバの部分によって許容不能であるものにおい
て、該装置は入力流を第1および第2の流れに分割する
流れ処理スクリーンを含み、その分割された流れはいづ
れも許容不能であって、該第1の流れは該入力流に比べ
てアンダで濃縮化され該第2の流れは該入力流に比べて
オーバで濃縮化され、該装置は該第1の流れを受けて第
3および第4の流れとする第2のスクリーンを含み、該
第3の流れはパルプ装置の蒸煮缶に供給するため許容可
能であり該第4の流れは該第1の流れに比べてアンダで
濃縮化され、該装置は該第2の流れを受けて第5および
第6の流れとする第3のスクリーンを含み、該第5の流
れはパルプ装置の蒸煮缶に供給するため許容可能であり
該第6の流れは該第2の流れに比べてオーバで濃縮化さ
れることを特徴とする装置が提供される。
【0013】
【作用】本発明によれば、パルプ装置への木材チップの
許容可能な流れを与える効率と利得性の高いスクリーン
方法とスクリーン装置とが提供される。
【0014】本発明によれば、流れ処理スクリーンが入
力流を2つの部分流に分割し、いづれの部分流も直接パ
ルプ装置に供給するに不適であり、両部分流をその後の
スクリーン位置に送りそこで許容可能な流れが得られる
ようにする方法および装置が得られる。
【0015】さらに本発明によれば、流れ処理スクリー
ンが入力流を2つの部分流に分割し、いづれの部分流も
直接パルプ装置に供給するに不適であり、一方の部分流
は過小寸法のチップ、ピンおよび微細物(アンダ)に濃
縮され、他方の部分流は過大寸法、過大厚さのチップ(
オーバ)に濃縮されるスクリーン方法、装置が提供され
る。この流れの処理は各部分流に特に適したスクリーン
によって別々の流れを処理することを可能とし、全体と
しての流量増加を可能とする。
【0016】さらに本発明によれば、高い流量を処理可
能なスクリーン方法、装置が提供され、第1次すなわち
主スクリーン(オーバを分離するスクリーン)への流量
は、入力流を2つの部分流に分割する流れ処理スクリー
ンを使用することにより減少せしめられる。主スクリー
ンへの流量が減少することはそれが流れからオーバを効
率的に分離することを可能とし、許容可能な寸法のチッ
プをパルプ装置に提供することを可能とする。
【0017】さらに本発明によれば、比較的高価な第1
次厚さスクリーンの摩耗が該スクリーンに向かう流れか
ら過小寸法のチップ、ピンおよび微細物を除去すること
により減少せしめられ、ピンおよび微細物の実質的な大
部分を含む流れは比較的安価なスクリーンに供給されて
除去される、改良されたスクリーン方法および装置が提
供される。
【0018】さらに本発明によれば、従来の装置に改造
によって容易に適用可能である改良されたスクリーン方
法および装置が提供される。
【0019】さらに本発明によれば、流れ処理スクリー
ンの機械的摩耗と維持費用を緩和し、高価な主厚さスク
リーン装置を保護する。公知の通り、通常の水平なディ
スクスクリーンは標準的なVスクリーン(これは従来の
第1次厚さ制御装置の主すなわち1次厚さスクリーンと
して一般的に使用される)より実質的に安価で維持費用
が安く、従って水平ディスクスクリーンをVスクリーン
の上流に設ける(Vスクリーンの負荷と摩耗とを減少せ
しめる)ことによって維持費用を著しく減少せしめる。 さらに、流れ処理スクリーンは高い流量率で作動するか
ら、摩耗に敏感でなく、整備を必要とする時間間隔が長
くなる。
【0020】木材チップは最初に流れ処理スクリーンに
指向されるが、用語「第1次スクリーン」または「主厚
さスクリーン」で表されるものは流れ処理スクリーンの
下流のスクリーンをいう。これは改造時に下流のスクリ
ーン(以下に説明するようにオーバを分離する)であっ
て本発明による1次厚さ制御ユニットとして作用するこ
とによる。しかし本発明の目的および効果は従来の装置
の改造の場合も新規の場合も同様に達成可能である。流
れ処理スクリーンには従来の装置の第1次スクリーンよ
り著しく高い流量率が与えられるが、流れ処理スクリー
ンは流れを分割するから第1次スクリーンに送られる流
れは実際的に減少せしめられ、第1次スクリーンの性能
は著しく改善される。第1次スクリーンへの流れの減少
はそのディスク間の間隔の減少を可能とし、これによっ
て過大厚さの粒子の除去効率が15−25%改善される
【0021】流れ処理スクリーンは入力流を第1および
第2の出力流に分割し、いづれの出力流も許容可能な流
れを構成せず、すなわちいづれも直接パルプ装置に供給
するに適していないものとなされる。一方の出力流は過
大寸法および過大厚さのチップと許容可能すなわち所望
範囲のチップ寸法のものとを含む。流れ処理スクリーン
からのもう一方の出力流は過小寸法のピンと微細物と許
容可能のチップとを含む。従って、流れ処理スクリーン
からのいづれの出力流も許容可能ではないが、オーバと
アンダとを流れ処理スクリーンの下流のそれぞれの特定
の役割に適したスクリーンユニットで別々に処理される
ようにする。
【0022】特に重要なことは、流れ処理スクリーンが
一方はオーバで濃縮され他方はアンダで濃縮された出力
流を与えることである。アンダで濃縮された出力流は第
2のスクリーン位置に導かれてアンダと許容可能とが分
離される。オーバで濃縮された出力流は第3のスクリー
ン位置(改造時には従来の第1次厚さ制御ユニット)に
導かれオーバと許容可能とが分離される。第2および第
3のスクリーン位置からの許容可能はパルプ装置の蒸煮
缶(digester)に送られる。
【0023】望ましい実施例において、流れ処理スクリ
ーンは水平ディスクスクリーンを含み、第2のスクリー
ン位置または第1次スクリーンユニットがVディスクス
クリーンを含み、第3のスクリーン位置が旋転スクリー
ンを含むものとする。本発明の重要な効果として第2の
スクリーン位置に指向される流れは実質的にピンその他
の微細物を含まない。ピンその他の微細物はディスクス
クリーンを侵食し、その結果インタフェース開口すなわ
ちIFO(ディスクスクリーンの隣接するディスク間の
間隙)が変化し、オーバを許容可能から分離するディス
クスクリーンの有効性が失われる。さらに、流れ処理ス
クリーンは流れを分割するから1次ディスクスクリーン
(第3のスクリーン位置)の流れを従来の装置で一般的
に使用される流量に対比して減少せしめることができ、
IFOの減少を可能とし、オーバを分離する1次ディス
クスクリーンの効率を増大し、装置全体としての流量を
増大せしめることができる。
【0024】本発明によれば、1次ディスクスクリーン
の寿命は1.5−3倍長くすることができる。流れ処理
スクリーンはピンおよび微細物を処理するが、これは最
初のスクリーンであるからIFOは重要でなく、従って
ピンおよび微細物による侵食は装置全体の性能を低下さ
せない。さらに、水平ディスクスクリーンを流れ処理ス
クリーンとして使用している(これは第1次厚さスクリ
ーンとしてVスクリーンを使用するものに対比して維持
が容易であり安価である)から、全体としての維持費用
が安い。図1に示すように木材チップの流れは水平ディ
スクスクリーンのロール軸線に横方向であるがVスクリ
ーンのロール軸線に実質的に平行となされている。両ス
クリーンにおいて摩耗はスクリーンの上流側において激
しく生ずる。Vスクリーンの場合、摩耗はロールの上流
側において許容不能に摩耗した部分を生じ、ロール全体
(例えば第3のロールのみが摩耗した場合も)の交換が
必要となる。これに対比して水平スクリーンの場合は前
方ロールが最初に摩耗し、摩耗はロール全体に均等に分
布する。従って水平スクリーンの場合は交換を必要とす
るロールの数が少なく、交換されたロールは全体的に摩
耗している。
【0025】ディスクスクリーンは実質的に旋転スクリ
ーンより高価である。代表的なディスクスクリーンは現
在1平方m当り20000ドル程度であり、旋転スクリ
ーンは3500ドル程度である。ディスクスクリーンは
オーバを許容可能から分離するに著しく有効であり、こ
れはチップの最小寸法または厚さを見付ける能力による
ものである。この能力は回転するディスクによって最小
寸法のチップが隣接するディスク間の間隙を探すことが
容易となることによる。従来の装置において代表的な負
荷状態で作動する1次ディスクスクリーンは急速に摩耗
し、従ってオーバを分離する能力は急速に低下する。通
常ディスクスクリーンは1年以内に修理または交換を必
要とする。本発明の主すなわち1次ディスクスクリーン
はそれへの流れからアンダを除去することによって摩耗
を減少し、流量を減少する。従ってオーバを分離するデ
ィスクスクリーンの利点が達成され、寿命が延びる。
【0026】
【実施例】以下、本発明の実施例を添付図面を参照しな
がら説明する。図1において、入力流F0 はコンベア
10によって与えられ、流れ処理スクリーンすなわち負
荷スクリーン12に供給される。入力流F0 の流量を
制御するために制御装置11が設けられる。流れ処理ス
クリーン12は入力流F0 をいづれも直接にパルプ装
置の蒸煮缶に供給するには許容不能な第1および第2の
流れF1 、F2 に分割する。許容可能な流れはそれ
ぞれのパルプ装置によって変化するが、一般的にはオー
バの予め定めた(例えば3−5%)限界以下およびアン
ダの予め定めた(例えば1−2%)限界以下のものを含
む。
【0027】いづれの流れF1 、F2 も許容可能な
流れを構成しないが、流れ処理スクリーン12は、流れ
F2 はアンダの基準では許容可能であり、流れF1は
オーバの基準で許容可能であるように許容不能の成分を
分離するように作用する。換言すれば、流れF2 は許
容可能と入力流F0 のオーバの大部分とを含んでおり
、流れF1 は許容可能と入力流F0 のアンダの大部
分とを含んでいる。すなわち流れ処理スクリーン12は
、流れF2 にオーバを濃縮し、流れF1 にアンダを
濃縮するように作用する。流れF1 は主としてアンダ
と許容可能とを含むが、非常に少ないオーバも流れ処理
スクリーン12を通って流れF1 に入り得る。同様に
流れF2 は主としてオーバと許容可能とを含むが、少
量のアンダ、例えばピンおよび微細物も含む。少量のア
ンダが流れF2 に存在することは大きいチップに微細
物やピンが付着すること、および流れ処理スクリーン1
2の開口にアンダが近付くことが流れによって防止され
ることによる。
【0028】流れF2 は図1においてVディスクスク
リーン14として示す1次厚さスクリーンに指向される
。 Vディスクスクリーン14は、流れF2 を第5および
第6の流れF5 、F6 に分割し許容可能とオーバと
を分離する。オーバの流れF6 はチップ破砕器に送ら
れ過大寸法および過大厚さのチップは許容可能な寸法に
処理される。スクリーン14からのもう一方の流れF5
 は(例えばコンベア18によって)パルプ装置の蒸煮
缶に供給するために許容可能な流れを構成する。許容可
能な流れはオーバやアンダが全くないものでなく、アン
ダおよびオーバがそれぞれ予め定めた比率以下であって
流れが満足できるものである。所望によりスクリーン1
4を通った流れの小部分17を流れF7 として旋転ス
クリーン16に送ってアンダを除去してもよい。
【0029】アンダと許容可能とを含む流れF1 は旋
転スクリーン16に送られ、そこで第3および第4の流
れF3 、F4 に分割される。許容可能な流れF3 
は蒸煮缶に送られ、従って許容可能な流れは、入力流F
0 からVディスクスクリーン14を経由する流れF5
 と旋転スクリーン16を経由する流れF3 とを含む
。アンダの流れF4 は適当なコンベア19によって例
えば燃料貯蔵場所に送られる。図示する旋転スクリーン
16は2つの出口を有するが、所望により3つ以上の出
口を有するものとしてもよい。例えば旋転スクリーンに
2つのアンダ、一方をピンとし他方を微細物とする出口
を設けてもよい。 さらに旋転スクリーンにオーバの出口を設けてもよいが
、流れF1 は原則的にオーバを含まないから通常は不
要である。
【0030】図1の実施例には特定形式のスクリーンが
図示されているが、本発明はこの特定形式に限定されず
、他の形式のスクリーンも使用可能である。例えば、流
れ処理スクリーン12はダイアモンドロールスクリーン
でも螺旋ロールスクリーンでもよい。旋転スクリーンを
流れ処理スクリーン12として使用してもよいが、通常
はその振動と必要とされるスペースが大であることによ
って不適当であり、特に改造の場合にそうである。旋転
スクリーンは振動が大であることが知られており、特に
全体的なスクリーン装置の上部に取付けられた場合には
支持構造および他のスクリーン設備が危険となる。米国
製紙協会(AmericanPapermaker)1
989年2月付の(Keep  Those  Goo
dVibrations  Happening  A
t  Your  Mills)と題する論文参照。
【0031】同様に、1次厚さスクリーンとしてVディ
スクスクリーン14が図示されているが、水平ディスク
スクリーンまたは螺旋ロールスクリーンも使用可能であ
る。ディスク形式のスクリーンは旋転スクリーンより高
価であるが、オーバを許容可能から分離するために有効
である。ディスク形式のスクリーン(水平およびV形)
は大量のピンおよび微細物による侵食を受けやすい。従
って、安価な旋転スクリーンが16に示す場所でピンお
よび微細物を許容可能から分離するために特に適してい
る。なお、入力流F0 が示されているが、流れ処理ス
クリーン12の上流にグロススカルパ(gross  
scalper)を当業者に公知のように設けてもよい
。これは著しく大きい例えば80mm以上の木材および
その他の屑を分離する。
【0032】図2A、図2B、図3、図4にディスク、
ダイアモンドロール、螺旋ロール各形式のスクリーンを
示す。図2A、図2Bに示すVディスクスクリーンはそ
れぞれ軸21に取付けられた複数の回転ロール20を含
み、スクリーンの中央部が最低位置となっていて全体と
してV字形をなしている。図2Bに示すように、各ロー
ルは複数のディスク22を含み、これが隣接するロール
のディスク22aと噛み合うようになっている。隣接す
るロールのディスク22、22a間の間隙をインタフェ
ース開口(IFO)と名付ける。IFOとスクリーンの
単位面積当りの流量とはチップ分離の程度で変化せしめ
られ、貫通流(ロール間すなわちディスク間を流れる流
れ)とオーバフロー流(図2Aの矢印Aで示すようにロ
ール上を通りスクリーンの底部に流れない流れ)との特
性を決定する。水平ディスクスクリーンはVディスクス
クリーンと類似であるが、ロールの各軸が共通平面内に
配置される。ロールが同一平面内に配置されるので水平
と名付けられるが、所望により傾斜して配置してもよい
【0033】図3にダイアモンドロールスクリーンを示
すが、これはダイアモンド縁部すなわち歯つきの縁部3
1を有する複数のロール30を含む。ダイアモンドロー
ルスクリーンはアンダを分離するスクリーンであり、旋
転スクリーン16に代えて使用することができる。流れ
処理スクリーンとして使用することもできる。
【0034】図4に螺旋ロールスクリーンを示すが、こ
れは各ロールの長さに沿って延長する螺旋形の溝40を
有している。螺旋ロールスクリーンはオーバを分離する
に適しており、流れ処理スクリーン12または1次厚さ
スクリーン14として使用する。
【0035】ディスクスクリーンと同様に、ダイアモン
ドロールスクリーンおよび螺旋ロールスクリーンは、流
れの一部分を隣接するロール間を通過せしめ、通常大き
いチップを含む残りの部分をロール上を流す。ダイアモ
ンドロールおよび螺旋ロールスクリーンのIFOは隣接
するロールの最外方周縁間の間隙、例えば図3の32と
して測定される。
【0036】本発明の重要な点として、流れ処理スクリ
ーンがいづれも直接に蒸煮缶に供給するのには不適当な
2つの流れに分離する点がある。両者の流れは第2およ
び第3のスクリーン位置において容易に分割されて許容
可能な流れを与える。以下の例はさらに本発明を説明す
るものであるが、特定の流量または各種の部品は本発明
を限定するものではない。流量およびスクリーン寸法は
システムの各種要素、例えば蒸煮缶への許容可能な流れ
を構成する各種要求条件(前述したように異なるパルプ
設備に関して異なる)に適合するように、または入力流
(例えば図1のF0 )を形成しているチップの寸法の
異なる比率に適合するように、最適のシステムを与える
ように変更可能である。
【0037】本発明の重要な効果として、維持および交
換の費用が安いという点がある。スクリーンが摩耗する
と、IFOはディスクの曲りおよび摩耗によって大とな
りディスク軸のずれによって小となる。例えば公称IF
Oが7.0mmのスクリーンは約0.40mmの標準偏
差値を有する。スクリーンの摩耗と共に標準偏差値は通
常は増加する。高い負荷例えば1.2−1.8BDT/
hr/ft2 (12ないし18正味乾燥トン/時間/
m2 )で作動する流れ処理スクリーンはIFOの標準
偏差値が1.2mm(これは3−4年間の摩耗に相当す
る)でも、オーバの分離効率が96−98%であったが
、これはオーバが摩耗による欠陥に近接する機会が少な
いことによる。すなわち流れ処理スクリーンは正規の新
しいIFO標準偏差値の3−4倍で満足に作動するが、
これは現在使用されている1次ディスクスクリーンとし
ては全く許容不能のものである。本発明による流れ処理
スクリーンは高い負荷、ピンおよび微細物の侵食に耐え
、96−98%のオーバを許容可能と共に流れF2とし
て取除き、許容可能とアンダとを流れF1として旋転ス
クリーンに指向することによってVスクリーンへの負荷
と侵食性のピンおよび微細物を減少せしめる。さらに、
前述のように水平スクリーンを流れ処理スクリーンとし
て使用すると、維持費の著しく高い1次Vスクリーンを
保護するという効果も得られる。
【0038】流れ処理スクリーン12と主厚さスクリー
ン14との負荷アスペクト比およびIFOアスペクト比
を制御することによって本発明の方法を選択的流量比例
基準で最適のものとすることができる。ここに負荷アス
ペクト比は流れF0 の負荷を流れF2 の負荷で除し
たものとして定義される。負荷の単位はBDT(正味乾
燥トン)/時間/スクリーン面積とする。負荷アスペク
ト比2.0ないし16.0が利用可能であり、最良の結
果は典型的な入力流F0 について3.0−8.0のと
きに得られる。実際的には負荷アスペクト比が大のとき
には主厚さスクリーン14に対して流れ処理スクリーン
が小となる。
【0039】IFOアスペクト比はIFO1をIFO2
で除した値で、ここにIFO1は流れ処理スクリーン1
2のインタフェース開口(ディスクスクリーン)または
厚さ間隙(螺旋またはダイアモンドロールスクリーン)
として、IFO2は1次スクリーンまたは主スクリーン
14のインタフェース開口または厚さ間隙として定義さ
れる。IFOアスペクト比は正常の作動範囲で0.71
−2.3であり、最良の結果は1.15ないし1.31
で得られる。
【0040】代表的なパルプ工業において、6−8mm
より大きいチップは一般的にオーバであり、この範囲よ
り小さいチップはアンダである。現在使用される代表的
な装置ではIFOが7.0mmの主ディスクスクリーン
がオーバを分離するために使用される。本発明によれば
流れ処理スクリーンのIFOを5.0−12.0mm最
も望ましくは7.5−9.5mmとする。1次すなわち
主厚さスクリーンについては約7.0mmとするが、負
荷が少なければIFOを小さくする、例えば6.0−6
.5mm、することができ、オーバを許容可能から分離
するときの著しく高い効率(15−25%)が達成され
る。
【0041】負荷比およびIFO比に加えて、スクリー
ンのディスクの回転速度を適切なものとすることによっ
て付加的な効果が得られる。基本的には特定の設備に最
も適するようにディスクの回転速度を選択して、スクリ
ーン上を通過(流れF2 となる)する流れの比率を変
化させる。各種の作動特性を最適とするときに、流れF
2 は入力するチップの流れの20%から80%の範囲
に変化させることができる。当業者に理解されるように
、スクリーン上を通る流れと通過する流れとの比は流量
とIFOと更に、ディスクの回転速度とによって定まる
。この付加的な(流量とIFOとに加えての回転速度)
最適化によって、流れ処理スクリーンがオーバのチップ
の除去に高い効率(96−98%)を持って、且つ1次
厚さスクリーンに到達する以前に流れ(例えば旋転スク
リーンへの流れ)からピンおよび微細物の実質的な部分
を除去するように運転される。最適のディスクの回転速
度は約40rpmであるが、30−80rpmの範囲は
許容可能である。一般的には流れ処理スクリーンはほぼ
同等の流量率の2つの流れF1 、F2 に分割する。 しかし一方を入力流の70−80%としてもよい。
【0042】表1は図1の装置を使用して得られたサン
プル試験のデータを示す。表1の最終行に示すように、
流れ処理スクリーンからの出力流は約46%の旋転スク
リーンへの流れと約54%のVディスクスクリーンへの
流れとから成っている。なおIFOの値は7.0mmで
あって、さらに流れ処理スクリーンへの入力流量は約1
4BDT/hr/m2 (1.3BDT/hr/ft2
 )であり、これは負荷率1.2ユニット/hr/ft
2 に該当する。1ユニットは非圧縮の木材チップの2
00立方フィート(5.66立方m)として業界に認識
されている。
【0043】                          
        表  1             
     サンプル試験のデータ(パーセント)   
                       入力
流        第3の流れ      第2の流れ
                         
   F0             F3     
        F2 10mm超厚さ       
     7.06        0.00    
    12.95  8mm超厚さ        
    5.39        0.30     
     9.66  7mm許容         
   79.12      82.71      
  75.28  5mm以上のピン        
5.07      10.00          
1.43  3mm以下のピン        1.6
4        3.63          0.
24  微細物                  
1.72        3.36         
 0.44  分割重量              
  100            46      
        54
【0044】図5に流れのサンプルをサイジングするた
めに使用される代表的な各種スクリーンを示す。スクリ
ーン50は大きい木材部分を保持し、45mm以上の過
度に長いチップを保持する。スクリーン52は複数の溝
孔を有して過度に厚い、すなわち所定の厚さ以上のチッ
プを保持する。表1のデータにおいて厚さ10mm以上
および厚さ8mm以上(10mm以下)の2つのスクリ
ーンが使用された。スクリーン54は許容可能スクリー
ンであって、より大きいスクリーンは通過するが選択さ
れた下方限度(表1では7.0mm)のスクリーン開口
よりは大きいチップを保持する。過度厚さスクリーンと
共にピンチップスクリーンと名付けられるスクリーン5
6が表1のデータを得るために使用され、流れのサンプ
ルを大きいピンチップと小さいピンチップとに分ける。 微細物受け58は鋸粉などのスクリーンによって保持さ
れない微粒子を含む。
【0045】表1に示すように、流れ処理スクリーンは
1次厚さスクリーン(図1の符号14)に流れF2 を
与え、これは入力流F0 に比べてオーバで濃縮され非
常に少量のピンおよびアンダを含む。旋転スクリーンへ
の流れF1 は非常に少量のオーバを含み入力流F0 
に比べてアンダで濃縮されている。すなわち流れ処理ス
クリーンは1次厚さスクリーンにアンダの見地では許容
可能であるがオーバの見地では許容不能の流れを与え、
1次厚さスクリーンはオーバを分離するに特に適してお
り、オーバを分離して許容可能な流れを蒸煮缶に供給す
る。また旋転スクリーンへの流れF1 はオーバの見地
では許容可能であるがアンダの見地では許容不能であっ
て、旋転スクリーンはアンダを分離して許容可能な流れ
を蒸煮缶に供給するように作用する。
【0046】前述のように、表1のデータでは14BD
T/hr/m2の入力流量率が使用された。これは従来
の装置(通常0.30BDT/hr/ft2 )の4な
いし5倍である。流れ処理スクリーンが流れを分割する
から1次スクリーンへの流れは実際的に減少して効果的
な分離が可能となる。すなわち本発明によれば、全体的
な入力量を増加するが、主厚さスクリーンへの入力量は
実際的に減少しサイジング性能は向上し摩耗は減少する
【0047】本発明の望ましい実施例について詳述した
が、それ以外の変形および改変も本発明の範囲内で可能
である。例えば、第2および第3のスクリーン位置から
蒸煮缶への流れが許容可能であると説明したが、これら
を組合わせたときに許容可能の範囲内になるようにして
もよい。例えば、製紙工場は蒸煮缶への流れはアンダが
1.5%以下であると規定し得る。流れF4 が例えば
2.0%のアンダを含むとしても、流れF4 を流れF
5 と組合わせて全体流のアンダが規定された限度内と
なれば許容可能である。すなわち、流れF4 を流れF
5 とは一般的にはそれぞれ許容可能とするが、本発明
において許容可能とは、それ以上スクリーン装置を経由
せずに蒸煮缶への供給が許容可能であるとの意味であっ
て、流れF4 と流れF5 とを組合わせたときオーバ
とアンダとの比率が予め定めた限界内である場合を含む
【0048】
【発明の効果】以上詳細に説明したように本発明によれ
ば、流れ処理スクリーンが入力流を2つの部分流に分割
し、この部分流をそれぞれに特に適したスクリーンによ
って別々に処理することが可能となり、全体としての流
量増加が可能となる。また、本発明によれば、第1次す
なわち主スクリーン(オーバを分離するスクリーン)へ
の流量は、入力流を2つの部分流に分割する流れ処理ス
クリーンを使用することにより減少させることができ、
それによって流れからオーバを効率的に分離することが
可能となる。さらに、本発明によれば、比較的高価な第
1次厚さスクリーンの摩耗を、該スクリーンに向かう流
れから過小寸法のチップ、ピンおよび微細物を除去する
ことにより、減少させることができ、ピンおよび微細物
の実質的な大部分を含む流れは比較的安価なスクリーン
に供給して除去することができる。さらに、本発明は、
従来の装置に改造によって容易に適用可能である。さら
に、本発明によれば、流れ処理スクリーンの機械的摩耗
と維持費用を緩和し、高価な主厚さスクリーン装置を保
護することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の一実施例にかかるチップスクリ
ーン装置および方法を概略的に示す図である。
【図2】図2Aは本発明の一実施例の一部を構成するV
ディスクスクリーンの斜視図である。図2Bは図2Aの
Vディスクスクリーンの部分上面図である。
【図3】図3はダイアモンドスクリーンの部分側面図で
ある。
【図4】図4は螺旋ロールスクリーンの部分斜視図であ
る。
【図5】図5は木材チップと粒子とを選別してチップの
サンプル組成を形成するための実験室的のスクリーン装
置の概略図である。
【符号の説明】
10    コンベア 12    流れ処理スクリーン(第1のスクリーン)
14    主厚さスクリーン(第3のスクリーン)1
6    旋転スクリーン(第2のスクリーン)18 
   コンベア 19    コンベア 20    回転ロール 22    ディスク 30    ロール F0     入力流 F1     第1の流れ F2     第2の流れ F3     第3の流れ F4     第4の流れ F5     第5の流れ F6     第6の流れ

Claims (26)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  木材チップなどのチップの入力流をパ
    ルプ生成装置に供給するに適した予め定めた許容の寸法
    範囲のチップの流れとする分別およびサイジング方法に
    して、該入力流は前記予め定めた範囲に関して過大寸法
    及び過小寸法の大量のチップのために許容不能となって
    おり、該入力流(F0 )を第1の流れ処理スクリーン
    (12)に送り、そこで該入力流はいずれも許容不能の
    第1および第2の流れ(F1 )(F2 )に分割され
    、該第1の流れ(F1 )は大部分の過小寸法のチップ
    と小部分の許容の寸法範囲のチップを含み、該第2の流
    れ(F2 )は大部分の過大寸法のチップと小部分の許
    容の寸法範囲のチップを含み、該第1の流れ(F1 )
    を第2のスクリーン(16)に供給して該第1の流れ(
    F1 )を第3および第4の流れ(F3 )(F4 )
    に分割し、該第3の流れ(F3 )はパルプ生成装置に
    供給するに適しており該第4の流れ(F4 )は該第1
    の流れ(F1 )の予め定めた寸法範囲より小さいもの
    の大部分を含み、該第2の流れ(F2 )を第3のスク
    リーン(14)に供給して該第2の流れ(F2 )を第
    5および第6の流れ(F5 )(F6 )に分割し、該
    第5の流れ(F5 )はパルプ生成装置に供給するに適
    しており該第6の流れ(F6 )は該第2の流れ(F2
     )の予め定めた寸法範囲より大きいものの大部分を含
    むようにすることを特徴とする方法。
  2. 【請求項2】  請求項1に記載の方法にして、前記入
    力流(F0 )を供給する前記流れ処理スクリーンがデ
    ィスクスクリーンであることを特徴とする方法。
  3. 【請求項3】  請求項1又は請求項2のいづれか1項
    に記載の方法にして、前記第1の流れ(F1 )を供給
    する前記第2のスクリーンが旋転スクリーンであること
    を特徴とする方法。
  4. 【請求項4】  請求項2又は請求項3のいづれか1項
    に記載の方法にして、前記第2の流れ(F2 )を供給
    する前記第3のスクリーンがディスクスクリーンである
    ことを特徴とする方法。
  5. 【請求項5】  請求項4に記載の方法にして、前記第
    2の流れ(F2 )を供給する前記ディスクスクリーン
    がV形の形状のディスクスクリーンであることを特徴と
    する方法。
  6. 【請求項6】  請求項1ないし請求項5のいづれか1
    項に記載の方法にして、前記流れ処理スクリーン位置の
    ディスクスクリーンがインタフェース開口範囲5.0−
    12.0mmであることを特徴とする方法。
  7. 【請求項7】  請求項2に記載の方法にして、前記第
    2のスクリーンをディスクスクリーンとし、前記流れ処
    理ディスクスクリーンと該第2のディスクスクリーンと
    にインタフェース開口を設け、該流れ処理ディスクスク
    リーンのインタフェース開口を該第2のディスクスクリ
    ーンのインタフェース開口で除した値が0.71ないし
    2.3の範囲であることを特徴とする方法。
  8. 【請求項8】  請求項4に記載の方法にして、前記流
    れ処理ディスクスクリーンに前記入力流を供給する工程
    とディスクスクリーンである前記第3のスクリーンに前
    記第2の流れを供給する工程とが、2.0−16.0の
    負荷比を有しており、該負荷比ば該ディスクスクリーン
    への負荷を該流れ処理ディスクスクリーンの単位面積当
    り単位時間当りの質量として測定したものを該第3のス
    クリーンへの負荷を該第2のディスクスクリーンの単位
    面積当り単位時間当りの質量として測定したもので除し
    た比として定義されることを特徴とする方法。
  9. 【請求項9】  請求項1に記載の方法にして、前記流
    れ処理スクリーンをディスクスクリーン、ダイアモンド
    スクリーン、螺旋ロールスクリーンのいづれか1つとし
    、前記第3のスクリーンをディスクスクリーン、螺旋ロ
    ールスクリーンのいづれか1つとし、該流れ処理スクリ
    ーンと該第3のスクリーンとに0.71−2.3の範囲
    のインタフェース開口比すなわち厚さギャップ比を有す
    るものとし、該インタフェース開口比すなわち厚さギャ
    ップ比は該流れ処理スクリーンのインタフェース開口す
    なわち厚さギャップを該第3のスクリーンのインタフェ
    ース開口すなわち厚さギャップで除したものとして定義
    されることを特徴とする方法。
  10. 【請求項10】  請求項7に記載の方法にして、前記
    入力流を前記流れ処理スクリーンに供給する工程と前記
    第2の流れを前記第3のスクリーンに供給する工程とが
    、それぞれの流れ速度を、該流れ処理スクリーンへの負
    荷を該第3のスクリーンへの負荷で除して得た負荷比が
    2.0−16.0の範囲であり、負荷はそれぞれのスク
    リーンの単位面積当り単位時間当りの質量として定義さ
    れることを特徴とする方法。
  11. 【請求項11】  請求項1に記載の方法にして、前記
    入力流(F0 )を供給する前記流れ処理スクリーンが
    螺旋ロールスクリーンであることを特徴とする方法。
  12. 【請求項12】  請求項1に記載の方法にして、前記
    入力流(F0 )を供給する前記流れ処理スクリーンが
    ダイアモンドスクリーンであることを特徴とする方法。
  13. 【請求項13】  請求項1に記載の方法にして、前記
    第2の流れを前記第3のスクリーンで第7の流れに分割
    することを特徴とする方法。
  14. 【請求項14】  請求項13に記載の方法にして、前
    記第7の流れを前記第2のスクリーン位置に供給するこ
    とを特徴とする方法。
  15. 【請求項15】  請求項1に記載の方法にして、前記
    第1の流れを供給する前記第2のスクリーンがダイアモ
    ンドスクリーンであることを特徴とする方法。
  16. 【請求項16】  パルプ装置の蒸煮缶に供給するため
    許容可能な木材チップの流れを得るための木材チップ分
    別およびサイジング装置にして、その許容可能な流れは
    予め定めた寸法範囲より小さい、すなわちアンダのチッ
    プすなわち粒子の規定以下の部分を含み、さらに該許容
    可能な流れは予め定めた寸法範囲より大きい、すなわち
    オーバのチップすなわち粒子の規定以上の部分を含み、
    入力流はそれぞれの規定以上のアンダおよびオーバの部
    分によって許容不能であるものにおいて、該装置は入力
    流(F0 )を第1および第2の流れ(F1 )(F2
     )に分割する流れ処理スクリーン(12)を含み、そ
    の分割された流れはいづれも許容不能であって該第1の
    流れは該入力流に比べてアンダで濃縮化され該第2の流
    れは該入力流に比べてオーバで濃縮化され、該装置は該
    第1の流れを第3および第4の流れ(F3 )(F4 
    )に分割する第2のスクリーン(16)を含み、該第3
    の流れはパルプ装置の蒸煮缶に供給するため許容可能で
    あり該第4の流れは該第1の流れに比べてアンダで濃縮
    化され、該装置は該第2の流れを第5および第6の流れ
    (F5 )(F6 )に分割する第3のスクリーン(1
    4)含み、該第5の流れはパルプ装置の蒸煮缶に供給す
    るため許容可能であり該第6の流れは該第2の流れに比
    べてオーバで濃縮化されることを特徴とする装置。
  17. 【請求項17】  請求項16に記載の装置にして、前
    記流れ処理スクリーンがディスクスクリーンであること
    を特徴とする装置。
  18. 【請求項18】  請求項16または請求項17のいづ
    れか1項に記載の装置にして、前記第3のスクリーンが
    ディスクスクリーンであることを特徴とする装置。
  19. 【請求項19】  請求項16ないし請求項18のいづ
    れか1項に記載の装置にして、前記第2のスクリーンが
    旋転スクリーンであることを特徴とする装置。
  20. 【請求項20】  請求項18に記載の装置にして、前
    記流れ処理スクリーンがディスクスクリーンであり、該
    流れ処理スクリーンのインタフェース開口をディスクス
    クリーンである前記第3のスクリーンのインタフェース
    開口で除したインタフェース開口比が0.71−2.3
    の範囲であることを特徴とする装置。
  21. 【請求項21】  請求項16に記載の装置にして、前
    記流れ処理スクリーンがダイアモンドスクリーンである
    ことを特徴とする装置。
  22. 【請求項22】  請求項16に記載の装置にして、前
    記第3のスクリーンが前記第2の流れを第7の流れ(F
    7 )に分割し該第7の流れを前記第2のスクリーンに
    向かわせる手段を含むことを特徴とする装置。
  23. 【請求項23】  請求項22に記載の装置にして、前
    記流れ処理スクリーンが螺旋ロールスクリーンを含むこ
    とを特徴とする装置。
  24. 【請求項24】  請求項22に記載の装置にして、前
    記第3のスクリーンが螺旋ロールスクリーンを含むこと
    を特徴とする装置。
  25. 【請求項25】  請求項16に記載の装置にして、装
    置の負荷を制御する流れ制御手段が設けられ、流れ処理
    手段の負荷を第3のスクリーン手段の負荷で除した負荷
    比が2.0−16.0の範囲に制御され、各スクリーン
    の負荷はそれぞれのスクリーンの単位面積当り単位時間
    当りの質量として測定されることを特徴とする装置。
  26. 【請求項26】  請求項20に記載の装置にして、装
    置の負荷を制御する流れ制御手段が設けられ、流れ処理
    手段の負荷を第3のスクリーン手段の負荷で除した負荷
    比が2.0−16.0の範囲に制御され、各スクリーン
    の負荷はそれぞれのスクリーンの単位面積当り単位時間
    当りの質量として測定されることを特徴とする装置。
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