JPH04213967A - 2値モード文書スキャナのしきい値レベルを確立する方法および装置 - Google Patents
2値モード文書スキャナのしきい値レベルを確立する方法および装置Info
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- JPH04213967A JPH04213967A JP3017711A JP1771191A JPH04213967A JP H04213967 A JPH04213967 A JP H04213967A JP 3017711 A JP3017711 A JP 3017711A JP 1771191 A JP1771191 A JP 1771191A JP H04213967 A JPH04213967 A JP H04213967A
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- 210000004027 cell Anatomy 0.000 description 27
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-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N1/00—Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
- H04N1/40—Picture signal circuits
- H04N1/403—Discrimination between the two tones in the picture signal of a two-tone original
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- Engineering & Computer Science (AREA)
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- Signal Processing (AREA)
- Image Input (AREA)
- Facsimile Scanning Arrangements (AREA)
- Facsimile Image Signal Circuits (AREA)
- Character Input (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は文書スキャナに関し、
さらに詳細には文書スキャナが2値モードで動作すると
きに用いられる最適なしきい値に信号レベルを決定する
ための方法と装置に関する。
さらに詳細には文書スキャナが2値モードで動作すると
きに用いられる最適なしきい値に信号レベルを決定する
ための方法と装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この発明が適用されるタイプの文書スキ
ャナでは、スキャナは従来文書が走査のために位置決め
されるプラテンが設けられる。
ャナでは、スキャナは従来文書が走査のために位置決め
されるプラテンが設けられる。
【0003】文書はX方向として定義される方向に伸長
する光線または光跡を用いた走査期間中に照射される。 光線は、文書に対して直交Y方向と定義される方向に移
動する。こうして光は文書から線1本ずつ、あるいは一
列ずつ反射され、各文書列はX方向に伸長する。黒い線
と白紙上のテキスト画像とからなる文書の場合、文書の
白い背景のPEL領域から高強度の光が反射され、文書
の画像部分のみを含む文書PELから中強度の光が反射
され、文書の黒い画像のPEL領域から低強度の光が反
射される。
する光線または光跡を用いた走査期間中に照射される。 光線は、文書に対して直交Y方向と定義される方向に移
動する。こうして光は文書から線1本ずつ、あるいは一
列ずつ反射され、各文書列はX方向に伸長する。黒い線
と白紙上のテキスト画像とからなる文書の場合、文書の
白い背景のPEL領域から高強度の光が反射され、文書
の画像部分のみを含む文書PELから中強度の光が反射
され、文書の黒い画像のPEL領域から低強度の光が反
射される。
【0004】プラテンは、光跡の移動による走査のため
に文書が固定して載置される、水平な、矩形の透明ガラ
スあるいはガラス状部材からなる。あるいは、プラテン
は不動の光跡と一致させて配置された薄いガラス条片か
らなり、その上で走査中文書が移動する。
に文書が固定して載置される、水平な、矩形の透明ガラ
スあるいはガラス状部材からなる。あるいは、プラテン
は不動の光跡と一致させて配置された薄いガラス条片か
らなり、その上で走査中文書が移動する。
【0005】いずれの場合も反射光または反射光跡は、
X方向に効果的に伸長する感光セルの線形のアレイ上に
光学的に向けられる。かかるアレイの一例として、個々
のセルが光跡の1画素、ピクセル、あるいはPELを規
定するCCDアレイがある。アレイの個々のセンサセル
はそれぞれY方向に伸長する文書走査カラムを規定する
。
X方向に効果的に伸長する感光セルの線形のアレイ上に
光学的に向けられる。かかるアレイの一例として、個々
のセルが光跡の1画素、ピクセル、あるいはPELを規
定するCCDアレイがある。アレイの個々のセンサセル
はそれぞれY方向に伸長する文書走査カラムを規定する
。
【0006】スキャナ装置は文書全体の走査、あるいは
その一部またはウィンドウの走査のいずれかに用いるこ
とができる。文書中のウィンドウ領域の走査要求の場合
には、このウィンドウ領域はそのウィンドウ領域のX座
標およびY座標を与えることによって規定され、プラテ
ンと光跡の移動によって規定され、プラテンと光跡の移
動によって規定されるX−Y座標系に基準合わせされる
。
その一部またはウィンドウの走査のいずれかに用いるこ
とができる。文書中のウィンドウ領域の走査要求の場合
には、このウィンドウ領域はそのウィンドウ領域のX座
標およびY座標を与えることによって規定され、プラテ
ンと光跡の移動によって規定され、プラテンと光跡の移
動によって規定されるX−Y座標系に基準合わせされる
。
【0007】スキャナ装置が文書走査要求または文書中
のウィンドウの走査要求を受けると、センサアレイセル
のアナログ信号成分を文書に対する光跡のY方向の位置
に関して問い合わせしなければならず、さらに、実際に
文書または文書ウィンドウを見るセンサセルが画像メモ
リに読み出される。
のウィンドウの走査要求を受けると、センサアレイセル
のアナログ信号成分を文書に対する光跡のY方向の位置
に関して問い合わせしなければならず、さらに、実際に
文書または文書ウィンドウを見るセンサセルが画像メモ
リに読み出される。
【0008】上記のCCDアレイは個々のセンサセルの
それぞれに対するアナログ信号出力を提供するように動
作可能である。信号の大きさはその時セルが見ている文
書PELの反射率特性によって決まる。このように、高
反射率のPEL(すなわち、文書の白背景領域内のPE
L)が見られているとき、大きな出力が提供され、中程
度の反射率のPEL(すなわち、文書の黒線画像の一部
分だけを含む文書PEL)が見られているとき、中程度
の出力が提供され、低反射率のPEL(すなわち、黒線
画像のみを含む文書PEL)が見られているとき、小さ
な信号提供される。
それぞれに対するアナログ信号出力を提供するように動
作可能である。信号の大きさはその時セルが見ている文
書PELの反射率特性によって決まる。このように、高
反射率のPEL(すなわち、文書の白背景領域内のPE
L)が見られているとき、大きな出力が提供され、中程
度の反射率のPEL(すなわち、文書の黒線画像の一部
分だけを含む文書PEL)が見られているとき、中程度
の出力が提供され、低反射率のPEL(すなわち、黒線
画像のみを含む文書PEL)が見られているとき、小さ
な信号提供される。
【0009】文書スキャナは通常二つの動作モードのう
ちの一つのモードで動作する。第1の動作モードはたと
えば写真のような多数の濃淡のグレーの画像を含む文書
の走査に特に適している。この場合、各センサセルのア
ナログ出力を可能な多数の2値の値に解像するために電
子信号処理手段が設けられる。たとえば、現在見られて
いる文書についてのセンサセルからのアナログ信号出力
は、0000、0000から1111、1111までの
256の異なる値を持つ範囲に及ぶ大きさの8ビットの
2値ワードに解像される。
ちの一つのモードで動作する。第1の動作モードはたと
えば写真のような多数の濃淡のグレーの画像を含む文書
の走査に特に適している。この場合、各センサセルのア
ナログ出力を可能な多数の2値の値に解像するために電
子信号処理手段が設けられる。たとえば、現在見られて
いる文書についてのセンサセルからのアナログ信号出力
は、0000、0000から1111、1111までの
256の異なる値を持つ範囲に及ぶ大きさの8ビットの
2値ワードに解像される。
【0010】このスキャナ装置の第2の動作モードは、
ここでは2値動作モードと定義するが、このモードでは
スキャナ装置は線、あるいは、たとえばタイプされたテ
キストのページのようなテキスト文書の走査に最も適し
ている。この場合もまた各センサセルからのアナログ出
力はかなりの大きさの範囲にわたる。
ここでは2値動作モードと定義するが、このモードでは
スキャナ装置は線、あるいは、たとえばタイプされたテ
キストのページのようなテキスト文書の走査に最も適し
ている。この場合もまた各センサセルからのアナログ出
力はかなりの大きさの範囲にわたる。
【0011】しかし、この第2の動作モードでは上記の
電子信号処理手段はアナログ信号から発生する様々な8
ビットバイトを二つの2値の値、すなわち0あるいは1
のいずれか一つに解像する能力を持たねばならない。こ
の動作には、様々な8ビットのセンサセルの大きさを比
較する対象となるあらかじめ設定したしきい値信号量(
すなわち、0000、0000と1111、1111の
中間程度のバイトの大きさ)を用いることが必要である
。
電子信号処理手段はアナログ信号から発生する様々な8
ビットバイトを二つの2値の値、すなわち0あるいは1
のいずれか一つに解像する能力を持たねばならない。こ
の動作には、様々な8ビットのセンサセルの大きさを比
較する対象となるあらかじめ設定したしきい値信号量(
すなわち、0000、0000と1111、1111の
中間程度のバイトの大きさ)を用いることが必要である
。
【0012】このようにして、実際に様々な反射率特性
のPELを有するが、可視情報内容に関していえばわず
か二つの反射率状態のPEL(すなわち、白背景のPE
Lと暗い画像のPELだけ)を有するのみである文書が
2値の電子画像に変換され、この2値の電子画像は文書
の持っている可視情報内容の複製である。
のPELを有するが、可視情報内容に関していえばわず
か二つの反射率状態のPEL(すなわち、白背景のPE
Lと暗い画像のPELだけ)を有するのみである文書が
2値の電子画像に変換され、この2値の電子画像は文書
の持っている可視情報内容の複製である。
【0013】この発明は主として2値モードで動作する
スキャナ装置に適用される。
スキャナ装置に適用される。
【0014】当該技術分野の熟練者にはよく理解される
ところであるが、走査のためにスキャナ装置に与えられ
る文書には白以外の非常に多種にわたる背景の濃淡ある
いは色が含まれ、基板あるいは紙の厚み、もしくは光学
的透明度は多岐にわたり、また文書の取扱いが不適切で
ある場合には様々な状態が起こる。さらに、これらの異
なりうる文書状態はすべて、文書毎に異なるだけでなく
、単一の文書の内部でも異なることがあることがわかっ
ている。
ところであるが、走査のためにスキャナ装置に与えられ
る文書には白以外の非常に多種にわたる背景の濃淡ある
いは色が含まれ、基板あるいは紙の厚み、もしくは光学
的透明度は多岐にわたり、また文書の取扱いが不適切で
ある場合には様々な状態が起こる。さらに、これらの異
なりうる文書状態はすべて、文書毎に異なるだけでなく
、単一の文書の内部でも異なることがあることがわかっ
ている。
【0015】これらの文書の変動要素に対処するために
、ここでは文書の可視画像の2値電子画像への変換を最
適化すべく、2値モードスキャナのしきい値レベルを調
整する方法を提供する。たとえば、操作者が文書を見て
、使用すべきしきい値を判断し、この判断は文書の平均
反射率に基づく。あるいは、CRTのような電子画像を
見る手段を有するスキャナの場合には、文書は満足な結
果が得られるまで対話形式で走査される。
、ここでは文書の可視画像の2値電子画像への変換を最
適化すべく、2値モードスキャナのしきい値レベルを調
整する方法を提供する。たとえば、操作者が文書を見て
、使用すべきしきい値を判断し、この判断は文書の平均
反射率に基づく。あるいは、CRTのような電子画像を
見る手段を有するスキャナの場合には、文書は満足な結
果が得られるまで対話形式で走査される。
【0016】このように、当該技術においてスキャナ装
置が2値モードで動作する際に用いるべきしきい値レベ
ルを決定するための自動的な方法と装置が必要とされ、
特に、文書の背景の反射率レベルにのみ応答し、文書の
平均反射率値には応答しない自動的な方法と装置が必要
とされる。
置が2値モードで動作する際に用いるべきしきい値レベ
ルを決定するための自動的な方法と装置が必要とされ、
特に、文書の背景の反射率レベルにのみ応答し、文書の
平均反射率値には応答しない自動的な方法と装置が必要
とされる。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】この発明の目的は、複
数の文書走査列あるいは走査線の中の少なくともいくつ
かのもののPELに対して発生する複数の信号の大きさ
を含む信号の大きさの集まりを提供する2値モード文書
走査法および装置を提供することである。その後このヒ
ストグラムが分析され、ヒストグラム中の最も発生頻度
の高い信号の大きさを判定する(すなわち、文書の背景
のPELを走査することによって発生する信号を判定す
る)。この主として発生する信号はその後スキャナのし
きい値信号の大きさを判定するのに用いられる。
数の文書走査列あるいは走査線の中の少なくともいくつ
かのもののPELに対して発生する複数の信号の大きさ
を含む信号の大きさの集まりを提供する2値モード文書
走査法および装置を提供することである。その後このヒ
ストグラムが分析され、ヒストグラム中の最も発生頻度
の高い信号の大きさを判定する(すなわち、文書の背景
のPELを走査することによって発生する信号を判定す
る)。この主として発生する信号はその後スキャナのし
きい値信号の大きさを判定するのに用いられる。
【0018】この発明の他の目的は文書走査中にスキャ
ナのしきい値の大きさが動的かつ周期的に調整され、そ
れによって文書が走査されるにつれて、文書の有効な背
景の色調が変化する場合にしきい値信号の大きさを変更
する方法と装置を提供することである。
ナのしきい値の大きさが動的かつ周期的に調整され、そ
れによって文書が走査されるにつれて、文書の有効な背
景の色調が変化する場合にしきい値信号の大きさを変更
する方法と装置を提供することである。
【0019】
【課題を解決するための手段】この発明は、記憶された
、一つまたはそれ以上の文書走査線の様々なPEL色調
によって発生する様々な信号の大きさの集まり、履歴お
よびヒストグラムを参照してスキャナのしきい値信号レ
ベルを動的に確立する、2値モード文書走査のための文
書走査法と装置を提供する。ここで色調とは文書PEL
の反射特性を意味する。また、走査線および走査列は同
義と考えるものとする。
、一つまたはそれ以上の文書走査線の様々なPEL色調
によって発生する様々な信号の大きさの集まり、履歴お
よびヒストグラムを参照してスキャナのしきい値信号レ
ベルを動的に確立する、2値モード文書走査のための文
書走査法と装置を提供する。ここで色調とは文書PEL
の反射特性を意味する。また、走査線および走査列は同
義と考えるものとする。
【0020】文書の2値モード走査とは、各文書走査線
の各ピクセル、画素、あるいはPELに対して発生する
走査信号の大きさがしきい値信号の大きさより小さい場
合、一つの2値状態(すなわち、2値の0あるいは2値
の1)の画像信号が発生する。走査信号の大きさがしき
い値信号の大きさ以上である場合、他の2値状態の画像
信号が発生する。
の各ピクセル、画素、あるいはPELに対して発生する
走査信号の大きさがしきい値信号の大きさより小さい場
合、一つの2値状態(すなわち、2値の0あるいは2値
の1)の画像信号が発生する。走査信号の大きさがしき
い値信号の大きさ以上である場合、他の2値状態の画像
信号が発生する。
【0021】この発明は線型の文書、たとえば人間の読
み取れるテキスト画像あるいは背景の色調に対して見ら
れる書式印刷画像を含む文書を走査するときに主として
用いられる。しかし、この発明の精神と範囲はそれに限
定されない。それは、この発明は文書内の大多数のPE
Lが文書の背景の色調だけを含むいかなる文書の2値モ
ード走査にも用いることができるためである。
み取れるテキスト画像あるいは背景の色調に対して見ら
れる書式印刷画像を含む文書を走査するときに主として
用いられる。しかし、この発明の精神と範囲はそれに限
定されない。それは、この発明は文書内の大多数のPE
Lが文書の背景の色調だけを含むいかなる文書の2値モ
ード走査にも用いることができるためである。
【0022】白い紙の表面に黒い、人間の読めるテキス
トのあるタイプされたページを考えてみる。この型の文
書では、文書の白い背景、非画像、あるいはPEL領域
によって提供される走査信号の大きさは、各文書走査線
内の大半の時間に発生し、一部の走査線においては、P
EL領域は常に発生する。
トのあるタイプされたページを考えてみる。この型の文
書では、文書の白い背景、非画像、あるいはPEL領域
によって提供される走査信号の大きさは、各文書走査線
内の大半の時間に発生し、一部の走査線においては、P
EL領域は常に発生する。
【0023】この発明によれば、2値モードスキャナ装
置において背景の自動的な制御を達成するためにヒスト
グラム技術が用いられる。さらに詳細には、上述の主信
号(すなわち背景の信号)の大きさは、一つまたはそれ
以上の走査線内の様々な走査信号の大きさの記憶された
集まりあるいはヒストグラムを提供し、その後このヒス
トグラムを分析して主信号の大きさを判定することによ
って発見することができる。
置において背景の自動的な制御を達成するためにヒスト
グラム技術が用いられる。さらに詳細には、上述の主信
号(すなわち背景の信号)の大きさは、一つまたはそれ
以上の走査線内の様々な走査信号の大きさの記憶された
集まりあるいはヒストグラムを提供し、その後このヒス
トグラムを分析して主信号の大きさを判定することによ
って発見することができる。
【0024】この主信号の大きさは文書の、情報を持っ
た黒いテキスト画像と情報を持たない紙の白背景の間に
存在する走査コントラストの正確な測定であることから
、この発明によれば、この主信号の大きさの相関的要素
としてしきい値信号の大きさを確立することによって文
書走査が向上する。
た黒いテキスト画像と情報を持たない紙の白背景の間に
存在する走査コントラストの正確な測定であることから
、この発明によれば、この主信号の大きさの相関的要素
としてしきい値信号の大きさを確立することによって文
書走査が向上する。
【0025】従来の、明るい色調の背景に対して見られ
る暗い色調の画像について考えると便利であるが、この
発明とそれに限定されない。それは、黒い背景に対して
明るい色調の画像を見る場合にも使用できるからである
。いずれの場合にも、文書の可視画像のPELは画像内
容の損失を最小限にして2値電子画像に変換される。
る暗い色調の画像について考えると便利であるが、この
発明とそれに限定されない。それは、黒い背景に対して
明るい色調の画像を見る場合にも使用できるからである
。いずれの場合にも、文書の可視画像のPELは画像内
容の損失を最小限にして2値電子画像に変換される。
【0026】この発明のある実施例では、しきい値信号
レベルは文書走査中、上述の方法で連続的に確立される
、あるいは初期化される。このようにして、文書の走査
長内で起こる背景の色調の変化が補償される。この発明
のこの機能はまた文書の有効な背景の色調を変える他の
要因、たとえば走査の照射の強さの変化等を補償する。
レベルは文書走査中、上述の方法で連続的に確立される
、あるいは初期化される。このようにして、文書の走査
長内で起こる背景の色調の変化が補償される。この発明
のこの機能はまた文書の有効な背景の色調を変える他の
要因、たとえば走査の照射の強さの変化等を補償する。
【0027】従って、この発明の目的は、複数の文書走
査列あるいは走査線の中の少なくともいくつかのものの
PELに対して発生する複数の信号の大きさを含む信号
の大きさの集まりを提供する2値モード文書走査法およ
び装置を提供することである。その後このヒストグラム
が分析され、ヒストグラム中の最も発生頻度の高い信号
の大きさを判定する(すなわち、文書の背景のPELを
走査することによって発生する信号を判定する)。この
主として発生する信号はその後スキャナのしきい値信号
の大きさを判定するのに用いられる。
査列あるいは走査線の中の少なくともいくつかのものの
PELに対して発生する複数の信号の大きさを含む信号
の大きさの集まりを提供する2値モード文書走査法およ
び装置を提供することである。その後このヒストグラム
が分析され、ヒストグラム中の最も発生頻度の高い信号
の大きさを判定する(すなわち、文書の背景のPELを
走査することによって発生する信号を判定する)。この
主として発生する信号はその後スキャナのしきい値信号
の大きさを判定するのに用いられる。
【0028】さらに、この発明の他の目的は文書走査中
にスキャナのしきい値の大きさが動的かつ周期的に調整
され、それによって文書が走査されるにつれて、文書の
有効な背景の色調が変化する場合にしきい値信号の大き
さを変更する方法と装置を提供することである。
にスキャナのしきい値の大きさが動的かつ周期的に調整
され、それによって文書が走査されるにつれて、文書の
有効な背景の色調が変化する場合にしきい値信号の大き
さを変更する方法と装置を提供することである。
【0029】この発明のこれらの、そしてその他の目的
および利点は、当該技術の熟練者には図面を参照して行
う以下の詳細な実施例の説明から明らかになるであろう
。
および利点は、当該技術の熟練者には図面を参照して行
う以下の詳細な実施例の説明から明らかになるであろう
。
【0030】
【実施例】この発明を採用した文書走査装置10を図1
に示す。このスキャナ装置はこの発明を用いることので
きる一般的なタイプのものであるが、この発明はここに
開示する具体的な構成には限定されない。
に示す。このスキャナ装置はこの発明を用いることので
きる一般的なタイプのものであるが、この発明はここに
開示する具体的な構成には限定されない。
【0031】このスキャナ装置では、文書11は画像側
を下に向けて透明なプラテン12上に配置される。文書
11の下向きの側はその上に含まれる可視画像が、たと
えば図4のホスト45のようなデータ処理装置等の使用
することができる電子画像の形式に変換されるように走
査される。一般的に、スキャナ装置10は文書固定、光
源移動型のものである。しかし、この発明の精神と範囲
の中で、スキャナ装置は移動文書と不動の光跡を提供す
ることができる。
を下に向けて透明なプラテン12上に配置される。文書
11の下向きの側はその上に含まれる可視画像が、たと
えば図4のホスト45のようなデータ処理装置等の使用
することができる電子画像の形式に変換されるように走
査される。一般的に、スキャナ装置10は文書固定、光
源移動型のものである。しかし、この発明の精神と範囲
の中で、スキャナ装置は移動文書と不動の光跡を提供す
ることができる。
【0032】文書走査は、線型の光源16と反射鏡アレ
イ17を含む可動キャリッジ15によって図1のように
達成される。モータ18は好適にはステッピングモータ
であるが、これは歯車、ケーブル等の手段によってキャ
リッジ15と機械的に結合される。モータ18はプラテ
ン12の長さに沿ってキャリッジ15を両方向に移動さ
せる動作をする。図1の左への移動は走査運動と定義さ
れ、右への移動はホーミング運動と定義される。この運
動の方向は、図1に適当なラベルを付けた矢印で示すよ
うにY方向と定義される。プラテン12から反射される
光跡24は、図3から最も良くわかるようにレンズ20
に向けられ、その後光センサ手段21に向けられる。C
CDアレイ27は光跡24の長さにほぼ一致するX方向
の有効長さを持つものである。
イ17を含む可動キャリッジ15によって図1のように
達成される。モータ18は好適にはステッピングモータ
であるが、これは歯車、ケーブル等の手段によってキャ
リッジ15と機械的に結合される。モータ18はプラテ
ン12の長さに沿ってキャリッジ15を両方向に移動さ
せる動作をする。図1の左への移動は走査運動と定義さ
れ、右への移動はホーミング運動と定義される。この運
動の方向は、図1に適当なラベルを付けた矢印で示すよ
うにY方向と定義される。プラテン12から反射される
光跡24は、図3から最も良くわかるようにレンズ20
に向けられ、その後光センサ手段21に向けられる。C
CDアレイ27は光跡24の長さにほぼ一致するX方向
の有効長さを持つものである。
【0033】光源16はプラテン12のX方向あるいは
幅にわたる比較的細い光跡24を提供するように動作す
る。キャリッジ15と光跡24のホームポジションは光
線がプラテン12の透明な先端部13を照射するような
位置である。
幅にわたる比較的細い光跡24を提供するように動作す
る。キャリッジ15と光跡24のホームポジションは光
線がプラテン12の透明な先端部13を照射するような
位置である。
【0034】図3についていえば、光センサ手段21は
好適には個々の感光検出器セル28の線型のアレイとし
て構成される電荷結合素子(CCD)アッセンブリーあ
るいはアレイ27である。センサアレイ27の各検出器
セル28は、光跡24によって規定される線型の走査線
内の画素あるいはピクセル(PEL)を規定する。文書
11上の様々なPEL密度(たとえば、文書1インチ当
り400PEL)を識別することのできるCCDアレイ
は現在市場で容易に入手可能であり、高品質の解像度を
提供する。
好適には個々の感光検出器セル28の線型のアレイとし
て構成される電荷結合素子(CCD)アッセンブリーあ
るいはアレイ27である。センサアレイ27の各検出器
セル28は、光跡24によって規定される線型の走査線
内の画素あるいはピクセル(PEL)を規定する。文書
11上の様々なPEL密度(たとえば、文書1インチ当
り400PEL)を識別することのできるCCDアレイ
は現在市場で容易に入手可能であり、高品質の解像度を
提供する。
【0035】図2では、典型的な文書走査線の光跡24
(図1参照)は、たとえば3,400PEL(すなわち
、幅8 1/2インチの文書のインチ当たり400PE
L)の長さからなる。その結果、レンズ20を通過する
光跡24の長さが、CCDアレイ27に到達したとき所
定の比率(たとえば7:5:1)で光学的に減少する。 光センサ手段21のアナログ信号成分は、キャリッジ1
5がプラテン12の長さに沿ってY方向に移動するにつ
れて文書の行毎に周期的に読み出される。
(図1参照)は、たとえば3,400PEL(すなわち
、幅8 1/2インチの文書のインチ当たり400PE
L)の長さからなる。その結果、レンズ20を通過する
光跡24の長さが、CCDアレイ27に到達したとき所
定の比率(たとえば7:5:1)で光学的に減少する。 光センサ手段21のアナログ信号成分は、キャリッジ1
5がプラテン12の長さに沿ってY方向に移動するにつ
れて文書の行毎に周期的に読み出される。
【0036】文書走査が完了したとき、キャリッジ15
はホームポジションに戻り(図1で見て右への運動)、
その後光跡24がプラテン12の先端13の上に(すな
わち、図1に示す光跡24の位置の右に)位置するよう
に停止する。
はホームポジションに戻り(図1で見て右への運動)、
その後光跡24がプラテン12の先端13の上に(すな
わち、図1に示す光跡24の位置の右に)位置するよう
に停止する。
【0037】光センサ手段21からの出力走査信号は、
次に図3と関連して説明するように、出力信号のディジ
タル形式への変換後、可撓性のケーブル19(図4の3
1)を介して電子制御器22に結合される。制御器22
はキャリッジモータ18に駆動信号を提供する。制御器
22は、モータ18を開ループあるいは閉ループサーボ
機構の方式で制御する動作をする。ある実施例では、制
御器22はたとえば回転速度計位置検出器23の出力等
からキャリッジ15に関する位置または運動フィードバ
ック情報を受け、ホームセンサ59と走査センサ90の
端部からキャリッジ位置フィードバックを受ける。
次に図3と関連して説明するように、出力信号のディジ
タル形式への変換後、可撓性のケーブル19(図4の3
1)を介して電子制御器22に結合される。制御器22
はキャリッジモータ18に駆動信号を提供する。制御器
22は、モータ18を開ループあるいは閉ループサーボ
機構の方式で制御する動作をする。ある実施例では、制
御器22はたとえば回転速度計位置検出器23の出力等
からキャリッジ15に関する位置または運動フィードバ
ック情報を受け、ホームセンサ59と走査センサ90の
端部からキャリッジ位置フィードバックを受ける。
【0038】制御器22は出力ケーブル14(図4の4
3、44)を介して遠隔ホストあるいはプロセッサ45
(図4)を用いてデータおよび信号を処理し走査する要
素を内蔵する。制御器22の動作は図4を参照してより
詳細に説明される。
3、44)を介して遠隔ホストあるいはプロセッサ45
(図4)を用いてデータおよび信号を処理し走査する要
素を内蔵する。制御器22の動作は図4を参照してより
詳細に説明される。
【0039】図3は光センサ手段21のデータ成分の読
み出しの実施例を示す。通常制御器22から出るゲート
信号(図示せず)を用いて、CCDアレイ27の一つお
きの検出器セル28のアナログ信号成分が、アナログシ
フトレジスタ25に並列に結合され、一方、一つおきの
他の列のセル28に存在する信号はアナログシフトレジ
スタ26に並列に結合される。
み出しの実施例を示す。通常制御器22から出るゲート
信号(図示せず)を用いて、CCDアレイ27の一つお
きの検出器セル28のアナログ信号成分が、アナログシ
フトレジスタ25に並列に結合され、一方、一つおきの
他の列のセル28に存在する信号はアナログシフトレジ
スタ26に並列に結合される。
【0040】レジスタ25および26に与えられたアナ
ログ信号は、CCDアレイ27の個々のセル28が受け
た、光跡24の同数の個々のPELから反射される様々
な光のレベルを表す。個々のアナログ信号の大きさは、
光跡24の小さなインクレメンタルピクセルまたはPE
Lから所定時間中に反射される光の量の平均に対応する
。これらの信号はレジスタ25および26に転送され、
マルチプレクサ29を介してアナログ/ディジタル変換
器(A/D)30に直列にシフトされる。この目的には
、各種の適当なアナログ/ディジタル変換器を商業的に
入手可能である。
ログ信号は、CCDアレイ27の個々のセル28が受け
た、光跡24の同数の個々のPELから反射される様々
な光のレベルを表す。個々のアナログ信号の大きさは、
光跡24の小さなインクレメンタルピクセルまたはPE
Lから所定時間中に反射される光の量の平均に対応する
。これらの信号はレジスタ25および26に転送され、
マルチプレクサ29を介してアナログ/ディジタル変換
器(A/D)30に直列にシフトされる。この目的には
、各種の適当なアナログ/ディジタル変換器を商業的に
入手可能である。
【0041】A/D変換器30の出力31は一連の2値
データのバイト、たとえば各PELに対し1バイトのデ
ータからなる。これらのバイトはそれぞれシフトレジス
タ25および26から検索されたアナログ信号の一つの
大きさにディジタル的に対応し、したがって各バイトは
、CCDアレイ27のセル28の一つに存在する反射光
の大きさに対応する。アレイ27が1インチ当たり40
0セルまたはPELを結像する場合、A/D30の出力
31は同様に1インチ当たり400バイトからなる。
データのバイト、たとえば各PELに対し1バイトのデ
ータからなる。これらのバイトはそれぞれシフトレジス
タ25および26から検索されたアナログ信号の一つの
大きさにディジタル的に対応し、したがって各バイトは
、CCDアレイ27のセル28の一つに存在する反射光
の大きさに対応する。アレイ27が1インチ当たり40
0セルまたはPELを結像する場合、A/D30の出力
31は同様に1インチ当たり400バイトからなる。
【0042】図1の文書スキャナにおいては、文書11
はX方向と定義される方向に伸長する光跡24を用いた
走査中に照射される。光跡24は直交Y方向と定義され
る方向に文書11に対して移動する。光はこのように文
書11から線毎または列毎に反射され、各文書列はX方
向に伸長する。白紙上の黒線またはテキスト画像からな
る文書の場合、高強度の光が文書の白背景のPEL領域
から反射し、中強度の光が文書の黒い画像部分のみを含
む文書PELから反射され、低強度の光が文書の黒い画
像PEL領域から反射される。
はX方向と定義される方向に伸長する光跡24を用いた
走査中に照射される。光跡24は直交Y方向と定義され
る方向に文書11に対して移動する。光はこのように文
書11から線毎または列毎に反射され、各文書列はX方
向に伸長する。白紙上の黒線またはテキスト画像からな
る文書の場合、高強度の光が文書の白背景のPEL領域
から反射し、中強度の光が文書の黒い画像部分のみを含
む文書PELから反射され、低強度の光が文書の黒い画
像PEL領域から反射される。
【0043】反射光線あるいは反射光線(図2の24)
はX方向に有効に伸長する感光セル28の線型のアレイ
に光学的に向けられる。アレイ27の個々のセンサセル
28はそれぞれY方向に伸長する文書走査カラムを規定
する。
はX方向に有効に伸長する感光セル28の線型のアレイ
に光学的に向けられる。アレイ27の個々のセンサセル
28はそれぞれY方向に伸長する文書走査カラムを規定
する。
【0044】スキャナ装置10(図1)は、文書11の
表面全体を走査または読み取りするか、あるいはその内
部またはウィンドウを走査する。文書11内のウィンド
ウ領域の走査要求の場合、このウィンドウ領域は、プラ
テン12と光跡24の移動によって規定されるX−Y座
標系に基準合わせしたウィンドウ領域XおよびY座標を
与えることによって規定される。
表面全体を走査または読み取りするか、あるいはその内
部またはウィンドウを走査する。文書11内のウィンド
ウ領域の走査要求の場合、このウィンドウ領域は、プラ
テン12と光跡24の移動によって規定されるX−Y座
標系に基準合わせしたウィンドウ領域XおよびY座標を
与えることによって規定される。
【0045】スキャナ装置10が文書11内のウィンド
ウの走査の要求を受けた場合、センサセル28の信号成
分は、文書ウィンドウに対する光跡のY方向位置に関し
て問い合わせされねばならず、加えて、実際に文書のウ
ィンドウのX方向の幅を見るセンサセル28だけが図4
の画像メモリ40に読み出される。
ウの走査の要求を受けた場合、センサセル28の信号成
分は、文書ウィンドウに対する光跡のY方向位置に関し
て問い合わせされねばならず、加えて、実際に文書のウ
ィンドウのX方向の幅を見るセンサセル28だけが図4
の画像メモリ40に読み出される。
【0046】文書スキャナ10は二つの動作モードのう
ちの一つのモードで動作することができる。第1の動作
モード(すなわち、デフォルト動作モード)は、写真の
ようなグレー画像の濃淡を含む文書の走査に特に適して
いる。この場合、制御器22は各センサセル28のアナ
ログ出力を多数の2値の値の一つに解像する。たとえば
、グレースケールの文書11のためのセンサセル28か
らのアナログ出力信号は、0000、0000から11
11、1111の大きさの範囲にわたる大きさを有する
8ビットの2値ワードに解像される。このように、この
8ビット情報信号の情報成分は文書のグレースケール画
像PELに存在する情報成分を保持する。
ちの一つのモードで動作することができる。第1の動作
モード(すなわち、デフォルト動作モード)は、写真の
ようなグレー画像の濃淡を含む文書の走査に特に適して
いる。この場合、制御器22は各センサセル28のアナ
ログ出力を多数の2値の値の一つに解像する。たとえば
、グレースケールの文書11のためのセンサセル28か
らのアナログ出力信号は、0000、0000から11
11、1111の大きさの範囲にわたる大きさを有する
8ビットの2値ワードに解像される。このように、この
8ビット情報信号の情報成分は文書のグレースケール画
像PELに存在する情報成分を保持する。
【0047】スキャナ装置10の第2の動作モードは、
ここでは2値動作モードと定義されるが、このモードで
は、装置はタイプされたテキストのページのような線文
書11の走査に最適である。この場合、各センサセル2
8からのアナログ出力もまたほぼ8ビットの大きさの範
囲に及ぶ。しかし、この第2の動作モードでは、制御器
22は様々な多レベルの8ビットバイトを二つの値の値
、すなわち0または1のうちの一つに解像する動作をす
る。この動作には、様々な8ビットのセンサセルの大き
さを比較する対照となるあらかじめ決められたしきい値
信号の量(すなわち0000、0000と1111、1
111の二つの大きさの中間程度の大きさを持つバイト
)を用いる必要がある。 この場合、中間的な反射率特性のPELはこれら二つの
2値状態のうちの一つに解像される。
ここでは2値動作モードと定義されるが、このモードで
は、装置はタイプされたテキストのページのような線文
書11の走査に最適である。この場合、各センサセル2
8からのアナログ出力もまたほぼ8ビットの大きさの範
囲に及ぶ。しかし、この第2の動作モードでは、制御器
22は様々な多レベルの8ビットバイトを二つの値の値
、すなわち0または1のうちの一つに解像する動作をす
る。この動作には、様々な8ビットのセンサセルの大き
さを比較する対照となるあらかじめ決められたしきい値
信号の量(すなわち0000、0000と1111、1
111の二つの大きさの中間程度の大きさを持つバイト
)を用いる必要がある。 この場合、中間的な反射率特性のPELはこれら二つの
2値状態のうちの一つに解像される。
【0048】以下の説明に用いる約束としては(それに
限定されるものではないが)、バイト1111、111
1は最も明るい色で最も反射率の高いPELを表し、バ
イト0000、0000は最も暗い色で最も反射率の低
いPELを表す。通常、中間の色合いのPELの2値画
像信号へのしきい値信号の解像は明るい値に対して見ら
れる暗い可視画像の情報成分の損失を最小限にするよう
に行われる。
限定されるものではないが)、バイト1111、111
1は最も明るい色で最も反射率の高いPELを表し、バ
イト0000、0000は最も暗い色で最も反射率の低
いPELを表す。通常、中間の色合いのPELの2値画
像信号へのしきい値信号の解像は明るい値に対して見ら
れる暗い可視画像の情報成分の損失を最小限にするよう
に行われる。
【0049】このようにして、実際に様々な反射率特性
のPELを有するが、可視情報成分に関していえばわず
か二つの反射率状態(たとえば、白背景のPELと黒い
画像のPELのみ)のPELしか持たない文書11は、
2値の電子画像に変換され、この2値電子画像はかかる
文書11の持つ可視情報成分の複製である。
のPELを有するが、可視情報成分に関していえばわず
か二つの反射率状態(たとえば、白背景のPELと黒い
画像のPELのみ)のPELしか持たない文書11は、
2値の電子画像に変換され、この2値電子画像はかかる
文書11の持つ可視情報成分の複製である。
【0050】この発明は主としてスキャナ装置10が2
値モードで動作するときに用いられる。この発明に寄れ
ば、制御入力導体42(図4の43)がスキャナ装置1
0を導体42上に活動中の信号が存在するときスキャナ
装置10を2値動作モードにする。スキャナ装置10は
、2値動作モードでは値の固定されたしきい値信号、あ
るいはその値がこの発明にしたがって周期的、自動的に
決定されるしきい値信号のいずれかによって動作する。
値モードで動作するときに用いられる。この発明に寄れ
ば、制御入力導体42(図4の43)がスキャナ装置1
0を導体42上に活動中の信号が存在するときスキャナ
装置10を2値動作モードにする。スキャナ装置10は
、2値動作モードでは値の固定されたしきい値信号、あ
るいはその値がこの発明にしたがって周期的、自動的に
決定されるしきい値信号のいずれかによって動作する。
【0051】当該技術の熟練者にはよく理解されるとこ
ろであるが、タイプされたページのような線型の文書が
スキャナ装置10に供給されるとき不適切な文書走査か
ら、背景の濃淡、基板の色および厚さ、光学的透明度、
また条件には大きなばらつきがある。さらに、文書の反
射率特性に関与するが、可視情報を持たない文書パラメ
ータはすべていかなる単一の文書内でもばらつき得るも
のである。
ろであるが、タイプされたページのような線型の文書が
スキャナ装置10に供給されるとき不適切な文書走査か
ら、背景の濃淡、基板の色および厚さ、光学的透明度、
また条件には大きなばらつきがある。さらに、文書の反
射率特性に関与するが、可視情報を持たない文書パラメ
ータはすべていかなる単一の文書内でもばらつき得るも
のである。
【0052】これらの文書の変動要素に対処するため、
この発明はスキャナ装置10が導体42に存在する制御
信号を用いて選択される自動的な背景の制御を伴う2値
モードで動作するとき用いられるしきい値信号あるいは
大きさを決定する方法と装置を提供する。後に明らかに
なるが、この発明の自動的な背景の制御は文書11の背
景の反射率レベルにのみ応答し、文書の平均反射率の値
には応答しない。
この発明はスキャナ装置10が導体42に存在する制御
信号を用いて選択される自動的な背景の制御を伴う2値
モードで動作するとき用いられるしきい値信号あるいは
大きさを決定する方法と装置を提供する。後に明らかに
なるが、この発明の自動的な背景の制御は文書11の背
景の反射率レベルにのみ応答し、文書の平均反射率の値
には応答しない。
【0053】図5から図8を参照してこの発明を詳細に
説明する前に、文書全体あるいは文書のウィンドウの走
査に関連する主要な電気および電子要素の全体的な構成
を図4を参照して説明する。
説明する前に、文書全体あるいは文書のウィンドウの走
査に関連する主要な電気および電子要素の全体的な構成
を図4を参照して説明する。
【0054】当該技術の熟練者には周知である方法によ
って、マスター中央演算処理装置(CPU)35がライ
ン34上のキャリッジ位置回転速度計23やキャリッジ
位置センサ59および90の出力と関連して、モータ1
8へのライン33上の適当な起動信号によってキャリッ
ジ15(図1)の運動を制御する。センサ59および9
0はたとえばキャリッジ15に取り付けた旗によって一
時的に遮断される固定の光ビームからなる。
って、マスター中央演算処理装置(CPU)35がライ
ン34上のキャリッジ位置回転速度計23やキャリッジ
位置センサ59および90の出力と関連して、モータ1
8へのライン33上の適当な起動信号によってキャリッ
ジ15(図1)の運動を制御する。センサ59および9
0はたとえばキャリッジ15に取り付けた旗によって一
時的に遮断される固定の光ビームからなる。
【0055】さらにマスターCPU35は、ライン36
および37上で行われる双方向の制御信号の対話を通じ
てCCDセルのサンプリングと光センサ手段21のセル
成分のアナログ/ディジタル変換を開閉する。
および37上で行われる双方向の制御信号の対話を通じ
てCCDセルのサンプリングと光センサ手段21のセル
成分のアナログ/ディジタル変換を開閉する。
【0056】光センサ手段21の出力(すなわち、図3
のA/D30の出力31)によって提供されるディジタ
ルバイトデータがバス31を介して従プロセッサ32に
並列に与えられる。プロセッサ36は、ケーブル41を
介してバッファメモリ40の記憶位置にデータバイトを
挿入する。従プロセッサ32はライン38を介してマス
ターCPU35から受け取られる開始指令に応じてデー
タを受け取り、記憶し、その状態と動作をライン39を
介してCPU35に連続的に知らせる。
のA/D30の出力31)によって提供されるディジタ
ルバイトデータがバス31を介して従プロセッサ32に
並列に与えられる。プロセッサ36は、ケーブル41を
介してバッファメモリ40の記憶位置にデータバイトを
挿入する。従プロセッサ32はライン38を介してマス
ターCPU35から受け取られる開始指令に応じてデー
タを受け取り、記憶し、その状態と動作をライン39を
介してCPU35に連続的に知らせる。
【0057】従プロセッサ36はまた通信リンク43お
よび44(図1の14)を介して遠隔ホストデータ処理
装置45と双方向通信する。並列ビットでは、多数のラ
インケーブルがホスト45と従プロセッサ36の間にイ
ンターフェース43、44を提供し、またこの目的には
、モデム、ファイバオプティック通信その他のこれに替
わる様々なデータ転送方法が利用可能である。図5に関
して、この図は図4の従プロセッサ32内に含まれる2
値モード画像プロセッサ50の実施例を開示している。 2値モードとしきい値信号54の大きさはこの発明によ
れば図5に周期的に、たとえば、走査線毎に設定される
。
よび44(図1の14)を介して遠隔ホストデータ処理
装置45と双方向通信する。並列ビットでは、多数のラ
インケーブルがホスト45と従プロセッサ36の間にイ
ンターフェース43、44を提供し、またこの目的には
、モデム、ファイバオプティック通信その他のこれに替
わる様々なデータ転送方法が利用可能である。図5に関
して、この図は図4の従プロセッサ32内に含まれる2
値モード画像プロセッサ50の実施例を開示している。 2値モードとしきい値信号54の大きさはこの発明によ
れば図5に周期的に、たとえば、走査線毎に設定される
。
【0058】この図でA/D30(図3)の8ビット走
査信号出力がケーブルまたはバス19に存在する。上述
のように、この8ビット信号の2値の大きさは0から2
55までの10進値範囲に及ぶ。
査信号出力がケーブルまたはバス19に存在する。上述
のように、この8ビット信号の2値の大きさは0から2
55までの10進値範囲に及ぶ。
【0059】この多レベル2値信号は画像プロセッサ論
理ネットワーク50への入力として提供される。ネット
ワーク50は、たとえば画像スケーリング等の多数の周
知の画像処理および増強機能を含むが、これはこの発明
の利用には重要ではない。
理ネットワーク50への入力として提供される。ネット
ワーク50は、たとえば画像スケーリング等の多数の周
知の画像処理および増強機能を含むが、これはこの発明
の利用には重要ではない。
【0060】この発明のこの実施例においては、画像プ
ロセッサ50は画像フォーマッティング論理ネットワー
ク51と自動背景プロセッサ52を有する。図1のスキ
ャナ装置が自動的な背景の処理が可能な2値モードで動
作可能になったとき、ライン42に存在する信号は活動
中である。その結果、プロセッサ52は周期的に動作し
て画像フォーマッタ51の部分54に記憶された信号し
きい値の大きさを更新するために文書11の走査線(た
とえば、文書走査線または走査列毎)の走査バイト成分
を分析する。スキャナ装置が2値モードで動作可能にな
り、但しライン42上の信号が活動していないとき、デ
フォルトしきい値信号が部分54に記憶され、文書11
の走査中に用いられる。
ロセッサ50は画像フォーマッティング論理ネットワー
ク51と自動背景プロセッサ52を有する。図1のスキ
ャナ装置が自動的な背景の処理が可能な2値モードで動
作可能になったとき、ライン42に存在する信号は活動
中である。その結果、プロセッサ52は周期的に動作し
て画像フォーマッタ51の部分54に記憶された信号し
きい値の大きさを更新するために文書11の走査線(た
とえば、文書走査線または走査列毎)の走査バイト成分
を分析する。スキャナ装置が2値モードで動作可能にな
り、但しライン42上の信号が活動していないとき、デ
フォルトしきい値信号が部分54に記憶され、文書11
の走査中に用いられる。
【0061】いずれの場合にもフォーマッタ51はケー
ブル19上の各走査信号バイトの大きさをしきい値54
の大きさと比較する動作をし、その後その比較の結果と
してビット0またはビット1である2値出力を提供する
動作をする。効率的なデータ伝送を達成するために、8
個のかかる走査PELビットは1バイトにパックされ、
このパックされたバイトがその後出力バス56に入る(
図1の14および図4の44参照)。
ブル19上の各走査信号バイトの大きさをしきい値54
の大きさと比較する動作をし、その後その比較の結果と
してビット0またはビット1である2値出力を提供する
動作をする。効率的なデータ伝送を達成するために、8
個のかかる走査PELビットは1バイトにパックされ、
このパックされたバイトがその後出力バス56に入る(
図1の14および図4の44参照)。
【0062】ライン42上に活動中の信号があると仮定
すると、プロセッサ52は、たとえば一つの文書の行内
といった所定量の文書走査データ内でA/D走査バイト
が連続して順次発生するとき、ケーブル19上に存在す
るかかるバイトの大きさを連続的に読む。この所定量の
走査データ内の最も発生頻度の高い個々のバイト値(あ
るいはある範囲の値)がプロセッサ52がフォーマッタ
51の部分54のためのしきい値の大きさを確立するた
めに用いられる。その後このしきい値の大きさは画像フ
ォーマッタ51が、次の所定量の走査データ19が到着
するとき、走査データ19を2値の大きさ56に変換す
るのに用いられる。また、この次の走査データ量が到着
するとき、プロセッサ52は、部分54の新しいしきい
値の大きさが必要とされるときはこの新しいしきい値の
大きさを再度決定する動作をする。
すると、プロセッサ52は、たとえば一つの文書の行内
といった所定量の文書走査データ内でA/D走査バイト
が連続して順次発生するとき、ケーブル19上に存在す
るかかるバイトの大きさを連続的に読む。この所定量の
走査データ内の最も発生頻度の高い個々のバイト値(あ
るいはある範囲の値)がプロセッサ52がフォーマッタ
51の部分54のためのしきい値の大きさを確立するた
めに用いられる。その後このしきい値の大きさは画像フ
ォーマッタ51が、次の所定量の走査データ19が到着
するとき、走査データ19を2値の大きさ56に変換す
るのに用いられる。また、この次の走査データ量が到着
するとき、プロセッサ52は、部分54の新しいしきい
値の大きさが必要とされるときはこの新しいしきい値の
大きさを再度決定する動作をする。
【0063】このようにして、画像フォーマッタ51は
、A/D出力19を文書の背景の反射率特性のみの相関
的要因、すなわち、文書の最も発生頻度の高いケーブル
19上のA/D出力のみの相関的要因であるしきい値の
大きさ54を用いて二つの2値状態のうちの一つに変換
する。
、A/D出力19を文書の背景の反射率特性のみの相関
的要因、すなわち、文書の最も発生頻度の高いケーブル
19上のA/D出力のみの相関的要因であるしきい値の
大きさ54を用いて二つの2値状態のうちの一つに変換
する。
【0064】図5に示すこの発明の実施例では、走査信
号19の単位量が分析される度に行われる信号しきい値
レベル54更新の利用を提供する。この場合、単位量は
3,400走査バイトに等しい(すなわち、8 1/2
インチの文書の1インチ当たり400PEL)。しかし
、従来の文書11にはまたこの発明の精神と範囲におい
ては、通常しきい値レベル54を線毎に更新する必要は
ない。
号19の単位量が分析される度に行われる信号しきい値
レベル54更新の利用を提供する。この場合、単位量は
3,400走査バイトに等しい(すなわち、8 1/2
インチの文書の1インチ当たり400PEL)。しかし
、従来の文書11にはまたこの発明の精神と範囲におい
ては、通常しきい値レベル54を線毎に更新する必要は
ない。
【0065】図6には、この発明の一実施例を示すが、
ここでは図6のしきい値レベル54は文書11が走査さ
れるとき図5における場合より少ない頻度で更新される
。さらに詳細には、図6ではしきい値信号54の大きさ
はライン55上の出力によって文書走査線8本からなる
各グループにつき1回の頻度でリセットされる。図7に
この発明のこの実施例で用いられる走査信号メモリ60
の構成を示す。
ここでは図6のしきい値レベル54は文書11が走査さ
れるとき図5における場合より少ない頻度で更新される
。さらに詳細には、図6ではしきい値信号54の大きさ
はライン55上の出力によって文書走査線8本からなる
各グループにつき1回の頻度でリセットされる。図7に
この発明のこの実施例で用いられる走査信号メモリ60
の構成を示す。
【0066】図6および図7を各文書走査線の各PEL
に対して一つの8ビットバイトからなる走査信号に関連
して説明する。しかし、この発明はこれに限定されるも
のではない。この約束を用いる結果、入力ケーブル19
は0から255までの10進値の範囲に及ぶバイト信号
を提供する。この発明に係る装置は256のこれらの個
々の信号レベルのすべてに関して走査信号の数を調べる
動作をするが、これは通常不要である。このように、図
6および図7では、この256の可能な走査信号値の範
囲は16の等しい大きさの範囲に分割され、各範囲は1
6の異なる走査信号値を含む。
に対して一つの8ビットバイトからなる走査信号に関連
して説明する。しかし、この発明はこれに限定されるも
のではない。この約束を用いる結果、入力ケーブル19
は0から255までの10進値の範囲に及ぶバイト信号
を提供する。この発明に係る装置は256のこれらの個
々の信号レベルのすべてに関して走査信号の数を調べる
動作をするが、これは通常不要である。このように、図
6および図7では、この256の可能な走査信号値の範
囲は16の等しい大きさの範囲に分割され、各範囲は1
6の異なる走査信号値を含む。
【0067】図7では、信号メモリ60の16のメモリ
記憶位置61はそれぞれ図6の動作によって計数される
16の走査信号の10進値を示す記号説明を含む。メモ
リ位置61の右のカラムは隣接するメモリ位置61の内
容を1カウント増加させる動作をするケーブル19条の
A/D出力バイトを含む。たとえば、最も低いメモリ位
置61は、「0から15」の10進値範囲に入る走査信
号バイト19、すなわちバイト範囲0000、XXXX
内の16のすべての2値バイトの数をカウントする(X
はビットのdon’tcare状態を指す)。 8走査線サイクルの始めにはすべての記憶位置61は0
のカウントを持つように初期化される。
記憶位置61はそれぞれ図6の動作によって計数される
16の走査信号の10進値を示す記号説明を含む。メモ
リ位置61の右のカラムは隣接するメモリ位置61の内
容を1カウント増加させる動作をするケーブル19条の
A/D出力バイトを含む。たとえば、最も低いメモリ位
置61は、「0から15」の10進値範囲に入る走査信
号バイト19、すなわちバイト範囲0000、XXXX
内の16のすべての2値バイトの数をカウントする(X
はビットのdon’tcare状態を指す)。 8走査線サイクルの始めにはすべての記憶位置61は0
のカウントを持つように初期化される。
【0068】この約束に限定されることなく、最も低い
メモリ位置61は文書の最も暗いPELのカウントを持
つ。一方、最も上のメモリ位置61は文書の最も明るい
PELのカウントを持つ。
メモリ位置61は文書の最も暗いPELのカウントを持
つ。一方、最も上のメモリ位置61は文書の最も明るい
PELのカウントを持つ。
【0069】図6に関して、マイクロプロセッサ52は
、0000、XXXXから1111、XXXXまでのバ
イト範囲にわたる二つの異なる2値バイトを図7のメモ
リ位置61の右に位置するカラムによって示すように、
レジスタ62および63にくり返される8走査線サイク
ルで効率的にロードする動作をする。
、0000、XXXXから1111、XXXXまでのバ
イト範囲にわたる二つの異なる2値バイトを図7のメモ
リ位置61の右に位置するカラムによって示すように、
レジスタ62および63にくり返される8走査線サイク
ルで効率的にロードする動作をする。
【0070】効率上の目的から、マイクロプロセッサ5
2は好適にはレジスタ62、63に1バイトだけをロー
ドし、このバイトの上の4ビット(ニブル)は一つのレ
ジスタ、たとえばレジスタ62にロードされ、このバイ
トの下のニブルは他のレジスタにロードされる。たとえ
ば、図7でライン1と指定する8走査線のサイクルの始
めに、レジスタ62は0000とロードされたニブル(
すなわち、0から15の範囲の10進値の走査信号)を
有し、レジスタ63は0001とロードされたニブル(
すなわち、16から31の範囲の10進数の走査信号)
を有する。
2は好適にはレジスタ62、63に1バイトだけをロー
ドし、このバイトの上の4ビット(ニブル)は一つのレ
ジスタ、たとえばレジスタ62にロードされ、このバイ
トの下のニブルは他のレジスタにロードされる。たとえ
ば、図7でライン1と指定する8走査線のサイクルの始
めに、レジスタ62は0000とロードされたニブル(
すなわち、0から15の範囲の10進値の走査信号)を
有し、レジスタ63は0001とロードされたニブル(
すなわち、16から31の範囲の10進数の走査信号)
を有する。
【0071】ここでケーブル19上に存在する次の走査
信号バイトはバイト0111、0010(すなわち、2
0の走査信号10進値)と仮定する。かかる走査信号バ
イトの大きさは文書の高反射率の可視画像の部分を含む
文書PELから来ている。ケーブル19上のこのバイト
値は二つのコンパレータネットワーク64、65に接続
されている。これらのコンパレータネットワークは現在
ケーブル19上に存在するバイトの大きさを、図7に示
すように現在レジスタ62および63に記憶されている
バイトの大きさと比較する動作をする。
信号バイトはバイト0111、0010(すなわち、2
0の走査信号10進値)と仮定する。かかる走査信号バ
イトの大きさは文書の高反射率の可視画像の部分を含む
文書PELから来ている。ケーブル19上のこのバイト
値は二つのコンパレータネットワーク64、65に接続
されている。これらのコンパレータネットワークは現在
ケーブル19上に存在するバイトの大きさを、図7に示
すように現在レジスタ62および63に記憶されている
バイトの大きさと比較する動作をする。
【0072】この仮定の走査信号バイトがケーブル19
上に存在する結果、コンパレータ64は比較状態を検出
し(すなわち0001、0010は0001、XXXX
と比較される)、ライン66を介してマイクロプロセッ
サ52に活動状態の出力を提供する。
上に存在する結果、コンパレータ64は比較状態を検出
し(すなわち0001、0010は0001、XXXX
と比較される)、ライン66を介してマイクロプロセッ
サ52に活動状態の出力を提供する。
【0073】この結果、マイクロプロセッサ52は図7
に「16から31」と示されたメモリ位置61に記憶さ
れたカウントを一つ進める動作をする。
に「16から31」と示されたメモリ位置61に記憶さ
れたカウントを一つ進める動作をする。
【0074】当該技術の熟練者には自明である通り、図
6に示す構成と同等の手段(図示せず)が、二つのコン
パレータ64、65のそれぞれの出力に一つずつ、計二
つのハードウェアカウンターを提供する。これらの二つ
のかうんたーは8走査線サイクルの各線に対して各線毎
に、図7に示すバイト値の発生回数のカウントを蓄積す
る。 このサイクル内の各線の最後に、マイクロプロセッサ5
2がこれら二つのカウンターの内容を読み、その内容を
記憶し、サイクルの次の走査線に備えるためカウンター
を0にリセットする。一つの8走査線のサイクルの終わ
りにはマイクロプロセッサ52はカウント値のヒストグ
ラムを作成済みである。その後マイクロプロセッサ52
は16の記憶されたカウント値の中でどれが多数である
かを判定し、この多数の値はマイクロプロセッサ52が
ライン55に加えるべきしきい値信号を決定するのに用
いられる。
6に示す構成と同等の手段(図示せず)が、二つのコン
パレータ64、65のそれぞれの出力に一つずつ、計二
つのハードウェアカウンターを提供する。これらの二つ
のかうんたーは8走査線サイクルの各線に対して各線毎
に、図7に示すバイト値の発生回数のカウントを蓄積す
る。 このサイクル内の各線の最後に、マイクロプロセッサ5
2がこれら二つのカウンターの内容を読み、その内容を
記憶し、サイクルの次の走査線に備えるためカウンター
を0にリセットする。一つの8走査線のサイクルの終わ
りにはマイクロプロセッサ52はカウント値のヒストグ
ラムを作成済みである。その後マイクロプロセッサ52
は16の記憶されたカウント値の中でどれが多数である
かを判定し、この多数の値はマイクロプロセッサ52が
ライン55に加えるべきしきい値信号を決定するのに用
いられる。
【0075】図6において、メモリ60の16のメモリ
位置の内容は文書11上をX方向に伸長する8走査線の
帯びの全体的な反射率特性の同様なヒストグラムからな
る。
位置の内容は文書11上をX方向に伸長する8走査線の
帯びの全体的な反射率特性の同様なヒストグラムからな
る。
【0076】この発明によれば、マイクロプロセッサ5
2はメモリ60のすべての記憶位置61に問い合わせて
、どの記憶位置61が最も高いカウントを有するかを判
定する。 この最高カウントの値はその後ライン55に加えるべき
しきい値信号値の決定に用いられる。他のすべての記憶
位置61の有するカウントは無視される。それは、この
発明によればフォーマッタ50のしきい値信号54(図
示せず)は文書11の背景の反射率特性によってのみ決
定されるためである。
2はメモリ60のすべての記憶位置61に問い合わせて
、どの記憶位置61が最も高いカウントを有するかを判
定する。 この最高カウントの値はその後ライン55に加えるべき
しきい値信号値の決定に用いられる。他のすべての記憶
位置61の有するカウントは無視される。それは、この
発明によればフォーマッタ50のしきい値信号54(図
示せず)は文書11の背景の反射率特性によってのみ決
定されるためである。
【0077】ある時間にライン55に存在するしきい値
信号は、現在の8線走査サイクル期間中に画像フォーマ
ッタ51(図5)によって、ケーブル19上のA/D出
力バイトをケーブル56上のパックされた2値出力バイ
トに変換するために用いられる。同時に図6、図7の装
置は現在の8線走査サイクル内のバイト値の数に基づく
新しいしきい値信号55を再計算する動作をする。
信号は、現在の8線走査サイクル期間中に画像フォーマ
ッタ51(図5)によって、ケーブル19上のA/D出
力バイトをケーブル56上のパックされた2値出力バイ
トに変換するために用いられる。同時に図6、図7の装
置は現在の8線走査サイクル内のバイト値の数に基づく
新しいしきい値信号55を再計算する動作をする。
【0078】たとえば、文書11が白い色調の紙の上の
黒いタイプされた人間の読めるテキストからなると仮定
する。この場合、「224から239」と示されたメモ
リ位置は一つの8走査線サイクルの最後に最高カウント
を含む。 その結果、図5のしきい値信号レベル54は、文書の黒
いテキスト画像の最良の解像度を得るための、0111
、0000(10進数の112)の値に設定される。こ
の場合、仮定の大きさ0111、0000以下のケーブ
ル19上のすべての走査バイト値は、ライン56上の画
像バイト(図1の14および図4の44)にパックする
ために画像フォーマッタ51(図5)によって0の2値
出力に解像され、大きさ0111、0000以上のケー
ブル19上のすべての走査バイト値は、1の2値出力に
解像される。
黒いタイプされた人間の読めるテキストからなると仮定
する。この場合、「224から239」と示されたメモ
リ位置は一つの8走査線サイクルの最後に最高カウント
を含む。 その結果、図5のしきい値信号レベル54は、文書の黒
いテキスト画像の最良の解像度を得るための、0111
、0000(10進数の112)の値に設定される。こ
の場合、仮定の大きさ0111、0000以下のケーブ
ル19上のすべての走査バイト値は、ライン56上の画
像バイト(図1の14および図4の44)にパックする
ために画像フォーマッタ51(図5)によって0の2値
出力に解像され、大きさ0111、0000以上のケー
ブル19上のすべての走査バイト値は、1の2値出力に
解像される。
【0079】図8にこの発明の方法の実施例をフローチ
ャートの形で開示する。機能ブロック71に示すように
、この発明の考察はたとえば図4のホスト45等からの
走査要求の受領から始まる。決定ブロック72は図1の
導体42の活動状態の信号を介してスキャナ装置10の
2値モードが選択されたかどうかを判定する。
ャートの形で開示する。機能ブロック71に示すように
、この発明の考察はたとえば図4のホスト45等からの
走査要求の受領から始まる。決定ブロック72は図1の
導体42の活動状態の信号を介してスキャナ装置10の
2値モードが選択されたかどうかを判定する。
【0080】2値動作モードが選択されなかった場合、
機能ブロック73は図3および図4のA/D出力31(
図1のケーブル19)によって供給される多レベル走査
信号に正確に対応する多レベル画像信号を発生する動作
をする。これらの画像信号は、文書走査の終了が決定ブ
ロック75によって検出され、走査動作が機能ブロック
76の動作によって検出され、走査動作が機能ブロック
76の動作によって終了する時まで、機能ブロック74
の動作によって信号使用装置(図1のホスト45)に供
給される。走査動作の終了は、当該技術の熟練者には周
知の通り、たとえば図1の走査センサ90の端部の使用
もしくはモータ位置変換器を含む手段の使用によって検
出することができる。
機能ブロック73は図3および図4のA/D出力31(
図1のケーブル19)によって供給される多レベル走査
信号に正確に対応する多レベル画像信号を発生する動作
をする。これらの画像信号は、文書走査の終了が決定ブ
ロック75によって検出され、走査動作が機能ブロック
76の動作によって検出され、走査動作が機能ブロック
76の動作によって終了する時まで、機能ブロック74
の動作によって信号使用装置(図1のホスト45)に供
給される。走査動作の終了は、当該技術の熟練者には周
知の通り、たとえば図1の走査センサ90の端部の使用
もしくはモータ位置変換器を含む手段の使用によって検
出することができる。
【0081】2値動作モードが選択された場合、決定ブ
ロック77は自動背景機能もまた選択されたかどうかを
判定する動作をする。
ロック77は自動背景機能もまた選択されたかどうかを
判定する動作をする。
【0082】自動背景機能が選択されなかった場合、機
能ブロック78は多レベル走査信号の大きさを図5の5
4のようなデフォルトしきい値信号の大きさと比較する
動作が可能であり、その後、機能ブロック79はこの信
号比較に基づいた2値レベル画像信号を発生する動作を
する。 これらの2値レベル信号は、上述のように決定ブロック
75が走査動作の終了を検出する時まで、機能ブロック
74の動作によって信号使用装置に与えられる。
能ブロック78は多レベル走査信号の大きさを図5の5
4のようなデフォルトしきい値信号の大きさと比較する
動作が可能であり、その後、機能ブロック79はこの信
号比較に基づいた2値レベル画像信号を発生する動作を
する。 これらの2値レベル信号は、上述のように決定ブロック
75が走査動作の終了を検出する時まで、機能ブロック
74の動作によって信号使用装置に与えられる。
【0083】自動背景機能が選択されている場合、機能
ブロック78および79は上述したような2値画像信号
を提供する動作をし、さらに機能ブロック78のしきい
値信号レベルは機能ブロック80−83の動作によって
周期的に更新または再初期化される。各PEL走査信号
に関して2値決定がなされる手段であるしきい値信号の
更新の頻度は高くても低くてもよい。しかし、更新は各
文書走査中に多数会起こることが好適である。
ブロック78および79は上述したような2値画像信号
を提供する動作をし、さらに機能ブロック78のしきい
値信号レベルは機能ブロック80−83の動作によって
周期的に更新または再初期化される。各PEL走査信号
に関して2値決定がなされる手段であるしきい値信号の
更新の頻度は高くても低くてもよい。しかし、更新は各
文書走査中に多数会起こることが好適である。
【0084】さらに詳細には、決定ブロック77が自動
背景機能が選択されたことを検出したときは、機能ブロ
ック80は走査信号の単位量のヒストグラムを作成する
動作をする。このヒストグラムの内容から、機能ブロッ
ク81がヒストグラム中の最も頻度の高い走査信号を判
定する。その後機能ブロック82がこの最も頻度の高い
走査信号の大きさを用いて新しいしきい値信号レベルを
決定する。機能ブロック83の出力は機能ブロック78
のしきい値レベルの更新を行うためにこの機能ブロック
に加えられる。機能ブロック83の出力はまた機能ブロ
ック80に与えられ、それによってしきい値信号レベル
の再計算を繰り返す。
背景機能が選択されたことを検出したときは、機能ブロ
ック80は走査信号の単位量のヒストグラムを作成する
動作をする。このヒストグラムの内容から、機能ブロッ
ク81がヒストグラム中の最も頻度の高い走査信号を判
定する。その後機能ブロック82がこの最も頻度の高い
走査信号の大きさを用いて新しいしきい値信号レベルを
決定する。機能ブロック83の出力は機能ブロック78
のしきい値レベルの更新を行うためにこの機能ブロック
に加えられる。機能ブロック83の出力はまた機能ブロ
ック80に与えられ、それによってしきい値信号レベル
の再計算を繰り返す。
【0085】機能ブロック78によって用いられるしき
い値信号レベルのこの再計算は、決定ブロック89の動
作によって示すように走査の終了が検出されるまで継続
する。
い値信号レベルのこの再計算は、決定ブロック89の動
作によって示すように走査の終了が検出されるまで継続
する。
【0086】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、複数の
文書走査列あるいは走査線の中の少なくともいくつかの
もののPELに対して発生する複数の信号の大きさを含
む信号の大きさの集まりを提供する2値モード文書走査
法および装置が提供される。その後このヒストグラムが
分析され、ヒストグラム中の最も発生頻度の高い信号の
大きさを判定する(すなわち、文書の背景のPELを走
査することによって発生する信号を判定する)。この主
として発生する信号はその後スキャナのしきい値信号の
大きさを判定するのに用いられる。
文書走査列あるいは走査線の中の少なくともいくつかの
もののPELに対して発生する複数の信号の大きさを含
む信号の大きさの集まりを提供する2値モード文書走査
法および装置が提供される。その後このヒストグラムが
分析され、ヒストグラム中の最も発生頻度の高い信号の
大きさを判定する(すなわち、文書の背景のPELを走
査することによって発生する信号を判定する)。この主
として発生する信号はその後スキャナのしきい値信号の
大きさを判定するのに用いられる。
【0087】さらに、本発明によれば、文書走査中にス
キャナのしきい値の大きさが動的かつ周期的に調整され
、それによって文書が走査されるにつれて、文書の有効
な背景の色調が変化する場合にしきい値信号の大きさを
変更する方法と装置が提供される。
キャナのしきい値の大きさが動的かつ周期的に調整され
、それによって文書が走査されるにつれて、文書の有効
な背景の色調が変化する場合にしきい値信号の大きさを
変更する方法と装置が提供される。
【0088】この発明を多数の詳細な実施例を参照しつ
つ説明してきたが、当該技術の熟練者にはこの発明の精
神と範囲に含まれる他の実施例が容易に想像できよう。 このように、この発明は以下のクレームの内容によって
のみ限定される。
つ説明してきたが、当該技術の熟練者にはこの発明の精
神と範囲に含まれる他の実施例が容易に想像できよう。 このように、この発明は以下のクレームの内容によって
のみ限定される。
【図1】本発明を実装した文書操作装置の部分概略側面
図である。
図である。
【図2】図1のスキャナの、CCDアレイ画像平面対書
対象平面の光反射経路を線図的に表した図である。
対象平面の光反射経路を線図的に表した図である。
【図3】図1のCCDアレイの概略図であり、CCDセ
ンサに反射された光跡の結果、個々のCCDセンサセル
により発生されたアナログ信号を処理し、ディジタル化
するための回路及び論理が示されている。
ンサに反射された光跡の結果、個々のCCDセンサセル
により発生されたアナログ信号を処理し、ディジタル化
するための回路及び論理が示されている。
【図4】図1の操作に組み込まれた、プロセッサ制御論
理及び回路の配列及び構造を示すブロック図である。
理及び回路の配列及び構造を示すブロック図である。
【図5】しきい値信号の大きさが操作行毎に設定される
、図4の論理及び回路に用いられる本発明に基づく2進
値モード画像プロセッサの第1の実施例である。
、図4の論理及び回路に用いられる本発明に基づく2進
値モード画像プロセッサの第1の実施例である。
【図6】しきい値信号の大きさが8つの文書操作行の各
群に関して設定される、図4の論理及び回路に用いられ
る本発明に基づく2進値モード画像プロセッサの別の実
施例である。
群に関して設定される、図4の論理及び回路に用いられ
る本発明に基づく2進値モード画像プロセッサの別の実
施例である。
【図7】図6の操作信号メモリの構造であり、どのよう
にして、列の8つの連続文書行を操作した結果、256
の可能な操作信号の大きさが16のメモリ位置に収集さ
れるかを示している。
にして、列の8つの連続文書行を操作した結果、256
の可能な操作信号の大きさが16のメモリ位置に収集さ
れるかを示している。
【図8】本発明に基づく方法の流れ図である。
10…文書操作装置
11…文書
12…プラテン
15…可動キャリッジ
16…光源
17…反射鏡アレイ
18…モータ
19…信号
20…レンズ
21…光センサ手段
22…制御器
23…位置回転速度計
24…光跡
25,26…シフトレジスタ
27…CCDアレイ
28…検出器セル
30…AD変換器
45…ホスト
54…しきい値信号
Claims (1)
- 【請求項1】2値モードで動作可能であり、各文書走査
列の各画素(PEL)に関して発生された電子信号の大
きさを、前記電子信号の大きさとしきい値信号の大きさ
とを比較することにより、第1の状態信号又は第2の状
態信号に変換し、各文書走査列が文書の背景色調と文書
の画像色調とを規定するような、文書スキャナにおいて
、前記しきい値信号の大きさを文書の背景色調の関数と
して動的に確立するための方法であって:(1) 少な
くともいくつかの文書走査列の多数のPELに関して発
生される信号の大きさの集まりを形成し;(2) 前記
格納された集まり内で最も頻度が高い信号の大きさを決
定するべく、前記信号の大きさの集まりを分析し; (3) 前記最も頻度が高い信号の大きさの関数として
前記しきい値信号の大きさを決定する; 各ステップからなることを特徴とする方法。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US47728690A | 1990-02-08 | 1990-02-08 | |
US477286 | 1990-02-08 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04213967A true JPH04213967A (ja) | 1992-08-05 |
Family
ID=23895291
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3017711A Pending JPH04213967A (ja) | 1990-02-08 | 1991-02-08 | 2値モード文書スキャナのしきい値レベルを確立する方法および装置 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
EP (1) | EP0441614B1 (ja) |
JP (1) | JPH04213967A (ja) |
DE (1) | DE69125411T2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5796876A (en) * | 1994-12-20 | 1998-08-18 | Seiko Epson Corporation | Apparatus for reading image and method therefor |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4656665A (en) * | 1985-01-15 | 1987-04-07 | International Business Machines Corporation | Thresholding technique for graphics images using histogram analysis |
US4916744A (en) * | 1985-12-10 | 1990-04-10 | Fuji Photo Film Co., Ltd. | Image signal processing method |
-
1991
- 1991-02-06 EP EP19910300975 patent/EP0441614B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1991-02-06 DE DE1991625411 patent/DE69125411T2/de not_active Expired - Fee Related
- 1991-02-08 JP JP3017711A patent/JPH04213967A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5796876A (en) * | 1994-12-20 | 1998-08-18 | Seiko Epson Corporation | Apparatus for reading image and method therefor |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
DE69125411T2 (de) | 1997-07-17 |
EP0441614A2 (en) | 1991-08-14 |
DE69125411D1 (de) | 1997-05-07 |
EP0441614B1 (en) | 1997-04-02 |
EP0441614A3 (en) | 1993-05-05 |
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