JPH04213602A - 足裏のつぼに刺激を付与する歩道 - Google Patents
足裏のつぼに刺激を付与する歩道Info
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Abstract
め要約のデータは記録されません。
Description
足裏のつぼに刺激を与え、健康の保持、増進を図るよう
にした歩道に関する。
たつぼが存在し、該つぼに適宜の刺激を与えることによ
り、それに対応する器官の血液循環を良好にし、健康の
保持、回復を図り得ることは、古来より経験的に知られ
ており、多くの研究や療法が発表された来ている。
は、約5000年前にさかのぼり、中国古代の医書であ
る「黄帝内経」の素女編に記載の「観趾法」や漢代の医
者、華陀の著述に係る「華陀秘笈」に記載の「足心道」
が有名である。現在に至って、かかる足のつぼを利用す
る自然療法は、現在医学からも重視され研究、解明が続
けられている。
法に着目し、歩行しながら足裏のつぼを刺激し、健康の
保持、増進を図り得るようにせんとした。
、例えば2つ割りした踏み竹や、多数の突起を表面に形
成したサンダル、或は異なった形状の突起を複数形成し
たプラスチック製の踏み板等が知られている。しかしな
がら踏み竹やサンダルは、一定の強さと深さの刺激しか
足裏に与えることが出来ない為、足裏の各部に存在し、
それぞれ必要とする刺激の強さや深さが異なる多数のつ
ぼに所要の刺激を与えることが出来ない。又、踏み板や
踏み竹は、一定の場所に置いて使用するものである為、
人間が所定の距離を歩行する感覚では利用することが出
来ないという欠点があった。
自然な素足あるいは足に直接刺激を受ける状態での歩行
感覚で実際に歩行することが出来、その歩行中において
足裏の多数のつぼに適宜の刺激を与えることが出来るよ
うにせんとするものである。
に、第1の発明が採った手段は、歩行者の足裏に刺激を
与える複数の突起を形成した複数の歩行ゾーンからなり
、該複数の歩行ゾーンは足裏にゆるい刺激を与えるゾー
ンと、強い刺激を与えるゾーンの少なくとも2種類のゾ
ーンの組み合わせからなることを特徴とする。
きな突起を有するAゾーンと、擬木を間隔をおいて平行
に配置し、斜面を小さな突起で被覆した登り路で構成さ
れるBゾーンと、間隔をおいて平行に配列された擬木か
らなる下り路で構成されるCゾーンと、比較的小さな突
起を有するD、Eゾーンとからなり、A、B、C、D、
E、Aのサイクルで歩行ゾーンが配列されていることを
特徴とする。
い実施例を詳細に説明する。現在、最も進んだ学説によ
ると、足裏には36ケ所のつぼが存在していることが知
られており、図1、2はそのつぼの位置を表す足裏の平
面であり、図1は右足を、図2は左足のそれぞれのつぼ
の位置を表す。各つぼの位置と、そこにもたらされた刺
激に反応する各器官を下記表1に記述する。
らかなように、その位置が互に異なっていると共に、つ
ぼの面積にも相違があり、更に、足裏の表面近くにある
浅いつぼと足の内部に位置する深いつぼがある。更に、
例えばつぼ(3)、(8)、(9)のように指の付け根
やつぼ(15)(16)(17)のように土踏まずの部
分に位置するつぼは、足裏の凹んだ部分に位置している
。このように足裏に存在するつぼは、その面積、深さ、
或は凹凸位置に相違があるため、つぼの態様に応じて所
要の刺激を与えることが必要となる。
の刺激を付与することが出来ると共に、該刺激を利用者
が単に歩行することによって、自然に得ることが出来る
ようにした歩道を提供せんとするものである。
。図3、図4を参照して、この発明に係る歩道は、足裏
に広さと深さの異なった刺激を与え得る複数の歩行ゾー
ン(A〜G)を順次配列して構成される。図示の実施例
にあっては、A〜Gの歩行ゾーンは、無端のリング状に
連結して循環する歩道に構成してあるが、これに限られ
るものではなく循環しないワンウェイの歩道としても良
いことは勿論である。又、図示の実施例にあっては、A
−I〜Eを経て、A−Iに戻る経路を1サイクルとし、
これを2サイクル配置した後、F、G、C−IIIで構
成される経路を特別ゾーンとして配列してあるが、これ
に限られるものではない。歩道を設置する場所の広狭、
位置に応じて適宜の組み合わせが選択可能である。更に
、実施例の歩道は、屋外の広場に設置したが、工場や事
務所内の廊下や屋上等に設置しても良いことは勿論であ
る。
さの異なる多数の突起が、各ゾーン毎に種類を異ならせ
て配置されており、各ゾーン毎に広さと深さの異なる刺
激を足裏に付与することが可能である。図示の実施例に
あっては、各ゾーンに配設される突起は、自然石並びに
擬木で構成されているが、プラスチックやコンクリート
で形成しても良いことは勿論である。
の詳細を説明する。A歩行ゾーンには、50〜70mm
の玉砂利をコンクリート敷のベースに埋設固定したもの
であり、A−Iゾーンにあっては、図5〜9に示すよう
に楕円形の玉砂利(100)を平らな面を上にし、コン
クリートのベース上に5〜10mm突出した状態で水平
に配置する。A−IIゾーンでは、図10〜15に示す
ようにA−Iゾーンと同一の玉砂利(100)を短辺を
垂直にして縦に配置し、ベース上から22〜27mm突
出させてある。又、A−IIIゾーンでは、図16〜2
0に示すようにA−I、A−IIゾーンと同一の玉砂利
(100)を長辺を垂直にして縦に配置し、22〜27
mmベース上から突出させてある。これにより、同一の
大きさの玉砂利(100)を使用しつつ、A−I〜A−
IIIゾーン毎にそれぞれ異なった刺激を足裏に与える
ことが出来る。各ゾーンにおける玉砂利(100)の配
置間隔は特に限定されるものではないが、30cm2当
りA−Iゾーンには約30個、A−IIゾーンには約4
0個、A−IIIゾーンには約20個の玉砂利をそれぞ
れ配置した。
利(101)が密に接着して敷設される。B−Iゾーン
は図16〜19、図25〜27に示すようにA−III
やD、Eゾーンに平行して配設され、A−III、D、
Eゾーン歩行時に刺激が強すぎる場合の退避路である。 又、B−IIゾーンは、円弧状の橋(102)の急勾配
な登り路(安全の為に段が付けられている)(103)
を被覆しており、登り時に自然とつま先に刺激を付与す
る。登り路の斜度は、法勾配1.4〜1.5が好ましい
。
03)が適宜の間隔例えば200〜300mmの間隔を
おいて平行に配列されており、足の土踏まずに刺激を与
える。擬木(103)は木に似せたコンクリート製の直
径100mmの棒であり、好ましくはコンクリートのベ
ース上から約50mm突出させて埋め込まれている。C
−I、C−IIゾーンは、図21〜23に示すように円
弧状の橋(102)に設けられ、擬木の間隔を200m
mとした。C−IIIゾーンは平坦路に設けられ、擬木
の間隔を300mmとした。C−IIIゾーンは、図3
8、39に示すように前記C−I、C−IIゾーンと同
様に直径100mmの擬木を300mmの間隔で平行に
配列したゾーンであって、特別ゾーンの最後に位置づけ
られる。
0mmの比較的薄い玉砂利(104)を縦にして角を出
すようにコンクリート敷のベースに8〜10mm突出さ
せて埋設固定したものであり、30cm2当り約130
個配置した。
0mmの丸みのある玉砂利(105)を縦にしてコンク
リートのベース上に10〜12mm突出させて埋設固定
したものであり、30cm2当り約90個配置した。
60〜100mmの青玉石(106)を横並びに縦の混
合状態でコンクリート敷のベースに50〜70mm突出
させて埋設固定したものであり、30cm2当り5〜6
個配置した。
30mmの玉砂利を固定することなく、バラの状態で配
置したものであり、玉砂利の厚みは、60〜150mm
とした。
される歩道を歩行することにより、各ゾーン毎の石や擬
木によってもたらされる突起により、足裏に各ゾーン毎
に異なった刺激が加えられ、異なったつぼが刺激を受け
ることとなる。
刺激を与え、従々に刺激が強くなり、最後に再びゆるい
刺激を与えるようなサイクルで配列するのが好ましい。 図示の実施例は、このようなサイクルで刺激が足裏に加
えられるように配列されている。しかしながら、かかる
配列は最も好ましい例を示すにすぎず、これに限られる
ものでないことは勿論である。
える歩行ゾーンと、強い刺激を与える歩行ゾーンの組み
合わせからなることが好ましく、更に好ましくは第1に
ゆるい刺激の歩行ゾーンを配置し、次に強い刺激の歩行
ゾーンを配置する。又、ゆるい刺激の歩行ゾーンと強い
刺激の歩行ゾーンも、互に異なった強さの刺激を与える
複数のゾーンの組み合わせによって構成するようにした
方が望ましい。更に、このような刺激のサイクルを構成
する歩行ゾーンに特別な刺激を与え得る特別ゾーンを組
み合わせることはより効果的なつぼ刺激を得ることが出
来る。
擬木をコンクリートに埋設固定したり、或はバラで自由
な状態に配置した天然の石で構成されているがこれに限
られるものではない。石や擬木に変わってコンクリート
やプラスチックで同様の突起を形成しても良く、又各歩
行ゾーンを地面に固定することなく移動自由な独立した
板体に形成して、所望の場所やスペースに載置して配置
するようにしても良いであろう。又、夏期および冬期対
策のため歩道下に温水、冷却水の配管施設を行うことは
有益であり、更に安全のために歩道の側縁にテスリを設
置しても良い。
の広狭に応じて適宜選択設計するものとするが、少なく
とも一人の利用者が歩行により所要の刺激を得ることが
出来るように長さと幅を設定するものとする。
順次歩行を開始し、再びA−Iの歩行ゾーンに達するま
での間に、各ゾーンに設けられた突起によって、足裏に
突起に対応した刺激が加えられ、足裏のつぼが刺激され
る。次に、各歩行ゾーン毎にもたらされる刺激とつぼと
の関係を下記表2に示す。
した人体の各器官の血行を促進し、各器官の機能を活性
化させ、健康の保持、増進が達成される。
することによって足裏に刺激を与えることの出来る多数
の突起を有した複数の歩行ゾーンから構成されているの
で、利用者が散歩する感覚で歩行して足裏のつぼに刺激
を与えることが出来、これによって各つぼに対応する人
体の器官の血行を促進し、健康の保持、増進を図ること
が出来る。
面図
面図
この発明に係る歩道全体の平面図
Iゾーンの斜視図
A−IIゾーンの平面図
大斜視図
4】 図12N−N’線断面図
O−O’線断面図
ゾーンの斜視図
ーンの平面図
図19】 図18P−P’線断面図
18Q−Q’線断面図
Iゾーンの斜視図
ーンの平面図
図24】 図22S−S’線断面図
、E及びB−Iゾーンの斜視図、
及びB−Iゾーンの平面図、
の拡大斜視図
図29】 図27V−V’線断面図
ゾーンの斜視図
図32W−W’線断面図
図
Claims (14)
- 【請求項1】 歩行者の足裏に刺激を与える複数の突
起を形成した複数の歩行ゾーンからなり、該複数の歩行
ゾーンは足裏にゆるい刺激を与えるゾーンと、強い刺激
を与えるゾーンの少なくとも2種類のゾーンの組み合わ
せからなることを特徴とする足裏のつぼに刺激を付与す
る歩道。 - 【請求項2】 足裏にゆるい刺激を与える歩行ゾーン
と強い刺激を与える歩行ゾーンとを、この順序で配列し
たことを特徴とする請求項(1)記載の歩道。 - 【請求項3】 足裏に強い刺激を与える歩行ゾーンの
次に更にゆるい刺激を与える歩行ゾーンを配置したこと
を特徴とする請求項(2)記載の歩道。 - 【請求項4】 ゆるい刺激を与える歩行ゾーンが、付
与される刺激の異なった複数のゾーンから構成されてい
ることを特徴とする請求項(1)(2)又は(3)記載
の歩道。 - 【請求項5】 強い刺激を与える歩行ゾーンが、付与
される刺激の異なった複数のゾーンから構成されている
ことを特徴とする請求項(1)(2)又は(3)記載の
歩道。 - 【請求項6】 擬木を間隔をおいて平行に配列した特
別ゾーンを有することを特徴とする請求項(1)(2)
(3)(4)又は(5)記載の歩道。 - 【請求項7】 玉砂利を自由な状態で配置した特別ゾ
ーンを有することを特徴とする請求項(1)(2)(3
)(4)(5)又は(6)記載の歩道。 - 【請求項8】 比較的大きな突起を有するAゾーンと
、擬木を間隔をおいて平行に配置し、斜面を小さな突起
で被覆した登り路で構成されるBゾーンと、間隔をおい
て平行に配列された擬木からなる下り路で構成されるC
ゾーンと、比較的小さな突起を有するD、Eゾーンとか
らなり、A、B、C、D、E、Aのサイクルで歩行ゾー
ンが配列されていることを特徴とする足裏のつぼに刺激
を付与する歩道。 - 【請求項9】 Aゾーンの突起より大きな突起を有す
るFゾーンと、玉砂利を自由な状態で敷設したGゾーン
と、擬木を間隔をおいて平行に配列したCゾーンの組み
合わせからなる特別歩行ゾーンをA、B、C、D、E、
Aのサイクルからなる歩行ゾーンに引続いて配列したこ
とを特徴とする請求項(8)記載の歩道。 - 【請求項10】 A、B、C、D、E、Aのサイクル
からなる歩行ゾーンが少なくとも2サイクル配列されて
いることを特徴とする請求項(8)又は(9)記載の歩
道。 - 【請求項11】 各歩行ゾーンに形成される突起が天
然の石で形成されていることを特徴とする請求項(1)
乃至(10)のいずれかに記載の歩道。 - 【請求項12】 各歩行ゾーンに形成される突起が、
コンクリートで形成されていることを特徴とする請求項
(1)乃至(10)のいずれかに記載の歩道。 - 【請求項13】 各歩行ゾーンに形成される突起が、
プラスチックで形成されていることを特徴とする請求項
(1)乃至(10)のいずれかに記載の歩道。 - 【請求項14】 各歩行ゾーンが移動を自由とする独
立した板体から構成されていることを特徴とする請求項
(1)乃至(10)記載の歩道。
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