JPH0421091Y2 - - Google Patents

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JPH0421091Y2
JPH0421091Y2 JP14672487U JP14672487U JPH0421091Y2 JP H0421091 Y2 JPH0421091 Y2 JP H0421091Y2 JP 14672487 U JP14672487 U JP 14672487U JP 14672487 U JP14672487 U JP 14672487U JP H0421091 Y2 JPH0421091 Y2 JP H0421091Y2
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  • A Measuring Device Byusing Mechanical Method (AREA)
  • Measurement Of Length, Angles, Or The Like Using Electric Or Magnetic Means (AREA)
  • Investigating Strength Of Materials By Application Of Mechanical Stress (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 A 産業上の利用分野 本考案は、万能試験機に用いられる負荷用ラム
シリンダのストローク量を検出するラムストロー
ク検出装置に関する。
B 従来の技術 万能試験機は、テーブル上に立設される一対の
支柱に横架された上部クロスヘツドと、テーブル
を貫通して立設される一対のねじ棒に螺合された
下部クロスヘツドとの間にチヤツクを介して試験
片を把持し、ラムシリンダでテーブルを昇降させ
て上部クロスヘツドを上下方向に移動させて試験
片に負荷を与えるものである。このような試験機
では、ラムシリンダを一定の速度でストロークさ
せる定速制御試験を行なうため、例えば第4図に
示すようなラムストローク検出装置によりラムシ
リンダのストローク量を検出する。
第4図において、1は万能試験機のテーブルを
示し、その下面に一端が接続されたワイヤ2はプ
ーリ3に巻回され、その先端には分銅4が設けら
れている。テーブル1の昇降によるワイヤ2の移
動によりプーリ3が回転し、その回転が歯車5,
6を介してベツド8に設置されたロータリエンコ
ーダ7に伝達され、回転量に応じた数のパルスが
図示せぬ制御装置に入力される。これにより、テ
ーブル1の移動量すなわち、ラムシリンダ(不図
示)のストローク量が知れる。
しかしながら、このような装置では、試験片破
断時のシヨツクにより分銅4が揺動してワイヤ2
が切断されるおそれがある。
このような問題点を解決したラムストローク検
出装置として第5図a,bに示すようなものが知
られている。
第5図aにおいて、テーブル1の下面には、ユ
ニバーサルジヨイント11を介して摩擦棒12が
吊持され、テーブル1の昇降によりこの摩擦棒1
2が上下動可能である。ベツド8上のスタンド1
3の上部に設置された枠体14にはプーリ15が
回転可能に設けられ、その外周面が摩擦棒12と
接している。16は、ばね16aのばね力により
摩擦棒12をプーリ15に押付ける取付け具であ
り、これにより、摩擦棒12の上下動に伴つてプ
ーリ15が回転する。第5図aのb′−b′線断面図
である第5図bに示すように、プーリ15の回転
は、大歯車17および小歯車18を介してロータ
リエンコーダ19の軸19aに伝達され、ロータ
リエンコーダ19はプーリ15の回転量に応じた
数のパルスを不図示の制御回路に出力し、これに
よりラムシリンダ(不図示)のストローク量が知
れる。このような構成によれば、上述の例のよう
に試験片破断によるシヨツクが影響せず、信頼性
が向上する。
C 考案が解決しようとする問題点 ところで、この種の万能試験機にあつては、ラ
ムシリンダの内圧を測定して試験荷重を測定する
から、摩擦棒12とプーリ15との間の摩擦力が
ラムシリンダに対して負荷として作用し、荷重指
示値に誤差が生じるという問題点がある。
本考案の目的は、上述の問題点を解決したラム
ストローク検出装置を提供することにある。
D 問題点を解決するための手段 本考案に係るラムストローク検出装置は、試験
片を上下クロスヘツド間で把持し、一方のクロス
ヘツドが立設されたテーブルをラムシリンダによ
り昇降させて試験片を負荷する試験機に用いられ
るものであつて、上述した問題点は、一端がテー
ブルに固定され他端がテーブルとともに昇降する
保持部材に固定されたワイヤと、ワイヤのテーブ
ル側または保持部材側の少なくとも一方の連結点
に介装される緩衝用弾性体と、ワイヤが巻回され
ワイヤの移動に伴い回転するプーリと、このプー
リの回転を検出してラムストロークを検出する検
出手段とを具備して解決される。
E 作用 ラムシリンダによりテーブルが昇降するとワイ
ヤが移動し、検出手段はワイヤの移動に伴うプー
リの回転を検出してラムストロークを検出する。
ワイヤの両端はテーブルおよび保持部材に固定さ
れているので、例えば試験片の破断による衝撃力
が作用してもワイヤの揺動が防止されるととも
に、緩衝用弾性体が衝撃力を緩和するのでワイヤ
の切断が防止される。
F 実施例 第1図a′b〜第3図a′bに基づいて本考案の一実
施例を説明する。
() 実施例の構成 第3図a′bは、万能試験機の構成を示し、aが
正面図、bがそのb−b線断面図である。ベツド
31上にはラムシリンダ32が設置されるととも
に、一対のねじ棒33が立設され、ラム32aの
端面に固着されたテーブル34には一対の支柱3
5が立設されている。一対の支柱35の上端には
上部クロスヘツド36が架設され、一対のねじ棒
33には、下部クロスヘツド37が、その内部に
設けられた一対のナツト(不図示)を介して螺合
されている。上部クロスヘツド36は、ラムシリ
ンダ32の伸縮によりテーブル34、支柱35と
一体に上下動可能であり、下部クロスヘツド37
は、ねじ棒33あるいはナツトの回転により上下
動可能とされている。また、上下クロスヘツド3
6′37には、上部チヤツク38および下部チヤ
ツク39がそれぞれ対向して取付けられ、試験片
TPの両端が上下チヤツク38′39にそれぞれ把
持される。
ラムシリンダ32はシリンダ室32bに圧油を
供給すると伸長し、これによりテーブル34、支
柱35、上部クロスヘツド36が一体に上昇して
試験片TPに負荷が加わる。その負荷荷重は、圧
力センサ40によりシリンダ室32bに圧力を検
出することにより測定され、例えばデジタル表示
される。第3図aはシリンダ32が完全に収縮
し、試験片TPの負荷が零の状態を示す。このと
きシリンダ室32bには、テーブル34、支柱3
5、上部クロスヘツド36の重量分の圧力が作用
し圧力センサ40が所定の圧力信号を出力する
が、このとき表示器が零を表示するように零点を
調節する。
また、ベツド31とテーブル34との間には、
第1図a′bに示すようなラムストローク検出装置
50が設けられている。
第1図a′bにおいて、ベツド31に立設された
スタンド51の上部にはラムシリンダのストロー
ク量を検出するロータリエンコーダ52が設けら
れ、その軸52a先端にはプーリ53が設けられ
ている。一方、テーブル34の下面には帯板54
がスタンド51に沿つた状態で吊持されるととも
に、ワイヤ55の一端がフツク56を介して取付
けられている。ワイヤ55は、第2図に示すよう
にプーリ53に1回巻回わされた後、帯板54に
沿つて下方に延在し、その他端がばね57の一端
に接続され、ばね57の他端は帯板54にフツク
58を介して取付けられている。ばね57は、例
えば試験片TP破断による衝撃力を緩和し、ワイ
ヤ55が切断するのを防止するためのものであ
る。テーブル34の昇降に伴つて帯板54が昇降
すると、ワイヤ55の移動によりプーリ53が回
転する。ロータリエンコーダ52は、この回転に
応じた数のパルスを不図示の制御装置に出力し、
これによりラムシリンダ32のストローク量が検
出される。
また、スタンド51の上下部には、上部リミツ
トスイツチ59aおよび下部リミツトスイツチ5
9bが設けられている。これらのリミツトスイツ
チ59a′59bは、ラムシリンダ32のストロー
クを制限するものであり、テーブルの昇降時に、
帯板54に設けられた押動部材54aによりスイ
ツチ59a′59bがオン・オフする。スイツチ5
9a′59bがオンすると、ラムシリンダ32への
油圧の供給が断たれ、ラムシリンダ32が停止す
る。
() 実施例の動作 例えば上部クロスヘツド36を一定の速度で上
昇させる定速制御試験を行なうにあたり、まず、
一対のねじ棒33(第3図a′b)またはねじ棒3
3に螺合された下部クロスヘツド37内のナツト
(不図示)を回転させて下部クロスヘツド37を
位置調整し、その位置で試験片TPの両端を上下
チヤツク38′39に把持する。ラムシリンダ3
2を一定の速度でストロークさせるべくラムシリ
ンダ32に圧油を供給すると、ラムシリンダ32
が伸長しテーブル34、支柱35、上部クロスヘ
ツド36が一体に上昇する。これにより、試験片
TPに引張荷重が作用する。
このとき、テーブル34に吊持された帯板54
(第1図a′b)が上昇し、プーリ53がワイヤ55
の移動により回転する。ロータリエンコーダ52
は、その回転量に応じた数のパルスを不図示の制
御装置に出力し、これによりラムシリンダ32の
ストローク量が測定される。制御装置は、この測
定結果に基づいてラムシリンダ32が一定の速度
でストロークするようにラムシリンダ32に供給
する圧油の量を制御する。
試験中に試験片TPが破断するとラムストロー
ク検出装置50に衝撃力が作用するが、ワイヤ5
5の両端が固定されているのでワイヤ55の揺動
が防止されるとともに、ばね57がそのシヨツク
を緩和するのでワイヤ55の切断が防止される。
また、ワイヤ55をプーリ53に巻回し、このワ
イヤ55の移動によりプーリ53を回転させるよ
うにしたので、従来のように摩擦力が発生するこ
とがなく、圧力センサ40からの検出信号に基づ
いて正確な荷重が指示される。
なお、テーブルから吊持されるワイヤの移動量
をプーリの回転に変換し、このプーリの回転をロ
ータリエンコーダで検出する構成としたが、プー
リの回転を他の光学的検出手段などで検出しても
よい。
G 考案の効果 本考案は上述のように構成したから、例えば試
験片破断による衝撃力が作用してもワイヤの揺動
が防止されるとともに、その衝撃力が緩衝用弾性
体により緩和され、ワイヤが切断されることなく
耐久性に優れたラムストローク検出装置を提供で
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図a′b〜第3図a′bは本考案の一実施例を示
し、第1図aラムストローク検出装置の正面図、
第1図bはその右側面図、第2図は第1図bの部
分拡大図、第3図aは万能試験機の正面図、第3
図bはそのb−b線矢視図である。第4図および
第5図a′bは従来のラムストローク検出装置を示
し、第4図および第5図aはその正面図、第5図
bは第5図aのb′−b′線断面図である。 31……ベツド、34……テーブル、50……
ラムストローク検出装置、52……ロータリエン
コーダ、53……プーリ、54……帯板、55…
…ワイヤ、TP……試験片。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 試験片を上下クロスヘツド間で把持し、一方の
    クロスヘツドが立設されたテーブルをラムシリン
    ダにより昇降させて試験片を負荷する試験機に用
    いられ、前記ラムシリンダのストローク量を検出
    するラムストローク検出装置において、一端がテ
    ーブルに固定され他端がテーブルとともに昇降す
    る保持部材に固定されたワイヤと、このワイヤの
    テーブル側または保持部材側の少なくとも一方の
    連結点に介装される緩衝用弾性体と、前記ワイヤ
    が巻回されワイヤの移動に伴い回転するプーリ
    と、このプーリの回転を検出してラムストローク
    を検出する検出手段とを具備することを特徴とす
    るラムストローク検出装置。
JP14672487U 1987-09-25 1987-09-25 Expired JPH0421091Y2 (ja)

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JP14672487U JPH0421091Y2 (ja) 1987-09-25 1987-09-25

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JP14672487U JPH0421091Y2 (ja) 1987-09-25 1987-09-25

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JPS6450344U JPS6450344U (ja) 1989-03-28
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JP14672487U Expired JPH0421091Y2 (ja) 1987-09-25 1987-09-25

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JP5906828B2 (ja) * 2011-05-10 2016-04-20 株式会社島津製作所 変位検出器、伸び測定装置および材料試験機

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Publication number Publication date
JPS6450344U (ja) 1989-03-28

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