JPH04210532A - 水耕栽培装置 - Google Patents

水耕栽培装置

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Publication number
JPH04210532A
JPH04210532A JP2402570A JP40257090A JPH04210532A JP H04210532 A JPH04210532 A JP H04210532A JP 2402570 A JP2402570 A JP 2402570A JP 40257090 A JP40257090 A JP 40257090A JP H04210532 A JPH04210532 A JP H04210532A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hydroponic cultivation
fibers
culture medium
culture
nutrient solution
Prior art date
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Pending
Application number
JP2402570A
Other languages
English (en)
Inventor
Kiyoshi Inoue
潔 井上
Sachie Ibe
伊部 さちえ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
INR Kenkyusho KK
Original Assignee
INR Kenkyusho KK
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Filing date
Publication date
Application filed by INR Kenkyusho KK filed Critical INR Kenkyusho KK
Priority to JP2402570A priority Critical patent/JPH04210532A/ja
Publication of JPH04210532A publication Critical patent/JPH04210532A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • Y02P60/216

Landscapes

  • Hydroponics (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
[00011
【産業上の利用分野]本発明は室内等に設置する水耕栽
培装置に関する。 [0002] 【従来の技術】従来より、水耕容器若しくは樋に培地を
セットし、上記培地に養液を供給して植物を栽培する水
耕栽培装置は提供されているが、養液の循環供給、その
液温管理、照明等々のランニングコストが高くつき、必
ずしも広く普及するには至っていない。 [0003]また従来、水耕栽培用の培地としては各種
の構造体が提案されており、例えば水溶性ウレタンポリ
マーと、有機物、無機物を混合し発泡させた多孔性人工
土壌とか、セラミック焼物、ロックウール、その他等が
あるが、いずれも保水性、透水性、形状保持性に劣って
いる。又、ロックウールの粉末は危険性があり、健康面
でもよくないし、廃棄処分も困難であるといった欠点が
ある。 [00O4]
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記の問題点
を解決するためなされたものであり、その目的とすると
ころは、ランニングコストが安く、培地の養液の保水性
、透水性が良好で、植物の栽培効果の高い水耕栽培装置
を提供することにある。 [0005]
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明は、水耕樋に培地をセットし、上記培地に養
液を供給して植物を栽培する水耕栽培装置において、太
陽電池を設け、上記太陽電池を電源として上記養液の供
給及び管理を制御するようにしたことを特徴とするもの
である。 [0006]上記培地としては、線径20μm以下の繊
維を複数本、即ち3本以上100本以下程度撚り合わせ
て、織り目の孔の大きさが5ILm〜501Lm程度に
織り上げて成る液体浸透性の多孔質織物を用いるもので
ある。 [0007]上記繊維は3本以上、 1.00本以下程
度撚り合わせて織り上げることが推奨される。上記繊維
としては、金属繊維、セラミックス繊維若しくは合成樹
脂繊維、又はそれらの混合繊維が好適に使用される。−
ト記多孔質織物は、平坦な容器に収容するばかりでなく
、パイプ状若しくは帯状に形成した織物を傾斜した樋に
沿って配置したりすることが可能である。また、養液は
培地にポンプで強制循環させたり、場合によっては培地
に自然滴下させるようにしてもよい。 [0008]
【作用】本発明においては、養液の管理及び供給を制御
するモータ、ヒーター、オゾン発生等の電源として太陽
電池を使用するので、その省エネルギ効果によりランニ
ングコストを極めて低減できる効果がある。 [0009]また、培地として多孔質織物を使用するも
のであるが、繊維を数本乃至数10本を撚り合わせて織
った織物は微細な開孔を無数に且つ正確に形成すること
ができ、繊維の太さによって目的とする51Jmφ〜5
0μmφ程度の大きさの孔が容易に正確に形成できるも
ので、これを培地に利用することにより、前記孔は織物
の内部から表面にかけて均一に連通し分布するものであ
るから保水性、透水性等が極めて優れ、植物への養分の
供給、水中溶解空気の供給等が良好にでき、又織物は可
撓性があって任意の形状に曲げて樋にセラ1へすること
ができ、且つその形状を安定して保持するので、水耕栽
培用の培地として極めて好適である。 [00101 【実施例]以下図面の一実施例により本発明を説明する
。図1は本発明にか−る水耕栽培装置の一実施例を示す
全体構成図で、図中、1は養液タンクで、水が貯蔵され
、水中に肥料袋2を挿入して肥料分が徐々に水中に溶出
するようにしである。3はヒータで、タンク内の水温を
サーモスタットの制御によって常に一定に制御し、冬季
でも植物が良く成育するよう管理する。4は空気もしく
はオゾン03の供給装置で、タンク内の隔壁1“によっ
て区割された流出部分に挿入したバブルパイプ5がら空
気もしくはオゾンを噴出供給する。6はそのタンクの流
出部分に連通した水耕栽培用の樋で、この内部に織物7
の培地をセラ1へして植物8の栽培を行う。9は樋6を
流出した養液をタンク1に帰還する送水パイプ、10は
必要に応じて設けられる気温制御の風を送るファン、1
1は紫外線ランプ、12はポンプ、13は太陽電池であ
る。 [00111太陽電池13からの電力を充電用蓄電池(
図示せず)に充電して養液供給、循環用のポンプ12や
、ヒータ3、空気供給装置4、送風ファン10等の駆動
、制御を行うようにしである。 [0012]而して、培地としての織物7は図2及び図
3に示すように、細繊維を織成したもので、その繊維と
しては金属繊維、セラミックス繊維、合成樹脂繊維等が
用いられる。金属繊維には、例えば耐食性のステンレス
、アモルファス、モリブデン、その他が用いられ、セラ
ミック繊維にはNa、 Ca、 Ti、 Fe等の混晶
セラミックス、ガラス、その他が用いられ、又樹脂繊維
にはグラファイト、ナイロン、ビニロン、その他が用い
られる。又これらは混合して利用することができる。 [0013]繊維の太さは形成しようとする孔明けの大
きさによって応じて選択されるが、通常は10μmφ以
下、太くても20μmφ以下の繊維を数本乃至数10本
、即ち3本以上100本以下程度撚り合オつせて織り上
げるものである。場合によっては二電織、三重織にする
。その−部分の拡大図は図2に示す如くであり、繊維が
からまり撚り合って織り上げられ、内部から表面に連通
ずる孔は5Izmφ〜501Lmφ程度の大きさに形成
し、これが全体的に均一に正確に形成される。図3はこ
のような織物をパイプ状に形成したものであり、これを
水耕樋6にセットする。織物は可撓性に優れ、任意に曲
げたり、変形させたりすることができ、設置場所、補形
状によって変形してセットでき、パイプ以外に帯状にし
てセットすることもできる。 [0014]そして図1のように樋6の内にセットした
織物7から成る培地に植物8を栽培すれば、根の大部分
は織物7の開孔の中に容易にまっすぐ入り込み、根張り
が充分に良好に行われる。そこにタンク1内の肥料分を
含み、ヒータ3で温度制御された養液が、空気供給によ
ってパイプ5から噴出するバブルによるポンプ作用によ
り樋6に供給され、供給液は織物7を滲透流通しながら
根に養分を補給し植物8の育成をはかり、流通、通過し
た液は樋6を流下してポンプ12により送水パイプ9か
らタンク1に帰る経路で循環するようになる。 [0015]このようにして植物8は順調に成育し、収
穫ができることになるが、前記培地の織物7は孔の大き
さが5μmφ〜50μmφ程度の正確な孔が表面から内
部まで連通して全体に均一に形成された孔明き織物であ
って、保水性がよく、透水性に優れたものであるから、
これらの孔を通って根の部分に養分とか、バブルによっ
て水中に溶は込んだ空気、オゾン等が充分に良く行きわ
たり、成育状態を極めて高めることができる。根が空気
に良く接することによって根腐れを防止することができ
る。 [0016]又この織物7は、金属、セラミックス、樹
脂等の繊維を織ったものであるから、従来のロックウー
ル培地等のように成分溶出が全くなく、従って溶液濃度
、pHコントロール等が極めて容易で安定した管理が容
易にでき、草丈、草数、着花数、数量の制御が容易であ
る。 [0017]図4は水耕樋の変更例で、渦巻状の樋14
を設け、これに前記のように織った織物培地15をセッ
トしたものである。16は養液溜めであり、ここに図5
に示す側断面図のように貯蔵ビン17から養液を滴下し
て供給する。この実施例のように樋14が異形なもので
あっても、培地を形成する織物15が任意の形状に変形
容易であり、且つその形状を維持する性質のものである
から常に樋にフィツトしてセットすることができ、しか
もそのとき保水性、透水性を安定して維持するものであ
るから、植物の栽培効果は同様に優れた効果が得られる
ものである。 [0018]又、培地は植物の種類とか大小によって、
形状、広さ、大きさ等を変える必要があるが、任意の形
状に変形容易な織物によれば、容易にその目的に対応す
る培地を提供することができる効果もある。 [001,9]又、図1に示したように太陽電池13を
設けて、この発電を利用して養液の濃度、温度、pH1
m整等の管理を行い、又養液の培地への供給、循環等の
制御を行うことによって、植物栽培のコストを低下させ
ることができ、培養液の温度管理、循環制御等が常に安
定して行なわれるため、植物の成育が常に良好に行われ
、冬季でもよく成育させることができる。 [00201 【発明の効果]以上のように本発明は水耕栽培装置にお
いて、太陽電池を設け、これを電源として養液の管理及
び供給、循環を制御するモータ、ヒータ、オゾン発生等
を制御するようにしたので、植物栽培のコストを低下さ
せることができ、養液の濃度、温度の管理及び供給、循
環、制御等が常に安定して行なわれ、植物の育成、栽培
が常に良好にできる効果がある。 [00211又、水耕栽培用の培地として、繊維を数本
乃至数10本を撚り合わせて織った、孔の大きさが5μ
mφから50μmφ程度の液体を滲透流動させる孔明き
織物を利用するようにしたものであるから、この織物は
微細な孔を無数に且つ正確に形成でき、繊維の太さによ
って目的とする5μmΦ〜50μmφ程度の大きさの孔
が容易に正確に形成できるもので、これを培地として利
用することにより、前記孔は織物の内部から表面にかけ
て連通した開孔であり、これが全体に均一に分布するか
ら、培地の保水性、透水性が良好で、植物はこの培地の
孔に根を張り、その根に浸透する液を通じて養分や溶解
空気を充分に供給することができ、植物の育成を極めて
高めることができる。また根は水中溶解空気に充分接触
するようになるので根腐れを防止することができる。 [0022]又、織物は金属、セラミックス、樹脂等の
繊維で織ったものであるから、濃度、pH等の養液管理
が容易にでき、植物の栽培制御が容易にできる。又織物
は可撓性があって任意の形状に曲げたり変形して樋にセ
ットすることができ、且つその形状を安定に保持するの
で、培地として極めて有効である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る水耕栽培装置の一実施例の全体構
成図である。
【図2】本発明に係る水耕栽培装置の培地として使用す
る織物の構造拡大図である。
【図3】織物をパイプ状に形成して成る培地の構成図で
ある。
【図4】本発明に係る水耕栽培装置の他の実施例の1断
面図である。
【図5】図4に示した水耕栽培装置の側断面図である。
【符号の説明】
1 タンク 2 肥料袋 3 ヒーター 4 空気供給装置 5 バブルパイプ 6樋 7 織物 8 植物 9 送水パイプ 10  送風ファン 11  紫外線ランプ 12  ポンプ 13  太陽電池 14樋 15  織物培地 16  養液溜め 17  貯蔵ビン
【図5】

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】水耕樋に培地をセットし、上記培地に養液
    を供給して植物を栽培する水耕栽培装置において、太陽
    電池を設け、上記太陽電池を電源として上記養液の供給
    及び管理を制御するようにしたことを特徴とする水耕栽
    培装置。
  2. 【請求項2】上記培地として、線径20μm以下の繊維
    を複数本撚り合わせて、織り目の孔の大きさが5μm〜
    50μm程度に織り上げて成る液体浸透性の多孔質織物
    を用いたことを特徴とする請求項1に記載の水耕栽培装
    置。
  3. 【請求項3】上記繊維を3本以上100本以下撚り合わ
    せて織り上げた多孔質織物を用いる請求項2に記載の水
    耕栽培装置。
  4. 【請求項4】上記繊維が金属繊維、セラミックス繊維若
    しくは合成樹脂繊維、又はそれらの混合繊維である請求
    項2に記載の水耕栽培装置。
  5. 【請求項5】上記多孔質織物を樋に沿ってパイプ状に形
    成した請求項2に記載の水耕栽培装置。
  6. 【請求項6】上記多孔質織物を樋に沿って帯状に形成し
    た請求項2に記載の水耕栽培装置。
  7. 【請求項7】養液を培地にポンプで強制循環させる請求
    項1ないし6のいずれか一に記載の水耕栽培装置。
  8. 【請求項8】養液を培地に自然滴下させる請求項1ない
    し6のいずれか一に記載の水耕栽培装置。
  9. 【請求項9】播種用プランターである請求項1ないし8
    のいずれか一に記載の水耕栽培装置
JP2402570A 1990-12-17 1990-12-17 水耕栽培装置 Pending JPH04210532A (ja)

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JP2402570A JPH04210532A (ja) 1990-12-17 1990-12-17 水耕栽培装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2009072646A1 (ja) * 2007-12-07 2009-06-11 Dina Systems Inc. エネルギー節約型水耕栽培槽およびエネルギー節約型水耕栽培システムおよび水耕栽培方法

Cited By (1)

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WO2009072646A1 (ja) * 2007-12-07 2009-06-11 Dina Systems Inc. エネルギー節約型水耕栽培槽およびエネルギー節約型水耕栽培システムおよび水耕栽培方法

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