JPH04210198A - 真空断熱容器 - Google Patents

真空断熱容器

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Publication number
JPH04210198A
JPH04210198A JP2401786A JP40178690A JPH04210198A JP H04210198 A JPH04210198 A JP H04210198A JP 2401786 A JP2401786 A JP 2401786A JP 40178690 A JP40178690 A JP 40178690A JP H04210198 A JPH04210198 A JP H04210198A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heating member
getter material
container
vacuum
heat insulating
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2401786A
Other languages
English (en)
Inventor
Tadao Yamaji
山路 忠雄
Masayoshi Aoki
青木 政義
Mikio Sato
佐藤 美喜雄
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Kubota Corp filed Critical Kubota Corp
Priority to JP2401786A priority Critical patent/JPH04210198A/ja
Publication of JPH04210198A publication Critical patent/JPH04210198A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Landscapes

  • Filling Or Discharging Of Gas Storage Vessels (AREA)
  • Thermal Insulation (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
[00011
【産業上の利用分野]本発明は真空断熱容器に関する。 [0002] 【従来の技術】従来から、真空断熱容器には種々のもの
が提案されている。その−例として、図6に示すような
超低温貯槽がある。これは、図示のように、内容器1と
外容器2との間に断熱空間3を形成したもので、外容器
2に設けた排気口4から断熱空間3内を排気して真空に
したものである。真空封止の方法としては、排気口4の
フランジ部5にゴム製シールリング6を設け、封止プレ
ート7により最終封止を行なうか、または、排気口4に
真空にバルブ(図示省略)を取り付けて最終封止を行っ
ている。これにより、長期間断熱性能を維持する製品と
している。 [0003]
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来の超
低温貯槽などにおいては、排気口4におけるシール用樹
脂からのアウトガスの発生や空気の漏洩が大きい。この
ため真空度を長期にわたり維持することが困難で、使用
中に断熱空間3内の圧力が上昇して断熱性能が劣化する
という欠点がある。 [0004]その場合には、封止プレート7を取り外し
て排気口4に真空ポンプを接続するか、または真空バル
ブに真空ポンプを接続するかして断熱空間3内を再排気
することにより断熱性能を回復する。しかしその際に再
度真空ポンプを使用しなければならないため、作業性が
良くないという問題点がある。 [0005]このため従来、真空魔法瓶のようなもので
は、製造時において、内容器と外容器との間の断熱空間
内に活性化したゲッタ材を取り付けて密封している。こ
うすることにより、ゲッタ材のガス吸着能にもとづき、
常温下で断熱空間の真空を維持しようとしている。 [0006]Lかし、ゲッタ材は、公知のように所定温
度まで昇温させたときに始めて最大のガス吸着能を発揮
するものせある。したがって、上述のような真空魔法瓶
などにおいては、常温下ではゲッタ材のガス吸着能を十
分に活用していないきらいがある。さらに、ガス吸着能
を十分に引き出すために、一定期間の使用後にゲッタ材
を所定温度まで加熱できるような構造にもなっていない
という問題がある。 [0007]そこで本発明は、このような問題点を解決
し、容易に再真空化することのできる真空断熱容器を提
供することを目的とする。 [0008]
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明は、外容器に加熱部材を設け、この加熱部材の真
空側にゲッタ材を配置したものである。 [0009]
【作用】このような構成の真空断熱容器において、断熱
空間内の圧力が、構成部材の表面から放出されるアウト
ガスなどにより上昇して断熱性能が低下したときは、ヒ
ータやガスバーナなどにより加熱部材をゲッタ材の活性
化温度まで加熱する。ゲッタ材は、加熱部材からの熱伝
達により活性化温度まで昇温しで活性化する。そして断
熱空間内のアウトガスを吸着して内部圧力を低下させ、
断熱性能を回復させる。 [00101なお、ゲッタ材を外容器の複数箇所に配置
しておくと、各ゲッタ材を順次活性化させることにより
、長期間にわたって良好な断熱性能を維持することがで
きる。 [001L]
【実施例】図1〜図3は、本発明の一実施例を示す。本
実施例の真空断熱容器は、図1に示すように、内容器1
1と外容器12とを有し、内容器11と外容器12との
間に真空状の断熱空間13が形成されている。内容器1
1および外容器12はステンレス鋼製である。 [00121図2に詳細に示すように、外容器12に筒
状のステンレス鋼製の加熱部材15を外向きに突設して
いる。加熱部材15の真空側内周面に接するように粒塊
状のゲッタの材16が配置され、ステンレス鋼製の金網
17によリゲッタ材16の移動、脱落を防止している。 加熱部材15の内部空間の一端側は、金網17を介して
断熱空間13に連通している。ゲッタ材16としては、
たとえば70%Zr24.6%V−5.4%Feの成分
割合を有するものであって、活性化温度が300℃〜4
50℃程度の入手容易な市販材料が好ましい。 [00131上記構成の真空断熱容器においては、断熱
空間13内の圧力が構成部材の表面から放出されるアウ
トガスなどにより上昇して、断熱性能が低下することが
ある。このような場合には、加熱部材15の外周に面状
やテープ状などの電気ヒータを巻き付け、加熱部材15
の表面をゲッタ材16の活性化温度まで加熱する。なお
、電気ヒータの代わりにガスバーナなどにより加熱して
もよい。 [0014]こうすると、ゲッタ材16は、加熱部材1
5の内表面に接しているため、この加熱部材15からの
熱伝達により活性化温度まで昇温しで活性化する。この
結果、ゲッタ材16は、断熱空間13内のアウトガスを
吸着して内部圧力を低下させ、断熱性能を回復させる。 [0015]このようなものであると、真空ポンプのよ
うな大掛かりな装置が必要でなくなるので、再排気によ
る断熱性能の回復を、容易にかついかなる場所でも実施
することができる。またアウトガスおよび漏洩の少ない
封止方法を選択することができる。なお、再排気手段1
4を外容器12の複数箇所に配置しておくと、各ゲッタ
材16を順次活性化させることにより、長期間にわたっ
て良好な断熱性能を維持することが可能である。 [00161次に、本実施例の真空断熱容器について実
施した試作試験の結果を図3にもとづいて説明する。ま
ず、断熱空間13を高温ベーキングしながら外容器12
に設けた排気口18から排気した後、排気口18をコン
フラツトタイプのメカニカル封止部材19により封止し
た。なお、排気の際、高温ベーキングによりゲッタ材1
6が活性化しないように、加熱部材15を空冷により冷
却した。排気口18を封止した後、内容器11を温度3
00℃にして放置したところ、断熱空間13の内部圧力
が封止時の約10倍まで上昇した。この内部圧力は、外
容器12に接続した真空計20により測定した。続いて
、加熱部材15にテープヒータを巻き付け、この加熱部
材15を温度450℃に加熱したところ、加熱開始後1
2分で内部圧力は下降しはじめ、封止時の圧力にもどる
という結果を得た。 [o 017]なお、本実施例では、加熱部材15を突
出筒状としたが、他の実施例として、加熱部材15を図
4に示すような凹状とするか、または図5に示すような
平板状としてもよい。これらの場合には、加熱部材15
の真空側の面に接するようにゲッタ材16を配置し、ゲ
ッタ材16をかご状金網17で固定すればよい。 [0018]
【発明の効果】以上述べたように本発明によると、真空
ポンプを使用することなく、断熱空間内を再真空化する
ことができるので、断熱性能を容易に回復させることが
できる。また、再真空化には真空ポンプのような大掛か
りな装置を必要とないので、いかなる場所でも作業する
ことができる。さらに、真空ポンプによる再排気が不要
となるので、アウトガスおよび漏洩の少ない封止方法を
選択することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の真空断熱容器の断面図であ
る。
【図2】図1における要部の拡大図である。
【図3】本発明の真空断熱容器の試作試験のための構成
を示す図である。
【図4】本発明の他の実施例の要部の断面図である。
【図5】本発明のさらに他の実施例の要部の断面図であ
る。
【図6】従来の真空断熱容器の一例を示す断面図である
【符号の説明】
11   内容器 12   外容器 13   断熱空間 15   加熱部材 16   ゲッタ材
【図6】

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】内容器と外容器とを有して、これら内容器
    と外容器との間に真空断熱空間を形成した真空断熱容器
    であって、外容器に加熱部材を設け、この加熱部材の真
    空側にゲッタ材を配置したことを特徴とする真空断熱容
    器。
JP2401786A 1990-12-13 1990-12-13 真空断熱容器 Pending JPH04210198A (ja)

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JP2401786A JPH04210198A (ja) 1990-12-13 1990-12-13 真空断熱容器

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JPH04210198A true JPH04210198A (ja) 1992-07-31

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JP (1) JPH04210198A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003065490A (ja) * 2001-08-29 2003-03-05 Zojirushi Corp 真空断熱体の製造方法
JP2010118333A (ja) * 2008-10-14 2010-05-27 Rigaku Corp ガス封入型比例計数管
JP2011038594A (ja) * 2009-08-11 2011-02-24 Zojirushi Corp 真空断熱材の使用方法およびその真空断熱材

Cited By (3)

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