JPH04208896A - 期間表示体 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は期間表示体に関するものであって、特には加工
食品、医薬品、防虫剤、消臭剤等の有効期間が限られる
製品に適用し、その有効期間内であるか否かを一目で知
るこ、とかできる期間表示体に関する。

〈従来技術〉 この種の期間表示体とシ、−テは　本出願人が先に出願
した特開平２−７８９′：＋１号公報があり、使用する
ときにはストンバー・〜取り外し、二つの筒状容器を連
結具内で互いに前進させて、突刺刃が筒状容器の開放端
の両シー　Ｉｌ攪を破り、筒状容器内の両物質が低触し
、表示１５Ｆｆ、ｌ操作を簡便化したものがある。

〈発明が解決しようとする課題〉 上記特開平２−７８９．９１号に示された期間表示体は
、一方の筒状容器をまず連結具内へ７ジ込んで前進させ
シール蓋を破パ１・　　次いで他方の筒状容器を連結具
内へネジ込Ａニア：萌進させてシール蓋を破るという二
段階の操作が必要で使用勝手とし７で良い方ではなく、
またこの種の期間表示体は各部品をプラスチックで成形
オるのでネジ部が多くある構造では寸法精度が高く要求
されるなど実用上の問題があった。

〈課題を解決するための手段〉 本発明は上記問題点を解決すべく考えられたもので、一
方の容器に充填された高粘性液体またはす゛ル状物質等
の被染色物質の一部に、別の容器に充填されていた染色
物質を接触させ、表示が開示される期間表示体において
、上記両容器の開口部はシール蓋で封印されて、このシ
ール蓋が一定の間隙を置いて向き合うように連結具を介
して密封接続され、該連結具内には上記両シール蓋を開
封するための切断刃を両端に有し、その内部が連通して
いる開封具が内蔵されていて、該連結具内で染色物質入
り容器の端部と開封具が密封摺動自在としたことを特徴
とする期間表示体を提供するものである。

く作用〉 上記期間表示体を、染色物質入りの容器を押し込むと開
封具が摺動じて両ノール蓋を破り、染色物質と高粘性液
体またはゲル状物質に接触して表示が開始される。

〈実施例〉 以下、本発明の実施例を凹面を用いて説明する。

第１図は本発明の期間表示体の一実施例を示す断面図で
、まだ表示が開始されていない状態を示している。第１
図に示すように、本発明の期間表示体（１）は高粘性液
体もしくはゲル状の封入物質を収納する筒状の主容器（
２）、該封入物質を着色もしくは変色せしめる染色物質
を収納する筒状の副容器（３）、上記主容器（２）と副
容器（３）を連通ずるための連結具（４）および、該連
結具（４）内に装着され前記両容器のシールを開封する
開封具（５）とからなる。ここで、上記各部分はポリエ
チレンあるいはポリプロピレン等の合成樹脂により一体
成形又は二つの以上のパーツで成形で組込むことで作成
される。すなわち、本実施例では主容器は筒状本体（２
１）の下は開口しているが別成形品である底部材（２２
）を嵌込み熱シールしたものを使用したが、底部を一体
成形品としても良い。

次に各部品の説明すると、主容器（２）は上記の如く高
粘性液体もしくはゲル状の封入物質を収納するもので、
期間表示体とし上記副容器（３）内の染色物質と接触し
、その色が主容器（２）内を進むのを目視して期間の経
過を確認するため少な（とも筒状本体（２１）は透明ま
たは半透明の材質で成形することが好ましい。この主容
器の開口部にはシール！（２３）が熱シール等の手段に
より封着されている。このシール蓋（２３）としてはア
ルミニウム、プラス千ツクフィルを積層したもので熱シ
ール等を利用するため少なくとも内面がプラス千ンクで
あることが好ましい。

またこの主容器（２）の上部外周には前記連結具（４）
との結合手段として雄ネジ（２４）が形成されている。

この実施例においては結合手段としてネジ構造を用いた
が嵌含熱シール手段でも良い。

次に染色物質を収納する副容器（３）もやはり図面下方
向の開口部には主容器（３）と同様のシール蓋（３１）
が封着されている。また、この開口部付近の外周には連
結具（４）の内面壁との密封性を高めるためのＯ−リン
グ（３２）が装着され、本実施例では連結具（４）から
の外れ防止のためＯ−リング（３２）が装着される部分
が環状凸部（３３）となっている。

他方上記主容器（２）と副容器（３）を結合する連結具
（４）は、下方開口部の内周には前記主容器（２）の雄
ネジ（２４）と蜆合する雌ふン（４１）が形成され、上
方開口部内周には副容器（３）の環状凸部（３３）と係
合関係になるような環状凸部（４２）が形成されている
。

また、この連結具（４）の中程には前記両容器（２）（
３）のシール蓋（２３）およびシールＩＩ（３１）にそ
れぞれ対面する切断刃（５１）（５５２）を両端に有す
る開封具（５）が係止されている。この開封具（５）は
連結具（４）内に係止する手段として、上記両切断刃（
５１）（５２）の中間が連結具（４）内壁と同外径を有
する膨出部（５３）となっている。

ここで、この期間表示体（１）は副容器（３）内の染色
物質が主容器（２）側の高粘性液体またはゲル状物質へ
流れる方式を採用じているので、前記副容器（３）に対
面する切断刃（５２）には第２図の拡大図に示すような
スリント（５４）が設けられ、染色物質が残留すること
なく主容器（２”）　−・流れ込むようになっている。

第１図において（６）は使用前に副容器（３）が外力に
よって下方に移動しないためのオーバーキャンプであり
、この実施例ではこのような構造としたが、第３図（ａ
）に示すように副容器（３）に折曲げ切断部（３６）を
介してストンパー（３７）を一体に設けるか一１第３図
（ｂ）に示すように別体の引き抜きストッパー（３８）
を係合させておくことも可能である。

上記実施例の使用方法としては、第２図の状態からオー
バーキャップを外し、副容器（３）の頭部を下方に押し
込むと、前記切断刃（５２）により副容器（３）側のシ
ールｌ！（３１）が切断開封され、次いで切断刃（５１
）により主容器（２）側のシールＩＩ（２３）が切断開
封されて第４図の状態になり副容器（３）の染色Ｔｈ質
が主容器（２）の高粘性液体あるいはゲル状物質に流れ
て接触し、表示が開始する。このとき、副容器（３）と
連結具（４）が密封性菌いため、副容器（３）が第１図
の状態に戻り、この状態を維持して表示が継続する。

また、第５図は開封具の他の実施例を示すもので、この
開封具（４”）は内壁と同外径を有する膨出部（５３）
の周辺に少なくとも一つ（図面では四つ）の切欠溝（５
４）を有し、第６図に示すように、前記切断刃（５２）
により副容器（３）側のシール１（３１）が切断開封さ
れ、次いで切断刃（５１）により主容器（２）側のシー
ル蓋（２３）が切断開封されて、副容器（３）の染色物
質が該切欠溝（５４）を通って前記第一の実施例より早
く主容器（２）の高粘性液体あるいぼゲル状物質に流れ
て接触し、表示が開始する。

ここで、具体的には主容器（２）の内径６ｍｍとして、
中に被染色体として寒天ゲルを封入し、副容器（３）に
染色物質としてメチレンブルーを封入したところ、表示
を開始後６ケ月で略５０ｍｍで表示することができた。

〈効果〉 本発明は上記の如き構成であって、従来の期間表示体に
較べ染色物質の入った容器を連結具へ押込むだけで両容
器のシール蓋が開封され、染色物質が被染色物質側へ流
れ込み、すみやかに期間表示が開始されるので、その操
作が極めて簡単であり、しかも密封状態も優れた期間表
示体である。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明の実施例を示すもので、第１図は期間表示
体の一部断裁説明図、第２図は開封具を示す拡大説明図
、第３図（ａ）（ｂ）はそれぞれストッパー構造を示す
説明図、第４図は期間表示体の使用状態を示す一部断裁
説明図、第５図は開封具の他の実施例を示す拡大説明図
、第６図は第５図の開封具を使用したときの使用状態を
示す部分拡大説明図である。 （１）・・・期間表示体　　（２）・・・主容器（３）
・・・副容器　　　　（４）・・・連結具（５）・・・
開封具　　　（２３）・・・シール蓋（３１）・・・シ
ール蓋　　（５゛）・・・開封具第２図 第３図 第４図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 一方の容器に充填された被染色物質の一部に、別の容器
   に充填された染色物質を接触させ、表示が開示される期
   間表示体において、上記両容器の開口部はシール蓋で封
   印され、このシール蓋が一定の間隙を置いて向き合うよ
   うに連結具を介して密封接続され、該連結具内には上記
   両シール蓋を開封するための切断刃を両端に有し、その
   内部が連通している開封具が内蔵されていて、該連結具
   内で前記染色物質入り容器の端部と前記開封具が密封自
   在としたことを特徴とする期間表示体。