JPH0420860A - 絶対速度計 - Google Patents

絶対速度計

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JPH0420860A
JPH0420860A JP12492190A JP12492190A JPH0420860A JP H0420860 A JPH0420860 A JP H0420860A JP 12492190 A JP12492190 A JP 12492190A JP 12492190 A JP12492190 A JP 12492190A JP H0420860 A JPH0420860 A JP H0420860A
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speed
acceleration
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vehicle
estimated
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Kajirou Watanabe
嘉二郎 渡邊
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、車両等の移動物体(被測定物体)の絶対速
度を推定して求める絶対速度計に関するものである。
[従来の技術] 従来、この種の絶対速度計としては、例えば空間フィル
タ法を用いたものがある。これは、路面に規則性を有し
て存在している光学的なムラを集光レンズ、空間フィル
タ等を介して光センサで検出し、前記ムラの発生曲度に
基づいて移動する移動物体の対地絶対速度を検出するも
のである。
[発明が解決しようとする問題点] しかし、この種の従来の絶対速度計は、路面からの反射
光を利用する構成であるため、常時路面に向けて強い照
明光を照射しなくてはならず、また光学系を用いるので
必然的に装置としての規模が人きく、かつ高価になり、
安易に車両用等の速度計として採用することができない
という問題点があった。また、モーターボート、外洋船
等の船舶の絶対速度を測定する場合には、船舶が潮流の
影響を受【フて潮流に乗って流れるので、海面に対する
速度はall+定できても対地絶対速度は検出すること
はできないという問題点があった。更に、車両用アンチ
スキッドシステムの車速センサとして使用した場合、路
面が氷面となっていると光学的なムラが通常の道路に比
べて極めて少なくなるので車速を検出できないと云う問
題点があった。
[発明が解決するための手段] この発明は、上記問題点に鑑み、車両の車輪速、絶対速
度、車体加速度、+1輪半径の誤差を関係づける状態方
程式に着目し、これに拡張カルマンフィルタを応用する
もので、被測定物体の変位方向の加速度を検出する第一
のセンサと、前記被測定物体の速度を検出する第二のセ
ンサと、前記第一及び第二のセンサからの検出18号に
基づいて前記被測定物の絶対速度を推定して算出する演
算手段とを備え、被測定物体である移動物体の対地絶対
速度を推定する。
[作用] この発明に係る対地絶対速度計は、移動物体の変位方向
の加速度と速度とを検出し、それらの検出出力に基づい
て移動、物体の対地絶対速度を粘度良く推定して求める
もので1例えばスリップ、スキッドなどの大きな誤差が
混入された場合1MI単なルールに基づきフィルタ係数
である観測雑音の共分散行列や推定値の共分散行列の初
期値及び状態の値をリセットする。
[実施例] 第1図乃至第8図に基づいてこの発明の詳細な説明する
先ず、以下の説明の中で用いられる記号等の説明及び後
で使用する事項を定義する(w−1[F]奎解、)。
し二時間 τ:離散計測におけるサンプル間隔AM真の
加速度  AI:計測(検出)加速度■L=真の対地絶
対速度  ■m:車輪速による測定速度(検出速度)V
ω:車輪速がら求めた論理速度  ω:車輪回転速度 
 r:基準車輪半径Δr:車輪半径の誤差  E:車輪
半径の誤差率Nシ:定常速度計測雑音  Na:加速度
計測雑音W、:第2加速度  W2:Nv微分値の雑音
W、:tの時間変化率  Ra:Naの分散Rv: N
vの分散  Q1’:W、の分散Q2: W、(7)分
子F1.Q、、 : W、(7)分散P、:Δtの推定
値の分散 p、:vtの推定値の分散 P3:tの推定値の分散 θ、:ルール1のしきい値 θ2:ルール2のしきい値 θ、:ルール3のしきい値 θ4:ルール4のしきい値 R:雑音(Na、Nv)の共分散行列 Q:  (W、、W、、W3)の共分散行列P :  
(At、 Vt、ε)の推定値の共分散行列また。変数
(At、Vω、 vt、 [)(7)推定値には−を付
ける。す(両速度V−は車輪回転速度ωに基準車輪半径
rを掛けて求まるものであり、この車両速度V■及び進
行方向加速度Ateには次の理由で誤差、雑音が含まれ
る。
(El)  !11輪の半径はタイヤの空気圧の変化、
摩耗、車体型B(の変化により基準車輪半径rがら微小
に変化する。
(El)定常走行時でも路面と11(輪の間に僅かなス
リップが生じている。
(E3)急な加速又は減速時に路面と車輪の間に大きな
スリップ、スキッドが発生し、大きなインパルス状の非
定常誤差が現われる。
(E4)速度V1計測において、路面の凹凸、車両の振
動などによる定常的な雑音が加わる。
(E5)加速度AIl、!を測において、車両振動など
により、大きな分散をもつ高周波雑音が加わる。
以上の誤差、雑音及び計測法に関して次の仮定を設ける
(AI)  (El)の定常走行時のスリップが僅がで
あり。
速度に比例する。二九によりこのスリップによる誤差は
、車輪半径変化としてとらえられる。
(A2)  (E4)、(E5)の雑音は何れもゼロ平
均で正規分布に従う定常雑音とする。
(A3)加速度AII計測において、加速度センサの周
波数特性、設置方法に工夫を加え、車両のピッチング、
ヨーイングの影響は無視できるものとする。
次にこの発明を車両用速度検出器に応用した具体的実施
例を第2図に基づいて説明する(1)はトランスミッシ
ョンに取り付けられ、真の車速に対して誤差が±10%
程度有する精度の患い車速センサ(第二のセンサ)、(
2)は車両進行方向のみの加速度を検出するように車体
に取り付けられた加速度センサ(第一のセンサ)、(3
)はCPU等からなる演算回路で、車速センサ(1)と
加速度センサ(2)とから検出出力を入力し、車両の対
地絶対速度を次に示す拡張カルマンフィルタによる手法
を用いて推定し、その演算結果を絶対速度信号として出
力する。
次に上記に述べた拡張カルマンフィルタによる対地絶対
速度の求め方を述べる。
車輪四転速度ωからの車両の速度■ωはVω=ω’r”
”’”−−(Ia) で求められる。車輪半径が仮定(AI)の定常走行時の
スリップも含み、誤差△rをもつ場合には、対地絶対速
度は ■t=ω・(r+Δr )= V ω・(J + t 
)−・−(Ib)となる0Mt速センサ(1′)からの
検出出力、即ち実速度Vm、加速度センサ(2)からの
検出出力、即ち計測加速度Amは次式で与えられる。
■謬=Vω+Nv・・・・・・・・・・・・・・・・・
・(lc)A m= A te N a・・・・・・・
・・・・・・・・・・(]d)真の加速度Atを微分す
ると1次のようになる。
d  At/dt=W、、  At(0)=At、−−
・・・−(le)また(1b)式の両辺を微分し、整理
するとdVω/d t= d Vt/d土−ε ・dV
ω/d−t=Δt−t−Am+W2 ■ω(O)=Vω。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(If)と
なる。
ここで変数W2は次式で与えられる。
W、=ε ・N、1+ε2・dVω/dt・・・・・・
・・・・・・(Ig)誤差(El)、 (E2)、仮定
(AI)よりEは小さな値を有し、仮定(A2)よりN
aはゼロ平均の正規性雑音であることにより、変数W2
もゼロ平均の正規性雑音とみなせる。また車輪半径の誤
差率Eは微小でゆっくり変化し、W3を小さな値を有す
る変数とすると d ε/dt=W、、   ε (0)= E 、・・
・・・・・・・・・(th)と記述できる。
いま、次のベクトル、行列を定義する。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・(2a)(le
)、(If)、(lh)式の連立微分方程式をサンプル
間隔てでM数値化し、(k) 、 (Id)式を出力方
程式とすると、 X(t÷1)= A (t)・x (t) + B(t
)・W(−t)X(0)=X。
Z (t) = C(t)・x(±)+8(1)(2b
) なる状態方程式が得られる。
この方程式の変数には定数として取り扱うへき量Cが含
まれ、拡張状態方程式になっている。変数(システt1
雑音)(’x、’z、’jは互いに統計的に独立し、雑
音(観測雑f)(Na、Nv)も独立しているとして、
これらの変数、雑音の共分散行列をとして(2b) 、
 (2c)式に次のa数値拡散カルマンフィルタを施し
、x(−e)を推定する。
X (te1)=A (t)・X (t)+ P (t
e l)・C(t++)・R(te1)−’(7,(t
eI) −C’ (te1)・A(t)・X(t))X
(t)=X。
・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・  (2d)ここで、p(gはX(−t)とX
(t)(7)誤差の共分散行列で次式で与えられる。
P (t)=M (t)−M (O・c (t)・[、
C(t)・M(t)・C(t)+ R(t)]  ・C
(t)・M (t)M (t)=A (t−1)・P(
t−1)・A (t−1)+B (t−1)・Q(−t
−1)・B(t−15r P(0)=P。
(2e) 推定値又(1)・[At(t) 「ω(t) : (t
)j’(7) V t−> (t)。
7(t)を(1b)式に代入して、推定対地絶対速度V
t(1)を求める。 (2b)式の状態方程式は車両の
進行方向加速度がゼロでない時間帯において可a甜であ
る。またスリップ、スキッドがなく大きなインパルス状
の非定常誤差が印加されなければ、遅いが推定スペクト
ル”’X (t)はX(t)に収束する。これにより、
絶対速度推定の基本構造が構築でき、 CE4) 、 
(E5)の雑音が除去できる。しかし、 (E3)のス
リップ、スキットがあると、収束ができなくなる可能性
がある。
ここで、スリップ、スキッドに伴う非定常誤差を補正す
るため、また実際に起こらない、又は起こりにくい現象
を実際に起こりにくくするように拡張カルマンフィルタ
の係数行列R(t) y Q (t) v P(1)及
び推定変数7(1:)を次のfffljlLなルールに
基づき変更する。
以下、車両定常走行時のシステム雑音、l1II測雑音
の分散には8を付ける。またθjはルールのしきい値で
ある。
[スリップ、スキッドの発生時] (E3)のスリップ、スキッドが発生すると検出速度■
■と対地絶対速度前の間に大きな差が現われるので、そ
の判定は容易である。この状況では、検出速度vIIに
大きな誤差が混入したことになりその分散Rvを大きく
、加速度計測の分散Raを小さくして、加速度信号に重
いウェイトをかけて状態を推定する。そのため次の様な
ルールを作る。
ル − ル I : 仮ニI(Vt(t)−Vm(t))/Vt(t)l>θ
□ ならばRa=0.5X−Ra”、Rv=lO00X
  Rv″′それ以外のときは Ra=Ra”、 Rv
=Rv[急加速、急減速時] この状況では第2加速度W、の分散Q、が大きくなる。
これに伴い、Qlを大きく設定する。また急激な加速度
変化に伴い、車輪半径の誤差率7が大きい影響を受は変
化してしまう0本来誤差率Eは経時的変化であり、加速
度、速度の変化に比べかなり遅く、急激な加速度変化に
よって突然変化し始めるものではない、そこで、誤差率
εの時間変化率W3の分散Q、を小さい値にリセットす
ると共に、大きく変化してしまった誤差率7をもとの値
にリセットする。ルールは次のように記述される。
ル − ル 2: 仮に I At(t) −At(t−1)l>02 な
らばQ1=2XQげ   Q□=0.00001X Q
、”t (t)= i (t−2) それ以外ならば Q、=Q、”   Q、=Q、” [車輪半径誤差率E変化″のローパスフィルタリング]
車輪半径の誤差率εの変化は極めて遅いが、この変化を
高感度に捕えないと、 (El)、(E2)の誤差は吸
収できない、誤差率Cの高い推定感度を保ちつつ、急に
誤差率Eは変化しないようにする論理ローパスフィルタ
リングを施す、これはルール2にも既に採用されている
が、更に一般的にもう一つのルールを設けておく。
ル− ル3: 仮に I t (t)−t (t−1) l >θ、な
らばt (t)=r (t−2) [負の速度のリセットと推定のスピードアップ]前方に
進行中の車両が負の速度になることは考えにくい。車両
が低速走行する場合、難行によって推定絶対速度が負に
なることがある。この場合この値をゼロにリセットする
と共に、カルマンフィルタの推定値の共分散行列を初期
値にリセットし、推定の収束速度を速める。
ル − ル4−: 仮に Vt(t)(θ4 ならば P (t)=r’nV t(t)=0 次に、上記に説明した理論の妥当性を証明するために行
ったシュミレーションと簡単な模型実験の結果を記載す
る。
[シュミレーション] 第3図(A)の破線に進行方向の絶対速度(推定速度)
vtを示す、この絶対速度Vtにスリップ、スキッドに
よるインパルス状の誤差とバイアス誤差。
統計的に定常な雑音を加えて車輪速を発生する。
第3図(A)の実線に車輪速を示す、また、第3図(B
)の破線に真の加速度Atを示す、この加速度Atにゼ
ロ平均の正規性高周波雑音を印加し、計測加速度を発生
する。第3図(B)の実線に測定(検出)加速度を示す
次にシュミレーション条件を記述する。
[シュミレーション波形発生] シュミレーション時間      40secサンプル
間隔τ        O,01sec車輪半径の誤差
率i       2.O%第2加速度の分散Q、” 
     5.14w3−3定常加速度の変数W、の分
子IIQ2’ IX 1O−2ffi−”定常加速度の
変数W、の分散Q3” 3X 10−’s−”加速度雑
音の分散Ra      O,8m−”速度雑音の分散
Rv       O,05郵″″1スリップ発生時間
       3〜6sec速度雑音の分散Rv”  
     0.05wl5−”スリップ発生時間   
    3〜6secスキッド発生時間       
26〜29sec(カルマンフィルタの初期条件) [ルールのしきい値] Ox=10%、θ、=0.05III5−” 、 (?
 、=1%、 0 、:0.0m−’第4図にルール無
し拡張カルマンフィルタによる推定速度を示す、3.0
〜6.0secの間に発生したスリップにより、推定速
度は大きな影響を受は継続する。これは誤差率εに誤差
推定値が残留するためである。
次に、第5図にルール付きカルマンフィルタによる推定
速度を示す、第S図の上段には設定した絶対速度と推定
速度を示す、下段はルール1〜4のオン/オフの状況を
示す、波形が上にある場合。
即ち1”の場合ルールが適用され、下にある場合、即ち
0”の場合適用されない、この場合スリップ、スキッド
発生時でも精度良く絶対速度を推定している。また加速
度Atも全体として精度良く推定されている。また誤差
率εはゆっくり推定し、 30sec以降でほぼ設定値
に収束した。
[模型実験コ 第6図に示す模型装置で実験を行った。
この実験は鉛直軸4回りの回転アーム5に車両6をつけ
、車両6は水平面上を円周走行しかできないようにした
ものである。車両6は搭載されたモータ(図示せず)で
駆動され、搭載された電磁ブレーキ(図示せず)で減速
する。車両6の速度は車輪軸に取り付けたタコジェネレ
ータTbより求め、絶対速度Vtは垂直軸4の回りの回
転アーtz 5の回転速度をタコジェネレータダTaで
計測し、それに回転アーム5の半径を掛けることで求め
た。加速度AtはタコジェネレータT、aから求めた絶
対速度V−tを微分して得た。装置及び実験パラメータ
は次の通りである。
車輪にかかる重量     0.71kgfアームの長
さRO,623■ 車輪半径r         O,0302m実験時間
       14.45$ICサンプル間隔t   
  0.0144sec定常走行におけるシステl、雑
音、観測雑音の共分散行列を次のように設定する。
推定値の共分III行列の初期値Pnはシュミレーショ
ンの場合と同じ値にし、またルールのしきい値は θ、=5% θ2=0.06m−”  θ、=O,:J
% θ4= 肥−1とした。
第7図(A)の実線はタコジェネレータTaによる絶対
速度Vしによる速度V−である。減速時にタイヤがロッ
クされ、VドOとなり大きなインパルス状の誤差が発生
している。加速度Atは第7図(B)に示すように非常
に大きい振幅の高周波雑音で乱されている。第8図にル
ール付きの拡張カルマンフィルタで推定した対地絶対速
度V±、タコジェネレータTaで直接測定した検出速度
V■を示す、シュミレージョンの場合と同様に精度良く
推定している。推定加速度Atでは、測定の大きなm幅
の高周波雑音Naが除去されている。
なお、次にシュミレーションと模型実験の補足説明をす
る。
シュミレーションと模型実験のルール付きカルマンフィ
ルタリングにおいて、ルール中の分散の倍率(ルール1
の場合、0.5倍と1000倍;ルール2の場合、2倍
と0.00001倍)、各ルールのしきい値θ□。
θ2.θ3.θ4及び推定値の共分散の初期値P0の値
は正確にここで示した値でなければならないわけではな
い6数倍または1桁異なっても同じような推定が可能で
ある。
従って、これらのパラメータのiA整において必ずしも
ファインチューニング を必要としない。
システム雑音、観測雑音の共分散行列Rの値の設定にお
いても同様なことが言える。スリップ、スキッド発生時
でも車両用アンチスキッドにおける基準速度信号として
使用可能な対地絶対速度を精度良く求めることができる
以上の様に1本発明によれば、被測定物体の変位方向の
加速度を検出する第一のセンサと、前記被測定物体の速
度を検出する第二のセンサと、前記第一及び第二のセン
サからの検出信号に基づいて前記被測定物の絶対速度を
推定して算出する演算手段とを備え、該演算手段からの
出力を絶対速度f目量となすことを特徴とする絶対速度
計としたため、光学系を用いずに装置を構成できるため
構造がコンパクトになり、しかも塵、挨等に極めて強く
なり、また夜間でも照明源を用いなくても容易に絶対速
度を精度良く推定できと云う従来にない顕著な効果を得
ることができる。
また大きなインパルス状の誤差、バイアス誤差、定常ラ
ンダムな雑aを含む車輪速と大きな分散を持つ高周波雑
音で乱された加速度データから精度の良い車体の対地絶
対速度を得ることができる等の効果があった。
【図面の簡単な説明】
第1図は本件発明を説明するための実施例における車両
の速度、加速度についての概略説明図、第2図はこの発
明を説明するための回路ブロック図、第3図(A)はタ
イヤの空気圧等の変化による車輪半径の変化等に基づく
検圧車速(タコジェネレータ’I” b出力)とタコジ
ェネレータT a出力による車輪速度とを比較するため
の説明図、第3図(B)は定常的に発生させた高周波ノ
イズを有する加速度と検出された加速度とを比較するた
めの比較説明図、第4図は検圧車速と拡張カルマンフィ
ルタを用いて推定された推定車速とを比較するための説
明図、第5図はタコジェネレータ]゛bによる検出車速
と4つのルールによって条件付けた拡張カルマンフィル
タを用いて推定した推定車速とを比較するための説明図
、第6図はこの発明を確認するために作成した実験装置
の概略説明図、第7回(Δ)はブレーキ操作に伴い車輪
がスリップ及びロックしたときの検出車速(タフジェネ
レータTa出力)と実際に検出した重輪速度(タコジェ
ネレータ′I″b出力)とを比較するための説明図、第
7図(B)はブレーキ操作に伴い車輪がスリップ及びロ
ックしたときに発生する検出加速度を示す説明図、第8
図はタコジェネレータ1゛bによる検出車速と4つのル
ールによって条件付けた拡張カルマンフィルタを用いて
推定した推定車速とを比較するための説明図である。 1・・・・・・・・・車速センサ  2・・・・・・・
・・加速度センサ3・・・・・・・・演算回路 第1図 第2図 速度 [m/s] 加速度 [m/s2] 速度 [m/sl 速度[m/sl 速度 [m/s] 加速度[m/s2] 速度 [m/s]

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)被測定物体の変位方向の加速度を検出する第一の
    センサと、前記被測定物体の速度を検出する第二のセン
    サと、前記第一及び第二のセンサからの検出信号に基づ
    いて前記被測定物の絶対速度を推定して算出する演算手
    段とを備え、該演算手段からの出力を絶対速度信号とな
    すことを特徴とする絶対速度計。
JP12492190A 1990-05-15 1990-05-15 絶対速度計 Pending JPH0420860A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2697338A1 (fr) * 1992-10-26 1994-04-29 Renault Procédé de détermination de la vitesse d'un véhicule routier et véhicule routier mettant en Óoeuvre ce procédé.
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