JPH0420836A - 車両のブレーキテスト方法 - Google Patents

車両のブレーキテスト方法

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JPH0420836A
JPH0420836A JP2124438A JP12443890A JPH0420836A JP H0420836 A JPH0420836 A JP H0420836A JP 2124438 A JP2124438 A JP 2124438A JP 12443890 A JP12443890 A JP 12443890A JP H0420836 A JPH0420836 A JP H0420836A
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JP
Japan
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brake
brake pedal
stroke
pressure
pedal
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JP2124438A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Fujii
博司 藤井
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Mazda Motor Corp
Original Assignee
Mazda Motor Corp
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Publication date
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  • Braking Systems And Boosters (AREA)
  • Valves And Accessory Devices For Braking Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、車両に装備された油圧作動式のブレーキ装置
について、その動作状態を実際にブレーキペダルを踏込
状態としたもとで検知する車両のブレーキテスト方法に
関する。
(従来の技術) 車両に装備される油圧作動式のブレーキ装置として、油
圧供給系に、作動油を貯留するリザーバタンクに加えて
蓄圧部と感圧式の蓄圧アクチュエータとが備えられ、ブ
レーキペダルが踏込状態とされるとき蓄圧部からの油圧
により油圧作動部が加圧されて車輪にブレーキ力が作用
せしめられるとともに、蓄圧部における油圧が所定以下
となると感圧式の蓄圧アクチュエータが作動してリザー
バタンクからの作動油を蓄圧部に補充し、蓄圧部におけ
る油圧を補填するようにされた蓄圧式ブレーキ装置が、
例えば、実開昭61−10’0660号として出願公開
された実願昭59−185915の明細書及び図面にも
示される如くに提案されている。このような車両に装備
される蓄圧式ブレーキ装置にあっては、各部が適正な状
態にあるもとでは、ブレーキペダルの踏込みに応じて安
定なブレーキ作用が祷られることになるが、例えば、車
輪にプレーキズを作用させる油圧作動部に油圧を供給す
る油圧1内に気泡が混入した不所望な状態等が生じたも
とにおいては、ブレーキペダルの踏込みに応じての油圧
供給系の動作が適正に行われなくなり、蓄圧部における
油圧低下が著しくなって蓄圧アクチュエータの作動が頻
繁になる等の異常かもたらされる。
そのため、例えば、車両生産ラインにおいて鮪たに組み
立てられた車両については、それに装備された蓄圧式ブ
レーキ装置に関して、実際にブレーキペダルが踏込状態
とされての動作テストが行われ、その結果に基づいて各
部が適正な状態にあるものとそうでないものとの判別が
なされるようにされる。
(発明が解決しようとする課題) 上述の如くの車両に装備された蓄圧式ブレーキ装置につ
いての実際にブレーキペダルが踏込状態とされての軌作
テストにおいては、例えば、ブレーキペダルが複数回踏
込状態とされ、その際における踏込回数及び踏込ストロ
ークと蓄圧部における油圧との関係が適正であるか否か
が判定されるが、ブレーキペダルが複数回踏込状態とさ
れる際における踏込回数及び踏込ストロークを正確に求
めることは相当な手間を要することであり、それゆえ、
従来、斯かる動作テストには長い作業時間と大なる工数
が費やされている。
斯かる点に鑑み、本発明は、車両に装備され、ブレーキ
ペダルが踏込状態とされるとき蓄圧部からの油圧により
油圧作動部が加圧されて車輪にブレーキ力が作用せしめ
られるとともに、蓄圧部ムこおける油圧が所定以下とな
ると蓄圧アクチュエータが作動して蓄圧部における油圧
を補填するようにされた蓄圧式ブレーキ装置についての
、実際にブレーキペダルを踏込状態としたもとでの動作
テストを、容易かつ迅速に、しかも、正確な判定結果が
得られるようにして行うことができる車両のブレーキテ
スト方法を提供することを目的とする(課題を解決する
ための手段) 上述の目的を達成すべく、本発明に係る車両のブレーキ
テスト方法は、ブレーキペダルが踏込状態とされるとき
蓄圧部からの油圧により油圧作動部を加圧して車輪にブ
レーキ力を作用させるとともに、蓄圧部における油圧が
所定以下となると蓄圧アクチュエータを作動させて蓄圧
部における油圧を補填するものとされたブレーキ装置を
装備する車両のブレーキペダルに対して、そのブレーキ
ペダルが複数回踏込状態とされるとき踏込ストロークを
積算して積算踏込ストロークとして求めることができる
踏込ストローク検出装置を装着し、斯かるちとで、踏込
ストローク検出装置が装着されたブレーキペダルを踏込
状態となし、それにより踏込ストローク検出装置により
ブレーキペダルの積算踏込ストロークが所定の値に達し
たことが検出されたとき、蓄圧アクチュエータが作動状
態にあるか否かを判別して、ブレーキ装置の動作状態を
検知するものとされる。
(作 用) 上述の如くの本発明に係る車両のブレーキテスト方法に
おいては、ブレーキペダルが踏込状態とされるに伴って
、ブレーキペダルに装着された踏込ストローク検出装置
により、ブレーキペダルの積算踏込ストロークが予め設
定された所定の値、例えば、lフルストローク+1フル
ストロークの4/10に達したことが容易かつ正確に検
出されるとともに、ブレーキペダルの積算踏込ストロー
クが所定の値に達したことが検出されたとき乙こおける
蓄圧アクチュエータの作動状態に基づいて、ブレーキ装
置の動作状態が正常か否かが判定される。
即ち、ブレーキペダルの積算踏込ストロークが所定の値
に達したことが検出されたとき蓄圧アクチュエータが作
動していなければ、蓄圧部における油圧の低下が適正な
ものとされていて、ブレーキ装置の動作状態が正常な状
態にあり、一方、ブレーキペダルの積算踏込ストローク
が所定の値に達したことが検出されたとき蓄圧アクチュ
エータが作動していれば、蓄圧部における油圧の低下が
過度なものとされていて、ブレーキ装置の動作状態に異
常がきたされていることが検知される。
従って、本発明に係る車両のブレーキテスト方法によれ
ば、車両に装備された蓄圧式ブレーキ装置についての、
実際にブレーキペダルを踏込状態としたもとでの動作テ
ストを、容易かつ迅速に、しかも、正確な判定結果が得
られるもとで行うことができることになる。
(実施例) 第1図は、本発明に係る車両のブレーキテスト方法によ
る動作テストが行われる車両に装備された蓄圧式ブレー
キ装置の一例、及び、本発明に係る車両のブレーキテス
ト方法の実施に使用されるテスト装置の一例を示す。
第1図に示される、車両に装備された蓄圧式ブレーキ装
置11においては、ブレーキペダル12が踏込状態とさ
れていないときには、ブレーキペダル12に連結された
作動ロッド13が戻しスプリング14によって第1図に
おいて右方に戻された状態とされる。それにより、作動
ロッド13にレバー機構15を介して連結された制御ピ
ストン16が、アキュムレータ17に通じるポート18
を閉状態にするとともに、作動油を貯留するリザーバタ
ンク19に通じるポート20を開状態とする位置をとっ
て、作動ロッド13に係合したブースタピストン21が
配されたブースタ22の内部の油圧が高められない状態
とされ、また、ブースタピストン21に連結されたマス
ターピストン23が配されたマスターシリンダ24の内
部の油圧も高められない状態とされる。従って、ブース
タ22からの油圧がソレノイドバルブ25を通して伝達
される左後輪に設けられたブレーキ機構26における油
圧作動部27及び右後輪に設けられたブレーキ機構28
における油圧作動部29に対する加圧が行われず、また
、マスターシリンダ24からの油圧がソレノイドバルブ
30を通して伝達される左前輪に設けられたブレーキ機
構31における油圧作動部32、及び、マスターシリン
ダ24からの油圧がソレノイドバルブ33を通じて伝達
される右前輪に設けられたブレーキ機構34における油
圧作動部35の夫々に対する加圧も行われない状態とさ
れて、ブレーキ機構26.2831及び34は、夫々、
左右後輪及び左右前輪にブレーキ作用を及ぼさないもの
とされる。
それに対して、ブレーキペダル12が踏込状態とされた
ときには、作動ロッド13が戻しスプリング14の付勢
力に抗して第1図において左方に移動せしめられた状態
とされる。斯かる作動ロンド13の左方への移動がレバ
ー機構15を介して制御ピストン16に伝達され、制御
ピストン16も第1図において左方に移動せしめられて
、リザーバタンク19に通しるポート20を閉状態とす
るとともに、アキュムレータ17に通じるポート18を
開状態にする位置をとるものとされる。それにより、ア
キュムレータ17に蓄圧された油圧がポート18を通じ
てブースタ22内に導入されてブースタ22の内部の油
圧が高められる状態とされ、従って、ブースタ22から
の油圧がソレノイドバルブ25を通じて伝達される左後
輪に設けられたブレーキ機構26における油圧作動部2
7及び右後輪に設けられたブレーキ機構28における油
圧作動部29が、アキュムレータ17からの油圧によっ
て加圧されることになり、ブレーキ機構26及び28が
夫々左後輪及び右後輪にブレーキ作用を及ぼす状態とさ
れる。また、これとともに、ブースタ22の内部におけ
る高められた油圧によりブースタピストン21が第1図
において左方に移動せしめられ、それに伴ってマスター
シリンダ24内のマスターピストン23が第1図におい
て左方に移動せしめられる。それにより、マスターシリ
ンダ24内に配されたセンターバルブ36が閉状態とさ
れて、マスターシリンダ24内におけるソレノイドバル
ブ30及び33に通しる部分37の油圧が高められる状
態とされ、その結果、斯かる部分37からの油圧がソレ
ノイドバルブ30を通して伝達される左前輪に設けられ
たブレーキ機構31における油圧作動部32、及び、部
分37からの油圧がソレノイドバルブ33を通して伝達
される右前輪に設けられたブレーキ機構34における油
圧作動部35の夫々が、アキュムレータ17からの油圧
によって加圧されることになり、ブレーキ機構31及び
34が夫々左前輪及び右前輪にブレーキ作用を及ぼす状
態とされる。
ソレノイドバルブ25.30及び33は、アンチスキッ
ド制御に用いられるものとされており、左右の後輪につ
いてのアンチスキッド制御が行われるとき、ソレノイド
バルブ25が閉状態とされるとともに、ブレーキ機構2
6における油圧作動部27及びブレーキ機構28におけ
る油圧作動部29の夫々とリハーザタンク19とを連結
する油路に配されたソレノイドバルブ38が開状態とさ
れ、油圧作動部27及び29から作動油がソレノイドバ
ルブ38を通じてリバーザタンク19に戻されて、油圧
作動部27及び29における油圧が低減され、また、左
前輪についてのアンチスキッド制御が行われるとき、ソ
レノイドバルブ30が閉状態とされるとともに、ブレー
キ機構31における油圧作動部32とリハーザタンク1
9とを連結する油路に配されたソレノイドバルブ39が
開状態とされ、油圧作動部32から作動油がソレノイド
バルブ39を通してリバーザタンク19に戻されて、油
圧作動部32における油圧が低減され、さらに、右前輪
についてのアンチスキッド制御が行われるとき、ソレノ
イドバルブ33が閉状態とされるとともに、ブレーキ機
構34における油圧作動部35とリハーザタンク19と
を連結する油路に配されたソレノイドバルブ40が開状
態とされ、油圧作動部35から作動油がソレノイドバル
ブ40を通してリハーザタンク19に戻されて、油圧作
動部35における油圧が低減される。
斯かるちとで、アキュムレータ17においで蓄圧された
油圧が所定の値以下とされると、感圧スイツチ41がオ
ン状態とされ、それによりポンプ42を駆動するモータ
43が作動せしめられる。
モータ43により駆動されるポンプ42は、リハーザタ
ンク19から作動油を汲み上げてアキュムレータ17に
対する作動油の補充を行い、アキュムレータにおける油
圧を補填する。そして、アキュムレータ17において蓄
圧された油圧が所定の値を越えると、感圧スイッチ41
がオフ状態とされて、ポンプ42を駆動するモータ43
の作動が停止せしめられ、アキュムレータ17における
過剰な作動油はリリーフバルブ44を通してリハーザタ
ンク19に戻される。これら感圧スイッチ41、ポンプ
42.モータ43及びリリーフバルブ44は、アキュム
レータ17において蓄圧された油圧が所定の値以下とな
るとアキュムレータ17における油圧を補填する蓄圧ア
クチュエータを構成していることになる。
このような蓄圧式ブレーキ装置11についての本発明に
係る車両のブレーキテスト方法による動作テストが行わ
れるにあたっては、その実施に使用されるテスト装置と
しての踏込ストローク検出装置50がブレーキペダル1
2に装着される。この踏込ストローク検出装置50は、
例えば、ペダルストローク検出ユニット51と踏込スト
ローク算出表示ブロック52とから構成される。
ペダルストローク検出ユニット51は、第2図に示され
る如く、車両に備えられたステアリングホイール70に
係合せしめられるステアリングホイール保合部53が取
り付けられた端部54を有するものとされた筒状部55
.筒状部55内に挿入されて一端部がスプリング56を
介して筒状部55の端部54に連結された可動ロッド5
7.可動ロッド57の他端部に連結されて筒状部55外
に配され、ブレーキペダル12に保合せしめられるペダ
ル係合部5日を備えて構成され、ペダル保合部58は、
可動ロッド57の他端部に固着された固定部分59と、
固定部分59に軸60を介して回動可能に取り付けられ
、ブレーキペダル12に係合する回動係合部分61とか
ら成るものとされている。
筒状部55は、ステアリングホイール保合部53が取り
付けられた端部54から伸びる比較的肉薄な筒状体とさ
れた第1の部分62と、第1の部分62からさらにペダ
ル保合部58側に伸びる比較的肉厚な筒状体とされた第
2の部分63とから成り、第2の部分63には、一部分
を筒状部55内に臨ませるものとされたピニオンギア6
4を備えるパルスエンコーダ65が取り付けられている
また、筒状部55内に配された可動ロッド57は、スプ
リング56を介して筒状部55の端部54に連結された
一端部からペダル係合部5日が連結された他端部までの
略全長に亙ってラック66が設けられており、このラン
ク66に、パルスエンコーダ65に備えられたピニオン
ギア64が噛み合っている。さらに、可動ロッド57に
は、ラック66側とは反対側の部分にその長手方向に沿
うキー溝67が形成されており、このキー溝67には、
筒状部55の第2の部分63における内面から突出する
突起68が係合している。
このような構成のもとに、ステアリングホイール保合部
53がステアリングホイール70に係合せしめられると
ともに、ペダル保合部58がブレーキペダル12に係合
せしめられた状態において、ブレーキペダル12が、第
2図において実線により示される如くの踏み込まれてい
ない位置から第2図において一点鎖線により示される如
くの踏み込まれた位置に移動せしめられると、それに伴
って、可動ロッド57が、キー溝67と突起68との係
合による案内のもとに、そのペダル保合部58側の部分
を筒状部55の外部に露出させるようにして筒状部55
から引き出される。そして、斯かる可動ロッド57のブ
レーキペダル12の踏込移動に伴う移動により、可動ロ
ッド57に設けられたラック66に係合するパルスエン
コーダ65に備えられたピニオンギア64が回転せしめ
られ、斯かるパルスエンコーダ65のピニオンギア64
0回転は、可動ロッド57の筒状部55からの引出長に
応したもの、従って、踏込状態とされたブレーキペダル
12の踏込ストロークに応したものとされる。また、そ
の後、ブレーキペダル12が、第2図において一点鎖線
により示される如くの踏み込まれた位置から第2図にお
いて実線により示される如くの踏み込まれていない位置
に戻されると、それに伴って、可動ロッド57が、キー
溝67と突起68との係合による案内のもとに筒状部5
5の内部に押し込まれる。そして、斯かる可動ロット5
7のブレーキペダル12の戻り移動に伴う移動により、
可動ロッド57に設けられたラック66に係合するパル
スエンコーダ65に備えられたピニオンギア64が、可
動ロッド57が筒状部55から引き出される場合とは逆
方向に回転せしめられ、斯かるパルスエンコーダ65の
ピニオンギア64の回転も、可動ロッド57の筒状部5
5からの引出長に応じたもの、従って、踏込状態とされ
たブレーキペダル12の踏込ストロークに応したものと
される。
ピニオンギア64が回転せしめられる状態とされたパル
スエンコーダ65は、ピニオンギア64の回転数に応じ
た2種のパルス信号Sa及びSbを発生する。これらパ
ルスエンコーダ65かう得られるパルス信号Sa及びs
bは、例えば、可動ロンド57が筒状部55外に引き出
されることによりピニオンギア64が回転せしめられる
ときには、第3図A及びBに示される如く、パルス信号
Saに対してパルス信号sbが位相角π/4だけ遅れ位
相をとる関係を有するものとされ、また、可動ロッド5
7が筒状部55内に押し込まれることによりピニオンギ
ア64が回転せしめられるときには、第4図A及びBに
示される如く、パルス信号Saに対してパルス信号sb
が位相角π/4だけ進み位相をとる関係を有するものと
される。
そして、パルスエンコーダ65において得られルハルス
信号Sa及びsbは、パルスエンコーダ65から伸びる
リード線6つを通して、踏込ストローク算出表示ブロッ
ク52に供給される。踏込ストローク算出表示ブロック
52は、例えば、マイクロコンピュータにより構成され
た制御ユニント71と制御ユニント71に接続された表
示部72を含んで構成され、制御ユニット71にはリセ
ットスイッチ73が設けられている。制御ユニット71
は、パルスエンコーダ65がらのパルス信号Sa及びs
bを受け、それらに基づき、リセットスインチア3が一
時的にオン状態とされることによりリセント状態がとら
れるちとで、ブレーキペダル12の踏込ストロークの積
算値を積算踏込ストロークとして算出し、斯かる積算踏
込ストロークが、予め設定された値に達したとき、表示
制御信号Cdを表示部72に送出する動作を行う。
そして、表示制御信号Cdが供給された表示部72は、
ブレーキペダル12辺積算踏込ストロークが予め設定さ
れた値に達したことを表示する。
斯かるもとで、蓄圧式ブレーキ11についての動作テス
トを行うべく本発明に係る車両のブレーキテスト方法の
一例を実施するにあたっては、先ず、蓄圧式ブレーキ1
1における蓄圧アクチュエータに電源電圧が供給される
状態としたもとで、踏込ストローク検出装置50を構成
するペダルストローク検出ユニット51を、第1図に示
される如くに、そのステアリングホイール係合部53を
ステアリングホイール70に係合させるとともに、ペダ
ル保合部58を踏込状態とされていないブレーキペダル
12に係合させて、ブレーキペダル12に装着する。続
いて、踏込ストローク算出表示ブロック52における制
御ユニット71に対して、積算踏込ストロークの設定値
として、例えば、ブレーキペダル12のフルストローク
に対応する値をTbとしたもとでの(1+ 4/10 
)Tbをセットし、制御ユニット71を、ブレーキペダ
ル12の積算踏込ストロークが設定値(1+4/10)
Tbに達したとき、即ち、ブレーキペダル12が1回目
としてフルストロークをもって踏み込まれた後、元に戻
され、さらに、2回目としてフルストロークの4/10
だけ踏み込まれたとき、表示制御信号cdを表示部72
に送出する動作を行うものとなすとともに、リセットス
イッチ73を一時的にオン状態となすべく操作してリセ
ット状態となす。
そして、ブレーキペダル12を、第1回目の踏込状態と
して、フルストロークをもって踏み込まれた状態とし、
所定の期間、例えば、少なくも1秒間だけ踏み込まれた
状態を維持する。斯かる際、ブレーキペダル12がフル
ストロークをもって踏み込まれた状態とされるに伴って
、ペダルストローク検出ユニット51における可動ロッ
ド57が筒状部55から最大引出長をもって引き出され
、それに伴って、パルスエンコーダ65が、第3図A及
びBに示される如くのパルス信号Sa及びSbを、可動
ロッド57の最大引出長に応じたものとして発生し、そ
れらを踏込ストローク算出表示ブロック52における制
御ユニシト71に供給する。斯かるパルスエンコーダ6
5から制御ユニット71へのパルス信号Sa及びsbの
供給は、ブレーキペダル12がフルストロークをもって
踏み込まれた後その状態を少なくも1秒間だけ維持する
ものとされることにより、ブレーキペダル12の移動中
継続された後、少なくも1秒間だけ停止せしめられるも
のとされる。制御ユニット71は、パルスエンコーダ6
5からのパルス信号Sa及びSbを受け、パルスエンコ
ーダ65からのパルス信号Sa及びsbの到来が1秒間
以上停止されたことを検知して、ブレーキペダル12が
フルストロークをもっての踏込状態とされたこと検出し
、それまでに供給されたパルス信号SaもしくはSbを
計数することによりブレーキペダル12の踏込ストロー
クを算出し、算出された踏込ストロークを値Tbとして
記憶する。
続いて、ブレーキペダル12を、踏み込まれた状態から
元の踏み込まれていない状態に戻す、斯かる際、ブレー
キペダル12が踏み込まれていない状態に戻されるに伴
って、ペダルストローク、検出ユニット51における可
動ロンド57が筒状部55内に押し込まれ、それに伴っ
て、パルスエンコーダ65が、第4図A及びBに示され
る如くのパルス信号Sa及びsbを発生し、それらを踏
込ストローク算出表示ブロック52における制御ユニン
1−71に供給する。制御二二、ドア1は、そのときパ
ルスエンコーダ65がら供給されるパルス信号Sa及び
sbが、パルス信号Saに対してパルス信号sbが位相
角π/4だけ進み位相をとる関係にあることを検知して
、斯かるパルス信号Sa及びsbについての計数は行わ
ず、踏込ストロークの算出をしない状態をとる。
次に、踏み込まれていない状態に戻されたブレーキペダ
ル12を、第2@目の踏込状態をきさせるべく、徐々に
踏み込まれた状態としていく。斯かる際、ブレーキペダ
ル12が踏み込まれた状態とされていくに伴って、ペダ
ルストローク検出ユニット51における可動ロッド57
が筒状部55から徐々に引き出され、それに伴って、パ
ルスエンコーダ65が、再び、第3図A及びBに示され
る如くのパルス信号Sa及びsbを発生し、それらを踏
込ストローク算出表示ブロック52における制御ユニッ
ト71に供給する。制御ユニ・ント71は、パルスエン
コーダ65からのパルス信号Sa及びsbを受け、パル
ス信号Saもしくはsbを計数することによりブレーキ
ペダル12の踏込ストロークを算出し、算出された踏込
ストロークを先に求められて記憶された値Tbに加えて
順次積算し、ブレーキペダルI2の積算踏込ストローク
を算出していく。そして、算出された積算踏込ストロー
クが予めセットされた設定値(1+ 4/10)Tbに
達したとき、制御ユニット71は、表示制御信号Cdを
表示部72に送出して、表示部72に、ブレーキペダル
12の積算踏込ストロークが設定値(1+ 4/10 
)Tbに達したことを表示させる。
このようにして、踏込ストローク算出表示ブロック52
における表示部72が、ブレーキペダル12の積算踏込
ストロークが設定値(1+ 4/10 )Tbに達した
ことを表示する状態とされたときには、ブレーキペダル
12を踏み込まれた状態とする動作を停止してブレーキ
ペダル12をその位置に維持し、その時、蓄圧式ブレー
キ装置11における蓄圧アクチュエータを構成するモー
タ43が作動してポンプ42を駆動している状態にある
か否かを判別する。そして、斯かるとき、モータ43が
作動してポンプ42を駆動している状態になければ、蓄
圧式ブレーキ装置11におけるアキュムレータ17に蓄
圧された油圧の低下が適正な状態にあり、蓄圧式ブレー
キ装置11の作動が正常に行われていると判定し、一方
、斯かるとき、モータ43が作動してポンプ42を駆動
している状態にあれば、蓄圧式ブレーキ装置におけるア
キュムレータ17に蓄圧された油圧の低下が不適正に著
しい状態にあり、蓄圧式ブレーキ装置11の作動に、例
えば、左右後輪に夫々設けられたブレーキ機構26及び
28.左前輪に設けられたブレーキ機構31、あるいは
、右前輪に設けられたブレーキ機構34に対する油圧供
給路中に混入した気泡等に起因する異常がきたされてい
ると判定する。
そして、その後、再びブレーキペダルI2を踏み込まれ
た状態から元の踏み込まれていない状態に戻して、蓄圧
式ブレーキ装置11についての動作テストを終了する。
なお、上述の例においては、踏込ストローク算出表示ブ
ロック52における制御ユニット71にセットされる積
算踏込ストロークの設定値が(1+ 4/10 )T 
bとされているが、斯かる設定値は、ブレーキペダル1
2の踏込状態と、蓄圧式ブレーキ装置11におけるアキ
ュムレータ17に蓄圧された油圧の低下に伴う蓄圧アク
チュエータによるアキュムレータ17における油圧の補
填状態との間の適正な関係に応して、適宜定められるも
のである。
また、上述の踏込ストローク算出表示ブロック52にあ
っては、表示部72が、ブレーキペダル12の積算踏込
ストロークが設定値(1+ 4/10 )Tbに達した
ことを表示するものとされているが、斯かる表示動作に
加えて、制御ユニット71が算出するブレーキペダル1
2の踏込ストロークが、順次、表示部72により表示さ
れていく表示動作が行われるようにされてもよい。
(発明の効果) 以上の説明から明らかな如く、本発明に係る車両のブレ
ーキテスト方法によれば、車両に装備され、ブレーキペ
ダルが踏込状態とされるとき蓄圧部からの油圧により油
圧作動部が加圧されて車輪にブレーキ力が作用せしめら
れるとともに、蓄圧部Sこおける油圧が所定以下となる
と蓄圧アクチュエータが作動して蓄圧部における油圧を
補填するようにされた蓄圧式ブレーキ装置についての、
実際にブレーキペダルを踏込状態としたもとでの動作テ
ストを、車両のブレーキペダルに対して、そのブレーキ
ペダルが複数回踏込状態とされるとき踏込ストロークを
積算して積算踏込ストロークとして求めることができる
踏込ストローク検出装置を装着することによって、容易
かつ迅速に、しかも、正確な判定結果が得られるもとで
行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る車両のブレーキテスト方法の一例
による動作テストが行われる車両に装備された蓄圧式ブ
レーキ装置の一例、及び、本発明に係る車両のブレーキ
テスト方法の一例の実施に使用されるテスト装置の一例
を示す構成図、第2図は本発明に係る車両のブレーキテ
スト方法の一例の実施に使用されるペダルストローク検
出ユニットを示す断面図、第3図A及びB及び第4図A
及びBは本発明に係る車両のブレーキテスト方法の一例
の実施に使用されるペダルストローク検出ユニットに設
けられたパルスエンコーダの動作説明に供される波形図
である。 図中、11は蓄圧式ブレーキ装置、12はブレーキペダ
ル、17はアキュムレータ、19はリザーバタンク、2
6,28.31及び34はブレーキ機構、27,29.
32及び35は油圧作動部、50は踏込ストローク検出
装置、51はペダルストローク検出ユニット、52は踏
込ストローク算出表示ブロック、53はステアリングホ
イール係合部、55は筒状部、57は可動ロンド、5日
はペダル保合部、65はパルスエンコーダ、70はステ
アリングホイール、71は制御ユニット、72は表示部
である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  ブレーキペダルが踏込状態とされるとき蓄圧部からの
    油圧により油圧作動部を加圧して車輪にブレーキ力を作
    用させるとともに、上記蓄圧部における油圧が所定以下
    となると蓄圧アクチュエータを作動させて上記蓄圧部に
    おける油圧を補填するものとされたブレーキ装置を装備
    する車両のブレーキペダルに、該ブレーキペダルが複数
    回踏込状態とされるとき踏込ストロークを積算して積算
    踏込ストロークとして求めることができる踏込ストロー
    ク検出装置を装着し、該踏込ストローク検出装置が装着
    されたブレーキペダルを踏込状態となし、上記踏込スト
    ローク検出装置により上記ブレーキペダルの積算踏込ス
    トロークが所定の値に達したことが検出されたとき、上
    記蓄圧アクチュエータが作動状態にあるか否かを判別し
    て、上記ブレーキ装置の動作状態を検知する車両のブレ
    ーキテスト方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100405569B1 (ko) * 2001-11-07 2003-11-14 현대자동차주식회사 제동성능 평가 실험장치
KR100520523B1 (ko) * 2002-12-04 2005-10-11 현대자동차주식회사 가속 페달 자동 시험장치
KR101237923B1 (ko) * 2010-11-03 2013-02-28 에스피테크(유) 브레이크페달 어셈블리용 지그장치

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