JPH04208063A - 回転電機子内部に構成要素をもつ超電導電動機 - Google Patents

回転電機子内部に構成要素をもつ超電導電動機

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JPH04208063A
JPH04208063A JP33651790A JP33651790A JPH04208063A JP H04208063 A JPH04208063 A JP H04208063A JP 33651790 A JP33651790 A JP 33651790A JP 33651790 A JP33651790 A JP 33651790A JP H04208063 A JPH04208063 A JP H04208063A
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JP
Japan
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rotating armature
superconducting
armature
superconducting motor
magnet
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Pending
Application number
JP33651790A
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English (en)
Inventor
Masao Kawatani
川谷 正夫
Hideki Ariga
有賀 秀喜
Toshihiro Shiimado
利博 椎窓
Yoshihisa Ito
義久 伊藤
Koji Hori
孝二 堀
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Aisin AW Co Ltd
Original Assignee
Aisin AW Co Ltd
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Publication date
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  • Superconductive Dynamoelectric Machines (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、超電導電動機に係り、特にその回転電機子内
部に構成要素を内蔵する高性能及びコンパクト化を図り
得る超電導電動機に関する。
(従来の技術) 従来の電動機としては、例えば、直流電動機、誘導電動
機や同期電動機などが良く知られている。
これらの電動機は巻線と磁界との間にトルクを発生させ
るものであり、これらの回転電機子(ロータ)の鉄心部
は、磁気回路構成のための部材であり、珪素鋼板等の強
磁性体を何枚も重ねて構成するようにしている。
(発明が解決しようとする課題) このような鉄心部は、磁気回路を形成する上では、なく
てはならないものであるが、この部分は構造的に見ると
、ただの塊にすぎず、重量の増大、イナーシャの増大、
スペースの無駄など電動機の性能の向上、コンパクト化
を図る上で問題がある部分である。
この鉄心部を何らかの方法で取り除き、スペースを有効
に利用することによって、電動機の性能の向上、コンパ
クト化を図ることは重要な課題である。
本発明は、かかる状況に鑑みて、回転電機子に鉄心を用
いないようにし、その鉄心が排除される回転電機子の内
部に構成要素を内蔵することにより、電動機の性能の向
上及びコンパクト化を図り得る回転電機子内部に構成要
素をもつ超電導電動機を提供することを目的とする。
(課題を解決するための手段) 本発明は、上記目的を達成するために、固定子側に直流
で励磁される超電導マグネットを有する超電導電動機に
おいて、前記超電導マグ7ソトに対向して近接配置され
る回転電機子巻線を有するカップ状の回転電機子と、該
回転電機子の内部に内蔵される構成要素を設けるように
したものであ(作用及び発明の効果) 本発明によれば、上記のように、磁界マグネ。
トを超電導化したことにより、非常に大きな磁束密度を
発生させることができる。そのため、必ずしも回転電機
子側で鉄心を用いて磁気回路を形成する必要がないので
、回転電機子は、巻線部以外の部分は必要でなくなり、
その部分に、例えば磁気操作用コイル(補助コイル)或
いは接触送電装置を配置する。このように、回転巻線部
の内部に種々の構成要素を盛り込むことより、回転電機
子におけるスペースを有効に利用でき、超電導電動機の
性能向上、コンパクト化を図ることができる。
例えば、磁気操作用コイルを配置することにより、界磁
磁束を内側へ引込み、回転電機子を通過する磁束量を増
加させることができる。
また、角度センサやブレーキ装置をこの電動機の内部に
配置することにより、無駄な空間をなくし、コンパクト
化を図ることができる。
(実施例) 以下、本発明の実施例について図面を参照しながら詳細
に説明する。
第1図は本発明の第1の実施例を示す超電導電動機の断
面図、第2図は第1図のA−A線で示される超電導電動
機の回転電機子の断面図、第3図はその超電導電動機の
回転電機子の内部に設けられる磁気操作コイルの斜視図
である。
これらの図に示すように、内側固定部Iには突極2a付
きコイル固定用中空管2が設けられ、その突極2aには
磁気操作用コイル3が巻回される。
内側固定部1の後方にはハネ4を有するブラシ5が配置
される。また、内側固定部1を貫通して回転軸IOが配
置され、この回転軸lOと一体に中空状の回転電機子1
1が形成される。この回転電機子11の外周部には回転
電機子巻線12が設けられる。この回転電機子巻線12
には3相交流が供給される。即ち、U相、W相、■相が
順次巻回され、単相巻で4極が形成される。回転軸10
の後端部の内側固定部1の空所には、例えばその回転軸
10の磁極位置を検出する角度センサ14が取り付けら
れている。回転軸10は前方のヘアリング15により、
前面に位置するケース20に支持され、後方のヘアリン
グ6により、内側固定部1に支持されている。前記ブラ
シ5は回転電機子11に取り付けられているスリップリ
ング13に接触し、接触送電装置を構成し、回転電機子
巻線12に3相交流を供給している。ここで、電気系統
について説明すると、電気車両の場合、直流電源として
のバッテリを搭載するが、この直流電源をコンバータに
より、交流に変換し、その交流を更に3相交流に変換し
て、回転電機子巻線12に供給する。
また、回転電機子巻線3の外周には薄肉円筒シリンダ2
日が固定され、更にその外周に超電導マグネット30が
配置され、タライオスタット31により、絶対温度に冷
却され、超電導状態におかれる。
このように構成される超電導電動機は、超電導マグネッ
ト30により、大きな磁界を得ることができる。そこで
、回転電機子11の内部は有効利用できることになり、
回転電機子11の内部には構成要素としての磁気操作用
コイル3による磁気回路を形成することができ、超電導
マグネット30からの強力な磁束を磁気操作用コイル3
により回転tI!子11の内部に引き込む。つまり、超
電導マグ2 ノ) 30がN極の磁界を生じている場合
には、対向する磁気操作用コイル3にはN極の磁界を生
じさせる。このようにして、超電導マグネット300大
きい磁界を回転電機子巻線12に作用させて、高いトル
クを得ることができる。
このように構成される超電導電動機は、超電導マグネッ
ト30による大きい界磁磁界を発生させることができる
と共に、磁気操作用コイル3の設置により、更に大きい
界磁磁界を回転電機子巻線12に作用させることができ
るので、高いトルクを得ることができ、高効率の高出力
電動機として、機能する。そして、その超電導電動機の
回転軸は、例えば電気自動車の車輪を駆動するのに好適
である。
第4図は本発明の第2の実施例を示す超電導電動機の断
面図、第5図は第4図のB−B線断面図である。
これらの図に示すように、101は回転軸であり、この
回転軸101には鉄心を用いることなく円筒状の回転電
機子102が設けられ、その回転電機子102の外周に
は回転電機子巻線103としての3相巻線が設けられる
。即ち、U相、W相。
■相が順次巻回され、単相巻で4極が形成されている。
回転軸101にはスリップリング104が設けられると
共に、回転軸101の後方部にはブレーキディスク14
1とブレーキシュー142とそれらを駆動する装置を有
するブレーキ装置140が配置され、更に回転軸101
の先端外部には、その回転軸101の回転数を検出する
ことができる角度センサ105が取り付けられている。
回転軸101は前方のベアリング109により前面のケ
ース120に支持され、後方のベアリング108により
固定部である背面ケース120に支持されている。スリ
ンプリング104は内側固定部106に設けられたブラ
シ107に接触し、接触送電装置を構成し、回転電機子
巻線103に3相交流を供給される。ここで、電気系統
について説明すると、電気車両の場合、直流電源として
のバッテリを搭載するが、この直流電源をコンバータに
より、交流に変換し、その交流を更に3相交流に変換し
て、回転電機子巻線103に供給する。
また、回転電機子巻線103の外周には薄肉円筒シリン
ダ128が固定され、その内部に回転電機子巻線103
に対向するように界磁マグネットとしての超電導マグネ
ット110が固定される。
この超電導マグネット110は、液体ヘリウム転送口1
31、液体ヘリウム転送管122を経て、供給される液
体ヘリウム槽121へ供給される液体ヘリウムにより、
絶対温度に冷却され、超電導状態におかれる。また、排
気されるべき液体ヘリウムは液体ヘリウム排気管123
を介して排気される。
このように、超電導マグネッ)110は液体ヘリウム温
度下におかれ、更に、液体窒素槽126から供給される
中間温度層としての液体窒素が形成され、固定部として
のケース120に対しては、吊り下げ構造を有する断熱
支持部材133、例えば、スポークにより支持される。
なお、第5図において、4個のりブ111a付き内側円
筒管111のリブl1la間に超電導マグネット110
が配置され、この超電導マグネット110は外側円筒管
112に締め付はボルト114と、ダンパ113を介し
てリブ111aに締め付はポルト115により固定され
る。
また、124は輻射シールド薄板、125は真空排出口
、127はガス窒素排気管、130は非常時に破れる安
全(破れ)板、132は液体窒素転送口、134は断熱
材としてのスーパーインシュレーション、135は永久
電流スイッチ、136はリード線、137は輻射シール
ド厚板である。
このように構成される超電導電動機は、超電導マグネッ
トにより、高い界磁磁界を得ることができる。そこで、
回転電機子においては、磁気飽和を生じる鉄心を用いる
ことなく、そこに生じるスペースに構成要素としてのス
リップリングとプラシからなる接触送電装置を内蔵させ
ることができる。
また、この接触送電装置と併設して電動機内部にブレー
キディスク141とブレーキシュ142とそれらを駆動
する電磁装置(図示なし)を有するブレーキ装置140
を設置することができる。
このように構成することにより、従来、鉄心の磁気飽和
により、精々2Tの磁束密度しか得ることができなかっ
たものを、例えば3乃至4T得ることができることに加
えて、回転電機子内部のスペースを有効に利用すること
ができ、コンパクト化を図ることができる。特に、この
超電導電動機は、限られた空間内に設置する必要がある
電気自動車に搭載するのに好適である。
なお、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、
本発明の趣旨に基づいて種々の変形が可能であり、これ
らを本発明の範囲から排除するものではない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1の実施例を示す超電導電動機の断
面図、第2図は第1図のA−A線で示される超電導電動
機の回転電機子の断面図、第3図はその超電導電動機の
回転電機子の内部に設けられる磁気操作コイルの斜視図
、第4図は本発明の第2の実施例を示す超電導電動機の
断面図、第5図は第4図のB−B線断面図である。 1.106・・・内側固定部、2・・・コイル固定用中
空管、2a・・・突極、3・・・磁気操作用コイル、4
・・・バネ、5,107・・・プラン、6,15,10
8゜109・・・ベアリング、10,101・・・回転
軸、11.102・・・回転電機子、12,103・・
・回転電機子巻線、13,104・・・スリップリング
、14゜105・・・角度センサ、20.120・・・
ケース、28.128・・・薄肉円筒シリンダ、30,
110・・・超電導マグネット、31・・・クライオス
タット、111・・・内側円筒管、1lla・・リブ、
112・・・外側円筒管、113・・・ダンパ、114
,115・・・締め付はボルト、121・・・液体ヘリ
ウム槽、122・・・液体ヘリウム転送管、123・・
・液体ヘリウム排気管、124・・・輻射シールド薄板
、125・・・真空排出口、127・・・ガス窒素排気
管、130・・・安全(破れ)板、131・・・液体ヘ
リウム転送口、132・・・液体窒素転送口、133・
・・断熱支持部材、134・・・スーパーインシュレー
ション、135・・・永久電流スイッチ、136・・・
リード線、137・・・輻射シールド厚板、140・・
・ブレーキ装置、141・・・ブレーキディスク、14
2・・・ブレーキシュ。 特許出願人 アイシン・エイ・ダブり二株式会社代理人
  弁理士  清 水   守(外2名)一 派 第4図 第5図

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)固定子側に直流で励磁される超電導マグネットを
    有する超電導電動機において、前記超電導マグネットに
    対向して近接配置される回転電機子巻線を有するカップ
    状の回転電機子と、該回転電機子の内部に内蔵される構
    成要素を具備する回転電機子内部に構成要素をもつ超電
    導電動機。
  2. (2)前記構成要素は磁気操作用コイルである請求項1
    記載の回転電機子内部に構成要素をもつ超電導電動機。
  3. (3)前記構成要素は接触送電装置である請求項1記載
    の回転電機子内部に構成要素をもつ超電導電動機。
  4. (4)前記回転電機子に併設される内部空所に角度セン
    サを具備する請求項1記載の回転電機子内部に構成要素
    をもつ超電導電動機。
  5. (5)前記回転電機子に併設される内部空所にブレーキ
    装置を具備する請求項1記載の回転電機子内部に構成要
    素をもつ超電導電動機。
JP33651790A 1990-11-30 1990-11-30 回転電機子内部に構成要素をもつ超電導電動機 Pending JPH04208063A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33651790A JPH04208063A (ja) 1990-11-30 1990-11-30 回転電機子内部に構成要素をもつ超電導電動機

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JP33651790A JPH04208063A (ja) 1990-11-30 1990-11-30 回転電機子内部に構成要素をもつ超電導電動機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH04208063A true JPH04208063A (ja) 1992-07-29

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ID=18299949

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JP33651790A Pending JPH04208063A (ja) 1990-11-30 1990-11-30 回転電機子内部に構成要素をもつ超電導電動機

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JP (1) JPH04208063A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001178112A (ja) * 1999-12-10 2001-06-29 Railway Technical Res Inst 車両用超電導電動機

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2001178112A (ja) * 1999-12-10 2001-06-29 Railway Technical Res Inst 車両用超電導電動機

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