JPH0420684Y2 - - Google Patents

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JPH0420684Y2
JPH0420684Y2 JP1986165207U JP16520786U JPH0420684Y2 JP H0420684 Y2 JPH0420684 Y2 JP H0420684Y2 JP 1986165207 U JP1986165207 U JP 1986165207U JP 16520786 U JP16520786 U JP 16520786U JP H0420684 Y2 JPH0420684 Y2 JP H0420684Y2
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  • Auxiliary Methods And Devices For Loading And Unloading (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [考案の目的] (産業上の利用分野) 本考案はトラツクの荷台等に取付けて穀類、土
砂、雪等各種被運搬物を運搬、排出するためのダ
ンプ装置に関する。
(従来技術) トラツクの荷台に取付けて後方擺動する電動式
のダンプ装置として実開昭61−3036号公報の車両
用ダンプ装置が公知である。このダンプ装置は荷
箱の後側を枢着すると共に、トラツクの荷台に設
けた電動式油圧ジヤツキのロツドを荷箱に枢着し
て荷箱を擺動自在に設けるものである。又手動式
のダンプ装置としては実開昭60−188036号公報の
ダンプ装置が公知である。このダンプ装置は荷箱
の後側を枢着すると共に、トラツクの荷台にチエ
ーンブロツクを利用した昇降装置を設けたもので
ある。また実開昭52−128209号公報にはトラツク
のシヤシ上にローラを軸支し、荷台下部にストツ
パーを設け、荷台をスライドさせながら重量のバ
ランスを利用し、ストツパーを回転中心として荷
台を傾斜させ積載物を下ろすようにしたスライデ
イングダンプ装置について開示されている。
(考案が解決をしようとする問題点) ところで、電動式ダンプ装置では、モータ、油
圧ポンプ等を必要とするためダンプ装置が重くな
り、又比較的安価に提供すべきダンプ装置が高価
になる。又手動式ダンプ装置においては、チエー
ンブロツクの作動チエーンを引いて荷箱を擺動す
るものであるが、作動チエーンの操作する時間が
長くなり作業性に劣る。又スライデイングダンプ
装置においては、荷台を後方に移動する際、トラ
ツクのシヤシ上にローラを軸支し、その上に荷台
が載置されているため、荷台の略半分を引き出さ
なければ荷台が十分傾斜せず積載物の排出をスム
ーズに行えない。さらに積載物の排出時には作業
者が荷台を保持し続けなければならず、積載物が
前側に片寄つた場合は荷台が落下して荷台とシヤ
シの間に作業者が挟まれるという危険性が懸念さ
れる。
本考案は、前記問題点を解決するものであり、
短時間にしかも軽い力で荷箱を安全に後方に移動
し擺動でき、荷箱擺動時に荷箱が固定台に所定角
度で固定され、荷箱を保持し続けなくとも作業の
できる安全なダンプ装置を提供することを目的と
する。
[考案の構成] (問題点を解決するための手段) 本考案は、枠体からなる固定台と、この固定台
の上方に前後方向摺動自在に設けられる荷箱と、
この荷箱の前部に下端に固定台を摺動するローラ
を有する支持脚を垂設する荷箱の第1の支持部
と、固定台に固定し前記荷箱の重心位置より後側
に上端にローラを有する支持杆を立設する荷箱の
第2の支持部と、前記荷箱に設けられ前記第2の
支持部の上端のローラが摺動する横長の案内孔
と、前記固定台後部に設けられ前記荷箱の下面後
部に設けられた受け杆と係合可能な係止部を有し
前記荷箱を擺動時に固定台に所定角度に固定する
ロツク装置とを具備するものである。
(作用) 荷箱を横長の案内孔に沿つて後方に摺動する
と、荷箱の重心位置が第2の支持部の後方に移動
し、この第2の支持部を回転中心として荷箱を擺
動する。この際固定台後部に設けられ荷箱の下面
後部に設けられた受け杆と係止部が係合して傾斜
状態の荷箱を固定できる。
(実施例) 本考案の第1実施例を第1図ないし第4図を参
照して説明する。
1は枠状の固定台であつて、この固定台1はト
ラツクの荷台2に載置、固定される。この固定台
1の前側隅部に1対の支柱3を立設すると共に、
これら支柱3の上端に受け部4を設ける。さらに
支柱3の下端寄りには後方に向けて切欠き部5を
横設する。
6は上方を開放した荷箱であつて、この荷箱6
の後方に煽板7を設けると共に、基台部8の前側
隅部に各々支脚9を垂設すると共に、この支脚9
の下端に固定台1を摺動するローラ10を軸11
によつて設ける。これら支脚9とローラ10によ
つて荷箱6の前側を摺動自在に支持する第1の支
持部12を形成する。又基台部8の長手方向の中
央に後述する支持ローラ13の軸13Aが摺動す
る横長の案内孔14を設ける。15は固定台1に
立設した第2の支持部であつて、この第2の支持
部15は水平状態の荷箱6の重心位置Gよりやや
後方に立設した支持杆16と、この支持杆16の
上端に軸着した前記支持ローラ13から構成され
る。そして前記案内孔14は重心位置Gより後側
に長く横設される。13は緩衝器であつて、固定
台1に廻動自在に連結した第1のリンク17A
と、一端を基台部7に連結した弾機17Bと、こ
の弾機17Bと第1のリンク17Aを連結する第
2のリンク17Cから構成される。
18は擺動状態の荷箱6を所定傾斜角度でロツ
クする自動式のロツク装置であつて、このロツク
装置18は第3図に示すように固定台1の後端中
央に立設した一対の取付板19の上端に両端を外
側に突設して取付軸20を横設し、そして前記取
付板19の外側及び上方を外嵌するようにロツク
体21を摺動自在に設ける。このロツク体21は
後側下方へ突出するように斜辺部22を形成する
と共に、この斜辺部22の下端に係止部23を切
欠き形成し、又側面には前記取付軸20が挿入す
る案内孔24を横設して、ロツク体21を取付板
19に対し前後方向摺動自在に設ける。さらにロ
ツク体21の上面にはロツク解除用のハンドル2
5の基部26の中央を枢着する。又基部26の先
端は取付板27に枢着して、ハンドル25を水平
廻動自在に設け、ハンドル25の他側に延設して
握柄28を外側に立設し、さらに基部26には復
帰用弾機29を連結する。一方、荷箱6の重心位
置Gの後側に一対の垂設杆30を介して受け杆3
1を架設する。
第4図に示すように32は水平状態の荷箱6を
定位値にロツクするための自動式のロツク装置で
あつて、固定台1の前端に固設した取付板33に
ロツク体34を昇降自在に設ける。このロツク体
34は前上方に上がる斜辺部35の上端に係止部
36を切欠き形成したものであつて、このロツク
体34に連動杆37の一端を軸着すると共に、こ
の連動杆37の中央部を取付杆38に軸着する。
そしてこの連動杆37の他端をハンドル39の基
部40に軸着する。このハンドル39は基部40
の端部に握杆41を立設したL字型であつてこの
角部を取付杆38Aに軸着する。そして握杆41
には復帰用弾機42を連結する。一方荷箱6の支
脚9には前記係止部36に係止可能な受け杆43
を架設する。
44は煽板7を閉じておくためのロツク装置で
あつて、基台部8の後端に廻動自在に設けたハン
ドル45の基部46に爪体47を固定し、一方煽
板7の後端には前記爪体47が係止可能な受け部
48を形成する。
次に前記構成につきその作用を説明する。
まず被収容物Aを荷箱6に収容する場合軸11
が切欠き部5に挿入して荷箱6の上方への廻動を
防止し、又係止部36に受け杆43が係止されて
荷箱6の後退を防止する。この際荷箱6の重心位
置Gは第2の支持部15の前側となる。さらに爪
体47は受け部48に係止されて煽板7が固定さ
れている。このように荷箱6が固定台1に固定さ
れ煽板7が閉じた状態で、図示しないホツパー、
スロワーによつて被収容物Aを荷箱6に投入す
る。
次に荷箱6に収容した被収容物Aを排出する場
合は、まずハンドル39の握柄41を矢印方向に
廻動すると、連動杆37が廻動してロツク体34
を弾機42に抗して押し下げる。このため係止部
36と受け杆43の係止状態は解除される。又ハ
ンドル45を廻動すると爪体47と受け部48の
係止状態が離脱され煽板7を自由とする。
そして荷箱6を後方へ引くと、支持ローラ13
が案内孔14を摺動し、又ローラ10が固定台1
上を摺動して荷箱6の重心位置Gが支持ローラ1
3の後方に位置する。このため荷箱6には支持ロ
ーラ13を回転中心とした回転力Fが生じ、この
結果荷箱6は摺動しながら後方に擺動し、同時に
煽板7が開いて被収容物Aを後方より排出でき
る。さらに荷箱6が擺動すると支持ローラ13に
よつて支持され、傾斜角度が大きくなつて完全に
排出できる。前記荷箱6の擺動に伴つて受け杆3
1は斜辺部22に当接し、さらに荷箱6が廻動す
るに伴いロツク体21は復帰用弾機29に抗して
前方に移動し、そして係止部23に受け杆31が
係止されると、ロツク体21が元へ戻り、自動的
に荷箱6は所定角度に固定される。この際、荷箱
6の廻動に伴つて緩衝器17が伸長状態となり、
所定角度に擺動する直前においては弾機17Bが
伸び、該弾機17Bに抗して荷箱6が擺動するた
め弛やかになり、衝撃することなく傾斜すること
ができる。
このように、荷箱6が所定角度となつて被収容
物Aを排出した後、ハンドル25の握杆28を回
すと基部26が前進し、この基部26の前進に伴
つてロツク体21も前進する。このため受け杆3
1と係止部23との係止状態が解かれ、このまま
荷箱6を前進せしめると軽くなつた荷箱6が支持
ローラ13に1点支持された状態で反転し、そし
てローラ10が固定台1に接する。この後荷箱6
を前進させる。この際、受け杆31は斜辺部22
に沿つてロツク体21を復帰用弾機29に抗して
押し下げ、最終的に受け杆31が係止部23に係
止されると同時にロツク体21が復帰用弾機29
によつて上昇し、受け杆31は固定状態となる。
以上のように、固定台1の上方に設けた荷箱6
を摺動自在に設けると共に、摺動方向において荷
箱6を1点支持可能に第2の支持部15を設け、
かつこの第2の支持部15を荷箱6の水平時重心
位置Gより後方に設定することによつて、荷箱6
を引いて摺動させるという簡単な操作で、すなわ
ち荷箱6の重心位置Gを移動させることによつ
て、回転力Fを発生せしめ、比較的軽い力で行わ
れる摺動作業のみで荷箱6の擺動を行うことがで
きる。
さらに、荷箱6を所定角度で固定するロツク装
置18を設けたことによつて、例えば第1図に示
すように被運搬物Aが前側に片寄つた場合でも荷
箱6は下降せず所定角度を保持でき、固定台1と
荷箱6の間に作業者が挟まれるような事故が防止
できる。又ロツク装置18は復帰用弾機29を連
結したロツク体21を設けたため、荷箱6が所定
角度に達すると自動的にロツクされ操作性も向上
できる。
しかも固定台1の前側には荷箱6の後退を防止
するロツク装置32を設けたことによつて、荷箱
6を前方に移動するとロツク体34が降下して自
動的にロツクされるため運搬中に荷箱6が後退し
て荷箱6が擺動する虞れはなくなり、安全性を高
めることができる。又支柱3にはローラ10の軸
11が挿入する切欠き部5を形成したことによつ
て、荷箱6がロツク装置32によつて固定状態と
されたとき、軸11が上方へ上昇することがで
き、すなわち荷箱6が擺動することを防止でき、
運搬中に荷箱6が廻動する虞れを無くすことがで
きる。
なお、本考案は前記実施例に限定されるもので
はなく、種々の変形が可能である。例えば前記各
ロツク装置を電磁石を利用してロツク体を操作し
てもよく、又各支持部の先端を先鋭にして点又は
線接触としたり、ラツクとピニオンを利用して摺
動自在に設けてもよく、トラツク以外に無端軌道
を設けたり履帯式作業機に利用する等種々の変形
が可能である。
[考案の効果] 本考案は枠体からなる固定台と、この固定台の
上方に前後方向摺動自在に設けられる荷箱と、こ
の荷箱の前部に下端に固定台を摺動するローラを
有する支持脚を垂設する荷箱の第1の支持部と、
固定台に固定し前記荷箱の重心位置より後側に上
端にローラを有する支持杆を立設する荷箱の第2
の支持部と、前記荷箱に設けられ前記第2の支持
部の上端のローラが摺動する横長の案内孔と、前
記固定台後部に設けられ前記荷箱の下面後部に設
けられた受け杆と係合可能な係止部を有し前記荷
箱を擺動時に固定台に所定角度に固定するロツク
装置とを具備するものであり、荷箱に設けられた
横長の案内孔を第2の支持部の上端のローラが摺
動するため荷箱を安全にまた性格に後方へ移動で
き、荷箱が支持部により高さをもつて設けられる
ので荷箱を荷台から大きく引出さなくとも荷箱が
傾斜角度を大きくとつて擺動され被収容物を排出
が可能で、又擺動時に荷箱を所定角度に固定する
ことにより作業性が向上し、安全性も高めること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第4図は本考案の第1実施例を示
しており、第1図は一部切欠き正面図、第2図は
斜視図、第3図は擺動用のロツク装置を示す斜視
図、第4図は水平固定用のロツク装置を示す斜視
図である。 1……固定台、6……荷箱、12……第1の支
持部、15……第2の支持部、18……ロツク装
置。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 枠体からなる固定台と、この固定台の上方に前
    後方向摺動自在に設けられる荷箱と、この荷箱の
    前部に下端に固定台を摺動するローラを有する支
    持脚を垂設する荷箱の第1の支持部と、固定台に
    固定し前記荷箱の重心位置より後側に上端にロー
    ラを有する支持杆を立設する荷箱の第2の支持部
    と、前記荷箱に設けられ前記第2の支持部の上端
    のローラが摺動する横長の案内孔と、前記固定台
    後部に設けられ前記荷箱の下面後部に設けられた
    受け杆と係合可能な係止部を有し前記荷箱を擺動
    時に固定台に所定角度に固定するロツク装置とを
    具備することを特徴とするダンプ装置。
JP1986165207U 1986-10-28 1986-10-28 Expired JPH0420684Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986165207U JPH0420684Y2 (ja) 1986-10-28 1986-10-28

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986165207U JPH0420684Y2 (ja) 1986-10-28 1986-10-28

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6370439U JPS6370439U (ja) 1988-05-11
JPH0420684Y2 true JPH0420684Y2 (ja) 1992-05-12

Family

ID=31095031

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1986165207U Expired JPH0420684Y2 (ja) 1986-10-28 1986-10-28

Country Status (1)

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JP (1) JPH0420684Y2 (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS52128209U (ja) * 1976-03-26 1977-09-29

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Publication number Publication date
JPS6370439U (ja) 1988-05-11

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