JPH04205205A - 知識分散形階層データ処理装置 - Google Patents

知識分散形階層データ処理装置

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JPH04205205A
JPH04205205A JP2329804A JP32980490A JPH04205205A JP H04205205 A JPH04205205 A JP H04205205A JP 2329804 A JP2329804 A JP 2329804A JP 32980490 A JP32980490 A JP 32980490A JP H04205205 A JPH04205205 A JP H04205205A
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plant
control
data processing
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Yoshiyuki Tsuchida
義之 土田
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Toshiba Corp
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Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的コ (産業上の利用分野) 本発明は、プラントの特定のプロセスを制御する分散制
御用制御装置の簡易形データ処理システムを分散階層構
成にした知識分散形階層データ処理装置に関する。
(従来の技術) 一般に、発電プラントや鉄鋼あるいは化学等の産業プラ
ントでのプラント制御監視システムは、ネットワーク網
で分散階層構成されたものが採用されつつある。
このような分散階層構成されたプラント制御監視システ
ムでは、各々のプラント機器は分散配置された分散制御
用制御装置で制御され、通信回線にてネットワーク網が
形成されている。これにより、各制御装置の信号や情報
の伝達が行われると共に、これらの各制御装置の個々の
機能は個々の記録計で計測するようにしている。例えば
、ペン書き記録計やディジタル記録計で計測している。
第4図は火力発電プラントに適用された従来のプラント
制御監視システムのブロック構成図である。第4図にお
いて、集中監視用の中央計算機1とプラント監視装置2
が設けられ、また分散制御用のマイコンで構成された分
散処理用制御装置3からのプラント信号やプロセス信号
或いはディジタル信号は簡易形データ処理装置11によ
り分散的に収録保存し解析するが、中央に集中的に収録
保存し相互的な判定を行うために、プラントデータ収録
監視装置10に取り込んでいる。このようなプラントデ
ータ収録監視を構成とする理由は次の通りである。
中央計算機1とプランと監視装置2との間のデータリン
クIIA、12Aは、各々中央計算機1の演算周期と、
プラント監視装置2の演算周期とが数秒であることから
、数秒の周期でデータ伝送を行っているのに対し、プラ
ントの制御周期の速さとしては数m秒という速い動作で
あることから、そのプラントデータは、同時に長時間収
録することはデータ保存する構成上または容量面から不
可能で、必ず別の専用データ信号を分散制御用制御装置
3からプラント情報、プロセス情報、ディジタル情報を
プラントデータ収録監視装置10に取り込む必要がある
からである。すなわち、数秒から数十秒という遅いデー
タ収録監視時には、数m秒と(1う速いデータの入力は
必要とせず、プラントデータ収録監視装置10のデータ
収録保存容量が速い数m秒のデータの収録保存が優先す
ると、データ収録部の保存容量が不足してしまう。この
ため、中央計算機1またはプラント監視装置2と各分散
制御用制御装置3からのプラントデータをプラントのデ
ータ周期時間に応じて速い動作時間のデータと遅い動作
時間のプラントのデータとをデータ収録及び保存の目的
によりそれぞれ別々に入力することとしている。つまり
、分散配置した各分散制御用制御装置3の配置からネッ
トワーク網、プラントデータ伝送ライン5により、簡易
形データ処理装置11から多量のプラントデータを収録
、表示、解析できるようにした。
第5図は、ある600MW、5Qサイクル系の火力発電
プラントでのDSS(Daily  5tart  5
top)起動での起動から併入さらには負荷運転でのプ
ラントデータ収録監視装置の収録画面を示す。
すなわち、起動過程としては、起動準備、補助油ポンプ
起動、ターニング開始、真空上昇、ボイラ点火、ボイラ
蒸気圧昇圧、燃料系統切替、ボイラ蒸気圧昇圧タービン
通気、タービンラブチエツク、タービン低速回転ヒート
ソークまでの1次回転機と、回転数上昇(800回転)
、タービン高速回転ヒートソークまでの2次回転機と、
回転数上昇(3,000回転)、タービン回転数過不足
試験、タービン振動確認、系統周期投入、初負荷ヒート
ソーク、−次負荷上昇(定格負荷の1/4:150MW
)、二次負荷上昇(定格負荷の2/4:300MW)、
三次負荷上昇(定格負荷の3/4:450MW)、四次
負荷上昇(定格負荷の4/4:600 MW)までであ
る。
これらの起動過程でプラント異常が生じると第5図に示
すデータ収録画面上にそのプラント異常が表示される。
例えば、「給水流最低」という異常現象が生じると、そ
の状態とその診断結果のメツセージ情報が表示される。
すなわち、(A)プラントの異常原因 (B)そのプラント異常に対する対応操作(C)現在の
傾向が継続した場合、今後発生すると思われるプラント
の事象の予測推論といった現在のプラントの起動過程で
、各制御装置や中央計算機1、プラント監視装置2に格
納されている設定値や異常診断用データなどの基準値に
対してのガイドとしての比較をプラントデータ収録監視
装置画面に表示している。
このように異常原因が判明した場合に、プラントの異常
現象や診断結果を表示しているのみであった。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、このような従来のデータ処理システムの
収録保存されたデータについて、処理、解析、表示、記
録などのアプリケーションソフトで構成されたシステム
フローでのソフト集合体では、これらのソフト集合体を
別々に別集合体に分割して、並列に効率良くプロダクシ
ョンツールに従って推論支援を実施することは不可能で
、発生した異常事象の進展過程を試験員に十分に説明す
る機能を有していなく、プラントの規模の増大にともな
って種々と要求される事に適切に対処することができな
い等の問題がでてきている。
すなわち、分散配置した相互の動作の判定を行うことは
困難で、単に記録計にとりこんだデータのみのデータの
収集及び収録をし、その記録計内でのデータの解析にと
どまっていた。このような、従来の方法や、従来の測定
器や測定装置による方法では、データ収録、処理の機能
を分割して別々にプラントデータを並列にかつ互いの関
連するデータを分析することができずに、プラントデー
タの総合的に支援推論を行うことができない。
このため、プラント規模の拡大、制御装置の台数の増加
、または補機数の増加に伴って要求されるデータ処理数
の増加にデータ処理機能の高信頼化、演算の高速化、機
能の拡張及び保守の容易化、相互のデータ検証やトラブ
ル時の事故拡大防止や迅速な復旧操作に手間取るなど、
十分にプラント保守時の状況判断を正確に行えないとい
う不都合な問題が出ている。
また発生した異常事象の進展過程を運転員、試験員に十
分に説明告知する機能をデータ処理装置に持つことはで
きず、総合的なプラント規模拡大と共にデータ処理の断
片的なデータのみになっていた。そのため、運転員や試
験員が発生事象の物理的メカニズムを適確に把握するこ
とができず、操作マニュアルや異常現象時の対応方法、
さらには従来のデータとの比較から異常現象を判断する
という前もって定めた異常現象発生シナリオ以外の事象
が発生すると、異常現象を検知するごとに、該当する記
録計やトレンド記録計の情報を読み取り、判断分析時間
が多くかかり、迅速に操作することができず、さらに、
操作ミスやデータの読み取り間違いなどにより適切に対
処することができない等の問題点があった。
そこで、このような従来の分散階層のプラント監視シス
テムのデータ処理システムに対し、次のような改善の要
望が高まってきている。
(1)プラントデータ処理の迅速化とリアルタイムなデ
ータ処理・解析の必要性が高まってきている。
(2)プラントシステムの複雑化に伴うデータ解析によ
るプラントの定常状態の確認の必要性が高まってきてい
る。
(3)応急処理的なことは、従来の各々に分散配置した
簡易形データ処理装置や中央に位置するプラントデータ
収録・監視装置で処理できるが、事故の拡大防止、また
は復旧操作時にプラントは時々刻々と変化し、このよう
な状態では、人間系で対応しなければならない。この場
合、プラント試験や運転技術のノウハウをデータ処理シ
ステムに支援推論知識機能を有してより総合的に判定を
求める必要性が高まってきている。
(4)上記(3)で誰でもベテラン並みの運転員や試験
員の判断やプラント設計者のプラント運転のガイドライ
ンをデータ処理システムに持たせる必要があり、より適
切な処理、判断を行う必要がある。
(5)製品の信頼性の向上に伴って事故経験の減少と、
熟練運転員や試験員の減少から、ベテラン運転員や試験
員の技術のノウハウの一承や、従来の計算機や制御装置
またはデータ処理装置では、データの解析や運転支援で
きない面を、人間支援及び技術支援を含めた機能をデー
タ処理システムに持たせる必要が出てきた。
本発明はこれら(1)〜(5)の要請に応えるためにな
されたもので、プラントデータの異常時の問題点を支援
推論知識を駆使して解消するために成されたものである
。すなわち、 (1)熟練した運転員やベテラン試験員のノウハウをデ
ータ処理システムに持たせることのにより、人間系でし
かプラントのデータ解析及び支援推論できない面を、異
常事象の進展過程を運転員や試験員にわかりやすく説明
することにより、プラントのメカニズムを適確に把握さ
せ適切な対応操作ができること。
(2)ガイドメツセージ等の提示により、プラント状態
に応じたデータ解析を行い、プラントの変化に対応した
運転の支援推論ができるようにすること。
(3)誰でもベテラン運転員、試験員並の判断ができ、
かつ情報の充実と支援推論の精度向上によりデータ処理
の解析ミスやプラント操作の判断ミスをなくすこと。
以上の内容により、適切なプラント処理、解析、操作の
対応が取れる知識分散形階層データ処理装置を得ること
を目的としている。すなわち、本発明は、プラントの起
動、運転、停止などを運用制御する経験的知識とプラン
トの異常現象の動的因果ネットワークモデルとを各分散
階層したデータ収録装置及びプラントデータ収録監視装
置に記憶させ、この知識に基づいて、各プラントデータ
を並列に推論支援を行い、プラント異常の進展及び現象
を分析し、プラント危機を効率良く制御する知識分散形
階層データ処理装置を提供することを目的としている。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) 本発明の知識分散形階層データ処理装置は、プラントか
らのプラントデータを取り込み特定のプロセスを制御す
る複数個の分散制御用制御装置と、これら各々の分散制
御用制御装置に対応してそれぞれ設けられ分散制御用制
御装置の演算処理内容に基づいてプラントの運転支援推
論を行う複数個の簡易形データ処理システムと、分散制
御用制御装置の演算処理内容及びプラントの運転支援推
論結果をデータ処理信号として通信回線に出力するデー
タ伝送入出力部と、分散制御用制御装置の上位に位置し
データ処理信号を入力しプラントデータを収録監視する
プラントデータ収録監視装置とからなり、簡易形データ
処理システムは、分散制御用制御装置からの演算処理内
容を入力するデータ入力部と、このデータ入力部から取
り込んだ演算処理内容に対し予め用意された複数個のサ
ブシステムに従ってプラントの運転支援推論を行う共有
演算制御部と、この共有演算制御部で演算実行する複数
個のサブシステムの内容を記憶する主記憶装置と、各々
のサブシステムの演算実行の際に使用する共通データを
格納する共有データ部と、各々のサブシステムでの演算
結果を記憶する補助記憶装置とを備えている。
(作用) 本発明の分散階層構成された簡易形データ処理システム
及びプラントデータ収録監視装置のデータ処理では、各
装置が計算機能を持ち、この計算部は主記憶装置と通常
のデータ収録、解析、保存、表示やガイド、診断、支援
推論知識を行う共有演算制御部から構成されている。主
記憶部では、データ処理を行う場合の支援推論知識の分
類毎に支援推論知識及びデータが記憶され、支援推論を
行うアプリケーションソフトを演算することによりプラ
ントデータ収録処理を行う。
分散階層構成されたプラントデータ収録処理システム上
の推論は、各分散した簡易形データ処理システムに支援
推論知識の分類及びデータとそれを演算するアプリケー
ションソフトを各々データ処理装置単位毎に持たせ、総
合的なプラントの支援推論知識のデータ及びアプリケー
ションソフトを中央に設置したプラントデータ収録監視
装置にプラントデータ伝送等の通信回線によって伝送し
、全体の総合的なプラントの支援推論知識をオブジェク
トソフトとしてプラントデータ収録監視装置に持たせ、
各簡易形データ処理システムのアプリケーションソフト
により演算処理を行う各簡易形データ処理システムから
発信するデータを受信し、記憶装置のデータ及び支援推
論知識を用いてデータに対応する計算または支援推論を
行い、その結果によっては各々分散配置した簡易形デー
タシステムへ出力する。
(実施例) 以下、本発明の一実施例を説明する。第1図は本発明の
知識分散形陽層データ処理装置の一実施例を示すブロッ
ク図である。
すなわち、火力発電プラントからのプラント信号やディ
ジタル信号8,9は各々の分散制御用制御装置3に入力
され、これら各々の分散制御用制御装置3から、計算機
能を有し支援推論知識機能を有する各々の簡易形データ
処理装置11に入力される。そして、各々のデータ伝送
ライン入出力部L11を介して、通信回線Mに出力され
データ伝送ライン入出力部り、。を介してプラントデー
タ収録監視装置10に入力される。これにより、集中的
にプラントデータを収録し監視する。プラントデータ収
録監視装置10は計算機能を有し、支援推論知識機能を
有する。
通信回線Mによるプラントデータ収録監視装置10と各
々の簡易形データ処理システム11との通信方法は、1
:1通信、または1:n通信に分類されるが、プラント
データ収録監視装置10と簡易形データ処理システム1
1とは共に計算機機能を有していることから、各メツセ
ージの送受方式はこれらの同期時間の割り振りにより通
信を行い、主記憶部でその通信の割り振りを行っている
ここで、1:1通信の場合は問題ないが、1:n通信の
場合は、主記憶部に各データの重み付けを指定すること
により、通信回線のデータをのせる方法が決まる。
第2図は本発明の1=1通信の場合の簡易形データ処理
システム11の詳細ブロック図を示したものである。
火力発電プラントからのプラント信号8を分散制御用制
御装置3に入力し得られたプラントデータは、簡易形デ
ータ処理システム11に入力され、ここで演算が施され
てデータ伝送ライン入出力部Ll+に出力され、通信回
線Mによりデータ伝送が、行われる。
次に、簡易形データ処理システム11について説明する
。簡易形データ処理システム11は分散制御用制御装置
3からのプラントデータを取り込むデータ処理入力部1
2を有し、これにプラントデータが取り込まれると、共
有演算制御部13にて演算される。すなわち、各サブシ
ステムで共通に使用する共有データベースを格納する共
有データ部13Aの共有データを用いて共有演算制御部
13にて演算される。共有演算制御部13の演算内容は
主記憶部14に記憶され、共有演算制御部13から演算
出力された結果は出力表示部25を介して、XY−プロ
ッタ28、CRT29、レーザービームプリンタ30等
に表示出力される。その際に出力表示する出力表示部の
データは補助記憶部26に記憶される。共有演算制御部
13で演算されるサブシステムの一つである特性・動作
データ解析部15での演算内容のデータは補助記憶部1
6とに格納され、以下同様にプラントの診断、操作手順
、誤判断診断を行うプラント診断操作手順誤判断診断処
理部17の演算内容のデータは補助記憶部18に格納さ
れ、解析部19の演算内容のデータは補助記憶部20に
格納される。またプランドの外乱、異常進展を分析する
プラント外乱異常進展分析部21の演算内容のデータは
補助記憶部22に格納される。そして、プラントのガイ
ドメツセージ支援推論知識情報を出力するプラントガイ
ドメツセージ出力部23の演算内容のデータは補助記憶
部24に格納される。プラント診断操作手順誤判断診断
処理部17、解析部19、プラント外乱異常進展分析部
21、プラントガイドメツセージ支援出力部23及び出
力表示部25の各々のデータ処理出力信号はデータ処理
出力部27に入力され、データ伝送ライン入出力部11
を介して通信回線Mにて上位に配置設置されたプラント
データ収録監視装置へ送出される。
次に動作について説明する。火力発電プラントより取り
込まれたプラント信号8は分散制御用制御装置3に伝達
される。分散制御用制御装置3では、内部シーケンスの
動作やPID制御系等による演算でのプラント制御のプ
ラントデータまたは監視データをデータ処理入力部に送
出する。データ処理入力部12は簡易形データ処理シス
テム11のインターフェース機能を有しており、共通に
使用するデータとして格納している共通演算制御部13
に出力される。
共通演算制御部13の支援推論知識のデータとしての集
合体におけるデータ構成は次ぎのような8への集合体で
表される。すなわち、(共通演算制御部のデータ集合体
:支援推論知識を加味した異常診断用支援推論知識ベー
ス三(■特性、動作データ解析、■プラント診断、操作
手順、誤判断診断、■プラント解析、■プラントの外乱
、異常進展分析解析、■プラント運転でのガイドメツセ
ージやベテラン運転員、試験員の運転支援推論知識出力
、■プラントの事故の拡大防止、復旧操作時の支援推論
知識出力、■プラントの事故予測に関する支援推論知識
出力、■これら■〜■の出力表示))である。
共通演算制御部13へ入力されたプラントからのあらゆ
る情報を含んだプラントデータは、各々の共通演算制御
のデータ集合体として上記データの含まれるの、■、■
、■、■、■、■、■の異常診断用知識ベース、支援ベ
ース、推論ベースとして、選択のロジックを使用して、
プラントデータを診断し、対応操作及び解析、診断、ガ
イドメツセージ支援出力、出力表示の対応のガイドを選
択して、共有演算制御部13で、各々該当するデータ集
合体としてのノードを呼び出す。次に、(共通演算制御
部のデータ集合体:支援推論知識を加味した異常診断用
支援推論知識ベース三(■。
■、■、■、■、■、■、■)の各々の■〜■のデータ
集合体としてのノードを選択し伝送出力される。
例えば、上記において、該当するデータ集合体としての
ノードから■が選択された場合、(共通演算制御部のデ
ータ集合体:支援・推論知識を加味した異常診断用支援
知識ベース三■)というように、プラント診断、操作手
順、誤判断診断がデータ集合体から選択されると、プラ
ント診断操作手順誤判断診断処理部17に出力され、異
常状態が発生して適当な時間の経過後、すなわち簡易形
データ処理システム11のアプリケーションソフトとし
て整定した演算周期の数周期が経過した時点で、今まで
の異常なプラント信号の時系列データを使用して、異常
が演算周期の今までの以前のデータと時系列的に動的因
果関係モデルを使って、プラント診断操作手順誤判断診
断の進展を分析し、データ及び過去のデータとの比較演
算を行い、プラントの因果関係とプラントの診断と、操
作手順の判断をデータ出力部27に出力する。データ出
力部27では、XY−プC1yター28、CRT29、
LBP30に表示出力する情報やガイダンス或いは操作
手順等の情報を編集すると共に、データ伝送ライン入出
力部11を経由して、通信回線Mでプラント収録監視装
置10に出力し、簡易形データ処理システム11やプラ
ントデータ収録監視装置10の表示出力装置やCRTの
画面に伝送出力し、プラントデータ収録及びプラントの
診断、操作手順の動的因果関係を伝送し、プラント運転
を支援する。
ここで、共有演算制御部13のデータ構成におけるデー
タ集合体での機能について説明する。1台の簡易形デー
タ処理システム11に搭載した支援推論知識を加味した
データとしてのオブジェクトのアプリケーションソフト
として8個のデータ集合体としてのモジュール単位に収
納されている。
すなわち、データ集合体■〜■が分散制御用制御装置3
からのプラント信号8を受信すると、記憶したデータ及
びデータ集合体■〜■の支援推論知識のデータ集合体を
用いて、この信号に対応する計算推論等の演算を行い、
その結果によって簡易形データ処理システム11の周辺
装置に出力される。さらに自己の記憶データの書き換え
を行い、通信回線Mにより接続されたネットワークを通
じて、各々分散した簡易形データ処理システムの各プラ
ント相互のプラントデータの因果関係及びプラントの各
々のインターロック関係の相互の情報のやり取りを行う
ことができる。
第3図は、本発明の共有演算制御部13のデータ構成に
おけるデータ集合体と共有演算制御部13に領域指定で
設けられた入力メツセージ及び出力メツセージの処理を
行うプラントデータの集合体を示したものである。
すなわち、データ入力部12に取り入れられたプラント
信号に対するオブジェクト信号OBは入力バッファとし
てI、II、I2・ I3・°゛°・ I7に分けられ
、データ集合体のオブジェクトとしての知識ベースとし
て上記データ集合体■〜■の支援推論知識がアドレスI
、I、、I2.I3゜・・・、I7に対応する。
オブジェクト信号OBがプラント信号に対して、アドレ
スI、I、、I2.I3.・・・、I7が指定されると
、それに伴い、オブジェクト出力信号0B−0が出力さ
れ、各オブジェクト出力信号OB−〇が出力バッファと
してアドレスJ、、J、、J2+  J3+ ・・・、
I7に割り付けられ、データ処理出力部12Aを介して
、共有演算制御部13から各オブジェクトに対応するデ
ータ集合体の制御指令及びメツセージ信号が指定した送
信先の各機能へ出力され、支援推論知識信号として、プ
ラントデータ収録、処理、監視を行う。
以上の説明はデータ集合体■について説明したが、その
他の、■特性、動作解析、■プラント解析、■プラント
の外乱、異常進展、分析、解析、■プラント運転でのガ
イドメツセージやベテラン運転員、試験員の運転支援、
推進知識出力、■プラントの事故の拡大防止、復旧操作
時の支援推論知識出力、■プラントの事故予測に関する
支援推論知識出力、■データ集合体■〜■の出力表示に
ついても、(共通演算制御部のデータ集合体:支援推論
を加味した異常診断用支援推論知識ベース三(■、■、
■、■、■、■、■)のデータ集合体からノードを選択
する演算を行うことにより、データ集合体■と同様の演
算を行い、動的因果モデルの上でどの様にプラントの状
態の異常や状態が、データ収録と共に進展していくのか
、実時間より高速(ただし、運転や試験員が理解でき、
かつ操作を確認していく程度の速さ)で、アニメーショ
ン的に火力発電プラントの事象を表示する。
この表示により、運転員や試験員がプラントの発生する
あらゆる事象のデータや、異常現象について事象発生の
物理的メカニズムを適確に把握し、確実にプラントのデ
ータを解析することが可能となり、さらに、上位に設置
したプラントデータ収録監視装置により、分散的に行う
事象発生の物理的メカニズムをより一層総合的にプラン
トの物理的メカニズムを適確に把握し、確実にプラント
のデータを解析、評価、推論することができる。さらに
、1:n通信の場合においては、主記憶部にデータ集合
体■〜■の支援推論知識を加味した異常診断用支援推論
知識ベースにおいて、各々の集合体の重み付けをし、プ
ラントデータ収録監視システム及び総合的にプラントの
物理的メカニズムを適確に把握することも、1:1通信
の場合と同様の方法により、確実にデータ収録監視をし
解析することができる。
なお、上記実施例・では、火力発電プラントを例にして
説明したが、火力発電プラント以外でも、原子力発電プ
ラント、水力発電プラントさらには鉄鋼、化学、製紙等
の産業プラントでの分散データ処理システムでも、また
、スタンドアローン形の制御装置のデータ処理において
も同様の効果が得られる。
また、通信回線により1:1.1:nの回線方法に付い
て説明したが、通信方法をリング状やツリー状等の種々
の形式の通信方式に使用することができる。
さらに、プラントデータ収録・監視システムの記憶部に
プラントデータを保存しておくと、そのデータの履歴を
用いれば、例えば1〜2年程度の周期で行われるプラン
トの定期点検等のプラントデータを容易に得ることがで
きる。
[発明の効果コ 以上説明したように、本発明によれば、プラント制御に
関するデータ処理の知識をプラントの異常現象として8
項目のデータ集合体に分類し、プラント全体でのデータ
を固有の支援推論知識集合に分け、これに基づく推論を
並行に実行して、高信頼化、処理の高速化、機能の拡張
減少の容易化、保守の容易化の向上により、プラントに
異常が発生したときは、運転員や試験員が異常発生事象
の物理的メカニズムを適確に把握でき、運転員や試験員
の誤判断、誤操作を防ぎ、高信頼のプラントデータ処理
及びデータ監視を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の知識分散形陽層データ処理装置の一実
施例を示すブロック図、第2図は本発明の1:1通信の
場合の簡易形データ処理システムの詳細ブロック図、第
3図は本発明の共有演算制御部の詳細ブロック図、第4
図は従来の分散階層形のプラント監視システムにおける
データ処理システムのブロック図、第5図はプラントデ
ータ収録監視装置の収録画面の説明図である。 1・・・中央計算機、2・・・プラント監視装置、3゜
3−1. 3−2. 3−3.・・・、3−口・・・分
散制御用制御装置、4・・・ステーション、5・・・プ
ラントデータ伝送ライン、6,7・・・端末装置、8・
・・プラント信号、9・・・ディジタル信号、10・・
・プラントデータ収録監視装置、11・・・簡易形デー
タ処理システム、12・・・データ処理入力部、12A
・・・データ処理出力部、13・・・共有演算制御部、
OB・・・オブジェクト信号、M・・・通信回線、LI
G・・・データ伝送ライン入出力部、Lll・・・デー
タ伝送ライン入出力部、15・・・特性動作データ解析
部、17・・・プラント診断操作手順誤判断診断処理部
、19・・・解析部、21・・・プラント外乱異常進展
解析部、23・・・プラントガイドメツセージ支援出力
部、25・・・出力表示部、16.18,20.22,
24.26・・・補助記憶部、13A・・・共有データ
部、14・・・主記憶部。 代理人  弁理士 紋 1) 誠 第1図 第2図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. プラントからのプラントデータを取り込み特定のプロセ
    スを制御する複数個の分散制御用制御装置と、これら各
    々の分散制御用制御装置に対応してそれぞれ設けられ前
    記分散制御用制御装置の演算処理内容に基づいて前記プ
    ラントの運転支援推論を行う複数個の簡易形データ処理
    システムと、前記分散制御用制御装置の演算処理内容及
    び前記プラントの運転支援推論結果をデータ処理信号と
    して通信回線に出力するデータ伝送入出力部と、前記分
    散制御用制御装置の上位に位置し前記データ処理信号を
    入力しプラントデータを収録監視するプラントデータ収
    録監視装置とからなり、前記簡易形データ処理システム
    は、前記分散制御用制御装置からの演算処理内容を入力
    するデータ入力部と、このデータ入力部から取り込んだ
    演算処理内容に対しあらかじめ用意された複数個のサブ
    システムに従って前記プラントの運転支援推論を行う共
    有演算制御部と、この共有演算制御部で演算実行する前
    記複数個のサブシステムの内容を記憶する主記憶装置と
    、前記各々のサブシステムの演算実行の際に使用する共
    通データを格納する共有データ部と、前記各々のサブシ
    ステムでの演算結果を記憶する補助記憶装置とを備えた
    ことを特徴とする知識分散形階層データ処理装置。
JP2329804A 1990-11-30 1990-11-30 知識分散形階層データ処理装置 Pending JPH04205205A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08152912A (ja) * 1994-11-30 1996-06-11 Toshiba Corp プラント運転支援装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08152912A (ja) * 1994-11-30 1996-06-11 Toshiba Corp プラント運転支援装置

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