JPH04205139A - 除算器 - Google Patents

除算器

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JPH04205139A
JPH04205139A JP2335859A JP33585990A JPH04205139A JP H04205139 A JPH04205139 A JP H04205139A JP 2335859 A JP2335859 A JP 2335859A JP 33585990 A JP33585990 A JP 33585990A JP H04205139 A JPH04205139 A JP H04205139A
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adder
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JP2335859A
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Yoshinari Kiko
木虎 義詞
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、除算器に関する。
[従来の技術] 2進数の除算を行う場合、被除数及び除数の最上位ビッ
トより下位ビット方向へ各ビット毎に減算を繰り返すこ
とで行なわれる。このような動作を行う除算器は第16
図に示すような構成をなす。
即ち、被除数Aあるいは後述する1ビツトシフタ6の出
力データが供給され、除算開始時のみ被除数へを選択し
以後の計算では1ビツトシフタ6の出力データを選択す
る選択回路1は、シフトレジスタ2を介して加算器4に
接続される。加算器4には、キャリー入力データとして
常に1が供給され、又、除数Bがインバータ3にて反転
された反転除数すが供給され、加算器4はキャリー入力
デ−タである1、被除数a及び反転除数すにて実質的に
はa−bの減算を行う。このような加算器4のキャリー
出力端は供給されるデータの1ビツト毎にシフトしつつ
格納するシフトレジスタ7及び後述する選択回路5の制
御信号端子へ接続され、加算器4の出力側はシフトレジ
スタ2の出力側が接続される選択回路5に接続される。
選択回路5は、加算器4が送出するキャリー出力データ
を選択信号とし、例えばキャリー出力データが0であれ
ばシフトレジスタ2の出力データを選択し、キャリー出
力データが1であれば加算器4の出力データを選択する
。選択回路5の出力側は、選択回路5の出力データを最
上位ビット側へ1ビツトシフトする1ビツトシフタ6を
介して選択回路1へ接続される。
[発明が解決しようとする課題] このように構成される従来の除算器における動作を以下
に説明する。
上述したように除算は被除数及び除数の最上位ビットよ
り1ビツトずつ行なわれる。加算器4は実質的に供給さ
れる被除数aと除数すとの減算a−bを行い、除算計算
開始にはその結果を選択回路5へ送出する。このとき、
除数すより被除数aの方が大きい場合、即ち減算が可能
である場合には、加算器4はキャリー出力データとして
1を送出する。
逆に、被除数aより除数すの方が大きい場合、即ち減算
が不可能な場合には加算器4はキャリー出力データとし
てOを送出する。尚、キャリー出力データは、シフトレ
ジスタ7に格納される。
選択回路5は計算開始時には加算器4の出力データを選
択し、そのデータを1ピツトンフタロへ送出する。1ビ
ツトシフタ6は、供給されたデータを最上位ビット方向
へ1ビツト分シフトしシフトシたデータを選択回路1へ
送出する。以上が除数及び被除数の最上位ビットの計算
の動作である。
次に、最上位ビットより一つ下位側のビットの計算を行
う。これ以後最下位ビットの計算を行うまで選択回路1
は1ピツトンフタロから供給されるデータを選択し、1
ビツトシフタ6の出力データをシフトレジスタ2を介し
て加算器4へ送出する。加算器4から後段の各構成部分
は上述した動作を行う。
このように従来の除算器では除数及び被除数の最上位ビ
ットより順次1サイクル毎に1ビツトずつ計算を行い商
を算出し、最下位ヒツトまで計算が終了した時点で選択
回路5より余りが送出され、最終的に商が求まる。した
がって、除数及び被除数が例えば8ビツトから構成され
ていれば、商及び余りを求めるためには同様の計算を8
回繰り返す必要があり、計算時間が大きくなるという問
題点がある。又、上述したように除算器の構成部分とし
てシフトレジスタ等を含んでいることよりそれらの動作
を制御するための制御回路が必要であり回路構成が複雑
になるという問題点もある。
本発明はこのような問題点を解決するためになされたも
ので、計算時間が短く、回路構成が複雑とならない除算
器を提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段] 本発明は、第1データを構成するビットデータと、第2
データを構成するビットデータと、キャリー人カデータ
とが供給されこれらデータの加算演算を行い次段へキャ
リー出力データ及び加算結果データを送出する加算器と
、 上記加算器が送出する加算結果データあるいは上記第2
データのビットデータのいずれかを選択信号にて選択す
るマルチプレクサと、 を有する加算部を、第1及び第2のデータの各ビットデ
ータがそれぞれ供給されるように第1及び第2データの
構成ビット数に相当して複数備えたことを特徴とする。
[作用] このように構成することで各加算部のそれぞれは、第1
及び第2のビットデータ毎に加算演算を同時に行うので
従来のようにデータビット数に相当する回数加算演算を
繰り返す必要はな(、計算時間を大幅に短縮可能なよう
に作用する。又、各加算部にはレジズタ、シフタ等の動
作制御を必要とする素子を含んでいないので、加算部は
除算器の回路構成が複雑化しないように作用している。
[実施例] 本発明の除算器における構成の概略は、第16図に示す
加算器を除数及び被除数のビット数分設けたものである
。即ち、除数及び被除数を構成するビット数がともに8
ビツトである場合を例として、本発明の除算器の一実施
例における構成を第1図に示す。加算部10ないし17
.20ないし27、・・・、80ないし87のそれぞれ
は、第2図に示すようにキャリー入力データC11除数
及び被除数に相当するデータ11、■2が入力され、こ
れらのデータに基づき加算動作を行い、キャリー出力デ
ータCoと、加算結果あるいは上記データ11のいづれ
かが選択信号りにて選択された選択結果信号Yとを出力
する。尚、加算部によっては選択結果信号Yは外部へ出
力しないものもある。
又、加算部10等の具体的な構成は第3図に示すように
除数及び被除数I 1.12及びキャリー入力データC
1が供給されるフルアダー500と、フルアダー500
から送出される加算結果(サム)及び入力データ11が
供給されるマルチプレクサ501とから構成される。フ
ルアダー500は加算結果に従いキャリー出力データC
Oを出力し、マルチプレクサ501は選択信号りの信号
レベルに従い上記加算結果あるいは入力データ11のい
ずれかを選択し、選択したデータYを送出する。
尚、上記選択信号りは、除数の最上位ビットのデータが
供給されるフルアダー500のキャリー出力データCo
であり、第1図を参照すれば加算部17、27.37.
・・・、87が送出するキャリー出力データCoである
。このように構成される加算部10等は、第1図に示す
ように8ビツトから構成される除数Bの各ヒツトのデー
タが供給される、図面では横方向に並ぶ8つの加算部1
0ないし17.20ないし27等が、被除数Aの構成ビ
ット数に対応して8つ図面の縦方向に配列される。
即ち、加算部10のキャリー入力端子10aにはキャリ
ー入力データC1として1が供給され、除数Bの最下位
ビットデータBOがインバータ3を介することで反転デ
ータとして入力データ端子10cに供給され、被除数A
の最上位ビットデータA7が入力データ端子10dに供
給される。尚、上記インバータ3の出力側は、2段目な
いし8段目に配列される加算部20ないし80の入力デ
ータ端子20c、30c、・・・、80cに接続され、
加算部20ないし80にも上記反転データが送出される
加算部10のキャリー出力データCOが送出されるキャ
リー出力端子10bは、加算部11のキャリー入力端子
11aに接続される。又、加算部10の出力データ端子
10eは2段目に配列される加算部21の入力データ端
子21dに接続される。
加算部11の入力データ端子11cには、除数Bの最下
位より2番目のビットデータB1が供給されるインバー
タ3の出力側が接続される。尚、インバータ3の出力側
は2段目に配列される加算部21の入力データ端子21
c、3段目に配列される加算部31の入力データ端子3
101以下同様に8段目に配列される加算部81の入力
データ端子81cに接続される。尚、入力データ端子1
1dには0のデータが供給される。加算部11のキャリ
ー出力端子1.1bは加算部12のキャリー入力端子1
2aに接続される。尚、1段目に配列される加算部11
ないし17の出力データ端子は2段目に配列される加算
部には接続されない。以下、1段目に配列される加算部
13ないし17については加算部12の場合と同様に構
成され、それぞれの加算部13ないし17の入力データ
端子には除数Bの対応する各ビットデータBSないしB
7が供給される。加算部17のキャリー出力端子17b
は除算の商を構成するデータの最上位ビットQ7出力端
子に接続されるとともに加算部10ないし17の選択信
号入力端子10fないし17fに接続される。以上の構
成により1段目が形成される。
2段目について、上述した加算部10における構成と同
様にキャリー入力端子20aに1のデータが供給され、
入力データ端子20dに被除数Aの最上位ビットより一
桁下位側のビットデータであるA6が供給される加算部
20について、キャリー出力端子20bは加算部21の
キャリー入力端子21aに接続され、出力データ端子2
0eは3段目に配列される加算部31の入力データ端子
31dに接続される。加算部21について、キャリー出
力端子21bは加算部22のキャリー入力端子22aに
接続され、出力データ端子21eは3段目に配列される
加算部32の入力データ端子32dに接続される。加算
部22の入力データ端子22dにはOのデータが供給さ
れる。このような加算部22のキャリー出力端子22b
は加算部23のキャリー入力端子23aに接続される。
尚、加算部22の出力データ端子はいずれにも接続され
ない。以下加算部23ないし27については加算部22
と同様の構成である。加算部27のキャリー出力端子2
7bは、除算の商を構成するデータのビットデータQ6
出力端子に接続されるとともに加算部20ないし27の
選択信号入力端子20fないし27fに接続される。以
上の構成により2段目が形成される。
3段目について、上述した加算部10及び加算部20に
おける構成と同様にキャリー入力端子30aに1のデー
タが供給され、入力データ端子30dに被除数Aの最上
位ビットより2桁下位側のビットデータであるA5が供
給される加算部30について、キャリー出力端子30b
は加算部31のキャリー入力端子31aに接続され、出
力データ端子30eは4段目に配列される加算部41の
入力データ端子41dに接続される。加算部31につい
て、キャリー出力端子31bは加算部32のキャリー入
力端子32aに接続され、出力データ端子31eは4段
目に配列される加算部42の入力データ端子42dに接
続される。加算部32について、キャリー出力端子32
bは加算部33のキャリー入力端子33aに接続され、
出力データ端子32eは4段目に配列される加算部43
の入力データ端子43dに接続される。加算部33の入
力データ端子33dには0のデータが供給される。この
ような加算部33のキャリー出力端子33bは加算部3
4のキャリー入力端子34aに接続される。尚、加算部
33の出力データ端子はいずれにも接続されない。以下
加算部34ないし37については加算部33と同様の構
成である。加算部37のキャリー出力端子37bは、除
算の商を構成するデータのビットデータQ5出力端子に
接続されるとともに加算部30ないし37の選択信号入
力端子30fないし37fに接続される。以上の構成に
より3段目が形成される。
以下同様にして4段目ないし8段目が形成される。よっ
て8段目を構成する各加算部81ないし87の入力デー
タ端子81dないし87dには、7段目を構成する加算
部70ないし76の出力データ端子70eないし76e
が接続される。又、加算部87のキャリー出力端子87
bは除算の商を構成するデータの最下位ビットデータQ
O出力端子に接続されるとともに加算部80ないし87
の選択信号入力端子80fないし87fに接続される。
又、出力データ端子80eないし87eはそれぞれ除算
の余りを構成する剰余出力端子ROないしR7に接続さ
れる。尚、剰余出力端子ROないしR7より送出される
最下位ビットデータROないし最上位ビットデータR7
にて剰余データを構成する。
以上にて本除算器が構成される。このように構成される
除算器の動作について以下に説明する。
例えば被除数Aが(A7. A6. A5. A4. 
A3. A2゜A1.、AO)の8ビツトからなり10
進数で例えば181である10110101であり、除
数Bが(B7. B6. B5. B4. B3. B
2. B1. BO)の8ビツトからなり10進数で3
0である00011110である場にA/Bの除算を例
に以下に示す「動作説明」に従い説明する。尚、除算結
果は商が10進数で6、余り1となる。
「動作説明」 ↓ 1段目・・・・・・ 00000001・・・■ ←■
111100001・・・■ ←I2−反転B+)  
     1・・・■ ←CIQ7=0←011100
011・・・■↑ 8  C0=OよりY=11 A6 ↓ 2段目・・・・・・  00000010・・・■+)
■ Q6=O←011100100・・・■O 8C○=0よりY= I 1 3段目・・・・・・  00000101←A3+)■ Q5=0←011100111 ↑ 8  C0=OよりY=I、I。
4段目・・・・・・  00001011←A4+)■ Q4=0←011101101 O 8C0=OよりY=11 5段目・・・・・・  00010110−A3÷) 
       I Q3=O←011111000 ↑ 8  C0=0よりY=II ↓ 6段目・・・・・・  0010 ]、 101・・・
■+)■ Q2=1−100001111・・・■↑ O 8C0=1よりY二減算結果 ↓ 7段目・・・・・・  00011110・・・■+)
■ Q1=1←100000000 ↑ O 8C0=1よりY=減算結果 O ↓ 8段目・・・・・・  00000001・・・[相]
+)■ QO=0−011100011・・・■↑ O 8co=oよりY=II R=00000001 Q=00000110=6 R=00000001=1 1段目の加算部10の入力データ端子10dには被除数
Aの最上位ビットデータであるA7−1が供給され、加
算部11ないし17の入力データ端子lidないし17
dには0が供給される。又、加算部10のキャリー入力
端子10aには1が供給される。又、入力データ端子1
0Cないし17cには除数Bのデータが反転されたデー
タが供給される。尚、上記反転データは2段目から8段
目のそれぞれ対応する加算部の入力データ端子工2にも
供給される。よって上記「動作説明」内■に示すように
1段目の加算部17ないし10の入力データ端子17d
ないし10dには各ビットに対応して00000001
のデータが供給され、入力データ端子17cないし10
cには各ビットに対応して■に示すように111000
01のデータが供給され、加算部17ないし10はこれ
らの加算を実行する。その加算結果データは、■に示す
ように11100011となり桁上りが発生しないこと
より加算部17のキャリー出力端子17bからは0のキ
ャリーデータが送出される。従って除算の商の最上位ビ
ットデータQ7は0となり、又、このキャリーデータが
加算部17ないし10の選択信号入力端子17fないし
10fに供給される。今、選択信号レベルは0であった
ので、各加算部17ないし10に設けられるマルチプレ
クサは入力データ端子17dないし10dに供給された
入力データを2段目の加算部に送出する。但し、上述し
たように加算部11ないし17の出力データ端子はいず
れにも接続されていないので、実際には加算部10の出
力データ端子10eより2段目に配列される加算部21
の入力データ端子21dに加算部10の入力データ端子
10dに供給された上記A7のビットデータである1の
データが供給される。
2段目の加算部27ないし20において、加算部20に
は上述した加算部10と同様にキャリー入力端子20a
には1のデータが供給される。入力データ端子20dに
は被除数AのビットデータA6である0のデータが供給
され、入力データ端子21clには上述したように1の
データが供給され、加算部22ないし27の入力データ
端子22dないし27dには0のデータが供給される。
よって2段目のそれぞれの加算部の入力データ端子■1
には■に示すように00000010のデータがそれぞ
れのビットに対応して供給される。尚、加算部27ない
し20の入力データ端子27cないし20cには1段目
の各加算部17ないし10と同じく反転されたBのデー
タである11100001が各ビットに対応して供給さ
れる。よって2段目に設けられる加算部20ないし27
はこれらのデータに基づき加算を行い、■に示すように
その加算結果データは11100100となる。
尚、2段目においても最上位ビットにおいて桁上りは発
生しないので加算部27のキャリー出力端子27bより
送出されるキャリー出力データはOであり、商のビット
データQ6の値はOとなる。
又、キャリー出力データであるOのデータが各加算部2
7ないし20の選択信号入力端子27fないし20fに
供給されるので、各加算部27ないし20は入力データ
端子IIに供給された値を3段目に配列される加算部に
送出する。尚、上述した構成により実際に3段目の加算
部にデータを送出するのは加算部20及び21であり、
加算部20は加算部31の入力データ端子31dに加算
部20の入力データ端子20dに供給されたA6のOの
データを送出し、加算部21は加算部32の入力データ
端子32dに加算部21の入力データ端子21dに供給
されたA7の1のデータを送出する。
以下、選択信号データがOである状態が上記「動作説明
」に記載するように5段目まで続き、各段に配列される
加算部には「動作説明」に記載する各データが供給され
る。
6段目において、加算部60には上述と同様にキャリー
入力端子60aには1のデータが供給される。入力デー
タ端子60dには被除数へのビットデータA2である1
のデータが供給され、入力データ端子61dないし65
dには5段目に配列される加算部50ないし54の出力
データ端子50eないし54eが送出するデータが供給
され、加算部66及び67の入力データ端子66d及び
67dにはOのデータが供給される。よって加算部67
ないし60の入力データ端子67dないし60dには■
に示すように00101101のデータが供給される。
又、入力データ端子67cないし60cには上記と同一
で11100001のデータが供給される。加算部67
ないし60はこれらの値に基づいて加算を行い、その加
算結果データは■に示すように00001111となる
が、このとき最上位ビットにおいては桁上りが発生し加
算部67のキャリー出力データは1となる。よって商の
ビットデータQ2は1となり、この1のデータが加算部
67ないし60の選択信号入力端子67fないし60f
に供給される。よって加算部67ないし60のマルチプ
レクサは加算結果のデータを選択し7段目に配列される
加算部に送出する。
7段目において、加算部70には上述と同様にキャリー
入力端子70aには1のデータが供給される。入力デー
タ端子70dには被除数AのビットデータAIであるO
のデータが供給され、入力データ端子71dないし76
dには6段目に配列される加算部60ないし65の出力
データ端子60eないし65eが送出するデータ、即ち
上述したように6段目の加算結果データが供給され、加
算部77の入力データ端子77dにはOのデータが供給
される。よって加算部77ないし70の入力データ端子
77dないし70dには■に示すように0001111
0のデータが供給される。又、入力データ端子77cな
いし70cには上記と同一で11.100001のデー
タが供給される。加算部7フないし70はこれらの値に
基づいて加算を行い、その加算結果データは■に示すよ
うにoooo。
000となり、6段目と同様に最上位ビットにおいて桁
上りが発生するので加算部77のキャリー出力データは
1となる。よって、商のビットデータQ1は1となり、
この1のデータが加算部77ないし70の選択信号入力
端子77fないし70fに供給される。よって加算部7
7ないし70のマルチプレクサは加算結果データooo
oooo。
を選択し、8段目に配列される加算部に送出する。
8段目において、加算部80には上述と同様にキャリー
入力端子80aには1のデータが供給される。入力デー
タ端子80dには被除数Aの最下位ビットデータAOで
ある1のデータが供給され、入力データ端子81dない
し87dには7段目に配列される加算部70ないし76
の出力データ端子70eないし76eが送出するデータ
、即ち上述したように7段目の加算結果データが供給さ
れる。
よって加算部87ないし80の入力データ端子87dな
いし80dには[相]に示すようにooooo。
01のデータが供給される。又、入力データ端子87c
ないし80cには上記と同一で11100001のデー
タが供給される。加算部87ないし80はこれらの値に
基づいて加算を行い、その加算結果データは0に示すよ
うに11100011となり、最上位ビットにおいて桁
上りは発生しないので加算部87のキャリー出力データ
は0となる。
よって、商の最下位ビットデータQOはOとなり、この
0のデータが加算部87ないし80の選択信号入力端子
87fないし80fに供給される。よって加算部87な
いし80のマルチプレクサは入力データ端子87dない
し80dに供給された00000001を選択し、除算
の剰余出力端子R7ないしROに送出する。よって剰余
のデータは、00000001となり、10進数では1
である。
又、商のデータQ7ないしQOは00000110とな
り、10進数では6となり、商及び剰余ともに正解であ
ることがわかる。
上記の説明のように本除算器も1段目から8段目にかけ
て計算が順を追って行なわれるが、従来の除算器におい
ては上述したように除数等の各ビット毎に計算が順を追
って実行され各ビットの計算実行時間は、1ビツトの計
算に最も長くを要する場合を見込み構成部分の動作を制
御している関係上例えば8ビツトからなる数値の計算で
は1ビツト毎に一律に計算時間を20ナノ秒に設定し動
作制御しており上記数値の全ビットを計算するためには
160 (=20X8)ナノ秒となる。一方、本実施例
による除算器では、レジスタやシフタ等の動作制御を要
する構成部分が含まれていないので従来例のように1ビ
ツト当たりの計算時間を設定する必要がない。したがっ
て、8ビツトのすべての計算時間について20ナノ秒を
要した場合はともかく、例えば1段目が20ナノ秒、2
段目が10ナノ秒、3段目が6ナノ秒、4段目が14ナ
ノ秒、5段目が8ナノ秒、6段目が10ナノ秒、7段目
が16ナノ秒、8段目が8ナノ秒にて計算が実行された
場合には合計計算時間は92ナノ秒となるように、通常
各ビットにおいて20ナノ秒より短い時間で計算が終了
するので、本従来例の除算器は従来の除算器に比べ除算
計算を格段に高速に処理することができる。
又、上述した除算器には従来の除算器のようにレジスタ
やシフタが含まれていないのでこれらの動作を制御する
ための制御回路を設ける必要が無いので回路構成が複雑
化することもない。
第2の実施例 第1図に示す加算部の内、第5図に示すように、入力デ
ータ端子■1に0のデータが供給され、キャリー入力デ
ータ及び除数Bのビットデータが供給される加算部11
ないし17.22ないし27.33ないし37.44な
いし47.55ないし57.66.67.77について
、入力されるデータである、キャリー入力データ及び除
数Bのビットデータに対するキャリー出力データの論理
動作より上述した加算部11等の構成は第6図に示すよ
うにNANDゲートにインバータが接続されたAND回
路にて構成することができる。このようにAND回路に
て構成された加算部111ないし117.122ないし
127.133ないし137.144ないし147.1
55ないし157.166.167.177にて構成さ
れる除算器を第4図に示す。尚、第4図に示す加算部1
11ないし117は第1図に示す加算部11ないし17
に対応し、以下同様に加算部122ないし127は加算
部22ないし27に対応し、加算部133ないし137
は加算部33ないし37に対応し、加算部144ないし
147は加算部44ないし47に対応し、加算部155
ないし157は加算部55ないし57に対応し、加算部
166.167.177はそれぞれ加算部66.67.
77に対応する。又、第4図に示すように加算部117
のキャリー出力端子117bは加算部10の選択信号入
力端子10fに接続され、加算部127のキャリー出力
端子127bは加算部20及び21の選択信号入力端子
2Of、21fに接続され、加算部137のキャリー出
力端子137bは加算部30ないし32の選択信号入力
端子30fないし32fに接続され、加算部147のキ
ャリー出力端子147bは加算部40ないし43の選択
信号入力端子40fないし43fに接続され、加算部1
57のキャリー出力端子157bは加算部50ないし5
4の選択信号入力端子50fないし54fに接続され、
加算部167のキャリー出力端子167bは加算部60
ないし65の選択信号入力端子60fないし65fに接
続され、加算部177のキャリー出力端子177bは加
算部70ないし76の選択信号入力端子70fないし7
6fに接続される。
その他の構成は第1図に示す除算器の構成と同じである
このように構成される除算器は、第1図に示す除算器と
同様の動作を行うが、加算部112等における回路構成
が上述した第1の実施例における回路構成より単純化さ
れているので加算部112等における計算速度が第1の
実施例の除算器に比べ向上し、より除算速度を高速化す
ることができ、又、除算器全体の回路構成を縮小化する
ことができる。
第3の実施例 第7図に示す本発明の除算器の第3の実施例は、加算部
へ供給される入力データ及び出力データ並びにキャリー
入力データ及びキャリー出力データの極性を各ビット毎
に変えることで正論理演算を行う加算部と負論理演算を
行う加算部とで構成したものである。尚、本実施例では
、加算部に供給される入力データ■1と加算部から送出
される出力データYとについてはすべての加算部につい
て正論理演算を行い、入力データI2とキャリー入力デ
ータCiについては偶数ビットを処理する加算部では正
論理演算を行い、奇数ビットを処理する加算部では負論
理演算を行い、キャリー出力データCOについては偶数
ビットを処理する加算部では正論理演算を行い、奇数ビ
ットを処理する加算部では負論理演算を行う。
第7図に示す本実施例の除算器に設けられる各加算部に
おける各端子の接続状態は、以下に説明する相異点を除
き第4図に示す除算器における接続状態と同一であり、
接続状態については説明を省略する。尚、上記相異点は
1段目に配列される加算部において、加算部10に対応
する加算部210の入力データ端子210Cにはビット
データBOが供給されるインバータ3の出力側が接続さ
れ、加算部111に対応する加算部1111の入力デー
タ端子1111cにはインバータ3は接続されず、加算
部1112の入力データ端子1112cにはインバータ
3の出力側が接続される。以下同様にインバータ3の接
続された加算部と接続されない加算部とが交互に配列さ
れるという点である。
第7図において、第4図に示す加算部10に対応し、第
8図に示す加算部210は正論理演算を行う素子であり
、第3図に示す構成と同様に構成されるが、加算部21
0からは反転キャリー出力データが送出される。このよ
うな第8図に示す加算部としては、加算部20に対応す
る加算部220、加算部30及び32に対応する加算部
230及び232、加算部40及び42に対応する加算
部240及び242、加算部50.52.54に対応す
る加算部250.252.254、加算部60゜62、
64に対応する加算部260.262.264、加算部
70.72.74.76に対応する加算部270.27
2.274.276、加算部80,82.84.86に
対応する加算部280.282.284.286のそれ
ぞれが設けられる。
上述したような加算部220が送出する反転キャリー出
力データが供給され負論理動作を行う、第10図に示す
加算部221は、負論理演算素子であり第11図に示す
構成を有する。即ち、第10図に示す加算部は、反転さ
れた入力データI2、反転されたキャリー入力データC
1、非反転入力データ11よりキャリー出力データCo
を送出する。このような第10図に示す加算部としては
、加算部21に対応する加算部221、加算部31に対
応する加算部231、加算部41及び43に対応する加
算部241及び243、加算部51゜53に対応する加
算部251,253、加算部61.63.65に対応す
る加算部261,263,265、加算部71,73.
75に対応する加算部271、273.275、加算部
81.83.85.87に対応する加算部281.28
3.285.287のそれぞれが設けられる。
第2の実施例にてAND回路にて構成した加算部111
等についても正、負の論理演算回路が図示する行、列の
両方向に交互に配列される。即ち、加算部111に対応
し、第14図に示すような加算部1111は負論理演算
を行う、第15図に示すようにNOR回路から構成され
る素子であり、反転入力データ■2と反転キャリー入力
データCiが供給され非反転キャリー出力データCoを
送出する。第14図に示す加算部としては、加算部11
3、115.117に対応する加算部1113.111
5.1117、加算部123,125.127に対応す
る加算部1123.1125.1127、加算部133
.135.137に対応する加算部1133.1135
.1137、加算部145゜147に対応する加算部1
145.1147、加算部155、157に対応する加
算部1155.1157、加算部167に対応する加算
部1167、加算部177に対応する加算部1177が
設けられる。
一方、加算部112に対応し、第12図に示すような加
算部1112は正論理演算を行う、第13図に示すよう
にNANDAND回路成される素子であり、入力データ
I2とキャリー入力データC1が供給され反転キャリー
出力データCoを送出する。第12図に示す加算部とし
ては、加算部112、114.116に対応する加算部
1112.1114.1116、加算部122,124
,126に対応する加算部1122.1124.112
6、加算部134,136に対応する加算部1134.
1136、加算部144.146に対応する加算部11
44.1146、加算部156に対応する加算部115
6、加算部166に対応する加算部1166が設けられ
る。
このように構成される本実施例の除算器は、基本的に上
述した除算器と同様の動作を行うが、第2の実施例に示
した除算器において第5図に示す加算部111等を構成
するAND回路をNANDAND回路はNOR回路に置
き換えることで加算部においてキャリーデータの通過す
るゲート段数がインバータ1個分減少するので、本実施
例の除算器は第2の実施例に示す除算器よりさらに高速
に除算処理を実行することができ、又、回路構成素子が
減少することより除算器全体の回路規模を縮小すること
ができる。
尚、上述した第3の実施例において、第2の実施例に示
す除算器について正論理回路及び負論理回路を交互に設
けたが、第1の実施例に示す除算器について正論理、負
論理の回路を交互に設けても良い。
尚、上述したいずれの実施例においても、8ビツトから
なる除数及び被除数の除算を行う除算器を示しているが
、これに限るものではなく任意のビット数からなる除数
及び被除数の除算を実行する除算器を構成することがで
きる。但し、除数と被除数との構成ビット数は同じとす
る。
[発明の効果] 以上詳述したように本発明によれば、第1及び第2のデ
ータのそれぞれの構成ビット数に相当する加算部を設け
たことより、除算演算が第1及び第2のデータのすべて
のビットデータに対して一回の演算で行うことができ、
従来の除算器に比べ除算演算処理時間を大幅に短縮する
ことができる。
又、加算部にはレジスタやシフタ等の動作制御を要する
素子を含んでいないので、徐算器全体として回路構成が
複雑化しない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の除算器における第1の実施例の構成を
示すブロック図、第2図は第1図に示す加算部の一単位
を示す図、第3図は第1図に示す加算部の構成を示す図
、第4図は本発明の除算器における第2の実施例の構成
を示すブロック図、第5図は第4図に示す加算部の内キ
ャリー入力データ、除数データ及びOのデータが供給さ
れる加算部を示す図、第6図は第5図に示す加算部の回
路構成を示す論理回路図、第7図は本発明の除算器の第
3の実施例の構成を示すブロック図、第8図は第7図に
示す加算部の内正論理演算を行う加算部を示す図、第9
図は第8図に示す加算部の構成を示す図、第10図は第
7図に示す加算部の自負論理演算を行う加算部を示す図
、第11図は第10図に示す加算部の構成を示す図、第
12図は第7図に示す加算部の内第4図にてAND回路
にて構成された加算部の内正論理演算を行うようにした
加算部を示す図、第13図は第12図に示す加算部の回
路図、第14図は第7図に示す加算部の内第4図にてA
ND回路にて構成された加算部の自負論理演算を行うよ
うにした加算部を示す図、第15図は第14図に示す加
算部の回路図、第16図は従来の除算器の構成を示すブ
ロック図である。 10ないし17.20ないし27.30ないし37.4
0ないし47.50ないし57.60ないし67.70
ないし77.80ないし87・・・加算部。 特許出願人 株式会社 リ コ 一 代 理 人 弁理士 青山葆 外1名 1P;8図     か・9図 第1o図        第11図 第12図        713図 第141’21         第15図第16図

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)第1データを構成するビットデータと、第2デー
    タを構成するビットデータと、キャリー入力データとが
    供給されこれらデータの加算演算を行い次段へキャリー
    出力データ及び加算結果データを送出する加算器と、 上記加算器が送出する加算結果データあるいは上記第2
    データのビットデータのいずれかを選択信号にて選択す
    るマルチプレクサと、 を有する加算部を、第1及び第2のデータの各ビットデ
    ータがそれぞれ供給されるように第1及び第2データの
    構成ビット数に相当して複数備えたことを特徴とする除
    算器。
  2. (2)上記加算器に供給される第2データが0である加
    算部をキャリーデータの生成のみを行う論理回路にて構
    成した、請求項1記載の除算器。
  3. (3)上記加算器に供給される第1及び第2のデータ並
    びにキャリーデータの極性が各ビットデータ毎に変わる
    ように正論理演算を行う加算部と負論理演算を行う加算
    部とを備えた、請求項1あるいは2記載の除算器。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5787031A (en) * 1993-03-12 1998-07-28 Nippondenso Co., Ltd. Divider and multiplier/divider using said divider
US11669304B2 (en) 2021-02-08 2023-06-06 Kioxia Corporation Arithmetic device and arithmetic circuit for performing multiplication and division

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US5787031A (en) * 1993-03-12 1998-07-28 Nippondenso Co., Ltd. Divider and multiplier/divider using said divider
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