JPH0420417Y2 - - Google Patents

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JPH0420417Y2
JPH0420417Y2 JP9422788U JP9422788U JPH0420417Y2 JP H0420417 Y2 JPH0420417 Y2 JP H0420417Y2 JP 9422788 U JP9422788 U JP 9422788U JP 9422788 U JP9422788 U JP 9422788U JP H0420417 Y2 JPH0420417 Y2 JP H0420417Y2
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JP
Japan
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root canal
holder
holder body
conductive terminal
reamers
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JP9422788U
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JPH0215113U (ja
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  • Dental Tools And Instruments Or Auxiliary Dental Instruments (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本考案は、歯科において歯内根管を切削形成す
るためのフアイル、リーマー類のホルダーであつ
て、根管の長さを電気測定するためのものに関す
るものである。
【従来の技術】
従来の根管の長さの測定は、根管内に細い導電
体を配置すると共に該導電体に電気根管長測定装
置のコードをグリツプで挟持して導通接続して行
なつていた。
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、小さな口での作業のため手間が
かかり、根管形成につれて度々測定する必要があ
つてその度毎にフアイル、リーマー類から測定器
具の持ち変えを要して実に面倒であつた。 そこで本考案は、フアイル、リーマー類を保持
するホルダーに測定用の接続端子を備えることで
迅速な根管長測定及び根管形成をできるようにし
たものである。
【課題を解決するための手段】
このため本考案は、根管形成するフアイル、リ
ーマー類の切削具を保持して使用するもので、細
長いホルダー本体の先端に切削具の装着部を備え
ると共に、該ホルダー本体の後部に導電端子を備
えて成り、ホルダー本体及び装着部を導電材で形
成して導電端子に導通接続させると共に、ホルダ
ー本体を絶縁材で被覆した構成としている。
【作用】
ホルダーを把持してフアイル、リーマー類で根
管を切削形成し、この状態ではフアイル、リーマ
ー類の切削具と導電端子が導電材のホルダー及び
装着部を介して導通しているため、該導電端子に
電気根管長測定装置のコードを導通接続するだけ
で根管の長さが測定できるのである。
【実施例】
以下、本考案の詳細を図示実施例で説明する。 第1図乃至第5図に示す本例ホルダーSは、細
い導電材の金属アーム1と導電材の細長い金属ホ
ルダー本体2とから成るもので、ホルダー本体2
の後端にはビス状の導電端子Tがネジ孔に螺着し
て突出してある。また、ホルダー本体2の外周は
絶縁ゴム筒2cで被着してある。 なお、アーム1の先端部にはフアイル、リーマ
ー類を取付け固定する導電体の装着部Aが設けて
あり、その後端部はブラケツト状をした支持部材
3の先部でピン3a結合されている。そして、ホ
ルダー本体2の先端部に穿設した穴部2a内に雄
ネジ2bを突出形成し、支持部材3の後部をその
ネジ孔3bで雄ネジ2bに螺着している。また、
該雄ネジ2bの突出端面にアーム1の後端面1c
を圧接させてストツパ機構と成している。これに
よりアーム1が可変回動できると共に適宜の角度
で固定されるのである。 さらに該装着部Aは、第4図及び第5図のよう
に、コレツトチヤツク機構によつて差込孔4aか
ら挿入されたリーマーKが締付環5の螺締により
チヤツク4の保持部4bで保持される構成として
いる。 このように構成した本例ホルダーSは、まず第
4図仮想線のように、締付環5の螺着を緩めて保
持部4bの差込孔4aからリーマーKを通した
後、締付環5を螺着緊締することで保持部4bが
すぼんでリーマーKを強く挟持する。ついで支持
部材3の螺着を緩めることにより支持部材3がネ
ジ送りされて雄ネジ2bからアーム1の後端面1
cが離れる。これによりアーム1が開放され、ピ
ン3aを支点として回動可能になる(第1図仮想
線参照)。なお、締付環5及び支持部材3は既存
のレンチ等でネジ回しすればよい。 したがつて、使用に適した角度にアーム1を回
動した後、支持部材3を螺着緊締すればアーム1
の後端面1cが雄ネジ2bに圧接するためアーム
1が固定されその回動角度が位置決めされるので
ある。このため、そして、ホルダー本体2を持つ
て第6図のように根管形成治療をすればよい。 そして、本例で特徴あることは、第6図仮想線
のように、電導端子Tに既存の電気根管長測定装
置6のコード6aをグリツプ6bで導通接続する
ことにより、そのままの使用状態で根管の長さが
簡単に測定できることにある。この際、ホルダー
本体2は絶縁ゴム筒2cで被覆してあるため漏電
することはない。 このように本例によると、アーム1を回動自在
として且つ任意の回動位置で位置決めできること
から、リーマーKを根管角度に応じて最適な状態
に配置でき、上顎大臼歯のような奥歯でも容易に
根管形成できるのである。そして、ホルダーSを
取り替えることなく、そのまま電気根管長測定装
置6のグリツプ6bでコード接続するだけで根管
の長さが簡単に測定できるのである。コードを接
続したままで根管形成してもよいことはもちろん
である。 本例は前記のように構成したが本考案において
はこれに限定されない。例えば、ホルダー本体の
長さ、形状、構成は問わず、フアイル、リーマー
類を固定する装着部の構成も問わない。 また、装着部はホルダー本体に固定でもよい
が、ホルダー本体に対して回動可能とする場合は
その連結する構成も限定されない。 さらに、導電端子の形状、構成及び取付位置も
適宜であり、ホルダーに導通連結してあればよ
い。 なお、ホルダー本体を被覆する絶縁素材も任意
であり、その被着構成も問わない。
【考案の効果】
本考案によると、フアイル、リーマー類を備え
て根管形成でき、且つその状態で既存の根管長測
定装置と導電端子を導通接続するだけで簡単に根
管長の測定ができる効果があり、その測定毎に測
定具に持ち替える必要がないのである。 請求項第2項のものでは、根管長測定装置との
コード接続が邪魔にならず使用し易いのである。 さらに請求項第3項のものでは、フアイル、リ
ーマー類を根管角度に応じて最適な状態に配置で
きるため、上顎大臼歯のような奥歯でも容易に迅
速且つ確実に根管形成できると共に正確に位置で
きるため根管長測定が迅速且つ確実にできるので
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す側面図、第2
図はその一部断面した正面図、第3図はその要部
の背面図、第4図はその要部の拡大縦断面図、第
5図は一部切欠した拡大正面断面図、第6図はそ
の概略使用状態図。 1……アーム、1c……後端面、2……ホルダ
ー本体、2b……雄ネジ、2c……絶縁ゴム筒、
4……チヤツク、4b……把持部、6……電気根
管長測定装置、6a……コード、6b……クリツ
プ、T……電導端子。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 根管形成するフアイル、リーマー類の切削具
    を保持して使用するもので、細長いホルダー本
    体の先端に切削具の装着部を備えると共に、該
    ホルダー本体の後部に導電端子を備えて成り、
    ホルダー本体及び装着部を導電材で形成して導
    電端子に導通接続させると共に、ホルダー本体
    を絶縁材で被覆したことを特徴とする歯科に用
    いる根管長測定用切削ホルダー。 (2) ホルダー本体の後端面に導電端子を突出して
    備えた請求項第1項記載のホルダー。 (3) 切削具の装着部をホルダー本体の先端部に回
    動可能に備えた請求項第1項又は第2項記載の
    ホルダー。
JP9422788U 1988-07-16 1988-07-16 Expired JPH0420417Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP9422788U JPH0420417Y2 (ja) 1988-07-16 1988-07-16

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JP9422788U JPH0420417Y2 (ja) 1988-07-16 1988-07-16

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Publication Number Publication Date
JPH0215113U JPH0215113U (ja) 1990-01-30
JPH0420417Y2 true JPH0420417Y2 (ja) 1992-05-11

Family

ID=31318727

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JP (1) JPH0420417Y2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08173456A (ja) * 1994-12-27 1996-07-09 Matsutani Seisakusho Co Ltd 根管治療器具の製造方法及び根管治療器具

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08173456A (ja) * 1994-12-27 1996-07-09 Matsutani Seisakusho Co Ltd 根管治療器具の製造方法及び根管治療器具

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Publication number Publication date
JPH0215113U (ja) 1990-01-30

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