JPH04203650A - ねじ送り装置 - Google Patents

ねじ送り装置

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JPH04203650A
JPH04203650A JP32999490A JP32999490A JPH04203650A JP H04203650 A JPH04203650 A JP H04203650A JP 32999490 A JP32999490 A JP 32999490A JP 32999490 A JP32999490 A JP 32999490A JP H04203650 A JPH04203650 A JP H04203650A
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JP
Japan
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screw shaft
screw
bearing member
bearing
feeding device
Prior art date
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Pending
Application number
JP32999490A
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English (en)
Inventor
Takamasa Onishi
大西 孝政
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ONISHI RAITO KOGYOSHO KK
Original Assignee
ONISHI RAITO KOGYOSHO KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (発明の利用分野) 本発明は、ワークの加工や移送などを行う際に、ワーク
やワークを加工する加工具を往復動させるために用いら
れるねじ送り装置に関するものである。
(従来の技術) 従来より、ねじを使用した送り装置としては、ポールね
し送り装置が良(知られている。第8〜10図に基づい
て従来のねじ送り装置を説明すると、図中51は作業部
材としての移動台であり、この移動台51には加工対象
となるワークや、このワークを加工する加工具等の部材
を設置することができるようになっている。そして、こ
の移動台51にはその左右の両側部にガイドブロック5
2が垂設されており、これら各ガイドブロック52には
ガイドロッド53が挿通されて、ガイドロッド53に沿
って移動台51が往復移動しうるようになっている。 
この移動台51を往復移動させるためのボールねじは、
前記ガイドロッド53と並行に配設されたねじ軸54と
、このねじ軸54を正逆方向に回転駆動するモータ等か
らなる回転駆動手段55と、前記ねじ軸54に挿通され
たナンド56とを有し、ナツト56には釦球等の転勤子
(図示せず)が内装されており、この転勤子を介してね
じ軸54のねじ溝とナンド56のねじ溝とを相互に係合
する状態となすことにより構成されている。図中57は
連結板であり、この連結板57は略U字状に形成した鋼
板等のばね性を有する板体からなり、この連結板57は
、第9.10図に示したように、その板面を移動台51
0走行方向に向けた状態にしてナンド56を跨くように
して設置されて、ビス58によって両脚部が該ナツト5
6に固着されるとともに、その上部をビス59によって
移動台51の下面に固着され、これにより、移動台51
はナンド56と該連結板57を介して連結した状態とな
っている。
以上のように構成されている装置はつぎのように作動す
る。回転駆動手段55を作動させると、その回転に伴っ
て、ねし軸54が回転し、この回転力がナンド56に伝
達されると、このナンド56はこれに追従して回転しよ
うとするが、ナンド56は連結板57を介して移動台5
1に連結されており、移動台51にはガイドロッド53
が挿通されているので、ナンド56は回転不能となって
いる。従って、ねじ軸54の回転はナンド56およびこ
れに連結した移動台51の直線運動に変換されて、移動
台51をねじ軸54の軸方向に往復移動させることがで
きる。そして、回転駆動手段55を停止させると、ねじ
軸54の回転が停止し、これによって移動台51は位置
決めされた位置に正確に停止する。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、上記ねし送り装置にあっては、ねし送り
制御を極めて厳格がっ微細に行う場合、ねじ軸とナラ!
・との間のハックランシュを最小限に抑制する必要があ
り、また、作業部材と、それを非回転状態にその移動方
向に案内するガイド部材との間の摺動部にも隙間、所謂
「がた」がないようにする必要がある。ところが、この
ようにねし軸とナツトとの間のハックランシュや作業部
材とガイド部材との摺動部との間のがたを少なくすると
、ねじ軸およびガイド部材の直線性が厳格に保たれてい
る場合は特に問題はないが、それらのいづれかに僅がで
も直線性にずれがある状態に設置されていると、作業部
材の送りにたいする負荷が大きくなるだけでな(、ねじ
軸やナンドのねじ溝部分の摩擦が大きくなって、それら
の個所に著しい摩耗を生じさせ、かえってその間にがた
を生じさせるようになり、ボールねし送り装置による位
置決め精度を低下させる等の不都合が発生する。これを
防止するには、ねじ軸やガイド部材の直線性を厳格に保
てば良いのであるが、そのためには、ボールねし送り装
置の各部品精度を高めるとともにそれらの組立を極めて
高精度に行わなければならず、この装置の製造組付けが
著しく面倒で高コストとなり、とりわけ作業部材の送り
量のおおきなボールねし送り装置においては、かかる直
線性を確保するのが困難である。”゛このため、本発明
では、ねじ軸に噛合するナツト部材の軸受部を最近開発
された耐熱性、耐摩耗性、潤滑性に優れた合成樹脂材料
(コプナ樹脂と呼ばれている縮合多環芳香族樹脂やポリ
イミド樹脂等の熱硬化性樹脂)で成形することにより、
構成が簡単な上に組みつけ精度が多少悪くても、移動部
材を円滑に走行させることができるねじ送り装置を従案
し、上記問題の解決を図ろうとするものである。
(課題を解決するための手段) 前述した技術課題を達成するために本発明が講じた技術
手段は、(イ)ねし送り装置において、ねじ軸を支持す
る軸受部材を無給油潤滑性にすぐれた熱硬化性の樹脂で
構成するとともに(ロ)前記軸受部材はねじ軸受に緩く
嵌挿されたナツト部材の本体内に配置され、ねじ軸に密
接すべく押圧された構成とすることにある。
(作用) 本発明では、移動部材内に組み込むナツト部材を、ねじ
軸と緩((多少のがたがある程度)噛み合う本体とこの
本体内に設けられねじ軸とX がたのないように密接す
る軸受部材とから構成しであるため、滑りの良いねし送
り装置を構成することができる。また、軸受部材を押圧
手段で常にねじ軸に押圧しているため、軸受部材が摩耗
してもねじ軸と軸受部材とは常に密接に噛み合っており
、がたが発生することがない。したがって移動部材の停
止位置を極めて精度よく制御することが出来る。
(実施例) 以下本発明の好ましい実施例について説明する。
第1図は本発明に係る第1実施例としてのねじ送り装置
の正面図、第2図は第1図のG−G断面図である。
図中、1は移動部材でこの移動部材には加工対象となる
ワークや、このワークを加工する加工具等の部材を取り
つけることができるようになっている。この移動部材1
には図示しないガイド部材が設けられており、このガイ
ド部材に案内されながら、移動部材1は往復移動しうる
ようになっている。
この移動部材1を往復移動させるためのねじ送り装置は
、ねじ軸2と、このねじ軸2を正逆方向に回転駆動する
モータ等からなる回転駆動手段(図示せず)と、前記移
動部材1内に組み込まれ且つねじ軸2に噛み合うナンド
部材とから構成されている。移動部材1内に組み込まれ
るナンド部材はねし軸2と緩く (多少のがたがある程
度)噛み合う本体3とこの本体内に設けられかつねし軸
2とがたのないように密接する二つ以上の軸受部材4と
から構成されている。
本実施例の軸受部材は図からも明らかなように、上下に
分割された一組の軸受部材を使用し、ねじ軸を二個所で
支持している。この軸受部材4はその背後からばねや油
圧や螺子等の押圧手     −段で押圧されており、
軸受部材が摩耗してもつねに軸受部材がねじ軸受とがた
のないように密接するように構成されている。また前記
軸受部材4は、商品名でSKレジンLと呼ばれている熱
硬化性の縮合多環芳香族樹脂(一般にコブナ樹脂と呼ば
れている)やポリイミド樹脂等の熱硬化性樹脂で成形さ
れており、この樹脂は極めて高い潤滑性を有している。
したがって、このねじ送り装置はねじ軸2が潤滑性にす
ぐれた樹脂製の軸受部材4によって軸支されており、本
体3とねし軸受との間には僅かな隙間が形成されている
ため、ねじ軸と軸受部材との滑りが良く、また、ねし軸
と軸受部材とのがたも発生しないため、きわめて精度の
良いねし送り装置を構成することができる。
以下、このねじ送り装置の作動を説明する。
図示しない回転駆動手段を作動させると、その回転に伴
って、ねし軸が回転し、この回転力がナツト部材の軸受
部材4に伝達される。軸受部材4はこれに追従して回転
しようとするが、軸受部材5ば本体3を介して移動部材
1に連結されており、移動部材1は図示しないガイドに
ガイドされているので、ナンド部材は回転不能となって
いる。従って、ねじ軸2の回転はナンド部材およびこれ
に連結した移動部材1の直線運動に変換されて、移動部
材1をねし軸2の軸方向に往復移動させることができる
。そして、移動部材1が停止すべき位置に来た時に回転
駆動手段を停止させると、ねじ軸2の回転が停止し、こ
れによって移動部材1は所定の位置に正確に停止する。
続いて他の実施例の説明をする。
第3図のねじ送り装置は移動部材が四角形をしたもので
あり、第4図のねじ送り装置はねし軸が角ねしで形成さ
れ、また移動部材が円形をしたものであり、さらに、第
5図のねじ送り装置はねし軸が角ねしであり移動部材が
四角形をしたものである。これらの各実施例のナツト部
材はいずれも第1実施例のものと同じ構成と機能を有し
ている。また、第6.7図はねし軸と軸受部材とのがた
を防止するために好適な実施例である。第6図に示した
実施例は、移動部材1内に組み込まれるナンド部材全体
3が前述の樹脂で成形されており、このナンド部材3ば
ねじ軸2に緩く螺合するべ(構成されているとともに、
このナツト部材にはすり割り6が形成しである。そして
、このナツト部材は上下に設けた押圧部材5で押圧する
とすり割りの隙間の範囲内で弾性変形しナンド部材とね
じ軸とのがたが解消できるようになっている。さらに、
押圧力を変えることにより、ねじ軸とナツト部材との隙
間(ねじ軸とナツト部材との螺合硬さ)を最適の状態に
調整することができる。第7図の実施例は第6図に示し
たナンド部材を二分割したもので第7図のものと同様な
効果を奏するものである。この例の場合にはナツト部材
をさらに多分割することもできる。さらに、第6.7図
に示す実施例のものにあっては、押圧手段として、ばね
、油圧、螺子等さまざまなものが利用でき、さらに押圧
部材を螺子等で構成すると、押圧力の微調整することも
できる。
なお、移動部材やねじ軸は上記したものに限らず、移動
部材の形やねし山の形さらにはナンド部材に組み込む軸
受部材の数や押圧手段は本発明の特徴から逸脱すること
無く他の色々な形で実施することができる。
(発明の効果) 以上詳細に説明した如く本発明によれば、ねじ送り装置
の構成が極めて簡単になるとともに、軸受部材を潤滑性
の高い熱硬化性の高い樹脂で構成したため、滑りの良い
ねし送り装置と構成することができる。また、ねじ軸を
支持する軸受部材を押圧手段で常にねじ軸に押圧してい
るため、組みつけ精度が多少悪(でも、また、軸受部材
が摩耗してもねし軸と軸受部材とは常に密接に噛み合っ
ており、がたが発生することがない。このため、移動部
材の停止位置を極めて精度よく制御することが出来、ま
たねじ軸と軸受部材との摩擦が小さいためねし軸を駆動
する駆動力も少なくでき、省工フルギーの点でも優れた
ねし送り装置となっている。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係わる実施例のねじ送り装置の正面図
、第2図は第1図中のG−G断面図、第3.4.5.6
.7図は他の実施例を示すねじ送り装置、第8.9、]
0図は従来のねじ送り装置の斜視図および要部説明図で
ある。 図の主要部分の説明 1−移動部材 2−ねじ軸 3−ナツト部材本体 4・−軸受部材 5・−押圧手段 特許出願人  株式会社大西ライト工業所4図 第9図 第10図 手続補正書 平成3年3月3日

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ねじ送り装置において、ねじ軸を支持する軸受部
    材を無給油潤滑性にすぐれた熱硬化性の樹脂で構成した
    ことを特徴とするねじ送り装置。
  2. (2)前記軸受部材はねじ軸受に緩く嵌挿されたナット
    部材の本体内に配置され、ねじ軸に密接すべく構成した
    ことを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載のねじ送
    り装置。
  3. (3)前記軸受部材は押圧手段により、ねじ軸に対して
    常に押圧されるべく構成されていることを特徴とする特
    許請求の範囲第1項または第2項のいずれかに記載のね
    じ送り装置。
JP32999490A 1990-11-30 1990-11-30 ねじ送り装置 Pending JPH04203650A (ja)

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JP32999490A JPH04203650A (ja) 1990-11-30 1990-11-30 ねじ送り装置

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