JPH04203619A - リニアガイド装置 - Google Patents

リニアガイド装置

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JPH04203619A
JPH04203619A JP32999390A JP32999390A JPH04203619A JP H04203619 A JPH04203619 A JP H04203619A JP 32999390 A JP32999390 A JP 32999390A JP 32999390 A JP32999390 A JP 32999390A JP H04203619 A JPH04203619 A JP H04203619A
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JP
Japan
Prior art keywords
guide rail
slider
bearing member
groove
linear guide
Prior art date
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Pending
Application number
JP32999390A
Other languages
English (en)
Inventor
Takamasa Onishi
大西 孝政
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
ONISHI RAITO KOGYOSHO KK
Original Assignee
ONISHI RAITO KOGYOSHO KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (発明の利用分野) 本発明は、ロボットのような産業機械などで用いる往復
移動機構や、ワークの加工や移送などを行う際にワーク
やワークを加工する加工具を往復動させるための機構と
して用いられるリニアガイド装置に関するものである。
(従来の技術) 従来より、ロボットのような産業機械などで用いる往復
移動機構としてはリニアガイド装置が良く知られている
。第9図に基づいて従来のリニアガイド装置を説明する
と、図中51は案内レールであり、案内レール51は全
体として角柱状をしており、滑動面としての左右両側面
51a、51bにはそれぞれレール長手方向に沿う上下
一対のボール転動用軌道溝52a、52bおよび52c
、52dが形成されている。
一方、案内レール51の上下両面51c、51dには案
内レール51を横断する方向に、複数の貫通孔53a〜
53dが間隔をおいて孔設されている。案内レール51
には、スライダ56が係合されており、スライダ56内
には案内レール51の両側面51a、51bに形成され
たボール転動用軌道溝52a、52bおよび52C15
2dと、該軌道溝52a、52bおよび52c、5’2
dとそれぞれ対向するようにスライダ56側に形成され
た図示しないボール転勤用軌道溝とからなる転勤路、な
らびにスライダ56をレール長手方向に貫くボール帰還
用穿通孔を含む循環路を無限循環路として転動する多数
のボールが介在し、これにより、該スライダ56は案内
レール51のレール長手方向に沿って円滑に転動するよ
うになっている。
以上のように構成されている装置において、スライダ5
6が案内レール51に沿って移動する時は、ボール帰還
用穿通孔を含む循環路を無限循環路として多数のボール
が転動し、これにより、該スライダ56は案内レール5
1のレール長手方向に沿って円滑に移動することになる
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、上記リニアガイド装置にあっては、スラ
イダががたのない状態でスムースに移動するためには、
案内レールに形成されたボール転勤用軌道溝と多数のボ
ールとの組みっけを極めて厳格かつ微細に精度良く行う
必要があり、このための加工に工数がかかる。また、案
内レールとボールの組みっけのがたを少なくしようとし
た場合、案内レールとスライダとの直線性が厳格に保た
れている必要があり、それらのいづれかに僅かでも直線
性にずれがあると、スライダの送りにたいする負荷が大
きくなるだけでなく、スライダと案内レールの摩擦が大
きくなって、それらの個所に著しい摩耗を生しさせ、か
えってその間にがたを生しさせるようになり、スライダ
の位置決め精度を低下させる等の不都合が生じる。これ
を防止するには、案内レールとスライダの部品精度を高
めるとともにそれらの組立を極めて高精度に行わなう必
要があり、この結果、装置の製造組付けが著しく面倒で
高コストとなる。
このため21本発明では、案内レールに組みつけられる
スライダと案内レールとの摺動面に、最近開発された耐
熱性、耐摩耗性、潤滑性に優れた合成樹脂材料(コブナ
樹脂と呼ばれている縮合多環芳香族樹脂やポリイミド樹
脂等の熱硬化性樹脂)で成形した軸受部材を設けること
により、精度が充分でなくてもスライダを円滑に走行さ
せることができる構成が簡単なリニアガイド装置を提案
し、上記問題の解決を図ろうとするものである。
(課題を解決するための手段) 前述した技術課題を達成するために本発明が講じた技術
手段は、(イ)リニアガイド装置において、案内レール
に沿って摺動するスライダの軸受部材を無給油潤滑性に
すぐれた熱硬化性の樹脂で構成するとともに(ロ)前記
軸受部材は案内レールの摺動面に押圧された構成とする
ことにある。
(作用) 本発明では、案内レールに組みつけるスライダの軸受部
材に無給油潤滑性の高い熱硬化性樹脂を採用したため、
滑りの良いねじ送り装置を構成することができる。また
、軸受部材を押圧手段で常に案内レールの摺動面に押圧
しているため、軸受部材が摩耗しても案内レールと軸受
部材とは常に密接に接触しているため、「かた」が発生
することがない。
(実施例) 以下本発明の好ましい実施例について説明する。
第1図は本発明に係る第1実施例としてのリニアガイド
装置の正面図、第2図は同装置の側面図である。
リニアガイド装置はスライダと案内レールとから構成さ
れており、図中、1はスライダ部材で、このスライダ部
材には加工対象となるワークや、このワークを加工する
加工具等の部材を取りつけることができるようになって
いる。また、2は案内レールでこの案内レール1は全体
として角柱状をしており、滑動面としての左右両側面に
はそれぞれレール長手方向に沿って溝3が形成されてい
る。この溝は深くなるにつれて幅が狭くなるテーパ状の
溝として形成されている。前記スライダ部材1は後述す
る軸受部材を介して前記案内レールに組みつけられてお
り、スライダ部材は案内レールにガイドされながら案内
レール上を往復移動し得るようになっている。
このスライダ1に組みつける軸受部材4.5は案内レー
ル上面と接触する部分と案内レールの前記テーパ状の溝
に対向する部分に設けられている。案内レール上面に接
触する軸受部材4は適当な幅を有するとともに図に示す
如く断面がコ字状をしており、案内レール上面および両
側面上部を摺動するようになっている。このように断面
がコ字状になっているため、スライダが左右にずれるこ
とがない。また、案内レールの側面に形成されている溝
3内を摺動する軸受部材5は適当な幅を有するとともに
溝の形状にあったテーパ状をしている。この軸受部材5
はその背後からばねや油圧等の押圧手段6で溝内に押圧
されており、軸受部材が摩耗してもつねに軸受部材5が
溝3内にがたのないように密接するようになっている。
また前記軸受部材4.5は、商品名でSKレジンLと呼
ばれている熱硬化性の縮合多環芳香族樹脂(一般にコプ
ナ樹脂と呼ばれている)やポリイミド樹脂等の熱硬化性
樹脂で成形されており、この樹脂は極めて高い潤滑性を
有している。したがって、このスライダは潤滑性にす(
れた樹脂製の軸受部材4.5によって案内レール2に支
承されているため、スライダ1と案内レール2との滑り
が良く、また、スライダ1に設けた軸受部材5と案内レ
ールの溝3との間にがたも発生しないため、きわめて精
度の良いリニアガイド装置を構成することができる。
以下、二のねじ送り装置の作動を説明する。
図示しない駆動手段によってスライダ]を案内レール2
に沿って移動させると、スライダに設けた軸受部材4.
5が案内レールの上面や溝内を摺動し極めてスムースに
スライダは案内レール上を移動する。この時、軸受部材
4が断面がコ字状になっているため、スライダが左右に
ずれることがない。また、案内レールの側面に形成され
ている溝内を摺動する軸受部材5はその背後からばねや
油圧等の押圧手段6で溝内に押圧されており、軸受部材
が摩耗してもつねに軸受部材が溝内にがたのないように
密接するようになっている。この結果スライダ1は案内
レール2上を常にがたのない安定した状態で移動できる
つづいて他の実施例の説明をする。第3.4図のリニア
ガイド装置は案内レール2の上面両角部が円曲面で面取
りされ、スライダ1に設ける軸受部材4がこの案内レー
ルの形状にあった形状に加工されたものである。この軸
受部材4は案内レールとの接触面積が大きいため支持荷
重の大きいリニアガイド装置に適している。第5.6図
のリニアガイド装置は案内レール2の両側面上部に案内
レールの長手方向に凸を形成し、スライダ1側にこの凸
部に合った凹部を有する軸受部材4を取りつけて形成し
である。この軸受部材も背後からばねや油圧等の押圧手
段6で凸部に押圧されており、軸受部材が摩耗してもつ
ねに軸受部材が凸部にがたのないように密接するように
なっている。第7.8図のリニアガイド装置は案内レー
ル2の上面にテーパ状の溝が形成されており、スライダ
1側にはこの溝及び案内レール両側面をつつむように加
工された軸受部材4が取りつけられている。この軸受部
材も案内レールとの接触面積が大きいため支持荷重の大
きいリニアガイド装置に適している。これらの実施例の
軸受部材はいずれも第1実施例のものと同じ材料で形成
され同じ機能を有している。なお、案内レールやスライ
ダに設ける軸受部材の形状や数は上記したものに限らず
、本発明の特徴を逸脱することなく、他の色々な形で実
施することができる。
(発明の効果) 以上詳細に説明した如く本発明によれば、リニアガイド
装置の構成が極めて簡単になるとともに、軸受部材を潤
滑性の高い熱硬化性の樹脂で構成したため、滑りの良い
リニアガイド装置を構成することができる。また、軸受
部材を押圧手段で常に案内レールに押圧しているため、
組みつけ時の精度が多少悪くても軸受部材で吸収でき、
さらに、軸受部材が摩耗してもねじ軸と軸受部材とは常
に密接に噛み合っており、がたが発生することがない。
また案内レールと、スライダに設ける軸受部材との摩擦
が小さいためスライダを駆動する駆動力も少なくでき、
省エネルギーの点でも優れたリニアガイド装置となって
いる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明第1実施例に係るリニアガイド装置の正
面図、第2図は第1図中のG−G断、  面図、第3.
4図、第5.6図、第7.8図はいずれも他の実施例を
示すリニアガイド装置、第9図は従来のリニアガイド装
置の斜視図である。 図の主要部分の説明 ニー・スライダ 2−案内レール 3−・溝 4.5−軸受部材 6・−・押圧部材

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)リニアガイド装置において、案内レールに沿って
    摺動するスライダの軸受部材を無給油潤滑性にすぐれた
    熱硬化性の樹脂で構成したことを特徴とするリニアガイ
    ド装置。
  2. (2)前記軸受部材は押圧手段により、案内レールに常
    に押圧されるべく構成されていることを特徴とする特許
    請求の範囲第1項記載のリニアガイド装置。
  3. (3)前記案内レールには深くなるにつれて幅が狭くな
    るテーパ状の溝が軸線に並行に形成されており、この溝
    内にはスライダに設けられかつこの溝にあった形状の軸
    受部材が押圧嵌合されていることを特徴とする特許請求
    の範囲第1項または第2項のいずれかに記載のリニアガ
    イド装置。
JP32999390A 1990-11-30 1990-11-30 リニアガイド装置 Pending JPH04203619A (ja)

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JP32999390A JPH04203619A (ja) 1990-11-30 1990-11-30 リニアガイド装置

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JP (1) JPH04203619A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5429438A (en) * 1993-07-12 1995-07-04 80/20 Inc. Mechanical structure and guide block
US5735610A (en) * 1996-06-19 1998-04-07 Machine Systems, Ltd. Linear guide
JP2011256986A (ja) * 2010-06-11 2011-12-22 Denso Corp レンジ検出装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5429438A (en) * 1993-07-12 1995-07-04 80/20 Inc. Mechanical structure and guide block
US5735610A (en) * 1996-06-19 1998-04-07 Machine Systems, Ltd. Linear guide
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