JPH04203275A - 発電用水力機械及びその据付方法 - Google Patents

発電用水力機械及びその据付方法

Info

Publication number
JPH04203275A
JPH04203275A JP2331679A JP33167990A JPH04203275A JP H04203275 A JPH04203275 A JP H04203275A JP 2331679 A JP2331679 A JP 2331679A JP 33167990 A JP33167990 A JP 33167990A JP H04203275 A JPH04203275 A JP H04203275A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
upper cover
stilling
flange
flange portion
gap
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2331679A
Other languages
English (en)
Inventor
Kentaro Ichikawa
健太郎 市川
Yoshio Nakada
由夫 中田
Yasuhiro Kosaki
幸崎 康博
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP2331679A priority Critical patent/JPH04203275A/ja
Publication of JPH04203275A publication Critical patent/JPH04203275A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E10/00Energy generation through renewable energy sources
    • Y02E10/20Hydro energy

Landscapes

  • Hydraulic Turbines (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は水力発電所に使用される水車やポンプ水車など
の発電用水力機械及びその据付方法に関する。
[従来の技術] フランシス水車等の水力機械は水力発電所で広く使用さ
れている。第9図は従来のフランシス水車を示したもの
で、ケーシング1に一体的に固着されたスティリング2
は上側スティリングフランジ部2aと下側スティリング
フランジ部2bとを有する。上カバー3は、上カバーフ
ランジ部3aを有し、この上カバーフランジ部3aがス
ティリング2の上側スティリングフランジ部2aにボル
ト締結されることによってスティリング2に取付けられ
る。同様に、下カバー4は、下カバーフランジ部4aを
有し、この下カバーフランジ部4aがスティリング2の
下側スティリングフランジ部2bにボルト締結されるこ
とによってスティリング2に取付けられる。
上カバー3と下カバー4との間の流路にはガイドベーン
5が配置され、このガイドベーン5は上端を上カバー3
に、下端を下カバー4に夫々回転可能に支持されている
。上カバー3と下カバー4とに囲まれたランナ6は主軸
7に連結され、この主軸7は主軸受8を介して上カバー
3によって支承されている。
上カバー3にはランナ6に対向した箇所に上カバーライ
ナ9か取(=Iけられ、この上カバーライナ9は」二カ
バー3とランナ6との間をシールしている。同様に上カ
バー4にはランナ6に対向した箇所に下カバーライナ1
0が取伺けられ、この下カバーライナ10は下カバー4
とランナ6との間をシールしている。これらの上カバー
ライナ9と下カバーライナ10とは、ランナ6と同心に
するために、」二カバー3及び上カバー4への取付は面
側を機械にてインロー加工して夫々のカバーに取(=j
けた後に、取代を残したシール面側を仕上げ加]二され
る。
[発明が解決しようとする課題] 」二カバー13と下カバー4とはガイドベーン5を回転
可能に支持しているので、もし」二カバー3と下カバー
4とがスティリング2に高精度に取付けられていないと
、ガイドベーン5の取付は精度も低下し、これにより、
例えばガイドベーン5の全閉時の封水性が悪化したり、
またはガイドベーン5と」二及び下カバー3.4の流水
面との間に鰯りが生じるといった不都合が起こる。そこ
で、上側スティリングフランジ部2aとこれに接触する
上カバーフランジ部3a、及び下側スティリングフラン
ジ部2bとこれに接触するドカバーフランン部4aは全
て高精度に機械加工されている。ところか、近年の発電
用水力機械の人容量化に伴いフランジ部2a、2b、3
a、4aも大径化し、このような大径のフランジ部2a
、2b、3a。
4aを高精度に機械加工する大型の工作機械は、設備コ
スト及び加工コス]・か共に高いため、上記フランジ部
の高粘度機械加工は水力機械の製造コストを大幅に上昇
させるといった問題があった。
また、上カバーライナつと下カバーライナ10はインロ
ー加工を必要とするため、製造コストの上昇をもたらす
という問題も存在[5、た。
更に、この水力機械の現地据(1け時にケーシング1と
スティリング2とにコンクリートを打設した際に、ステ
ィリング2の上側スティリングフランジ部2aと下側ス
ティリングフランジ部2bが全形し、平面度や水平度に
狂いか生じることがある。このような場合には現地てス
ティリング2の」二側スティリングフランジ部2aと下
側スティリングフランジ部21)とをクラインダーによ
って修正加工しなければならす、水力機械の据付は期間
の長期化及び据(=jけコストの増大化を招くという問
題があった。
また、このコンクリートの打設によって上カバーライナ
9と下カバーライナ10にも同様の問題が生じ、上カバ
ーライナつと上カバーライナ10の内周面をグラインダ
ーによって修正加工しなければならなかった。
そこで、請求項1または2に記載された本発明の]]的
は、十カバーまたは下カバーとステイリングとの取付は
部を高精度に機械加工する必要性を排除し、かつ水力機
械の現地据(=1け時に」上記取付は部を修正加1′、
する必要性をも排除することができる発電用水力機械及
びその据付は方法を提供することにある。
請求項3に記載された本発明の目的は、上カバーライナ
または下カバーライナのインロー加]二を不要とし、か
つ水力機械の現地据(=Iけ時に上カバーライナまたは
下カバーライナの内周面を修正加工することを不要にで
きる発電用水力機械を提供することにある。
[課題を解決するだめの手段コ この目的を達成するために、請求項1に記載された本発
明に係る発電用水力機械は、スティリングの」二側ステ
ィリングフランジ部及び下側ステイリングフランジ部に
上カバーの上カバーフランジ部及び下カバーの下カバー
フランジ部を夫々取付け、」上記上カバーと上記下カバ
ーとの間にガイドベーンを回動自在に支持した発電用水
力機械において、上記上カバーフランジ部と上記下カバ
ーフランジ部との少なくとも一方のフランジ部とこの一
方のフランジ部に対応した」上記スティリングフランジ
部との間に間隙を形成すると共にこの間隙量を調整可能
な間隙調整装置と、充分な流動性を持って上記間隙に充
填された後に硬化され、この硬化後には十分な圧縮強度
を有する流動性硬化剤と、上記流動性硬化剤が介在され
た上記一方のフランジ部と上記対応するスティリングフ
ランジ部とを締付ける締付は具とを具備するものである
なお、」上記構成のうち、望ましい態様は次の通りであ
る。
間bλ調整装置は複数本のジヤツキポルト、または複数
のコツターである。
流動性硬化剤は金属強化樹脂である。
上記間隙には、流動性硬化剤の漏洩を防止するリンク状
のゴムチューブまたは粘着性テープか設けられている。
請求項2に記載された本発明に係る発電用水力機械の据
イ(1け方法は、」二カバーの上カッく−フランジ部を
スティリングの上側ステイリングフランジ部に、下カバ
ーの下カバーフランジ部を上記スティリングの下側ステ
イリングフランジ部に夫々固着することによって、上記
上カバー及び」上記下カバーを」上記スティリングに夫
々取イ・jける発電用水力機械の据付方法において、」
二泥上カバーフランジ部と上記下カバーフランジ部との
少なくとも一方のフランジ部とこの一方のフランジ部に
対応した」上記ステイリングフランジ部との間に間隙を
形成する工程と、充分な流動性を有する流動性硬化剤を
」1記間隙に充填した後にこの流動性硬化剤を硬化する
工程と、」上記流動性硬化剤か介在された上記一方のフ
ランジ部と」上記対応するスティリンクフランジ部とを
機械的に締イて1ける工程とを具備し、」上記流動性硬
化剤は硬化後には十分な圧縮強度を有したものである。
請求項3に記載された本発明に係る発電用水力機械は、
ランナに対向する上カバー及び1・゛カバーに上カバー
ライナ及び下カバーライナを夫々取付けて上記ランナと
上記上カバー及び上記下カバーとの間をシールする発電
用水力機械において、」−泥上カバーライナと上記下カ
バーライナとの少なくとも一方のライナとこれに対応す
る上記カバーとの間に間隙を形成すると共にこの間隙量
を調整iiJ能な間隙調整装置と、充分な流動性を持っ
て」1記間隙に充填された後に硬化され、この硬化後に
は充分なJl:線強度を有する流動性硬化剤とを具備し
たものである。
なお、上記構成のうち、望ましい態様は次の通りである
間隙調整装置は上記一方のライナと上記対応するカバー
との間に配置された一対のリング状偏心形コツターであ
る。
[作 用] 請求項1に記載された発電用水力機械及び請求項2に記
載された発電用水力機械の据イ・]け方法では、間隙調
整装置は」−記一方のフランジ部と上記対応するスティ
リングフランジ部との間に間隙を形成すると共にその間
隙を所定量に調整する。この間隙には、硬化前には十分
な流動性を有する流動性硬化剤が充填され、その後に硬
化される。締付は具は上記流動性硬化剤が介(Iqされ
た上記一方のフランジ部と」上記対応するスティリング
フランジ部とを締(=fける。上記流動性硬化剤は硬化
後には十分な圧縮強度を有するので、上記締付は具の締
付けによって」上記一方のフランジ部と上記対応するス
ティリングフランジ部との間に作用する荷重を分散させ
る。
請求項13に記載された発電用水力機械では、間隙調整
装置は上カバーライナと下カバーライナとの少なくとも
一方のライナとこれに対応する上記カバーとの間に間隙
を形成しこの間隙量を調整する。この間隙には、硬化前
には十分な流動性を有する流動性硬化剤か充填され、そ
た後に硬化される。流動性硬化剤は硬化後には十分な圧
縮強度を有するため、上記一方のライナとこれに対応す
る」上記カバーとの間に作用する荷重を分散させる。
間隙調整装置は上記−h′のライナと上記カバーとの間
隙を調整可能であるので、ライナをランナに対して同心
状態に設定することができる。
[実施例] 以下に本発明の発電用水力機械及びその据付は方法の一
実施例を第9図と同部分には同一符号を付して示した第
1図乃至第8図を参照して説明する。
第1図において、ケーシング1にはスティリング2が一
体的に固着され、このスティリング2の内周部には上側
スティリングフランジ部2aが突設されている。この上
側スティリングフランジ部2aには円周に沿って複数個
の取付けボルト用のネジ穴11−(第2図)が刻設され
ている。上カバー3には上カバーフランジ部3aが突設
され、この」上カバーフランジ部3aには、上側スティ
リングフランジ部2aの取イ・1けポル]・用ネジ穴1
1に対向した位置にボルト取付は用の遊嵌穴]2(第2
図)が穿孔されていると共に、更に少なくとも三側辺」
二のジヤツキボルト用のネジ穴13(第3図)が刻設さ
れている。
第2図に示されたように、」二カバー取付はボルト14
が」上カバーフランジ部3aの遊嵌穴12を挿通して上
側スティリングフランジ部2aの取付はボルト用ネジ穴
11に螺合され、上カバー3をスティリング2に固着し
ている。上カバーフランジ部3aと上側スティリングフ
ランジ部2aとの間には間隙りが形成され、この間隙り
には大径及び小径の二個のリング状ゴムチューブ15と
16が介在され、大径のゴムチューブ]5は遊嵌穴12
よりも外周側に、また小径のゴムチューブ1−6は遊嵌
穴]−2よりも内周側に位置している。
上記間隙り内にはゴムチューブ15と16の間に=12
− 流動性硬化剤]7か充填されている。
この流動性硬化剤]7は硬化前は充分な流動性を有し、
硬化後は充分な圧縮強度と縦弾性係数を有するものであ
る。このような特性を持つ流動性硬化剤17は例えばデ
ブコン(DBVCON)やベロメタルの商品名で市販さ
れている金属強化樹脂が好適であり、このデブコンの物
性値は圧縮強さ1265kg / cJ 、引張り強さ
703kg/cれ縦弾性係数59000 kg/cJ、
曲げ強さ91.4 kg/cJ、硬度HR93である。
第3図に示されたように、」上カバーフランジ部3aの
ジヤツキボルト用のネジ穴13にはジヤツキボルト]8
か螺合され、このジヤツキボルト]8は先端が上側ステ
ィリングフランジ部2aに当接し、間隙りの大きさを調
整する。
再び第1図において、スティリング2の内周部にはリン
グ部材19が上カバー13のシール用突起3bに対向す
るように固着され、このリング部材]9は第4図に詳細
に示されたように、シール用突起’3bに対向する面に
丸ゴムパツキン20を収容する溝が刻設されている。
以上では上カバー側の構造を説明したが、下カバーが非
理設型の水力機械の場合には下カバー側の構造も上カバ
ー側と同様である。
次にこの水力機械の現地据付け方法を説明する。
ケーシング]にステイリング2を溶接固着した後に、下
カバー4をステイリング2に取付ける。
この後に、ケーシング1とステイリング2と下カバー4
との周囲にコンクリートを打設し、このコンクリートの
硬化後に充填不足部分に約2kg/cJに加圧したコン
クリートミルクをグラウトシて埋設構造物とコンクリ−
I・との完全密着を図る。こうして埋設構造物を据イ」
けた後に、何本かのガイドベーン5を下カバー4に組み
込んだ状態で上カバー3の仮吊下しが行われる。この際
、」二カッ(−フランジ3aのジヤツキボルト用のネジ
穴13に螺合された複数本のジヤツキボルト18は、上
カバー3と下カバー4とかガイドベーン5を適正に回転
可能に支持できるように、上カバーフランジ部3aと上
側スティリングフランジ部2aとの間隙りを調整する。
この上カバーの仮吊下しによって、上カバー3の据イ・
1け高さが決定され、上カッく一′3のシール用突起′
3bに対するリング部利1つの取(=Iけ位置も決定さ
れる。
この後、−旦」−カバー3を吊り出し、この吊り出した
十カバー3にはリング部材]9カ月上記決定された取付
は位置に溶接固着される。次いて、残りのガイドベーン
5を全て下カバー4に組み込むと共に、上側ステイリン
グフランジ部2a上に大径と小径のリング状ゴムチュー
ブ15と16を載置した後、上カバー3を再度吊り下ろ
す。この時、」ユカバーフランジ部3aと上側ステイリ
ングフランジ部2aとの間には」−2」二カバーの阪吊
丁しによって定められた間隙りが、ジャ・ツキボルト用
ネジ穴]3に螺合のジヤツキボルト18によって形成さ
れる。
この状態で、上カバー取(=lけボルト14を遊嵌穴1
2を挿通しネジ穴]1に仮締めした後に、流動性硬化剤
]7がリング状ゴムチューブ]5と16と間隙りとによ
って形成される空間に充填される。この充填は例えば、
上カバーフランジ部3aに穿孔した専用の注入孔から行
うこともできるし、またはジヤツキボルト18の一本を
一時的に取外しそのジヤツキボルト用ネジ穴13から行
うこともできる。
流動性硬化剤17の硬化後に、上カバー取付はボルト1
4を規定のトルクにて締(=Jけて上カバー3の組立て
が終rする。なお、この時リング部月19は上カバー3
のシール用突起3bに当接し、丸ゴムパツキン20か上
カバー3とステイリング2との間をシールしている。
このように、コンクリ、・打設によってたとえ」二側ス
ティリングフランジ部2aにうねりや倒れ等の変形が生
じたとしても、ジヤツキボルト]8が間隙りの調整によ
って上カバー3の取付は位置を」二側スティリングフラ
ンジ部2aの変形に応じて調整することかできるため、
上側ステイリンクフランジ部2aの修正加工も不要であ
る。また、充分大きな圧縮強度と縦弾性係数とを有する
流動性硬化剤17は上カバーフランジ3aと上側ステイ
リングフランジ部2aとの間に作用する荷重を分担する
ため、上カバー取付はボルト14の荷重分担率の増加を
防止することができ、従って上カバーフランジ3aを上
側スティリングフランジ部2aに間隙りをもって取りト
jけることができる。
従って、上カバーフランジ3aと上側スティリングフラ
ンジ部2aとは高精度に機械加二1−する必要はない。
なお、ジヤツキボルト18は、間隙りの調整後は不要と
なるので取り外してもよいが、しかしながら、水力機械
のオーバーホール時の再使用のためにそのまま残存する
こともできる。
第5図は上記実施例の変形例を示したもので、この例で
はジヤツキボルト18の代りに複数対のコツター21と
22とが使用される。各対のコツター21と22は隣接
する取((けボルト]4の間に夫々配置され、第5図に
おいて左右方向に互いに相対変位されて上カバーフラン
ジ部3aと上側スティリングフランジ部2aとの間隙り
を調整する。
また、ゴムチューブ15.16の代りに粘着性のテープ
を使用して流動性硬化剤17の漏洩防止を行うこともて
きる。
第6図は本発明の第2実施例を示したもので、下カバー
4の内周下端部とランナ6との隙間ヲシールする上カバ
ーライナ]0がドヵバー4に取(=1けられている。こ
の上カバーライナ10と下カバー4との間には第7図及
び第8図に示されたようにリング状の偏心形コツター2
3と24とが介在し、下カバーライナ10と下カバー4
と偏心形コツター23と24とによって形成される間隙
dには流動性硬化剤17が充填されている。偏心形コツ
ター23と24は、断面か第8図に明示したように楔形
状であり、また第7図に明示したように外輪コツター2
4の外周に対して内輪コツター23の内周が偏心してい
る。従って、外輪コツター24を第8図の矢印方向に変
位させることによって間隙dの大きさを調整することが
でき、また内及び外輪コツター23.24を相対的に回
転することによって下カバーライナ10の芯出しを行う
、即ち下カバーライナ10の中心をランナ6の中心に一
致させることができる。
内及び外輪コツター23.24は間隙の調整及び芯出し
後に溶接によって下カバー4に固着される。また、内輪
コツター23には顎部23aが突設され、この顎部23
aはFカバーライナ]Oの端部に突出して下カバーライ
ナ10の浮上がりを防止している。
上カバーライナの構造についても同様である。
[発明の効果] 以上の説明から明らかなように、請求項1または2に記
載の本発明によれば、」二カバーまたは下カバーはステ
ィリングに間隙をもって取付けられるので、両者の取付
は面を高精度に機械加工する必要がなくなり、更に上カ
バーまたは下カバーは、たとえ水力機械の現地据付は時
のコンクリート打設等に起因してスティリングが変形し
ても、上記間隙の調整によって所定位置に取(=iけら
れるため取付は面の修正加面「も不要となる。
また、請求項3に記載の本発明によれば、間隙調整装置
によって上カバーライナまたは下カバーライナと上カバ
ーまたは下カバーとの間に間隙を形成しこの間隙量か調
整可能であるため、上カバーライナまたは下カバーライ
ナのインロー加工を不要とし、かつ水力機械の現地機(
=Iけ時における上カバーライナまたは上カバーライナ
の内周面の修正加工を不要にすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による発電用水力機械の実施例を示した
部分断面図、第2図は第1図の円Aで囲んだ要部を拡大
して示した拡大断面図、第3図は」上記実施例の別の要
部を示した拡大断面図、第4図は第1図の円Bで囲んだ
部分を拡大して示した拡大断面図、第5図は上記実施例
の変形例を示した断面図、第6図は本発明による発電用
水力機械の第2の実施例を示した部分断面図、第7図は
第6図の偏心形コツターを示した平面図、第8図は第6
図の円Cで囲んだ要部を拡大して示した拡大断面図、第
9図は従来の発電用水力機械を示した部分断面図である
。 2・・・スティリング、2a・・・上側ステイリングフ
ランジ部、2b・・・下側スティリングフランジ部、3
・・・上カバー、3a・・・上カバーフランジ部、4・
・下カバー、4a・・上カバーフランジ部、5・・・ガ
イドベーン、6・・・ランナ、9・・・上カバーライナ
、]O・・上カバーライナ、13・・・ジヤツキボルト
・用のネジ穴、17・・・流動性硬化剤、]8・・・ジ
ヤツキボルト、13.18・・・間隙調整装置、21・
・・コツター、22・・・コツター、2]、22・・・
間隙調整装置、23・・・偏心形コツター、24・・・
偏心形コツター、23.24・・・間際調整装置、D・
・・間隙、d・・間隙 出願人代理人  佐  藤  −雄 第4図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、スティリングの上側スティリングフランジ部及び下
    側スティリングフランジ部に上カバーの上カバーフラン
    ジ部及び下カバーの下カバーフランジ部を夫々取付け、
    上記上カバーと上記下カバーとの間にガイドベーンを回
    動自在に支持した発電用水力機械において、上記上カバ
    ーフランジ部と上記下カバーフランジ部との少なくとも
    一方のフランジ部とこの一方のフランジ部に対応した上
    記スティリングフランジ部との間に間隙を形成すると共
    にこの間隙量を調整可能な間隙調整装置と、充分な流動
    性を持って上記間隙に充填された後に硬化され、この硬
    化後には十分な圧縮強度を有する流動性硬化剤と、上記
    流動性硬化剤が介在された上記一方のフランジ部と上記
    対応するスティリングフランジ部とを締付ける締付け具
    とを具備することを特徴とする発電用水力機械。 2、上カバーの上カバーフランジ部をスティリングの上
    側スティリングフランジ部に、下カバーの下カバーフラ
    ンジ部を上記スティリングの下側スティリングフランジ
    部に夫々固着することによって、上記上カバー及び上記
    下カバーを上記スティリングに夫々取付ける発電用水力
    機械の据付方法において、上記上カバーフランジ部と上
    記下カバーフランジ部との少なくとも一方のフランジ部
    とこの一方のフランジ部に対応した上記スティリングフ
    ランジ部との間に間隙を形成する工程と、充分な流動性
    を有する流動性硬化剤を上記間隙に充填した後にこの流
    動性硬化剤を硬化する工程と、上記流動性硬化剤が介在
    された上記一方のフランジ部と上記対応するスティリン
    グフランジ部とを機械的に締付ける工程とを具備し、上
    記流動性硬化剤は硬化後には十分な圧縮強度を有するこ
    とを特徴とする発電用水力機械の据付方法。 3、ランナに対向する上カバー及び下カバーに上カバー
    ライナ及び下カバーライナを夫々取付けて上記ランナと
    上記上カバー及び上記下カバーとの間をシールする発電
    用水力機械において、上記上カバーライナと上記下カバ
    ーライナとの少なくとも一方のライナとこれに対応する
    上記カバーとの間に間隙を形成すると共にこの間隙量を
    調整可能な間隙調整装置と、充分な流動性を持って上記
    間隙に充填された後に硬化され、この硬化後には充分な
    圧縮強度を有する流動性硬化剤とを具備することを特徴
    とする発電用水力機械。
JP2331679A 1990-11-29 1990-11-29 発電用水力機械及びその据付方法 Pending JPH04203275A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2331679A JPH04203275A (ja) 1990-11-29 1990-11-29 発電用水力機械及びその据付方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2331679A JPH04203275A (ja) 1990-11-29 1990-11-29 発電用水力機械及びその据付方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH04203275A true JPH04203275A (ja) 1992-07-23

Family

ID=18246370

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2331679A Pending JPH04203275A (ja) 1990-11-29 1990-11-29 発電用水力機械及びその据付方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH04203275A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100949710B1 (ko) * 2010-01-07 2010-03-29 (주) 디케이금속 높이조절이 가능한 밸브실
KR101276620B1 (ko) * 2013-01-23 2013-06-19 신이피엔씨 주식회사 높이 조절 기능과 방수기능을 갖는 밸브실

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100949710B1 (ko) * 2010-01-07 2010-03-29 (주) 디케이금속 높이조절이 가능한 밸브실
KR101276620B1 (ko) * 2013-01-23 2013-06-19 신이피엔씨 주식회사 높이 조절 기능과 방수기능을 갖는 밸브실

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP1180581B1 (en) Turbine diaphragm with interchangeable halves and corresponding turbine assembly
US4177999A (en) Infinitely adjustable bearing seal for non-parallel surfaces
CA1288361C (en) Clamp
KR950005843B1 (ko) 수력기계의 윤활 베어링장치
EP3904645B1 (en) System and method for assembling and shipping steam turbine
JPH04203275A (ja) 発電用水力機械及びその据付方法
US4100714A (en) Method of positioning and supporting a machine
KR101563198B1 (ko) 고로 설비
JPS6047881A (ja) ガイドベ−ン用サ−ボモ−タ装置
US4720238A (en) Method of interfacing mechanical and concrete components of a pump comprising a concrete volute, and corresponding pump
CN201803057U (zh) 用于冶金设备安装的地脚螺栓
JP2618955B2 (ja) 水力機械の軸受装置
CN208681086U (zh) 用于丝杠预拉伸的拉伸装置
RU2293884C1 (ru) Узел крепления рабочего колеса насоса на валу
CN211081996U (zh) 一套用于汽轮机发运时转子固定装置
JP2942614B2 (ja) 水力機械の据付方法
RU2166101C2 (ru) Узел соединения статорных деталей паровой турбины
JPS62267505A (ja) 蒸気タ−ビンの一体輸送装置
FI77516B (fi) Arrangemang foer tillspaenning av flaetade taetningar.
JP2942608B2 (ja) 水力機械
JP2928656B2 (ja) 水力機械
CN110354757A (zh) 一种结构紧凑安装精度高zlj型湿法造粒机
JPS6229767A (ja) 可調整式ガイドベ−ン軸受
CN219176943U (zh) 一种动密封装置
CN220978821U (zh) 一种预埋螺栓定位装置