JPH04202887A - 未晒パルプの洗浄方法 - Google Patents

未晒パルプの洗浄方法

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JPH04202887A
JPH04202887A JP33722490A JP33722490A JPH04202887A JP H04202887 A JPH04202887 A JP H04202887A JP 33722490 A JP33722490 A JP 33722490A JP 33722490 A JP33722490 A JP 33722490A JP H04202887 A JPH04202887 A JP H04202887A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pulp
washing
cleaning
unbleached pulp
knots
Prior art date
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Pending
Application number
JP33722490A
Other languages
English (en)
Inventor
Tadashi Izawa
伊沢 正
Kenichi Yaegashi
八重樫 謙一
Takeshi Watanabe
武 渡辺
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Paper Mills Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Paper Mills Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
この発明は、クラフトパルプ製造工程に於ける蒸解パル
プの洗浄に関する。
【従来の技術及び問題点】
これまでの蒸解パルプの洗浄方法は、蒸解釜の中で木材
チップを蒸解薬液によって蒸解し、得られたパルプから
繊維分を分離した後のパルプ原質を洗浄工程に於て、温
水により洗浄し、黒液を分離する。 パルプの洗浄では、(1)セルロース以外の未蒸解物質
をできるだけ多く除去して、きれいなパルプにすると同
時に薬品回収率を上げる。 (2)回収される黒液は、出来るだけ高濃度で高温にす
るという、二つの相反する要求がある。 パルプをきれいにし薬品回収率を上げるためには、洗浄
温水を多くすればよいが、洗浄温水を多くすると得られ
る黒液濃度が下がり、黒液の濃縮工程で蒸気が多く必要
になるという不利益がある。 したがって、未晒パルプの洗浄は少ない温水で十分なパ
ルプ洗浄が要求される。 蒸解を終えたパルプ原質は、未蒸解物(ノット)を約3
〜10%含んでいるため、洗浄機にて洗浄する際、シー
ト形成に支障を来し、よい洗浄が行なわれなくなるため
、ノットは洗浄前にスクリーン処理され除(ことが通常
行なわれる。 ノットは、一般に直径が3/8インチ有孔プレート上に
残る未蒸解木材部分として定義される。 ノットを除去する方法として、主に三つのタイプのノツ
ターが用いられている。(a)解放振動型(b)加圧密
閉型遠心スクリーンおよび(c)密閉型液サイクロンで
ある。 ノツターによりノットを除去した粗洗パルプ原質中には
、リジェクトと呼ばれる、ノットより小さな未蒸解物が
約1〜6%含まれているため、リジェクト量か多くなる
と、リジェクト内部に入り込んだセルロース以外の物質
は、洗浄が困難となり、後工程での漂白薬品の増加、さ
らには薬品回収工程でのアルカリ分の回収の低下を来す
という問題がある。
【課題を解決するための手段】
蒸解直後の未晒パルプを2〜6mmφのパンチプレート
を使用した加圧密閉型スクリーンで未蒸解物(ノット)
を除去した後、洗浄することを特徴とする蒸解パルプの
洗浄方法を提供するものである。
【作用】
蒸解パルプ原質の洗浄方法に於て、一般に用いられてい
るノツターのスクリーンのプレート孔径8〜14mmφ
の開孔率と同しにして、パルプ処理量を落とさずにプレ
ート孔径を2〜6mmφに小さ(することによって、洗
浄工程へ持ち込まれるリジェクト量を少なくして蒸解パ
ルプ原質の洗浄度を向上させ、晒薬品の減少及び薬品回
収率を上げることを特徴とする、蒸解パルプ原質の洗浄
方法である。
【実施例] 洗浄効率の向上について実施例をもって説明する。 ノック−のスクリーンプレート孔径のみを変えて、パン
チプレートを使用した加圧密閉型スクリーンにより同一
操業条件にて操業した洗浄工程ての蒸解パルプ原質の洗
浄度を比較した、条件は以下の様であった。 条件 ノックm:加圧密閉型スクリーン l/ 開孔率:22.7(%) パルプ処理量: 430 (m3/H+)パルプ処理濃
度:3.0(%) スクリーン入口圧:1.0 (kg/cm2) 洗浄機、ドラム型バキュームウオッシャ−希釈係数  
1段目    3.6 〃    2段目    3.6 I〆    3段目    3.6 〈結果〉 同上操業条件によるリジェクト含有率及び洗浄度の指標
としての洗浄終了段である3段目ウオッシャ−に於ける
リジェクト含有率、及び蒸解使用アルカリロス(ぼう硝
表示)を表1及び表2に示す。実施例で示した様に、未
蒸解物を予め開孔率を一定にした穴径が、2〜6mmφ
の加圧密閉型スクリーンにて除去することにより、ノッ
ト、リジェクト含有率が、78(%)〜44(%)減少
しこの結果、洗浄度(アルカリロス)は、28(%)〜
14(%)飛躍的に向上することが判った。     
          (以下余白)表1 リジェクト含
有率(%) 表2 3段目ウォッシャーアルカリロス【発明の効果】 本方法を用いることにより、パルプ原質から未蒸解物(
ノット、リジェクト)が除去されるため、洗浄工程に於
ける洗浄効率が飛躍的に向上する。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 蒸解直後の未晒パルプを、2〜6mmφのパンンチプレ
    ートを使用した加圧密閉型スクリーンで未蒸解物を除去
    した後、洗浄することとを特徴とする未晒パルプの洗浄
    方法。
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