JPH0420285A - Sod誘導体 - Google Patents

Sod誘導体

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JPH0420285A
JPH0420285A JP2124510A JP12451090A JPH0420285A JP H0420285 A JPH0420285 A JP H0420285A JP 2124510 A JP2124510 A JP 2124510A JP 12451090 A JP12451090 A JP 12451090A JP H0420285 A JPH0420285 A JP H0420285A
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JP
Japan
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compound
polypeptide
sod
formula
residue
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Pending
Application number
JP2124510A
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English (en)
Inventor
Mitsuru Hashida
充 橋田
Hitoshi Sezaki
瀬崎 仁
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyo Jozo KK
Asahi Chemical Industry Co Ltd
Original Assignee
Toyo Jozo KK
Asahi Chemical Industry Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH0420285A publication Critical patent/JPH0420285A/ja
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  • Medicines That Contain Protein Lipid Enzymes And Other Medicines (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本発明は、新規なスーパーオキシドディスムクーゼ(以
下、SODと略す)誘導体および肝炎予防治療剤に関す
る。
【従来の技術】
肝臓は、生体内最大の臓器で、糖質、蛋白質等を代謝し
、内因性、外因性物質の解毒・排泄、血液循環の調節等
種々の機能を行う生命の維持に必須の臓器である。しか
しながら、肝臓はウィルス、アルコールや薬物・毒物な
どの種々の障害性因子に曝され易く、これらの肝障害の
発生により炎症が生し、全身の倦怠感、食欲不振、黄痕
などの症状を惹起ゼしめる。 従来これら肝炎に対し、肝抽出物、グルクチオンなどの
含硫化合物の製剤、蛋白合成促進剤などの使用が検討さ
れてきたが、充分でなかった。 また、SOD活性により、スーパーオキシドアニオンラ
ジカル(・0□−)を消失せしめ、肝炎を治療せしめよ
うとする検胴がなされている〔特開平1−238537
号公報〕。号公報−オキシドアニオンラジカルは、生体
における酸素毒性の中で最も毒性の高い分子種で、炎症
、未11時酸素網膜症、放射線障害、ガンなどの疾病を
引き起こすと言われている。SOD活性を有するポリペ
ブチlは、次式に示す不均化反応により、スーパーオキ
シ1゛アニオンラジカルを消失させる。 2(・0□−)+28’→0゜lH2O2この特開平1
−238537号公報においては、SODをリポソーム
化することにより肝炎に有効な治療剤が得られることを
報告している。
【発明が解決しようきする課題】
しかしながら、レシチンなどのリン脂質からなるリポソ
ームは、熱や光に弱く分解されやすく、また、リポソー
ムの製逍、貯蔵および使用に当たっても劣化分解や性能
不足をきたし、さらにリポソームの安定貯蔵期間が短く
、冷蔵などの品質管理に手間がかかるという欠点を有し
ていた。また、合成界面活性剤より形成されるリポソー
ムは、安全性、皮膚刺激性および生分解性などの問題が
多く生体に係わる用途の使用には問題があった。 例えば、極めて安定なリポソームを形成するステアリル
アミンを使用したりボッ−J、については、痙栄の報告
[J、Neurol、Sci、 、 31 、173 
(1977) ’Jがあり、また、フォスフブチノルセ
リン含有のリポソームが脳内ブドウ糖代謝を抑えるとい
う報告(Br、J、Pharmacol、、66、16
7(1979) )がある。 したがって、さらなる肝炎の有効な治療剤が求められて
いた。
【課題を解決するための手段】
本発明者らは、」二記問題点を解決するために鋭意研究
した結果、SOD活性ををするポリペプチドのアミノ基
に対し特殊な糖部分を有する基を導入した新規SOD誘
導体が、充分なSOD活性を保持し、且つ肝臓に特異的
に集積する性質を有しており、実際に肝炎に有効である
ことを確認し本発明を完成するに至った。即ち、本発明
は式(I〕 : I1 RS   (CHz)n   C(1)(式中、Rは1
−α−マンノース残基、又は1β−ガラクト−ス残基を
示し、nは1〜4の整数を示ず)で表される修飾基によ
り、SOD活性を有するポリペプチドのアミノ基が修飾
されていることを′l¥徴とするSOD誘導体および該
新規SOD誘導体を行動成分とする肝炎治療剤である。 本発明においてSOD活性を有するポリペプチドとは、
反応式; %式% を触媒する活性を有するポリペプチドであれば何ら限定
されるものではなく、天然由来の抽出、精製によって得
られたポリペプチドであってもよく、またこのような天
然由来のポリペプチドを化学的合成または遺伝子操作の
手段を利用して得られたポリペブチ1−′であってもよ
く、さらに天然由来のポリペプチドを化学的合成または
遺伝子操作の手段を利用して本来のSOD活性を維持し
、且つ構成ペプチドの一部を変換せしめたムティン[m
uLainHGlossary of Genetic
s and Cytogenetics第4版、第38
1頁(197G))ポリペプチドであってもよい。 このようなSOD活性を有するポリペプチドとしては、
例えば酵母や、ウサギ、ウシ、ウマ、ヒツジ、ニワトす
、サルやヒトなどの高等動物の胎盤、肝臓や血液に広く
分布する銅、亜鉛の原子を含むポリペブチF (Cu、
Zn−3OD ;ダイマーで分子量約32000)、原
核生物やミI〜コンドリアに分布するマンガンの原子を
含むポリペプチド(Mn−3OD;ダイマーで分子量約
40000)、鉄の原子を含むポリペプチド(Fe−3
OD;ダイマーで分子量約40000)などが天然由来
のポリペプチドとして挙げられ、特に好ましくはウシ肝
臓由来の天然ポリペプチド〔オルゴティン;米国命名審
議会(the United 5tates Adop
tcd Name Council)にて選定された一
般名〕や、ヒト由来の天然ポリペプチド (Bioch
emistry19 2310−231.6(1980
)、FTiBS LetLers、120.53−55
(1980) )が挙げられる。ざらに、これらのSO
D活性を有するポリペプチドは、例えばダイマーである
Cu、Zn −3ODの少なくとも153個のアミノ酸
からなるヒト由来のSOD活性を有するポリペプチドに
関し、ヒト肝臓組織からRNAを回収し、さらにポリ 
(A) −1−RNAを回収後、遺伝子操作における常
法に従って、C−I)NAを合成し、さらにこれを発現
ヘクターに組め換えた後、大腸菌や酵母などの微生物を
形質転換せしめ、この微生物を培養して目的とするダイ
マーであるSOD活性を有するポリペプチドを得てもよ
く、特開昭60−1.37286号公報、特開昭61−
111690号公報、特開昭61−139390号公報
、特開昭62−115277号公報および特開昭62−
130689号公報記載の遺伝子操作による方法を利用
できる。さらにこのような遺伝子操作によるヒl−S 
OD活性を有するポリペプチドに関して、本来のSOD
活性を維持して構成ペプチドの一部を特貢的に変換せし
めたムティンポリペプチドであってもよく、例えば、前
記の如くして得られた発現ヘクターに、部位特異的変異
法、即ら天然型ヒトSOD活性を有するポリペブチ1の
I)NAを有する閉環構造のプラスミドヘクタ−にBa
m1l lをエチシュウムブ[+マイト存在下遮光状態
で作用さ−ヒで開環構造となし、次いでエキソヌクレア
ーゼ■を作用さ−け、変異−uしめたい部分のアミノ酸
をコートする塩基配列を含むDNAの一木鎖合成りNA
を用意し、両者をアニルさせ、d N T Pの存在下
でDNAポリメラーゼおよび′■゛4 リガーゼを作用
させ、合成りNAをプラスミISヘクターに結合せしめ
て目的とする遺伝子配列の特異的部位を変換せしめたヘ
クターが得られ(lixperimental Man
ipulation of Gene Exprcss
ion、291−303(1983) ; アカデミツ
ク・プレス刊〕、これを遺伝子操作の常法乙こより微生
物に形質転換せしめてダイマーのポリペブチFを発現−
uしめて得ればよい。このような遺伝子操作手段として
ば、例えば特開昭62−1.30684号公報が有効に
引用できるもので、ダイマーであるCu、Zn−3OD
のアミノ酸153個からなるN末端アラニンを1位アミ
ノ酸配列とする天然ヒ1〜型SOD活性を有するポリペ
プチドのムティンポリペプチドとして、6位および11
1位のシスティン(Cys )を何れか一方または両方
を他のアミノ酸に変換せしめるもので、特に1 ]、 
1位のシスティンをセリン(Scr)、ヂロシン(Ty
r ) 、アラニン(八la)、フェニルアラニン(P
ike > 、t−リプトファン(Trp ) 、アル
ギニン(八rg ) 、グリシン(Gly)、プロリン
(Pro ) 、スレオニン(Thr)、ヒスチジン(
llis ) 、アスパラギン(Asn ) 、アスパ
ラギン酸(Asp ) 、ロイシン(1、eu ) 、
バリン(νa1)、グルタミン(Gln)、グルタミン
酸(Glu ) 、リジン(Lys )またはメチオニ
ン(Met)の何れかに変換したN末端側が水素原子ま
たはアセチル化されたSOD活性を有するポリペプチド
が挙げられ、これらのムティンポリペプチドにおいて、
6位システィンがそのままのアミノ酸であるか、または
このシスティンをセリン、アラニン、スレオニンなどの
中性アミノ酸に変換せしめ、かつ111位システィンを
セリン、アラニン、スレオニンなどの中性アミノ酸に変
換せしめたSOD活性を有するポリペプチド′が好まし
い。 前記式[13で表される修飾基にお1J7JRは、1−
α−マンノース残基、又は1−β−ガラクl−ス残基で
あるが、]−]α−マンノース残としては1−α−D−
マンノピラノース残基が好ましく、又1−β−ガラクト
ース残基としては1−βD−ガラクトピラノース残基が
好ましい。この修飾基を形成するためには、式■; R−3−(CH2)  n−C−OMe(式中、Rおよ
びnは11j記と同し意味を持つ)で表される化合物を
使用すればよく、例えば、式■の化合物の代表例として
は、■−デオキソー1α−〔(2−メトキシ−2−イミ
ノ−エチル)チオ〕 −D−マンノピラノース(1−d
eoxy−]−α−[(2−+nc thoxy−2−
i m1no−e Lhy I) th iol −D
−+n+1nnopyran。 se)およびJ−デオキソ−1−β−((2−メトキシ
−2−イミノ−エチル)チオ)−D−ガラクトピラノー
ス(1−deoxy−1−β−((2−meLhoxy
−2−4mino−ethyl) thiol−D−g
alactopyranose)が挙げられる。これら
の製造方法は、公知の方法またはその方法に準して調整
する(Biochemistry vol、15No、
18 、pp3956−3963 (1976) ) 
。即ち、以下の方法によればよい。 マンノース又はガラクトースをlICl0a存在下で無
水酢酸を反応せしめて、水酸基をアセチル化し、HB 
rにて1位をブロム化した後、これにチオウレア(th
iourea)を反応せしめた後、さらに、これにC1
4(CH2) 、、CNを反応せしめ式■;RS −−
(CHz ) n  CN   (TfJ〕(式中、R
”は、2.3.4.6位の水酸基がアセチル化された1
−α−マンノース残基、又は23.4.6位の水酸基が
アセチル化された1β−ガラクI・−ス残基を示し、n
は1〜4の整数を示す)で表される化合物を得る。この
弐■の化合物に、N a OM e / M e OH
を反応せしめると、式■の化合物が得られる。 このようにして得られた式■の化合物と、SOD活性を
有するポリペプチドとを、水、緩衝液等の水性媒体中ア
ルカリ条件下にて反応せしめることにより、容易に本発
明の目的化合物が調製される。アルカリ条件としては、
p +−+約7.5〜約10程度が例示される。反応に
際し、SOD活性を有するポリペプチド1分子(h−3
OD等においては、ダイマーである)に対し、式■の化
合物を過剰量添加すればよいが、該修飾基を多く入れる
場合には、通常、SOD活性を有するポリペプチド二式
Hの化合物−1:4〜1:]00(モル比)程度を目安
に使用すればよく、特に好ましくは、]、 : 50程
度が例示される。また、反応温度としては、通常室温に
て行えば良いが、必要に応じて冷却または加熱すればよ
く、通常は、0〜40°C程度とすればよい。加熱する
場合には、SOD活性を有するポリペプチドの熱安定性
を勘案して、失活しないように設定すればよい。反応時
間は、試薬の量的関係や反応条件によって相違するので
、薄層クロマトグラフィー(T L C)等により反応
程度を確認して適宜終了すればよく、通常は、室温にお
いて約3〜8時間程度が例示される。SOD活性を有す
るポリペプチド:式Hの化合物−1:50程度とし、反
応時のp Hを約9,5、温度を室温、反応時間を3時
間として調製して得た本願化合物は、後記のTNBS 
(2,4,6−1リニトロヘンゼン−1−スルホン酸)
法により検出した結果、SOD活性を有するポリペプチ
ド当り約16〜18個程度の該修飾基を有していた。S
OD活性を有するポリペプチド1分子に対する式■の化
合物の添加量を少なくするか、反応p Hまたは反応温
度を低く設定するか、または反応時間を短くすることに
より、本願化合物1分子中の該修飾基の数は適宜増減で
きる。しかしながら、本願化合物の肝臓への集積は、本
願化合物1分子中の該修飾基の数と相関する傾向がみら
れ、通常本願化合物1分子中に少なくとも4個以上の該
修飾基が存在すれば好ましい。 このようにして得た本願化合物は、全く新規物であり、
該新規物が、元のSODに比較して充分なSOD活性を
保持し、さらに、肝臓に選択的に集積し、in viv
oにおいても肝炎モデルに予防治療効果を認めたのは、
本願が初めてである。本願化合物約100mg/kgを
ddyマウスに対して静注投与しても、死亡例が認めら
れなかったことから、本願化合物の毒性は、極めて低く
、本願化合物は極めて有用性の高い新規物であることが
示された。 本願化合物をヒトに投与する場合には、体重や年齢、症
状により適宜の量を投与すればよく、例えば、1日1〜
5回の0.01〜200mgを投与するとよい。本願化
合物の投与方法は、適宜の投与法、例えば注射用製剤と
して製剤化すればよく、簡便には本願化合物の凍結乾燥
物を適宜、浸透圧調節剤、防腐剤、p H調節剤、I!
類(例えば、ショ糖等)の安定化剤等を添加した注射用
蒸留水に)8解調整すればよい。さらに本願化合物を坐
剤用油性基剤、例えばオリーブ油、ラッカセイ油、ゴマ
油、人豆浦、ナタネ油、ツバキ油、カカオ脂、肝脂、羊
毛脂、牛脂などの油脂類またはこれらの水素添加油、ア
セチル化物や、これらに界面活性剤を乳化した乳化物の
単独または二種以上の混合物、または水性基剤例えばグ
リセロゼラチン、プロピレングリコールなどの基剤の単
独または種以上の混合物に加えて1〜2gの坐剤製剤と
して調整してもよく、また、適宜の増粘剤、吸湿剤、吸
収促進剤等を添加使用して、経皮吸収製剤又は経鼻用製
剤となしてもよい。
【実施例】
次いで本発明の参考例、実施例を挙げて本発明を具体的
に説明するが、本発明は何らこれにより限定されるもの
ではない。 参考例1 1−デオキソ−1−α−シアノメチルヂチオーマンノピ
ラノース−2,3,4,6−チトラアセテーI・の製造 (1)マンノース18 g (0,1mole)を無水
酢酸63 rn 1.に溶かし、室温以下で攪拌しなが
ら、0゜3m6のlIcl0.  (70%純度)と]
Qmffの無水酢酸からなる混合液を添加した。室温に
て約3時間反応後、該反応液を氷水中に投入し、p H
無調整で酢酸エチルにて抽出し、酢酸エチル相を食塩水
(約10χW/V)にて3回洗浄した。酢酸エチル相を
無水芒硝にて脱水後、酢酸エチルを減圧下エバボレー1
・し、得られたシラツブ残渣に同量のトルエンを加えて
共沸する操作を2回繰り返した。次いで、残渣を酢酸エ
チルに溶解し、飽和重曹水で3回、さらに飽和食塩水に
て2回洗浄した後、酢酸エチル相を無水芒硝にて脱水後
、酢酸エチルを減圧下エバボレートして残渣を得た。 予め酢酸エチルにて充填したフコ−ゲルC−200カラ
ム(φ4X50cm、ゲル量;600m1)に、その残
渣をチャージし酢酸エチルで溶出するカラムクロマI・
グラフィーを行った。該当するフラクションを集め、減
圧濃縮し残渣を得た。 (2)上記(3)で得られた残渣6゜48gを、30%
のHB rを含む酢酸25gに40゛Cの水浴中で溶解
−uしめ、約3℃にて、−晩装置した。 反応液を、減圧下アルカリI・ラップを通して、エハボ
レートシ残渣を得た。この残渣を酢酸エチルに溶解し、
飽和重曹水で3回、次いで飽和食塩水で2回洗浄し、酢
酸エチル相を無水芒硝にて脱水後、酢酸エチルを減圧上
濃縮し、得られ残渣を、予め酢酸エチルにて充填したフ
コ−ゲルC−200カラム(ゲルit ; 200 m
β)にチャージし、酢酸エチルで溶出するカラムクロマ
トグラフィを行った。該当するフラクションを集め、減
圧濃縮し残渣を得た。 (3)上記(2)で得られた残渣4.、 1 g (0
,01mole)に、チオウレア(ナカライテスク社製
)8g (0,01mole )を4.2mj!のアセ
1〜ン(モレキュラーシーブス4Aで脱水)中で、アル
ゴン気流下、15分間還流し、その後アセトンを減圧上
留去した。 (4)上記の(3)で得られた残渣5 g (0,01
頂01e)とC7ICHzCN (ナカライテスク社製
)3.7g (0,041mole)とを50%アセト
ン水20.6m(lで溶解し、K2CO21、65g 
(0,012m。 le)とNaH3O,,2,17gを添加し、室温下約
30分間攪拌した。 反応液に氷水3 Q m Oを添加して攪拌し、析出し
た沈殿を吸引濾過により集め、その沈殿を酢酸エチルと
飽和食塩水により分液し、酢酸エチル層を無水芒硝にて
脱水後、酢酸エチルを減圧上留去して残渣を得た。得ら
れた残渣を、予めCll2Cρ2にて充填したフコ−ゲ
ルC−200カラム(φ4X50cm、ゲル量; 60
0mjりにチャンし、CHz C1z −M e OH
= 50 : 1の展開溶媒にて溶出するカラムクロマ
トグラフィーを行った。ソリ力ゲルTI−C(メルク社
製、Art;5554、 DC−八Iufolien 
Kieselgel 60 F254)にて、Rf値が
約0.5 (展開溶媒;酢酸エチル、フナスルランプ下
でスポットを確認)のフラクションを集め、減圧濃縮し
残渣を得た。さらに、この残渣を温メタノールに熔かし
、3℃に静置するごとにより再結晶化し1−デオキソ−
1−α−シアノメチルヂチオD−マンノピラノース−2
,346テトラアセテート(1−deoxy−1−α−
cyanomethylthio−D−mannopy
ranose−2+3+C6−1etraacetat
e  )の結晶を得た。物性は、シリカゲルTLC(メ
ルク社製、Δrt:5554、DC−八1ufolie
n Kiese1ge+ 60F254)でのRf値は
約0.5 (展開溶媒;酢酸エチル)、mp;130−
13]℃、〔α〕、22゜74.5 (c=0.2、ク
ロロホルム)であった。 参考例2 1−チオキソ−1−α−(2−シアノエチル)チオーD
−マンノピラノース−2,3,46−チトラアセテー1
・、I−デオキソ−1α−(3−シアノプロピル)チオ
ーD−マンノピラノース−2,3,4,6−チトラアセ
テー1・、およびI−デオキソ−1−α−(4−シアノ
ブチル)チオーD−マンノビラノス−2,3,4,6−
デトラアセテー1−の製造 参考例1(4)で用いたC (l CH2CNの代わり
に、各#Cff (CH2)Z CN、C1(CH2)
 3CN、およびC1(CH2) 4CN (アルドリ
ッヂ社製)を用い、その他の操作は参考例1と同様に行
って、標題の化合物を得た。 参考例3 1−チオこ1−ソー1−β シアノメチルチオガラクト
ピラノース− ラアセテ=1・の製造 参考例1(1)のマンノースの代わりに、ガラクトース
18gを用いて、以下参考例1と同様に行って、1−デ
オキソ−1−β−シアノメチルチオガラクトピラノース
−2.3.4.6−チトラアセテー1□ <1−deo
xy−1−β−cyanomethyl tbio−D
−galactopyranosc−2+3+4+6−
tetraacetate )の結晶を得た。物性は、
シリカゲルTLC(メルク社製、八rL:5554、 
DC−Alufolien  Xiese14el  
60  P2s4)  でのRf値は約0.5 (展開
溶媒;酢酸エチル)、mp;95−97°C、(α)n
”;−30。0(c=5.02、メタノール)であった
。 参考例4 1−デオキソ−1−β− (2−シアノエチル)チオ−
ガラクトピラノース−2.3.4。 6ーテI・ラアセテ−1・、■ーデオキソー1β−(3
−シアノプロピル)チオ−ガラクトピラノース−2. 
 3.  4.、  6−チトラアセテト、および1−
デオキソ−1−β−(4シアノブチル)チオーガラクト
ピラノース2、3.4.6ーテ1−ラアセテートの製造
参考例1(1)のマンノースの代わりに、ガラクトース
18gを用い、参考例1(4)で用いたC ff C 
11、CNの代わりに、各々C7!(CTI2)2ON
.、C(1  (CH2) 3CNXCe  (CH2
)4 CN (771。 トリソチ社製)を用いて、その他は参考例1と同様に行
って、表題の化合物を得た。 実施例1 参考例1で得た1−デオキソ−1−α−シアツノチルチ
オ−D−マンノピラノース−2.3.46−チトラアセ
テー1・6 0 0 m gに、0.01MのpJ a
 O M Q /メタノールを14.8m6添加し、室
温にて約24時間反応せしめた後、メタツルを留去し、
】−デオキソ−1−α−〔(2メトキソ−2−イミノ−
エチル)チオ)−D−マンノピラノース ( 1.−+
leoxy−]− α−[(2−methoxy−2i
mino−ethyl) thiol−D−manno
pyranose)を含む反応液を得た(1−デオキソ
−1−α〜シアツメデルチオーDーマンノピラノース−
2.3.4.6テトラアセテートから1−デオキソ−I
−α〔(2−メトキシ−2−イミノ−エチル)チオ〕I
〕ーマンノピラノースの収率は約50%であった) 1−デオキソ−1−α− 〔(2−メトキシ−2イミノ
−エチル)チオ〕−D−マンノビラノスを含む反応液に
、Ser”’−h− S O D (特開昭62130
684号、以下、S−b− S O Dと略す)500
mgを含む0.05Mホウ酸緩衝液(pI−I9.5)
5mpを添加して、室温にて約3時間反応せしめ、限外
iIf過(アトハンテク社製、UIIP−43、分画分
子量;20,000) L、凍結乾燥して目的化合物の
粉末5 3 0mgを得た。 実施例2 実施例1の1−デオキソ−1−αーソアノメチルチオー
Dーマンノピラノース−2.3.4、6テトラアセテー
L 6 0 0 m gを、参考例3で得た1−デオキ
ソ−]−β−ンアノメヂルチオ−ガラクトピラノース−
2,3,4,,6−チトラアセデー1・60 (1mg
に代え、以下実施例1と同様にL7て、「1的化合物の
粉末539mgを得た。 実施例1および実施例2における本化合物の物性は以下
の通りであった。 ■+−11) L C 使用機器; Shimadzu 6A systemカ
ラム;Shim−pack Diol−300(品性製
作所製、7.9 nun (直径) X 50 cm 
(長さ))移動相; 200mM硫酸ナトリウム含有2
0mMリン酸緩衝i(p+−+7.2) 流速; 1.0m6/分 検出;U■ディテクターにより280nm第1表 ■分子量; 1−記11 P L Cにより、下記の標
【11!品の
リテンションタイムから下記計算式を作成し、この4算
式により分子量を計算した(ダイマーとしての分子量と
考えられる)。その結果は、第2表に示す通りである。 V、−V。 Kav(与えられた試料が拡散しうる固定相ゲル体積の
割合) VO(シトテキストラン 2000の溶出量)  = 
 10.798Vt  (カラムの体積)  −24,
508V、(対象物の溶出量) MW(対象物の分子量) 第2表 r −””−− ■修飾基の数: 出発物質である5−h−S ODと、実施例1および2
の化合物の反応性のアミノ基の数を、T N T3S(
2+4+6−trinitrobenzene 1−s
ulfonic acid )法により測定した。TN
BS法は1.1.Biocl+emistry47.6
54−660 (1960)の方法に準して行った。 即ち、検体試料にTNBSを反応せしめ、340nmの
吸光度を測定し、TNP−リジンのモル吸光係数(ε−
] 、  4 X l O’ M−’cm−’)により
、TNBSと反応し得るアミノ基の数を算出し、出発物
質である5−h−S ODの算出されたアミノ基数から
実施例1または2の化合物の算出されたアミノ基数を差
し引いた数を、導入された修飾基の数とした。 上記方法により、出発物質である5−h−S ODのア
ミノ基数を測定すると、約20となった。また、実施例
1の化合物に導入されていた修飾基の数は、16.6個
であり、実施例2の化合物に導入されていた修飾基の数
は、17.5個であった。 該修飾基における糖部分の同定は、酢酸水銀(mcrc
oric acetate)による加水分解反応〔Δn
alytical Biochemistry 7]、
 318−32HI976) )を行えば、比較的マイ
ル1な条件下にて割合に定量的に分解できるので好まし
い。 ■SOD活性; 出発物質である5−h−S ODと、実施例1および2
の化合物のそれぞれをプlコテインとして同一・重量含
有する溶液のSOD活性を、SOD活性測定法〔チトク
ローム法; J、Biol、Chem、、244.60
49−6055 (1,969)) ニより、測定した
。5−h−S OD ニおけるS OI)活性を100
として、実施例1および2の化合物のSOD活性を相対
的に表示した。 く結果〉 本願化合物のSOD活性は、第3表の通り、65〜80
%と大部分の活性が保持された。比較として、5−h−
S ODにシアヌル酸法によりPIEG(ポリエチレン
グリコール)を結合した化合物は、20〜30%程度の
活性保持であった。 第3表 実施例3 S−h−S OD、実施例1の化合物、および実施例2
の化合物を下記の通り放射ラベルして、それぞれの化合
物につき2段階の投与量を、マウス(ddy)の尾静脈
に注射した(S−b−S ODについては、O,Img
/kgおよび10mg/kgの2投与群、実施例1の化
合物、および実施例2の化合物については、0.1.m
g/kgおよび1mg/kgを2投与群をそれぞれ設け
た)。なお、いずれの化合物も比放射能5.6mC1/
mg (プロティン重量当り)とした。 投与後一定時間(S−h−S ODにおいては、10分
.1時間、2時間30分、5時間、8時間および24時
間、実施例1および実施例2の化合物においては、1分
、3分、10分、30分、1時間、および2時間)後に
、1群3匹を層殺し、血液、腎臓、III!!臓、腸(
intestine ) 、肝臓、肺臓、心臓、筋肉、
糞尿等の臓器を摘出し、各臓器中の放射活性から、5−
h−S OD、実施例1の化合物、および実施例2の化
合物の各臓器中の分布量を測定した。 〈各化合物の放射ラベル化方法〉 ■Ill l nラベル化5−h−S ODInt、J
、八ppl 、Ra5iat、1sot、、33,32
7−332(1982)および5cience 220
.6]3−615.(1983)に記載の方法に準して
行った。即ち、10mg/mβの濃度の5−h−S O
D’を8液 (0、1MIIEPR3buffer:p
l+7.0>1mpに2倍モルのジエチレントリアミン
ペンタ酢酸無水物(Diethylenetriami
nepentaacetic acid anhydr
ide、同位化学社製、以下DTPA無水物と略す)を
含むDMSO1017ρの溶液を添加し、約30分間攪
拌した。その反応溶液を、O,1M酢酸緩衝液(pH6
,0)で調製したセファデックス(、−25(商品名;
ファルマシア社製)カラム(20g、2X40cm)に
掛けO,1M酢酸緩衝液(pi46.0)で溶出した。 tJVディテクターにより280nmの吸光度を示すピ
ークを集め、限外濾過(アトパンチク社製、UHI”−
43、分画分子量、 20,000)にて1〜2mlに
濃縮した。 次いで、この濃縮物80μgに、1M酢酸ナトリウム(
ナカライテスク社製)40μρとnCρ−a40tte
の溶液を添加して、約30分間放置し、0.1M#酸緩
衝液(pH6,0)で調製したセファデックスG−25
カラム(20g、2X40Cm)に掛けO,1M酢酸緩
衝液(pH6,0)で溶出した。280nmの吸光度を
示すビークを集め、上記と同一の限外濾過にて濃縮し、
生理食塩液に置換し、■I l nラベル化5−h−s
ODを得た〔比放射能16. 8mCi 7mg (プ
ロティン重量当り)〕。 ■実施例1の化合物のIll )nラヘル化上記■にお
ける5−h−S OD溶液の代わりに実施例1の化合物
の溶液を用い、2倍モルのDTr’A無水物を含むDM
SO10μlの溶液の代わりに5〜10倍モル(7)D
TPA無水物を含むDMSO10μffの溶液を用い、
以下■の方法と同様にして実施例1の化合物のlllI
nラヘル化物を得た〔比放射能;5.6mC1/mg 
 (プローj−イン重量当り)〕。 ■実施例2の化合物のlII Inラヘル化上記■にお
ける5−h−S OI)溶液の代わりに実施例2の化合
物の溶液を用い、2倍モルのDTPA無水物を含むDM
SOIOμeの溶液の代わりに5〜10倍モルのDTP
八無へ物を含むDMSOIOμpの溶液を用い、以下■
の方法と同様にして実施例2の化合物のIII l n
ラベル化物を得た〔比放射能; 5.6mC1/mg 
 (プロティン重量当り)〕。 〈結果〉 本願化合物である実施例1および実施例2のラヘル化物
は、第1図および第2図に示される通り、肝臓に投与量
の約70〜80%が集積していた。実施例1の化合物で
は、腎臓、肺臓、腸等のその他の臓器に殆ど分布してい
なかった。また、実施例2の化合物では、腸に若干の分
布が認められたが、その他の腎臓、肺臓等の臓器に分布
は見られなかった。実施例1および実施例2のラベル化
物の肝臓への集積の傾向は、O,1mg/kgおよび]
Omg/kgの投与群の各々において大きな変動は見ら
れなかった。 これに対し、5−h−S ODは第3図に示される通り
、血液から直ちに腎臓を経て体外に排泄され、肝臓を始
めとするその他の臓器には殆ど存在しなかった。 実施例4 S−h−S ODと実施例1および実施例2にて調製さ
れた化合物をアセトアミノフェン(Acetoamin
。 phen)を用いて誘発した実験肝炎モデルに投与した
。 〈実験方法〉 スプラグ・トウリー(Sprgue−Dowloy )
系ラット(雄)に、予め18時間前に3−メヂル・コラ
ントレン(3−methyl cholanthren
) 25 m g / kgを腹腔的投与して、1群5
〜8匹となるように無作為に5群に分けた。 1群は、対照として無処理とした。 ■群には、アセI・アミノフェンを750mg/kgを
注射用蒸留水に溶解して腹腔的投与した。 ■群乙こは、アセトアミノフェンを750mg/kgお
よび実施例1の化合物16mg/k gを注射用蒸留水
に溶解して腹腔的投与し、さらに12時間後に再度実施
例1の化合物を同量腹腔内投与した。 ■群には、アセI・アミノフェンを750mg/kgお
よび実施例2の化合物16mg/kgを注射用蒸留水に
溶解して腹腔的投与し、ざらに12時間後に再度実施例
2の化合物を同量腹腔内投与した。 ■群には、アセトアミノフェンを750mg/kgおよ
び5−h−so+)16mg/k gを注射用蒸留水に
溶解して腹腔的投与し、さらに12時間後に百度5−h
−S ODを同量腹腔内投与した。 全群とも、アセトアミノフェン投与24時間後にエーテ
ル麻酔下にて腹大動脈より採血し、致死せしめ剖検を行
った。肝臓については重量の測定および肉眼的観察を行
った。また分離採取した血清については、肝障害の指標
となるG OT (C4calRCK社製、メルクオー
トGOT) 、GPT (Cica−MERCK社製、
メルクオートGPT)およびラフチー1〜デヒドロゲナ
ーゼ(L D II ; Cica−MEIンCK社製
、メルクオートL D It )  (J、CI in
、Chem、Biochem、、 10.182(19
72)、Methods of [inzymatic
 Analysis、3rd ed、 edited 
by Il、Ll、llergmeyer、Weinh
eimVelag Chemie(1983) ]の各
酵素活性の生化学検査を行った。 〈結果〉 結果は、第4表に示される通り、実施例1の化合物およ
び実施例2の化合物を投与することにより、肝障害が抑
制されたのに対し、5−h−S ODを投与しても何ら
の抑制も見られなかった。 (以下、余白) 第4表 【発明の効果】 本発明によれば、SOD活性を十分に保持し、特異的に
肝臓に集積する性質を有する肝炎予防・治療剤として有
効で安全性の高い新規なSOD誘導体を提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、実施例Iの化合物の各臓器中の経時的分布を
示す。第2図は、実施例2の化合物の各臓器中の経時的
分布を示す。第3図は、5−h−s 。 I)の各臓器中の経時的分布を示す。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)式〔 I 〕: ▲数式、化学式、表等があります▼〔 I 〕 (式中、Rは1−α−マンノース残基、又は1−β−ガ
    ラクトース残基を示し、nは1〜4の整数を示す)で表
    される修飾基により、スーパーオキシドディスムターゼ
    (SOD)活性を有するポリペプチドのアミノ基が修飾
    されていることを特徴とするSOD誘導体。
  2. (2)SOD活性を有するポリペプチド1分子に対して
    、該修飾基が少なくとも4つ以上存在することを特徴と
    する請求項(1)記載のSOD誘導体。
  3. (3)式〔 I 〕: ▲数式、化学式、表等があります▼〔 I 〕 (式中、Rは1−α−マンノース残基、又は1−β−ガ
    ラクトース残基を示し、nは1〜4の整数を示す)で表
    される修飾基により、SOD活性を有するポリペプチド
    のアミノ基が修飾されているSOD誘導体を有効成分と
    する肝炎予防治療剤。
  4. (4)SOD活性を有するポリペプチド1分子に対して
    、該修飾基が少なくとも4つ以上存在することを特徴と
    する請求項(3)記載の肝炎予防治療剤。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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FR2806911A1 (fr) * 2000-03-28 2001-10-05 Univ Rene Descartes Utilisation de mimetiques de la sod dans le traitement d'insuffisances hepatocellulaires

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2806911A1 (fr) * 2000-03-28 2001-10-05 Univ Rene Descartes Utilisation de mimetiques de la sod dans le traitement d'insuffisances hepatocellulaires
WO2001072327A3 (fr) * 2000-03-28 2002-03-28 Univ Paris Descartes Utilisation de mimetiques de la sod dans le traitement d'insuffisances hepatocellulaires

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