JPH0420265Y2 - - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本案は修繕用の端切れとかボタン等の小物を整
理しながら引出に収納しておく小物入れに関する
ものである。

（従来技術及びその問題点） スーツなどの購入に際しそのポケツト等に修繕
用の端切れとか、ボタンが付属品として入れられ
ているのが一般的であるが、これらは常には必要
とするものでないため引出の奥などに押し込んだ
りしているのが普通であるが、小さいことも加つ
て必要と成つたときには探すのに苦労する等の不
便があつた。

（問題点を解決するための手段） 本案は以上のような欠点を解消すべく工夫され
たもので、端切れとかボタンなどの小物を区分け
して引出の隅部に収納できるようにし、もつてス
ーツなどの修理に際し必要な端切れ等を迅速に探
すことの出来るようにしたものである。

本案を図示の実施例によつて説明すると、直角
三角形状の基板１の斜辺２と他の二辺３，３に囲
い板４と基板の直角部８において互いが離間して
いる囲い板５，５を立設して収納部６を形成し、
この収納部６を斜辺２に並行で囲い板４，５，５
の高さと同高の区画板６により区画して基板１の
斜辺２側に小収納部７を、直角部８側に案内部９
を形成し、案内部９には該案内部９基板１に対応
する三角柱状で底部が底板１０によつてが閉じら
れている筒体１１を上下の着脱が自在なるよう嵌
合して成るものである。

筒体１１の高さは囲い板４，５，５の高さと同
じでも良い。又辺３，３の互いの囲い板５，５は
直角部８において交わるように固定しても良い。

尚囲い板４，５，５の高さは載置する引出１２
の深さと同高か低めにする。

全体或は基板１以外は透明部材を使用すれば使
い勝手が良い。

（作用） 本案は以上の如く具現されるものであり、これ
を使用するには基板１の直角部８を引出１２の隅
部に対応させて載置し、小収納部７には端切れ等
を収納し、ボタンなどは筒体１１に入れておく。
筒体１１内のボタンは筒体１１を案内部９より引
き上げて抜き出し、抜き出し後は筒体１１内のも
のを放出して必要なボタン等を選択した後に再び
案内部９に挿入する。

（効果） 本案は叙上の如く直角三角形状の基板の斜辺と
他の二辺に囲い板を立設して収納部を形成し、こ
の収納部を区画板により区画して斜辺側に小収納
部を、直角部側に案内部を形成し、案内部には該
案内部に対応する三角柱状で底部が閉じられてい
る筒体を上下の着脱が自在なるよう嵌合してある
ので、基板は引出の隅部に密接状態で納められて
不用意に倒れたりすること無く、而も筒体を抜き
出しても基板の底面全部が引出の底板に密接して
いるので倒れる恐れがない。

ボタンなどの小物は狭い筒体に入れても筒体の
みを案内部より抜いて収納されたボタンを取り出
すことが出来便利であり、小収納部は比較的容積
の大きいので多数種の端切れが納められ便利であ
る。

【図面の簡単な説明】

第１図は本案小物入れの斜視図、第２図は本案
小物入れを引出に納めた斜視図で、第３図は小物
入れの平面図であり、第４図は同側面図である。 １は基板、２は斜辺、３，３は辺、４，５，５
は囲い板、６は区画板、７は小収納部、８は直角
部、９は案内部、１１は筒体。

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 直角三角形状の基板の斜辺と他の二辺に囲い板
   を立設して収納部を形成し、この収納部を区画板
   により区画して斜辺側に小収納部を、直角部側に
   案内部を形成し、案内部には該案内部に対応する
   三角柱状で底部が閉じられている筒体を上下の着
   脱が自在なるよう嵌合して成る引出用小物入れ。