JPH0420108Y2 - - Google Patents

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JPH0420108Y2
JPH0420108Y2 JP2448786U JP2448786U JPH0420108Y2 JP H0420108 Y2 JPH0420108 Y2 JP H0420108Y2 JP 2448786 U JP2448786 U JP 2448786U JP 2448786 U JP2448786 U JP 2448786U JP H0420108 Y2 JPH0420108 Y2 JP H0420108Y2
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internal pressure
membrane structure
door
air membrane
decreases
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は空気膜構造物の内圧低下時における扉
の自動解錠装置に係るものである。
(従来の技術) 従来、空気膜構造物は、同構造物の内圧を所定
圧に保持する送風機が設置され、所要の個所に扉
が配設されている。
(考案が解決しようとする問題点) 前記空気膜構造物は次のような原因によつて内
圧低下が生起する。
(イ) 通常の出入口または窓等の開口部が安全装置
の故障や破損によつて、空気膜構造物の内圧を
維持する送風機の風量以上の内部空気が流出し
た場合、 (ロ) 空気膜構造物の膜本体の破損により(イ)と同様
な状況になつた場合、 (ハ) 停電時において非常電源に切り替えようとし
た場合、非常用発電機が正常に起動、または切
り替えができなかつた場合、 (ニ) 内圧を維持する送風機は予備機を持つている
が、予備機に切り替えたときに、同予備機が正
常に稼動しなかつたとき、このように空気膜構
造物の内圧が低下したとき、扉の開放が不可能
となり、内部の人達が不安感によつてパニツク
状態に陥つたり、あるいは内部の火災によつて
煙が充満する等の事態が発生する。
(問題点を解決するための手段) 本考案はこのような問題点を解決しようとする
もので、空気膜構造物の扉に、同構造物の内圧に
よつて施錠位置を占め、同内圧の低下に伴つて自
重、若しくは賦勢装置によつて解錠位置に復帰す
る錠止装置を設けてなることを特徴とする空気膜
構造物の非常扉装置に係り、その目的とする処
は、空気膜構造物の内圧低下時にのみ扉が解錠さ
れ、内圧維持時に施錠されるように構成された空
気膜構造物の内圧低下時における扉の自動解錠装
置を供する点にある。
(作用) 本考案は前記したように構成されているので、
空気膜構造物の内圧が高いときは扉に設けた錠止
装置が錠止位置を占め、扉が開扉されることがな
い。
而して前記構造物の内圧が低下すると、前記錠
止装置の自重、または賦勢装置による賦勢力が前
記構造物の内圧の錠止装置に対して作用する力を
上回ることによつて、同錠止装置は解錠位置に復
帰し、扉の解放が可能となる。
(考案の効果) このように本考案によれば、簡単な構造で、空
気膜構造物の内圧が低下したときのみ扉が自動的
に開放されるようにして空気膜構造物の内圧低下
に伴なう内部の人達の不安感によるパニツク状態
を未然に防止しうるものである。
(実施例) 以下本考案を図示の実施例について説明する。
1は空気膜構造物Aにおける外部Bに通ずる開
口部に配設された扉で、その頂部には框2の錠止
部3に係脱する垂直のロツクピン4が昇降自在に
貫挿され、同ロツクピン4の貫挿された縦貫孔5
の下端に、内側面が空気膜構造物A内に連通する
空窩6が設けられ、前記ロツクピン4の下端部に
は同ロツクピン4の昇降時に空窩6の内周壁面に
沿つて摺動する碗状のゴム製受圧片7が設けられ
ている。
図示の実施例は前記したように構成されている
ので、空気膜構造物Aの内圧Pが所定圧に維持さ
れた場合、前記受圧片7にかかる圧力によつてロ
ツクピン5が押上げられ、框2の錠止部3に係着
して非常扉1が錠止され、開放されることがな
い。
而して既述の如き原因によつて空気膜構造物A
の内圧が低下したとき、ロツクピン4の自重が同
内圧によるロツクピン4の押上げ力を上回り、同
ロツクピン4が下降することによつて框2の錠止
部3との錠止が解除され、扉1の開放が可能とな
る。
このように前記実施例によれば、空気膜構造物
Aの内圧が所定圧に維持された状態では、扉1は
ロツクピン4を介して框2に錠止され、開放され
ることがなく、空気膜構造物Aの内圧が低下した
場合に扉が開放され、内圧低下による空気膜構造
物A内の人の不安定によるパニツク状態が防止さ
れる。
また前記実施例の装置は電気的制御が不要で、
単純な機構のため、コストが低廉で作動不良の惧
れがない。
なお前記実施例においては、空気膜構造物Aの
内圧が低下したとき、自重で解錠位置に復帰する
ように構成されているが、スプリング等の賦勢装
置を設け、同装置の賦勢力によつて解錠位置に復
帰するようにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る空気膜構造物内圧低下時
における扉の自動解錠装置の一実施例を示す縦断
面図である。 A……空気膜構造物、1……扉、4……ロツク
ピン。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 空気膜構造物の扉に、同構造物の内圧によつて
    施錠位置を占め、同内圧の低下に伴つて自重、若
    しくは賦勢装置によつて解錠位置に復帰する錠止
    装置を設けてなることを特徴とする空気膜構造物
    の内圧低下時における扉の自動解錠装置。
JP2448786U 1986-02-24 1986-02-24 Expired JPH0420108Y2 (ja)

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JPS62137977U JPS62137977U (ja) 1987-08-31
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JP5371815B2 (ja) * 2010-02-02 2013-12-18 株式会社Nttファシリティーズ 扉の解錠装置

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