JPH04200770A - ウェブ加熱装置 - Google Patents

ウェブ加熱装置

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JPH04200770A
JPH04200770A JP33878090A JP33878090A JPH04200770A JP H04200770 A JPH04200770 A JP H04200770A JP 33878090 A JP33878090 A JP 33878090A JP 33878090 A JP33878090 A JP 33878090A JP H04200770 A JPH04200770 A JP H04200770A
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heating
nozzle
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Satoru Inoue
覚 井上
Mitsunori Kishi
岸 光展
Takeaki Tsuda
武明 津田
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Dai Nippon Printing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は1輪転印刷機、塗工機等において2紙、フィル
ム等のウェブに印刷、塗工等を施した後、そのウェブを
乾燥或いは熱処理するために加熱するウェブ乾燥装置に
関する。
〔従来の技術〕
従来、ウェブを乾燥させるために加熱する方法としては
、熱風による方法5赤外線による方法、加熱ドラムによ
る方法等があるが、印刷機、塗工機等では熱風方式が一
般的である。この熱風方式による加熱の様式として一般
的には、ウェブの下面をガイトロ〜うにより支持し、そ
のウェブ上面に複数のスリットノズルからの熱風を吹付
けて加熱するものと、ウェブ上下に複数のスリットノズ
ルからの熱風を吹付け、ウェブをフローティングさせつ
つ加熱を行うフローティング方式のものが知られている
〔発明が解決しようとする課題〕
しかし、上記した従来の熱風方式では、ウェブの移送速
度を高速にしようとする場合、乾燥不足になるという欠
点がある。これを解決するには、移送方向の加熱区間を
長くすればよいが、その場合にはパス長が長くなり、加
熱装置全体が太き(なってしまうという欠点が生しる。
本発明はかかる問題点に鑑みてなされたもので、従来よ
りもウェブに対する加熱効率を向上させ、従来と同じバ
ス長でありなからウェブの移送速度を高速としうる熱風
式のウェブ加熱装置を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本発明者は、上記問題を解決すべく鋭意検討した結果、
スリットノズルによる熱風吹付よりも、多孔板ノズルに
よる熱風吹付がウェブに対する加熱効率が極めて大きく
、この多孔板ノズルをフローティング方式に採用するこ
とにより、ウェブの加熱効率を極めて高めることが可能
であることを見出し1本発明を完成した。
すなわち1本発明は、ウェブの走行路の両側に。
ウェブ走行路に面するように多孔板ノズルを配置し。
該多孔板ノズルからの熱風によりウェブをフローティン
グさせながら加熱するようムこ構成したことを特徴とす
るウェブ加熱装置を要旨とする。
ここで、ウェブ走行路の上下に配置する複数の多孔板ノ
ズルを、ウェブ走行方向に交互となるように配置し、且
つ各多孔板ノズルの先端面をウェブ方向に凸形状となる
ように湾曲させることが好ましい。
〔作用〕
上記のウェブ加熱装置ではウェブが走行中、その上下に
配置された多孔板ノズルがウェブに熱風を吹付け。
ウェブをフローティングさせながら加熱する。この際。
多孔板ノズルは熱風を多数のスポット状にウェブに吹付
けており、そのスポット状に吹付けられた部分ではその
風速によって熱伝達率が大きくなっている。このような
スポット状の熱風吹付部分が極めて多数形成されるので
、ウェブ表面の平均熱伝達率は、スリットノズルからス
リット状に熱風を吹付ける場合に比べて向上する。かく
して、ウェブに対する極めて高い加熱能力を得ることが
できる。また、多孔板ノズルからの多数のスポット状の
熱風でウェブをフローティングさせるため、ウェブの広
い面積が熱風で支持されることとなり、ウェブのフロー
ティングが安定し、加熱が均一となる。
特に、つニブ走行路の上下に配置する多孔板ノズルを、
ウェブ走行方向に交互となるように配置し、且つ各多孔
板ノズルの先端面をウェブ方向に凸形状となるように湾
曲させておくと、ウェブがこれらの多孔板ノズルの間を
走行する際、安定して湾曲し、ウェブの走行が一層安定
し、好ましい。
〔実施例〕
以下、第1図以下に示す本発明の実施例により1本発明
を更に詳細に説明する。
第1図は、ウェブの乾燥装置として用いた本発明の一実
施例によるウェブ加熱装置を概略的に示すもので。
1は被乾燥物であるウェブ、2は走行中のウェブ1を案
内するガイドローラ23はウェブ1を加熱、乾燥するウ
ェブ加熱装置である。ウェブ加熱装置3は、ウェブ1の
走行路の上下に配lされた熱風供給ダクト4と。
再熱風供給ダクト4を取り囲む排気チャンバ5を有して
いる。各熱風供給ダクト4のウェブ走行路に面する位置
には、複数の多孔板ノズル6がウェブ走行方向に適当な
間隔をあけて配置されており、熱風をウェブ1に吹付け
るようになっている。この多孔板ノズル6は。
第2図に示すように、先端面6aに多数の小孔6bを形
成したものであり、その先端面6aをウェブに向かって
凸形状となるように湾曲させている。なお、第3図に示
すように、平坦な先端面6aを有する多孔板ノズル6を
用いてもよい。
第1図において、上下に配置された多孔板ノズル6は、
ウェブ走行方向に交互になるように、即ち、上の隣接し
た二つの多孔板ノズル6と6の間に下の多孔板ノズル6
が位置するように配置されている。また3各熱風供給ダ
クト4の多孔板ノズル6.6間には背面に通じる間隙7
が形成され排気流路を構成している。かくして、ウェブ
の各側において、ウェブ1の走行方向に沿って多孔板ノ
ズル6と排気流路7が交互に配列されている。
各熱風供給ダクト4には、ヒーター9.給気ファン10
、ダンパ11等を備えた熱風供給装置が接続され。
熱風を供給するようになっている。また、排気チャンバ
5には、ダンパ12.排気ファン13等を備えた排気装
置が接続されている。
以上の構成になるウェブ加熱装置3では、乾燥されるべ
きウェブlが矢印方向に走行し、その際上下の多孔板ノ
ズル6から熱風を吹き出すことにより、ウェブ1は浮揚
しつつ1両面より加熱される。この際、多孔板ノズル6
は多数の小孔6bから熱風をスポット状に吹き出し、ウ
ェブ1に吹付けるので、ウェブ1を良好に加熱すること
ができる。これを第4図、第5図のグラフにより更に具
体的に説明する。第4図は多孔板ノズル6によって熱風
を吹付けられるウェブ表面の熱伝達率分布を示すグラフ
である。このグラフから明らかなように、スポット状の
熱風が吹付けられる部分は熱伝達率が大きくなっており
、そのようなスポット状の熱風吹付部分が多数あるので
、全体としての平均熱伝達率が大きくなる。一方、第5
図は従来のスリットノズル15によって加熱されろウェ
ブ表面の熱伝達率分布を示すグラフである。このグラフ
から明らかなように、スリット状に熱風が吹付けられる
部分では熱伝達率が大きくなっているが2その部分は少
ししかないので、全体としての平均熱伝達率はさほど大
きくない。
かくして、第4図に示す多孔板ノズル6は、第5図に示
すスリットノズルよりも加熱効率が高く、従って本発明
の実施例による乾燥装置は、従来のスリットノズルを用
いたものよりも加熱効率が良く、ウェブの高速化或いは
パス長の短縮が可能となる。
更に、第1図において、ウェブ】は上下の多孔板ノズル
6からの熱風によって浮揚しながら走行するが。
その際、多孔板ノズル6が上下に交互に配置されている
ので、走行中のウェブが安定して波形に湾曲しながら走
行する。しかも、多孔板ノズル6からの熱風は。
ウェブ1の広い面積を支えて浮揚させるのでウェブ1の
走行が安定し、このためウェブのばたつきや乾燥むら等
の発生が防止される。特に、多孔板ノズル6の先端面6
aを第2図に示すように、ウェブに向う方向に凸形状と
すると、湾曲しながら走行するウェブ1と多孔板ノズル
先端面との間隔がほぼ一定になり、ウェブ1の走行が一
層安定する。ここで、多孔板ノズル6の先端面に形成す
る凸形状は、その先端面に対向するウェブの湾曲にほぼ
等しくなるように設定しておくことが好ましい。
以上に説明したように上記実施例のウェブ加熱装置1は
走行するウェブを両面から熱風で効率良く加熱すること
ができると共に、ウェブの走行を安定させることができ
、従来のスリットノズルを用いたものに比べ。
ウェブの高速化或いはウェブパス長の短縮が可能となる
なお、上記実施例では3本発明をウェブ1の乾燥に用い
る場合を説明したが1本発明のウェブ加熱装置はウェブ
1の乾燥のみに限らず、ウェブに対する熱処理にも使用
しうろことは言うまでもない。
〔発明の効果〕 以上のように1本発明のウェブ加熱装置は、走行中のウ
ェブの両側に上下から多孔板ノズルによって熱風を吹付
け、ウェブをフローティングしながら加部するものであ
るのでウェブの加熱効率が極めて良く、また。
ウェブの走行が安定し、このため1 ウェブの移送速度
を高速にできるとか、ウェブのパス長を短縮できるとい
う効果を有している。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例によるウェブ加熱装置の概略
断面図、第2図はそのウェブ加熱装置に用いた多孔板ノ
ズルの概略斜視図、第3図は多孔板ノズルの変形例を示
す概略斜視図、第4図はウェブに対する多孔板ノズルに
よる伝熱特性を示すグラフ、第5図はウェブに対するス
リットノズルによる伝熱特性を示すグラフである。 1− ウェブ、2−ガイドローラ、3− ウェブ加熱装
置、4−熱風供給ダクト 5 排気チャンバ、6−・−
多孔板ノズル、6a−先端面、6b−小孔、7−排気流
路59−・−ヒーター、10−・給気ファン、13−排
気ファン。 代理人 弁理士 乗 松 恭 三 6 シ3Li反ノ又Iし 牙2図    牙3図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. ウェブの走行路の上下に、ウェブ走行路に面するように
    多孔板ノズルを配置し、該多孔板ノズルからの熱風によ
    りウェブをフローティングさせながら加熱するように構
    成したことを特徴とするウェブ加熱装置。
JP33878090A 1990-11-30 1990-11-30 ウェブ加熱装置 Expired - Lifetime JP3263758B2 (ja)

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