JPH04200543A - 吸収性物品 - Google Patents
吸収性物品Info
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Abstract
め要約のデータは記録されません。
Description
失禁者用として用いられる吸収性物品、例えば、使い捨
ておむつに関する。
従来から種々提本されている。例えば、特公昭52〜4
0267号公報、特開昭54−115939号公報、特
開昭52−120045号公報、及び特開昭57−89
602号公報には、使い捨ておむつの側縁部に沿って予
めギヤザーを設け、着用者の股下部分におむつを宏着さ
せ、漏れにくくした使い捨ておむつが開示されている。
プに伸縮自在な側壁部を設けたものが提案されている。
−153311号公報には、いわゆる立体ギヤザーを形
成するサイドフラップの長手方向の側壁部(襞部)を内
向きに伏倒させてポケット部を形成することによって排
泄物の収容特性を向上させた使い捨ておむつが開示され
、また、特開昭62−223303号公報には、襞部を
外向きに伏倒させてポケット部を形成することによって
排泄物の収容特性を向上させた使い捨ておむつがそれぞ
れ開示されている。
つにおいては、次のような問題が挙げられる。
は、確かに内向きにポケット部が形成されるが、着用中
においてそのポケットが潰されてしまい、はとんど効果
をなさない。一方、後者のように、外向きに襞部を伏倒
した使い捨ておむつは、外向きのポケット部を形成する
が、排泄物の収容特性は優れたものではなかった。
示すように、襞部30の自由端に弾性部材(第1の弾性
部材)31を配設し、使い捨ておむつ32を自由状態と
したときに弾性部材31が縮んでおむつ本体をU字状に
湾曲させ、襞部30を起立させるものであるが、弾性部
材31は、使い捨ておむつの延出方向(中心線)14又
は股下部の弾性部材(第2の弾性部材)7の延出方向7
aと実質的に平行に配置されているため、使い捨ておむ
つ32をU字形状に形成する力しか付与されておらず、
襞部30の起立方向又は襞部30の起立を保持する方向
成分にはほとんど作用されていない。
く且つ起立した襞部30は潰れ易いという問題がある。
とが考えられるが、伸縮力を高めるだけでは、おむつを
縮小化させ、着用者の肌を痛めるという不都合がある。
襞部を備えた吸収性物品を提供することにある。
ックシートと、これら両シート間に位置する吸収体とを
有する本体と、上記本体のト・2ブシート側に設けられ
、上記本体の長手方向に沿って延出し、立体ギヤザーを
形成する襞部とを有する吸収性物品において、上記襞部
はその延出方向に沿う一側縁部が固定され、該一側縁部
と対向する他側縁部が自由端部であって、その自由端部
には第1の弾性部材が配置されており、該第1の弾性部
材は上記本体の長手方向と交差する方向に配置されてい
ることを特徴とする吸収性物品を提供することにより、
上記目的を達成したものである。
自由端部に配置された弾性部材が、その伸縮力を作用し
て本体をU字形形状の湾曲に形成し、同時に本体の長手
方向に沿って配置された襞部を起立させる。
する平面的な力が作用する。
即ち、実質的に平行でない方向に配置されているから、
前述した平面的な方向の力に加えて、襞部の平面と交差
する方向の力が作用し、これらの力は総合的には立体的
に作用する。
り、襞部の起立が容易となり、且つ起立した襞部が潰れ
にくくなる。
明の好ましい一実施例を詳細に説明する。
ておむつを例に用いて説明する。
むつ1は、着用者の肌に接する側を形成する液透過性の
トップシート2と、該トップシート2に対応する液不透
過性のバックシート3と、該バンクシート3と上記トッ
プシート2との間に位置した状態で固定されて排泄物を
吸収する吸収体4とからなるおむつ本体IAを備えてい
る。おむつ本体IAには、吸収体4の長手方向両端縁の
外方へ延出された一対のウェストフラップIOA、10
Bと、上記吸収体4の長手方向両側縁から幅方向外方へ
延出された一対のサイドフラップ9.9と、上記トップ
シート2の身体側面にその一部分を接合固定された一対
の襞部5.5を具備する。
ックシート3が重合して一体に形成され、両シート間に
第2の弾性部材7.7が張設される。
一寸法であることが好ましいが、どちらか一方が長く形
成されていても良い。
、その両側縁には、円弧状にへこんだ凹欠部9Aが形成
されている。また、使い捨ておむつ1には、着用時に、
着用者の腹側に位置する腹側部11と、背側に位置する
背側部12とが形成されており、腹側部11は第1図中
下方に位置し、背側部12は上方に位置している。そし
て、腹側部11と背側部12との間には、股下部13が
形成されている。この股下部13は前述の凹欠部9Aを
含む部分である。
ープファスナー23.23が取り付けられている。この
テープファスナー23.23の幅方向中央部には、ウェ
スト廻りのフィツト性を向上するために伸縮部材が取り
付けられていることが好ましい。また、上記ウェストフ
ラップIOA、10Bには、第3の弾性部材が幅方向に
張設されていてもよい。
線14に沿って、背側のウェストフラップIOAから腹
側のウェストフラップIOBに至って延出されている。
れており、背側のウェストフラップ10Aに位置する基
端部5Aと腹側のウェストフラップIOBに位置する終
端部5Cにおいて、トップシート2にその全面を接合固
定されているとともに、更に襞部5.5は、その延出方
向に沿う一側縁部が固定縁部5Eとしてトップシート2
に固定されている。
15Cにおいて最も離間し、基端部5A及び終端部5C
から股下区域の位置まで次第に間隔が狭くなり、サイド
フラップ9の位置においては等間隔に、即ち、略平行と
なる形状に形成されており全体として湾曲形状に配置さ
れている。そして、互いに対向する位置において、その
外側が固定縁部5Eとなっており、互いに対向する内側
が自由縁部5Dとなっている。この自由縁部5Dには、
第1の弾性部材6が張設されている。即ち、第1の弾性
部材6は、襞部5と同様に全体として湾曲形状に配置さ
れ、おむつ本体IAの中心線14と実質的に全長に亘っ
て平行には配置されず、少なくとも第1の弾性部材6の
一部は、その延長線6Aが中心114と交差する。
れて構成されており、シート部材は、好ましくは疎水性
であり、好ましくは通気性である。
部5の自由縁部5Dに沿って直線状に、シート部材に包
まれた状態で張設されている。第1の弾性部材6は、好
ましくは基端部5Aから終端部5Cまでの間で、連続的
に伸縮可能な状態で弾性固定されている。ここで、襞部
5を長手方向に完全に伸長させた時、弾性部材の伸縮方
向を示す線を弾性伸縮線と定義する。
フラップ9の第2の弾性部材7とおむつ本体IAの中心
線14までの間に配置される。襞部5の全幅は少なくと
も10mであり、好ましくは30m1〜60Wmである
。
が、好ましくは糸状の弾性部材−本であり、テープ状の
弾性部材であろうと、複数本の弾性部材であろうと制限
されない。一般に該弾性部材の素材としてはテープ状ま
たは糸状の弾性体が挙げられ、150パ一セント伸長時
の応力が100グラム以下のものが特に好ましいが、伸
縮自在の弾性を有するものであれば特に制限されない。
られる。この場合の弾性伸縮線は、テープ状であればそ
の最外縁に沿った線、複数のものであればその最外部材
の最外縁に沿った線に相当する。
、業界公知のものを利用することができ、ホットメルト
型接着割に限定されず、超音波による溶着や熱による溶
着などさまざまなものを利用できる。
スチックフィルムなど、好ましくは親水性のものであり
、全面親水性であるか、周囲を換水性としたものである
かは、本発明の実施v9様の取りようによって任意に選
択できる。
を加えて延伸して成型した透湿性のプラスチックフィル
ムや、強振水性の繊維不織布及びそれらを積層一体化し
たンートなどが用いられる。
シート2や、上記バノクンート3と同様な材料を用いて
もよい。
、高分子吸水ポリマーを併用したものが用いられる。ま
た、熱可塑性樹脂とセルロース繊維と高分子吸水ポリマ
ーに熱処理したものを用いてもよい。
図に示すように展開し、これを第2図に示すようなU字
形状に湾曲した自然状態として、幼児の股下に当て、背
側部12を幼児の背側に腹側部11を幼児の腹側に位置
さ廿た後、背側のテープファスナー23にて腹側のバッ
クシート3に貼着する。
が襞部5の自由端部5Dをその長手方向を縮めるように
引っ張り、第2の弾性部材7と共同して第2図に示すよ
うにおむつ本体IAをU字形状の湾曲に形成する。この
とき、第1の弾性部材6は、基端部5Aと終端部5Cと
の間の最短距離を通ろうとするので、使い捨ておむつ1
を自由な状態においたとき、伸縮仮想線20にほぼ近似
して伸縮する。ここで、伸縮仮想線20とは、第3図に
示すように、襞部5の自由端縁5Dに配置された第1の
弾性部材6の長手方向両固定端21.22の間を直線で
結ぶ線をいう。伸縮仮想vA20と固定縁部5Eとが重
なるとき、即ち、両者の幅方向における距離が0となっ
たときに襞部5はその全幅を最大限に生かした、堰を形
成することができる。その時、襞部5は第7図に示すよ
うに起立し、理論上において襞部5は三次元のあらゆる
方向にたいして最も効率的に働く。理論上というのは、
実際にはサイドフラップ9.9に配置された第2の弾性
部材7の収縮力の影響を、少なくとも受けるからである
。
質的に平行に離間して配置されているため、第1弾性部
材6は伸縮仮想線20と交差する方向の力が作用するが
、この交差する力は、直交する方向の力F1ばかりでな
く、伸縮仮想線20に対して斜めの方向の力F2も作用
する。
して襞部の高さ方向に平面的な方向の力として作用する
。一方、斜め方向の力F2は、襞部の平面に交差する方
向に作用し、結局、襞部5には実質的に三次元的な力が
作用する。
次元的な力として第1の弾性部材6が作用するから、第
7図に示すように、襞部5をトップシート2に対して略
垂直に起立させ且つその状態を保持する。
間に排泄物の収納を目的としたポケット25が形成され
ている。
例を説明する。以下に説明する他の実施例においては、
上述した実施例と同一部分には同一の符号を付すことに
より、その部分の詳細な説明を省略する。
は、一対の襞部5.5を流線形状に湾曲して形成してお
り、各襞部5の基端部5A、5A間及び終端部5C25
0間の寸法を比較的狭く、股下部13に位置する略中央
においては広い寸法に形成されている。
縁部5Eが設けられており、外側に自由縁部5Dが設け
られている。
1においても、上述した第1の実施例による使い捨てお
むつ1と同様な効果を得ることができる。
は、襞部5はおむつ本体IAの長手方向の中心線14に
対して実質的に平行に接合されている。該襞部5には、
第1の弾性部材6が取り付けられ内側に湾曲した形状と
なっている。湾曲状に配置された第1の弾性部材6の固
定端21.22は、襞部5の固定縁部5Eと実質的に重
なり、弾性部材6の伸縮仮想線20と固定縁部5Eは重
なっている。
したときの、トップシート2側からみた斜視図を第6図
に示す、第6図に示すように、襞部5は、おむつ本体I
Aの表面シート2に対してほぼ垂直に立ち上がる。この
第3の実施例においては、襞部5とトップシート2の間
、使い捨ておむつ1の長手方向両端部付近の基端部5A
と終端部5Cとトップシート2との間に、ポケット24
.24が形成される。このポケット24.24は、ウェ
スト部からの漏れに対して防止効果を発揮す本発明は上
述した一実施例に限定されることなく、本発明の要旨を
逸脱しない範囲で種々変形可能である。
縁5Dとの間に介装していてもよく、そのようにした場
合、上記吸収体を備えた襞部5がポケットを形成するこ
とによって、使い捨ておむつの排泄物収容特性を一層向
上させることができる。このように襞部5に吸収体を介
装する場合は、その吸収体は一部分もしくは全域にわた
って親水性とするのが好ましい。
且つ排泄物を潰れにくくすることができる。
一部を破断して示した平面図、第2図は第1図に示す使
い捨ておむつの斜視図、第3図は第1図に示す使い捨て
おむつの作用を示した図、第4図は本発明の第2の実施
例による使い捨ておむつの作用を示した図、第5図は本
発明の第3の実施例による使い捨ておむつの平面図、第
6図は第5図に示す使い捨ておむつの斜視図、第7図は
本発明の使い捨ておむつによる襞部の起立状態を示す断
面図、第8図は従来の使い捨ておむつによる襞部の起立
状態を示す断面図、第9図は従来の使い捨ておむつの平
面図である。 1.41.42;使い捨ておむつ(吸収物品)2;トッ
プシート 3;バックソート4;吸収体
5;襞部 5D;自由縁部(他側縁部) 5E;固定縁部(一側縁部) 6;第1の弾性部材 7;第2の弾性部材 第1図 第2図 第5図 第7図 5D 第8図 第91図 30I7a
Claims (3)
- (1)液透過性のトップシートと、液不透過性のバック
シートと、これら両シート間に位置する吸収体とを有す
る本体と、上記本体のトップシート側に設けられ、上記
本体の長手方向に沿って延出し、立体ギャザーを形成す
る襞部とを有する吸収性物品において、 上記襞部はその延出方向に沿う一側緑部が固定され、該
一側縁部と対向する他側縁部が自由端部であって、その
自由端部には第1の弾性部材が配置されており、該第1
の弾性部材は上記本体の長手方向と交差する方向に配置
されていることを特徴とする吸収性物品。 - (2)上記本体には、その短手方向における上記襞部の
外側に、上記本体の長手方向に沿って第2の弾性部材を
備えていることを特徴とする請求項(1)記載の吸収性
物品。 - (3)上記襞部の上記一側部は、長手方向に沿って延出
された中心線と、上記吸収体の側縁との間に位置するこ
とを特徴とする請求項(1)又は(2)のいずれかに記
載の吸収性物品。
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- 1990-11-30 JP JP2336094A patent/JP2908877B2/ja not_active Expired - Fee Related
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