JPH04200519A

JPH04200519A - 電気掃除機の吸込口体

Info

Publication number: JPH04200519A
Application number: JP33594890A
Authority: JP
Inventors: Yukio Takimoto; 滝本　雪雄
Original assignee: Tokyo Electric Co Ltd
Current assignee: Toshiba TEC Corp
Priority date: 1990-11-30
Filing date: 1990-11-30
Publication date: 1992-07-21

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野）この発明は、電気掃除機の吸込口体に関し、詳しくは吸
込口本体にその下方に開口する吸込口と、吸込口本体の
下面に前記吸込口と連続して形成される案内風路とを設
けた吸込口体に関するものである。

（従来の技術）この種の吸込口体としては、例えば第６図および第７図
に示すようなものがある。

第６図および第７図において、１は吸込口本体２を備え
た吸込口体であり、吸込口本体２には、下方に開口する
吸込口３が設けられている。また、吸込口本体２の下面
には、吸込口３と連通し且つその長手方向に形成される
溝状の案内風路４が設けられている。５は吸込口体１に
接続された接続管で、この接続管５を介して図示しない
掃除機本体の集塵室と吸込口３とが連通するようになっ
ている。

そして、前記集塵室が負圧になると、案内風路４から塵
埃が吸引され、該塵埃が吸込口３および接続管５を介し
て集塵室へ吸引されていくものである。

（発明が解決しようとする課題）しかしながら、上記のような吸込口体１にあっては、被
清掃面が床や畳等の硬い平面状のものであれば支障はな
いが、絨穂や布団等のように凹凸や柔軟性のあるものは
、第７図に示すように、案内風路４の吸引により絨穂や
布団等が案内風路４内に入り込んで案内風路４の内面に
吸着してしまう場合があり、このような状態になると、
案内風路４から塵埃を吸引することができなくなるので
、捕集効果が極端に低下してしまうという問題があった
。また、その吸着により吸込口体をスムーズに移動させ
ることができなくなドパ　吸込口体の操作性が悪くなる
という問題があった。

そこで、この発明は、上記問題点に鑑みてなされたもの
で、その目的は、被清掃面が凹凸や柔軟性のある絨穂や
布団等であっても、捕集効果の低下を防止することがで
き、しかも操作性が悪くなることのない電気掃除機の吸
込口体を提供することにある。

（課題を解決するための手段）この発明は、上記目的を達成するため、吸込口本体に下
方に開口する吸込口と、吸込口本体の下面に前記吸込口
と連通し且つ吸込口本体の長手方向に形成される溝状の
案内風路とが設けられている電気掃除機の吸込口体にお
いて、前記案内風路内に突起を設け、この突起の高さをその先
端が吸込口本体の下面から突出しないように設定したこ
とを特徴とする。

（作　用）このような構成によれば、案内風路内に設けた突起が絨
穂や布団等が案内風路内へ入り込むのを阻止するので、
案内風路内の内面に絨穂や布団などが吸着してしまうこ
とが防止され、したがって被清掃面が凹凸や柔軟性のあ
る絨穂や布団等であっても捕集効果が低下してしまうこ
とが防止される。また、その吸着が防止されるので、吸
込口体の操作性が悪くなってしまうことがない。

（実　施　例）以下、この発明の実施例を図面に基づいて説明する。

第１図および第２図において、１１は吸込口本体１２を
備えた吸込口体で、吸込口本体１２の中央部には下方に
開口した吸込口１３が設けられている。この吸込口１３
は連結管にと連通し、この連通管Ｋを図示しない延長管
等を接続することにより該延長管等を介して掃除機本体
（図示せず）の集塵室と吸込口１３とが連通されるもの
である。

吸込口本体１２の下面には、吸込口１３と連通するとと
もに吸込口１３の両側から左右方向（第１図において）
である長手方向に延びた溝状の案内風路１４がそれぞれ
形成されている。そして、各案内風路１４内には、その
上面１４ａから垂下するとともに案内風路１４に沿って
延びる突起１５が設けられている。

この突起１５の高さは、その先端１５ａが第２図に示す
ように吸込口本体１２の下面１２ａから少し引き込むよ
うに設定されている。

また、吸込口本体１２の下面１２ａには、案内風路１４
の前側と後側とに被清掃面と当接した状態となる前当接
部１６と後当接部１７とがそれぞれ形成され、前当接部
１６にはローラ１８が設けられており、後当接部１７に
はブラシ１９が設けられている。２０は吸込口本体１２
を保護するバンパーである。

次ぎに、上記のように構成される電気掃除機の吸込口体
の作用について説明する。

いま、図示しない電気掃除機本体を作動させて吸込口本
体１２の吸込口１３を負圧にすると、案内風路１４も負
圧となって、案内風路１４および吸込口１３から塵埃を
吸引していくこととなる。このときに、被清掃面が凹凸
や柔軟性のある絨穂や布団等である場合、その吸引によ
り絨穂や布団が案内風路１４内へ入り込むが、案内風路
１４に設けた突起１５がそれを阻止するので、第３図に
示すように、案内風路１４内の内面に絨毬２１や布団等
が吸着してしまうことが防止され、塵埃の捕集効果の低
下は防止される。また、その吸着の防止により吸込口体
１１が移動しにくくなるということがなく、吸込口体１
１の操作性は悪くならない。

また、被清掃面が絨穏２１等の場合、第４図に示すよう
に、吸込口体１１を矢印方向に移動させると、絨穂毛２
１ａが突起１５によって掻き上げられる状態となるので
、絨穏毛２１ａに付着している塵埃を答易に吸引するこ
とができることとなる。この場合、突起１５の高さは、
その先端１５ａが吸込口本体１２の下面１２ａから少し
引き込むように設定されているので、吸込口体１１の移
動の邪魔にはならない、また、突起１５は案内風路１４
内を流れる空気を整流するので、吸引効果が上がる。

上記実施例は、案内風路１４内に突起１５を１つ設けて
いるものについて説明したが、これに限らず、複数並列
に突起を設けてもよい。また、パワーブラシを有する吸
込口体に設けることもできる。この場合には、例えば、
第５図に示すように、パワーブラシ３０と平行に突起３
１を設ける。３２は案内風路、３３はパワーブラシ３０
を回転させるモータである。

（発明の効果）この発明によれば、案内風路内に突起を設けたものであ
るから、凹凸や柔軟性のある絨穂や布団等が案内風路内
へ入り込むのを阻止し、これにより絨穂や布団等が案内
風路の内面に吸着してしまうことが防止され、捕集効果
の低下を防止することができる。また、その吸着が防止
されるので、吸込口体の操作性が悪くなってしまうこと
を防止することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は、この発明に係る電気掃除機の吸込口体の底面
図、第２図は上記の吸込口体の断面を示した断面図、第３図
は絨穂等が案内風路内へ入り込むのを阻止することを示
した説明図、第４図は突起の掻き上げ効果を示すための説明図、第５図は他の実施例を示した説明図、第６図および第７図は従来の吸込口体を示した説明図で
ある。１１・・・吸込口本体１２・・・吸込口体１３・・・吸込口１４・・・案内風路１５・・・突起

Claims

【特許請求の範囲】　吸込口本体に下方に開口する吸込口と、吸込口本体の
下面に前記吸込口と連通して形成される溝状の案内風路
とが設けられている電気掃除機の吸込口体において、前記案内風路内に先端が吸込口本体の下面から突出しな
いように突起を設けたことを特徴とする電気掃除機の吸
込口体。