JPH04200474A - 補助循環用カニューレ装着補助具 - Google Patents
補助循環用カニューレ装着補助具Info
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- JPH04200474A JPH04200474A JP2329555A JP32955590A JPH04200474A JP H04200474 A JPH04200474 A JP H04200474A JP 2329555 A JP2329555 A JP 2329555A JP 32955590 A JP32955590 A JP 32955590A JP H04200474 A JPH04200474 A JP H04200474A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、重篤な心機能不全の治療に使用される補助循
環用カニユーレを、安全、正確、かつ迅速に装着するだ
めの補助具に関するしのである。
環用カニユーレを、安全、正確、かつ迅速に装着するだ
めの補助具に関するしのである。
近年の医療機器、心臓外科手術の技法の進歩はめざまし
いものかあり、従来治療困廿とされていた疾患も、徐々
に克服され−)つある。特に、機能不全に陥った心臓に
代わって、−時的に心臓のポンプ機能の一部を代行し、
末梢循環の維持改善と心機能の回復を計るためのいろい
ろな手法か検討、開発さねてきたことは、治療成果の同
士に太き(貢献しているものと思われる。
いものかあり、従来治療困廿とされていた疾患も、徐々
に克服され−)つある。特に、機能不全に陥った心臓に
代わって、−時的に心臓のポンプ機能の一部を代行し、
末梢循環の維持改善と心機能の回復を計るためのいろい
ろな手法か検討、開発さねてきたことは、治療成果の同
士に太き(貢献しているものと思われる。
現在、実用に供されている補助循環法には、大動脈内バ
ルーンボンピング(以下、l A B ))と略す)、
静脈−動脈バイパス、補助人]−心臓等を使用した左心
バイパス等がある。しかし、これらの方法はそれぞれ、
治療効果、操作性、外科的侵襲の大きさ、緊急時の対応
性、設備の有無という観点からみてみると、少なくども
1つ以上の致命的な短所を有している。このため、重篤
な心機能不全を有し、−刻も早く治療を必要とする患者
を想定した場合、必ずしも必要十分な補助循環法どは言
えなくなってきている。具体的に述べれば、特殊な設備
を必要としない、緊急時にも容易、・かつ迅速に実施す
ることが可能、生体への外科的侵襲が少ない、強力な循
環補助のできる手法である、という条件のすへてを満た
す手法はないといえる。
ルーンボンピング(以下、l A B ))と略す)、
静脈−動脈バイパス、補助人]−心臓等を使用した左心
バイパス等がある。しかし、これらの方法はそれぞれ、
治療効果、操作性、外科的侵襲の大きさ、緊急時の対応
性、設備の有無という観点からみてみると、少なくども
1つ以上の致命的な短所を有している。このため、重篤
な心機能不全を有し、−刻も早く治療を必要とする患者
を想定した場合、必ずしも必要十分な補助循環法どは言
えなくなってきている。具体的に述べれば、特殊な設備
を必要としない、緊急時にも容易、・かつ迅速に実施す
ることが可能、生体への外科的侵襲が少ない、強力な循
環補助のできる手法である、という条件のすへてを満た
す手法はないといえる。
ぞこて、本発明者らは1、これらの条件を満たすことの
できる新しい補助循環装置を開発するすべく研究に着手
した。その結果、補助循環用カニユーレ、バルーン駆動
装置、血液ポンプより構成される補助循環装置により、
所期の目標に到達できることを見いだし、これを特願平
1−338140号に開示した。
できる新しい補助循環装置を開発するすべく研究に着手
した。その結果、補助循環用カニユーレ、バルーン駆動
装置、血液ポンプより構成される補助循環装置により、
所期の目標に到達できることを見いだし、これを特願平
1−338140号に開示した。
この装置で使用されるカニユーレは可撓性チューブから
なり、その長さ方向に貫通するメインルーメンと前方部
に位置し伸縮自在のバルーンを有し、チューブ壁には先
端を封止し前記バルーン内の位置に開口を設けると共に
後端部に分岐チューブを付設した→ノーブルーメンを設
けたものである。
なり、その長さ方向に貫通するメインルーメンと前方部
に位置し伸縮自在のバルーンを有し、チューブ壁には先
端を封止し前記バルーン内の位置に開口を設けると共に
後端部に分岐チューブを付設した→ノーブルーメンを設
けたものである。
カニユーレは大腿動脈から大動脈内に挿入され、さらに
カニユーレ先端は大動脈弓、大動脈弁を通り、左71、
・室内に留置される。この時、バルーンは下行大動脈内
に位置する。カニユーレのメインルーメンの後端部は血
液ポンプに接続され、血液ポンプにより左心室内の血液
は鎖骨上動脈、または、もう一つの大関動脈・\バイパ
スさオlる。バルーンはカニユーレ後端部の分岐チュー
ブに接続されるバルーン駆動装置により、心電図1ご同
期して拡張、収縮を縁り返す。この2つの動作により、
拍動流補助を行い、心臓の仕事量を減少させるとともに
、動脈圧をト昇させて、冠状動脈や各臓器・\の血液循
環か確保される。
カニユーレ先端は大動脈弓、大動脈弁を通り、左71、
・室内に留置される。この時、バルーンは下行大動脈内
に位置する。カニユーレのメインルーメンの後端部は血
液ポンプに接続され、血液ポンプにより左心室内の血液
は鎖骨上動脈、または、もう一つの大関動脈・\バイパ
スさオlる。バルーンはカニユーレ後端部の分岐チュー
ブに接続されるバルーン駆動装置により、心電図1ご同
期して拡張、収縮を縁り返す。この2つの動作により、
拍動流補助を行い、心臓の仕事量を減少させるとともに
、動脈圧をト昇させて、冠状動脈や各臓器・\の血液循
環か確保される。
本補助循環装置の効果を充分に得るためには、カニユー
レの先端を左心室内に正確、迅速、かつ安全に誘導でき
ること、カニユーレの挿入時の出血を極力抑えることが
要求される。例えば、カニユーレの先端を左心室内へ深
く入れすぎた場合、カニユーレ先端の脱血[−]が心室
壁にあたり、充分な脱血量を得られない可能性がある。
レの先端を左心室内に正確、迅速、かつ安全に誘導でき
ること、カニユーレの挿入時の出血を極力抑えることが
要求される。例えば、カニユーレの先端を左心室内へ深
く入れすぎた場合、カニユーレ先端の脱血[−]が心室
壁にあたり、充分な脱血量を得られない可能性がある。
逆にカニユーレ先端が左心室内に少ししか入っていない
場合、バルーンを所定の位置に留置できず、その効果を
期待てきなくなる可能性があるばかりか、心臓の拍動に
より、せっかく挿入したカニユーレが左心室内からはず
れてしまい、バイパスの効果が期待できない危険性があ
る。また、本カニユーレを左心室内に挿入する際は、大
動脈弓に沿−・てカニユーレを進行させなければならな
い。この時、カニユーレを大動脈弓部て旋回することか
できず、血管内壁を傷つけてしまうと、大動脈解離等の
重篤な症状を誘発してしまうことになる。さらに、カニ
ユーレ挿入時の必要以上の出血は、治療を受けている患
者にとって大きな負担どなるばかりか、生命を脅かす可
能性もあり、好ましくない。
場合、バルーンを所定の位置に留置できず、その効果を
期待てきなくなる可能性があるばかりか、心臓の拍動に
より、せっかく挿入したカニユーレが左心室内からはず
れてしまい、バイパスの効果が期待できない危険性があ
る。また、本カニユーレを左心室内に挿入する際は、大
動脈弓に沿−・てカニユーレを進行させなければならな
い。この時、カニユーレを大動脈弓部て旋回することか
できず、血管内壁を傷つけてしまうと、大動脈解離等の
重篤な症状を誘発してしまうことになる。さらに、カニ
ユーレ挿入時の必要以上の出血は、治療を受けている患
者にとって大きな負担どなるばかりか、生命を脅かす可
能性もあり、好ましくない。
このような状況に鑑み、本発明は、安全、正確かつ迅速
にカニユーレを挿入、配置できるカニユーレ誘導手段と
、挿入操作時の出血を最小限におさえる手段を提供する
ことにより、上述した多くの問題点の発生を回避し7、
患者か本術式による補助循環の効果を最大限享受できる
ようにすることを目的としたものである。
にカニユーレを挿入、配置できるカニユーレ誘導手段と
、挿入操作時の出血を最小限におさえる手段を提供する
ことにより、上述した多くの問題点の発生を回避し7、
患者か本術式による補助循環の効果を最大限享受できる
ようにすることを目的としたものである。
本発明は上述の課題を解決すへくなされたものであり、
長さ方向に貫通し2、血液の通路となるメインルーメン
と気体の通路となるサブルーメンとを有する可撓性チュ
ーブの前方部に伸縮自在のバルーンを付設し、サブルー
メンの先端は封II、するとともにバルーン内の位置に
開1コ1を設けた補助循環用力ニュー1.を生体管腔内
に導入するための補助具てあって、前記補助循環用カニ
ューレのメインルーメンに挿通して該カニユーレを誘導
するt−めの、先端かループ状に形成されたカニユーレ
誘導手段と、長さ方向に貫通路を有し、面記補助循環用
カニユーレのメインルーメン後端部に組み込んで使用さ
れるカニ。−レ誘導手段挿入部を備λた逆流防止手段と
から構成されることを特徴とする補助循環用カニユーレ
装着補助具である。
長さ方向に貫通し2、血液の通路となるメインルーメン
と気体の通路となるサブルーメンとを有する可撓性チュ
ーブの前方部に伸縮自在のバルーンを付設し、サブルー
メンの先端は封II、するとともにバルーン内の位置に
開1コ1を設けた補助循環用力ニュー1.を生体管腔内
に導入するための補助具てあって、前記補助循環用カニ
ューレのメインルーメンに挿通して該カニユーレを誘導
するt−めの、先端かループ状に形成されたカニユーレ
誘導手段と、長さ方向に貫通路を有し、面記補助循環用
カニユーレのメインルーメン後端部に組み込んで使用さ
れるカニ。−レ誘導手段挿入部を備λた逆流防止手段と
から構成されることを特徴とする補助循環用カニユーレ
装着補助具である。
以下、図面を使用し7て本発明の詳細な説する。
まず、本発明の効果を明確にするために、特願平133
8140号に開示した補助循環装置について、第3図を
使用して説明する。(a)図は補助循環装置の構成、f
b1図は補助循環用カニユーレのA−A’ 断面図を示
す。
8140号に開示した補助循環装置について、第3図を
使用して説明する。(a)図は補助循環装置の構成、f
b1図は補助循環用カニユーレのA−A’ 断面図を示
す。
構成される。また、ザブルーメン(3)には、バルーン
(4)の室内に通しる複数個の開11部が設けられてい
る。
(4)の室内に通しる複数個の開11部が設けられてい
る。
補助循環を行うためにカニコ、−L/(11は、大腿動
脈翰より下行大動脈(24)内に挿入され、その先端は
大動脈弁(22)を通り左心室(23)内に留置される
。
脈翰より下行大動脈(24)内に挿入され、その先端は
大動脈弁(22)を通り左心室(23)内に留置される
。
左心室(23)内の血液はメインルーメン(2)を通−
】て血液ポンプαωにより汲み出され、左心室(23)
の血液拍出に伴う仕事量の大幅な減少が計られる。また
、汲み出された血液は送血管(9)を通り、鎖骨上動脈
(21)、または大腿動脈翰へ送血され、平均大動脈圧
をト昇させて各臓器への血液循環が保たれる。
】て血液ポンプαωにより汲み出され、左心室(23)
の血液拍出に伴う仕事量の大幅な減少が計られる。また
、汲み出された血液は送血管(9)を通り、鎖骨上動脈
(21)、または大腿動脈翰へ送血され、平均大動脈圧
をト昇させて各臓器への血液循環が保たれる。
カニユーレ(1)の外側に設けたバルーン(4)は下行
人動wX(24)内に留置される。そして、心臓の拍動
に同期してサブルーメン(3)を通して、バルーン(4
)の室内に駆動ガスを送排気して、バルーン(4)を拡
張、収縮し、血液拍出時の駆出抵抗の低下と心拡張期圧
の1昇を34る。すなわち、この補助循環装置を用いる
ことにより、容易に左心室−大動脈バイパスとIABP
を実施でき、各々の相乗効果により、強力な補助循環シ
ステムを形成することかてきる。ここで明らかなように
、本装置におけるカニj−レ(11の速やかで正確な装
着は、治療効果を上げるうえて、欠(ことのできない条
件とな−。
人動wX(24)内に留置される。そして、心臓の拍動
に同期してサブルーメン(3)を通して、バルーン(4
)の室内に駆動ガスを送排気して、バルーン(4)を拡
張、収縮し、血液拍出時の駆出抵抗の低下と心拡張期圧
の1昇を34る。すなわち、この補助循環装置を用いる
ことにより、容易に左心室−大動脈バイパスとIABP
を実施でき、各々の相乗効果により、強力な補助循環シ
ステムを形成することかてきる。ここで明らかなように
、本装置におけるカニj−レ(11の速やかで正確な装
着は、治療効果を上げるうえて、欠(ことのできない条
件とな−。
ている。
第1図にカニユーレ(11に、本発明の1実施例となる
装着補助具を組み込んだ時の概略構成図を示す。
装着補助具を組み込んだ時の概略構成図を示す。
逆流防止手段α9はカニユーレ(1)の後端部に組み込
まれる。逆流防止手段α9に設けられたカニユーレ誘導
手段挿入部00からは、カニユーレ誘導手段Oaか貫通
路0力を通り、カニユーレ(1)のメインルーメン(2
)内部に挿入される。カニユーレ誘導手段a印には直径
1〜2.5mm、好ましくは、1.5〜2.Onun、
長さl〜1.511Imの先端ループ状血管造影用カテ
ーテルか好んで使用されるか、これに限定されるもので
はなく、装着作業を実施する術者の好みにより、とのよ
うなものを使用してもよい。また、必要に応して、先端
ループ状血管造影用カテーテル内にガイドワイヤーを挿
入してもよい。
まれる。逆流防止手段α9に設けられたカニユーレ誘導
手段挿入部00からは、カニユーレ誘導手段Oaか貫通
路0力を通り、カニユーレ(1)のメインルーメン(2
)内部に挿入される。カニユーレ誘導手段a印には直径
1〜2.5mm、好ましくは、1.5〜2.Onun、
長さl〜1.511Imの先端ループ状血管造影用カテ
ーテルか好んで使用されるか、これに限定されるもので
はなく、装着作業を実施する術者の好みにより、とのよ
うなものを使用してもよい。また、必要に応して、先端
ループ状血管造影用カテーテル内にガイドワイヤーを挿
入してもよい。
逆流防止手段09はメインルーメン(2)を後端部で閉
塞し、カニユーレ(1)を大使動脈■内に挿入した時、
先端部から逆流する血液がメインルーメン(2)を通り
、体外に流出してしまうのを防止する。カニユーレ誘導
手段挿入部(10は、使用するカニユーレ誘導手段OQ
を通す貫通路07)を有する。貫通路α力は、通常円形
で、使用するカニユーレ誘導手段αeの直径に対して、
0.1〜0.5mme大きな直径を有することが好まし
い。直径の差が、0.lIIm!以下では、カニユーレ
誘導手段α印と貫通路αnの隙間が小さく、カニユーレ
誘導手段α秒を挿入、抜去する際にひっかかりが発生し
て、スムーズな操作を妨げる。逆に、0.5mm以十以
下、カニユーレ誘導手段0εと貫通路0ηとの隙間が太
き(、メインルーメン(2)内に逆流する血液を隙間か
ら漏出させてしまう。
塞し、カニユーレ(1)を大使動脈■内に挿入した時、
先端部から逆流する血液がメインルーメン(2)を通り
、体外に流出してしまうのを防止する。カニユーレ誘導
手段挿入部(10は、使用するカニユーレ誘導手段OQ
を通す貫通路07)を有する。貫通路α力は、通常円形
で、使用するカニユーレ誘導手段αeの直径に対して、
0.1〜0.5mme大きな直径を有することが好まし
い。直径の差が、0.lIIm!以下では、カニユーレ
誘導手段α印と貫通路αnの隙間が小さく、カニユーレ
誘導手段α秒を挿入、抜去する際にひっかかりが発生し
て、スムーズな操作を妨げる。逆に、0.5mm以十以
下、カニユーレ誘導手段0εと貫通路0ηとの隙間が太
き(、メインルーメン(2)内に逆流する血液を隙間か
ら漏出させてしまう。
!通路aηの長さは、その直径により任意に設定される
か、カニユーレ誘導手段0Qの操作性と血液の漏出のし
にくさを考慮すると、20〜40闘か特に好ましい。長
すぎると、カニ、−レ誘導手段OQと貫通路07)の間
のすへりが低下し、カニユーレ誘導手段081の操作性
か悪くなる。また、短ずぎると貫通路0ηとカニユーレ
誘導手段叩の隙間からの血液漏出が多くなり、好ましく
ない。
か、カニユーレ誘導手段0Qの操作性と血液の漏出のし
にくさを考慮すると、20〜40闘か特に好ましい。長
すぎると、カニ、−レ誘導手段OQと貫通路07)の間
のすへりが低下し、カニユーレ誘導手段081の操作性
か悪くなる。また、短ずぎると貫通路0ηとカニユーレ
誘導手段叩の隙間からの血液漏出が多くなり、好ましく
ない。
カニユーレ誘導手段0ゆの操作において、通常は、この
ように、貫通路0ηの直径と長さを調整すれば、操作性
、血液漏出の点て大きな支障はないが、てきる限り血液
漏出を避けたい場合は、貫通路αηに逆流防止弁、逆流
防止手段09に空気抜き口を設けてもよい。逆流防止弁
には現在、いろいろな方法のものが提案されているが、
どれでも使用することがてきる。
ように、貫通路0ηの直径と長さを調整すれば、操作性
、血液漏出の点て大きな支障はないが、てきる限り血液
漏出を避けたい場合は、貫通路αηに逆流防止弁、逆流
防止手段09に空気抜き口を設けてもよい。逆流防止弁
には現在、いろいろな方法のものが提案されているが、
どれでも使用することがてきる。
次に実際の装着手技を解説することにより、本発明の効
果をさらに明確にする。第2図は本発明による装着補助
具を使用して、カニユーレ(11を装着する方法を示す
図である。この図では、大腿動脈翰から挿入する場合を
示しているが、挿入部位は任意に選択することができ、
との部位にも基本的に本手技が適用できる。
果をさらに明確にする。第2図は本発明による装着補助
具を使用して、カニユーレ(11を装着する方法を示す
図である。この図では、大腿動脈翰から挿入する場合を
示しているが、挿入部位は任意に選択することができ、
との部位にも基本的に本手技が適用できる。
まず、カニユーレ+11のメインルーメン(2)内にカ
ニユーレ誘導手段Oaを挿入、設置する。この際、カニ
ユーレ(+1の先端からは、カニユーレ誘導手段0シの
先端がでないようにする。
ニユーレ誘導手段Oaを挿入、設置する。この際、カニ
ユーレ(+1の先端からは、カニユーレ誘導手段0シの
先端がでないようにする。
次に患者の大腿動脈(至)を外科的に露出し、カニユー
レ押入部位に人工血管(26)を縫いつける。カニユー
レmは人工血管(26)により、大腿動脈■内に挿入さ
れる。この際、動脈圧によりメインルーメン(2)内部
に血液が逆流するが、メインルーメン(2)内の空気は
、カニユーレ挿入手段挿入部a61の貫通路面とカニユ
ーレ誘導手段oQの隙間を通り除去される。貫通路0η
の直径と長さか適切であれば、メインルーメン(2)内
の空気のみが除去され、この部分からの血液漏出はほと
んど観察されない。逆流防止弁が貫通路a力に付設され
ている場合は、逆流防止手段a!9に備えられた空気抜
き口を開き、空気を除去すればよい。
レ押入部位に人工血管(26)を縫いつける。カニユー
レmは人工血管(26)により、大腿動脈■内に挿入さ
れる。この際、動脈圧によりメインルーメン(2)内部
に血液が逆流するが、メインルーメン(2)内の空気は
、カニユーレ挿入手段挿入部a61の貫通路面とカニユ
ーレ誘導手段oQの隙間を通り除去される。貫通路0η
の直径と長さか適切であれば、メインルーメン(2)内
の空気のみが除去され、この部分からの血液漏出はほと
んど観察されない。逆流防止弁が貫通路a力に付設され
ている場合は、逆流防止手段a!9に備えられた空気抜
き口を開き、空気を除去すればよい。
X線透視下に、カニユーレ(1)の先端か大動脈弓(2
5)の入口に到達するのを確だしまたら、カニ、−し誘
導手段OFQを前進させ、カニユーレ(1)の先端から
大動脈弓(25)へ進ませる。先端ループAすのカニユ
ーレ誘導手段0印は大動脈壁に沿−)で、容易に大動脈
弁(22)に到達する。ここで、カニヨー1ノ誘導手段
0印をさらに押し込むと、その先端は左心室(23)内
に到達する。
5)の入口に到達するのを確だしまたら、カニ、−し誘
導手段OFQを前進させ、カニユーレ(1)の先端から
大動脈弓(25)へ進ませる。先端ループAすのカニユ
ーレ誘導手段0印は大動脈壁に沿−)で、容易に大動脈
弁(22)に到達する。ここで、カニヨー1ノ誘導手段
0印をさらに押し込むと、その先端は左心室(23)内
に到達する。
X線宅二ターでカニユーレ誘導手段agの先端ループが
左心室内に入ったことを確認したら、カニユーレ誘導手
段08に沿って、カニユーレ(11を前進させる。カニ
ユーレ(1)の先端が左心室(23)に到達したら、カ
ニユーレ導入手段Ogを抜去、さらに、逆流防止手段a
9を取り外し、メインルーメン(2)の後端を血液ポン
プ(I[11に接続して、装着が完了する。
左心室内に入ったことを確認したら、カニユーレ誘導手
段08に沿って、カニユーレ(11を前進させる。カニ
ユーレ(1)の先端が左心室(23)に到達したら、カ
ニユーレ導入手段Ogを抜去、さらに、逆流防止手段a
9を取り外し、メインルーメン(2)の後端を血液ポン
プ(I[11に接続して、装着が完了する。
このように、本発明による装着補助具を使用することに
より、容易、安全、かつ短時間で補助循環用カニユーレ
を装着することかできる。また、本方法はセルデインガ
ー法による、経皮的な挿入法にも適用可能であり、この
場合は、装着時間の一層の短縮が可能となる。
より、容易、安全、かつ短時間で補助循環用カニユーレ
を装着することかできる。また、本方法はセルデインガ
ー法による、経皮的な挿入法にも適用可能であり、この
場合は、装着時間の一層の短縮が可能となる。
以上から明らかなように、本発明による補助循環用カニ
ユーレ装着補助具は、補助語環装Eて使用されるカニユ
ーレを安全、正確、迅速、かつ容易に装着することが可
能で、特に、強力な補助循環を緊急に必要とする場合に
、きわめて有効なものである。
ユーレ装着補助具は、補助語環装Eて使用されるカニユ
ーレを安全、正確、迅速、かつ容易に装着することが可
能で、特に、強力な補助循環を緊急に必要とする場合に
、きわめて有効なものである。
第1図は本発明による挿入補助具を補助循環用カニユー
レに組み込んだ時の状態を示す図、第2図は本発明によ
る挿入補助具を使用して、カニユーレを装着する方法を
説明するための図である。 また、第3図は特願平13381.40号に開示した補
助循環装置の一使用例を説明するための図て、(a+は
装置の構成、(1))はカニユーレのA−A ’断面図
を示す。 特許出願人 住友ベークライト株式会ン1第1図 第2図 加太腿動脈
レに組み込んだ時の状態を示す図、第2図は本発明によ
る挿入補助具を使用して、カニユーレを装着する方法を
説明するための図である。 また、第3図は特願平13381.40号に開示した補
助循環装置の一使用例を説明するための図て、(a+は
装置の構成、(1))はカニユーレのA−A ’断面図
を示す。 特許出願人 住友ベークライト株式会ン1第1図 第2図 加太腿動脈
Claims (1)
- (1)長さ方向に貫通し、血液の通路となるメインルー
メンと気体の通路となるサブルーメンとを有する可撓性
チューブの前方部に伸縮自在のバルーンを付設し、サブ
ルーメンの先端は封止するとともにバルーン内の位置に
開口を設けた補助循環用カニューレを、生体管腔内に導
入するための補助具であって、前記補助循環用カニュー
レのメインルーメンに挿通して該カニューレを誘導する
ための、先端がループ状に形成されたカニューレ誘導手
段と、長さ方向に貫通路を有し、前記補助循環用カニュ
ーレのメインルーメン後端部に組み込んで使用されるカ
ニューレ誘導手段挿入部を備えた逆流防止手段とから構
成されることを特徴とする補助循環用カニューレ装着補
助具。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2329555A JPH04200474A (ja) | 1990-11-30 | 1990-11-30 | 補助循環用カニューレ装着補助具 |
US07/998,768 US5308319A (en) | 1989-12-28 | 1992-12-30 | Cardio assist system and insertion device therefor |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2329555A JPH04200474A (ja) | 1990-11-30 | 1990-11-30 | 補助循環用カニューレ装着補助具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04200474A true JPH04200474A (ja) | 1992-07-21 |
Family
ID=18222669
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2329555A Pending JPH04200474A (ja) | 1989-12-28 | 1990-11-30 | 補助循環用カニューレ装着補助具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04200474A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004526468A (ja) * | 2000-09-13 | 2004-09-02 | カーディアック アシスト テクノロジーズ,インコーポレイテッド | 非開胸的に血流を支援する方法及びシステム |
-
1990
- 1990-11-30 JP JP2329555A patent/JPH04200474A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004526468A (ja) * | 2000-09-13 | 2004-09-02 | カーディアック アシスト テクノロジーズ,インコーポレイテッド | 非開胸的に血流を支援する方法及びシステム |
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