JPH04200380A - レーザ加工方法及び装置 - Google Patents
レーザ加工方法及び装置Info
- Publication number
- JPH04200380A JPH04200380A JP2328974A JP32897490A JPH04200380A JP H04200380 A JPH04200380 A JP H04200380A JP 2328974 A JP2328974 A JP 2328974A JP 32897490 A JP32897490 A JP 32897490A JP H04200380 A JPH04200380 A JP H04200380A
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- JP
- Japan
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- laser beam
- sample
- lens
- laser light
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- Pending
Links
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- 230000003287 optical effect Effects 0.000 claims description 11
- 238000003672 processing method Methods 0.000 claims description 6
- 239000006059 cover glass Substances 0.000 abstract description 8
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- 238000005406 washing Methods 0.000 description 3
- 239000011521 glass Substances 0.000 description 2
- 241000894006 Bacteria Species 0.000 description 1
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Landscapes
- Apparatus Associated With Microorganisms And Enzymes (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明はレーザ加工方法と装置に係り、特に生細胞等を
対象に穿孔してこれに遺伝子等を移入したり、あるいは
生細胞等の切断加工を行うレーザ加工方法と装置に関す
るものである。
対象に穿孔してこれに遺伝子等を移入したり、あるいは
生細胞等の切断加工を行うレーザ加工方法と装置に関す
るものである。
従来の装置は特公昭62−7837号に記載のように試
料ステージを移動しなからレーザ光を照射するシャッタ
を開放し、試料に連続的にレーザ光を照射するいわゆる
スキャニングモードの場合、試料ステージはX−Yステ
ージを対象に記載されており、レーザ光の照射領域は矩
形状であった。
料ステージを移動しなからレーザ光を照射するシャッタ
を開放し、試料に連続的にレーザ光を照射するいわゆる
スキャニングモードの場合、試料ステージはX−Yステ
ージを対象に記載されており、レーザ光の照射領域は矩
形状であった。
上記従来技術はレーザ光の照射領域を円形にする配慮が
されていなかった。以下の点について第3図および第4
図を用いて詳細な説明を行う。
されていなかった。以下の点について第3図および第4
図を用いて詳細な説明を行う。
第3図はX−Yステージ1上に載せられたレーザ光照射
用容器2とレーザ光7の関係を示したもので、レーザ光
照射用容n2は例えば、ガラス容器2の底に円形の穴を
開け、この部分にカバーグラス3を接着した構造である
。カバーグラス3を用いる理由はレーザ光を絞り込む対
物レンズ4の作動距離が短いためである。試料の細胞5
は培養液6に浸った状態でカバーグラス3の内面に固定
されており、絞り込まれたレーザ光7はこの細胞に照射
される。
用容器2とレーザ光7の関係を示したもので、レーザ光
照射用容n2は例えば、ガラス容器2の底に円形の穴を
開け、この部分にカバーグラス3を接着した構造である
。カバーグラス3を用いる理由はレーザ光を絞り込む対
物レンズ4の作動距離が短いためである。試料の細胞5
は培養液6に浸った状態でカバーグラス3の内面に固定
されており、絞り込まれたレーザ光7はこの細胞に照射
される。
第4図はaU#i2のスキャニングモードで処理する場
合のレーザ光の照射点を示した図で、第4図(1)より
明らかなように試料ステージがX−Yステージであるた
めレーザ光7は生細胞等がない斜線の領域も照射される
。これは単にレーザ光7の照射4間が長(なるという問
題のほか、接雪面がレーザ光で損傷をうけ隙間ができ、
レーザ光照射用容器2を使用後に洗滲する際に用いる殺
菌作用のある洗浄液がたまりやす曵なる。そのため、洗
浄後に再度、容器を使用する際、細胞の生育が残った微
量の洗浄液により悪くなるという欠点があった。
合のレーザ光の照射点を示した図で、第4図(1)より
明らかなように試料ステージがX−Yステージであるた
めレーザ光7は生細胞等がない斜線の領域も照射される
。これは単にレーザ光7の照射4間が長(なるという問
題のほか、接雪面がレーザ光で損傷をうけ隙間ができ、
レーザ光照射用容器2を使用後に洗滲する際に用いる殺
菌作用のある洗浄液がたまりやす曵なる。そのため、洗
浄後に再度、容器を使用する際、細胞の生育が残った微
量の洗浄液により悪くなるという欠点があった。
−これらの欠点を解決するにはレーザ光の照射領域を第
4図(b)のように円に内接する正方形にすればよいが
それたけ細胞の処理数が減少する。すなわち、第4図(
b)の正方形と円の面積比は1:1.6となる。
4図(b)のように円に内接する正方形にすればよいが
それたけ細胞の処理数が減少する。すなわち、第4図(
b)の正方形と円の面積比は1:1.6となる。
一方、カラス$器の穴を円形から矩形にすることも考え
られるが、矩形の穴明は加工は円形よりも難しいため加
工費の増加を招き実用化が困難であった。
られるが、矩形の穴明は加工は円形よりも難しいため加
工費の増加を招き実用化が困難であった。
以上述べたように従来技術には細胞のある領域が円形で
あるのに対し、レーザ光の照射領域が矩形であるという
矛盾点があり、レーザ光の照射領域も円形にする必要が
あった。
あるのに対し、レーザ光の照射領域が矩形であるという
矛盾点があり、レーザ光の照射領域も円形にする必要が
あった。
本発明はレーザ光の照射領域を円形にするレーザ加工方
法及び装置を提供することを目的とする。
法及び装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するためには、レーザ光の照射点の軌跡
を渦讐状にする必要があり、そのために、試料ステージ
が対物レンズの光軸な中心に回転し、同時にレーザ光の
照射点が対物レンズの中心よす徐々に偏心していくよう
にしたものである。
を渦讐状にする必要があり、そのために、試料ステージ
が対物レンズの光軸な中心に回転し、同時にレーザ光の
照射点が対物レンズの中心よす徐々に偏心していくよう
にしたものである。
回転ステージ上に載せられた試料はレンズの光軸、ある
いはその近傍を中心に回転する。一方、レンズに入射す
るレーザ光は、ミラーおよびこれに所定の回転角をつけ
るスキャナにより、レンズの光軸に対し連続的あるいは
間欠約1こ偏向されるので、試料面のレーザ光の照射点
は渦巻状かつ照射領域は円形になる。
いはその近傍を中心に回転する。一方、レンズに入射す
るレーザ光は、ミラーおよびこれに所定の回転角をつけ
るスキャナにより、レンズの光軸に対し連続的あるいは
間欠約1こ偏向されるので、試料面のレーザ光の照射点
は渦巻状かつ照射領域は円形になる。
以下、本発明の一実施例を第1図ないし第3図において
説明する。第1図において、8は回転ステージで従来の
X−Yステージlの上に設けられている。
説明する。第1図において、8は回転ステージで従来の
X−Yステージlの上に設けられている。
この回転ステージ8は81のパルスモータと8bのパル
スコントローラおよび回転ステージ8内のウオームギヤ
により8C部のステージが4の対物レンズの光軸な中心
に360度回転する。また、9は2のレーザ光照射用容
器を保持し回転ステージ8に固定するサポートでレーザ
光照射用容器2を載せた後、回転ステージ8の貫通穴に
上部から挿入し、レーザ光照射用容器2を4の動物レン
ブ近傍に設けることができる。
スコントローラおよび回転ステージ8内のウオームギヤ
により8C部のステージが4の対物レンズの光軸な中心
に360度回転する。また、9は2のレーザ光照射用容
器を保持し回転ステージ8に固定するサポートでレーザ
光照射用容器2を載せた後、回転ステージ8の貫通穴に
上部から挿入し、レーザ光照射用容器2を4の動物レン
ブ近傍に設けることができる。
レーザ光照射用容n2は対物レンズ4の小さな作動距離
を考慮して小形のガラス製シャーレの底面に円穴の穴を
開番す、カバーグラス3を接着したもので、該カバーグ
ラス3の内面に試料である生細胞等が培養液等に浸った
状態で固定されている。
を考慮して小形のガラス製シャーレの底面に円穴の穴を
開番す、カバーグラス3を接着したもので、該カバーグ
ラス3の内面に試料である生細胞等が培養液等に浸った
状態で固定されている。
また、容器のふたと底とは細菌等による汚染防止のため
パラフィルムlOでシールされている。
パラフィルムlOでシールされている。
以上述べた試料に対し、レーザ光は従来技術の特公昭6
2−7827号に記載のようにX j5 @とY方向の
2個のスキャナミラー■およびνで偏向され対物レンズ
4を経由して試料面の任意の位置に照射される。
2−7827号に記載のようにX j5 @とY方向の
2個のスキャナミラー■およびνで偏向され対物レンズ
4を経由して試料面の任意の位置に照射される。
以上の構成要素をもっレーザ加工装置で、最初にレーザ
光を対物レンズの光軸を通るように2個のスキャナミラ
ー11.12を調整しておき、その後、回転ステージ8
を駆動してレーザ光照射用容器2を回転し、同時に2個
のスキャナミラーu、12の−内、1個を徐々に回転す
るとレーザ光の照射点は′!J4図のように渦巻状の軌
跡にすることができる。
光を対物レンズの光軸を通るように2個のスキャナミラ
ー11.12を調整しておき、その後、回転ステージ8
を駆動してレーザ光照射用容器2を回転し、同時に2個
のスキャナミラーu、12の−内、1個を徐々に回転す
るとレーザ光の照射点は′!J4図のように渦巻状の軌
跡にすることができる。
この場合、レーザのパルス繰り返し数(Hz)は一定で
あり、照射点の円周方向のピッチを一定にするには、レ
ーザ光を中心部に照射する時より外周部に照射する時の
方が、回転ステージの回転数を遅くすることが必要であ
る。
あり、照射点の円周方向のピッチを一定にするには、レ
ーザ光を中心部に照射する時より外周部に照射する時の
方が、回転ステージの回転数を遅くすることが必要であ
る。
本実施例によれば、レーザ光の照射領域を、生細胞等の
試料がある領域と同じ円形にすることができる。そのた
め、円形の照射領域に内接する矩形の領域を処理する場
合に比べ、生細胞等の処理数が約60%増加する。
試料がある領域と同じ円形にすることができる。そのた
め、円形の照射領域に内接する矩形の領域を処理する場
合に比べ、生細胞等の処理数が約60%増加する。
本発明によれば、レーザ光の照射領域を、生細胞等の試
料がある領域と同じ円形にすることができる。
料がある領域と同じ円形にすることができる。
第1図は本発明の一実施例のレーザ加工装置で、試料と
対物レンズ近僕の断面図、第2図は本発明で試料にレー
ザ光を照射した場合のレーザ光照射−用容器の生細胞等
がある部分の平面図、第3図は従来技術の試料と対物レ
ンズ近傍の断面図、第4図(a)および第4図(b’)
はレーザ光照射容器の平面図である。 2・・・・・・レーザ光照射用容器、3・・曲カバーグ
ラス、5・・・・・・細胞、7・・・・・・レーザ光、
8・・曲回転ステージ、9・・・・・・サポート、11
.12・・・・・・スキャナミラー 代理人 弁理士 /I)川 勝 男 −クー′ ′A I 図 y−−−b−r−yt、 、、−−−
−ズ’rwj;7−第2図
対物レンズ近僕の断面図、第2図は本発明で試料にレー
ザ光を照射した場合のレーザ光照射−用容器の生細胞等
がある部分の平面図、第3図は従来技術の試料と対物レ
ンズ近傍の断面図、第4図(a)および第4図(b’)
はレーザ光照射容器の平面図である。 2・・・・・・レーザ光照射用容器、3・・曲カバーグ
ラス、5・・・・・・細胞、7・・・・・・レーザ光、
8・・曲回転ステージ、9・・・・・・サポート、11
.12・・・・・・スキャナミラー 代理人 弁理士 /I)川 勝 男 −クー′ ′A I 図 y−−−b−r−yt、 、、−−−
−ズ’rwj;7−第2図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、レンズを用いてレーザ光を集光し、これを生細胞等
の試料を照射して試料を加工するレーザ加工方法におい
て、 試料をレンズの光軸あるいは光軸の近傍を中心に回転さ
せ、同時にレンズに入射するレーザ光をミラーによりレ
ンズの光軸に対し連続的あるいは間欠的に偏向し、試料
面のレーザ光の照射点を渦巻状かつレーザ光の照射領域
を円形にすることを特徴とするレーザ加工方法。 2、レンズを用いてレーザ光を集光し、これを生細胞等
の試料に照射して試料を加工するレーザ加工装置におい
て、 レンズに入射するレーザ光の光路をレンズの光軸に対し
偏向する1個あるいは複数個のミラーと、該ミラーの回
転角を制御するスキャナおよび試料を載せる試料台がレ
ンズの光軸近傍を中心に回転する回転ステージとで構成
したことを特徴とするレーザ加工装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2328974A JPH04200380A (ja) | 1990-11-30 | 1990-11-30 | レーザ加工方法及び装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2328974A JPH04200380A (ja) | 1990-11-30 | 1990-11-30 | レーザ加工方法及び装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04200380A true JPH04200380A (ja) | 1992-07-21 |
Family
ID=18216197
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2328974A Pending JPH04200380A (ja) | 1990-11-30 | 1990-11-30 | レーザ加工方法及び装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04200380A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2017002422A1 (ja) * | 2015-06-29 | 2017-01-05 | 株式会社片岡製作所 | 細胞処理方法、レーザ加工機 |
-
1990
- 1990-11-30 JP JP2328974A patent/JPH04200380A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2017002422A1 (ja) * | 2015-06-29 | 2017-01-05 | 株式会社片岡製作所 | 細胞処理方法、レーザ加工機 |
JP2017012027A (ja) * | 2015-06-29 | 2017-01-19 | 株式会社片岡製作所 | 細胞処理方法、レーザ加工機 |
US11504810B2 (en) | 2015-06-29 | 2022-11-22 | Kataoka Corporation | Cell processing method, laser processing machine |
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