JPH04200322A - 植物栽培用補光装置 - Google Patents

植物栽培用補光装置

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JPH04200322A
JPH04200322A JP32969390A JP32969390A JPH04200322A JP H04200322 A JPH04200322 A JP H04200322A JP 32969390 A JP32969390 A JP 32969390A JP 32969390 A JP32969390 A JP 32969390A JP H04200322 A JPH04200322 A JP H04200322A
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Japan
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ducts
duct
light
gas
plant
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JP32969390A
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Shinji Tazawa
信二 田澤
Yoichi Yabumoto
藪本 陽一
Tsukasa Takahashi
司 高橋
Hironari Kawate
川手 宏也
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Iwasaki Denki KK
Tokyo Electric Power Co Holdings Inc
Original Assignee
Tokyo Electric Power Co Inc
Iwasaki Denki KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は植物栽培用補光装置に関する。
[従来の技術] 従来より温室乃至ビニール八ウス等のへウス内て栽培さ
れるカーネーション、キク、シャコバサボテン等の花類
では、ハウス内上方に設置した人工照明により補光して
日長制御し開花を制御することか行われている。
また、へウス内外で栽培される桜桃、ブドウ、ナシ、イ
チジク等の果樹についても、果樹の下方にある果実の発
色や、果樹の上方にある果実てもその下側の発色を促進
するため、投光器等で果樹の下方から光を照射して補光
することが行われている。
[発明が解決しようとする課題] しかし、多数の果樹を投光器を使用して補光する場合、
投光器ては広範囲の必要な箇所に均一に照射することが
できないため消費電力の割りに照射効率がよくない。ま
た多数の果樹に光を十分に行き渡らせるためには多数の
投光器を必要とし設備費やランニングコストがかなりか
かる。そのため必要な数の投光器が設置されず、したが
って果樹の下方からの補光は十分行われていなかった。
また投光器を設置するためには地表等に固定台を設置し
配線する必要かあるか、そのために−旦投光器を配置す
ると投光器の場所を簡単に移動てきす、また固定された
投光器か作業の邪魔になるという欠点かある。
本発明は、照射効率よく植物体の下方から補光すること
かてきる植物栽培用補光装置を提供することを目的とし
ている。
[課題を解決する為の手段] この目的を達成させるために、この発明の植物栽培用補
光装置は、透光性を有する可撓性材料からなり下面が光
を反射する反射面となっている筒状のダクトと、このダ
クトを膨らませ筒状態に維持する気体をダクトに供給す
る気体供給装置と、ダクトの端部に設けられ膨らんだダ
クト内の長手方向に光を照射する光源部とを具備するよ
うに構成した。
また、ダクトに気体の吹き出し用孔を設けるようにして
もよい。
さらにダクトに供給される気体が、植物体の成育に適し
た気体であってもよい。
植物体の成育に適した気体としては、例えば植物体の光
合成を促進する炭酸ガスや、ハウス内の温度を季節や一
日の温度変化等に応じて植物体の成育に適した温度に制
御するための温風あるいは冷風等かある。
[作用] 温室乃至ビニールハウス等のハウス内またはハウス外て
栽培されている植物体の下方にタクトを配置し、気体供
給装置から圧気を送るとダクトか筒状に膨らみ、この状
態でダクトの端部の光源部からダクト内の長手方向に光
を照射すると光はダクト内を散乱しながら進み、ダクト
の下部の反射面により反射された光か上部より放射され
植物体を下方から照射する。
タクトに気体の吹き出し用孔を設けると、ダクトの過膨
張が防止されるとともに、気体として植物体の成育に適
した気体を使用した場合にその放出口となる。
[実施例コ 第1図ないし第3図において、2本のタクト1が配置さ
れ、ダクトは円筒状をした透光性の耐熱性ビニールから
なり、大きさは例えば直径が50〜60cmて長さは1
0mである。ダクト下部の内壁にはアルミ蒸着により反
射面2か形成されている。アルミ蒸着はダクトの外壁側
に施してもよい。ダクトの上部には多数の吹出し孔3が
形成され、この吹出し孔はダクトの下部に、または上部
と下部の両方に設けてもよい。
ダクト1の両端には光源部4が配置され、光源部にはラ
ンプを有した照射器4aがダクト内の長手方向を照射す
るようにそれぞれ配置されている。ランプの種類はメタ
ルハライドランプや高圧ナトリウムランプや水銀ランプ
等を使用でき、例えば上記の大きさのダクトの場合、4
00Wのメタルパライトランプを各光源部に使用してい
る。
ダクト1には接続ダクト5を介して気体供給装置6から
ダクトを膨らませる気体、例えば空気か圧送される。ま
た植物体の成育に適した気体、例えば、空気や炭酸ガス
等の常温風あるいは冷風または温風を使用してもよい。
気体供給装置としては例えば送風機、ボイラー付き送風
機、ヒートポンプ、炭酸ガス発生器等およびこれ等の組
合せかある。
気体としてどのようなものを使用するか、即ち常温の空
気か常温の炭酸ガスか、あるいはこれらの冷風か温風か
、またその温度はどうか等は、タクトが設置されるのが
ハウス内かハウス外か、栽培されている植物体の種類、
成育状況等を考慮して決められる。勿論、季節や、天候
、朝昼夜など一日の時間帯によっても責なり、栽培され
ている植物体の成育に最もよい条件となるように決めら
れる。また光源部の温度等も考慮する必要がある。
気体供給装置6から気体をダクト1に供給すると、ダク
トは膨らみ気体は吹出し孔3から放出されダクトの過膨
張が防止される。この状態で光源部4の照射器4aのラ
ンプが点灯されると、ランプの光はダクト1内を散乱し
ながら直進し、ダクトの下部内面に設けられた反射面2
によって反射された光は透光性の上部から放射され植物
体の下′方を照射する。
一方、ランプを消灯し気体の供給を止めるとタクト1は
第4図のようにしぼみ平らになる。このような状態ては
ダクト1は、太陽光を植物体の下方に反射する反射面を
有し且つ地表からの水分の蒸発を防ぐ遮湿材として役立
つ。
第5図にダクト1か温室乃至ビニールハウス等のハウス
内に設置された場合を示す。ダクト1(ここては3本の
ダクトか使用されている)は、ハウス7内の果樹8間の
地表に設置され、気体供給装置6もハウス内に設置され
ている。太陽光はハウスの上方ないし側方からハウス内
に入る。
ダクトを膨らませる気体としては、植物体の成育に適し
た気体が使用されている。その使用態様は例えば夏期の
晴天日てあれば朝8時から100時頃で常温の炭酸ガス
が供給され、その後3時頃まで空気の冷風、さらに夜の
7時頃まで常温の空気が供給される。また冬期の晴天日
であれば朝8時から122時頃て炭酸ガスの温風か供給
され、その後夜の100時頃て空気の温風か供給される
ランプを消灯し気体の供給を止めるとダクト1はしぼみ
平らになる。このような状態ではタクト1は、上方ない
し側方からハウス内に入る太陽光を果樹の下方に反射す
る反射面を有し且つ地表からの水分の蒸発を防く遮湿材
として役立つ。またダクト1が平らなので脚立を持って
のハウス内の作業の邪魔にならす作業かし易くなる。
さらにダクト1がしぼんだ状態ではダクト1を折り畳ん
だりすることが容易でタクトの移動か簡単にできる。こ
の場合、ダクト1と光源部4とを着脱可能にしておけば
ダクトの移動はさらに簡単になる。ダクトを移動する場
合、気体供給装置6も一緒に移動するか、あるいは気体
供給装置は移動せずに接続ダクト5を延長してもよい。
また、気体供給装置6はダクト1を膨らますたけに使用
し、ハウス内に別途、植物体の成育に適した気体を供給
する装置を設置してもよい。
植物体の成育に適した気体を使用しない場合や、気体供
給装置6等に供給気体の圧力調整機構等かある場合には
、ダクト1の吹出し孔3は必すしも必要ない。
さらにダクト1の設置場所は地表に限らず、植物体の大
きさ等に応じて、地表より高い箇所、あるいは地表とそ
れより高い箇所の複数段に配置してもよい。
ダクト1は、第6図のように四角形に配置してもよくそ
の配置の仕方は自由であり、またタクトの大きさも植物
体の大きさ等に合わせて決められる。
なお、本発明装置は果樹に限らずノ1ウス内外で栽培さ
れる野菜や花類等の植物体にも使用できる。
[発明の効果] 本発明の植物栽培用補光装置では、光源部はダクトの端
部に設置されているだけなのて、少ない光源部で植物体
を下方から照射できエネルギーを有効に利用てきる。
また植物体の下方から十分補光することにより、葉の裏
面や果実の下側ての光合成か促進され、植物体の成育お
よび果実の着色かよくなる。
殊にタクトを膨らませる気体として、植物体の成育に適
した気体を使用するとその効果はさらに大きくなる。
タクトは地表に直接置くこともてきるので、この場合に
はダクトの設置作業か簡単である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の植物栽培用補光装置の一実施例を示す
図、第2図はダクトの正面図、第3図はダクトの断面図
、第4図はしぼんだ状態のタクトを示す図、第5図はハ
ウス内に本発明の補光装置を設置した状態を示す図、第
6図はダクトの別の配置の仕方を示す図である。 1・・ダクト、2・・反射面、3・・吹出し孔、4・・
光源部、6・・気体供給装置。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、透光性を有する可撓性材料からなり下面が光を反射
    する反射面となつている筒状のダクトと、このダクトを
    膨らませ筒状態に維持する気体をダクトに供給する気体
    供給装置と、ダクトの端部に設けられ膨らんだダクト内
    の長手方向に光を照射する光源部とを具備することを特
    徴とする植物栽培用補光装置。 2、ダクトに気体の吹出し用孔を設けたことを特徴とす
    る請求項1記載の植物栽培用補光装置。 3、ダクトに供給される気体が、植物体の成育に適した
    気体である請求項1または2記載の植物栽培用補光装置
JP32969390A 1990-11-30 1990-11-30 植物栽培用補光装置 Expired - Lifetime JP2886335B2 (ja)

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JP2886335B2 (ja) 1999-04-26

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